JP7135950B2 - 内燃機関の診断装置 - Google Patents

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Description

本開示は、内燃機関の診断装置に関する。
内燃機関においては、ピストンとシリンダの隙間からクランクケース内に漏出したブローバイガスを、大気に放出しまたは吸気通路に戻すブローバイガス処理装置が公知である。
実開昭61-5309号公報
ところで、内燃機関においては、例えばピストンに取り付けられたピストンリングが摩耗することで、ブローバイガスが増加するといった異常が発生する場合がある。このような異常は、ブローバイガスに含まれるオイルを増加させ、内燃機関の不具合を生じさせる原因になるので、速やかに検知される必要がある。
そこで、本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、内燃機関の異常を検知できる診断装置を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、内燃機関の診断装置であって、前記内燃機関は、ブローバイガスが流れるブローバイガス通路を備え、前記診断装置は、前記ブローバイガス通路内の温度を検出する温度センサと、前記温度センサの検出値に基づいて、前記内燃機関の異常を検知する異常検知部と、を備えたことを特徴とする診断装置が提供される。
好ましくは、前記異常検知部は、前記温度センサの検出値と閾値とを比較して異常を検知し、大気温度、エンジンオイルの温度、エンジン冷却水の温度の少なくとも一つに基づいて、前記閾値を補正する。
また、前記異常検知部は、大気温度、エンジンオイルの温度、エンジン冷却水の温度の少なくとも一つが高いほど、前記閾値を高い値に補正する。
また、前記内燃機関は、前記ブローバイガス通路に設けられ、ブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータを更に備え、前記温度センサは、前記オイルセパレータよりも下流側のブローバイガス通路に位置される。
また、前記ブローバイガス通路の下流側端部は、大気開放され、前記温度センサは、前記ブローバイガス通路の下流側端部に位置される。
本開示に係る診断装置によれば、ブローバイガス通路内の温度に基づいて、内燃機関の異常を検知できる。
内燃機関の概略構成図である。 ブローバイガス通路内の温度とその閾値を示す図である。 大気温度と、その温度に対応する補正係数との関係を規定したマップである。 エンジンオイルの温度と、その温度に対応する補正係数との関係を規定したマップである。 異常検知部の制御フローを示す図である。 第1変形例における内燃機関の概略構成図である。 第2変形例における内燃機関の概略構成図である。 第2変形例におけるエンジン冷却水の温度と、その温度に対応する補正係数との関係を規定したマップである。 第2変形例における異常検知部の制御フローを示す図である。 第3変形例における異常検知部の制御フローを示す図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。また、図中に示す上下左右の各方向は、説明の便宜上定められたものに過ぎないものとする。
先ず、図1に基づいて、内燃機関1の概略構成を説明する。なお、図中において、白抜き矢印Aは、吸気の流れを示し、網掛け矢印Bは、ブローバイガスの流れを示す。また、黒塗り矢印Oは、ブローバイガスから分離されたオイルの流れを示す。
内燃機関1は、車両(不図示)に搭載された多気筒の圧縮着火式内燃機関すなわちディーゼルエンジンである。車両は、トラック等の大型車両である。しかしながら、車両及び内燃機関1の種類、形式、用途等に特に限定はなく、例えば車両は乗用車等の小型車両であっても良いし、内燃機関1は火花点火式内燃機関すなわちガソリンエンジンであっても良い。
内燃機関1は、エンジン本体2と、エンジン本体2に接続された吸気マニホールド3と、吸気マニホールド3の上流端に接続された吸気管4と、を備える。なお、内燃機関1は、排気管(不図示)等の排気系部品も備えるが、ここでは説明を省略する。
