JP7130426B2 - 室外機及び空気調和機 - Google Patents

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Description

この発明は、室外機及び空気調和機に関する。
室内機と室外機とを備える空気調和機においては、設置やメンテナンス等の作業を行う際に、室外機の周囲に電源が必要になることがある。このような場合、一般に、コードリール等を用いて遠方から電源を供給していた。しかし、コードリールを持ち運ぶ必要があるため作業者の負担が増加していた。
特許文献1には、室内機と室外機とを備える空気調和機において、室外機に電源用のコンセントを設ける技術が記載されている。この特許文献1の室外機では、冷媒中に含まれる空気等の不純成分の除去を真空引き方法により行うための真空ポンプをコンセントに接続している。この特許文献1では、室内機のスイッチ操作によって、電源の供給先を室外側の制御装置からコンセントに切り替えている。
特開2000-146270号公報
特許文献1に記載の空気調和機は、真空ポンプを作動させている際に室外側の制御装置に電源供給がなされない。そのため、制御装置の揮発性のメモリにエラー情報等を記憶させている場合、制御装置に電源供給がなされなくなるとエラー情報等の記憶情報が消えてしまうなどの不具合が生じるという課題がある。
また例えば、特許文献1の室外機において、制御装置への電源供給を維持したまま室外機に真空ポンプ等の機器を接続して作動させた場合、アーク放電等によるサージが発生して、このサージにより、揮発性のメモリがリセットされる等の不具合が生じる可能性がある。
さらに、特許文献1においては、室外機の内部に電源コンセントを設けている。しかし、室外機において、電源コンセントを設置するスペースを確保することが困難な場合が有る。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、制御装置への電源供給を停止すること無しに、外部装置を接続して安定的に電源供給することが可能な室外機及び空気調和機を提供するものである。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明の第一態様によれば、室外機は、冷凍サイクルを構成する機器のうち室外に配置される室外機器と、単相交流の主電源ラインを有した制御基板を有し、前記室外機器の動作を制御する制御装置と、前記室外機器及び前記制御装置を収容する筐体と、を備え、前記制御基板は、前記主電源ラインに副電源ラインを介して分岐接続された電源コネクタと、前記副電源ラインに設けられて、前記主電源ラインと前記電源コネクタとを電気的に接続及び切断可能な継電器と、を備え、前記電源コネクタの周囲に配置されて前記継電器の接点をオン・オフ操作可能な操作スイッチを備え、前記操作スイッチの動作に連動して、前記操作スイッチがオフ操作されているときに前記電源コネクタを覆って開放不能な規制状態となり、前記操作スイッチがオン操作されているときに前記電源コネクタへ接触可能な解除状態となるカバー機構を備える
第一態様では、主電源ラインと電源コネクタとの間の電気的な接続及び切断が可能な継電器を備えている。この継電器によって、電源コネクタに外部装置を接続する際に、制御基板上のメモリ等の他の装置類への電源供給を停止することなく、電源コネクタと主電源ラインとを電気的に切断することができる。そのため、揮発性のメモリ等の制御基板上の他の装置類への電源供給を停止する必要が無い。したがって、揮発性メモリ内に蓄積されているエラー情報等の記憶情報が消えてしまうなどの不具合が生じることを抑制できる。
さらに、電源コネクタと主電源ラインとが電気的に切断されているので、電源コネクタに外部装置を接続する際に、サージ等が発生して揮発性のメモリがリセットされる等の不具合が発生することを抑制できる。
また、第一態様では、制御基板に電源コネクタを備えるため、筐体にコンセント等を設けるスペースが無い場合であっても、制御基板の電源コネクタから外部装置に電源を供給することができる。
したがって、制御装置への電源供給を停止すること無しに、外部装置を接続して安定的に電源供給することが可能となる。
さらに、電源コネクタに外部コネクタを接続する際に、電源コネクタの周囲に配置された操作スイッチを操作すればよいので、電源コネクタから離れた場所に操作スイッチが配置される場合と比較して、容易に継電器の接点をオン・オフすることができるとともに、作業者が操作スイッチを操作することを失念してしまうことを抑制できる。
