JP7136111B2 - コイルの製造方法、コイルの製造装置、コイルおよびモータ - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、扇形形状の断面形状を有する多層多列の高占積率コイルを、容易かつ適切に製造することができる製造方法、および当該製造方法によって得られたコイルを提供することを目的とする。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
コイル10は、線材(線状の導線)11が巻き回されることによって形成されている。コイル10は、所定方向に延びる中心軸を中心に回転するモータに用いられるステータコイルである。ここで、当該モータは、例えば自動車、電動自動車、電動アシスト機器、電動飛行機、マルチコプター等の移動体、ロボット等の産業機器、情報記録媒体を回転する情報記録再生機器、家電製品、事務機器、医療機器等の各分野の搭載対象物に搭載可能なモータとすることができる。
なお、本明細書では、便宜上、モータの中心軸の方向を上下方向として説明するが、モータの使用時における姿勢を限定するものではない。また、モータの中心軸の方向を単に「軸方向」と呼び、中心軸を中心とする径方向および周方向を、単に「径方向」および「周方向」と呼ぶ。
コイル10は、モータのステータコアのスロットに収容されるスロット収容部12と、引き出し線側のコイルエンド部13と、引き出し線とは反対側のコイルエンド部14とを含んで構成される。スロット収容部12およびコイルエンド部14の導線11は、完全整列巻きに巻回され、導線11の交差(乗り移り)は、コイルエンド部13において行われている。
ステータは、ステータコア20と、コイル10と、を備える。ステータコア20は、環状のコアバック21と、コアバック21から径方向内側に突出する複数のティース22と、を備える。コイル10は、ティース22に巻回されている。図2において、導線11の断面に付与した「1T」「2T」等の符号は、コイル10の巻き順を示す。
また、導線11の断面形状は、列ごとに異なる。具体的には、導線11の断面形状は、モータの径方向外側に配置される列であるほど、高さが低く、底辺の長さが長い台形形状となっている。なお、導線11の電気抵抗値の大きさは、導線11の断面積が一番小さい部分で決定するが、各列における導線11の断面積は同一であるため、導線11における電気抵抗値を一定にすることができる。
図3(a)は、複合台形線の一例を示す図である。図3(a)に示すように、複合台形線である導線11は、両端部にコイルの引き出し線となる区域(引出線部)を有する。引出線部に挟まれた中央部は、コイル10の一巻き分の長さに対応した巻対応区域が、連続してターン数分形成された区域となる。複数の巻対応区域は、それぞれ台形形状の断面を有し、当該台形形状は、巻対応区域毎に寸法が異なる。
このように、本実施形態において、導線11は、5パターンの台形断面を有する線材である。
さらに、特に図示しないが、引出線部と台形部との間や、台形部と台形部との間など、断面形状が変化する部分には、それぞれ断面形状が徐々に変化する長さ1mm~2mm程度の接続部が設けられていてもよい。
この場合、コイルエンド部13、14のコイル断面は矩形状となる。コイルエンド部13、14の断面形状を矩形状にするメリットは、コイルエンドの高さを抑えることができることと、巻回時に導線11が傾きにくくなるためコイル形成が容易になることである。
コイル10は、導線11を多層多列に巻回し、断面形状が台形形状となるコイル10Aを形成する巻回装置と、巻回装置によって形成されたコイル10Aの断面形状を扇形形状に成型する成型装置と、によって製造される。
巻回装置100は、第1の治具110と、第2の治具120と、第3の治具130と、を備える。第1の治具110は、図5に示すように、本体部111と、第1の巻き芯部112と、第2の巻き芯部113と、を備える。図5における上下方向は、図4のY方向に対応している。
本実施形態では、コイル10Aは、2層コイルである。そのため、第1の巻き芯部112は、第2の巻き芯部113よりも1段外形の大きいステップ部により構成される。
第2の巻き芯部113は、例えば金属により構成されており、本体部111に対して着脱可能に構成されている。
また、本体部111および第1の巻き芯部112における第2の巻き芯部113側の面(図5では上面)は、渦巻状でかつ周方向に沿って傾斜した面を構成している。そのため、導線11を容易かつ適切に螺旋状に巻回することが可能となる。
また、本体部121のY方向における一方の端面(図6では上面)には、貫通孔122近傍に凸部124が設けられている。第2の治具120は、図7に示すように、凸部124が設けられた端面を、第1の治具110の本体部111に対向させる向きで、第2の巻き芯部113に嵌合され、ねじ止めされる。
ただし、第3の治具130の構成は、上記に限定されるものではない。例えば、導線11が比較的太い場合には、導線11を押し当てることで曲げやすくなるため、受け部131を設けることが望ましい。また、導線11が比較的細い場合には、導線11に張力を与えた状態で巻くことができるため、保持部133を設けることが望ましい。