また、詳細は後述するが、本実施形態の内燃機関1は、ブローバイガスが流れるブローバイガス通路10を備える。また、内燃機関1は、ブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータ11を備える。
エンジン本体2は、シリンダブロック5と、シリンダブロック5の下部に一体形成されたクランクケース6と、クランクケース6の下部に接続されたオイルパン7と、を備える。また、エンジン本体2は、シリンダブロック5の上部に接続されたシリンダヘッド8と、シリンダヘッド8の上部に接続されたヘッドカバー9と、を備える。
シリンダブロック5には、複数のシリンダ5aが設けられ、各シリンダ5aには、ピストン5bが収容される。クランクケース6には、クランクシャフト(不図示)が収容され、オイルパン7には、エンジンオイルが貯留される。また、シリンダヘッド8には、動弁機構(不図示)が取り付けられ、動弁機構は、ヘッドカバー9により上側から覆われる。なお、クランクケース6には、エンジンオイルが貯留されるオイルギャラリGが形成される。また、シリンダブロック5及びシリンダヘッド8には、エンジン冷却水が流通されるウォータージャケットJが形成される。
吸気マニホールド3は、シリンダヘッド8に接続され、吸気管4から送られてきた吸気を各シリンダ5aの吸気ポートに分配供給する。吸気管4には、上流側から順に、エアクリーナ4a、ターボチャージャのコンプレッサ4b、及びインタークーラ4cが設けられる。
ブローバイガス通路10は、ブローバイガス流れ方向にて、上流側から順に、エンジン本体2の内部を通過するエンジン内通路10aと、エンジン本体2の外部に露出されたブローバイガス管10bと、を備える。周知のように、ブローバイガスは、エンジン本体2においてシリンダ5aとピストン5bとの隙間からクランクケース6内に漏れ出たガスである。図示しないが、クランクケース6内のブローバイガスの量は、ピストン5bに取り付けられた複数のピストンリングによって、最小限に制限される。
エンジン内通路10aは、クランクケース6内からシリンダブロック5及びシリンダヘッド8の内部を通過してヘッドカバー9内に連通する。
ブローバイガス管10bには、例えば、樹脂製のホース部材が用いられる。ブローバイガス管10bの上流端は、ヘッドカバー9の上面部に接続される。一方、ブローバイガス管10bの下流端は、エンジン本体2の下端付近の高さ位置で大気開放される。
エンジン内通路10aとブローバイガス管10bとは、ヘッドカバー9の上部に設けられたオイル分離室10cを介して連通される。図示しないが、オイル分離室10cは、複数のバッフル板を有し、エンジン内通路10aから導入したブローバイガスをバッフル板に衝突させてオイルを分離するように構成される。また、ブローバイガスから分離されたオイルは、オイル分離室10cからエンジン内通路10aを通じてクランクケース6内に戻される。
オイルセパレータ11は、エンジン本体2の外部で、ブローバイガス管10bの途中に設けられる。オイルセパレータ11は、ブローバイガスからオイルを分離するためのフィルタエレメント11aを内蔵する。但し、オイルセパレータ11の種類は、任意であって良く、例えば、フィルタエレメントを有しない遠心分離式のオイルセパレータであっても良い。
また、本実施形態のオイルセパレータ11には、ブローバイガスから分離されたオイルOをクランクケース6内に戻すための戻り管11bが接続される。また、図示しないが、オイルセパレータ11には、フィルタエレメント11aをバイパスする流量調整用のバイパス流路と、バイパス流路を開閉する開閉弁と、が設けられる。
以上の構成によれば、図1に矢印Bで示したように、内燃機関1の稼働中、クランクケース6内のブローバイガスは、エンジン内通路10a、ブローバイガス管10bを順に流れて、大気に放出される。また、その際、ブローバイガスに含まれるオイルは、オイル分離室10c及びオイルセパレータ11により、ブローバイガスから分離される。
また、図1に矢印Oで示すように、オイル分離室10cで分離されたオイルは、エンジン内通路10aを通じてクランクケース6内に戻される。また、オイルセパレータ11で分離されたオイルは、戻り管11bを通じてクランクケース6内に戻される。
次に、内燃機関1の診断装置100について、詳しく説明する。
内燃機関1においては、例えば、ピストンリングの摩耗、損傷により、クランクケース6内のブローバイガスが増加する異常が発生することがある。
