JP7126145B2 - 判定方法、及び、機器制御システム - Google Patents

判定方法、及び、機器制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP7126145B2
JP7126145B2 JP2018238660A JP2018238660A JP7126145B2 JP 7126145 B2 JP7126145 B2 JP 7126145B2 JP 2018238660 A JP2018238660 A JP 2018238660A JP 2018238660 A JP2018238660 A JP 2018238660A JP 7126145 B2 JP7126145 B2 JP 7126145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
devices
controlled
control
lighting
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018238660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020102324A (ja
Inventor
宏司 平松
龍海 瀬戸本
淑也 森脇
朝 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018238660A priority Critical patent/JP7126145B2/ja
Publication of JP2020102324A publication Critical patent/JP2020102324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7126145B2 publication Critical patent/JP7126145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、判定方法、及び、機器制御システムに関する。
照明装置を無線通信によって制御する照明システムが知られている。このような照明システムの一例として、特許文献1には、屋外照明ネットワークシステムが開示されている。
特表2016-520961号公報
本発明は、物体の量を判定することができる判定方法、及び、機器制御システムを提供する。
本発明の一態様に係る判定方法は、制御機器と、前記制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器を備える機器制御システムが実行する判定方法であって、前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する判定ステップを含む。
本発明の一態様に係る機器制御システムは、制御機器と、制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器と、判定部とを備え、前記判定部は、前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する。
本発明によれば、物体の量を判定することができる判定方法、及び、機器制御システムが実現される。
図1は、実施の形態に係る照明システムの概要を示す図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、人が通行する屋外の道路で電波の受信強度の時間変化の計測結果を示す図である。 図4は、位置情報の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る照明システムの動作例1のシーケンス図である。 図6は、動作例1において受信強度が計測されるエリアを示す平面図である。 図7は、受信強度情報のデータ構造の一例を示す図である。 図8は、判定部によって行われる判定処理のフローチャートである。 図9は、実施の形態に係る照明システムの動作例2のシーケンス図である。 図10は、動作例2において受信強度が計測されるエリアを示す平面図である。 図11は、実施の形態に係る照明システムの動作例3のシーケンス図である。 図12は、動作例3において受信強度が計測されるエリアを示す第一の平面図である。 図13は、動作例3において受信強度が計測されるエリアを示す第二の平面図である。 図14は、初期設定作業の概要を説明するための図である。 図15は、個別位置情報を含む受信強度情報のデータ構造の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る照明システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明システムの概要を示す図である。図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態に係る照明システム100は、制御機器10と、複数の照明機器20と、サーバ装置30とを備える。複数の照明機器20のそれぞれは、道路灯である。複数の照明機器20は、例えば、道路40の両側の歩道に、当該道路40に沿って配置される。照明システム100が備える照明機器20の数は特に限定されず、照明システム100は、少なくとも2つの照明機器20を備えていればよい。