さらに、継電器の接点がオンのときに、誤って外部コネクタを電源コネクタに接続することを抑制できる。
この発明の第二態様によれば、第一態様に係る電源コネクタは、前記筐体の外部の電源ラインの端部に設けられた外部コネクタを挿抜可能に形成されていてもよい。
このように構成することで、容易に外部コネクタを電源コネクタに接続することができるとともに、外部の電源ラインを誤接続することを抑制できる。
この発明の第三態様によれば、第二態様に係る電源コネクタは、前記外部コネクタと同一の色表示がなされていてもよい。
このように構成することで、外部コネクタの色表示を見た作業者が、外部コネクタを挿抜する電源コネクタの位置を容易に見つけることができる。
この発明の第態様によれば、第一から第態様の何れか一つの態様に係る筐体は、開閉可能な側壁パネルを備えていてもよい。さらに、前記制御基板は、前記側壁パネルが閉塞位置にある場合に前記側壁パネルと対向するように配置されていてもよい。前記電源コネクタは、前記側壁パネルと対向する前記制御基板の面上に配置されていてもよい。
このように構成することで、側壁パネルを外すだけで、制御基板の電源コネクタにアクセスすることができる。そのため、短時間で室外機から外部装置へ電源供給を開始することが可能となる。
この発明の第態様によれば、空気調和機は、第一から第態様の何れか一つの態様に係る室外機を備える。
このように構成することで、室外機のメンテナンス等の作業を容易に行うことができるため、商品性を向上することができる。
上記室外機によれば、制御装置への電源供給を停止すること無しに、外部装置を接続して安定的に電源供給することが可能になる。
この発明の第一実施形態における空気調和機の概略構成を示す構成図である。 この発明の第一実施形態における室外機の概略構成を示す回路図である。 この発明の第二実施形態における電源コネクタ周辺の拡大図である。 この発明の第三実施形態における電源コネクタが非通電状態の制御基板の概略構成図である。 第三実施形態における電源コネクタが通電状態の制御基板の概略構成図である。
次に、この発明の実施形態における室外機及び空気調和機を図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は、この発明の第一実施形態における空気調和機の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、空気調和機100は、室外機10と室内機(図示せず)とを備えている。この第一実施形態の空気調和機100は、いわゆるビル用の空気調和機である。空気調和機100は、室外機10と室内機(図示せず)との間で冷媒を循環させて、冷房運転と暖房運転とをそれぞれ行うことが可能となっている。
室外機10は、ビルの屋上等の屋外(言い換えれば、室外)に設置され、冷媒配管等を介して室内機(図示せず)に接続されている。室外機10は、筐体11と、室外機器12と、制御装置13と、を備えている。
筐体11は、室外機器12及び制御装置13を収容している。この実施形態で例示する筐体11は、外形が直方体をなす箱状に形成されている。筐体11は、上部に熱交室14を備え、下部に機械室15を備えている。熱交室14は、内部に室外機器12を収容し、機械室15は、内部に制御装置13を収容している。
熱交室14は、側壁16に側壁開口17を備えている、熱交室14は、天井部18にファンF用の複数のファン開口18aを備えている。熱交室14は、側壁開口17とファン開口18aとの間で外気が流通可能となっている。
機械室15は、複数の側壁パネル19を備えている。これら側壁パネル19は、それぞれ矩形板状に形成され、ビス等の留め具によって機械室15のフレーム(図示せず)に着脱可能とされている。
図2は、この発明の第一実施形態における室外機の概略構成を示す回路図である。
図1、図2に示すように、室外機器12は、空気調和機100の冷凍サイクルを構成する機器のうち、室外に配置される機器である。室外機器12としては、熱交換器(図示せず)やコンプレッサ(図示せず)、ファンF等を例示できる。これら室外機器12は、熱交室14に収容されている。熱交換器(図示せず)は、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する。
