JP7128465B2 - ユーザー端末のログ収集プログラム - Google Patents
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Description
さらに、差異の有無や差異量から所定時間毎の作業量が算出されるため、ユーザー端末におけるユーザーの所定時間毎の作業量を把握することができる。
また、ユーザー端末を用いた音声通話の場合、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったときに第2所定レベル値以上か否かによって発言しているか否かが判定され、発言している場合は作業中であると判定されるため、ユーザー端末を用いた音声のみの通話中で先の画像データと後の画像データとの差がない場合であっても作業中であると判定することができる。
さらに、差異の有無や差異量から所定時間毎の作業量が算出されるため、ユーザー端末におけるユーザーの所定時間毎の作業量を把握することができる。
また、ユーザー端末を用いたビデオ通話の場合、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったときに第2所定レベル値未満か否かによって発言しているか否かが判定され、発言していない場合は作業中ではないと判定されるため、先の画像データと後の画像データとの差異量が多い場合であっても作業中ではないと判定することができる。
また、サーバは、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバでもよい。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの概念を示す図であり、図2は、本発明の第1実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの動作を示すチャート図である。
コンピュータ端末110は、表示部である液晶パネル111と、操作部であるキーボード112と、時計機能の時計制御部と、インストールされたプログラムを実行する制御部と、無線通信手段とを備えている。
液晶パネル111は、表示部と操作部とを兼ねた所謂、タッチパネルタイプでもよい。
所定時間毎として、例えば、10分毎に、プログラムによって制御部が、液晶パネル111に表示された画像データを保存する所謂、キャプチャーするように構成されている。
保存先は、コンピュータ端末110に設けられた記憶部113でもよいし、サーバ120の記憶部121でもよい。
例えば、ユーザーが、コンピュータ端末110において、ブラウザ111aを開いて、見積書作成システムを用いて、見積書を作成していた場合、その作業中に、液晶パネル111に表示された見積書作成画面の画像データが、所定時間毎にキャプチャーされる。
10分経過したと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだ経過していないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
つまり、制御部が、液晶パネル111に表示された画像をキャプチャーして画像データを記憶部113に保存する。
上述したように、保存先は、コンピュータ端末110の記憶部113でもよいし、サーバ120の記憶部121でもよい。
これにより、所定時間毎に画像データが保存される。
その結果、コンピュータ端末110における作業のログを簡単に取ることができる。
そして、ステップS3へ進む。
これにより、差異の有無や差異量から所定時間毎の作業量が算出される。
その結果、コンピュータ端末110におけるユーザーの所定時間毎の作業量を把握することができる。
差異の解析について、先の画像データと後の画像データとを所謂、テンプレートマッチングのように照らし合わせて、差異の有無を判定する。
例えば、画像データの各ピクセルの色を比べればよい。
そして、差異ありの場合は、その差異量を把握する。
差異量が所定量より多い場合は、ブラウザ111aのタブを切り替えた、または、動画を視聴していると判断することができる。
差異の箇所の位置が帯状の一部に集中している場合は、作業として文字や数値を入力していると判断することができる。
これにより、キーボード112やマウスなどの操作部における所定時間毎の入力信号の回数がカウントされて保存される。
その結果、表示部である液晶パネル111の画像データとともに操作部であるキーボード112における作業のログをセットでとることができる。
ここで、図3は、本発明の第2実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの概念図であり、図4は、本発明の第2実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの動作を示すチャート図である。
第2実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムは、第1実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムにユニフォーム・リソース・ロケータ判定ステップ、非作業判定ステップや警告ステップを追加したものであり、多くの要素について第1実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムと共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
この場合の動作について、チャート図に沿って説明する。
図4に示すステップS11~ステップS13については、上述した第1実施例の図2のステップS1~ステップS3と同様なので、その詳しい説明を省略する。
ステップS14では、ユニフォーム・リソース・ロケータ判定ステップとして、制御部が、液晶パネル111に表示されたブラウザ111aによって読み込まれている通信ネットワーク上のリソース特定情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報を取得する。
本実施例では、一例として、動画サイトの動画を表示するURL情報「https://www.movie-site.com/watch?v=W6kq5gnEppc」を取得する。
なお、複数のブラウザ111aが重なって表示されている場合、最も上(手前)に表示されているブラウザ111aによって読み込まれているURL情報を取得するように構成するのが望ましい。
また、1つのブラウザ111aにおいて複数のタブで表示されている場合、最も上(手前)に表示されているタブによって読み込まれているURL情報を取得するように構成するのが望ましい。
