JP7136362B2 - プローブ - Google Patents
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Description
本発明は、コネクタの特性検査を行うためのプローブに関する。
従来より、被検査体であるコネクタの特性検査を行うためのプローブが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のプローブは、コネクタの特性検査を行うためのプローブであり、特に、複数信号を流すように複数の端子が設けられた多極コネクタの特性検査を行うものである。特許文献1のプローブは、多極コネクタの複数の端子に対して同時に接触可能な複数のプローブピンを備えている。
コネクタのプローブにおいては、端子の特性検査の精度を向上させることが求められている。特許文献1のプローブのように、弾性部材を用いてプローブをコネクタ端子に押し付ける場合に、弾性部材のねじれによって、特性検査精度のさらなる向上が妨げられる。
本発明の目的は、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができるプローブを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のプローブは、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するスラストベアリングと、を備える。
また、本発明の別の態様のプローブは、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するリング状部材と、を備え、前記リング状部材は、前記弾性体に直接接触して前記弾性体による前記付勢力を受ける第1面を有し、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数は、前記プランジャと前記弾性体との摩擦係数よりも小さい。
本発明のプローブによれば、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができる。
本発明の第1態様によれば、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するスラストベアリングと、を備える、プローブを提供する。
このような構成によれば、スラストベアリングによって弾性体による軸方向の付勢力を受けつつ、弾性体のねじれに伴う回転力を吸収することができる。これにより、弾性体の回転力がプランジャに伝達されることを抑制することができ、プランジャに配置したプローブピンの位置ずれを抑制することができ、プローブピンをコネクタの端子に精度良く接触させることができる。このようにして、コネクタの特性検査の精度を向上させることができる。
本発明の第2態様によれば、前記スラストベアリングは、前記弾性体と前記プランジャとの間に配置される、第1態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スラストベアリングを弾性体よりもプランジャに近い位置に配置することで、弾性体の回転力をプランジャにより伝達されにくくすることができる。
本発明の第3態様によれば、前記スラストベアリングは、前記弾性体と直接接触して前記貫通孔を取り囲む第1面を有し、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数は、前記弾性体と前記プランジャとの摩擦係数よりも小さい、第2態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、リング状部材の第1面に対してスプリングを滑りやすくすることができ、スプリングの圧縮に伴う平面方向の力、特に回転力をリング状部材によって吸収することができる。
本発明の第4態様によれば、前記スラストベアリングは、前記第1面の外周に沿った第2面を有し、前記第2面と前記弾性体との摩擦係数は、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数よりも大きい、第3態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第1面の外側に設けた第2面によって、スプリングの移動を規制するストッパー機能を実現することができる。
本発明の第5態様によれば、前記スラストベアリングは、前記第1面における前記弾性体と直接接触する箇所の周囲に前記第1面に対して突出した突出部を有する、第3態様又は第4態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、突出部によって、スプリングの移動を規制するストッパー機能を実現することができる。
本発明の第6態様によれば、前記スラストベアリングは、前記プランジャに直接接触する、第2態様から第5態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スラストベアリングとプランジャの間に部材を設けないことで、部品点数を減らすことができる。
本発明の第7態様によれば、前記スラストベアリングは、前記弾性体に直接接触する、第1態様又は第2態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スラストベアリングと弾性体の間に部材を設けないことで、部品点数を減らすことができる。