コンプレッサ(図示せず)は、モータMにより駆動する。コンプレッサを駆動するモータMは、インバータINVにより回転数が制御される。このインバータINVには、三相交流(例えば、AC200V)が供給されている。この三相交流は、室外機10に電源として外部から供給されている。なお、室外機10に供給される三相交流は、室内機から供給するようにしても良い。
制御装置13は、室外機器12の動作を主に制御する。制御装置13は、スイッチング(SW)電源P、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置(図示せず)、揮発性のメモリ、及び不揮発性のメモリ等が実装された制御基板20を備えている。
制御基板20は、いわゆるリジット基板であり、単相交流の主電源ライン21と、副電源ライン22と、電源コネクタ23と、継電器24と、を更に有している。主電源ライン21は、室外機10に供給された三相交流から、単相交流を取り出している。主電源ライン21は、制御基板20の内部に設けられたAC/DCコンバータ等のスイッチング電源Pの一次側端子に単相交流(例えば、AC200V)を供給している。このスイッチング電源Pにより変換された直流電源(例えば、DC5V)は、上述した制御基板20に実装された処理装置や各種メモリ等の電源として供給されている。
制御装置13は、室外機器12の動作等に不具合が発生した場合、発生した不具合に関するエラー情報を、制御基板20上の揮発性のメモリに蓄積する。この揮発性メモリに蓄積された情報は、制御装置13に実装された通信インターフェース(図示せず)を介して、PC(personal computer)に取り込むことが可能となっている。例えば、制御装置13には、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信用のモジュールを実装して、制御装置13の揮発性メモリに蓄積されたエラー情報を、無線通信を介して取り出せるようにしても良い。
副電源ライン22は、主電源ライン21から分岐して、電源コネクタ23に三相交流を供給する。副電源ライン22は、例えば、絶縁体からなる基板上にプリント配線として形成することができる。
電源コネクタ23は、メンテナンス等の作業を行うために搬入されたPC(personal computer)やオシロスコープ等の外部装置M1,M2に電源供給可能なコネクタである。電源コネクタ23は、主電源ライン21に副電源ライン22を介して分岐接続されている。この実施形態における電源コネクタ23は、家庭用のコンセントとは異なる専用のコネクタである。この実施形態で例示する電源コネクタ23は、更に、電源タップや電源コードの電線(電源ライン)L1の端部に設けられた外部コネクタ25を接続可能になっている。この実施形態で例示する電源コネクタ23は、いわゆる雌コネクタであり、外部コネクタが雄コネクタである場合を例示している。しかし、電源コネクタ23が雄コネクタであり、外部コネクタが雌コネクタであっても良い。
制御基板20は、機械室15が複数の側壁パネル19により閉塞されている状態で、複数の側壁パネル19のうちの一つの所定の側壁パネル19Aと対向するように配置されている。電源コネクタ23は、所定の側壁パネル19Aと対向する制御基板20の実装面上に配置されている。つまり、所定の側壁パネル19Aを取り外すことで、この側壁パネル19Aを外したことで形成される機械室15の開口から、制御基板20上の電源コネクタ23に容易にアクセス可能となる。なお、側壁パネル19Aは、ヒンジを介してフレームに揺動可能に支持させるようにしても良い。
ここで、上述した電源コネクタ23と、外部コネクタ25とは、それぞれ同一の色表示(例えば、赤色等)がなされている。つまり、作業者は、外部コネクタ25の色表示を見て、制御基板20上に同一の色表示を探すことで、外部コネクタ25を接続可能な電源コネクタ23を見つけることができるようになっている。
この実施形態における電源コネクタ23は、制御基板20の実装面に沿って外部コネクタ25を挿抜可能になっている。これにより、電線L1が引っ張られる方向と外部コネクタ25の挿抜する方向とを異ならせることができる。そのため、外部コネクタ25が設けられた電線L1が、仮に引っ張られたとしても、外部コネクタ25が電源コネクタ23から抜け難くすることができる。
継電器24は、副電源ライン22に設けられている。より具体的には、継電器24は、副電源ライン22の途中に設けられている。継電器24は、主電源ライン21と電源コネクタ23との電気的な接続及び切断を可能としている。この実施形態における継電器24は、いわゆるメカニカルリレーであって、上述したスイッチング電源の二次側の直流出力を用いて、接点をオン・オフに切り替え可能となっている。この実施形態の継電器24は、操作スイッチSWに接続されている。