そして、ステップS15へ進む。
例えば、勤務中の作業と無関係な動画サイトのURLを、所定のURLとして予め登録しておく。
また、動画サイトのドメイン情報を、所定のドメイン情報として予め登録しておいてもよい。
ドメイン情報は、ドメイン全体でもよいし、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメイン、サブドメインのいずれかのみでもよい。
本実施例では、ステップS14で取得したURL情報「https://www.movie-site.com/watch?v=W6kq5gnEppc」に、所定のドメイン情報「movie-site.com」が含まれているか否かを、制御部が判定する。
含まれていると判定した場合はステップS16へ進み、他方、含まれていないと判定した場合はシーケンスを一度終了し、ステップS11から始める。
これにより、例えば、動画サイトのURLを所定のURLとして予め登録することでユーザーがコンピュータ端末110において動画サイトを視ているか否かが判定され、動画サイトを視ていた場合は作業中ではないと判定される。
その結果、先の画像データと後の画像データとの差異量が多い場合であっても作業中ではないと判定することができる。
これにより、例えば、動画サイトのURLを所定のURLとして予め登録することでユーザーがコンピュータ端末110において動画サイトを視ているか否かが判定され、動画サイトを視ていた場合は警告が表示される。
その結果、ユーザーに対して動画サイトの閲覧をやめさせることができる。
ここで、図5は、本発明の第3実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの概念図であり、図6は、本発明の第3実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの動作を示すチャート図である。
第3実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムは、第1実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムに音声入力判定ステップ、作業中判定ステップや非作業判定ステップを追加したものであり、多くの要素について第1実施例および第2実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムと共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
この場合の動作について、チャート図に沿って説明する。
図6に示すステップS21~ステップS23については、上述した第1実施例の図2のステップS1~ステップS3と同様なので、その詳しい説明を省略する。
ステップS24では、先ず、コンピュータ端末110において搭載されたカメラ114からの映像入力があるか否かを、制御部が判定し、映像入力がある場合はビデオ通話中と判定する。
これは、ビデオ通話中において、相手が話している最中か否かを判定するためである。
なお、相手が話している最中か否かを精度よく判定するために、瞬間ではなくてある程度の時間幅で音声出力レベル値を算出してもよい。例えば、5秒間の音声出力レベル値から1秒あたりの平均値を算出して、その平均値が第1所定レベル値未満か否かを判定するように構成してもよい。
音声出力レベル値が第1所定レベル値未満であるときは、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったと判定することができる。
そして、第1所定レベル値未満と判定したとき、第1所定レベル未満の音声入力レベル値情報を取得し、ステップS25に進む。
音声入力レベル値が第2所定レベル値未満であるときは、ユーザーが発言していないと判定することができる。
なお、ユーザーが発言しているか否かを精度よく判定するために、瞬間ではなくてある程度の時間幅で音声入力レベル値を算出してもよい。例えば、5秒間の音声入力レベル値から1秒あたりの平均値を算出して、その平均値が第2所定レベル値未満か否かを判定するように構成してもよい。
ユーザーが発言していないと判定した場合はステップS26へ進み、他方、ユーザーが発言していると判定した場合はシーケンスを一度終了し、ステップS21から始める。
これにより、コンピュータ端末110を用いたビデオ通話の場合、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったときに第2所定レベル値未満か否かによって発言しているか否かが判定され、発言していない場合は作業中ではないと判定される。
その結果、先の画像データと後の画像データとの差異量が多い場合であっても作業中ではないと判定することができる。
そして、音声入力判定ステップとして、コンピュータ端末110における音声出力レベル値が第1所定レベル値未満のときの音声入力レベル値情報を取得する。
つまり、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったときの音声入力レベル値情報を取得する。
なお、相手が話している最中か否かを精度よく判定するために、瞬間ではなくてある程度の時間幅で音声出力レベル値を算出してもよい。
続いて、ステップS25’では、音声入力判定ステップとして、音声入力レベル値が第2所定レベル値以上か否かを制御部が判定する。
つまり、ユーザーが発言しているか否かを判定する。
なお、ユーザーが発言しているか否かを精度よく判定するために、瞬間ではなくてある程度の時間幅で音声入力レベル値を算出してもよい。
音声入力レベル値が第2所定レベル値以上の場合はステップS26’へ進み、他方、第2所定レベル値未満の場合はシーケンスを一度終了し、ステップS21から始める。
これにより、コンピュータ端末110を用いた音声通話の場合、相手の話す番が終わってユーザーが発言することが可能になったときに第2所定レベル値以上か否かによって発言しているか否かが判定され、発言している場合は作業中であると判定される。
その結果、コンピュータ端末110を用いた音声のみの通話中で先の画像データと後の画像データとの差がない場合であっても作業中であると判定することができる。
ここで、図7は、本発明の第4実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの概念図であり、図8は、本発明の第4実施例であるユーザー端末のログ収集システム100のプログラムの動作を示すチャート図である。
