JP7134664B2 - ミックスチャンバ、ミックスチャンバを備える空調システム及び空調システムを備える航空機 - Google Patents
ミックスチャンバ、ミックスチャンバを備える空調システム及び空調システムを備える航空機 Download PDFInfo
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/50—On board measures aiming to increase energy efficiency
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Description
(1)空調吹き出し口からキャビン15内へ氷や水が飛散する可能性がある。
(2)空調ダクト内のセンサ(温度センサ等)が破損する可能性がある。
(3)空調ダクト内やミックスチャンバ20内で氷の塊が動くことで、異音を発生する可能性がある。
空気が各々流入される複数の流入ポートを有する下部チャンバと、内部で混合された前記空気が流出される少なくとも1つの流出ポートを有する上部チャンバとからなるミックスチャンバにおいて、
各々の前記流入ポートに対して、前記流入ポートから流入する前記空気の当たる面が下方を向くように傾けた第1の網状板を設けた
ことを特徴とする。
上記第1の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板の上側を前記流入ポートの出口に取り付けると共に、前記第1の網状板の下側と前記下部チャンバの内壁との間に開口部を設けた
ことを特徴とする。
上記第2の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記流入ポートを前記下部チャンバの内壁から内部側へ突き出し、前記出口を前記第1の網状板と同じ角度に傾けて形成し、当該出口に前記第1の網状板を取り付けると共に、前記流入ポートの下部に前記開口部を設けた
ことを特徴とする。
上記第1の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板を前記流入ポートの出口から離して配置した
ことを特徴とする。
上記第4の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板の内端の上端と外端の上端が、各々、前記下部チャンバの中心と内壁である
ことを特徴とする。
上記第4又は第5の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバと前記上部チャンバとの間に挟み込む環状の枠部材と、前記枠部材の内側を横断する横断部材とを有し、前記横断部材に前記第1の網状板を取り付けた
ことを特徴とする。
上記第4~第6のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記流入ポートの出口部分の内側に、水平に配置された水平板を設けた
ことを特徴とする。
上記第1~第7のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
両端が前記下部チャンバの内壁の前記流入ポートがない部分に接し、下端が前記下部チャンバの底部に接して、前記下部チャンバの内部を仕切る第2の網状板を設けた
ことを特徴とする。
上記第1~第8のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
当該ミックスチャンバの内壁に環状板を設けた
ことを特徴とする。
上記第1~第9のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバの内壁を下方に向くように傾けた
ことを特徴とする。
上記第1~第10のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
当該ミックスチャンバの内壁に、当該ミックスチャンバの内部を上下に仕切る第3の網状板を設けた
ことを特徴とする。
上記第1~第11のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバの底部に、前記流入ポートの下部より低い立設板を少なくとも1つ設けた
ことを特徴とする。
上記第12の発明に記載のミックスチャンバにおいて、
前記立設板を、前記下部チャンバの底部の外周部分を少なくとも含むように配置するか、又は、前記下部チャンバの内壁同士を横断するように配置する
ことを特徴とする。
上記第1~第13のいずれか1つの発明に記載のミックスチャンバを備え、当該ミックスチャンバの前記流入ポートへ複数の供給源からの空気が各々流入される
ことを特徴とする。
上記第14の発明に記載の空調システムを備える
ことを特徴とする。
図1~図5を参照して、本実施例のミックスチャンバを説明する。ここで、図1は、ミックスチャンバを説明する斜視図である。また、図2は、本実施例のミックスチャンバを説明する図であって、下部チャンバの内部を説明する上面図である。また、図3は、図2に示した下部チャンバの流入ポートのA-A線矢視図である。また、図4は、図3に示した下部チャンバの流入ポートのB-B線矢視断面図である。また、図5は、図3及び図4に示した下部チャンバの流入ポート及びメッシュ板に対する氷の動きを説明する説明図である。なお、図3~図5においては、1つの流入ポートを図示しているが、他の流入ポートも同じ構成である。
図6~図9を参照して、本実施例のミックスチャンバを説明する。ここで、図6は、本実施例のミックスチャンバで使用するメッシュ部を説明する斜視図である。また、図7は、図6に示したメッシュ部を下部チャンバに設置した状態を示す上面図である。また、図8は、図6に示したメッシュ部を説明する側面図である。また、図9は、図6に示したメッシュ部の変形例を示す上面図である。
図10は、ミックスチャンバでの問題点を説明する概略図である。図11~図14は、図10に示した問題点を解決するための構成例を示す図であり、図11は、第1の構成例を示す概略図、図12は、第2の構成例を示す概略図、図13は、第3の構成例を示す概略図、図14は、図13に示した第3の構成例を説明する上面図、図15は、第4の構成例を示す概略図である。なお、図10~図13では、図を簡単にするため、図1に示した構成から説明に必要な構成のみを図示している。
図16は、ミックスチャンバでの問題点を説明する概略図である。図17、図18は、図16に示した問題点を解決するための構成例を示す図であり、図17は、第5の構成例を示す概略図、図18は、第6の構成例を示す概略図である。なお、図16~図18でも、図を簡単にするため、図1に示した構成から説明に必要な構成のみを図示している。
21 上部チャンバ
22 下部チャンバ
22a 内壁
22b 底部
23~26 流出ポート
27、28 流入ポート
27a、28a 出口フランジ
27b、27c、28b、28c 開口部
31、32 メッシュ板
40A、40B メッシュ部
41 枠部材
42、43 横断部材
44~46 メッシュ板
51 環状板
52 下部チャンバ
52a 内壁
52b 底部
53 水平板
54、55 立設板
60 メッシュ板
61 枠部材
62、63 横断部材
64 メッシュ
Claims (18)
- 空気が各々流入される複数の流入ポートを有する下部チャンバと、内部で混合された前記空気が流出される少なくとも1つの流出ポートを有する上部チャンバとからなるミックスチャンバにおいて、
各々の前記流入ポートに対して、前記流入ポートから流入する前記空気の当たる面が下方を向くように傾けた第1の網状板を設け、
前記第1の網状板は、前記流入ポートの下流端部に形成されて前記下部チャンバの内部に空気を導入する出口と板面が対向するように設けられていることを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1に記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板の上側を前記流入ポートの出口に取り付けると共に、前記第1の網状板の下側と前記下部チャンバの内壁との間に開口部を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項2に記載のミックスチャンバにおいて、
