JP7138164B2 - ユーザ装置及び測定報告送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サービングセル及び近隣セルの受信品質の測定報告を無線アクセスネットワークに報告するユーザ装置及び測定報告送信方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEの更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。
LTEでは、ユーザ装置(UE)が、サービングセル(無線リソース制御(RRC)レイヤにおける接続状態(RRC Connected)のセル)、及びサービングセルの近隣に形成される近隣セルの受信品質(RSRP/RSRQ(Reference Signal Received Power/Reference Signal Received Quality)など)の測定結果を含むMeasurement Reportを無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)、具体的には、無線基地局(eNB)に送信することができる(非特許文献1参照)。
このようなMeasurement Reportingでは、サービングセルの受信品質と、近隣セルの受信品質とを比較するイベント(A3, A5, A6)が規定されている。また、Measurement Reportingでは、近隣セルの受信品質を絶対的な閾値と比較するイベント(A4)が規定されている。
UEは、当該イベント毎に規定されているエンタリング条件(entering condition)、つまり、無線アクセスネットワークへの測定報告の報告対象とするか否かを判定する条件を満たす場合、当該測定結果を含むMeasurement ReportをeNBに送信する。
Measurement Reportingでは、エンタリング条件を満たした複数の近隣セルの測定報告を同時に実行できる。
3GPP TS 36.331 V15.1.0 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 14)、3GPP、2018年3月
ところで、昨今、ドローンなどの小型の無人航空機(Unmanned Aerial Vehicles (UAV))にUEを搭載することが行われつつある。このようなUEでは、通常のUEと異なり、eNB(セル)の上空を飛行するため、ビルなどの遮蔽物の影響を受け難く、伝播環境が見通しとなり易い。つまり、このようなUEは、サービングセル(自セル)以外の複数の近隣セルに対して干渉を与え易い問題がある。
そこで、このような干渉を無線アクセスネットワーク側で検知し、他セルへのハンドオーバなどの適切な措置を行うため、上述したMeasurement Reportingの仕組みを利用することが考えられる。
しかしながら、伝播環境が見通しになり易いドローン搭載のUEは、エンタリング条件を満たした複数の近隣セルについて、頻繁にMeasurement Reportingをトリガする可能性が高く、無線リソースを激しく消費し、処理負荷が増大することが懸念される。
そこで、エンタリング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数以上の場合にのみ、Measurement Reportingをトリガすることが考えられる。これにより、頻繁にMeasurement Reportingがトリガされることを抑制し得る。
但し、ドローンに搭載されるUEは、上空に位置する限り、断続的にエンタリング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数以上となる状態が発生することが想定される。このため、近隣セルのセル数がトリガセル数以上の場合にのみ、Measurement Reportingをトリガするようにしても、依然として多くのMeasurement Reportingがトリガされる可能性がある。つまり、UEが上空に位置する場合、無線アクセスネットワークとしては、Measurement Reportingの頻度が高すぎることが想定される。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ドローンなどのUnmanned Aerial Vehicles (UAV)に搭載される場合など、伝播環境が見通しになり易い場合でも、無線リソースの消費を抑制したさらに適切な測定報告を実現し得るユーザ装置及び測定報告送信方法の提供を目的とする。
本発明の一態様は、サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワーク(無線アクセスネットワーク20)に送信するユーザ装置(UE200)であって、前記測定報告の対象へのエンタリング条件に基づいて、前記測定報告を前記無線アクセスネットワークに送信する測定報告送信部(測定報告送信部230)と、前記無線アクセスネットワークへの前記測定報告の送信トリガとなるトリガセル数(numberOfTriggeringCell)を判定するセル数判定部(セル数判定部220)とを備え、前記測定報告送信部は、前記エンタリング条件を満たす前記近隣セルのセル数が前記トリガセル数以上の場合、前記測定報告を送信し、前記測定報告を送信後、所定時間が経過するまで、前記測定報告の送信を禁止する。
本発明の一態様は、サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信する測定報告送信方法であって、前記測定報告の報告対象へのエンタリング条件に基づいて、前記測定報告を前記無線アクセスネットワークに送信するステップと、前記無線アクセスネットワークへの送信トリガとなるトリガセル数を判定するステップとを含み、前記送信するステップでは、前記エンタリング条件を満たす前記近隣セルのセル数が前記トリガセル数以上の場合、前記測定報告を送信し、前記測定報告を送信後、所定時間が経過するまで、前記測定報告の送信を禁止する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200の機能ブロック構成図である。 図3は、UE200による測定報告の送信動作フローを示す図(その1)である。 図4は、UE200による測定報告の送信動作フローを示す図(その2)である。 図5は、eNB100とUE200との測定報告の送信に関する通信シーケンスを示す図である。 図6は、ReportConfigEUTRAの例を示す図である。 図7は、ReportConfigEUTRAのフィールド(一部)及び条件の説明を示す図である。 図8は、無線アクセスネットワーク20(E-UTRAN)において用いられるタイマ(一部)の起動及び停止条件の一部を示す図である。 図9は、サービングセル及び近隣セルのRSRP/RSRQの遷移例を示す図である。 図10は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)に従った無線通信システムであり、無線アクセスネットワーク20及び移動局200(以下、UE200)を含む。
