JP7133961B2 - 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム - Google Patents

搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7133961B2
JP7133961B2 JP2018066027A JP2018066027A JP7133961B2 JP 7133961 B2 JP7133961 B2 JP 7133961B2 JP 2018066027 A JP2018066027 A JP 2018066027A JP 2018066027 A JP2018066027 A JP 2018066027A JP 7133961 B2 JP7133961 B2 JP 7133961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyed
tag
conveying
identification system
object identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018066027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019172465A (ja
Inventor
良行 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2018066027A priority Critical patent/JP7133961B2/ja
Publication of JP2019172465A publication Critical patent/JP2019172465A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7133961B2 publication Critical patent/JP7133961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本発明は、複数の対象物から移動体が搬送する搬送対象物を特定する搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、フォークリフトに設けられるRFID(Radio Frequency Identifier)タグリーダと、パレット及びラックに設けられるRFIDタグと、を備える倉庫管理システムが開示されている。この倉庫管理システムでは、パレットに設けられたRFIDタグとラックに設けられたRFIDタグとをRFIDタグリーダが読み取り、パレット上の荷物情報と保管エリア情報とを関連付けることで、荷物の保管場所を管理している。
また、特許文献1では、パレットにRFIDタグを設けることに代えて、荷物にそれ自体を特定する情報を格納したRFIDタグを設けることが提案されている。複数の荷物に設けられたRFIDタグを読み取るためには、RFIDタグリーダの出力を大きくして、広範囲のRFIDタグを読み取れるようにする必要がある。
特開2014-131933号公報
しかしながら、RFIDタグリーダの出力を大きくすると、フォークリフトのフォークが持ち上げたパレット上にない他の荷物のRFIDタグをRFIDタグリーダが読み取り、搬送する荷物を特定できないおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の対象物から移動体が搬送している搬送対象物を特定することを目的とする。
本発明の一つの態様によれば、搬送対象物特定システムは、複数の対象物に各々設けられる受動タグと、搬送対象物を搬送する移動体に設けられ、前記受動タグに電波を伝達し前記受動タグから返される反射信号を読み取る読取装置と、前記移動体が移動したときに前記読取装置が読み取る前記受動タグからの反射信号の位相の変化に基づいて前記複数の対象物から前記搬送対象物を特定する搬送対象物特定部と、を備える。
本発明の一つの態様によれば、複数の対象物から移動体が搬送している搬送対象物を特定することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る搬送対象物特定システムが用いられる倉庫の構成図である。 図2は、搬送対象物特定システムのブロック図である。 図3は、移動体が複数の対象物から搬送対象物を保持することを説明する側面図である。 図4は、移動体が複数の対象物から搬送対象物を保持することを説明する平面図である。 図5は、複数の対象物からの搬送対象物の特定のフローチャートである。 図6は、複数の対象物からの搬送対象物の特定について説明する平面図である。 図7は、搬送対象物を置いたことを判定するフローチャートである。 図8は、搬送対象物を置いたことの判定について説明する平面図である。 図9は、複数の対象物からの搬送対象物の特定の変形例のフローチャートである。 図10は、複数の対象物からの搬送対象物の特定の変形例について説明する平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る搬送対象物特定システム100について説明する。
