JP7130422B2 - 梯子 - Google Patents

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Description

本発明は、ロフトや屋根裏等へ行き来するのに使用する梯子に関するものである。
建物の内部空間を有効活用するために、中二階を収納スペースとして利用するためのロフトや、天井を物置として利用するための屋根裏を設けた建物が多く建設されている。このようなロフトや屋根裏(本発明ではこれらを「階上」と総称する。)においては、階上と階下との間を行き来するために梯子が用いられている。
その種の梯子は、特許文献1に記載のように、2本の支柱と、該支柱間に所定間隔おきに架設された複数の踏板とを備えており、階上に傾斜した状態で立てかけられて使用される。
特開2002-242569号公報
そのような梯子においては、狭い空間でも使用できるように、一般的な階段よりもかなり急勾配となっており、特に小さな子供や老人等にとって昇降しづらいものとなっている。
そこで、梯子の勾配(傾斜角度)を緩やかにする方法が考えられるが、梯子の勾配を緩やかにすると、降段時に、階上床面から1段目(最上段)の踏板が遠くなってしまうため、階上床面から1段目に降りる際に不安感を抱いてしまう。
また、階上に傾斜した状態で立てかけられて使用する梯子においては、階上床面と梯子の踏板の隙間から階下の床面が見えるため、ロフトが高い位置に設けられているなど階上が高い場合には、高所から下方を見ることによって恐怖感を抱くことになり、精神的緊張を強いられつつ階下へ降りることになる。
本発明の目的は、使用者が安心且つ安全に昇降することができ梯子を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、2本の支柱と、該支柱間に所定間隔おきに架設された複数の踏板とを備えた梯子であって、昇降する側を前側とし、反対側を奥側とし、最上段の踏板は、その奥側端部が支柱よりも奥側に張り出しており、最上段の踏板の奥側端部は、2段目の踏板の奥側端部よりも支柱から奥側に離れていることにある。
第1の特徴によれば、最上段の踏板の奥側端部を支柱よりも奥側(階上床面側)に張り出させることにより、階上床面の端縁部から最上段の踏板が近くなるため、階上床面から最上段(1段目)に降りる際の踏み外しを低減することができる。
また、最上段の踏板の奥側端部が支柱よりも奥側に張り出しているので、階上床面の端縁部と最上段の踏板との間隔が狭くなり、階上床面と踏板の隙間から階下の床面が見えづらくなるため、階上床面から降りる際に恐怖感を抱くことなく、安心して降段することができる。
第2の特徴は、複数の踏板の両側端部には、支柱への固定用のネジが螺合される第1螺合部及び第2螺合部が奥行き方向に離れて設けられ、2段目の踏板は、第1螺合部を前側に第2螺合部を奥側に位置させた状態で支柱に取り付けられ、最上段の踏板は、第2螺合部を前側に第1螺合部を奥側に位置させた状態で支柱に取り付けられ、最上段の踏板の奥側端部から第1螺合部までの距離は、2段目の踏板の奥側端部から第2螺合部までの距離よりも長くされていることにある。
第2の特徴によれば、最上段の踏板と2段目の踏板に同じ踏板を用いて、最上段の踏板の奥側端部を、2段目の踏板の奥側端部よりも支柱から奥側に離すことができる。
第3の特徴は、2段目の踏板において、上面を第1踏面とし、下面を第2踏面とし、
最上段の踏板は、第2踏面を上向きにし、第1踏面を下向きにした状態で前記支柱に取り付けられていることにある。
第3の特徴によれば、左右方向を回転軸として踏板の上面と下面をひっくり返すことにより、最上段の踏板と2段目の踏板に同じ踏板を用いることができので、最上段の踏板を別個に用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。
第4の特徴は、複数の踏板の両側端部には、支柱への固定用のネジが螺合される螺合部、中間螺合部及び奥側螺合部が、奥行き方向に所定間隔をおいて設けられ、2段目の踏板は、中間螺合部と奥側螺合部とにネジが螺合され前記支柱に取り付けられ、最上段の踏板は、前側螺合部と中間螺合部とにネジが螺合され前記支柱に取り付けられていることにある。
第4の特徴によれば、同一の踏板を支柱に対して奥行き方向にずらして取り付けることにより、最上段の踏板と2段目の踏板に同じ踏板を用いることができので、最上段の踏板を別個に用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。
本発明によれば、階上床面と最上段(1段目)の踏板とが近くなるので、最上段の踏板から階上床面への昇段や階上床面から最上段の踏板への降段が容易になり、使用者が安心且つ安全に梯子を昇降することができる。
