WO2018159793A1 - ユーザ装置及び送信電力制御方法 - Google Patents

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Abstract

UE(200B)は、物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する。UE(200B)は、UE(200B)が接続している自セルを含む複数セルにおける干渉レベル、または複数セルにおけるUE(200B)での受信通信品質の少なくとも何れかを取得する通信状態取得部(220)と、通信状態取得部(220)によって取得された複数セルにおける干渉レベルまたは受信通信品質が所定範囲内である場合、送信電力を制限する電力制御部(260)とを備える。

Description

ユーザ装置及び送信電力制御方法

 本発明は、物理上りリンクチャネルの送信電力を制御するユーザ装置及び送信電力制御方法に関する。

 3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)の更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G(5th generation mobile communication system)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。

 LTEでは、無線基地局(eNB)とユーザ装置(UE)との間におけるパスロスに基づいて、上りリンクの送信電力を制御することが規定されている。具体的には、下りリンクのパスロスに基づいて、物理上りリンク共有チャネル、具体的には、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の送信電力を制御することが規定されている(例えば、非特許文献1参照)。

GPP TS 36.213 V14.1.0 Subclause 5.1.1 Physical uplink sharedchannel, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 14)、3GPP、2016年12月

 昨今、ドローンに搭載されたUEなど、地上ではなく、高層ビル内などよりもさらに全方向において見通しがよい上空において通信を実行するUE(以下、特定UEという)が存在する。

 このような特定UEは、見通しが良好なため、下りリンクのパスロスが小さくなる。また、特定UEは、当該パスロスが小さい複数のセルを検出することが可能な位置での通信を実行する可能性が高い。つまり、特定UEは見通しが良好なため、特定UEが在圏しない非在圏セルが当該特定UEから受信する信号レベルが非常に高くなる場合がある。

 現状のLTEの仕様では、特定UEのような上空での通信は想定されていない。このため、当該パスロスが小さい場合、当該UEはeNBの近くに位置するとの前提に基づいて、スループット向上のために高い目標受信品質(具体的には、Target SIR)が設定される。当該UEは、設定された高い目標受信品質を満たすように、PUSCHの送信電力を高くする制御が実行されることが一般的である。

 しかしながら、このような制御が特定UEにおいて実行されると、特定UEが接続している自セルや、自セルの近隣に形成されている近隣セルに対して干渉を与える可能性がある。
つまり、上空で通信を実行するため、全方向において見通しが良好な特定UEは、地上などにおいて通信を実行する通常のUEと比較して、自セル及び近隣セルに対して干渉を与える可能性が高い。

 特に、複数の特定UEが異なる近隣セルに接続している場合、それぞれの特定UEは、目標受信品質を満たすまで送信電力を上げ続けるため、お互いに大きな干渉を与える恐れがある。また、このような状態は、当該セルに接続している他のUEに対しても干渉を与える。

 そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ドローンに搭載される場合など、見通しが良好なために複数セルにおいて同様の通信環境となる場合でも、他のユーザ装置及び無線基地局が実行する通信に対する干渉を低減し得るユーザ装置及び送信電力制御方法の提供を目的とする。

 本発明の一態様に係るユーザ装置は、物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する。前記ユーザ装置は、前記ユーザ装置が接続している自セルを含む複数セルにおける干渉レベル、または前記複数セルにおける前記ユーザ装置での受信通信品質の少なくとも何れかを取得する通信状態取得部と、前記通信状態取得部によって取得された前記複数セルにおける前記干渉レベルまたは前記受信通信品質が所定範囲内である場合、前記送信電力を制限する電力制御部とを備える。

 本発明の一態様に係る送信電力制御方法は、物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する。前記送信電力制御方法は、ユーザ装置が接続している複数セルを含む複数セルにおける干渉レベル、または前記複数セルにおける前記ユーザ装置での受信通信品質の少なくとも何れかを取得するステップと、取得された前記複数セルにおける前記干渉レベルまたは前記受信通信品質が所定範囲内である場合、前記送信電力を制限するステップとを含む。