ブローバイガスが増加した場合、クランクケース6内の圧力が高くなる。そのため、オイル分離室10cから排出されたオイルが、エンジン内通路10aを通じてクランクケース6内に戻り難くなり、また、オイルがオイル分離室10c内で逆流して、ブローバイガスと共にブローバイガス管10bに流されることもある。そのため、オイルセパレータ11にオイルを多く含んだブローバイガスが流れ、オイルセパレータ11の下流側のブローバイガスにもオイルが多く含まれるようになる。その結果、正常時よりも多い量のオイルが大気へ放出される虞がある。
また、オイルセパレータ11内では、例えば、バイパス流路の開閉弁が閉弁しなくなり、また、戻り管11bとの接続流路が閉塞するといった異常が発生することがある。この場合にも、正常時よりも多い量のオイルが大気へ放出される虞がある。
また、クランクケース6内では、ブローバイガスが増加した場合に、ブローバイガスによるエンジンオイルの稀釈化(ダイリューション)が生じ易くなる。ダイリューションは、内燃機関1が故障する原因となる。
これに対して、本出願の発明者は、上記のような内燃機関1の異常が発生したときに、ブローバイガスに含まれるオイルの熱の影響によって、ブローバイガス管10b内の温度(以下、管内温度)が高くなる傾向があることを新たに発見した。すなわち、ブローバイガスに含まれるオイルの温度は、ブローバイガス自体の温度よりも高い。そのため、正常時には、オイルを殆ど含まないブローバイガスがブローバイガス管10b内を流れることで、管内温度が低くなり、異常時には、オイルを多く含んだブローバイガスがブローバイガス管10b内を流れることで、管内温度が高くなる。
そこで、本実施形態の診断装置100は、管内温度を検出する温度センサ20と、温度センサ20の検出値(以下、検出管内温度)に基づいて、内燃機関1の異常を検知する異常検知部30と、を備える。
具体的には、温度センサ20は、ブローバイガス管10bに取り付けられる。図示しないが、異常検知部30は、車両の電子制御部(ECU)もしくはコントローラ等により構成され、CPU、ROM、RAM、入出力ポート等を備える。また、温度センサ20は、異常検知部30に電気的に接続される。
図2に示すように、異常検知部30は、検出管内温度Tと所定の正常閾値TLとを比較し、検出管内温度Tが正常閾値TL以下のときに、内燃機関1が正常であることを検知する。また、異常検知部30は、検出管内温度Tと所定の異常閾値THとを比較して、検出管内温度Tが異常閾値TH以上のときに、内燃機関1が異常であることを検知する。異常閾値THは、特許請求の範囲に記載された閾値に該当し、正常閾値TLよりも高い温度に設定される(TH>TL)。そして、異常検知部30は、内燃機関1の異常を検知したときは、警告ランプ(不図示)を点灯させて、運転者に異常を知らせる。
よって、本実施形態に係る診断装置100であれば、ブローバイガス通路10内の温度に基づいて、内燃機関1の異常を検知できる。
また、本実施形態の異常検知部30は、検出管内温度Tが異常閾値TH未満で且つ正常閾値TLよりも高いときに、内燃機関1の正常、異常を検知しないで保留する。これにより、検出管内温度Tのばらつきを考慮した確実な検知が可能になる。
また、図1に示したように、本実施形態の温度センサ20は、オイルセパレータ11よりも下流側のブローバイガス管10bに位置される。図示しないが、仮に、温度センサ20が、オイルセパレータ11よりも上流側のブローバイガス管10bに位置される場合、オイル分離前のブローバイガスによって、正常時でも検出管内温度が高温になる。また、例えばブローバイガス管10bにオイルセパレータ11が設けられていない場合にも、同様に検出管内温度が高温に可能性がある。これらの場合、正常時と異常時における検出管内温度Tの差が小さくなり、検知精度が低下する虞がある。
これに対して、本実施形態の温度センサ20は、オイルセパレータ11よりも下流側のブローバイガス管10bに位置され、オイル分離後のブローバイガスが流れる管内温度を検出する。よって、正常時に、検出管内温度Tを低くすることができ、異常時に、検出管内温度Tを高温にすることができる。その結果、正常時と異常時の温度差が明確になり、検知精度を向上できる。