本発明の第8態様によれば、前記弾性体は、前記ハウジングの周囲に配置されたスプリングである、第1態様から第7態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、弾性体に汎用的な構成を用いることができ、プローブの製造コストを低減することができる。
本発明の第9態様によれば、前記スプリングの外径は、前記スラストベアリングの中心孔の径よりも大きく設定される、第8態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スプリングがスラストベアリングの中心孔に誤って入ることを防止することができる。
本発明の第10態様によれば、前記スラストベアリングは、輪状の第1スラストワッシャーと、前記第1スラストワッシャーよりも前記ハウジングの前記先端部側に配置された輪状の第2スラストワッシャーと、前記第1スラストワッシャーと前記第2スラストワッシャーの間に配置され、複数の玉を保持する輪状の保持器とを有する、第1態様から第9態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スラストベアリングとして汎用的な構成を用いることができ、プローブの製造コストを低減することができる。
本発明の第11態様によれば、前記第1スラストワッシャーおよび前記第2スラストワッシャーにおいて前記保持器に面する側の表面は平坦である、第10態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、スラストワッシャーの内側の面を平坦とすることで、保持器の保持する玉の軌道溝を設ける場合と比べて、保持器の玉が平面方向に自由に移動可能となる。これにより、弾性体のねじれに伴う回転力だけでなく平面方向の位置ずれもスラストベアリングで吸収することができ、プローブピンの位置ずれをさらに抑制し、コネクタの特性検査の精度をさらに向上させることができる。
本発明の第12態様によれば、前記同軸ケーブルおよび前記プローブピンはそれぞれ複数設けられており、複数の端子を有する多極コネクタの特性検査を行うための第1態様から第11態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、多極コネクタの特性検査を行う際にはプローブピンの位置ずれによって端子との接触不良が生じやすいのに対して、弾性体のねじれに伴うプローブピンの位置ずれを抑制することで、多極コネクタの特性検査の精度を向上できる。
本発明の第13態様によれば、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するリング状部材と、を備え、前記リング状部材は、前記弾性体に直接接触して前記弾性体による前記付勢力を受ける第1面を有し、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数は、前記プランジャと前記弾性体との摩擦係数よりも小さい、プローブを提供する。
このような構成によれば、リング状部材によって弾性体による軸方向の付勢力を受けつつ、弾性体のねじれに伴う回転力を吸収することができる。これにより、弾性体の回転力がプランジャに伝達されることを抑制することができ、プランジャに配置したプローブピンの位置ずれを抑制することができ、プローブピンをコネクタの端子に精度良く接触させることができる。このようにして、コネクタの特性検査の精度を向上させることができる。
本発明の第14態様によれば、前記リング状部材は、前記第1面の外周に沿った第2面を有し、前記第2面と前記弾性体との摩擦係数は、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数よりも大きい、第13態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第1面の外側に設けた第2面によって、スプリングの移動を規制するストッパー機能を実現することができる。
本発明の第15態様によれば、前記リング状部材は、前記第1面における前記弾性体と直接接触する箇所の周囲に前記第1面に対して突出した突出部を有する、第13態様又は第14態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、突出部によって、スプリングの移動を規制するストッパー機能を実現することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態)
図1~図5は、実施の形態におけるプローブ2の概略構成を示す図である。図1、図2はそれぞれ、プローブ2を異なる角度から見た斜視図である。図3は、図1、図2に示すプローブ2の縦断面図である。図4、図5はそれぞれ、プローブ2を異なる角度から見た分解斜視図である。
図1~図5は、実施の形態におけるプローブ2の概略構成を示す図である。図1、図2はそれぞれ、プローブ2を異なる角度から見た斜視図である。図3は、図1、図2に示すプローブ2の縦断面図である。図4、図5はそれぞれ、プローブ2を異なる角度から見た分解斜視図である。
プローブ2は、コネクタ3の特性検査を行う検査器具である。実施の形態のコネクタ3は、複数の端子を有する多極コネクタである。図1~図3では、コネクタ3の外形を簡略化して図示しており、図4、図5ではコネクタ3の図示を省略している。
プローブ2は、フランジ4と、ハウジング6と、同軸ケーブル8と、プランジャ10と、スプリング12(弾性体)と、スラストベアリング14とを備える。