搬送対象物特定システム100は、屋内の例えば倉庫1内にて、複数の対象物としての荷物Lの中から、移動体としてのフォークリフト10が搬送する搬送対象物としての荷物Lを特定するものである。
まず、図1を参照して、搬送対象物特定システム100が適用される倉庫1について説明する。
図1に示すように、倉庫1は、荷物Lが収納される複数の棚2と、棚2の間に設けられる通路3と、を有する。
棚2は、長手方向が平行になるように倉庫1内に配置される。棚2は、通路3から荷物Lを出し入れ可能な複数の収納部5を有する。
収納部5は、荷物Lが載せられたパレットPが収納される空間である。収納部5は、棚2の長手方向に複数並べて設けられると共に、棚2の高さ方向に複数並べて設けられる。
通路3は、荷物Lを搬送するフォークリフト10が走行する。通路3は、フォークリフト10が走行可能であり、フォークリフト10が棚2の収納部5に荷物Lを出し入れするのに充分な幅を有する。
フォークリフト10は、本体部11と、マスト12と、上下動部としてのフォーク13と、荷物保持状態検出器としての重量センサ15と、を有する。
本体部11は、動力を有して走行する。本体部11には、フォーク13が上下動するように取り付けられるマスト12が一体に設けられる。
フォーク13は、荷物Lを保持する一対のつめである。フォーク13は、荷物Lの下面を保持するか、若しくは上面に荷物Lが置かれたパレットPに挿入され、パレットPを介して荷物Lを保持する。フォーク13は、上下動することによって、荷物Lを上下に移動させる。
重量センサ15は、荷物Lの重量に基づき、フォーク13が荷物Lを保持したことを検出する。重量センサ15は、荷物Lの重量に対応する電気信号を後述する車載機20に送信する。重量センサ15に代えて、例えば、赤外線センサを設けてフォーク13が荷物Lを保持したことを検出してもよい。
次に、図1及び図2を参照して、搬送対象物特定システム100について説明する。
搬送対象物特定システム100は、位置特定用タグとしての複数のBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)アクティブタグ4と、フォークリフト10に設けられる車載機20と、読取装置としてのRFID(Radio Frequency Identifier)リーダ30と、各荷物Lに設けられる受動タグとしてのRFIDタグ35と、コンピュータ50と、無線ルータ60と、を備える。
BLEアクティブタグ4は、倉庫1内に設けられ、予め倉庫1内における位置情報と対応付けて管理される。BLEアクティブタグ4の位置情報は、例えば倉庫1内のある地点を原点とした場合におけるX軸方向(縦方向),Y軸方向(横方向),及びZ軸方向(高さ方向)の座標である。BLEアクティブタグ4は、例えば、倉庫1内に天井から吊り下げられて設置される照明器具に各々設けられる。BLEアクティブタグ4は、バッテリを有し、車載機20の後述するタグ情報取得部としてのBLE通信部24に信号を発信する。
BLEアクティブタグ4は、倉庫1内の任意の位置に増設することができる。倉庫1内にてBLE通信部24がBLEアクティブタグ4と通信しにくい場合に、新たなBLEアクティブタグ4を、例えば棚2の通路3に面する側面の最上部に増設することができる。BLEアクティブタグ4を増設する場合、既設のBLEアクティブタグ4と同様に、予め倉庫1内における位置情報と対応付けて管理される。
車載機20は、フォークリフト10における本体部11の上面に設けられる。車載機20は、コンピュータ50と通信を行うための無線通信部21と、各種演算処理を行うプロセッサ22と、各種プログラムを収納するデータベース23a、倉庫1内に設けられたBLEアクティブタグ4を識別するタグ識別情報、タグ識別情報に対応付けられた倉庫1内の位置情報、倉庫1内に保管されている荷物Lに関する情報、各荷物Lに付されたRFIDタグ35が有する情報、及び各荷物Lの保管場所の情報等を関連付けて格納するデータベース23b等を記憶する記憶媒体23と、BLE通信部24と、を有する。車載機20は、コンピュータとしての機能を有する。
これに代えて、車載機20を、複数のマイクロコンピュータによって構成してもよい。例えば、無線通信部21を制御するマイクロコンピュータとRFIDリーダ30を制御するマイクロコンピュータとを、車載機20とは別に設けてもよい。また、車載機20のコンピュータとしての機能をコンピュータ50が実行するように構成してもよい。
プロセッサ22は、例えば、搬送対象物特定部41と、移動体位置特定部42と、荷物位置特定部43と、を有する。搬送対象物特定部41,移動体位置特定部42,及び荷物位置特定部43は、記憶媒体23のデータベース23aに収納されたプログラムをプロセッサ22が実行することで機能する。
搬送対象物特定部41は、例えば、フォークリフト10が移動したときにRFIDリーダ30が読み取るRFIDタグ35からの反射信号の状態の変化の違いに基づいて搬送対象物である荷物Lを特定する。
