JP2018052627A - 荷物管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 多くの台車が密集状態で置かれた倉庫管理業務において、台車の積載物の誤認識を回避すると共に、所望の荷物や当該荷物が積載された台車を効率的に探し得る荷物管理システムの提供。【解決手段】 倉庫内に設置されたアクセスポイントが具備する固定通信機1と、各台車に付され前記アクセスポイントの前記固定通信機1と通信する中継通信機2と、各荷物に付され前記中継通信機2と通信する近距離通信機3と、前記固定通信機1と通信する情報処理装置4を備え、各荷物に付された前記近距離通信機3と通信可能な前記中継通信機2を検出する積載台車検出手段を備え、前記近距離通信機3と通信可能な前記中継通信機2と通信可能な前記固定通信機1を検出する台車位置検出手段を備える荷物管理システム。【選択図】 図1
Description
本発明は、荷物の位置及び当該荷物を積載した台車の所在を探索し、管理する荷物管理システムに関するものである。
今日の荷物管理システムには、例えば、荷物に取り付けられるICタグと、当該ICタグから信号を受信するアンテナと、当該アンテナを介して前記無線ICタグに書き込まれた荷物情報を読み取るリーダーと、当該リーダーにより読み取られた荷物情報と予め格納されている照合情報とを照合する管理サーバーとを備えて荷物の検品を行う荷物検品システムが存在する(下記特許文献1参照)。
また、配送センターにおいて、台車別の入出荷管理を行うものであって、ICモジュール部材が取り付けられた台車と、ICラベルが取り付けられた商品を各台車まで移送するためのキャリアと、ホスト情報処理装置と、各台車に取り付けられたICモジュール部材及び各商品に取り付けられたICラベルに対する情報の読取及び書き込みを行うための情報端末を備え、各台車に取り付けられたICモジュール部材及び各商品に取り付けられたICラベルを介して、台車毎に商品の入出荷管理を行う商品の入出荷管理システムが存在する(下記特許文献2参照)。
しかしながら、前記従来の手段は、台車に載っている荷物の内容を知り照合を行うことができるものの、沢山の台車を使用する倉庫管理業務において、台車の積載物の誤認識を十分に回避することや、倉庫内で積載物の詳細な位置情報を把握することができなかった。
また、沢山の台車が密集状態で置かれた倉庫内において、実際に所望の台車を探す際の便宜も図られず、倉庫内における管理業務に適した便宜が図られていないシステムであった。
更に、台車から積載されているべき荷物が持ち出され又は落下し、ひいては誤った台車へ載せ変えられるなどの瑕疵に対し、それを防止する措置が施されたシステムも存在しなかった。
また、沢山の台車が密集状態で置かれた倉庫内において、実際に所望の台車を探す際の便宜も図られず、倉庫内における管理業務に適した便宜が図られていないシステムであった。
更に、台車から積載されているべき荷物が持ち出され又は落下し、ひいては誤った台車へ載せ変えられるなどの瑕疵に対し、それを防止する措置が施されたシステムも存在しなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、多くの台車が密集状態で置かれた倉庫管理業務において、台車の積載物の誤認識及び誤積載を回避すると共に、所望の荷物や当該荷物が積載された台車を効率的に探し得る荷物管理システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による荷物管理システムは、倉庫内において複数の台車及び各台車に積載すべき荷物を管理する荷物管理システムにおいて、倉庫内に設置されたアクセスポイントが具備する固定通信機と、各台車に付され前記アクセスポイントの前記固定通信機と通信する中継通信機と、各荷物に付され前記中継通信機と通信する近距離通信機と、前記固定通信機と通信し台車に積載された荷物の所在を検出する情報処理装置を備え、各荷物に付された前記近距離通信機と通信可能な前記中継通信機を検出する積載台車検出手段を備え、前記近距離通信機と通信可能な前記中継通信機と通信可能な前記固定通信機を検出する台車位置検出手段を備えることを特徴とする。