制御機器10は、道路脇の歩道に設置される制御盤である。制御機器10は、複数の照明機器20に電波通信によって制御信号を送信することにより、複数の照明機器20の発光状態を制御する。
ここで、発明者らは、このような電波通信機能を利用して、道路40などの屋外における物体の量(例えば、物体の有無)を判定することができることを見出した。図3は、発明者らが行った実験の結果を示す図であって、人が通行する屋外の道路で電波の受信強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)の時間変化の計測結果を示す図である。
道路に人がいる期間には、人がいない期間よりも電波が乱れるフェージングと呼ばれる現象が生じる。図3に示されるように、早朝の時間帯T1及び夜間の時間帯T5においては、人通りが少ないため受信強度の変化はほとんどない。午前8時前後の時間帯T2においては、出勤のため人通りが多くなり受信強度の変化が大きい。昼間の時間帯T3においては、人通りがまばらであるため受信強度の変化が比較的少なく、夕方から夜にかけての時間帯T4においては、退勤のために、長期間にわたって受信強度の変化が大きくなる。
このように、道路40に人がいるときには受信強度の振れ幅は大きくなる。道路40に車などの他の物体が存在しているときについても同様である。そこで、照明システム100は、このような受信強度の振れ幅に基づいて人または車などの物体の量を判定する。つまり、照明システム100は、制御信号の送信に用いられる電波通信を利用して物体の量を判定することができる。言い換えれば、照明システム100は、専用の人感センサなど用いずに人の有無を判定することができる。以下、照明システム100が備える各構成要素について引き続き図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。
[制御機器]
まず、制御機器10の構成について説明する。制御機器10は、複数の照明機器20のそれぞれに制御信号を送信することにより、複数の照明機器20の発光状態を制御する。制御機器10は、第一制御部11と、通信部12と、第一記憶部13とを備える。
第一制御部11は、照明機器20の発光状態を制御するための信号処理を行う。第一制御部11は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
通信部12は、制御機器10が複数の照明機器20及びサーバ装置30と通信を行うための通信回路である。通信部12は、第一電波通信部14を含む。
第一電波通信部14は、制御機器10が照明機器20と電波通信を行うための無線通信回路である。第一電波通信部14は、例えば、第一制御部11の制御に基づいて、受信強度の計測用の信号(以下、単に計測用信号とも記載される)を送信する。この信号の送信に用いられる電波の周波数は、例えば、700MHz以上2.4GHz以下である。なお、電波には、可視光及び赤外線は含まれない。また、第一電波通信部14は、照明機器20における電波の受信強度を示す受信強度情報を取得する。第一電波通信部14は、第一制御部11の制御に基づいて、照明機器20を制御するための制御信号を照明機器20に無線送信する。
第一記憶部13は、第一制御部11が実行する制御プログラム等が記憶される記憶装置である。第一記憶部13は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
[照明機器]
次に、照明機器20について説明する。照明機器20は、制御機器10の制御対象機器の一例である。照明機器20は、具体的には、道路灯または街灯である。なお、照明機器20の具体的態様は、特に限定されず、屋外用スポットライトなどのその他の屋外用照明機器であってもよい。
照明機器20は、第二電波通信部21と、信号処理部22と、発光制御回路23と、光源24と、第二記憶部25とを備える。
第二電波通信部21は、照明機器20が制御機器10及び他の照明機器20と電波通信を行うための無線通信回路である。第二電波通信部21は、例えば、制御機器10から受信強度の計測用の信号、及び、制御信号を受信する。また、第二電波通信部21は、制御機器10に受信強度情報を送信する。
信号処理部22は、計測部26、及び、第二制御部27を備える。信号処理部22は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
計測部26は、第二電波通信部21が制御機器10もしくは他の照明機器20から受信した信号の受信強度を計測する。なお、計測部26は、第二電波通信部21と一体のデバイスとして実現されてもよい。
第二制御部27は、第二電波通信部21によって受信された制御信号に基づいて、発光制御回路23を介した光源24の発光制御を行う。発光制御は、例えば、点灯及び消灯を含む調光制御であるが、光源24が調色に対応している場合は調色制御であってもよい。また、発光制御は、スケジュールに基づいて光源24を制御するスケジュール制御であってもよい。
発光制御回路23は、第二制御部27の制御に基づいて電圧及び電流を光源24に供給する。発光制御回路23は、具体的には、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路などの調光回路である。