前記流入ポートを前記下部チャンバの内壁から内部側へ突き出し、前記出口を前記第1の網状板と同じ角度に傾けて形成し、当該出口に前記第1の網状板を取り付けると共に、前記流入ポートの下部に前記開口部を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1に記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板を前記流入ポートの出口から離して配置したことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項4に記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバは、中心軸線に沿って延びる円筒状であって、
前記第1の網状板は、板状であって、前記下部チャンバの前記中心軸線と前記下部チャンバの内壁との間に設けられ、
前記第1の網状板の内端は、前記下部チャンバの前記中心軸線側に設けられ、
前記第1の網状板の外端は、前記下部チャンバの前記内壁側に設けられていることを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項4又は請求項5に記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバと前記上部チャンバとの間に挟み込む環状の枠部材と、前記枠部材の内側を横断する横断部材とを有し、前記横断部材に前記第1の網状板を取り付けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項4から請求項6のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
前記第1の網状板は、前記下部チャンバの内部に設けられ、
前記流入ポートの出口部分の内側に、水平に配置された水平板を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
両端が前記下部チャンバの内壁の前記流入ポートがない部分に接し、下端が前記下部チャンバの底部に接して、前記下部チャンバの内部を仕切る第2の網状板を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
当該ミックスチャンバの内壁の前記流入ポートと前記流出ポートとの間に環状板を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバの内壁を下方に向くように傾けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
当該ミックスチャンバの内壁に、前記流入ポートと前記流出ポートとの間に、当該ミックスチャンバの内部を上下に仕切る第3の網状板を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項11のいずれか1つに記載のミックスチャンバにおいて、
前記下部チャンバの底部に、前記流入ポートの下部より低い立設板を少なくとも1つ設け、
前記立設板は、前記第1の網状板の下方に設けられていることを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項12に記載のミックスチャンバにおいて、
前記立設板を、前記下部チャンバの内壁同士を横断するように配置することを特徴とするミックスチャンバ。 - 空気が各々流入される複数の流入ポートを有する下部チャンバと、内部で混合された前記空気が流出される少なくとも1つの流出ポートを有する上部チャンバとからなるミックスチャンバにおいて、
各々の前記流入ポートに対して、前記流入ポートから流入する前記空気の当たる面が下方を向くように傾けた第1の網状板を設け、
前記第1の網状板を前記流入ポートの出口から離して配置し、
前記下部チャンバは、中心軸線に沿って延びる円筒状であって、
前記第1の網状板は、板状であって、前記下部チャンバの前記中心軸線と前記下部チャンバの内壁との間に設けられ、
前記第1の網状板の内端は、前記下部チャンバの前記中心軸線側に設けられ、
前記第1の網状板の外端は、前記下部チャンバの前記内壁側に設けられていることを特徴とするミックスチャンバ。 - 空気が各々流入される複数の流入ポートを有する下部チャンバと、内部で混合された前記空気が流出される少なくとも1つの流出ポートを有する上部チャンバとからなるミックスチャンバにおいて、
各々の前記流入ポートに対して、前記流入ポートから流入する前記空気の当たる面が下方を向くように傾けた第1の網状板を設け、
両端が前記下部チャンバの内壁の前記流入ポートがない部分に接し、下端が前記下部チャンバの底部に接して、前記下部チャンバの内部を仕切る第2の網状板を設けたことを特徴とするミックスチャンバ。 - 空気が各々流入される複数の流入ポートを有する下部チャンバと、内部で混合された前記空気が流出される少なくとも1つの流出ポートを有する上部チャンバとからなるミックスチャンバにおいて、
各々の前記流入ポートに対して、前記流入ポートから流入する前記空気の当たる面が下方を向くように傾けた第1の網状板を設け、
前記下部チャンバの底部に、前記流入ポートの下部より低い立設板を少なくとも1つ設け、
前記立設板は、前記第1の網状板の下方に設けられていることを特徴とするミックスチャンバ。 - 請求項1から請求項16のいずれか1つに記載のミックスチャンバを備え、当該ミックスチャンバの前記流入ポートへ複数の供給源からの空気が各々流入されることを特徴とする空調システム。
- 請求項17に記載の空調システムを備えることを特徴とする航空機。
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---|---|---|---|
JP2018058540A JP7134664B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | ミックスチャンバ、ミックスチャンバを備える空調システム及び空調システムを備える航空機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018058540A JP7134664B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | ミックスチャンバ、ミックスチャンバを備える空調システム及び空調システムを備える航空機 |
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JP7134664B2 true JP7134664B2 (ja) | 2022-09-12 |
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Family Applications (1)
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JP2018058540A Active JP7134664B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | ミックスチャンバ、ミックスチャンバを備える空調システム及び空調システムを備える航空機 |
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2018
- 2018-03-26 JP JP2018058540A patent/JP7134664B2/ja active Active
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