前記荷物管理システムは、前記中継通信機に、所定の荷物に付された前記近距離通信機から受信した信号の強さを検出する近距離レベル検出手段を備え、前記固定通信機に、所定の台車に付された前記中継通信機から受信した信号の強さを検出する中継レベル検出手段と、当該中継通信機が受信した前記近距離通信機からの信号の強さを検出する複合信号読取手段を備え、前記積載台車検出手段は、前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定し、前記台車位置検出手段は、前記中継通信機からの信号を最も強く受信した前記固定通信機を最寄りの固定通信機として判定するシステムとすることができる。
前記積載台車検出手段は、前記近距離通信機からの信号を受信した前記中継通信機群の守備エリアを判定する守備エリア判定手段を備え、当該守備エリアの中で前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定し、前記近距離通信機からの前記中継通信機群の守備エリアが散在した場合は、最も多くの前記中継通信機を包含する守備エリアの中で前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定する荷物管理システムとして構成することもできる。
更に、前記荷物管理システムは、前記固定通信機に、所定の台車に付された前記中継通信機に対して最寄りと判定された時に稼動する報知装置を備え、前記中継通信機に、所定の荷物に付された前記近距離通信機に対して最寄りと判定された時に稼動する報知装置を備えるシステムとすることができる。
また、荷物管理の便宜として、倉庫内において各台車又は各台車に積載すべき荷物の所在にかかる初期情報を保存する情報登録手段と、前記初期情報と各台車又は各荷物の所在とを比較し当該初期情報との相違が生じる場合にアラーム情報を出力する前記情報処理装置を備える荷物管理システムとして構成することができる。
更に、前記台車位置検出手段又は前記積載台車検出手段で検出した各台車又は各台車に積載された荷物の所在を初期情報として保存する情報登録手段を備える荷物管理システムとして構成することもできる。
本発明による荷物管理システムによれば、多くの台車を使用する倉庫管理業務において、台車の位置やその台車に載っている荷物の位置情報や内容を容易に知ることができる。
本システムは、遠隔から荷物のID情報を頼りに呼び出しを行うことによって、台車の位置及び積載貨物の内容をクライアントPCに表示することが出来る。
本システムは、遠隔から荷物のID情報を頼りに呼び出しを行うことによって、台車の位置及び積載貨物の内容をクライアントPCに表示することが出来る。
また、荷物を探す時に呼び出した荷物が載っている台車から光や音などによる発呼を行うことが可能であり、その位置情報及び積載貨物情報を比較的簡単に知ることが可能なため容易に倉庫台帳を作成することが可能となる。
更に、不用意に荷物を持ち出そうとすると警報をあげ荷物の紛失を防止することが可能なシステムを提供することができる。
更に、不用意に荷物を持ち出そうとすると警報をあげ荷物の紛失を防止することが可能なシステムを提供することができる。
以下、本発明による荷物管理システムの実施の形態を、倉庫内において複数の台車及び各台車に積載する荷物を管理する荷物管理システムの例として、図面に基づき詳細に説明する。
図1に示す例は、倉庫内に設置されたアクセスポイントが具備する固定通信機1と、各台車に付され前記アクセスポイントの前記固定通信機1と通信する中継通信機2と、各荷物に付され前記中継通信機2と通信する近距離通信機3と、前記固定通信機1と通信する情報処理装置4を備える。
図1に示す例は、倉庫内に設置されたアクセスポイントが具備する固定通信機1と、各台車に付され前記アクセスポイントの前記固定通信機1と通信する中継通信機2と、各荷物に付され前記中継通信機2と通信する近距離通信機3と、前記固定通信機1と通信する情報処理装置4を備える。
この例では、前記アクセスポイントは、倉庫の天井、壁又は柱に、それぞれが一定の領域を隙間なく担当するように設置する。