光源24は、発光制御回路23から供給される電圧及び電流によって発光する照明用の白色光源である。光源24は、具体的には、蛍光管またはLEDなどによって実現される。光源24は、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子であってもよい。
第二記憶部25は、第二制御部27が実行する制御プログラム等が記憶される記憶装置である。第二記憶部25は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
[サーバ装置]
次に、サーバ装置30について説明する。サーバ装置30は、制御機器10から受信強度情報を取得し、取得した受信強度情報に基づいて道路40における物体の量(例えば、道路40における物体の有無)を判定する。サーバ装置30は、判定部31と、通信部32と、記憶部33とを備える。
判定部31は、道路40における物体の量を判定するための情報処理を行う。判定部31は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
通信部32は、サーバ装置30が制御機器10と通信を行うための通信回路である。通信部32は、取得部34を含む。取得部34は、照明機器20における電波の受信強度を示す受信強度情報を制御機器10から取得する。
記憶部33は、判定部31が実行するプログラム等が記憶される記憶装置である。記憶部33は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。また、記憶部33には、制御機器10及び複数の照明機器20の位置を示す位置情報が記憶される。図4は、位置情報の一例を示す図である。図4に示されるように、位置情報は、制御機器10及び複数の照明機器20を含む複数の機器のそれぞれのIDと、当該機器の設置位置(例えば、緯度及び経度)とが対応付けられた情報である。位置情報は、道路40における物体の位置の判定に用いられる。
[動作例1]
次に、照明システム100の動作例1について説明する。図5は、照明システム100の動作例1のシーケンス図である。図6は、動作例1において受信強度が計測されるエリアを示す平面図である。なお、以下の動作例1の説明においては、照明システム100が備える複数の照明機器20は、照明機器20a~照明機器20fに区別される。図5では、重複する説明を省略するために2つの照明機器20a及び照明機器20bのみが示されている。
まず、制御機器10の第一電波通信部14は、第一制御部11の制御に基づいて、受信強度の計測を指示する指示信号、及び、受信強度の計測対象となる計測用信号をブロードキャスト送信する(S11)。指示信号及び計測用信号の少なくとも一方には、制御機器10のIDが含まれる。指示信号及び計測用信号は、単一の信号であってもよい。指示信号及び計測用信号のブロードキャスト送信は、例えば、定期的に行われる。
送信された指示信号及び計測用信号は、複数の照明機器20のそれぞれによって受信される。例えば、照明機器20aの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20aの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測する(S12)。計測部26は、より具体的には、所定期間における受信強度の最小値から最大値までの幅を計測する。つまり、計測部26は、受信強度の振れ幅を計測する。
続いて、照明機器20aの第二電波通信部21は、照明機器20aの第二制御部27の制御に基づいて、計測された受信強度の振れ幅を示す受信強度情報を制御機器10に送信する(S13)。図7は、受信強度情報のデータ構造の一例を示す図である。図7に示されるように、受信強度情報は、具体的には、受信強度の振れ幅、計測用信号を送信した機器のである送信ID(動作例1では、制御機器10のID)、計測用信号を受信した機器のIDである受信IDを含む情報である。
照明機器20aの第二電波通信部21によって送信された受信強度情報は、制御機器10の通信部12によって中継され、サーバ装置30の取得部34によって取得される(S14)。判定部31は、取得された受信強度情報を記憶部33に記憶する(S15)。
同様に、ステップS11において送信された指示信号及び計測用信号が照明機器20bの第二電波通信部21によって受信されると、照明機器20bの計測部26は、計測用信号の受信強度の所定期間における振れ幅を計測する(S16)。
続いて、照明機器20bの第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、計測された受信強度の振れ幅を示す受信強度情報を制御機器10に送信する(S17)。送信された受信強度情報は、制御機器10の通信部12によって中継され、サーバ装置30の取得部34によって取得される(S18)。判定部31は、取得された受信強度情報を記憶部33に記憶する(S19)。
以降、図5では図示されないが、同様の手順で照明機器20c~照明機器20fのそれぞれも指示信号及び計測用信号を受信した後に受信強度を計測し、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30の記憶部33に記憶される。