無線アクセスネットワーク20は、3GPPにおいて規定されるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)であり、無線基地局100(以下、eNB100)を含む。なお、無線通信システム10は、必ずしもLTE(E-UTRAN)に限定されない。例えば、無線アクセスネットワーク20は、5Gとして規定されるUE200(ユーザ装置)と無線通信を実行する無線基地局を含む無線アクセスネットワークであってもよい。
eNB100及びUE200は、LTEの仕様に従った無線通信を実行する。特に、本実施形態では、複数のeNB100は、セルC10, C21~C26を形成する。また、UE200は、ドローン50などの小型の無人航空機(Unmanned Aerial Vehicles (UAV))に搭載される。
ここでは、UE200は、セルC10をサービングセルとしているものとする。つまり、サービングセルであるセルC10の近隣に、セルC21~C26が形成されている。なお、サービングセルは、PCellまたはPSCell(Dual Connectivityの場合)と呼ばれてもよい。
また、UE200は、サービングセル及び近隣セルの受信品質(RSRP/RSRQなど)を含むMeasurement Reportを無線アクセスネットワーク20に送信する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、受信品質測定部210、セル数判定部220及び測定報告送信部230を備える。
受信品質測定部210は、UE200のサービングセル及び近隣セルの受信品質を測定する。具体的には、受信品質測定部210は、無線アクセスネットワーク20から通知された受信品質の測定形式(MeasConfig)に従って、サービングセル及び近隣セルのRSRP/RSRQなどの受信品質を測定する。
セル数判定部220は、無線アクセスネットワーク20へのMeasurement Reportの送信トリガとなるトリガセル数を判定する。
具体的には、セル数判定部220は、当該送信トリガの条件を規定する情報要素(IE)であるReportConfigEUTRAを無線アクセスネットワーク20から受信する。ReportConfigEUTRAは、RRC Connection Reconfigurationに含まれる。
ReportConfigEUTRAは、トリガセル数を示すnumberOfTriggeringCellのフィールドを含む。
トリガセル数(numberOfTriggeringCell)は、サービングセルの受信品質と、近隣セルの受信品質との比較に基づくエンタリング条件またはリービング条件を満足するか否かによって決定される。エンタリング条件は、当該セルの受信品質をMeasurement Reportの報告対象に含めるか否かを規定する。リービング条件は、当該セルの受信品質をMeasurement Reportの報告対象から離脱させるか否かを規定する。
具体的には、numberOfTriggeringCellは、3GPP TS36.331の6.3.5章において規定されるイベントA3, A4, A5, A6のエンタリング条件またはリービング条件に基づいて決定される。イベントA3, A5, A6は、以下のように規定されている。
Event A3: Neighbour becomes amount of offset better than PCell/ PSCell
Event A4: Neighbour becomes better than absolute threshold
Event A5: PCell/ PSCell becomes worse than absolute threshold1 AND Neighbour becomes better than another absolute threshold2
Event A6: Neighbour becomes amount of offset better than SCell
また、本実施形態では、numberOfTriggeringCellは、Measurement Reportの最大報告セル数(maxReportCells)よりも小さい値に設定される。
ReportConfigEUTRAは、さらに、所定時間に亘ってUE200によるMeasurement Reportの送信を禁止するタイマ(ここでは、InterferenceReportingProhibitTimerと呼ぶ)のフィールドを含む。
InterferenceReportingProhibitTimerは、上述したイベントのエンタリング条件またはリービング条件を満たす複数の近隣セルが検出された場合でも、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20への送信を所定時間に亘って禁止するために用いられる。
具体的には、InterferenceReportingProhibitTimerは、numberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数(例えば、2以上)の新たなセルを検出したことによって、Measurement Reportの送信タイミングにおいて起動される。InterferenceReportingProhibitTimerに関する内容については、さらに後述する。
測定報告送信部230は、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20に送信する。具体的には、測定報告送信部230は、Measurement Reportの対象へのエンタリング条件に基づいて、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20に送信する。測定報告送信部230は、エンタリング条件を満たした場合、当該セルの受信品質を含むMeasurement Reportを送信する。
ここで、測定報告送信部230は、エンタリング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数(numberOfTriggeringCell)以上の場合、Measurement Reportを送信することができる。