また、本実施形態の温度センサ20は、大気開放されたブローバイガス管10bの下流側端部に位置される。こうすると、正常時には、温度センサ20が大気温度の影響を受け易いため、検出管内温度Tがより低くなる傾向がある。これに対し、異常時には、ブローバイガスに含まれるオイルの熱の影響により、検出管内温度Tが高温になる。その結果、正常時と異常時の温度差がより顕著になり、正常及び異常の検知精度を向上できる。
他方、検出管内温度Tは、大気温度及びエンジンオイルの温度(以下、油温)が高いほど高い値になる。そのため、仮に、上記の正常閾値TL及び異常閾値THが一定値のままであると、大気温度及び油温が要因となって正常及び異常が誤検知される虞がある。
そこで、本実施形態の異常検知部30は、大気温度及び油温に基づいて正常閾値TL及び異常閾値THを補正する。
具体的には、本実施形態の診断装置100は、大気温度を検出する大気温センサ40と、油温を検出する油温センサ50と、を更に備える。
大気温センサ40には、吸気流量及び大気温度を検出可能なエアフローメータが用いられる。大気温センサ40は、吸気流れ方向にて、コンプレッサ4bよりも上流側で且つエアクリーナ4aの直下流に位置する吸気管4に取り付けられる。油温センサ50は、クランクケース6のオイルギャラリGに取り付けられる。大気温センサ40及び油温センサ50は、異常検知部30に電気的に接続される。
また、図3に示すように、異常検知部30は、大気温度センサ40の検出値(以下、検出大気温度)TAと、検出大気温度TAに対応する補正係数(以下、大気温補正係数)KAとの関係を規定した大気温マップM1を備える。
大気温マップM1では、検出大気温度TAが高いほど、大気温補正係数KAが大きい値になるように、検出大気温度TAと大気温補正係数KAとの関係が設定される。また、大気温マップM1には、所定の基準大気温度TA0(例えば、25℃)に対応する基準大気温補正係数KA0(KA0=1)が記憶されている。
図示例では、基準大気温度TA0よりも低い検出大気温度TAa(TAa<TA0)に対応して、基準大気温補正係数KA0よりも小さい大気温補正係数KAa(KAa<KA0)が取得される。また、基準大気温度TA0よりも高い検出大気温度TAb(TAb>TA0)に対応して、基準大気温補正係数KA0よりも大きい大気温補正係数KAb(KAb>KA0)が取得される。
また、図4に示すように、異常検知部30は、油温センサ50の検出値(以下、検出油温)TOと、検出油温TOに対応する補正係数(以下、油温補正係数)KOとの関係を規定した油温マップM2を備える。
油温マップM2では、検出油温TOが高いほど、油温補正係数KOが大きくなるように、検出油温TOと油温補正係数KOとの関係が設定される。また、油温マップM2には、所定の基準油温TO0(例えば、90℃)に対応する基準油温補正係数KO0(KO0=1)が記憶されている。
図示例では、基準油温TO0よりも低い検出油温TOa(TOa<TO0)に対応して、基準油温補正係数KO0よりも小さい油温補正係数KOa(KOa<KO0)が取得される。また、基準油温TO0よりも高い検出油温TOb(TOb>TO0)に対応して、基準油温補正係数KO0よりも大きい油温補正係数KOb(KOb>KO0)が取得される。
異常検知部30は、補正前の基準正常閾値TL0に大気温補正係数KA及び油温補正係数KOを乗算することで、補正された正常閾値TLを算出する(TL=TL0×KA×KO)。また、異常検知部30は、補正前の基準異常閾値TH0に大気温補正係数KA及び油温補正係数KOを乗算することで、補正された異常閾値THを算出する(TH=TH0×KA×KO)。
これにより、正常閾値TL及び異常閾値THは、検出大気温度TA及び検出油温TOが高いほど高い値に補正され、また、検出大気温度TA及び検出油温TOが低いほど低い値に補正される。その結果、大気温度及び油温を要因とする誤検知を抑制できる。
次に、図5を参照して、異常検知部30の制御ルーチンを説明する。
異常検知部30は、内燃機関1が所定の運転状態(例えば、アイドル運転状態)の間、図5の制御フローを所定の演算周期(例えば、10ms)毎に繰り返し実行する。これにより、内燃機関1の運転状態によって変動する管内温度及び油温を、一定の条件で検出できる。
ステップS101では、検出管内温度T、検出大気温TA、及び検出油温TOを取得する。ステップS102では、基準正常閾値TL0及び基準異常閾値TH0を取得する。
