JP7142195B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類等の繊維製品の乾燥を行う衣類乾燥機及び洗濯乾燥機に関する。
衣類乾燥機や洗濯乾燥機で衣類を乾燥させる乾燥工程において、衣類から埃及び糸くずなどの異物が発生する。この異物を回収する方法として、一般的に乾燥用空気の循環風路にフィルタが設けられている。
図8は、従来の衣類乾燥機の縦断面図である。図9は、従来の衣類乾燥機に設けられるフィルタの斜視図である。図8に示されるように、衣類を収容して回転駆動される回転ドラム4が外槽3内に設けられている。一般に、この回転ドラム4を回転駆動すると共に、送風ファン12により外槽3内の空気を、除湿部11及び加熱部10を備えた循環風路9を通して循環させることにより、衣類の乾燥が行われる。
ここで、除湿部11、加熱部10は、一例として圧縮機と冷媒回路で接続され、空気調和機を構成する蒸発器、凝縮器である。乾燥工程において、外槽3内の空気は、送風ファン12により循環風路9に導入され、蒸発器及び凝縮器を順次に通して熱交換される。これにより、蒸発器で除湿後に凝縮器で加熱され、乾いた高温空気となる。この乾いた高温の乾燥用空気が外槽3内に送風され、回転ドラム4内の衣類と接触することを繰り返し、衣類は効率よく乾燥させられる。
この乾燥工程において、回転ドラム4内の衣類から発生した異物が、循環風路9を循環する乾燥用空気に混入する。この異物は、蒸発器や凝縮器を目詰まりさせたり、送風ファン12の軸受部に噛み込んだり、送風ファン12の内部に堆積したりして、衣類乾燥機が機能不全を起こす可能性がある。
この不具合の発生を防止するため、異物を捕集するフィルタ15が循環風路9の途中に設けられる。そして、図9に示されるフィルタ15内のメッシュ15aにより乾燥用空気に混入した異物が捕集される。このフィルタ15は、循環風路9に設けられる送風ファン12、除湿部11、加熱部10より上流側に設けられる。この構成によって、発生した糸くずなどを回収することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、円筒状のフィルタの内周部にメッシュ部を設け、フィルタ内で乾燥用空気を螺旋流にして通過させ、フィルタの目詰まりを抑える構成のフィルタを備えた衣類乾燥機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009-28564号公報 特開2011-98021号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、従来のフィルタは、乾燥用空気が循環風路内を流れる方向に対して、垂直もしくは鈍角にメッシュ部が設けられるのが一般的であり、糸くずや異物による目詰まりが比較的短時間で発生しやすい。また、その対策として特許文献2に開示されるような構成が提案されているが、メッシュ部に異物が堆積
する可能性があり、十分にその効果が得られるものでない。
そのため、従来の衣類乾燥機及び洗濯乾燥機は、長期にわたって使用する中でフィルタの掃除を怠ると、メッシュ部に糸くずなどが堆積して目詰まりを発生する。そして、メッシュ部を通過する乾燥用空気の通過抵抗が増加する。このようになると、乾燥用空気の風量が低下して乾燥時間が長くなったり、乾燥不良を起こしたりするという課題を有している。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、筐体と、前記筐体の内部に設けられ衣類等を収容して回転駆動される回転ドラムと、衣類の乾燥時に送風装置により前記回転ドラム内の乾燥用空気が循環される循環風路と、前記循環風路の途中に設けられ異物を捕集するフィルタ部とを備え、前記フィルタ部は、空気導入部と、フィルタケースと、メッシュ部と、集塵部と、を含み、前記空気導入部は、乾燥用空気の流れにおいて上流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流入口を有し、前記フィルタケースは、前記空気導入部に連通する前記メッシュ部を包含するとともに、下流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流出口を有し、前記メッシュ部は、上流側開口部の内径が下流側開口部の内径より大きい略円錐台形状の筒状に形成され、筒状の円錐面に複数の微細孔のメッシュを有し、前記フィルタケースの内部で前記空気導入部から流入する乾燥用空気が内側から外側へ通過するように設けられ、前記集塵部は、中空の有底円柱形状に形成され、一方の底面に集塵開口部を有して前記メッシュ部の前記下流側開口部が連通するように接続され、前記底面の内径が前記集塵開口部の内径より大きく形成される衣類乾燥機であって、前記空気導入部は、前記メッシュ部の上流側開口部と対向する壁面に乾燥用空気の流路を広げる拡大部を備え、前記拡大部は、フィルタ部流入口と反対側の壁面が外側に広がるように傾斜させて形成されることを特徴とする。この構成によれば、循環風路での風量の低下を抑制することによって、初期からの高い乾燥効率の低下を抑制し、乾燥時間が長くなったり乾燥不良を起こしたりすることを抑制できる。