また、測定報告送信部230は、Measurement Reportの対象からのリービング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数以上の場合、Measurement Reportを送信することができる。
つまり、測定報告送信部230は、エンタリング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数以上の場合、リービング条件を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数以上の場合、またはエンタリング条件を満たす近隣セルのセル数と、リービング条件を満たす近隣セルのセル数との合計数がトリガセル数(numberOfTriggeringCell)以上の場合、Measurement Reportを送信することができる。
測定報告送信部230は、リービング条件を満たした場合、当該セルが当該イベントの条件を満たさなくなったことにより、測定報告対象から、当該セルを除外してMeasurement Reportを送信する。
さらに、測定報告送信部230は、Measurement Reportを送信後、所定時間が経過するまで、測定報告の送信を禁止することができる。具体的には、測定報告送信部230は、上述したInterferenceReportingProhibitTimerを用いて、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20への送信を当該所定時間に亘って禁止する。
より具体的には、測定報告送信部230は、エンタリング条件(またはリービング条件)満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCell以上となったことによって送信したMeasurement Reportの送信タイミングにおいて、当該所定時間を計測するInterferenceReportingProhibitTimerを起動する。
測定報告送信部230は、InterferenceReportingProhibitTimerが満了した場合、エンタリング条件(またはリービング条件)満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCell以上となったことによるMeasurement Reportの送信を許容する。
また、測定報告送信部230は、エンタリング条件(またはリービング条件)満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCell以上となったことによって送信したMeasurement Reportの送信タイミングにおいて、InterferenceReportingProhibitTimerとは別に、RRCレイヤにおけるコネクション(RRCコネクション)の再設定までの時間を監視するタイマ(ここでは、T346と呼ぶ)を起動する。
本実施形態では、InterferenceReportingProhibitTimer及びT346では、同様の設定値が用いられる。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、UE200による測定報告の送信動作について説明する。上述したように、本実施形態では、UE200は、ドローン50に搭載されており、伝播環境が見通しとなり易い。
図3及び図4は、UE200による測定報告の送信動作フローを示す。また、図5は、eNB100とUE200との測定報告の送信に関する通信シーケンスを示す。
図3に示すように、UE200は、ReportConfigEUTRAを受信する(S10)。具体的には、図5に示すように、UE200は、ReportConfigEUTRAが含まれるRRC Connection Reconfigurationを受信する(S100)。
図6は、本実施形態に係るReportConfigEUTRAの例を示す。また、図7は、ReportConfigEUTRAのフィールド(一部)及び条件の説明を示す。
図6及び図7に示すように、ReportConfigEUTRAには、トリガセル数を示すnumberOfTriggeringCell(図6及び図7の下線部参照)が含まれている。numberOfTriggeringCellは、2以上の数値、つまり、2つ以上の近隣セルが規定される。また、numberOfTriggeringCellは、maxReportCells(最大報告セル数)よりも小さい値が設定される。
UE200は、トリガセル数を示すnumberOfTriggeringCellがReportConfigEUTRAに含まれているか否かを判定する(S20)。
numberOfTriggeringCellが含まれていない場合、UE200は、通常のMeasConfigに従って、サービングセル及び近隣セルの受信品質を測定する(図3のS30、図4のS110)。UE200は、エンタリング条件(またはリービング条件)を満たす新たなセルが検出されたか否かを判定する(図3のS40)。
numberOfTriggeringCellが含まれている場合も、UE200は、通常のMeasConfigと同様にサービングセル及び近隣セルの受信品質を測定する(図3のS31、図5のS110)。UE200は、エンタリング条件(またはリービング条件)を満たす新たなセルが検出されたか否かを判定する(図3のS41)。但し、numberOfTriggeringCellが含まれている場合、numberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数(例えば、2以上)の新たなセルを検出したか否かをさらに判定する(S50)。
なお、3GPP TS36.331の5.5.4章では、numberOfTriggeringCellを用いたエンタリング条件に関して、例えば、以下のように表現できる。