操作スイッチSWは、継電器24のコイル(図示せず)に電圧を印加する第一位置と、コイルに電圧を印加しない第二位置とを、作業者の操作によって選択可能であるとともに、選択した状態を保持可能になっている。なお、上述した実施形態の継電器24として、メカニカルリレーを用いる場合を例示したが、半導体等を用いた無接点リレーを用いても良い。また、継電器24の接点として、電圧印加により接点が閉じるa接点の場合を一例に説明した。しかし、継電器24の接点は、a接点に限られない。
上述した操作スイッチSWを第一位置(印加する)から第二位置(印加しない)にすることで、継電器24の接点を閉じた状態から開いた状態にすることができる。そのため、電源コネクタ23を非通電状態にすることができる。その一方で、操作スイッチを第二位置から第一位置に操作することで、継電器24の接点を、開いた状態から閉じた状態にすることができる。そのため、電源コネクタ23を通電状態にすることができる。なお、図2中、符号「t1」は、端子台である。
上述した第一実施形態によれば、主電源ライン21と電源コネクタ23との間の電気的な接続及び切断が可能な継電器24を備えている。この継電器24によって、電源コネクタ23に外部装置M1,M2を接続する際に、制御基板20上のメモリ等の他の装置類への電源供給を停止することなく、電源コネクタ23と主電源ライン21とを電気的に切断することができる。そのため、揮発性のメモリ等の制御基板20上の他の装置類への電源供給を停止する必要が無い。したがって、揮発性のメモリ内に蓄積されているエラー情報等の記憶情報が消えてしまうなどの不具合が生じることを抑制できる。
さらに、電源コネクタ23と主電源ライン21とが電気的に切断されているので、電源コネクタ23に外部装置M1,M2を接続する際に、サージ等が発生して揮発性のメモリがリセットされる等の不具合が発生することを抑制できる。
また、第一実施形態では、電源コネクタ23に対して外部コネクタ25を挿抜可能とされている。また、電源コネクタ23は、家庭用のコンセントとは異なる形状とされている。そのため、容易に外部コネクタを電源コネクタに接続することができるとともに、外部の電源ラインを誤接続することを抑制できる。
さらに、第一実施形態では、電源コネクタ23は、外部コネクタ25と同一の色表示がなされている。そのため、外部コネクタ25の色表示を見た作業者が、外部コネクタ25を挿抜可能な電源コネクタ23の位置を容易に見つけることができる。
また、第一実施形態では、継電器24の接点を操作スイッチによって開閉することが可能となっている。そのため、容易に継電器24の接点をオン・オフ操作することができる。
さらに、第一実施形態では、制御基板20は、所定の側壁パネル19が閉塞位置にある場合に所定の側壁パネル19と対向するように配置されている。電源コネクタ23は、所定の側壁パネル19と対向する制御基板20の実装面上に配置されている。したがって、所定の側壁パネル19を外すだけで、制御基板20の電源コネクタ23にアクセスすることができる。そのため、短時間で室外機10から外部装置M1,M2へ電源供給を開始することが可能となる。
また、第一実施形態では、上記室外機を備えることで、室外機10のメンテナンス等の作業を容易に行うことができる。したがって、空気調和機100の商品性を向上することが可能になる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図面に基づき説明する。この第二実施形態の室外機は、上述した第一実施形態の室外機に対して、操作スイッチの配置が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図3は、この発明の第二実施形態における電源コネクタ周辺の拡大図である。
図3に示すように、この第二実施形態における室外機210は、上述した第一実施形態の制御基板20と同様に、スイッチング電源P、CPU等の処理装置(図示せず)、揮発性のメモリ、及び不揮発性のメモリ等が実装された制御基板220を筐体11の機械室15の中に備えている。
制御基板220は、主電源ライン21(図3において図示せず)と、副電源ライン22と、電源コネクタ23と、継電器24と、操作スイッチSW2と、を更に備えている。制御基板220は、第一実施形態の制御基板20と同様に、閉塞状態の側壁パネル19Aと対向するように配置されている。電源コネクタ23は、所定の側壁パネル19Aと対向する制御基板220の実装面上に配置されている。