また、搬送対象物特定部41は、例えば、荷物Lに設けられたRFIDタグ35からの反射信号の状態が変化した場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを収納部5に置いたと判定する。
移動体位置特定部42は、少なくとも2つのBLEアクティブタグ4が発信し、車載機20が受信するそれぞれの信号の入射角度α[deg]及びβ[deg](図1参照)と、車載機20が信号を受信した2つのBLEアクティブタグ4の位置情報と、に基づいて、車載機20の位置情報、即ちフォークリフト10の位置情報を特定する。
本実施形態では、フォークリフト10が倉庫1内を移動しても車載機20のZ軸方向の位置は変化しない。そのため、移動体位置特定部42は、2つのBLEアクティブタグ4と通信することで、フォークリフト10のX軸方向及びY軸方向の位置を特定すればよい。
なお、フォークリフト10の本体部11ではなくフォーク13に車載機20を設ける場合や、フォークリフト10ではなく他の移動体や作業者に車載機20を設ける場合には、X軸方向及びY軸方向の位置だけでなく、Z軸方向の位置も特定することができる。
荷物位置特定部43は、フォークリフト10の走行位置に基づいて、倉庫1内にて荷物Lを置いた位置を特定する。具体的には、移動体位置特定部42は、2つのBLEアクティブタグ4から発信されるそれぞれの信号の入射角度α,βと、そのBLEアクティブタグ4の位置情報と、に基づいてフォークリフト10の位置を特定する。したがって、荷物位置特定部43は、例えば荷物Lを置いたときに、移動体位置特定部42が特定したフォークリフト10の走行位置を、荷物Lを置いた位置であると特定することができる。
BLE通信部24は、BLE方式の通信を行うことができるものであり、同じくBLE方式の通信を行うことができる各BLEアクティブタグ4と常時通信を行っている。
RFIDリーダ30は、フォークリフト10のフォーク13に設けられる。RFIDリーダ30は、RFIDタグ35に電波を伝達しRFIDタグ35から返される反射信号を読み取る。RFIDリーダ30は、フォークリフト10が荷物Lを保持したことを重量センサ15が検出すると、RFIDタグ35に電波を伝達する。
RFIDタグ35は、電源を有さずに、RFIDリーダ30から伝達される電波をエネルギー源として作動するパッシブタグである。RFIDタグ35は、RFIDリーダ30から伝達される電波を受けて反射信号を返す。荷物Lの保管場所の情報等をパレットP単位で管理する場合には、各荷物LにRFIDタグ35を設けるのに代えて、パレットPにRFIDタグ35を設けてもよい。
コンピュータ50は、通信を行うための無線通信部51と、各種演算処理を行うプロセッサ52と、各種プログラムを収納するデータベース53a、倉庫1内に設けられたBLEアクティブタグ4を識別するタグ識別情報、タグ識別情報に対応付けられた倉庫1内の位置情報、倉庫1内に保管されている荷物Lに関する情報、各荷物Lに付されたRFIDタグ35が有する情報、及び各荷物Lの保管場所の情報等を関連付けて格納するデータベース53b等を記憶する記憶媒体53と、を有する。
コンピュータ50は、無線ルータ60を介して車載機20の無線通信部21と接続される。無線ルータ60は、コンピュータ50に内蔵されていてもよい。
次に、図3から図6を参照して、フォークリフト10が複数の荷物Lから搬送対象物である荷物Lを保持し、複数の荷物Lからの荷物Lを特定する処理について説明する。
図3及び図4に示すように、荷物L1~L8のうち、パレットPに載せられた荷物L2,L3,L6,及びL7をフォークリフト10が搬送する場合について説明する。
まず、フォークリフト10は、前進してパレットPに近付き、フォーク13をパレットPに挿入する。このとき、図4に示すように、RFIDリーダ30は、すべての荷物L1~L8のRFIDタグ35-1~35-8からの反射信号を読み取っている。この状態から、フォークリフト10が後退して荷物L2,L3,L6,及びL7を搬送する。このとき、車載機20は、図5に示すルーチンを、例えば10ミリ秒ごとの一定時間隔で繰り返し実行する。
ステップS11では、車載機20は、重量センサ15から送信された電気信号に基づき、フォークリフト10が荷物Lを保持したか否かを判定する。ステップS11にて、フォークリフト10が荷物Lを保持したと判定された場合には、ステップS12に移行する。一方、ステップS11にて、フォークリフト10が荷物Lを保持していないと判定された場合には、そのままリターンして処理を繰り返す。
ステップS12では、RFIDリーダ30をオンにする。即ち、RFIDリーダ30は、フォークリフト10が荷物Lを保持したことを重量センサ15が検出した場合にオンになる。
ステップS13では、RFIDリーダ30が電波を発信する。
ステップS14では、RFIDリーダ30は、荷物L1~L8のRFIDタグ35-1~35-8に伝達された電波に対して、各RFIDタグ35-1~35-8から返される反射信号を読み取る。
このとき、搬送対象物特定部41は、反射信号を検出した各RFIDタグ35-1~35-8の情報を保持する。搬送対象物特定部41は、その後、RFIDリーダ30が他のRFIDタグ35からの反射信号を検出しても、情報を読み取らない。即ち、搬送対象物特定部41は、RFIDリーダ30がオンになったときに読み取ったRFIDタグ35-1~35-8の中から、搬送対象物である荷物LのRFIDタグ35を特定する。