図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200Bの機能ブロック構成図である。 図3は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。 図4Aは、上空通信による干渉の説明図である。 図4Bは、上空通信による干渉の説明図である。 図4Cは、上空通信による干渉の説明図である。 図5は、UE200Bによる上りリンク(PUSCH)の送信電力制御フローを示す図である。 図6は、個別最大値に基づく送信電力制御フローを示す図である。 図7は、種別最大値基準に基づく送信電力制御フローを示す図である。 図8は、測定品質基準に基づく送信電力制御フローを示す図である。 図9は、RSRP及びRSRQと、受信通信品質との関係を示す図である。 図10は、特定UEの識別動作フロー(動作例1)を示す図である。 図11は、特定UEの識別動作フロー(動作例2)を示す図である。 図12は、特定UEの識別動作フロー(動作例3)を示す図である。 図13は、eNB100A, 100B、UE200A~200Cのハードウェア構成の一例を示す図である。

 以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。

 (1)無線通信システムの全体概略構成
 図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)に従った無線通信システムである。

 無線通信システム10は、無線アクセスネットワーク20、無線基地局100A, 100B(以下、eNB100A, 100B)及びユーザ装置200A~200C(以下、UE200A~200C)を含む。

 無線アクセスネットワーク20は、3GPPにおいて規定されるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)である。なお、無線通信システム10は、必ずしもLTE(E-UTRAN)に限定されない。例えば、無線アクセスネットワーク20は、5Gとして規定される無線アクセスネットワークであってもよい。

 eNB100A,100B及びUE200A~200Cは、LTEの仕様に従った無線通信を実行する。eNB100AはセルC1を形成し、eNB100BはセルC2を形成する。

 eNB100A及びeNB100Bは、UE200A~200Cが送信する物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する。具体的には、eNB100A及びeNB100Bは、UE200A~200Cに対して、物理上りリンクチャネルの送信電力を指示する。UE200A~200Cは、当該送信電力の指示に基づいて物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する。

 物理上りリンクチャネルとは、PUSCH(物理上りリンク共有チャネル)をはじめ、PUCCH(Physical Downlink Control Channel)、及びPRACH(Physical Random Access Channel)を含む。また、物理上りリンクチャネルには、MTC-UE用のNPUSCHが含まれてもよい。なお、以下の説明においては、PUSCHを例に挙げて説明するが、他のチャネルについても同様の制御が実行される。

 UE200Aは、通常のUEであり、地上などにおいてeNB100A及びeNB100Bと無線通信を実行する。UE200B及びUE200Cは、ドローンなどの小型の無人飛行物体に搭載され、地上に限らず、セルC1及びセルC2の上空(例えば、高度30m以上)においてeNB100A及びeNB100Bと無線通信を実行する。本実施形態において、UE200B及びUE200Cは、特定ユーザ装置(特定UE)を構成する。

 (2)無線通信システムの機能ブロック構成
 次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、eNB100A及びUE200Bの機能ブロック構成について説明する。

 (2.1)UE200B
 図2は、UE200Bの機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200Bは、無線信号送受信部210、通信状態取得部220、報知情報受信部230、装置識別部240、通信品質測定部250及び電力制御部260を備える。なお、UE200CもUE200Bと同様の構成を有する。また、UE200Aもドローンに搭載されるか否かの相違はあるものの、UE200Bと概ね同様の構成を有する。

 無線信号送受信部210は、eNB100A及びeNB100Bと無線信号を送受信する。具体的には、無線信号送受信部210は、LTEの規定に従って、各種の物理チャネル(制御チャネル及び共有チャネル)を送受信する。

 通信状態取得部220は、UE200Bの受信状態を含む無線通信システム10の通信状態を取得する。具体的には、通信状態取得部220は、UE200Bが接続している自セル(例えば、セルC1)を含む複数セル(セルC1, C2)における干渉レベルを取得できる。より具体的には、通信状態取得部220は、当該干渉レベルをeNB100A(またはeNB100B、以下同)から取得する。

 また、通信状態取得部220は、当該複数セルにおけるUE200Bでの受信通信品質を取得できる。具体的には、通信状態取得部220は、UE200Bが接続している自セル及び近隣セルにおける受信通信品質として、下りリンクのパスロスを取得する。なお、通信状態取得部220は、パスロスと同様の判断指標となり得るRSRP(Reference Signal Received Power)などを取得してもよい。