本発明の衣類乾燥機は、フィルタ部内のメッシュ部に糸くずなどの異物が付着することによる目詰まりの発生を抑制して乾燥用空気の風量の低下を抑制できるので、衣類の乾燥効率の低下を抑制できる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の側面断面図 本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の斜視図 本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の分解斜視図 図2のH-H平面断面斜視図 図2のH-H平面断面図 本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の正面図 (a)本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部内の乾燥用空気の流れを説明する図6におけるI-I断面図(b)実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部内の乾燥用空気の流れを比較するための説明図 従来の衣類乾燥機の縦断面図 従来の衣類乾燥機のフィルタの斜視図
第1の発明の衣類乾燥機は、筐体と、前記筐体の内部に設けられ衣類等を収容して回転駆動される回転ドラムと、衣類の乾燥時に送風装置により前記回転ドラム内の乾燥用空気が循環される循環風路と、前記循環風路の途中に設けられ異物を捕集するフィルタ部とを備え、前記フィルタ部は、空気導入部と、フィルタケースと、メッシュ部と、集塵部と、を含み、前記空気導入部は、乾燥用空気の流れにおいて上流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流入口を有し、前記フィルタケースは、前記空気導入部に連通する前記メッシュ部を包含するとともに、下流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流出口を有し、前記メッシュ部は、上流側開口部の内径が下流側開口部の内径より大きい略円錐台形状の筒状に形成され、筒状の円錐面に複数の微細孔のメッシュを有し、前記フィルタケースの内部で前記空気導入部から流入する乾燥用空気が内側から外側へ通過するように設けられ、前記集塵部は、中空の有底円柱形状に形成され、一方の底面に集塵開口部を有して前記メッシュ部の前記下流側開口部が連通するように接続され、前記底面の内径が前記集塵開口部の内径より大きく形成される衣類乾燥機であって、前記空気導入部は、前記メッシュ部の上流側開口部と対向する壁面に乾燥用空気の流路を広げる拡大部を備え、前記拡大部は、フィルタ部流入口と反対側の壁面が外側に広がるように傾斜させて形成されることを特徴とする。
この構成によって、回転ドラムから流れてきた乾燥用空気がフィルタ部の空気導入部で旋回流となる。そして、中空円錐台形状のメッシュ部の内側では、乾燥用空気が微細孔を内側から外側へ通過するとともに、旋回する乾燥用空気の主流が中空円錐台形状のメッシ
ュ部の内周面に沿って流速を低下させずに旋回流として流れる。この流れにより、メッシュ部の内周面に異物が付着しにくくなり、目詰りの発生を抑制することができる。また、旋回流が異物とともに集塵部に流れ込む。これにより、異物が集塵部内で旋回された状態となり、遠心力が作用することにより効率よく捕捉できる。さらに、空気導入部の拡大部により、メッシュ部内の旋回流の方向をメッシュ部の中心軸方向に対して、より垂直方向にして集塵部からメッシュ部へ逆流する流れを抑制することができ、異物がメッシュ部に戻って付着することをさらに抑制できる。