本発明に係る梯子の第1実施例を示す斜視図である。 第1実施例の側面図である。 第1実施例における支柱と最上段の踏板との取付状態を示す説明図である。 第1実施例における踏板と支柱形材を示す分解斜視図である。 第1実施例の変形例を示す分解斜視図である。 第2実施例における踏板と支柱形材を示す分解斜視図である。
以下、本発明に係る梯子を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、梯子1の昇降する側を前側とし、反対側を奥側として説明する。
<第1実施例>
先ずは、第1実施例について、図1から図4を参照して説明する。梯子1は、ロフトや屋根裏の階上とその階下とを行き来するのに使用する梯子の例である。梯子1は、二本の支柱10と、該支柱10間に所定間隔おきに架設された複数の踏板30とを備えている。図1及び図2に示すように、本実施形態は、支柱10間に同一の踏板30が9段架設されている。30Aは最上段の踏板であり、30Bは2段目の踏板である。最上段の踏板30Aは、その奥側端部31Aが支柱10よりも奥側に張り出している。
支柱10には、その奥側面部11の上部に上側フック12と下側フック13が上下2段に設けられている。梯子1は、上側フック12を階上床面の端縁部に設けられた係止孔14に係止させ、支柱10の下端を階下の床面に設置させることにより、傾斜した状態で立てかけられる。また、支柱10の上部には、使用者が昇降する際に手で掴む手すり15が設けられている。支柱10の上端には上端カバー16が設けられ、下端には下端カバー17が設けられている。
支柱10は、図3に示すように、外側が開放した断面略コ字状の支柱形材18と、該支柱形材18の開放部分を塞ぐ支柱カバー19とを備えている。
支柱形材18は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属製材料を押し出し成形することによって形成される。支柱形材18には、踏板固定用孔21A,21Bが、踏板30の設置段数にあわせて穿設されている。踏板固定用孔21A,21Bは、踏板30を固定するためのネジ20が挿通されるものであり、梯子1を傾斜した状態に立てかけたときに、階下の床面と略水平となる方向に並列して穿設されている。
踏板30は、中空板状であり、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属製材料を押し出し成形し、それを所要寸法に切断して形成される。
踏板30は、左右方向を回転軸として上下にひっくり返すことにより最上段の踏板30A及び2段目の踏板30Bとして利用できるようになっている。具体的には、2段目の踏板30Bにおいて、上面を第1踏面32とし、下面を第2踏面33とすると、最上段の踏板30Aは、第2踏面33を上向きにし、第1踏面32を下向きにした状態で取り付けられる。踏板30の第1踏面32と第2踏面33には、滑り止めのための溝34が幅方向に沿って形成されている。なお、本実施例の踏板30は、外観が点対称に形成されているが、最上段と2段目とのどちらにも利用できれば、外観が非対称に形成されていてもよい。
図2に示すように、2段目の踏板30Bは、その奥側端部31Bが支柱10の奥側面部11の近傍に位置する(3段目以降の踏板30も同様である)。これに対して、最上段の踏板30Aは、その奥側端部31Aが支柱10の奥側面部11から奥側に大きく突き出して、2段目の踏板30Bの奥側端部31Bよりも支柱10から奥側に離れている。このように、最上段の踏板30Aは、その奥側端部31Aと支柱10の奥側面部11との距離が、2段目の踏板30Bの奥側端部31Bと支柱10の奥側面部11との距離よりも長くされている。
また、最上段の踏板30Aは、その前側端部41Aが支柱10の前側面部22の近傍に位置する。これに対して、2段目の踏板30Bは、その前側端部41Bが支柱10の前側面部22から前側に大きく突き出して、最上段の踏板30Aの前側端部41Aよりも支柱10の前側面部22から前側に離れている(3段目以降の踏板30も同様である)。
踏板30の内部には、踏板30の上下に伸びる第1リブ35及び第2リブ36が踏板30の幅方向に連続して設けられており、第1リブ35と第2リブ36により踏板30の内部が3室に区画されている。図4に示す2段目の踏板30Bにおいては、第1リブ35は、奥行き方向の中間近傍に設けられており、第2リブ36は、奥側端部31Bの近傍に設けられている。