ステップS15では、搬送対象物特定部41は、前回検出した各RFIDタグ35-1~35-8からの反射信号と、ステップS14にて読み取った各RFIDタグ35-1~35-8からの反射信号とを比較する。
ステップS16では、搬送対象物特定部41は、各RFIDタグ35-1~35-8からの反射信号の位相が変化したか否かを判定する。ステップS16にて、位相が変化していないと判定された場合には、ステップS17に移行し、位相が変化したと判定された場合には、ステップS18に移行する。
ここで、図6を参照すると、フォークリフト10が搬送している荷物L2,L3,L6,及びL7は、RFIDリーダ30との位置関係が変化していないので、反射信号の位相は変化していない。これに対して、フォークリフト10が搬送していない荷物L1,L4,L5,及びL8は、RFIDリーダ30との位置関係が変化している。そのため、荷物L1,L4,L5,及びL8からの反射信号の位相は、RFIDリーダ30との相対距離の変化に対応して変化している。
よって、ステップS16では、荷物L2,L3,L6,及びL7について位相が変化していないと判定してステップS17に移行し、荷物L1,L4,L5,及びL8について位相が変化したと判定してステップS18に移行する。
ステップS17では、反射信号の位相が変化していない荷物L2,L3,L6,及びL7を、搬送対象物であると特定する。一方、ステップS18では、反射信号の位相が変化した荷物L1,L4,L5,及びL8を、搬送対象物でないと特定する。
このように、搬送対象物特定部41は、フォークリフト10が移動している状態で、RFIDタグ35からの反射信号の位相が変化しない場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを搬送していることを判定する。同時に、搬送対象物特定部41は、RFIDタグ35からの反射信号の位相が変化した場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを搬送していないことを判定する。
したがって、荷物Lに設けられたRFIDタグ35を作業者がスキャンすることなく、複数の荷物Lからフォークリフト10が搬送している搬送対象物である荷物Lを特定することができる。
また、搬送対象物特定部41は、反射信号の位相の変化に基づいて搬送対象物か否かを判定するので、フォークリフト10が搬送していない他の荷物LのRFIDタグ35からの反射信号を受信したままの状態で荷物Lを特定する。
したがって、フォークリフト10が移動を開始してすぐに複数の荷物Lから搬送対象物である荷物Lを特定することができる。
これにより、例えば、荷物Lの移動距離が短く、搬送していない他の荷物LのRFIDタグ35からの反射信号を受信したまま荷物Lの搬送を完了する場合にも、複数の荷物Lの中から荷物Lを特定することができる。
なお、図5に示すルーチンを、一定時間隔で繰り返し実行するのではなく、図5のステップS15及びステップS16の処理を、荷物L2,L3,L6,及びL7を搬送しはじめた時点と、搬送しはじめたときから所定距離移動又は所定時間経過した時点で実行してもよい。
具体的には、RFIDリーダ30は、出庫する旨の作業指示命令の対象となる荷物L2,L3,L6,及びL7をフォークリフト10が取りに向かうと、RFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7から返される反射信号を他の反射信号と共に読み取る。
そして、荷物L2,L3,L6,及びL7からの反射信号の位相が変化せず、荷物L1,L4,L5,及びL8からの反射信号の位相が変化した時点を荷物L2,L3,L6,及びL7を搬送しはじめた時点とし、その時点の位置からフォークリフト10が1[m]移動した後に図5のステップS15及びステップS16の処理を実行してもよい。この1[m]は、フォークリフト10のフォーク13の長さ分に相当する距離である。また、フォークリフト10の移動距離ではなく、移動距離に相当する時間(例えば3[sec])が経過した後に図5のステップS15及びステップS16の処理を実行してもよい。これらの場合、図5のルーチンを実行する頻度を少なくできる。
なお、荷物L2,L3,L6,及びL7を搬送しはじめた時点を、荷物を取った(保持した)時点としてもよい。
次に、図7及び図8を参照して、搬送対象物である荷物Lを棚2の収納部5に置いたことの判定について説明する。車載機20は、図7に示すルーチンを、例えば10ミリ秒ごとの一定時間隔で繰り返し実行する。
図7に示すルーチンは、図3から図6を参照して説明したように、複数の荷物Lのうち、荷物L2,L3,L6,及びL7が搬送対象物であると特定した状態で実行される。即ち、フォークリフト10は、荷物L2,L3,L6,及びL7を搬送している状態である。