さらに、集塵部の内径が、中空略円錐台形状のメッシュ部の下流側開口部の内径より大きく構成される。これにより、遠心力により集塵部の内周空間を旋回する異物は、乾燥用空気とともにメッシュ部側に戻ることを抑制でき、メッシュ部を詰まらせることを抑制できる。これらの作用により、衣類乾燥機は、循環する乾燥用空気の風量の低下を抑制して乾燥効率の低下を抑制できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記集塵部は、前記接続開口部に前記集塵部の内側空間へ突出する環状リブを備える。これにより、集塵部の内周空間を旋回する異物が、メッシュ部側に戻ることをさらに抑制でき、メッシュ部を詰まらせることをさらに抑制できる。
以下、本発明の実施の形態について、衣類乾燥機能を備えたドラム式洗濯乾燥機を一例として、図面を参照しながら説明する。従来例と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の側面断面図である。図2は、同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の斜視図である。図3は、同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の分解斜視図である。図4は、図2のH-H平面断面斜視図である。図5は、図2のH-H平面断面図である。
図1に示されるように、筐体1の内部には、サスペンション装置2によって外槽3が支持される。外槽3内に有底円筒形に形成される回転ドラム4がその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設される。外槽3の正面側には回転ドラム4の開口端に通じる衣類出入口5が形成される。扉6が、筐体1の正面側に形成される開口部を開閉可能に設けられる。使用者は、扉6を開閉することにより、衣類出入口5を通じて回転
ドラム4内に対して衣類を出し入れすることができる。
回転ドラム4には、その円筒面に外槽3内に通じる多数の透孔(図示せず)が形成される。また、円筒内周面の複数位置に撹拌突起7が設けられる。この回転ドラム4は、外槽3の背面側に取り付けられるモータ8によって正転方向及び逆転方向に回転駆動される。また、外槽3には、図示しない給水経路及び排水経路が接続される。これらには、それぞれ給水弁及び排水弁が配設され、これらが制御されることによって、外槽3内への給水及び外槽3外への排水が行われる。
回転ドラム4内に収容された衣類の乾燥を行うため、循環風路9が形成される。この循環風路9の途中には、加熱部である放熱器10と、除湿部である吸熱器11と、送風装置である送風ファン12と、が配設される。送風ファン12が駆動されることにより、外槽3内の乾燥用空気は、循環風路9を通じて循環され、吸熱器11で除湿された後、放熱器10で加熱され、再び外槽3及び回転ドラム4内に送風される。
ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機(図示せず)と、圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器10と、高圧の冷媒の圧力を減圧して冷媒の圧力差を維持する絞り機構(図示せず)と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器11と、これらを冷媒が循環するように接続する管路とからなる。
乾燥される衣類から埃及び糸くずなどの異物が発生し、循環する乾燥用空気に含まれる。乾燥用空気に含まれる異物を捕集するフィルタ部16が、循環風路9に設けられる。フィルタ部16は、放熱器10、吸熱器11及び送風ファン12のいずれよりも乾燥用空気の流れの上流側で、外槽3と吸熱器11との間に配設される。フィルタ部16はメッシュ部17を備える。フィルタ部16の詳細構成については後述する。
以上のように構成されたドラム式洗濯乾燥機について、その動作及び作用を説明する。
使用者が、扉6を開いて回転ドラム4内に衣類及び洗剤を投入してドラム式洗濯乾燥機の運転を開始すると、まず、洗い工程が実施される。外槽3内には給水経路から所定量の水が供給される。そして、モータ8により回転ドラム4が回転駆動される。回転ドラム4の回転により、回転ドラム4内に収容された衣類は、回転ドラム4の内周壁に設けられた撹拌突起7によって回転方向に持ち上げられ、適当な高さ位置から落下する撹拌動作が繰り返される。これにより、衣類は叩き洗いの作用で洗濯が行われる。