 報知情報受信部230は、複数セルの何れかを介して、例えば、eNB100Aが形成するセルC1を介して報知情報を受信する。具体的には、報知情報受信部230は、eNB100Aから報知されるMIB(Master Information Block)及びSIB(System Information Block)を含むRRCメッセージを受信する。

 特に、本実施形態では、報知情報受信部230は、当該報知情報に含まれる送信電力の「種別最大値」を取得する。種別最大値は、UEの種別毎に設定すべきPUSCHの送信電力の最大値である。つまり、種別最大値は、UE200B及びUE200Cのように、上空で通信を実行する可能性のある種別のUEに対しても設定できる。

 装置識別部240は、UE200Bの種別を識別する。特に、本実施形態では、装置識別部240は、UE200Bが、複数セルの上空において通信を実行し得る特定ユーザ装置(特定UE)であるか否かを識別する。

 より具体的には、装置識別部240は、(i)UEのIMEISV(International Mobile Equipment Identity Software Version)または契約種別情報を用いた識別、(ii)接続先APN(Access Point Name)の分離による識別、及び(iii)UEからの測定報告(Measurement Report)に基づく識別を実行できる。なお、具体的な識別手順については、後述する。

 通信品質測定部250は、UE200Bの受信通信品質を測定する。具体的には、通信品質測定部250は、自セル及び近隣セルから送信される参照信号(RS)の受信通信品質として、Reference Signal Received Power(RSRP)及びReference Signal Received Quality(RSRQ)を測定する。また、通信品質測定部250は、自セル及び近隣セルからの下り方向におけるパスロスを測定する。

 電力制御部260は、無線信号送受信部210が送信する物理上りリンクチャネル(PUSCH, PUCCHなど)の送信電力を制御する。

 具体的には、電力制御部260は、通信状態取得部220によって取得された複数セルにおける干渉レベルまたは受信通信品質が所定範囲内である場合(つまり、特定UEである可能性が高い場合)、送信電力を制限する。

 つまり、電力制御部260は、複数セルの干渉レベルが所定範囲(例えば、xdBmの範囲)内である場合、PUSCHの送信電力を所定値以下に制限する。例えば、セルC1の干渉レベルが-80dBmであり、セルC2の干渉レベルが-85dBmであり、所定範囲が10dBmに設定されている場合、電力制御部260は、PUSCHの送信電力を所定値以下に制限する。

 電力制御部260は、パスロスについても、同様に所定範囲(例えば、ydBの範囲)内である場合、PUSCHの送信電力を所定値以下に制限する。

 また、電力制御部260は、自セルを介して、UE200Bに設定すべき送信電力の最大値である「個別最大値」を受信できる。個別最大値は、UE200B個別に設定し得るPUSCHの送信電力の最大値である。つまり、個別最大値は、UE毎に個別に設定すべきPUSCHの送信電力の最大値である。電力制御部260は、受信した個別最大値に基づいて、送信電力を制限する。

 さらに、電力制御部260は、報知情報受信部230が取得した報知情報に含まれる種別最大値に基づいて、PUSCHの送信電力を制限することもできる。なお、個別最大値及び種別最大値の両方が設定されている場合、何れか(例えば、個別最大値)を優先して適用してもよい。

 電力制御部260は、通信品質測定部250によって測定された受信通信品質の測定結果に基づいて、PUSCHの送信電力を制限するか否かを決定することができる。具体的には、電力制御部260は、RSRPが第1所定値以上であり、RSRQが第2所定値以下の場合、送信電力を制限することができる。

 また、電力制御部260は、装置識別部240によってUE200Bが特定UEと識別された場合、送信電力を制限することができる。つまり、電力制御部260は、装置識別部240によってUE200Bが特定UEと識別された場合、受信通信品質などが送信電力を制限する条件を満たしていなくても、送信電力を制限する。

 (2.2)eNB100A
 図3は、eNB100Aの機能ブロック構成図である。図3に示すように、eNB100Aは、無線信号送受信部110、最大送信電力報知部120、装置種別判定部130及び干渉レベル取得部140を備える。なお、eNB100BもeNB100Aと同様の構成を有する。