フランジ4は、プローブ2を所定の設備に取り付けるための部材である。所定の設備は例えば、コネクタ3が実装されたプリント基板をコネクタ3の特性検査の結果に基づいて選別するための選別機である。
図3、図4に示すように、フランジ4の中心部には、ハウジング6を挿通するための貫通孔20が設けられている。フランジ4は水平方向に延在するように配置され、貫通孔20は鉛直方向に延びるように設けられる。実施の形態の貫通孔20は円柱形状である。
フランジ4の上面11には、ハウジング6の基端部21を受けるための凹部13が形成されている。凹部13は、フランジ4の上面11において、貫通孔20を水平方向に拡張した部分として設けられている。貫通孔20と凹部13は、空間的に連続して形成されている。
ハウジング6は、フランジ4の貫通孔20に挿通されて嵌合するとともに、後述するプランジャ10などを保持する部材である。ハウジング6は、同軸ケーブル8を内包しながら軸方向Aに延びる筒状に形成されている。軸方向Aは鉛直方向に略一致してもよい。
ハウジング6は、基端部21と、先端部22と、中間部23とを備える。
基端部21は、ハウジング6の一方側(実施の形態では上側)の端部であり、先端部22は、ハウジング6の他方側(実施の形態では下側)の端部である。基端部21および先端部22はともに、中間部23に対して拡径した形状を有する。
基端部21は、フランジ4の凹部13に収容される部分である。凹部13には、基端部21を内側に向かってガイドするように傾斜した傾斜面が設けられている。凹部13に収容された状態で、基端部21は凹部13の中で横方向、すなわち水平方向にわずかに移動可能である。一方で、先端部22は、プランジャ10に圧入される部分である。先端部22がプランジャ10に圧入されることにより、プランジャ10がハウジング6に固定される。中間部23は、基端部21と先端部22の間に延びる部分であり、中間部23の周囲にはスプリング12が配置される。
プランジャ10は、コネクタ3を嵌合させて位置決めするための部材である。プランジャ10は、コネクタ3が下方から嵌合される嵌合部10Aと、ハウジング6に取り付けられる取付部10Bとを備える。嵌合部10Aは、取付部10Bの端部から下方に突出するように取付部10Bに取り付けられる。嵌合部10Aには、コネクタ3を嵌合させるための突起24(図7)が形成されている。
図2、図3に示すように、ハウジング6の内部には、複数の同軸ケーブル8が挿通されている。同軸ケーブル8は、コネクタ3の端子と電気的に導通するための部材である。
図6は、1本の同軸ケーブル8を示す斜視図である。同軸ケーブル8は棒状に構成されており、その先端部にプローブピン16が電気的に接続されている。1つの同軸ケーブル8に対して1つのプローブピン16が接続されている。同軸ケーブル8の他方側の端部は測定コネクタ(図示せず)に接続されている。測定コネクタは、同軸ケーブル8を外部の測定器(図示せず)に接続するためのコネクタである。
プローブピン16は、コネクタ3の各端子に接触して導通する棒状の部材である。プローブピン16は、内側が導電性材料により形成され、外側が絶縁性部材により形成されている。プローブピン16はプランジャ10の嵌合部10Aに挿通される。プローブピン16の先端は導電性部分であり、嵌合部10Aの底部から露出される。
図7は、プランジャ10の斜視図である。図7に示すように、プランジャ10の嵌合部10Aは、その底部にプローブピン16の先端を露出させる開口部を有している。嵌合部10Aの開口部から露出するプローブピン16の先端は、嵌合部10Aに嵌合したコネクタ3の端子に接触可能に突出する。
実施の形態のプローブ2では、複数の同軸ケーブル8および複数のプローブピン16を設けている。このような構成によれば、被検査体であるコネクタ3が複数の端子を備える多極コネクタであっても、コネクタ3の各端子の特性検査を同時に実施することができる。実施の形態では特に、8つの同軸ケーブル8と8つのプローブピン16を設けており、8つの端子を有する多極コネクタ3の特性検査を同時に実施することができる。
嵌合部10Aは、一対の突起24を有する。一対の突起24は、嵌合部10Aの底部から下方に突出した突起であり、互いに間隔を空けて配置されている。一対の突起24の間には、コネクタ3の端子をプローブピン16に向けてガイドするガイド溝28が形成される。ガイド溝28の表面形状は、コネクタ3に応じた形状に設計されている。
プランジャ10の取付部10Bは、前述したスラストベアリング14を受ける大略円板状の部分と、嵌合部10Aに接続される部分とを有する。
図1~図5に戻ると、スプリング12は、前述したプローブピン16をコネクタ3の端子に対して適切な荷重で押し付けるための弾性体である。スプリング12は、フランジ4とプランジャ10の間でハウジング6の周囲に配置されている。図1、図3に示すように、スプリング12の一方側(上側)の端部は、フランジ4の下面に形成された溝に圧入されている。一方で、スプリング12の他方側(下側)の端部は、図2、図3に示すようにスラストベアリング14の表面に接触している。スプリング12とスラストベアリング14は互いに固定されていない。
図1、図2に示すような、嵌合部10Aにコネクタ3を嵌合させる前の状態において、スプリング12は自然長よりも短い状態、すなわち圧縮状態にある。圧縮状態にあるスプリング12は、上方にあるフランジ4と下方にあるスラストベアリング14およびプランジャ10を互いに離れるように軸方向Aに付勢する。圧縮状態にあるスプリング12は、自然長に向かって延びようとする弾性力として軸方向Aの付勢力Fを有する。