ステップS103では、大気温マップM1を参照することで、検出大気温度TAに対応する大気温補正係数KAを取得する。
ステップS104では、油温マップM2を参照することで、検出油温TOに対応する油温補正係数KOを取得する。
ステップS105では、基準正常閾値TL0に大気温補正係数KA及び油温補正係数KOを乗算することで、補正された正常閾値TLを算出する(TL=TL0×KA×KO)。
ステップS106では、基準異常閾値TH0に大気温補正係数KA及び油温補正係数KOを乗算することで、補正された異常閾値THを算出する(TH=TH0×KA×KO)。
ステップS107では、ステップS101で取得された検出管内温度Tが、異常閾値TH以上(T≧TH)であるか否かを判定する。ステップS107にて、検出管内温度Tが異常閾値TH以上(T≧TH)であると判定されると(YES)、ステップS108に進み、内燃機関1が異常であることを検知する。そして、ステップS109に進み、警告ランプを点灯させて、リターンする。
一方、ステップS107にて、検出管内温度Tが異常閾値TH以上(T≧TH)ではないと判定されると(NO)、ステップS110に進み、検出管内温度Tが正常閾値TL以下(T≦TL)であるか否かを判定する。
ステップS110にて、検出管内温度Tが正常閾値TL以下(T≦TL)であると判定されると(YES)、ステップS111に進み、内燃機関1が正常であることを検知して、リターンする。
一方、ステップS110にて、検出管内温度Tが正常閾値TL以下(T≦TL)ではないと判定されると(NO)、異常も正常も検知しない保留状態のまま、リターンする。
上述した実施形態は、以下のような変形例またはその組み合わせとすることができる。なお、下記の説明においては、上記の実施形態と同一の構成要素に同じ符号を用い、それらの詳細な説明は省略する。
(第1変形例)
ブローバイガスは、ブローバイガス管10bから大気に放出されずに、吸気管4に還流されても良い。具体的には、図6に示すように、第1変形例のブローバイガス管10bの下流端は、大気温センサ40とコンプレッサ4bとの間に位置する吸気管4に接続される。
(第2変形例)
正常閾値TL及び異常閾値THの補正には、大気温度及び油温以外のパラメータが用いられても良い。
例えば、図7~図9に示すように、第2変形例では、正常閾値TL及び異常閾値THの補正において、油温の代わりに、エンジン冷却水の温度(以下、水温)が用いられる。エンジン冷却水は、油温よりも一定の温度(例えば、10℃)だけ低い温度になるだけで、油温と相関性があるので、油温と同様に閾値TL,THを補正するパラメータとなり得る。
具体的には、図7に示すように、第2変形例では、油温センサ50が省略され、代わりに、ウォータージャケットJに取り付けられて水温を検出する水温センサ60が用いられる。また、第2変形例の異常検知部30は、油温マップM2の代わりに水温マップM3を備える。図8に示すように、水温マップM3は、図4に示した油温マップM2に対して、検出油温TOを水温センサ60の検出値(以下、検出水温)TWに置き換え、油温補正係数KOを、検出水温TWに対応する補正係数(以下、水温補正係数)KWに置き換えたものである。
また、図9に示すように、第2変形例の制御フローでは、図5に示したステップS101,104~106が、ステップS101A,104A~106Aに置き換えられる。ステップS101Aでは、検出管内温度T、検出大気温TA及び検出水温TWが取得され、ステップS104Aでは、水温補正係数KWが取得される。そして、ステップS105A及びステップS106Aでは、大気温補正係数KA及び水温補正係数KWに基づいて、正常閾値TL及び異常閾値THが算出される。
(第3変形例)
正常閾値TL及び異常閾値THの補正には、大気温度及び油温に加えて、その他のパラメータが用いられても良い。
具体的には、図10に示すように、第3変形例の制御フローでは、パラメータとして水温が用いられ、図5に示したステップS101,105,106が、ステップS101B,105B,106Bに置き換えられる。また、ステップS104とステップS105Bの間にステップS104Bが設けられる。ステップS101Bでは、検出管内温度T、検出大気温TA、検出油温TO及び検出水温TWが取得され、ステップS104Bでは、水温補正係数KWが取得される。そして、ステップS105B及びステップS106Bでは、大気温補正係数KA、油温補正係数KO及び水温補正係数KWに基づいて、正常閾値TL及び異常閾値THが算出される。