また、踏板30の内部には、踏板30の幅方向に連続する第1ビスホール37及び第2ビスホール38が設けられている。図4に示す2段目の踏板30Bにおいては、第1ビスホール37は、第1リブ35と下面が交わる位置に設けられており、第2ビスホール38は、第2リブ36と上面が交わる位置に設けられている。第1ビスホール37と第2ビスホール38との距離は、2つの踏板固定用孔21A,21Bとの距離とほぼ等しくしている。そして、第1ビスホール37の両側端部は、支柱10への固定用のネジ20が螺合される第1螺合部39となり、第2ビスホール38の両側端部は、支柱10への固定用のネジ20が螺合される第2螺合部40となっている。
図4に示すように、支柱10に取り付けられる状態の2段目の踏板30Bにおいては、第1螺合部39(第1ビスホール37)は、奥行き方向の中間近傍の位置にあり、第2螺合部40(第2ビスホール38)は、奥行き方向の奥側、即ち奥側端部31Bの近傍の位置にある。そして、最上段の踏板30Aにおいては、前記2段目の踏板30Bの状態から左右方向を回転軸として上下にひっくり返した状態で支柱10に取り付けられるため、第1螺合部39は、奥行き方向の中間近傍の位置にあり、第2螺合部40は、奥行き方向の前側、即ち前側端部41Aの近傍の位置にある。2段目の踏板30Bにおいては、奥側端部31Bからその最寄りにある第2螺合部40までの距離が、前側端部41Bからその最寄りにある第1螺合部39までの距離よりも短くなっている。これに対して、最上段の踏板30Aは、奥側端部31Aからその最寄りにある第1螺合部39までの距離が、前側端部41Aからその最寄りにある第2螺合部40までの距離よりも長くなっている。したがって、最上段の踏板30Aにおいては、最上段の踏板30Aの奥側端部31Aから第1螺合部39までの距離が、2段目の踏板30Bの奥側端部31Bから第2螺合部40までの距離よりも長くなっている。
踏板30の両側端部には、踏板30の開口部を塞ぐ踏板キャップ42が装着されている。踏板キャップ42には、支柱固定用のネジ20を挿通するネジ挿通孔43が第1螺合部39及び第2螺合部40と対応する位置に設けられている。本実施例では、何れの踏板30の両側端部にも踏板キャップ42を用いることができるよう、4つのネジ挿通孔43が踏板キャップ42に設けられている。
次に、第1実施例における踏板を梯子の最上段と2段目に取り付ける状態について、図4を参照して説明する。なお、3段目以降の踏板30の取り付けは、2段目の踏板30Bと同様であるため説明を省略する。
2段目の踏板30Bは、前側の踏板固定用孔21Aから第1螺合部39にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから第2螺合部40にネジ20が螺合されて、第1螺合部39を前側に第2螺合部40を奥側に位置させた状態で支柱形材18に取り付けられる。このようにして取り付けられた2段目の踏板30Bおいては、上面が第1踏面32となり、下面が第2踏面33となっている。
そして、最上段の踏板30Aは、第2踏面33を上向きにし、第1踏面32を下向きにした状態で、前側の踏板固定用孔21Aから第2螺合部40にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから第1螺合部39にネジ20が螺合されて、第2螺合部40を前側に第1螺合部39を奥側に位置させた状態で支柱形材18に取り付けられる。
上記最上段の踏板30Aは、その奥側端部31Aが支柱10よりも奥側に張り出しており、最上段の踏板30Aの奥側端部31Aは、2段目の踏板30Bの奥側端部31Bよりも支柱10から奥側に離れた位置となる。
以上のように構成された梯子1においては、最上段の踏板30Aの奥側端部31Aが支柱10よりも奥側に張り出しているので、階上床面の端縁部から最上段の踏板30Aが近くなり、階上床面から最上段の踏板30Aに降りる際の踏み外しを低減することができる。
また、階上床面の端縁部から最上段の踏板30Aが近くなるため、階上床面の端縁部と最上段の踏板30Aの奥側端部31Aとの隙間から階下の床面が見えづらくなり、階上床面から降りる際に恐怖感を抱くことなく、安心して降段することができる。
そして、第1実施例においては、左右方向を回転軸として踏板30の上面と下面をひっくり返すことにより、最上段の踏板30Aと2段目の踏板30Bに同じ踏板30を用いることができるので、最上段の踏板30Aを別個に用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、第1実施例の踏板30は、第1螺合部39と第2螺合部40の2つの螺合部で、同一の踏板30を支柱10に対して奥行き方向に位置をずらした状態で取り付けることができ、別途に螺合部を設ける必要がないため、踏板30を軽量化することができる。
<変形例>