実施の形態におけるスプリング12は、らせん状のコイルスプリングであり、長さおよび弾性力を容易に調節することができる。スプリング12は、弾性係数k1および縮み量x1を有しており、付勢力Fは、弾性係数k1と縮み量x1を乗じた値として概算することができる。弾性係数は、「弾性率」、「弾性定数」と称してもよく、「ばね定数」で代用してもよい。
図3に示すように、スプリング12の外径D1は、スラストベアリング14の中心孔の径D2よりも大きく設定されている。このような長さの設定により、スラストベアリング14に固定されていないスプリング12が誤ってスラストベアリング14の中心孔に入ることが防止される。
スラストベアリング14は、前述したスプリング12による軸方向Aの付勢力Fを受けるように介在する部材である。スラストベアリング14はスプリング12と同様に、フランジ4とプランジャ10の間でハウジング6の周囲に配置される。スラストベアリング14は、スプリング12およびプランジャ10のいずれにも固定されておらず、軸方向Aを中心とする回転方向Rに回転可能な状態でハウジング6の周囲に配置される。
実施の形態では、スプリング12を上側、スラストベアリング14を下側に配置している。スプリング12はフランジ4とスラストベアリング14の間に配置され、スラストベアリング14はスプリング12とプランジャ10の間に配置される。スプリング12はフランジ4およびスラストベアリング14と直接接触し、スラストベアリング14はスプリング12およびプランジャ10と直接接触する。このような構成によれば、これらの部材の間にその他の部材を介在させる場合と比べて、部品点数を減らすことができる。
図8A、図8Bはそれぞれ、スラストベアリング14を異なる角度から見た分解斜視図である。図8A、図8Bに示すように、スラストベアリング14は、第1スラストワッシャー30と、第2スラストワッシャー32と、保持器34とを有する。
第1スラストワッシャー30、第2スラストワッシャー32および保持器34はそれぞれ、中心孔30A、32A、34Aを形成した輪状の部材である。中心孔30A、32A、34Aの直径はいずれも略同じに設定される。
第1スラストワッシャー30および第2スラストワッシャー32は、同寸法の円筒状の部材である。第1スラストワッシャー30は保持器34の上側に配置され、第2スラストワッシャー32は保持器34の下側に配置される。第1スラストワッシャー30は上面30Bおよび下面30Cを有しており、第2スラストワッシャー32は上面32Bおよび下面32Cを有する。第1スラストワッシャー30は下面30Cで保持器34に面しており、第2スラストワッシャー32は上面32Bで保持器34に面している。
保持器34は、第1スラストワッシャー30と第2スラストワッシャー32の間に配置される輪状の部材である。実施の形態の保持器34は、複数の玉36を保持している。複数の玉36は、第1スラストワッシャー30の下面30Cおよび第2スラストワッシャー32の上面32Bに挟まれた状態で、スラストワッシャー30、32に対して回転方向Rへ相対的に移動可能に設けられている。
図8A、図8Bに示すように、第1スラストワッシャー30の上面30Bおよび下面30C、並びに第2スラストワッシャー32の上面32Bおよび下面32Cはいずれも平坦に形成されている。特に、保持器34の玉36に接する側の面である第1スラストワッシャー30の下面30Cおよび第2スラストワッシャー32の上面32Bを平坦とすることで、保持器34の玉36は水平方向に移動可能となる。スラストベアリングの種類によってはスラストワッシャーにおける保持器の玉に接する側の面に、円周状の凹部を玉の軌道として形成して玉の移動を制限しているが、下面30Cおよび上面32Bを平坦に形成することで、保持器34の玉36の移動が制限されない。このため、保持器34の玉36はスラストワッシャー30、32に対して相対的に回転方向Rへ回転可能であるだけでなく水平方向の横移動も可能となる。
図4、図5に示すように、プローブ2はさらに、プレート26を備える。
プレート26は、同軸ケーブル8が上方へ抜けるのを防止するための部材である。プレート26は、プランジャ10の取付部10Bに配置され、ハウジング6の先端部22とプランジャ10の間に配置される。
ハウジング6の先端部22がプレート26を介してプランジャ10に取り付けられた状態において、ハウジング6とプランジャ10は周方向である回転方向Rに一体的に回転可能となる。ハウジング6とプランジャ10のいずれにも取り付けられていないスプリング12およびスラストベアリング14は一体的に回転しない。
上述した構成を有するプローブ2の動作について、図9A、図9Bを用いて説明する。図9Aは、コネクタ3が嵌合する前のハウジング6を示す切欠き斜視図であり、図9Bは、コネクタ3が嵌合した後のハウジング6を示す切欠き斜視図である。図9A、図9Bでは、コネクタ3、プランジャ10、スプリング12およびスラストベアリング14などの図示を省略しており、フランジ4およびハウジング6のみを図示している。
図9Aに示す状態では、ハウジング6の基端部21は凹部13に収容されており、圧縮状態にあるスプリング12(図示せず)は付勢力F1を有している。図9Aに示す状態から、プランジャ10の嵌合部10A(図示せず)にコネクタ3が嵌合し、コネクタ3からプランジャ10を介してハウジング6に対して上方への押圧力が付与される。これにより、図9Bに示すようにハウジング6はフランジ4に対して上方へ浮き上がり、ハウジング6の基端部21とフランジ4との係合が解除される。