 無線信号送受信部110は、UE200B(他のUEも同様、以下同)と無線信号を送受信する。具体的には、無線信号送受信部110は、LTEの規定に従って、各種の物理チャネル(制御チャネル及び共有チャネル)を送受信する。

 最大送信電力報知部120は、上述した個別最大値及び種別最大値をUE200A~200Cに報知する。上述したように、個別最大値は、UE200B個別に設定し得るPUSCHの送信電力の最大値である。また、種別最大値は、UEの種別毎に設定すべきPUSCHの送信電力の最大値である。

 具体的には、最大送信電力報知部120は、UE200A~200Cに向けて送信されるRRCメッセージ(例えば、RRC Connection setup、RRC Connection Re-establishment setup)に個別最大値を含めることができる。

 また、最大送信電力報知部120は、種別最大値を含む報知情報(SIBなど)を送信することができる。SIBは、RRCメッセージによってUE200A~200Cに報知される。

 装置種別判定部130は、eNB100Aに接続してきたUEの種別を判定する。具体的には、装置種別判定部130は、上述した装置識別部240と同様に、UEのIMEISVまたは契約種別情報などを用いて、UEの種別を判定することができる。

 また、装置種別判定部130は、UEの種別の判定結果を最大送信電力報知部120に通知する。当該情報は、種別最大値の設定に利用される。

 干渉レベル取得部140は、自セル(セルC1)を含む複数セル(セルC1, C2)における干渉レベル、つまり、自セル及び近隣セルの干渉レベルを取得する。具体的には、干渉レベル取得部140は、当該複数のセルにおける干渉電力を周期的に測定し、近隣セルと当該干渉レベルを示す情報を交換する。

 干渉レベル取得部140は、取得した干渉レベル(干渉電力)を最大送信電力報知部120に通知する。当該情報は、個別最大値の設定及び変更に利用される。

 (3)無線通信システムの動作
 次に、無線通信システム10の動作に説明する。具体的には、ドローンに搭載されたUE200B及びUE200Cが、セルC1及びセルC2を介して通信を実行する場合の動作について説明する。より具体的には、UE200B及びUE200Cに対する上りリンクの送信電力制御に関する動作について説明する。

 (3.1)上空通信による干渉
 まず、UE200B及びUE200Cのように、セルC1及びセルC2の上空において通信を実行する場合における干渉について説明する。

 図4A、4B及び4Cは、上空通信による干渉の説明図である。図4Aに示すように、UE200Bは、上空を飛行するため、接続先のeNB100A(実線矢印)との見通しが良好であるが、同時に隣接するeNB100B(点線矢印)の見通しも良好となる。

 このため、UE200Bでは、eNB100Aからの下りリンクのパスロス、及びeNB100Bからの下りリンクのパスロスとも小さくなる。上述したように、パスロスが小さい場合、現状のLTEの仕様では、スループット向上のために高いTarget SIRが設定される。

 この結果、UE200Bは、eNB100B(セルC2:図1参照)、さらには、接続先のセルC1内に位置する他のUEに対して、高い干渉源となる。

 一方、UE200Aのように、地上で通信を実行することが一般的な通常のUEでは、接続先のeNB100Aからの下りリンクのパスロスが小さい場合には、近隣セル、つまり、eNB100Bとは距離が離れていたり、遮蔽物が存在したりするため、eNB100Bからの下りリンクのパスロスは、大きくなる。

 さらに、図4B及び4Cに示すように、複数の特定UE(UE200B及びUE200C)がそれぞれ異なる近隣セルに接続している場合、それぞれの特定UEは、Target SIRを満たすまで送信電力を上げ続けるため、お互いに大きな干渉を与える可能性がある。図4B及び4C)では、UE200BがeNB100Aに接続(実線矢印)し、UE200CがeNB100Bに接続(実線矢印)している状態を示している。

 また、このような状態は、当該セルに接続している他のUE(UE200A)に対しても干渉を与える。

 (3.2)送信電力の制限
 次に、UE200B(UE200C、以下同)による物理上りリンクチャネル、具体的には、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)の送信電力の制限動作について説明する。