まず、巻回装置100は、導線11を第1の治具110の凹部114に配置し、第1の治具110および第2の治具120をY方向の軸を中心に回転させ、1T番目を2T番目よりも一段低い位置から巻き始める。このとき、巻回装置100は、導線11を第1の治具110の第1の巻き芯部112に巻く。これにより、図9に示すように、巻き始めとなる導線11aは、コイル外周部に出される。
そして、2T番目から6T番目までは、巻回装置100は、第1の治具110および第2の治具120を回転させながらY方向に移動し、導線11を、第1の治具110の第2の巻き芯部113に螺旋状に巻き付けていく。これにより、図10に示すように、2T番目の巻き線11bから6T番目の巻き線11cが形成される。
そこで、本実施形態では、巻回装置100は、上記間隙11eに、第2の治具120に設けられた凸部124を挿入させて導線11を巻回する。こうして、1段目の巻き線から2段目の巻き線にスムーズに移行させるようにする。このように、間隙11eに凸部124を挿入して巻回することで、導線11が当該間隙11eに落ち込んでずれてしまうことを抑制し、適切に導線11を巻き付けることができる。
これにより、図8に示すように、断面形状が台形形状のコイル10A(扇形成型前のコイル)が形成される。このコイル10Aは、第1列の最外周から巻き始めの導線11aが引き出され、第2列の最外周から巻き終わりの導線11gが引き出された構成となる。
さらに、3層コイルを形成する場合、図13に示すように、中央部に巻きスペーサ141および142を挿入するようにしてもよい。この場合、巻きスペーサ141には、第1の治具110の第1の巻き芯部112と同様に、階段状のステップ部を設ける。また、巻きスペーサ142には、第2の治具120の凸部124と同様に、導線11を1段目から2段目にスムーズに移行させるためのステップ部(凸部)を設ける。
図14は、コイル10Aを成型するための成型装置200の構成を示す図である。なお、この図14は、台形断面のコイル10Aが扇形断面のコイル10に成型された状態を示している。
成型装置200は、相対的に進退移動可能な一対のVブロック201、202と、複数(本実施形態では、4つ)の分割型203a~203dと、を備える。一対のVブロック201、202は、V溝201a、202aを対向させて配置されている。また、4つの分割型203a~203dは、成型前のコイル10Aが、巻き芯部113に巻回された状態で配置される成型空間を形成するよう配置されている。
スペーサ222は、Vブロック201および202の間に配置される平板部材であり、Vブロック201および202のいずれか一方に固定されている。Vブロック201および202が互いに接近する方向に移動し、Vブロック201および202の他方がスペーサ222に当接することで、両者の接近方向への移動が規制される。
このように、1方向からのプレス荷重により、4つの分割型203a~203dを4方向からコイル10Aに当てることができる。そのため、1工程で台形断面のコイル10Aを扇形断面のコイル10に成型することができる。
上述したように、コイル10Aの引き出し線側のコイルエンド部13は、導線11が整列巻きにならない。そのため、このコイルエンド部13に上下左右から圧力をかけると、各導線11に均等に圧力がかからず、導線11の一部が他の導線11にめり込み、絶縁不良を起こす懸念がある。
巻回装置100によりコイル10Aを形成した後、コイル10Aを巻き芯部113から抜き取ると、コイル10Aがばらけるおそれがある。そのため、巻回後は、図16に示すように、コイル10Aを巻き芯部113に巻かれた状態で巻回装置100から取り外し、成型装置200にセットする。なお、図16では、成型装置200の主要部材のみを示している。
第1の分割型203aおよび第2の分割型203bには、それぞれ巻き芯部113の端部が嵌合可能な貫通孔204aおよび204bが形成されている。巻き芯部113に巻かれた状態のコイル10Aは、巻き芯部113の両端部がそれぞれ貫通孔204a、204bに嵌合されることで、成型装置200に形成された成型空間に配置される。
コイル10を固めた後は、ボルト止め治具221によるプレス荷重を解除し、図17に示すように、巻き芯部113ごとコイル10を取り出す。
この巻回工程において使用する巻回装置100は、巻き芯部を構成する第1の治具110および第2の治具120を回転させながら回転軸方向に往復移動させる回転移動機構と、巻き芯部の所定の巻回位置に導線11を供給する線材供給機構と、を備える。また、第1の治具110は、導線11における巻き始め端部が配置される凹部114と、コイル10Aの第1列を最外周から最内周まで順に巻回するための階段状の第1の巻き芯部112と、コイル10Aの第2列以降の各層を巻回するための第2の巻き芯部113と、を備える。