図9Bに示す状態では、ハウジング6は貫通孔20の中の範囲で水平方向へ移動可能、かつ回転方向R(図示せず)へ回転可能となる。プランジャ10に嵌合したコネクタ3の端子の位置に応じて、ハウジング6は水平方向へ横移動するとともに回転方向Rへ回転する。これにより、コネクタ3の端子の位置に応じてハウジング6およびプランジャ10の姿勢が調整され、プランジャ10に取り付けたプローブピン16とコネクタ3の端子との位置合わせを行うことができる。
図9Bに示すスプリング12は、図9Aに示す状態からさらに縮んでおり、付勢力F1よりも大きな付勢力F2を有する。スプリング12が付勢力F2を有することで、プランジャ10に配置したプローブピン16をコネクタ3に対して適切な荷重で押し付けることができる。
その後、コネクタ3の特性検査が完了すると、コネクタ3とプランジャ10の嵌合が解除され、図9Aに示す状態に戻る。
コネクタ3の特性検査を繰り返し実行すると、図9Bに示すようなハウジング6の水平方向の横移動および回転方向Rへの回転が繰り返される。ハウジング6の周りに配置されたスプリング12は、上側の端部がフランジ4の下面に固定されており、プランジャ10がコネクタ3に嵌合するとスプリング12が圧縮されるが、圧縮されたスプリング12には巻回方向やピッチに応じた回転方向Rへのねじれが生じる。このねじれはスプリング12の回転力Wとして他の部材に作用する。スプリング12に回転力Wが生じることで、スプリング12に連結されたプランジャ10に回転力Wが伝わり、プランジャ10に配置したプローブピン16に位置ずれが生じる可能性がある。
これに対して、実施の形態のプローブ2では、スプリング12をハウジング6とプランジャ10のいずれにも固定せず、フランジ4の下面に固定した状態でハウジング6の周囲に配置している。これにより、ハウジング6とプランジャ10の姿勢が変更される場合であっても、それに伴って、スプリング12にねじれおよび回転力Wが発生することが抑制される。さらに実施の形態のプローブ2では、スプリング12とプランジャ10の間にスラストベアリング14を介在させている。スラストベアリング14は、スプリング12の軸方向Aの付勢力Fを受けるとともに、スプリング12のねじれに伴う回転力Wを吸収する機能を有する。これにより、スプリング12のねじれに伴う回転力Wが発生した場合でも、プランジャ10に伝達されることを防止することができるため、プランジャ10に配置したプローブピン16の位置ずれを抑制することができる。このようにして、コネクタ3の特性検査の精度を向上させることができる。
上述したように、実施の形態のプローブ2は、フランジ4と、ハウジング6と、プランジャ10と、スプリング12と、スラストベアリング14とを備える。フランジ4は、貫通孔20が形成された部材である。ハウジング6は、一方側の端部である基端部21と他方側の端部である先端部22とを有し、フランジ4の貫通孔20に挿通され、基端部21が貫通孔20に嵌合可能であり、同軸ケーブル8を内包して軸方向Aに延びる。プランジャ10は、ハウジング6の先端部22に取り付けられ、同軸ケーブル8と電気的に接続されたプローブピン16を通す開口部を底部に形成している。スプリング12は、フランジ4とプランジャ10の間に配置され、フランジ4とプランジャ10を互いに離れる方向へ軸方向Aに付勢可能な弾性体である。スラストベアリング14は、フランジ4とプランジャ10の間でハウジング6の周りに配置され、スプリング12による軸方向Aの付勢力Fを受けるように介在する。
このような構成によれば、スラストベアリング14によってスプリング12による軸方向Aの付勢力Fを受けつつ、スプリング12のねじれに伴う回転力Wを吸収することができる。これにより、スプリング12の回転力Wがプランジャ10に伝達されることを抑制することができ、プランジャ10に配置したプローブピン16の位置ずれを抑制することができ、プローブピン16をコネクタの端子に精度良く接触させることができる。このようにして、コネクタの特性検査の精度を向上させることができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、スラストベアリング14は、スプリング12とプランジャ10との間に配置される。このような構成によれば、スラストベアリング14をスプリング12よりもプランジャ10に近い位置に配置することで、スプリング12の回転力をプランジャ10により伝達されにくくすることができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、スラストベアリング14は、プランジャ10に直接接触する。このような構成によれば、スラストベアリング14とプランジャ10の間に部材を設けないことで、部品点数を減らすことができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、スラストベアリング14は、スプリング12に直接接触する。このような構成によれば、スラストベアリング14とスプリング12の間に部材を設けないことで、部品点数を減らすことができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、付勢力Fを生じさせる弾性体として、ハウジング6の周囲に配置されたスプリング12を用いる。このような構成によれば、弾性体に汎用的な構成を用いることができ、プローブ2の製造コストを低減することができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、スプリング12の外径D1は、スラストベアリング14の中心孔の径D2よりも大きく設定される。