 (3.2.1)干渉レベルまたは受信通信品質基準
 図5は、UE200Bによる上りリンク(PUSCH)の送信電力制御フローを示す。図5に示すように、UE200Bは、各セル(自セル及び近隣セル)における干渉レベル(干渉電力)、または当該複数セルにおけるUE200Bでの受信通信品質(パスロス)を取得する(S10)。

 UE200Bは、当該複数セルにおける干渉レベルまたは受信通信品質が所定範囲内であるか否かを判定する(S20)。具体的には、上述したように、UE200Bは、当該複数セルの干渉レベルが所定範囲(例えば、xdBmの範囲)内であるか、または、当該複数セルのパスロスが所定範囲(例えば、ydBの範囲)内であるかを判定する。

 当該複数セルの干渉レベルまたはパスロスが所定範囲である場合、UE200Bは、PUSCHの送信電力の制限値を計算する(S30)。これにより、UE200Bは、自身(UE200B)が特定UEであることを認識する。

 なお、具体的な送信電力の制限値は、上述した個別最大値または種別最大値を用いることができる。或いは、送信電力の最大値は、無線アクセスネットワーク20を経由して外部から取得した値でもよい。

 UE200Bは、計算した制限値に基づいて、送信電力を制御する(S40)。

 (3.2.2)個別最大値基準
 図6は、個別最大値に基づく送信電力制御フローを示す。図6に示すように、UE200Bは、eNB100Aから個別最大値を含むRRCメッセージを受信する(S110)。UE200Bは、PUSCH送信電力の個別最大値が含まれるか否かによって、UE200Bは、自身(UE200B)が特定UEであることを認識し得る。

 UE200Bは、受信した個別最大値に基づいて、PUSCHの送信電力の制限値を計算する(S120)。UE200Bは、計算した制限値に基づいて、送信電力を制御する(S130)。すなわち、UE200Bは、個別最大値に基づいて規定された最大送信電力を超えない範囲で通信を実行する。

 なお、個別最大値の通知契機としては、UE200Bからの発信、UE200Bへの着信、ハンドオーバ、再接続、Non-DRX(Discontinuous Reception)状態への復帰、及び上述した干渉レベルが閾値を超えた時点(個別最大値が再設定される時点)などが考えられる。

 また、個別最大値の通知には、上述したRRC Connection setup、RRC Connection Re-establishment setup以外に、セル内ハンドオーバ(Intra-cell HO)の実行によってHO Commandを用いる方法が考えられる。さらに、個別最大値は、eNB100Aが無線アクセスネットワーク20を経由して外部から取得してもよいし、UE200Bが直接外部から取得してもよい。

 また、個別最大値は、下りリンクのパスロス値に応じて変化させてもよい。例えば、パスロス(dB)≦X1であればAdBm、X1<パスロス≦X2であればBdBmなどである。或いは、eNB100Aは、個別最大値を(A*パスロス+B、A,Bは変数)と定義し、A及びBを状況などに応じて設定するようにしてもよい。

 さらに、個別最大値の表示形式は、最大送信電力値(例えば、20dBm)を直接示してもよいし、デフォルトの最大送信電力値を規定しておき、当該最大送信電力値に対する差分(例えば、デフォルトが23dBmで最大送信電力値が20dBmの場合、-3dB)を示すようにしてもよい。或いは、最大送信電力値とインデックスとの対応を予め規定しておき、インデックス(例えば、0~7など)のみを示すようにしてもよい。

 (3.2.3)種別最大値基準
 図7は、種別最大値基準に基づく送信電力制御フローを示す。図7に示すように、UE200Bは、自身(UE200B)が特定UEであるか否かを識別する(S210)。特定UEであるか否かの識別方法については、さらに後述する。

 UE200Bが特定UEである場合、UE200Bは、報知情報(SIBなど)を受信(S220)し、PUSCH送信電力の種別最大値を取得する(S230)。

 UE200Bは、受信した種別最大値に基づいて、PUSCHの送信電力の制限値を計算する(S240)。UE200Bは、計算した制限値に基づいて、送信電力を制御する(S250)。すなわち、UE200Bは、種別最大値に基づいて規定された最大送信電力を超えない範囲で通信を実行する。