ステップS21では、車載機20は、重量センサ15から送信された電気信号に基づき、フォークリフト10が荷物Lを置いたか否かを判定する。ステップS21にて、フォークリフト10が荷物Lを置いたと判定された場合には、ステップS22に移行する。一方、ステップS21にて、フォークリフト10が荷物Lを置いていない、即ち保持していると判定された場合には、そのままリターンして処理を繰り返す。
ステップS22では、RFIDリーダ30をオンにする。即ち、RFIDリーダ30は、フォークリフト10が荷物Lを置いたことを重量センサ15が検出した場合にオンになる。
ステップS23では、RFIDリーダ30が電波を発信する。
ステップS24では、RFIDリーダ30は、フォークリフト10が搬送している荷物L2,L3,L6,及びL7のRFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7に伝達された電波に対して、各RFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7から返される反射信号を読み取る。
このとき、搬送対象物特定部41は、フォークリフト10が搬送している荷物L2,L3,L6,及びL7のRFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7の情報を保持している。搬送対象物特定部41は、その後、RFIDリーダ30が他のRFIDタグ35からの反射信号を検出しても、情報を読み取らない。即ち、搬送対象物特定部41は、フォークリフト10が搬送している荷物L2,L3,L6,及びL7のRFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7の中から、置かれた荷物LのRFIDタグ35を特定する。
ステップS25では、搬送対象物特定部41は、前回検出した各RFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7からの反射信号と、ステップS24にて読み取った各RFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7からの反射信号とを比較する。
ステップS26では、搬送対象物特定部41は、各RFIDタグ35-2,35-3,35-6,及び35-7からの反射信号の位相が変化したか否かを判定する。ステップS26にて、位相が変化していないと判定された場合には、ステップS27に移行してフォークリフト10が引き続き搬送していることを特定し、リターンする。一方、ステップS26にて、位相が変化したと判定された場合には、ステップS28に移行する。
ここで、図8を参照すると、フォークリフト10は、搬送していた荷物L2,L3,L6,及びL7を所定の場所に置いて、後退して離れようとしている。よって、フォークリフト10が搬送していた荷物L2,L3,L6,及びL7は、RFIDリーダ30との位置関係が変化している。そのため、荷物L2,L3,L6,及びL7からの反射信号の位相は、RFIDリーダ30との相対距離の変化に対応して変化している。
よって、ステップS26では、荷物L2,L3,L6,及びL7について位相が変化したと判定してステップS28に移行する。
ステップS28では、フォークリフト10が荷物L2,L3,L6,及びL7を棚2の収納部5に置いたことを特定する。
ステップS29では、移動体位置特定部42が、フォークリフト10の位置情報を取得する。
ステップS30では、荷物位置特定部43が、ステップS29にて取得したフォークリフト10の位置情報を、荷物L2,L3,L6,及びL7の位置であるとして、車載機20のデータベース23bに格納する。これに代えて、フォークリフト10の位置情報を、荷物L2,L3,L6,及びL7の位置であるとして、コンピュータ50のデータベース53bに格納してもよい。
このように、搬送対象物特定部41は、フォークリフト10が移動している状態で、荷物Lに設けられたRFIDタグ35からの反射信号の位相が変化した場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを収納部5に置いたと判定する。
したがって、荷物Lに設けられたRFIDタグ35を作業者がスキャンすることなく、フォークリフト10が搬送していた搬送対象物である荷物Lを棚2の収納部5に置いたことを判定できる。また、搬送対象物であった荷物Lが置かれた位置情報を関連付けて車載機20に格納することができる。
なお、図5に示すルーチンと同様に、図7に示すルーチンを、一定時間隔で繰り返し実行するのではなく、フォークリフト10の移動距離、若しくは移動距離に相当する時間に基づいて実行してもよい。これらの場合、図7のルーチンを実行する頻度を少なくできる。
また、倉庫1内の棚2が設置される位置に基づき、倉庫1内を予め複数のエリアに分けておき、フォークリフト10があるエリア内に位置している場合に、フォークリフト10が荷物Lを当該エリアの棚2に置いたと判定してもよい。
このとき、通路3が狭く、フォークリフト10があるエリアの棚2に荷物Lを置いた場合に、フォークリフト10の車載機20が荷物Lを置いた棚2とは異なるエリア内に位置していると判定される場合がある。このような場合には、フォークリフト10の位置の履歴からフォークリフト10の進行方向を特定して、フォークリフト10が進行方向の先にある棚2のあるエリアに荷物Lを置いたと判定することもできる。