照明機器20a~照明機器20fのそれぞれから送信された受信強度情報が記憶部33に記憶されると、判定部31は、判定処理を行う(S20)。判定処理において、判定部31は、受信強度情報に含まれる送信ID及び受信ID、並びに、位置情報に基づいて、受信強度情報が示す受信強度が、図6のエリア50a~エリア50fのどの場所を対象とするものであるかを特定することができる。例えば、照明機器20aから送信された受信強度情報においては、送信IDとして制御機器10のIDが指定され、受信IDとして照明機器20aのIDが指定されている。このため、判定部31は、位置情報を参照することにより、照明機器20aから送信された受信強度情報が示す受信強度がエリア50aにおける受信強度であると特定できる。
具体的な判定処理について、図8を用いて説明する。図8は、判定部31によって行われる判定処理のフローチャートである。
例えば、判定部31は、エリア50aに対応する受信強度情報が示す受信強度の振れ幅(以下、現在の受信強度の振れ幅とも記載される)と、記憶部33にあらかじめ記憶された基準振れ幅とを比較する(S21)。判定部31は、具体的には、受信強度の振れ幅が基準振れ幅以上であるか否かを判定する(S22)。
判定部31は、受信強度の振れ幅が基準振れ幅以上である場合(S22でYes)、エリア50aに物体が多い(あるいは、物体が存在する)と判定する(S23)。言い換えれば、エリア50aが人または車などで混雑していると判定する。一方、判定部31は、受信強度の振れ幅が基準振れ幅未満である場合(S22でNo)、エリア50aに物体が少ない(あるいは、物体が無い)と判定する(S24)。言い換えれば、判定部31は、エリア50aが混雑していないと判定する。エリア50b~エリア50fについても同様の判定が行われる。なお、判定処理においては、複数の基準振れ幅(言い換えれば、閾値)を用いて物体の量を3段階以上に区別して判定してもよい。
このように照明システム100は、複数の照明機器20を制御するための電波通信機能を利用して、制御機器10、及び、複数の照明機器20が設置されたエリア(より詳細には、エリア50a~エリア50f)における物体の量を判定することができる。このような判定結果は、例えば、Webサービスなどに利用される。Webサービスは、具体的には、道路40の混雑の程度(渋滞の程度)を提供するサービス、または、人通りの多い道路40を安全な道路であるとして通知する(あるいは、人通りの少ない道路40を危険な道路として通知する)サービスなどである。
なお、照明システム100が道路40に適用されることは必須ではない。照明システム100が競技場またはイベント会場などに適用されれば、照明システム100は、競技またはイベント終了時の退場ゲートの混み具合を示す情報を提供することができ、スムーズな退場誘導が実現される。
また、照明システム100が商店街などに適用されれば、照明システム100は、店舗の混み具合を示す情報を提供することができる、そうすると、このような情報に基づく店舗の人気ランク付けが実現できる。また、店舗が空いている時間帯の情報を提供するサービスなども実現される。
[動作例2]
動作例1では、制御機器10と複数の照明機器20のそれぞれとの間の受信強度がサーバ装置30に集約された。動作例2では、複数の照明機器20間における受信強度が制御機器10によってサーバ装置30に集約される例について説明する。図9は、照明システム100の動作例2のシーケンス図である。図10は、動作例2において受信強度が計測されるエリアを示す平面図である。なお、動作例2では、照明システム100は、照明機器20a~照明機器20fの6つの照明機器を備えているが、図9では、重複する説明を省略するために、3つの照明機器20a、照明機器20b、及び、照明機器20cのみが示されている。
まず、照明機器20aの第二電波通信部21は、照明機器20aの第二制御部27の制御に基づいて、受信強度の計測を指示する指示信号、及び、受信強度の計測対象となる計測用信号を照明機器20bにユニキャスト送信する(S31)。指示信号及び計測用信号は、単一の信号であってもよい。照明機器20aが次にどの照明機器に指示信号及び計測用信号を送信するかは、あらかじめ定められている。つまり、照明機器20bは、指示信号の送信先として、照明機器20aにより所定の順番にしたがって決定された照明機器である。
照明機器20bの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20bの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測する(S32)。計測部26は、より具体的には、受信強度の振れ幅を計測する。
続いて、照明機器20bの第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、計測された受信強度の振れ幅を示す受信強度情報を制御機器10に送信する(S33)。送信された受信強度情報は、制御機器10の通信部12によって中継され、サーバ装置30の取得部34によって取得される(S34)。判定部31は、取得された受信強度情報を記憶部33に記憶する(S35)。