 なお、種別最大値の変更契機としては、報知情報の送信タイミング、及び上述した干渉レベルが閾値を超えた時点などが考えられる。干渉レベルの閾値は、複数用いてもよいし、近隣セル間で交換した干渉レベルの値に応じて、種別最大値を変化させてもよい。さらに、干渉レベル(干渉電力)が高い程、種別最大値を小さくしてもよい。

 種別最大値は、個別最大値と同様に、eNB100Aが無線アクセスネットワーク20を経由して外部から取得してもよいし、UE200Bが直接外部から取得してもよい。なお、種別最大値の表示形式については、上述した個別最大値と同様とすることができる。

 また、UE200Bが特定UEか否かの識別は、UEのCapabilityとして、3GPPにおいて標準化されてもよい。さらに、種別最大値が標準化される場合には、報知情報を用いずに、UE200Bに固定値として設定されていてもよい。

 (3.2.4)測定品質基準
 図8は、測定品質基準に基づく送信電力制御フローを示す。図8に示すように、UE200Bは、UE200Bの受信通信品質を測定する(S310)。具体的には、UE200Bは、RSRP及びRSRQを測定する。また、UE200Bは、パスロス、検出セル数、及び上りリンクのPHR(Power HeadRoom)を取得してもよい。

 UE200Bは、自身(UE200B)が特定UEであるか否かを識別する(S320)。特定UEであるか否かの識別方法については、さらに後述する。

 UE200Bは、測定した受信通信品質に基づいて、PUSCHの送信電力の制限値を計算する(S330)。UE200Bは、計算した制限値に基づいて、送信電力を制御する(S340)。

 すなわち、UE200Bは、受信通信品質の測定結果に応じて、最大送信電力を設定する。特に、本実施形態では、UE200Bは、RSRP及びRSRQの値に基づいて、送信電力を制限するか否かを判定する。

 図9は、RSRP及びRSRQと、受信通信品質との関係を示す。図9に示すように、UE200Bは、RSRPが第1所定値(TH1)以上であり、RSRQが第2所定値(TH2)以下の場合、送信電力を制限する。上空ではRSRPが高く、RSRQが低い傾向にあるためである。

 また、測定品質基準による送信電力制御の場合、上述した個別最大値及び種別最大値の適用は受けずに、受信通信品質に応じて、送信電力が制御される(但し、デフォルトの最大送信電力値は、3GPPの標準で規定される)。

 また、最大送信電力値は、個別最大値と同様に、下りリンクのパスロス値に応じて変化させてもよい。さらに、最大送信電力値の表示形式などについても、個別最大値と同様とすることができる。

 なお、UE200Bは、受信通信品質に応じて送信電力を制限していることをeNB100Aに通知してもよい。また、eNB100Aは、送信電力の制限を実行しているこがUE200Bから通知された場合でも、当該制限の解除をUE200Bに対して指示してもよい。

 (4)特定UEの識別
 次に、特定UEの識別方法について説明する。具体的には、eNB100Aは、上述したように、(i)UEのIMEISV(International Mobile Equipment Identity Software Version)または契約種別情報を用いた識別、(ii)接続先APN(Access Point Name)の分離による識別、及び(iii)UEからの測定報告(Measurement Report)に基づく識別を実行できる。

 (4.1)動作例1
 図10は、特定UEの識別動作フロー(動作例1)を示す。図10に示すように、eNB100Aは、IMEISVまたは契約種別情報を取得する(S410)。IMEISVまたは契約種別情報により、UEの種別(ドローンに搭載されているUEか否かなど)を識別できる。

 eNB100Aは、取得したIMEISVまたは契約種別情報に基づいて、送信電力の制御対象のUEが特定UEか否かを判定する(S420)。

 送信電力の制御対象のUEが特定UEであると判定した場合、eNB100Aは、特定UEとして、PUSCHの送信電力を制御する(S430)。

 (4.2)動作例2
 図11は、特定UEの識別動作フロー(動作例2)を示す。以下、動作例1と異なる部分について主に説明する。

 図11に示すように、eNB100Aは、UEの接続先のネットワーク、具体的には、APN(Access Point Name)をUEの種別に応じて分離する(S510)。つまり、特定UEは、特定UEと対応付けられたAPNに分離される。これにより、UEの種別(ドローンに搭載されているUEか否かなど)を識別できる。