各アクセスポイントに設置された前記固定通信機1は、LANネットワークなどのローカルネットワークやインターネットなどのグローバルネットワーク(以下「通信ネットワークn」という)に接続され、当該通信ネットワークnを介して前記情報処理装置4を具備するネットワークサーバーs、及び当該ネットワークサーバーsを利用するクライアントPCpと通信可能なネットワーク通信手段を備えると共に、各台車に設置された前記中継通信機2と通信可能な前記無線通信手段を備える。
各アクセスポイントに設置された前記固定通信機1は、LANネットワークなどのローカルネットワークやインターネットなどのグローバルネットワーク(以下「通信ネットワークn」という)に接続され、当該通信ネットワークnを介して前記情報処理装置4を具備するネットワークサーバーs、及び当該ネットワークサーバーsを利用するクライアントPCpと通信可能なネットワーク通信手段を備えると共に、各台車に設置された前記中継通信機2と通信可能な前記無線通信手段を備える。
この例の前記情報処理装置4は、各荷物に付された前記近距離通信機3について最寄りの中継通信機2(当該通信機を設置した台車(以下「積載台車」という))を検出する積載台車検出手段と、当該積載台車に付した前記中継通信機2について前記最寄りの固定通信機1を検出する台車位置検出手段を備える。
この例の前記情報処理装置4は、前記ネットワークサーバーsの機能の一部として構成し、荷物の探索や積載荷物の照合などを行う。
この例の前記情報処理装置4は、前記ネットワークサーバーsの機能の一部として構成し、荷物の探索や積載荷物の照合などを行う。
この例の前記固定通信機1は、所定の台車に付された前記中継通信機2との通信を行う無線通信手段と、当該中継通信機2から受信した信号の強さを検出する中継レベル検出手段と、前記中継通信機2から受信した信号から当該中継通信機2が受信した前記近距離通信機3からの信号の強度及び当該近距離通信機3のIDを読み取る複合信号読取手段と、当該中継通信機2及び当該中継通信機2と通信した前記近距離通信機3から受信した信号の強さ、並びに当該固定通信機1、各中継通信機2及び各近距離通信機3にそれぞれ個別に割り振られたIDを前記通信ネットワークnを介して前記クライアントPCpへ送信する前記ネットワーク通信手段を備える(図1、図2又は図4参照)。
前記中継通信機2は、所定の荷物に付された前記近距離通信機3から受信した信号の強さ(強度情報)を検出する近距離レベル検出手段と、当該近距離通信機3のIDを読み取る近距離信号読取手段を備える。
この例に用いられる前記中継通信機2は、各台車の側面又は底板の下に設置され、前記固定通信機1と前記近距離通信機3のそれぞれと通信を行う種類の無線通信手段を備えている。
この例では、前記固定通信機1との通信を行うために、920MHz無線機や、特定小電力無線機や、2.4GHz無線などの比較的通信距離の長い無線機を備えると共に、前記近距離通信機3との通信を行うために、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)や、ZigBeeや微弱無線機などの近距離通信に適した無線機を備えている。
前記中継通信機2が送信する信号には、当該中継通信機2及び各近距離通信機3にそれぞれ個別に割り振られたIDを通信プロトコルに組み入れる。
この例に用いられる前記中継通信機2は、各台車の側面又は底板の下に設置され、前記固定通信機1と前記近距離通信機3のそれぞれと通信を行う種類の無線通信手段を備えている。
この例では、前記固定通信機1との通信を行うために、920MHz無線機や、特定小電力無線機や、2.4GHz無線などの比較的通信距離の長い無線機を備えると共に、前記近距離通信機3との通信を行うために、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)や、ZigBeeや微弱無線機などの近距離通信に適した無線機を備えている。
前記中継通信機2が送信する信号には、当該中継通信機2及び各近距離通信機3にそれぞれ個別に割り振られたIDを通信プロトコルに組み入れる。
この例に用いられる前記近距離通信機3は、BLEや、ZigBeeなどの微弱無線機であるタグを各荷物に貼着するなどして搭載し、それぞれ個別に割り振られたIDを通信プロトコルに組み入れる。