このような構成によれば、スプリング12がスラストベアリング14の中心孔に誤って入ることを防止することができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、スラストベアリング14は、輪状の第1スラストワッシャー30と、輪状の第2スラストワッシャー32と、輪状の保持器34とを有する。第2スラストワッシャー32は、第1スラストワッシャー30よりもハウジング6の先端部22側に配置される。保持器34は、第1スラストワッシャー30と第2スラストワッシャー32の間に配置され、複数の玉36を保持する。このような構成によれば、スラストベアリング14として汎用的な構成を用いることができ、プローブ2の製造コストを低減することができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、第1スラストワッシャー30および第2スラストワッシャー32において保持器34に面する側の下面30Cおよび上面32Bは平坦である。このような構成によれば、スラストワッシャー30、32の内側の面に保持器34の玉36の軌道溝を設ける場合と比べて、保持器34の玉36が平面方向に自由に移動可能となる。これにより、スプリング12のねじれに伴う回転力Wだけでなく平面方向の位置ずれもスラストベアリング14で吸収することができる。このため、プローブピン16の位置ずれをさらに抑制し、コネクタ3の特性検査の精度をさらに向上させることができる。
さらに、実施の形態のプローブ2では、同軸ケーブル8およびプローブピン16はそれぞれ複数設けられており、複数の端子を有する多極コネクタ3の特性検査が行われる。このような構成によれば、多極コネクタ3は端子が複数あるためにプローブピン16の位置ずれによって端子との接触不良が生じやすいのに対して、スプリング12のねじれに伴うプローブピン16の位置ずれを抑制することで、多極コネクタ3の特性検査の精度を向上させることができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。例えば、上記実施の形態では、スプリング12を上側、スラストベアリング14を下側に配置する場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、スプリング12を下側、スラストベアリング14を上側に配置する等、フランジ4とプランジャ10の間であれば任意の位置にそれぞれ配置してもよい。
また、上記実施の形態では、スラストベアリング14を1つ設ける場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、スラストベアリング14を2つ設けてもよい。スラストベアリング14を2つ設ける場合には、図1、図2に示すプローブ2において、フランジ4とスプリング12の間に、スラストベアリング14とは別のスラストベアリングを介在させてもよい。
また、上記実施の形態では、軸方向Aの付勢力Fを発生させる弾性体としてスプリング12を用いる場合について説明したが、このような場合に限らない。軸方向Aの付勢力Fを発生させるものであれば、任意の弾性体を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、複数の端子を有する多極コネクタ3、特に、8つの端子を有する多極コネクタ3がプローブ2の検査対象である場合について説明したが、このような場合に限らない。任意の数の端子を有するコネクタを検査対象としてもよい。
また、上記実施の形態では、スラストベアリング14が図8A、図8Bに示すような複数の玉36を有する構成である場合について説明したが、このような場合に限らない。スプリング12の軸方向Aの付勢力Fを受けつつスプリング12のねじれに伴う回転力Wを吸収する「回転力吸収部材」であれば、任意の種類のスラストベアリングを用いてもよい。ここで、上記実施の形態のスラストベアリング14の異なる実施例について、図10、図11を用いて説明する。
(実施例1)
図10は、実施例1のスラストベアリングを示す概略斜視図である。
図10は、実施例1のスラストベアリングを示す概略斜視図である。
図10に示すように、実施例1のスラストベアリングは、中心部に貫通孔102を有するリング状部材100である。貫通孔102にはハウジング6(図示せず)が配置される。リング状部材100は、スプリング12(図示せず)に対向する側の面として、主面104を有する。
図10に示すように、主面104は、第1面106と、第2面108とを有する。第1面106は、貫通孔102を取り囲む面であり、スプリング12と直接接触する。第2面108は、第1面106の外周110に沿った面であり、第1面106の外側に設けられる。
実施例1では、リング状部材100は、POM等の樹脂で一体的に構成している。一方で、リング状部材100に接触するスプリング12およびプランジャ10の材質は例えばSUSである。ここで、SUS同士の摩擦係数は例えば0.6~0.9である。これに対して、SUSとPOMとの摩擦係数は例えば約0.15であり、SUS同士の摩擦係数よりも低い。