操作スイッチSW2は、第一実施形態の操作スイッチSWと同様に、継電器24のコイル(図示せず)に電圧を印加する第一位置と、コイルに電圧を印加しない第二位置とを、作業者の操作によって選択可能であるとともに、選択した状態を保持可能になっている。この操作スイッチSW2は、電源コネクタ23の周囲に配置されている。より具体的には、操作スイッチSW2は、電源コネクタ23近傍の制御基板220の実装面上に配置されている。なお、操作スイッチSW2がスライドスイッチの場合を例示しているが、操作スイッチSW2は、スライドスイッチに限られない。
上述した操作スイッチSW2を第一位置(印加する:ON)から第二位置(印加しない:OFF)に操作することで、継電器24の接点を閉じた状態(オフ)から開いた状態(オン)にすることができる。その一方で、操作スイッチSW2を第二位置から第一位置に操作することで、継電器24の接点を、開いた状態(オン)から閉じた状態(オフ)にすることができる。
したがって、上述した第二実施形態によれば、電源コネクタ23に外部コネクタ25を接続する際に、電源コネクタ23の周囲に配置された操作スイッチSW2を操作すればよいので、電源コネクタ23から離れた場所に操作スイッチが配置される場合と比較して、容易に継電器24の接点をオン・オフすることができる。さらに、継電器24の周囲に操作スイッチSW2が配置されていることで、作業者が操作スイッチSW2の操作を失念することを抑制できる。
(第三実施形態)
次に、この発明の第三実施形態を図面に基づき説明する。この第三実施形態の室外機は、上述した第一実施形態の室外機に対して、電源コネクタ周りの構成が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図4は、この発明の第三実施形態における電源コネクタが非通電状態の制御基板の概略構成図である。図5は、第三実施形態における電源コネクタが通電状態の制御基板の概略構成図である。
図4、図5に示すように、この第三実施形態における室外機310の制御基板320は、上述した第一実施形態の制御基板20と同様に、スイッチング電源P、CPU等の処理装置(図示せず)、揮発性のメモリ、及び不揮発性のメモリ等が実装された制御基板320を筐体11の機械室15の中に備えている。
制御基板320は、主電源ライン21と、副電源ライン22と、電源コネクタ23と、継電器24と、操作スイッチSWと、を更に備えている。制御基板320は、第一実施形態の制御基板20と同様に、閉塞状態の側壁パネル19Aと対向するように配置されている。電源コネクタ23は、所定の側壁パネル19Aと対向する制御基板320の実装面上に配置されている。
制御基板320は、更に、カバー機構30を備えている。カバー機構30は、操作スイッチSWの動作に連動する。カバー機構30は、操作スイッチSWがオフ操作されているときに電源コネクタ23へのアクセスを規制する規制状態となる。より具体的には、カバー機構30は、操作スイッチSWがオフ操作されているときに電源コネクタ23を覆って開放不能な状態にする。その一方で、カバー機構30は、操作スイッチSWがオン操作されているときに電源コネクタ23へアクセス可能な状態となる。つまり、カバー機構30は、開放可能な状態になる。
この第三実施形態で例示するカバー機構30は、ロック部31と、支持部32と、カバー部33と、を備えている。ロック部31と、支持部32とは、それぞれ電源コネクタ23を挟んで対向するように配置されている。
カバー部33は、支持部32の上端部にヒンジを介して揺動可能に支持されている。カバー部33は、電源コネクタ23へのアクセスを規制する閉塞位置(図5参照)から電源コネクタ23にアクセス可能な開放位置(図4参照)まで揺動可能とされている。カバー部33は、平板状に形成され、閉塞位置のときに、支持部32の上端部とロック部31の上端部との間に渡るように配置される。カバー部33は、図示しないコイルばね等により、閉塞位置に向けて付勢されている。この第三実施形態では、カバー部33は、閉塞位置から電源コネクタ23に近づく方向に揺動して開放位置に至る場合を例示している。