また、照明機器20bの第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、指示信号、及び、計測用信号を照明機器20cにユニキャスト送信する(S36)。指示信号及び計測用信号は、単一の信号であってもよい。上述のように、照明機器20bが次にどの照明機器にトークンを送信するかは、あらかじめ定められている。つまり、照明機器20cは、指示信号の送信先として、照明機器20bにより所定の順番にしたがって決定された照明機器である。
照明機器20cの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20cの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測する(S37)。計測部26は、より具体的には、受信強度の振れ幅を計測する。
続いて、照明機器20cの第二電波通信部21は、照明機器20cの第二制御部27の制御に基づいて、計測された受信強度の振れ幅を示す受信強度情報を制御機器10に送信する(S38)。送信された受信強度情報は、制御機器10の通信部12によって中継され、サーバ装置30の取得部34によって取得される(S39)。判定部31は、取得された受信強度情報を記憶部33に記憶する(S40)。
以降、図9では図示されないが、同様の手順で、照明機器20d、照明機器20e、照明機器20fも指示信号及び計測用信号を受信した後に受信強度を計測し、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30の記憶部33に記憶される。
照明機器20a~照明機器20fのそれぞれから送信された受信強度情報が記憶部33に記憶されると、判定部31は、判定処理を行う(S41)。判定処理において、判定部31は、受信強度情報に含まれる送信ID及び受信ID、並びに、位置情報に基づいて、受信強度情報が示す受信強度が、図10のエリア60b~エリア60fのどの場所を対象とするものであるかを特定することができる。例えば、照明機器20bから送信された受信強度情報においては、送信IDとして照明機器20aのIDが指定され、受信IDとして照明機器20bのIDが指定されている。このため、判定部31は、位置情報を参照することにより、照明機器20bから送信された受信強度情報が示す受信強度が、エリア60bにおける受信強度であると特定できる。そうすると、判定部31は、エリア60b~エリア60fのそれぞれにおける物体の量を判定することができる。
以上説明したように、動作例2では、取得部34は、照明機器20aが送信した計測用信号の照明機器20bにおける受信強度情報を取得し、照明機器20bが送信した第二信号の照明機器20cにおける受信強度情報を取得する。判定部31は、これらの受信強度情報と、位置情報とに基づいて制御機器10、照明機器20a、照明機器20b、および、照明機器20cが設置されたエリアにおける物体の量を判定する。動作例1では、制御機器10と複数の照明機器20のうち任意の1台との間のエリアが判定の対象となるが、動作例2では、複数の照明器具20のうち任意の2台の間のエリアを判定の対象とすることができる。つまり、動作例2は、動作例1に比べて判定の対象となるエリアの設定自由度が向上されている。
なお、動作例2において、指示信号の送信対象に制御機器10が含まれてもよい。この場合、制御機器10は、受信強度を計測する計測部を備え、計測用信号の受信強度を計測してもよい。
[動作例3]
動作例3では、トークンを受信した照明機器20が指示信号をブロードキャスト送信する動作例について説明する。図11は、照明システム100の動作例3のシーケンス図である。図12は、動作例3において受信強度が計測されるエリアを示す第一の平面図である。図13は、動作例3において受信強度が計測されるエリアを示す第二の平面図である。なお、動作例3では、照明システム100は、照明機器20a~照明機器20fの6つの照明機器を備えているが、図11では、重複する説明を省略するために、3つの照明機器20a、照明機器20b、及び、照明機器20cのみが示されている。
上述のトークンは、当初は照明機器20bの第二記憶部25に記憶されている。このとき、照明機器20bの第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、受信強度の計測を指示する指示信号、及び、受信強度の計測対象となる計測用信号をブロードキャスト送信する(S51)。指示信号及び計測用信号は、単一の信号であってもよい。
送信された指示信号及び計測用信号は、他の複数の照明機器20のそれぞれによって受信される。例えば、照明機器20cの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20cの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測し(S52)、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30に送信されて(S53)記憶部33に記憶される(S54)。