 S520及びS530の処理は、S420及びS430と同様である。

 (4.3)動作例3
 図12は、特定UEの識別動作フロー(動作例3)を示す。以下、動作例1と異なる部分について主に説明する。

 図12に示すように、eNB100Aは、UE200B(及び他のUE)から送信された測定報告(Measurement Report)を取得する(S610)。

 eNB100Aは、取得した測定報告に、所定数(N個)以上のセルについての測定結果が含まれているか否かを判定する(S620)。また、eNB100Aは、取得した測定報告に基づいて、近隣セルのRSRP(Reference Signal Received Power)と、自セルのRSRPとの差が所定値以下か否かを判定する(S630)。

 所定数(N個)以上のセルについての測定結果が含まれている場合、或いは近隣セルのRSRPと、自セルのRSRPとの差が所定値以下の場合、eNB100Aは、特定UEとして、PUSCHの送信電力を制御する(S640)。

 (5)作用・効果
 上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。UE200B(他のUEも同様、以下同)は、通信状態取得部220によって取得された複数セル(セルC1, C2)における干渉レベルまたはパスロス(受信通信品質)が所定範囲内である場合、PUSCHの送信電力(以下、単に送信電力)を制限する。

 このため、UE200Bなど、上空で通信を実行するために、複数セルと見通しが良好になり、複数セルにおける干渉レベル(干渉電力)またはパスロスが所定範囲(例えば、xdBm以内(干渉電力の場合)、またはydB以内(パスロスの場合))内となる可能性が高い場合に、UE200Bは、自身を特定UEと判定し、送信電力を制限できる。

 これにより、ドローンに搭載されたUE200Bなど、見通しが良好なために複数セルと同様の通信環境となる場合でも、当該ユーザ装置による干渉を低減し得る。

 本実施形態では、UE200Bは、UE200Bに設定すべき個別最大値、またはUEの種別(例えば、特定UE)毎に設定すべき種別最大値に基づいて、送信電力を制限できる。このため、UEの個別事情(個別最大値の場合)、またはUE種別毎の特性(ドローン搭載の特定UEなど)に応じた適切な送信電力の最大値を設定できる。これにより、無線通信システム10における干渉をより効果的に低減し得る。

 本実施形態では、UE200Bは、通信品質測定部250によって測定された受信通信品質の測定結果に基づいて、送信電力を制限するか否かを決定できる。特に、本実施形態では、UE200Bは、RSRPが第1所定値(TH1)以上であり、RSRQが第2所定値(TH2)以下の場合、送信電力を制限することができる。

 このため、実際の通信環境(上空において通信を実行するUEなど)に即した適切な送信電力の制限を実現し得る。これにより、無線通信システム10における干渉をより効果的に低減し得る。

 本実施形態では、UE200Bは、装置識別部240によってUE200Bが特定UEと識別された場合、送信電力を制限できる。このため、複数セルにおける干渉レベルまたはパスロスなどを比較しなくても、迅速かつ容易に送信電力を制限できる。これにより、無線通信システム10における干渉をより効果的に低減し得る。

 (6)その他の実施形態
 以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。

 例えば、上述した実施形態では、UE200B及びUE200Cは、ドローンに搭載されていたが、UE200B及びUE200Cは、必ずしもドローンのような飛行物体に搭載されていなくても構わない。つまり、本発明は、スマートフォンのような通常のユーザ装置にも適用し得る。例えば、当該ユーザ装置が、複数セルと見通しが良好になり、複数セルからの下りリンクにおけるパスロスが小さくなる場所に位置する場合には、上述した送信電力の制御を実行してもよい。例えば、不特定のユーザが通信を実行する可能性があるビルの高層階にユーザ装置が位置する場合である。また、ビルの屋上などに設置された気象センサや監視カメラなどと接続されたユーザ装置(MTC-UE)も同様である。