(第4変形例)
正常閾値TL及び異常閾値THは、一つのパラメータ(例えば、大気温度)のみに基づいて、補正されても良い。
(第5変形例)
図示しないが、正常閾値TL及び異常閾値THは、補正されなくても良い。具体的には、第5変形例の異常検知部30は、検出管内温度Tを基準正常閾値TL0及び基準異常閾値TH0と比較して、内燃機関の正常及び異常を検知する。
(第6変形例)
正常閾値TL及び異常閾値THを補正する代わりに、検出管内温度Tを補正しても良い。具体的には、第6変形例の異常検知部30は、検出管内温度Tに大気温補正係数KA及び油温補正係数KOを除算することで、補正された検出管内温度T’を算出する(T’=T/(KA×KO))。そして、補正された検出管内温度T’を基準正常閾値TL0及び基準異常閾値TH0と比較して、内燃機関の正常及び異常を検知する。
(第7変形例)
正常閾値TL及び異常閾値THのうち、正常閾値TLは省略されても良い。第7変形例では、検出管内温度Tが異常閾値TH以上であるか否かのみが判定される。
(第8変形例)
正常時と異常時の検出管内温度Tの温度差が明確であれば、オイルセパレータ11は、ブローバイガス管10bから省略されても良い。
(第9変形例)
正常時と異常時の検出管内温度Tの温度差が明確であれば、温度センサ20は、ブローバイガス管10bの下流側端部に位置されなくても良い。例えば、第9変形例の温度センサ20は、オイルセパレータ11の直下流に位置するブローバイガス管10bに取り付けられる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態は上述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って、本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関
2 エンジン本体
3 吸気マニホールド
4 吸気管
5 シリンダブロック
6 クランクケース
7 オイルパン
8 シリンダヘッド
9 ヘッドカバー
10 ブローバイガス通路
10a エンジン内通路
10b ブローバイガス管
10c オイル分離室
11 オイルセパレータ
20 温度センサ
30 異常検知部
40 大気温センサ
50 油温センサ
100 診断装置
A 吸気
B ブローバイガス
O ブローバイガスから分離されたオイル
L 正常閾値
H 異常閾値(閾値)

Claims (5)

  1. 内燃機関の診断装置であって、
    前記内燃機関は、ブローバイガスが流れるブローバイガス通路を備え、
    前記診断装置は、
    前記ブローバイガス通路内の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサの検出値に基づいて、前記内燃機関の異常を検知する異常検知部と、を備えた
    ことを特徴とする診断装置。
  2. 前記異常検知部は、
    前記温度センサの検出値と閾値とを比較して異常を検知し、
    大気温度、エンジンオイルの温度、エンジン冷却水の温度の少なくとも一つに基づいて、前記閾値を補正する
    請求項1記載の診断装置。
  3. 前記異常検知部は、大気温度、エンジンオイルの温度、エンジン冷却水の温度の少なくとも一つが高いほど、前記閾値を高い値に補正する
    請求項2記載の診断装置。
  4. 前記内燃機関は、前記ブローバイガス通路に設けられ、ブローバイガスからオイルを分離するためのオイルセパレータを更に備え、
    前記温度センサは、前記オイルセパレータよりも下流側のブローバイガス通路に位置される
    請求項1~3の何れか一項に記載の診断装置。
  5. 前記ブローバイガス通路の下流側端部は、大気開放され、
    前記温度センサは、前記ブローバイガス通路の下流側端部に位置される
    請求項1~4の何れか一項に記載の診断装置。
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