次に、図9及び図10を参照して、フォークリフト10が複数の荷物Lから搬送対象物である荷物Lを保持し、複数の荷物Lからの荷物Lを特定する処理の変形例について説明する。車載機20は、図9に示すルーチンを、例えば10ミリ秒ごとの一定時間隔で繰り返し実行する。
ステップS11からステップS15の処理は、図5と同様であるため、説明を省略する。
ステップS36では、搬送対象物特定部41は、各RFIDタグ35-1~35-8からの反射信号が消えたか否かを判定する。ステップS36にて、反射信号が消えていないと判定された場合には、ステップS17に移行し、反射信号が消えたと判定された場合には、ステップS18に移行する。
ここで、図10を参照すると、フォークリフト10が搬送している荷物L2,L3,L6,及びL7は、RFIDリーダ30との位置関係が変化していないので、反射信号の状態は変化していない。これに対して、フォークリフト10が搬送していない荷物L1,L4,L5,及びL8は、RFIDリーダ30の検出可能範囲外に位置している。そのため、RFIDリーダ30は、荷物L1,L4,L5,及びL8からの反射信号を読み取れなくなっている。
よって、ステップS36では、荷物L2,L3,L6,及びL7について反射信号の状態が変化していないと判定してステップS17に移行し、荷物L1,L4,L5,及びL8について反射信号が消えたと判定してステップS18に移行する。
ステップS17では、反射信号の状態が変化していない荷物L2,L3,L6,及びL7を、搬送対象物であると特定する。一方、ステップS18では、反射信号が消えた荷物L1,L4,L5,及びL8を、搬送対象物でないと特定する。
このように、搬送対象物特定部41は、フォークリフト10が移動している状態で、荷物Lに設けられたRFIDタグ35からの反射信号を検出している場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを搬送していることを判定する。同時に、搬送対象物特定部41は、荷物Lに設けられたRFIDタグ35からの反射信号を検出しなくなった場合に、当該RFIDタグ35が設けられた荷物Lを搬送していないことを判定する。
したがって、荷物Lに設けられたRFIDタグ35を作業者がスキャンすることなく、複数の荷物Lからフォークリフト10が搬送している搬送対象物である荷物Lを特定することができる。
なお、図5及び図7に示すルーチンと同様に、図9に示すルーチンを、一定時間隔で繰り返し実行するのではなく、フォークリフト10の移動距離、若しくは移動距離に相当する時間に基づいて実行してもよい。これらの場合、図9のルーチンを実行する頻度を少なくできる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
複数の荷物Lからフォークリフト10が搬送している搬送対象物である荷物Lと搬送していない他の荷物LとのRFIDタグ35から返される反射信号の状態の変化の違いに基づいて荷物Lを搬送対象物であると特定する。したがって、荷物Lに設けられたRFIDタグ35を作業者がスキャンすることなく、複数の荷物Lからフォークリフト10が搬送している荷物Lを特定することができる。
また、搬送対象物特定システム100では、BLE通信部24とBLEアクティブタグ4との通信によってフォークリフト10の位置情報を取得でき、RFIDリーダ30がRFIDタグ35を読み取ることにより荷物Lを搬送していること及び置いたことを判定できる。したがって、作業者によるスキャン作業を必要とせずに、倉庫1における荷物Lの位置や入出庫を管理することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、フォークリフト10が荷物Lを搬送するが、これに代えて、台車やハンドリフト等の他の移動体若しくは作業者が荷物Lを搬送してもよい。この場合、他の移動体若しくは作業者が、車載機20に相当する機器を保持する。
また、上記実施形態では、倉庫1内にBLEアクティブタグ4を設け、車載機20にBLE通信部24を設けて、BLE方式の通信を行うことによってフォークリフト10の位置を特定している。これに代えて、例えば、UWB(Ultra Wide Band)方式の通信を行うことによってフォークリフト10の位置を特定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車載機20とコンピュータ50とが無線ルータ60を介して接続されているが、車載機20とコンピュータ50とがインターネットを介して接続されるようにしてもよい。
また、コンピュータ50をインターネット上のクラウドサーバに接続し、車載機20及びコンピュータ50が実行主体である上記の各処理の実行主体をクラウドサーバとしてもよい。更に、上記の各処理の実行主体をクラウドサーバとする場合は、搬送対象物特定システム100がコンピュータ50を備えずに、車載機20等の各機器がインターネットを介してクラウドサーバに直接接続される構成としてもよい。