 また、上述した実施形態では、PUSCHを例として説明し、PUCCH, PRACH, NPUSCHも対象である旨説明したが、送信電力制御の対象には、他の物理上りリンクチャネルが含まれてもよい。

 また、上述した実施形態の説明に用いたブロック図(図2,3)は、機能ブロック図を示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。

 さらに、上述したeNB100A, 100B、UE200A~200C(当該装置)は、本発明の送信電力制御の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図13に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。

 当該装置の各機能ブロック(図2,3参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。

 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。

 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。

 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。

 通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。

 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。

 また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。

 また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。

 さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。

 上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。

 また、上述した実施形態において、eNB100A(eNB100B、以下同)によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによってeNB100Aの機能が提供されても構わない。

 なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。

 さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。

 eNB100A, 100B(基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。

 「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。
さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。

 UE200A~200Cは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。

 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。

 また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。

 本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。

 本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。

 上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。

 上述したユーザ装置及び送信電力制御方法によれば、ドローンに搭載される場合など、見通しが良好なために複数セルにおいて同様の通信環境となる場合でも、他のユーザ装置及び無線基地局が実行する通信に対する干渉を低減し得るため、有用である。

 10 無線通信システム
 20 無線アクセスネットワーク
 100A, 100B eNB
 110 無線信号送受信部
 120 最大送信電力報知部
 130 装置種別判定部
 140 干渉レベル取得部
 200A~200C UE
 210 無線信号送受信部
 220 通信状態取得部
 230 報知情報受信部
 240 装置識別部
 250 通信品質測定部
 260 電力制御部
 1001 プロセッサ
 1002 メモリ
 1003 ストレージ
 1004 通信装置
 1005 入力装置
 1006 出力装置
 1007 バス
 C1, C2 セル

Claims (6)

  1.  物理上りリンクチャネルの送信電力を制御するユーザ装置であって、
     前記ユーザ装置が接続している自セルを含む複数セルにおける干渉レベル、または前記複数セルにおける前記ユーザ装置での受信通信品質の少なくとも何れかを取得する通信状態取得部と、
     前記通信状態取得部によって取得された前記複数セルにおける前記干渉レベルまたは前記受信通信品質が所定範囲内である場合、前記送信電力を制限する電力制御部と
    を備えるユーザ装置。
  2.  前記電力制御部は、前記自セルを介して、前記ユーザ装置に設定すべき前記送信電力の最大値である個別最大値を受信し、受信した前記個別最大値に基づいて、前記送信電力を制限する請求項1に記載のユーザ装置。
  3.  前記複数セルの何れかを介して、前記ユーザ装置の種別毎に設定すべき前記送信電力の最大値である種別最大値を含む報知情報を受信する報知情報受信部を備え、
     前記電力制御部は、前記報知情報受信部が取得した前記報知情報に含まれる前記種別最大値に基づいて、前記送信電力を制限する請求項1に記載のユーザ装置。
  4.  前記受信通信品質を測定する通信品質測定部を備え、
     前記電力制御部は、前記通信品質測定部によって測定された前記受信通信品質の測定結果に基づいて、前記送信電力を制限するか否かを決定する請求項1に記載のユーザ装置。
  5.  前記通信品質測定部は、前記複数セルにおけるReference Signal Received Power及びReference Signal Received Qualityを測定し、
     前記電力制御部は、前記Reference Signal Received Powerが第1所定値以上であり、前記Reference Signal Received Qualityが第2所定値以下の場合、前記送信電力を制限する請求項4に記載のユーザ装置。
  6.  物理上りリンクチャネルの送信電力を制御する送信電力制御方法であって、
     ユーザ装置が接続している複数セルを含む複数セルにおける干渉レベル、または前記複数セルにおける前記ユーザ装置での受信通信品質の少なくとも何れかを取得するステップと、
     取得された前記複数セルにおける前記干渉レベルまたは前記受信通信品質が所定範囲内である場合、前記送信電力を制限するステップと
    を含む送信電力制御方法。
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"Potential challenges on emerging drone services", 3GPP TSG RAN WG2 #97 R2-1701077, 17 February 2017 (2017-02-17), XP051211808, Retrieved from the Internet <URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_97/Docs/R2-1701077.zip> *

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