前記台車位置検出手段は、原則として、前記中継通信機2からの信号を最も強く受信した前記固定通信機1を最寄りの前記固定通信機1として判定し、前記積載台車検出手段は、原則として、前記最寄の固定通信機1が、所定の荷物に付された前記近距離通信機3からの信号を最も強く受信した前記中継通信機2を最寄りの中継通信機2として判定する。
上記判定の結果、前記最寄りの固定通信機1が受信した前記最寄りの中継通信機2を搭載する台車に、探査対象の荷物が積載されていることとなる。
以下、荷物管理システムの実施例を示す。
上記判定の結果、前記最寄りの固定通信機1が受信した前記最寄りの中継通信機2を搭載する台車に、探査対象の荷物が積載されていることとなる。
以下、荷物管理システムの実施例を示す。
この荷物管理システムの実施例は、以上の如く構成され、荷物を搭載した台車が置かれる倉庫は、その全平面領域に対して一定の範囲ごとに区画する(重複部分があってもよい)マッピングが施される(図3参照)。
この例は、前記マッピングによって区画された各領域(以下「区域」という)にそれぞれアクセスポイントを備える。
前記アクセスポイントは、例えば、各区域の中央に配置し、前記中継通信機2からの信号が一定の閾値以上となる境界をマッピング枠として確立する。
また、各アクセスポイントでの受信レベルを一定閾値ごとに分割して、受信状況に応じて適宜選択できるマッピングする方法をとっても良い。
前記アクセスポイントは、例えば、各区域の中央に配置し、前記中継通信機2からの信号が一定の閾値以上となる境界をマッピング枠として確立する。
また、各アクセスポイントでの受信レベルを一定閾値ごとに分割して、受信状況に応じて適宜選択できるマッピングする方法をとっても良い。
上記の如く、前記マッピングにより台車の位置を特定する手法以外に、受信レベルと通信距離の関係から位置情報を推測する方法を採ることもできる。
更に、前記位置情報の推測方法は、ラーニング方式として区域ごとに実際に通信させて受信レベルを測定し、その値に誤差レベルを加味してマッピングする方法を採ることもできる。
更に、前記位置情報の推測方法は、ラーニング方式として区域ごとに実際に通信させて受信レベルを測定し、その値に誤差レベルを加味してマッピングする方法を採ることもできる。
各荷物に装着された前記近距離通信機3(以下「タグ3」という)は、スイッチ操作又は電源投入(バッテリーの装着など)から一定周期で自動発報を行う(図4参照)。
前記中継通信機2は、前記自動発報を受けて前記タグ3と一定周期ごとに通信を行う。
前記中継通信機2と前記タグ3との通信は、少なくとも、前記タグ3それぞれ固有のIDをプロトコルに含む所定の出力で行われる。
前記タグ3からの通信を一定時間通信確立した後、前記中継通信機2は、該タグ3からの信号に含まれる当該タグ3のID及び受信レベル、並びに自身が設置されている台車に積載されている荷物としての目印として当該中継通信機2のIDを、前記アクセスポイントの前記固定通信機1に送信する。
前記中継通信機2と前記タグ3との通信は、少なくとも、前記タグ3それぞれ固有のIDをプロトコルに含む所定の出力で行われる。
前記タグ3からの通信を一定時間通信確立した後、前記中継通信機2は、該タグ3からの信号に含まれる当該タグ3のID及び受信レベル、並びに自身が設置されている台車に積載されている荷物としての目印として当該中継通信機2のIDを、前記アクセスポイントの前記固定通信機1に送信する。
各アクセスポイントの前記固定通信機1は、前記中継通信機2から受信した当該タグ3からの信号に含まれる当該タグ3のID及びその受信レベル、並びに当該固定通信機1と通信した前記中継通信機2のID及びその受信レベルを、当該固定通信機1のIDと共に(以下これらを「ID情報等」という)、前記ネットワークサーバーsの前記情報処理装置4に送信する。
前記ネットワークサーバーsの前記情報処理装置4は、複数のアクセスポイントの前記固定通信機1から同じ荷物のIDが来ないことを確認した時、当該IDを送信した前記中継通信機2が設置された台車に所望の荷物が積載されていることを前記クライアントPCpに通報する。