所定の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水経路から排出される。そして、回転ドラム4を高速回転させる脱水動作により、衣類に含まれる洗濯液が脱水される。その後、すすぎ工程が実施され、外槽3内に給水経路から給水される。すすぎ工程において、洗い工程と同様に、回転ドラム4内に収容された衣類に対して撹拌動作が繰り返されてすすぎ洗いが行われる。そして、再び回転ドラム4を高速回転させる脱水動作により、衣類に含まれる水分が脱水される。
すすぎ工程が終了すると、乾燥工程が実施される。乾燥工程では、回転ドラム4が低速で回転されるとともに、送風ファン12の駆動によって循環風路9から回転ドラム4内にヒートポンプ装置によって乾燥された高温の乾燥用空気が送り込まれる。すなわち、乾燥用空気は、図1において破線矢印Wで示されるような循環を繰り返す。これによって、回転ドラム4内に収容される衣類の乾燥が行われる。
具体的には、放熱器10により加熱された乾燥用空気は、送風ファン12により送風口13から衣類が収容される回転ドラム4内に送風される。そして、乾燥用空気は、衣類の
水分を奪って湿った状態で排気口14から流出する。排気口14から流出する湿った状態の乾燥用空気は、吸熱器11で冷却されるとともに除湿される。そして、放熱器10で加熱され、高温の乾いた空気となって、送風ファン12により再び回転ドラム4内へ送風される。
乾燥工程では、上述するように、衣類などから発生する埃及び糸くずなどが発生し、これらの異物が循環風路9を循環する乾燥用空気に混じって循環する。これらの異物は、フィルタ部16により捕捉される。フィルタ部16は、放熱器10などより風上側で、外槽3の排気口14と吸熱器11との間に配設される。このため、異物が吸熱器11の手前で捕捉され、吸熱器11、放熱器10及び送風ファン12に付着することが抑制される。これにより、吸熱器11、放熱器10及び送風ファン12は、それぞれの機能を維持することができる。
しかし、背景技術に記述したように、図9に示されるような従来のフィルタ15の構成では、メッシュ15aで捕捉された異物が堆積して目詰まりが発生し、乾燥用空気がフィルタ15を通過する抵抗が徐々に増加する。これにより、乾燥用空気の風量が減少して乾燥時間が長くなったり、乾燥不良を起こしたりする。このため、使用者は、頻繁にフィルタ15を掃除してメッシュ15aの目詰まりを解消する必要がある。
本実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機は、後述するフィルタ部16の構成により、フィルタ部16に設けられるメッシュ部17への異物の付着による目詰まりの発生を抑制できる。これにより、乾燥用空気の風量の低下を抑え、乾燥効率の低下を抑制できる。
以下に、本実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部16の構成を説明する。図2及び図3に示されるように、フィルタ部16は、フィルタケース16aと、蓋部16bと、フィルタケース16a内に配設されるメッシュ部17と、空気導入部18と、集塵部20とを含む。フィルタ部16は、蓋部16bだけが筐体1の一部として上面に露出する。そして、図3に示されるように、蓋部16bとメッシュ部17と集塵部20とは一体に構成され、フィルタケース16aから着脱可能に配設される。使用者は、蓋部16bを持ってメッシュ部17及び集塵部20を筐体1から引き抜くことにより、溜まった異物を廃棄することができる。
空気導入部18は、フィルタ部流入口19aを有する。フィルタ部流入口19aは、乾燥用空気の流れにおいて上流側となる排気口14からの循環風路9に接続される。フィルタケース16aは、略円筒状に形成され、異物を濾し取るメッシュ部17を包含するとともに、フィルタ部流出口19bを有する。フィルタ部流出口19bは、下流側の循環風路9に接続される。
フィルタ部16について、さらに詳細に説明する。図4に示されるように、フィルタケース16aは、略円筒状の中心線Aを循環風路9及びフィルタ部流入口19aの中心線Bにほぼ直交させて設けられる。メッシュ部17及び集塵部20は、それぞれの中心線がフィルタケース16aの中心線Aとほぼ一致するように収納される。そして、集塵部20は、メッシュ部17の内側を介して空気導入部18に連通するように配設される。なお、集塵部20は、メッシュ部17と別体で構成されてもよいし、メッシュ部17と一体で構成されてもよい。
メッシュ部17は、中空円錐台形状の筒状にフレーム17cで形成される。筒状の円錐面に複数の微細孔を有するメッシュが設けられる。そして、円錐台形状の径が大きい下底面、及び、径が小さい上底面はいずれも開放される。上流側で空気導入部18に連通する下底面は、上流側開口部17a(内径D1)として規定される。対向する上底面は、下流