このような構成によれば、POM製の第1面106とSUS製のスプリング12との摩擦係数(例えば0.15)は、SUS製のスプリング12とSUS製のプランジャ10との摩擦係数(例えば0.6~0.9)よりも小さい。このような摩擦係数の関係によれば、リング状部材100を設けずにスプリング12とプランジャ10を直接接触させる構成に比べて、リング状部材100を介在させることでスプリング12をリング状部材100の主面104の上で滑りやすくすることができる。これにより、スプリング12の圧縮に伴う平面方向の力、特に回転力Wをリング状部材100によって吸収することができ、プランジャ10に回転力Wが伝達されることを抑制することができる。このようにして、実施の形態のスラストベアリング14(例えば金属製)と同様の効果を奏することができる。
さらに実施例1では、第2面108とスプリング12との摩擦係数を、第1面106とスプリング12との摩擦係数よりも大きくしている。このような摩擦係数とするために、例えば第1面106と第2面108を同じ材質で一体的に形成した後に、第2面108の表面を粗くする加工を施してもよい。
このような第1面106と第2面108の摩擦係数の違いによれば、スプリング12が第1面106に対して平面方向に滑るときに、第1面106の外側まで移動すると摩擦係数の大きな第2面108に接触するため、スプリング12の更なる移動を抑制できる。第1面106の外側に、第1面106よりも表面の粗い第2面108を設けることで、スプリング12の移動を規制するストッパー機能を持たせることができる。
また、リング状部材100をPOM等の樹脂製とすることで、金属製の場合のように削り加工等を行うことなく、樹脂成型によって厚み等の形状を容易に変更することができる。これにより、スプリング12による付勢力の調整を簡便に行うことができる。
また、リング状部材100の第1面106および第2面108に対向する面である第3面とスプリング12との摩擦係数は、スプリング12とプランジャ10との摩擦係数よりも小さい方が好ましい。この場合には、プランジャ10への回転力の伝達をさらに抑制することができる。
(実施例2)
図11は、実施例2のスラストベアリングを示す概略斜視図である。
図11は、実施例2のスラストベアリングを示す概略斜視図である。
図11に示すように、実施例2のスラストベアリングは、中心部に貫通孔202を有するリング状部材200である。貫通孔202にはハウジング6(図示せず)が配置される。リング状部材200は、スプリング12(図示せず)に対向する側の主面として、第1面204を有する。
実施例1と同様に、第1面204をPOM等の樹脂で構成し、第1面204とスプリング12との摩擦係数(例えば0.15)を、スプリング12とプランジャ10との摩擦係数(例えば0.6~0.9)よりも小さくしている。これにより、実施例1と同様の効果を奏することができる。
実施例2ではさらに、図11に示すように、第1面204の周囲に、第1面204に対して直交する方向に突出する突出部206を設けている。このような突出部206を設けることで、実施例1と同様に、スプリング12が平面方向に滑る際にスプリング12の移動を規制するストッパー機能を持たせることができる。なお、実施例1と同様に第1面204に対して表面加工を施してもよい
実施例1、2では、リング状部材100、200が周方向に連続した完全な環状である場合について説明したが、このような場合に限らず、部分的に不連続な部分を有した不完全な環状であってもよい。すなわち、リング状部材100、200は、ハウジング6の周囲を少なくとも部分的に取り囲んでいればよい。
上記実施の形態では、スプリング12を上側、リング状部材100、200を下側に配置する場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、スプリング12を下側、リング状部材100、200を上側に配置する等、フランジ4とプランジャ10の間であれば任意の位置にそれぞれ配置してもよい。なお、スプリング12を下側、リング状部材100、200を上側に配置する場合には、リング状部材100、200とフランジ4との摩擦係数は、スプリング12とフランジ4との摩擦係数よりも小さい方が好ましい。
上述した実施例1、2の構成は互いに組み合わせてもよい。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
なお、上記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態あるいは変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、コネクタの特性検査を行うプローブであれば適用可能である。
2 プローブ
3 コネクタ(多極コネクタ)
4 フランジ
6 ハウジング
8 同軸ケーブル
10 プランジャ
10A 嵌合部
10B 取付部
11 上面
12 スプリング(弾性体)
13 凹部
14 スラストベアリング
16 プローブピン
20 貫通孔
21 基端部
22 先端部
23 中間部
24 突起
26 プレート
28 ガイド溝
30 第1スラストワッシャー
30A 中心孔
30B 上面
30C 下面
32 第2スラストワッシャー
32A 中心孔
32B 上面
32C 下面
34 保持器
34A 中心孔
36 玉
A 軸方向
F、F1、F2 付勢力
R 回転方向(周方向)
W 回転力
100 リング状部材(スラストベアリング)
102 貫通孔
104 主面
106 第1面
108 第2面
110 外周
200 リング状部材(スラストベアリング)
202 貫通孔
204 第1面
206 突出部
3 コネクタ(多極コネクタ)
4 フランジ
6 ハウジング
8 同軸ケーブル
10 プランジャ
10A 嵌合部