2> if the triggerType is set to event, and if the corresponding reportConfig includes numberOfTriggeringCell and if the entry condition applicable for this event, i.e. the event corresponding with the eventId of the corresponding reportConfig within VarMeasConfig, is fulfilled for the number of applicable cells indicated in numberOfTriggeringCell for all measurements after layer 3 filtering taken during timeToTrigger defined for this event within the VarMeasConfig, while the VarMeasReportList does not include an measurement reporting entry for this measId (a first cell triggers the event) or;
2> if the triggerType is set to event, and if the corresponding reportConfig includes numberOfTriggeringCell and if the entry condition applicable for this event, i.e. the event corresponding with the eventId of the corresponding reportConfig within VarMeasConfig, is fulfilled for the number of applicable cells indicated in numberOfTriggeringCell not included in the cellsTriggeredList for all measurements after layer 3 filtering taken during timeToTrigger defined for this event within the VarMeasConfig (a subsequent cell triggers the event), or;
また、numberOfTriggeringCellを用いたリービング条件に関して、例えば、以下のように表現できる。
2> if the triggerType is set to event and if the corresponding reportConfig includes numberOfTriggeringCell and if the leaving condition applicable for this event is fulfilled for one or more of the cells and if the entry condition applicable for this event falls below the number of applicable cells indicated in numberOfTriggeringCell for all measurements included in the cellsTriggeredList defined within the VarMeasReportList for this measId for all measurements after layer 3 filtering taken during timeToTrigger defined within the VarMeasConfig for this event; or
新たなセルが検出された場合、或いはnumberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数(例えば、2以上)の新たなセルが検出された場合、UE200は、測定報告(Measurement Report)を無線アクセスネットワーク20、具体的には、eNB100に送信する(図3のS60、図5のS120)。
次いで、図4に示すように、UE200は、InterferenceReportingProhibitTimerを起動する(S70)。具体的には、UE200は、ステップS60におけるMeasurement Reportの送信がnumberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数の新たなセルを検出したことによるものである場合(ステップS50のYes)、InterferenceReportingProhibitTimerを起動する。
より具体的には、UE200は、エンタリング条件(またはリービング条件)満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCell以上となったことによって送信したMeasurement Reportの送信タイミングにおいて、InterferenceReportingProhibitTimerする。Measurement Reportの送信タイミングとは、典型的には、Measurement Reportの送信と同一タイミングであるが、Measurement Reportの送信から所定時間(例えば、数百ms程度)経過後であってもよい。
なお、3GPP TS36.331の5.5.5章では、InterferenceReportingProhibitTimer(以下では、”interference reporting prohibit timer”と表記)の起動に関して、例えば、以下のように表現できる。
1> stop the interference reporting prohibit timer or timer T346, if running;
1> if the numberOfReportsSent as defined within the VarMeasReportList for this measId is less than the reportAmount as defined within the corresponding reportConfig for this measId:
2> start the interference reporting prohibit timer or T346 with the value of InterferenceReportingProhibitTimer as defined within the corresponding reportConfig for this measId;
また、UE200は、S70において、eNB100とUE200との間におけるRRCコネクションの再設定までの時間を監視するT346を起動してもよい。