第1実施例の変形例について、図5を参照して説明する。第1実施例では、同一の踏板30について左右方向を回転軸として上下にひっくり返すことにより、最上段の踏板30Aと2段目の踏板30Bとのいずれにも用いている。変形例では、同一の踏板300について上下をひっくり返さずに前後を入れ替えることにより、最上段の踏板300Aと2段目の踏板300Bとのいずれにも用いている。
なお、上述の第1実施例では、2つの踏板固定孔21A,21Bが、踏板30毎に支柱10の長手方向に並列して設けられているが、本変形例では、最上段の踏板300Aが2段目の踏板300Bと平行になるよう、支柱10における最上段用の踏板固定孔21A,21Bの位置が上述の第1実施例から変更されている。
変形例における踏板を梯子の最上段と2段目に取り付ける状態について説明する。2段目の踏板300Bは、第1踏面32が上向きで、第1螺合部39が前側に位置し、第2螺合部40が奥側に位置するように配置される。そして、前側の踏板固定用孔21Aから第1螺合部39にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから第2螺合部40にネジ20が螺合されて、2段目の踏板300Bが支柱形材18に取り付けられる。
これに対し、最上段の踏板300Aは、2段目の踏板30Bと同様に第1踏面32が上向きであるが、2段目の踏板30Bとは前後を入れ替えられて、第2螺合部40が前側に位置し、第1螺合部39が奥側に位置するように配置される。そして、前側の踏板固定用孔21Aから第2螺合部40にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから第1螺合部39にネジ20が螺合されて支柱形材18に取り付けられる。
このように、変形例の踏板300は、踏面として使用するのが上面(第1踏面32)のみであるため、第1実施例よりも下面側(第2踏面33側)の形状を自由に設計することができる。
<第2実施例>
第2実施例について、図6を参照して説明する。第2実施例の梯子は、上記第1実施例と踏板以外において変わるところがないため、以下、第1実施例と異なる踏板を中心に説明することとし、第1実施例と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細は第1実施例の説明を援用する。第2実施例においては、図3に示す踏板30に代えて、図6に示す踏板50が用いられる。
図6中、50Aは最上段の踏板であり、50Bは2段目の踏板である。最上段の踏板50Aと2段目の踏板50Bは、同一の踏板50が用いられる。各踏板50の上面には、滑り止めのための溝51が幅方向に沿って形成されている。
踏板50の内部には、上下に伸びる3つリブが踏板50の幅方向に連続して設けられている。3つのリブのうち、前側端部52の近傍に位置するのが前側リブであり、奥行方向の中間部にするのが中間リブであり、奥側端部の近傍に位置するのが奥側リブである。また、前側リブ、中間リブ及び奥側リブには、それぞれ前側ビスホール54、中間ビスホール55及び奥側ビスホール56が踏板50の幅方向に連続して設けられている。
各踏板50内部の両側端部には、ネジ20が螺合される前側螺合部57、中間螺合部58及び奥側螺合部59が設けられている。本実施例では、前側ビスホール54の両側端部が前側螺合部57となり、中間ビスホール55の両側端部が中間螺合部58となり、奥側ビスホール56の両側端部が奥側螺合部59となっている。
前側螺合部57から中間螺合部58までの距離と、中間螺合部58から奥側螺合部59までの距離とをほぼ等しくしている。また、前側螺合部57から中間螺合部58までの距離及び中間螺合部58から奥側螺合部59までの距離は、2つの踏板固定用孔21A,21Bとの距離とほぼ等しくしている。
踏板50の両側端部には、踏板50の開口部を塞ぐ踏板キャップ60が装着されている。踏板キャップ60には、ネジ20を挿通するネジ挿通孔61が前側螺合部57と中間螺合部58、または中間螺合部58と奥側螺合部59に対応する位置に設けられている。また、踏板キャップ60は、前後の向きを入れ替えることにより何れの踏板50にも装着することが可能である。
次に、第2実施例における踏板を梯子の最上段と2段目に取り付ける状態について説明する。2段目の踏板50Bは、前側の踏板固定用孔21Aから中間螺合部58にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから奥側螺合部59にネジ20が螺合されて支柱形材18に取り付けられる。また、2段目の踏板50Bは、奥側端部53が支柱10の奥側面部11の近傍に位置し、前側端部52が支柱10の前側面部22から前側に大きく突き出している。