側開口部17b(内径D2)として規定される。
メッシュ部17の円錐面は、金属製または樹脂製のメッシュで構成される。メッシュ孔の密度は、乾燥空気に含まれる異物を通過させないようにしつつ、空気抵抗が過大にならない程度に、適宜設定される。本実施の形態のドラム式洗濯乾燥機においては、例えば、ステンレスの薄板に50メッシュ~200メッシュの円形のメッシュ孔が形成される。また、金属製であってもステンレスに限られるものではなく、樹脂製であればポリエステルなどのメッシュクロスでもよい。
集塵部20が、メッシュ部17の下流側開口部17bに連通させて設けられる。集塵部20は、中空の有底円筒形状に形成される。一方の底面は、集塵開口部20aを有し、メッシュ部17の下流側開口部17bに接続される。他方の下流側開口部17bに対向する底面は、封止状態である。集塵開口部20aの内径は、下流側開口部17bの内径D2とほぼ等しく設定される。そして、集塵部20の内径D3は、下流側開口部17bおよび集塵開口部20aの内径D2より大きい。このように構成されることにより、集塵部20は、メッシュ部17で濾し取られて流れ込む異物を遠心分離作用により円筒の内周空間で旋回させて捕捉することができる。
また、集塵部20のメッシュ部17と連通する円形の集塵開口部20aに、集塵部20の内方に突出する環状リブ21が設けられてもよい。環状リブ21の内径は、集塵開口部20aと同様に下流側開口部17bの内径D2とほぼ等しく設定される。環状リブ21の内方への長さは、後述するように、集塵部20内に捕捉された異物がメッシュ部17に逆流することを抑制する寸法に設定される。これにより、集塵部20の内周空間を旋回する異物が、メッシュ部17側に戻ることをさらに抑制でき、メッシュ部17を詰まらせることをさらに抑制できる。
空気導入部18は、円筒状に形成され、その中心線が中心線Aとほぼ一致する状態でフィルタケース16aと連続して形成される。空気導入部18の内径は、メッシュ部17の上流側開口部17aの内径D1とほぼ等しく設定される。上流側開口部17aと対向する空気導入部18の壁面22は、中心線Aと直交し、かつ中心線Bと平行に設けられる。
フィルタ部流入口19aは、空気導入部18の下部で円筒状に形成され、中心線Aより下方に位置する。フィルタ部流入口19aの中心線Bは、上面視で中心線Aとは外れた位置でほぼ直交する。すなわち、フィルタ部流入口19aは、メッシュ部17の上流側開口部17aの接線方向に設けられ、空気導入部18の円周接線方向から空気導入部18の下部に連通接続される。
フィルタ部16は、さらに、メッシュ部17のメッシュ孔を通過した乾燥用空気の流れの下流側に、フィルタ部流出口19bを備える。フィルタ部流出口19bは、フィルタケース16aの円周面の径方向に、少なくともメッシュ部17の高さ以上の長さで設けられる。フィルタ部流出口19bは、フィルタ部16より下流側の循環風路9に連通接続される。フィルタ部流出口19bは、乾燥用空気を中心線Aと直交する方向に偏向させ、循環風路9へ導く。メッシュ部17の円錐面は、ほぼすべての領域においてメッシュ孔で形成されており、フィルタ部流出口19bに連通するフィルタケース16aの空間に向かって広く開放される。これにより、乾燥用空気は、メッシュ部17の円錐面のメッシュ孔を内側から外側に、より小さな抵抗で通過することができる。
以上のように構成されたフィルタ部の動作及び作用を説明する。
外槽3の排気口14から上流側の循環風路9内を送風される乾燥用空気は、フィルタ部
流入口19aからフィルタ部16に流入する。空気の流れを、図5に示されるように、破線矢印Cで模式的に示す。乾燥用空気は、メッシュ部17の上流側開口部17aの接線方向で空気導入部18の偏った位置から流入する。これによって、乾燥用空気は、空気導入部18の内周面に沿って流れて旋回流になり、中空円錐台形状のメッシュ部17の円錐面の内側に沿うように、破線矢印Cでは2次元で示されるが、螺旋状に流れる。
このとき、乾燥用空気に含まれる異物は、流速の速い円錐面に沿って遠心力を受けながら空気導入部18からメッシュ部17に流れる。そして、乾燥用空気は、メッシュ部17で異物を濾し取られ、図5の破線矢印Dで模式的に示されるように、メッシュ孔からフィルタケース16aの空間に抜け、フィルタ部流出口19bから下流側の循環風路9へ流れる。