また、車載機20及びコンピュータ50が実行する各種プログラムは、例えばCD-ROM等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
100 搬送対象物特定システム
1 倉庫
2 棚
3 通路
4 BLEアクティブタグ(位置特定用タグ)
5 収納部
10 フォークリフト(移動体)
11 本体部
12 マスト
13 フォーク(上下動部)
15 重量センサ(荷物保持状態検出器)
20 車載機
21 無線通信部
22 プロセッサ
23 記憶媒体
23a データベース
23b データベース
24 BLE通信部(タグ情報取得部)
30 RFIDリーダ(読取装置)
35 RFIDタグ(受動タグ)
41 搬送対象物特定部
42 移動体位置特定部
43 荷物位置特定部
50 コンピュータ
51 無線通信部
52 プロセッサ
53 記憶媒体
53a データベース
53b データベース
60 無線ルータ
L 荷物(対象物)
荷物(搬送対象物)
P パレット

Claims (9)

  1. 複数の対象物に各々設けられる受動タグと、
    搬送対象物を搬送する移動体に設けられ、前記受動タグに電波を伝達し前記受動タグから返される反射信号を読み取る読取装置と、
    前記移動体が移動したときに前記読取装置が読み取る前記受動タグからの反射信号の位相の変化に基づいて前記複数の対象物から前記搬送対象物を特定する搬送対象物特定部と、
    を備える、搬送対象物特定システム。
  2. 請求項1に記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記搬送対象物特定部は、前記移動体が移動している状態で、前記受動タグからの反射信号の位相が変化しない場合に、当該受動タグが設けられた対象物を搬送していることを判定すると共に、前記受動タグからの反射信号の位相が変化した場合に、当該受動タグが設けられた対象物を搬送していないことを判定する、
    搬送対象物特定システム。
  3. 請求項2に記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記搬送対象物特定部は、前記移動体が搬送していない他の対象物の前記受動タグからの反射信号を受信したままの状態で前記搬送対象物を特定する、
    搬送対象物特定システム。
  4. 請求項1に記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記搬送対象物特定部は、前記移動体が移動している状態で、前記受動タグからの反射信号を検出している場合に、当該受動タグが設けられた対象物を搬送していることを判定すると共に、前記受動タグからの反射信号を検出しなくなった場合に、当該受動タグが設けられた対象物を搬送していないことを判定する、
    搬送対象物特定システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記移動体は、屋内における位置を特定する移動体位置特定部を有し、
    前記搬送対象物特定システムは、前記移動体の位置に基づいて、前記屋内にて前記搬送対象物を置いた位置を特定する荷物位置特定部を更に備える、
    搬送対象物特定システム。
  6. 請求項5に記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記搬送対象物特定部は、前記搬送対象物に設けられた前記受動タグからの反射信号の状態が変化した場合に、当該搬送対象物を置いたと判定する、
    搬送対象物特定システム。
  7. 請求項5又は6に記載の搬送対象物特定システムであって、
    前記屋内に設けられ、予め前記屋内の位置情報が設定される位置特定用タグと、
    前記移動体に設けられ、前記位置特定用タグと通信するタグ情報取得部と、を更に備え、
    前記移動体位置特定部は、前記位置特定用タグが発信し前記タグ情報取得部が受信する信号に基づいて前記移動体の位置を特定する、
    搬送対象物特定システム。
  8. 複数の対象物に各々設けられる受動タグに電波を伝達し前記受動タグから返される反射信号を読み取るステップと、
    搬送対象物を搬送する移動体が移動したときに前記受動タグからの反射信号の位相の変化に基づいて前記複数の対象物から前記搬送対象物を特定するステップと、
    を含む、搬送対象物特定方法。
  9. コンピュータに、
    複数の対象物に各々設けられる受動タグに電波を伝達し前記受動タグから返される反射信号を読み取る手順と、
    搬送対象物を搬送する移動体が移動したときに前記受動タグからの反射信号の位相の変化に基づいて前記複数の対象物から前記搬送対象物を特定する手順と、
    を実行させるプログラム。
JP2018066027A 2018-03-29 2018-03-29 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム Active JP7133961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018066027A JP7133961B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018066027A JP7133961B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019172465A JP2019172465A (ja) 2019-10-10