第4実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムは、第1実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムにメール使用解析ステップを追加したものであり、多くの要素について第1実施例~第3実施例のユーザー端末のログ収集システム100のプログラムと共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
この場合の動作について、チャート図に沿って説明する。
図8に示すステップS31~ステップS33については、上述した第1実施例の図2のステップS1~ステップS3と同様なので、その詳しい説明を省略する。
より具体的には、例えば、送信済みトレイの送信済みメールの送信時刻および電子メールの数に基づいて、1時間毎の電子メールの送信回数の情報を取得する。
また、送信済みトレイの送信済みメールの送信先メールアドレスに基づいて、送信先情報を取得する。
さらに、受信トレイの受信メールの送信元メールアドレスに基づいて、送信元情報を取得し、ステップS35へ進む。
既存の取引先のメールアドレスを所定のメールアドレスとして予め登録しておく。
送信先メールアドレスが所定のメールアドレスであると判定した場合はステップS36へ進み、他方、所定のメールアドレスではないと判定した場合はシーケンスを一度終了し、ステップS31から始める。
なお、送信先情報について判定したが、送信元情報について同様に判定してもよい。
具体的には、送信元情報の送信元メールアドレスが、所定のメールアドレスか否かを判定してもよい。
これにより、電子メールの送信回数、どこ宛に電子メールを送信したか、どこから電子メールを受信したかが統計処理される。
その結果、コンピュータ端末110における電子メールを用いたおおよその作業量を把握することができる。
110 ・・・ コンピュータ端末(ユーザー端末)
111 ・・・ 液晶パネル(表示部)
111a・・・ ブラウザ
111b・・・ ウェブメールブラウザ
111c・・・ 新規メール画面
112 ・・・ キーボード(操作部)
113 ・・・ 記憶部
114 ・・・ カメラ
120 ・・・ サーバ
121 ・・・ 記憶部
Claims (7)
- 表示部と操作部とを有したユーザー端末のログ収集プログラムであって、
時計機能に基づいて所定時間経過したか否かを判定する判定ステップと、
所定時間経過したときに表示部に表示された画像データをユーザー端末またはサーバの記憶部に保存する保存ステップと、
前記記憶部における先の画像データと後の画像データとの差異を解析する差異解析ステップと、
前記ユーザー端末において映像入力がない場合、ユーザー端末における音声出力レベル値が第1所定レベル値未満のときの音声入力レベル値情報を取得し、音声入力レベル値が第2所定レベル値以上か否かを判定する音声入力判定ステップと、
前記第2所定レベル値以上と判定したとき、差異解析ステップにおける差異量によらず作業中であると判定する作業中判定ステップとを具備していることを特徴とするユーザー端末のログ収集プログラム。 - 前記ユーザー端末において映像入力がある場合、ユーザー端末における音声出力レベル値が第1所定レベル値未満のときの音声入力レベル値情報を取得し、音声入力レベル値が第2所定レベル値未満か否かを判定する音声入力判定ステップと、
前記第2所定レベル値未満と判定したとき、差異解析ステップにおける差異量によらず作業中ではないと判定する非作業判定ステップとをさらに具備していることを特徴とする請求項1に記載のユーザー端末のログ収集プログラム。 - 表示部と操作部とを有したユーザー端末のログ収集プログラムであって、
時計機能に基づいて所定時間経過したか否かを判定する判定ステップと、
所定時間経過したときに表示部に表示された画像データをユーザー端末またはサーバの記憶部に保存する保存ステップと、
前記記憶部における先の画像データと後の画像データとの差異を解析する差異解析ステップと、
前記ユーザー端末において映像入力がある場合、ユーザー端末における音声出力レベル値が第1所定レベル値未満のときの音声入力レベル値情報を取得し、音声入力レベル値が第2所定レベル値未満か否かを判定する音声入力判定ステップと、
前記第2所定レベル値未満と判定したとき、差異解析ステップにおける差異量によらず作業中ではないと判定する非作業判定ステップとを具備していることを特徴とするユーザー端末のログ収集プログラム。 - 前記表示部に表示されたブラウザによって読み込まれている通信ネットワーク上のリソース特定情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報を取得し、ユニフォーム・リソース・ロケータが、所定のユニフォーム・リソース・ロケータか否か、または、所定のドメイン情報を含んでいるか否かを判定するユニフォーム・リソース・ロケータ判定ステップと、
前記所定のユニフォーム・リソース・ロケータ、または、所定のドメイン情報を含んでいると判定したとき、作業中ではないと判定する非作業判定ステップとをさらに具備していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のユーザー端末のログ収集プログラム。 - 前記表示部に表示されたブラウザによって読み込まれている通信ネットワーク上のリソース特定情報であるユニフォーム・リソース・ロケータ情報を取得し、ユニフォーム・リソース・ロケータが、所定のユニフォーム・リソース・ロケータか否か、または、所定のドメイン情報を含んでいるか否かを判定するユニフォーム・リソース・ロケータ判定ステップと、
前記所定のユニフォーム・リソース・ロケータ、または、所定のドメイン情報を含んでいると判定したとき、表示部に警告を表示する警告ステップとをさらに具備していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のユーザー端末のログ収集プログラム。 - 前記ユーザー端末における所定時間毎の電子メールの送信回数の情報、送信先情報、送信元情報を取得して統計処理するメール使用解析ステップをさらに具備していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のユーザー端末のログ収集プログラム。
- 前記操作部における所定時間毎の入力信号の回数をカウントして記憶部に保存する操作入力カウントステップをさらに具備していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のユーザー端末のログ収集プログラム。
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