10B 取付部
11 上面
12 スプリング(弾性体)
13 凹部
14 スラストベアリング
16 プローブピン
20 貫通孔
21 基端部
22 先端部
23 中間部
24 突起
26 プレート
28 ガイド溝
30 第1スラストワッシャー
30A 中心孔
30B 上面
30C 下面
32 第2スラストワッシャー
32A 中心孔
32B 上面
32C 下面
34 保持器
34A 中心孔
36 玉
A 軸方向
F、F1、F2 付勢力
R 回転方向(周方向)
W 回転力
100 リング状部材(スラストベアリング)
102 貫通孔
104 主面
106 第1面
108 第2面
110 外周
200 リング状部材(スラストベアリング)
202 貫通孔
204 第1面
206 突出部
Claims (15)
- コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、
貫通孔が形成されたフランジと、
一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、
前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、
前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、
前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するスラストベアリングと、を備える、プローブ。 - 前記スラストベアリングは、前記弾性体と前記プランジャとの間に配置される、請求項1に記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、前記弾性体と直接接触して前記貫通孔を取り囲む第1面を有し、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数は、前記弾性体と前記プランジャとの摩擦係数よりも小さい、請求項2に記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、前記第1面の外周に沿った第2面を有し、前記第2面と前記弾性体との摩擦係数は、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数よりも大きい、請求項3に記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、前記第1面における前記弾性体と直接接触する箇所の周囲に前記第1面に対して突出した突出部を有する、請求項3又は4に記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、前記プランジャに直接接触する、請求項2から5のいずれか1つに記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、前記弾性体に直接接触する、請求項1又は2に記載のプローブ。
- 前記弾性体は、前記ハウジングの周囲に配置されたスプリングである、請求項1から7のいずれか1つに記載のプローブ。
- 前記スプリングの外径は、前記スラストベアリングの中心孔の径よりも大きく設定される、請求項8に記載のプローブ。
- 前記スラストベアリングは、輪状の第1スラストワッシャーと、前記第1スラストワッシャーよりも前記ハウジングの前記先端部側に配置された輪状の第2スラストワッシャーと、前記第1スラストワッシャーと前記第2スラストワッシャーの間に配置され、複数の玉を保持する輪状の保持器とを有する、請求項1から9のいずれか1つに記載のプローブ。
- 前記第1スラストワッシャーおよび前記第2スラストワッシャーにおいて前記保持器に面する側の表面は平坦である、請求項10に記載のプローブ。
- 前記同軸ケーブルおよび前記プローブピンはそれぞれ複数設けられており、
複数の端子を有する多極コネクタの特性検査を行うための請求項1から11のいずれか1つに記載のプローブ。 - コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、
貫通孔が形成されたフランジと、
一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、
前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部を底部に形成したプランジャと、
前記フランジと前記プランジャの間に配置され、前記フランジと前記プランジャを互いに離れる方向へ前記軸方向に付勢可能な弾性体と、
前記フランジと前記プランジャの間で前記ハウジングの周りに配置され、前記弾性体による前記軸方向の付勢力を受けるように介在するリング状部材と、を備え、
前記リング状部材は、前記弾性体に直接接触して前記弾性体による前記付勢力を受ける第1面を有し、
前記第1面と前記弾性体との摩擦係数は、前記プランジャと前記弾性体との摩擦係数よりも小さい、プローブ。 - 前記リング状部材は、前記第1面の外周に沿った第2面を有し、前記第2面と前記弾性体との摩擦係数は、前記第1面と前記弾性体との摩擦係数よりも大きい、請求項13に記載のプローブ。
- 前記リング状部材は、前記第1面における前記弾性体と直接接触する箇所の周囲に前記第1面に対して突出した突出部を有する、請求項13又は14に記載のプローブ。
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