また、巻回装置100は、コイル10Aの軸方向端部に対応する位置に、コイル10Aの層間に生じ得る間隙11eに挿入可能な凸部124を備える。そして、巻回装置100は、コイル10Aの軸方向端部において、上記間隙11eに凸部124を挿入させて導線11を巻回するようにする。したがって、1層目の巻き線から2層目の巻き線にスムーズに移行させることができ、適切に巻線方向を反転させることができる。
また、この扇形成型工程では、コイル10Aに対して、巻き芯部113と4つの分割型203a~203dとによって均等な圧力をかけることができる。例えば、巻き芯と上下の分割型のみによりコイルを成型しようとした場合、多層多列のコイル成型を適切に行うことはできず、多層1列か1層多列のコイル成型にしか対応することができない。本実施形態では、巻き芯部113と4つの分割型203a~203dとを用いることで、多層多列のコイル成型を適切に行うことができる。
つまり、成型装置200は、コイル10Aの完全整列巻きした部分を断面台形から断面扇形に成型する。本実施形態では、引き出し線側のコイルエンド部13が完全整列巻きとならない領域であるため、成型装置200は、当該コイルエンド部13を避けて分割型による成型加工を行う。これにより、コイルエンド部13におけるコイル線のめり込みを回避し、絶縁不良の発生といった不具合を回避することができる。
その結果、分割型同士の対向する面における公差を緩和することができる。また、分割型同士の意図しない接触に起因して、他の分割型間に不所望な間隙が形成されてしまうことを抑制することができるので、精度良く所望の形状を有するコイルを成型することができる。
さらに、巻き芯部113は、金属により構成された部品とするため、例えば巻き芯部を3D樹脂造形により作製した場合のように、導線11を巻回した際に巻き芯部に導線11が食い込んで抜けなくなるといった問題を回避することができる。
上記実施形態においては、巻回装置100は、第1の治具110および第2の治具120をY方向の軸を中心に回転させて導線11を巻回する、所謂軸回し方式を用いる場合について説明した。しかしながら、導線11の巻回方法は上記に限定されるものではなく、例えば、導線11の保持側である第3の治具130側を回転させて導線11を巻回する、所謂フライヤー方式を用いてもよい。
このような構成により、一対のVブロック201、202が互いに離間する方向に移動した場合、Vブロック201、202の移動に連動して、第3の分割型203cおよび第4の分割型203dを付勢部材によって互いに離間する方向へ移動させることができる。そのため、成型後のコイル10の取り出しが容易となる。
例えば、第3の分割型203cおよび第4の分割型203dを、それぞれ図14の左右方向に対応する方向にスライド移動可能なスライダーに固定する。そして、Vブロック201を図14の下方向に対応する方向へ移動した際、上記スライダーに設けられたカム面と、Vブロック201もしくはVブロック201に連結された他の部材に設けられたカム面とを係合させ、第3の分割型203cおよび第4の分割型203dが互いに接近するよう上記スライダーを移動させるようにする。このとき、カム面の傾斜角を適宜設定することで、Vブロック201の移動速度(第1の分割型203aの移動速度)と、第3の分割型203cおよび第4の分割型203dの移動速度とを異なる速度とすることができる。
このように、分割型の成型面をコイル10Aに当接させるタイミングを調整することで、精度良く所望の形状を有するコイル10を成型することができる。
例えば、成型装置200は、相対的に進退移動可能な一対の分割型を備え、当該一対の分割型の少なくとも一方が、複数の部品に分解可能に構成されていてもよい。つまり、成型装置200は、コイル10の断面形状を所望の形状に成型することができ、かつ成型加工後のコイル10を、分割型から容易に取り外すことができる構成であればよい。
Claims (18)
- 線材を多層多列に巻回し、断面形状が台形形状となるコイルを形成する工程と、
前記コイルを、複数の分割型に囲まれた成型空間に配置する工程と、
前記成型空間を狭める方向に移動させて、前記断面形状を成型する工程と、を含み、
前記断面形状を成型する工程では、
前記複数の分割型の少なくとも1つを移動させ、
前記分割型に形成された面によって、前記断面形状を扇形形状に成型し、
前記断面形状を成型する工程では、
前記複数の分割型として4つの分割型を用い、
前記4つの分割型がそれぞれ有する成型面によって、前記扇形形状を構成する2つの円弧と2つの直線とに対応する面をそれぞれ成型することを特徴とする、
コイルの製造方法。 - 前記コイルを形成する工程では、
1本の前記線材を多層多列に巻回することを特徴とする請求項1に記載のコイルの製造方法。 - 前記コイルを形成する工程では、
前記1本の線材を1方向に多層多列に巻回し、引き出し線を最外周に配置することを特徴とする請求項2に記載のコイルの製造方法。 - 前記断面形状を成型する工程では、
前記コイルにおける前記線材が完全整列巻きに巻回された領域の断面形状を、前記扇形形状に成型することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコイルの製造方法。 - 前記断面形状を成型する工程では、