ここで、乾燥用空気は、旋回しながらメッシュ部17の上流側からメッシュ孔を通過できるだけの風量がメッシュ部17の外側に流出する。このため、メッシュ部17の下流側(図5において左方向)に流れるにつれ、メッシュ部17内を旋回する風量は減少する。このとき、メッシュ部17が、内径が一定の円筒状であると、下流側に行くにしたがって風量が減少して旋回する流速は遅くなり、メッシュ部17の内周面に糸くずなどの異物が付着しやすくなる。
しかしながら、本実施の形態の構成では、メッシュ部17は、下流側ほど内径が小さくなるよう中空円錐台形状に形成されている。これにより、メッシュ部17の下流側に行くにしたがって風量が減少しても旋回流の流速が遅くなるのを防ぐことができ、メッシュ部17に異物が付着することを抑制できる。
また、異物を含んだ流速の速い乾燥用空気は、メッシュ部17の下流側開口部17bに連通させて設けられる集塵部20に流入し、集塵部20内を旋回する。また、集塵部20で旋回している乾燥用空気は、図5の破線矢印Eで模式的に示されるように、入れ替わるようにメッシュ部17の中心を上流側開口部17aに向かって流れる。このようにして、乾燥用空気は再びメッシュ部17内で旋回流と合流し、メッシュ部17の円周面に沿って流れる。
ここで、集塵部20では、異物は遠心力により集塵部20の内周空間を旋回する。集塵部20の内径D3は、集塵部20の集塵開口部20a及び下流側開口部17bの内径D2より大きい。このため、集塵部20で旋回している糸くずなどがメッシュ部17に逆流したり、メッシュ部17の外周のメッシュに付着したりするのを抑制でき、集塵部20内で捕捉し、集塵できる。
以上のように、本実施の形態におけるフィルタ部16の構成によれば、メッシュ部17への異物の付着を低減して目詰まりの発生を抑制し、循環風路9での風量の低下を抑制できる。これにより、初期からの高い乾燥効率の低下を抑制し、乾燥時間が長くなったり乾燥不良を起こしたりすることを抑制できる。
また、集塵部20の内径D3と下流側開口部17bの内径D2との差は大きいほど良い。これにより、メッシュ部17を中空円錐台形状にすることができ、メッシュ部17を円筒状とした場合より小型化することができ、フィルタ部16の大型化を抑えることができる。また、集塵量を多くできる。
さらに、集塵部20の入口の集塵開口部20aに環状リブ21を設けることで、集塵部20の内周空間を旋回する異物がメッシュ部17に戻ることをより困難にできる。これにより、メッシュ部17を詰まらせることを効果的に抑制でき、循環風路9での風量の低下
をさらに抑制できる。そして、初期からの高い乾燥効率を維持し、乾燥時間が長くなったり乾燥不良を起こしたりすることを抑制できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機について、図を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部の正面図である。図7(a)は、図6におけるI-I断面図であり、同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部内の乾燥用空気の流れを説明する。図7(b)は、実施の形態1で説明した図5の構成であり、比較説明のための参考図である。
上記実施の形態1において説明したフィルタ部16の構成の場合、集塵部20からメッシュ部17へ逆流する流れ(図7(b)において破線矢印Fで模式的に表示)が発生する。このような集塵部20からメッシュ部17へ流れる乾燥用空気には、遠心分離しきれなかった異物が含まれ、メッシュ部17に逆流した異物が付着する可能性がある。特に、フィルタ部16に送り込まれる風量に対して空気導入部18の体積が小さいと、メッシュ部17内での旋回流の方向は、メッシュ部17の中心軸(中心線A)に対して模式的な角度θbとなり、平行な方向に流れる成分が大きくなるとともに集塵部20からの逆流が多くなる傾向があり、異物の逆流が多くなる可能性がる。
本実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機のフィルタ部16は、図6及び図7(a)に示されるように、空気導入部18の上流側開口部17aと対向する壁面22の内壁に拡大部23が設けられる。これにより、空気導入部18の体積が拡大し、乾燥用空気の流路を広げる。すなわち、拡大部23は、フィルタ部流入口19aと反対側の壁面22が外側に広がるように傾斜させて形成される。これにより、メッシュ部17と逆方向に空気導入部18を拡大することができる。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