ロック部31は、操作スイッチSWがオン操作されているときに、カバー部33を閉塞位置から変位しないようにロックする。この実施形態におけるロック部31は、操作スイッチSWの状態を示す信号に基づいて、カバー部33の揺動をロック及びロック解除する。ロック部31は、操作スイッチSWの状態を示す信号に基づいてカバー部33の揺動をロック及びロック解除を行う構成に限られない。電源コネクタ23に通電されているときにロック解除できればよく、例えば、継電器24と電源コネクタ23との間の二本の副電源ライン22の線間電圧を検出して、線間電圧が予め設定された閾値以下である場合にカバー部33の揺動をロック解除するようにしても良い。
したがって、第三実施形態によれば、継電器24の接点がオンのときに、カバー部33が閉塞位置でロックされるため、操作スイッチSWにより継電器24の接点をオフにするのを失念して、電源コネクタ23に通電された状態で誤って外部コネクタ25を電源コネクタ23に接続することを抑制できる。
この発明は上述した各実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
例えば、上述した各実施形態では、副電源ライン22の二本の配線のうち一方の配線の途中に継電器24を設けて一方の配線のみを接続・切断する場合について説明した。しかし、副電源ライン22の二本の配線の途中にそれぞれ継電器24を設けて、副電源ライン22の二本の配線を同時に継電器24によって接続・切断するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、三相交流から単相交流を取り出して制御基板20,220,320や電源コネクタ23に電源供給する場合について説明した。しかし、主電源ライン21によって制御基板20,220,320に供給される単相交流や、副電源ライン22によって電源コネクタ23に供給される単相交流は、例えば、三相交流からスコット変圧器を用いて変換するなど、他の供給方法を採用してもよい。
さらに、第三実施形態では、電源コネクタ23から離れた位置に操作スイッチSWが配置される場合を例示したが、第三実施形態に第二実施形態の操作スイッチSW2を組み合わせて用いても良い。このように構成する場合、第二実施形態の操作スイッチSW2は、第三実施形態のカバー機構30のロック部31や支持部32と一体に形成しても良い。
10 室外機
11 筐体
12 室外機器
13 制御装置
14 熱交室
15 機械室
16 側壁
17 側壁開口
18 天井部
19 側壁パネル
20,220,320 制御基板
21 主電源ライン
22 副電源ライン
23 電源コネクタ
24 継電器
25 外部コネクタ
30 カバー機構
31 ロック部
32 支持部
33 カバー部
100 空気調和機
F ファン
SW,SW2 操作スイッチ
M1,M2 外部装置

Claims (5)

  1. 冷凍サイクルを構成する機器のうち室外に配置される室外機器と、
    単相交流の主電源ラインを有するとともに少なくとも揮発性のメモリを有した制御基板を有し、前記室外機器の動作を制御する制御装置と、
    前記室外機器及び前記制御装置を収容する筐体と、を備え、
    前記制御基板は、
    前記主電源ラインに副電源ラインを介して分岐接続された電源コネクタと、
    前記副電源ラインに設けられて、前記主電源ラインと前記電源コネクタとを電気的に接続及び切断可能な継電器と、を備え
    前記電源コネクタの周囲に配置されて前記継電器の接点をオン・オフ操作可能な操作スイッチを備え、
    前記操作スイッチの動作に連動して、前記操作スイッチがオフ操作されているときに前記電源コネクタを覆って開放不能な規制状態となり、前記操作スイッチがオン操作されているときに前記電源コネクタへ接触可能な解除状態となるカバー機構を備える
    室外機。
  2. 前記電源コネクタは、
    前記筐体の外部の電源ラインの端部に設けられた外部コネクタを挿抜可能に形成されている請求項1に記載の室外機。
  3. 前記電源コネクタは、前記外部コネクタと同一の色表示がなされている請求項2に記載の室外機。
  4. 前記筐体は、開閉可能な側壁パネルを備え、
    前記制御基板は、前記側壁パネルが閉塞位置にある場合に前記側壁パネルと対向するように配置され、
    前記電源コネクタは、
    前記側壁パネルと対向する前記制御基板の面上に配置されている請求項1からの何れか一項に記載の室外機。
  5. 請求項1からの何れか一項に記載の室外機を備える空気調和機。
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