そして、最上段の踏板50Aは、前側の踏板固定用孔21Aから前側螺合部57にネジ20が螺合され、奥側の踏板固定用孔21Bから中間螺合部58にネジ20が螺合されて支柱形材18に取り付けられる。また、最上段の踏板50Aは、奥側端部53が支柱10の奥側面部11から奥側に大きく突き出し、前側端部52が支柱10の前側面部22の近傍に位置している。
このように最上段の踏板50Aは、その奥側端部51Aが支柱10よりも奥側に張り出しており、最上段の踏板50Aの奥側端部51Aは、2段目の踏板50Bの奥側端部51Bよりも支柱10から奥側に離れた位置となる。
以上のような第2実施例おいては、同一の踏板50を支柱10に対して奥行き方向にずらすことにより、最上段の踏板50Aと2段目の踏板50Bに同じ踏板50を用いることができるので、最上段の踏板50Aを別個に用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、第2実施例の踏板50は、踏面として使用するのは上面のみであるため、下面の形状を自由に設計することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜の変更が可能である。上述の実施形態では、ロフトや屋根裏へ行き来するのに使用する梯子となっているが、本発明はこれに限定されるものでなく、その他の梯子にも適用することが可能である。また、本発明は、上述した実施形態の踏板の段数には当然ながら限定されず、支柱の長さや各踏板の間隔に応じて適宜変更可能である。
本発明は、ロフトや屋根裏へ行き来するのに使用する梯子に好適に利用できる。
1 梯子
10 支柱
11 奥側面部
12 上側フック
13 下側フック
14 係止孔
15 手すり
16 上端カバー
17 下端カバー
18 支柱形材
19 支柱カバー
20 ネジ
21A,21B 踏板固定用孔
22 前側面部
30,50 踏板
30A,50A 最上段の踏板
30B,50B 2段目の踏板
31A,31B 奥側端部
32 第1踏面
33 第2踏面
34,51 溝
35 第1リブ
36 第2リブ
37 第1ビスホール
38 第2ビスホール
39 第1螺合部
40 第2螺合部
41A,41B 前側端部
42,60 踏板キャップ
43,61 ネジ挿通孔
52 前側端部
53 奥側端部
54 前側ビスホール
55 中間ビスホール
56 奥側ビスホール
57 前側螺合部
58 中間螺合部
59 奥側螺合部

Claims (3)

  1. 2本の支柱と、該支柱間に所定間隔おきに架設された複数の踏板とを備えた梯子であって、
    昇降する側を前側とし、反対側を奥側とし、
    最上段の踏板は、その奥側端部が前記支柱よりも奥側に張り出しており、
    最上段の踏板の奥側端部は、上から2段目の踏板の奥側端部よりも支柱から奥側に離れており、
    前記複数の踏板の両側端部には、前記支柱への固定用のネジが螺合される第1螺合部及び第2螺合部が奥行き方向に離れて設けられ、
    前記2段目の踏板は、第1螺合部を前側に第2螺合部を奥側に位置させた状態で前記支柱に取り付けられ、
    前記最上段の踏板は、第2螺合部を前側に第1螺合部を奥側に位置させた状態で前記支柱に取り付けられ、
    前記最上段の踏板の奥側端部から第1螺合部までの距離は、前記2段目の踏板の奥側端部から第2螺合部までの距離よりも長くされていることを特徴とする梯子。
  2. 前記2段目の踏板において、上面を第1踏面とし、下面を第2踏面とし、
    前記最上段の踏板は、第2踏面を上向きにし、第1踏面を下向きにした状態で前記支柱に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の梯子。
  3. 2本の支柱と、該支柱間に所定間隔おきに架設された複数の踏板とを備えた梯子であって、
    昇降する側を前側とし、反対側を奥側とし、
    最上段の踏板は、その奥側端部が前記支柱よりも奥側に張り出しており、
    最上段の踏板の奥側端部は、上から2段目の踏板の奥側端部よりも支柱から奥側に離れており、
    前記複数の踏板の両側端部には、前記支柱への固定用のネジが螺合される前側螺合部、中間螺合部及び奥側螺合部が、奥行き方向に所定間隔をおいて設けられ、
    前記2段目の踏板は、中間螺合部と奥側螺合部とにネジが螺合され前記支柱に取り付けられ、
    前記最上段の踏板は、前側螺合部と中間螺合部とにネジが螺合され前記支柱に取り付けられていることを特徴とする梯子。
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