図6及び図7に示すように、ReportConfigEUTRAには、InterferenceReportingProhibitTimerが含まれている(図6及び図7の下線部参照)。InterferenceReportingProhibitTimerは、interference reporting、つまり、近隣セルの受信品質の測定結果を含むMeasurement Reportの送信を禁止するタイマである。
InterferenceReportingProhibitTimerのフィールドによって示される数値は、タイマの設定値(起動から満了までの時間)である。本実施形態では、120ms(図中の”ms120”)から10240ms(同”ms10240)、或いは1min(同”min1”)から60min(同”min60”)の何れかを設定できる。
また、ReportConfigEUTRAには、”aX-ReportOnLeave-r15”が含まれる。aX-ReportOnLeave-r15は、ReportOnLeaveと同様に、リービング条件を満たした場合に測定報告手順を開始するか否かを示す。但し、aX-ReportOnLeave-r15は、イベントA4及びイベントA5に対してのみ適用される(図6及び図7のconditional presense: a4a5を参照)。
図8は、無線アクセスネットワーク20(E-UTRAN)において用いられるタイマ(一部)の起動及び停止条件の一部を示す。図8に示す内容は、3GPP TS36.331の7.3章において規定されている。
図8に示すように、T346は、numberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数のセルを検出したことによるMeasurement Reportがトリガされ、eNB100において受信され次第、起動される。また、T346は、RRCコネクションの再設定手順(RRC Connection Reestablishment)の開始次第、停止される。
UE200は、起動したInterferenceReportingProhibitTimerが満了するか否かを判定する(S80)。InterferenceReportingProhibitTimerが満了した場合、Measurement Reportの送信禁止が解除されるため、UE200は、ステップS31の処理(図3)に復帰し、サービングセル及び近隣セルの受信品質を測定する。
なお、UE200は、ステップS31の処理ではなく、ステップS60の処理に復帰してもよい。つまり、UE200は、InterferenceReportingProhibitTimerの起動中も、ステップS31, S41, S50の処理を継続し、InterferenceReportingProhibitTimerが満了次第、ステップS60の測定報告(Measurement Report)を実行するようにしてもよい。
一方、InterferenceReportingProhibitTimerが満了していない場合、つまり、InterferenceReportingProhibitTimerが起動中の場合、UE200は、測定報告(Measurement Report)の送信を禁止する(S90)。
このように、ステップS60において初回のMeasurement Reportを送信した場合、UE200は、InterferenceReportingProhibitTimerが起動中であれば、numberOfTriggeringCellで指定されたトリガセル数のセルを検出しても、次回のMeasurement Reportを送信することができない。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。図9は、サービングセル及び近隣セルのRSRP/RSRQの遷移例を示す。
図9に示す例では、サービングセルのRSRP/RSRQと、近隣セルのRSRP/RSRQとのレベル差が3dB以下になるとエンタリング条件、つまり、無線アクセスネットワーク20への報告対象のセルとなる条件が満たされ、当該近隣セルが報告対象となる。
通常のMeasurement Reportingでは、サービングセルと、それぞれの近隣セルとの当該レベル差が3dB以下になると、それぞれのタイミング(図中のt1, t2)において、UE200は、Measurement Reportを無線アクセスネットワーク20(eNB100)に送信する。
一方、上述したnumberOfTriggeringCell(図7では、値が「3」に設定されている例)が適用される場合、t1, t2のタイミングでは、Measurement Reportは送信されず、3つの近隣セルの当該レベル差が3dB以下となったタイミング(t3)において、UE200は、Measurement Reportを送信する。
つまり、UE200は、複数の近隣セルがイベントのエンタリング条件/リービング条件を同時に満たした場合、Measurement Reportをトリガする。
これにより、UE200が送信するMeasurement Report数を大幅に削減することができ、無線リソースの消費を抑制し得る。特に、ドローン50に搭載されているUE200のように、伝播環境が見通しになり易く、多くの近隣セルの受信品質がエンタリング条件を満たす可能性が高い場合でも、効果的にMeasurement Report数を削減できる。
さらに、本実施形態では、エンタリング条件(またはリービング条件、以下同)を満たす近隣セルのセル数がトリガセル数(numberOfTriggeringCell)以上であることによってMeasurement Reportを送信後、所定時間が経過するまで、numberOfTriggeringCellを満たしたことによるMeasurement Reportの送信が禁止される。
このため、ドローン50に搭載されることによって上空に位置する頻度が高いUE200のように、無線アクセスネットワーク20としては、Measurement Reportingの頻度が高すぎる場合でも、無線リソースの消費を抑制したさらに適切な測定報告を実現し得る。また、これにより、無線アクセスネットワーク20全体としての処理負荷も抑制し得る。
より具体的には、実際にドローン50に搭載されたUE200が上空(地上300m程度を想定)に位置し、干渉報告用のイベント(A4, A5)の条件を満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCell以上となると、1つ目のMeasurement Reportが送信される。しかしながら、UE200が上空に居続ける限り、エンタリング条件を満たす近隣セルのセル数が次々に出現する状況があり得る。