1方向からプレス荷重を印加し、前記成型空間を狭める方向に前記複数の分割型の少なくとも1つを移動させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコイルの製造方法。 - 前記断面形状を成型する工程では、
前記分割型のうち少なくとも2つ以上の移動する移動対象金型において、当該移動対象金型のそれぞれを、異なる速度で前記成型空間を狭める方向に移動させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコイルの製造方法。 - 線材が多層多列に巻回され、断面形状が台形形状となるコイルを形成するための巻き芯部を有する巻回装置と、
前記巻回装置によって形成された前記コイルの断面形状を成型する成型装置と、を備え、
前記成型装置は、
前記巻回装置によって形成された前記コイルが、前記巻き芯部に巻回された状態で配置される成型空間を形成するよう配置された複数の分割型と、
前記複数の分割型の少なくとも1つを、前記成型空間を狭める方向に移動する移動機構と、を有し、
前記分割型に形成された面によって、前記コイルの断面形状を扇形形状に成型し、
相対的に進退移動可能であり、V溝を対向配置した一対のVブロックをさらに備え、
前記複数の分割型は、
前記一対のVブロックの一方の前記V溝に固定された第1の分割型と、
前記一対のVブロックの他方の前記V溝に固定された第2の分割型と、
前記一対のVブロックの前記V溝の一方の面とそれぞれ摺接する第3の分割型と、
前記一対のVブロックの前記V溝の他方の面とそれぞれ摺接する第4の分割型と、により構成されていることを特徴とする
コイルの製造装置。 - 前記一対のVブロックの一方と前記第1の分割型とが一体形成され、
前記一対のVブロックの他方と前記第2の分割型とが一体形成されていることを特徴とする請求項7に記載のコイルの製造装置。 - 前記第1の分割型および前記第2の分割型は、前記扇形形状を構成する円弧に対応する円弧面を成型する成型面をそれぞれ有し、
前記成型面は、前記コイルにおける前記線材が完全整列巻きに巻回された領域と接触することを特徴とする請求項7または8に記載のコイルの製造装置。 - 前記成型装置は、
前記第3の分割型および前記第4の分割型を、それぞれ前記成型空間を拡げる方向に付勢する付勢部材をさらに備えることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のコイルの製造装置。 - 前記成型装置は、
前記一対のVブロックの接近方向への移動を規制する規制部材をさらに備えることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のコイルの製造装置。 - 前記複数の分割型は、相対的に進退移動可能な一対の分割型であり、
前記一対の分割型の少なくとも一方は、複数の部品に分解可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載のコイルの製造装置。 - 前記巻回装置は、
前記巻き芯部を回転させながら回転軸方向に往復移動させる回転移動機構と、
前記巻き芯部の所定の巻回位置に前記線材を供給する線材供給機構と、
をさらに備えることを特徴とする請求項7から12のいずれか1項に記載のコイルの製造装置。 - 前記巻き芯部は、
前記線材における巻き始め端部が配置される凹部と、
前記コイルの第1列を最外周から最内周まで順に巻回するための階段状の第1の巻き芯部と、
第2列以降の各層を巻回するための第2の巻き芯部と、を備えることを特徴とする請求項13に記載のコイルの製造装置。 - 前記巻き芯部は、前記コイルの軸方向端部に対応する位置に、前記コイルの層間に生じ
得る間隙に挿入可能な凸部をさらに備えることを特徴とする請求項13または14に記載のコイルの製造装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のコイルの製造方法により製造され、ステータに取り付けられるコイルであって、
前記ステータのスロット内における前記コイルの断面形状が扇形形状であることを特徴とするコイル。 - 前記スロット内における前記コイルの断面形状が、
前記ステータのコアバックとは中心が異なる2つの同心の円弧と、当該2つの円弧の端部をそれぞれ結ぶ直線と、からなる扇形形状であり、
上記2つの円弧のティース側端部を結ぶ直線が、ティースの形状に沿った直線であることを特徴とする請求項16に記載のコイル。 - 所定方向に延びる中心軸を中心とするシャフトと、
前記シャフトに固定されたロータと、
ステータと、を備え、
前記ステータは、
環状のコアバックと、
前記コアバックから径方向に突出するティースと、
前記ティースに巻回されたコイルと、
を有し、
前記コイルは、請求項16または17に記載のコイルであることを特徴とするモータ。
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