JP7133961B2 true JP7133961B2 (ja) 2022-09-09

Family

ID=68168121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018066027A Active JP7133961B2 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7133961B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203977A (ja) 2004-01-14 2005-07-28 Toyota Industries Corp ロケーション判定装置、ロケーション管理システム、ロケーション判定方法、及びプログラム
JP2011111323A (ja) 2009-11-30 2011-06-09 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp 冷凍倉庫の保管管理システム
JP2011219229A (ja) 2010-04-12 2011-11-04 Hitachi Ltd 荷物所在管理装置
JP2017057044A (ja) 2015-09-15 2017-03-23 大日本印刷株式会社 情報処理装置、温度管理システム及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203977A (ja) 2004-01-14 2005-07-28 Toyota Industries Corp ロケーション判定装置、ロケーション管理システム、ロケーション判定方法、及びプログラム
JP2011111323A (ja) 2009-11-30 2011-06-09 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp 冷凍倉庫の保管管理システム
JP2011219229A (ja) 2010-04-12 2011-11-04 Hitachi Ltd 荷物所在管理装置
JP2017057044A (ja) 2015-09-15 2017-03-23 大日本印刷株式会社 情報処理装置、温度管理システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019172465A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023027056A (ja) 位置特定システム、位置特定方法、及びプログラム
EP3782934B1 (en) Carrying method and carrying device
CN109064090B (zh) 拣货提示方法以及装置
CA3046663C (en) Automatic truck loading and unloading system
KR20180127552A (ko) 공동 재고 모니터링
JP6864619B2 (ja) 入出庫作業支援システム、入出庫作業支援方法、入出庫作業支援装置、及びプログラム
CN111523835A (zh) 智能装货方法、装置、系统和计算机可读存储介质
JP7133961B2 (ja) 搬送対象物特定システム、搬送対象物特定方法、及びプログラム
JP6832862B2 (ja) 移動経路管理システム、移動経路管理方法、移動経路管理装置、及びプログラム
JP6789144B2 (ja) 物品位置管理システム
JP7152102B2 (ja) 配送監視装置、配送管理方法、プログラム
WO2020032157A1 (ja) 物品位置推定システム及び物品位置推定方法
CN111080095A (zh) 部品出入库运搬方法、系统及计算机可读存储介质
US11802948B2 (en) Industrial vehicle distance and range measurement device calibration
JP2023075600A (ja) 搬送システム、無人搬送車、及び無人搬送車の制御方法
KR20230034390A (ko) 산업용 차량 거리 및 범위 측정 장치 교정
JP2020073409A (ja) 荷物管理装置
CN113075923A (zh) 移动载具及其状态估测与感测融合切换方法
CN109426928A (zh) 一种物流智能盒子、运输装置、运输系统及工作方法
JP2018052627A (ja) 荷物管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7133961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150