このような場合、numberOfTriggeringCell以上となる状態が次々に発生し、Measurement Reportの送信がトリガされることが懸念される。要するに、無線アクセスネットワーク20にとっては、UE200が上空に位置する限り、干渉を検出したことによるMeasurement Reportは頻繁すぎる場合があるが、本実施形態によれば、このような頻繁なMeasurement Reportの送信をさらに確実に抑制し得る。
本実施形態では、UE200は、エンタリング条件を満たす近隣セルのセル数がnumberOfTriggeringCellによって指定されるセル数以上となったことによって送信したMeasurement Reportの送信タイミングにおいて、当該所定時間(例えば、1min)を計測するInterferenceReportingProhibitTimerを起動する。
このため、当該Measurement Reportの送信タイミングから指定した所定時間に亘って、numberOfTriggeringCellを満足したことによるMeasurement Reportの送信を確実に禁止し得る。
本実施形態では、numberOfTriggeringCellは、エンタリング条件だけでなく、リービング条件にも適用される。このため、さらに効果的にMeasurement Report数を削減できる。
本実施形態では、UE200は、Measurement Reportの送信トリガの条件を規定するReportConfigEUTRA(情報要素)を無線アクセスネットワーク20から受信し、ReportConfigEUTRAは、numberOfTriggeringCell及びInterferenceReportingProhibitTimerを含む。このため、Measurement Report数の送信頻度を無線アクセスネットワーク20主導で制御できる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、UE200がドローン50に搭載されていたが、UE200は、必ずしもドローン50のような飛行物体に搭載されていなくても構わない。つまり、本発明は、スマートフォンのような一般的なユーザ装置にも勿論適用し得る。このような一般的なユーザ装置が何らかの理由によってUE200のように上空に位置する場合でも、上述した実施形態と同様の効果を奏し得る。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能ブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
さらに、上述したUE200は、本発明の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。図10に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、eNB100によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってeNB100の機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
eNB100(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、gNodeB(gNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
UE200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述したように、本発明によれば、ドローンなどのUnmanned Aerial Vehicles (UAV)に搭載される場合など、伝播環境が見通しになり易い場合でも、無線リソースの消費を抑制したさらに適切な測定報告を実現し得るため、有用である。
10 無線通信システム
20 無線アクセスネットワーク
50 ドローン
100 eNB
200 UE
210 受信品質測定部
220 セル数判定部
230 測定報告送信部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス
C10, C21~C26 セル

Claims (2)

  1. サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信するユーザ装置であって、
    前記測定報告の対象へのエンタリング条件、またはセルの受信品質を前記測定報告の対象から離脱させるためのリービング条件に基づいて、前記測定報告を前記無線アクセスネットワークに送信する測定報告送信部と、
    前記無線アクセスネットワークへの前記測定報告の送信トリガとなるトリガセル数を判定するセル数判定部と
    を備え、
    前記測定報告送信部は、
    前記エンタリング条件を満たす前記近隣セルのセル数が前記トリガセル数以上の場合、前記測定報告を送信し、
    前記測定報告の送信タイミングにおいて、RRCコネクションの再設定までの時間を監視するタイマを起動し、
    前記測定報告を送信後、前記時間が経過するまで、前記測定報告の送信を禁止し、
    前記セル数判定部は、前記トリガセル数を示す情報要素を前記無線アクセスネットワークから受信し、
    前記情報要素は、前記時間を含むユーザ装置。
  2. サービングセル及び近隣セルの受信品質を含む測定報告を無線アクセスネットワークに送信する測定報告送信方法であって、
    ユーザ装置が、前記測定報告の報告対象へのエンタリング条件、またはセルの受信品質を前記測定報告の対象から離脱させるためのリービング条件に基づいて、前記測定報告を前記無線アクセスネットワークに送信するステップと、
    前記ユーザ装置が、前記無線アクセスネットワークへの送信トリガとなるトリガセル数を示す情報要素を前記無線アクセスネットワークから受信するステップと
    前記ユーザ装置が、前記トリガセル数を判定するステップと
    を含み、
    前記送信するステップでは、
    前記エンタリング条件を満たす前記近隣セルのセル数が前記トリガセル数以上の場合、前記測定報告を送信し、
    前記測定報告の送信タイミングにおいて、RRCコネクションの再設定までの時間を監視するタイマを起動し、
    前記測定報告を送信後、前記時間が経過するまで、前記測定報告の送信を禁止し、
    前記情報要素は、前記時間を含む測定報告送信方法。
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