一方、複数のアクセスポイントの前記固定通信機1から同じ荷物のIDを受信した場合には、前記台車位置検出手段は、原則として、最も受信レベルの高い方の前記固定通信機1が担当する区域(以下「判定区域」という)に所望の荷物が積載されている台車が存在すると判断し、前記積載台車検出手段は、原則として、最も受信レベルの高い方の前記中継通信機2が設置された台車(以下「判定台車」と言う)に所望の荷物が積載されていると判断し、前記判定区域の前記判定台車に所望の荷物が積載されていることを前記クライアントPCpに通報する(アラーム情報)。
例えば、前記近距離通信機3からの信号を受信した単数又は複数からなる前記中継通信機2の守備エリアが連続した前記中継通信機群の守備エリアを判定する守備エリア判定手段を備え、先ず、同じ荷物のID情報を含む前記中継通信機2からの信号を最も多く受信した前記固定通信機1の守備エリアを第一候補エリアとし、それ以外の前記固定通信機1の守備エリアを第二候補エリアとする。
当該第一候補エリアで受信できる前記中継通信機2の中で前記近距離通信機3からの信号を最も強く受信した前記中継通信機2を最寄りの中継通信機2として判定し、例えば、指定した前記近距離通信機3から受信した前記中継通信機群の守備エリアが散在する場合などは、前記第一候補エリア、続いて、前記第二候補エリアと、順に判定を行い、前記最寄りの中継通信機2を導くことが出来たときに判定を終了する。
当該第一候補エリアで受信できる前記中継通信機2の中で前記近距離通信機3からの信号を最も強く受信した前記中継通信機2を最寄りの中継通信機2として判定し、例えば、指定した前記近距離通信機3から受信した前記中継通信機群の守備エリアが散在する場合などは、前記第一候補エリア、続いて、前記第二候補エリアと、順に判定を行い、前記最寄りの中継通信機2を導くことが出来たときに判定を終了する。
ここで、比較される前記近距離通信機3からの受信レベルは、正確を期し、一定周期で発報される複数の信号を採取した上で平均値等とする。
上記処理をもって、各台車の所在を検知すると共に、各台車の所在位置を検出することができ、各荷物の所在を検知することができる(図4及び図5参照)。
上記処理をもって、各台車の所在を検知すると共に、各台車の所在位置を検出することができ、各荷物の所在を検知することができる(図4及び図5参照)。
前記クライアントPCpから荷物の探査指示が行われると、前記ネットワークサーバーsは各アクセスポイントの前記固定通信機1に対して、各固定通信機1のID、それらと通信可能な各台車に搭載された前記中継通信機2のID及び当該中継通信機2との通信における受信レベル、並びにそれらの前記中継通信機2と通信可能な前記近距離通信機3のID、即ち、それらの前記中継通信機2を搭載した台車に積載している荷物のID及び当該近距離通信機3との通信における受信レベル(前記ID情報等)を返信するように指示(以下「返信指令」という)を出す。
前記クライアントPCpは、探査対象である荷物のID情報等をネットワークサーバーsで受け、探査対象である荷物の所在を、予め準備してある倉庫のマップを、少なくともネットワークサーバーsを介したクライアントPCpに表示すると共に、探査対象である荷物を積載した台車が搭載する前記中継通信機2若しくは前記近距離通信機3又はその双方に対し、音声を鳴動させ、又は光を点灯させることを指示するデータを出力する(報知装置)。
荷物を探す者は、クライアントPCpに表示された場所を確認し、現地(倉庫内)で台車に設置された前記中継通信機2の音と光を頼りに探査対象である荷物又は当該荷物を積載した台車を探し、探査対象の荷物を探し出すことができる。
前記情報処理装置4は、当該荷物を台車に積載した時に、前記中継通信機2を経由し前記固定通信機1を介して、近距離通信で各荷物の内容及び所在を含む荷物情報を初期登録する(図6参照)。
前記情報処理装置4は、前記タグ3と当該荷物を載せていた台車の前記中継通信機2との通信途絶に伴う前記ID情報等の変化を検出し、当該初期登録の内容と比較することにより、当該荷物が当該荷物が載せてあった台車上から無くなった事をネットワークサーバーsの出力に反映させる(例えばディスプレイ画面にポップアップ等で警報を挙げるなど)と共に、当該荷物の喪失をネットワークサーバーs及び所定のクライアントPCpに通報する(アラーム情報)。