空気導入部18が拡大されることにより、乾燥用空気の流れにメッシュ部17と逆方向の外側に広がる流れ(図7(a)において破線矢印Gで模式的に表示)が発生する。すると、メッシュ部17内での旋回流の方向は、メッシュ部17の中心軸(中心線A)に対して模式的な角度θaとなり、より垂直方向になる。これにより、集塵部20からメッシュ部17へ逆流する流れを抑制でき、集塵部20から異物がメッシュ部17に戻ってメッシュ部17を詰まらせることを抑制できる。
以上、本実施の形態に記載される衣類乾燥機において、フィルタ部16は、空気導入部18と、フィルタケース16aと、メッシュ部17と、集塵部20と、を含み、メッシュ部17は、上流側開口部17aの内径が下流側開口部17bの内径より大きい略円錐台形状の筒状に形成され、円錐面に複数の微細孔のメッシュを有し、フィルタケース16aの内部で空気導入部18から流入する乾燥用空気が内側から外側へ通過するように設けられ、集塵部20は、中空の有底円柱形状に形成され、一方の底面に集塵開口部20aを有して下流側開口部17bが連通するように接続され、底面の内径D3が集塵開口部20aの内径D2より大きく形成される。そして、乾燥用空気が流通するときにメッシュ部17で濾し取られる異物を捕捉するように構成される。この構成によれば、循環風路9での風量の低下を抑制することによって、初期からの高い乾燥効率の低下を抑制し、乾燥時間が長くなったり乾燥不良を起こしたりすることを抑制できる。
また、集塵部20は、集塵開口部20aに集塵部20の内側空間へ突出する環状リブ21を備える。これにより、集塵部20の内周空間を旋回する異物がメッシュ部17に戻ることをより困難にできる。
さらに、空気導入部18は、メッシュ部17の上流側開口部17aと対向する壁面に乾
燥用空気の流路を広げる拡大部23を備える。これにより、メッシュ部17内の旋回流の方向をメッシュ部17の中心軸方向に対して、より垂直方向にすることができ、異物がメッシュ部17に戻ってメッシュ部17に付着することをさらに抑制できる。
以上のように、本発明の衣類乾燥機は、乾燥中に発生する異物を捕集するフィルタ部において、メッシュ部への異物の堆積による風量の低下を抑制することができ、乾燥効率の低下を抑制できる。したがって、衣類等の乾燥を行う衣類乾燥機として有用であるのみならず、乾燥機能を有するドラム式洗濯乾燥機やパルセータ方式の縦型洗濯乾燥機等にも適応できる。
1 筐体
4 回転ドラム
9 循環風路
16 フィルタ部
16a フィルタケース
17 メッシュ部
17a 上流側開口部
17b 下流側開口部
18 空気導入部
19a フィルタ部流入口
19b フィルタ部流出口
20 集塵部
20a 集塵開口部
21 環状リブ
22 壁面
23 拡大部

Claims (2)

  1. 筐体と、前記筐体の内部に設けられ衣類等を収容して回転駆動される回転ドラムと、衣類の乾燥時に送風装置により前記回転ドラム内の乾燥用空気が循環される循環風路と、前記循環風路の途中に設けられ異物を捕集するフィルタ部とを備え、
    前記フィルタ部は、空気導入部と、フィルタケースと、メッシュ部と、集塵部と、を含み、
    前記空気導入部は、乾燥用空気の流れにおいて上流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流入口を有し、
    前記フィルタケースは、前記空気導入部に連通する前記メッシュ部を包含するとともに、下流側の前記循環風路に接続されるフィルタ部流出口を有し、
    前記メッシュ部は、上流側開口部の内径が下流側開口部の内径より大きい略円錐台形状の筒状に形成され、筒状の円錐面に複数の微細孔のメッシュを有し、前記フィルタケースの内部で前記空気導入部から流入する乾燥用空気が内側から外側へ通過するように設けられ、
    前記集塵部は、中空の有底円柱形状に形成され、一方の底面に集塵開口部を有して前記メッシュ部の前記下流側開口部が連通するように接続され、前記底面の内径が前記集塵開口部の内径より大きく形成される衣類乾燥機であって、
    前記空気導入部は、前記メッシュ部の上流側開口部と対向する壁面に乾燥用空気の流路を広げる拡大部を備え、
    前記拡大部は、フィルタ部流入口と反対側の壁面が外側に広がるように傾斜させて形成される
    衣類乾燥機。
  2. 前記集塵部は、前記集塵開口部に前記集塵部の内側空間へ突出する環状リブを備える、
    請求項1に記載の衣類乾燥機
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