前記ネットワークサーバーsにおいて、当該台車から降ろされることが事前に登録されている場合には、前記出力及び通報を禁止する設定を行うこともできる。
前記情報処理装置4は、前記タグ3と当該荷物を載せていた台車の前記中継通信機2との通信途絶に伴う前記ID情報等の変化を検出し、当該初期登録の内容と比較することにより、当該荷物が当該荷物が載せてあった台車上から無くなった事をネットワークサーバーsの出力に反映させる(例えばディスプレイ画面にポップアップ等で警報を挙げるなど)と共に、当該荷物の喪失をネットワークサーバーs及び所定のクライアントPCpに通報する(アラーム情報)。
前記ネットワークサーバーsにおいて、当該台車から降ろされることが事前に登録されている場合には、前記出力及び通報を禁止する設定を行うこともできる。
s ネットワークサーバー,n 通信ネットワーク,p クライアントPC,
1 固定通信機,2 中継通信機,3 近距離通信機,4 情報処理装置,
1 固定通信機,2 中継通信機,3 近距離通信機,4 情報処理装置,
Claims (6)
- 倉庫内において複数の台車及び各台車に積載すべき荷物を管理する荷物管理システムにおいて、
倉庫内に設置されたアクセスポイントが具備する固定通信機と、
各台車に付され前記アクセスポイントの前記固定通信機と通信する中継通信機と、
各荷物に付され前記中継通信機と通信する近距離通信機と、
前記固定通信機と通信し台車に積載された荷物の所在を検出する情報処理装置を備え、
各荷物に付された前記近距離通信機と通信可能な前記中継通信機を検出する積載台車検出手段を備え、
前記近距離通信機と通信可能な前記中継通信機と通信可能な前記固定通信機を検出する台車位置検出手段を備えることを特徴とする荷物管理システム。 - 前記中継通信機は、所定の荷物に付された前記近距離通信機から受信した信号の強さを検出する近距離レベル検出手段を備え、
前記固定通信機は、所定の台車に付された前記中継通信機から受信した信号の強さを検出する中継レベル検出手段と、当該中継通信機が受信した前記近距離通信機からの信号の強さを検出する複合信号読取手段を備え、
前記積載台車検出手段は、前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定し、
前記台車位置検出手段は、前記中継通信機からの信号を最も強く受信した前記固定通信機を最寄りの固定通信機として判定することを特徴とする前記請求項1に記載の荷物管理システム。 - 前記積載台車検出手段は、前記近距離通信機からの信号を受信した前記中継通信機群の守備エリアを判定する守備エリア判定手段を備え、当該守備エリアの中で前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定し、前記近距離通信機からの前記中継通信機群の守備エリアが散在した場合は、最も多くの前記中継通信機を包含する守備エリアの中で前記近距離通信機からの信号を最も強く受信した前記中継通信機を最寄りの中継通信機として判定することを特徴とする前記請求項2に記載の荷物管理システム。
- 前記固定通信機に、所定の台車に付された前記中継通信機に対して最寄りと判定された時に稼動する報知装置を備え、
前記中継通信機に、所定の荷物に付された前記近距離通信機に対して最寄りと判定された時に稼動する報知装置を備えることを特徴とする前記請求項2又は請求項3のいずれかに記載の荷物管理システム。 - 倉庫内において各台車又は各台車に積載すべき荷物の所在にかかる初期情報を保存する情報登録手段と、前記初期情報と各台車又は各荷物の所在とを比較し当該初期情報との相違が生じる場合にアラーム情報を出力する前記情報処理装置を備えることを特徴とする前記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の荷物管理システム。
- 前記台車位置検出手段又は前記積載台車検出手段で検出した各台車又は各台車に積載された荷物の所在を初期情報として保存する情報登録手段を備えることを特徴とする前記請求項5に記載の荷物管理システム。
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