同様に、照明機器20aの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20aの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測し(S55)、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30に送信されて(S56)記憶部33に記憶される(S57)。
以降、図11では図示されないが、同様の手順で照明機器20d~照明機器20fのそれぞれも指示信号及び計測用信号を受信した後に受信強度を計測し、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30に送信されて記憶部33に記憶される。
照明機器20a~照明機器20f(照明機器20bを除く)のそれぞれから送信された受信強度情報が記憶部33に記憶されれば、図12のエリア70a~エリア70fのそれぞれにおける物体の量の判定が可能となる。
その後、照明機器20bの第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、トークンを照明機器20cにユニキャスト送信する(S58)。照明機器20bの第二制御部27は、トークンを送信した後に、照明機器20bの第二記憶部25に記憶されたトークンを削除する。なお、照明機器20bが次にどの照明機器にトークンを送信するかは、あらかじめ定められている。つまり、照明機器20cは、トークンの送信先として、照明機器20bにより所定の順番にしたがって決定された照明機器である。
照明機器20cの第二電波通信部21によってトークンが受信されると、当該第二電波通信部21は、照明機器20bの第二制御部27の制御に基づいて、受信強度の計測を指示する指示信号、及び、受信強度の計測対象となる計測用信号をブロードキャスト送信する(S59)。指示信号及び計測用信号は、単一の信号であってもよい。
送信された指示信号及び計測用信号は、他の複数の照明機器20のそれぞれによって受信される。例えば、照明機器20aの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20aの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測し(S60)、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30に送信されて(S61)記憶部33に記憶される(S62)。
同様に、照明機器20bの第二電波通信部21によって指示信号及び計測用信号が受信されると、照明機器20bの計測部26は、計測用信号の受信強度を計測し(S63)、計測された受信強度を示す受信強度情報がサーバ装置30に送信されて(S64)記憶部33に記憶される(S65)。
以降、図11では図示されないが、同様の手順で照明機器20d~照明機器20f(照明機器20cを除く)のそれぞれは受信強度を計測して受信強度情報を送信し、受信強度情報がサーバ装置30の記憶部33に記憶される。この結果、図13のエリア80a~エリア80fのそれぞれにおける物体の量の判定が可能となる。
さらにこれ以降、同様に、トークンを受信した照明機器20が他の複数の照明機器20に指示信号及び計測用信号をブロードキャスト送信し、これに応じて他の複数の照明機器20が受信強度情報をサーバ装置30へ送信する処理が繰り返される。トークンが一巡すると、判定部31によって、記憶部33に記憶された受信強度情報に基づく判定処理が行われる(S66)。
以上説明したように、動作例3では、指示信号及びトークンを受信した照明機器20cが、受信状態の取得を指示する指示信号を、照明機器20aを含む複数の照明機器20に送信する。これにより、取得部34は、ブロードキャスト送信を利用して効率的に受信状態を取得することができる。
なお、動作例3において、指示信号またはトークンの送信対象に複数の照明機器20だけでなく制御機器10が含まれてもよい。この場合、制御機器10は、受信強度を計測する計測部を備え、計測用信号の受信強度を計測してもよい。
[変形例1]
上記実施の形態では、位置情報はあらかじめサーバ装置30の記憶部33に記憶されたが、受信強度情報に機器単体の位置情報(以下、個別位置情報とも記載される)が含まれてもよい。
例えば、初期設定時にタブレット端末などの携帯端末を用いて制御機器10及び複数の照明機器20を相互に通信可能な状態にする作業(ペアリング作業などとも呼ばれる)が行われる。図14は、このような初期設定作業の概要を説明するための図である。図14は、照明機器20への初期設定作業を示しているが、制御機器10の初期設定作業についても同様である。
このとき、作業者は、所定の操作を行うことにより携帯端末90から携帯端末90の現在位置情報(例えば、携帯端末90が備えるGPSモジュールによって計測される情報)を照明機器20へ送信させ、当該現在位置情報を個別位置情報として当該照明機器20の第二記憶部25に記憶させる。このような初期設定作業によれば、制御機器10及び複数の照明機器20のそれぞれに、当該機器の個別位置情報を記憶することができる。
そうすると、指示信号及び計測用信号を送信する機器(制御機器10または照明機器20)は、当該機器のIDに加えて、当該機器の個別位置情報を指示信号及び計測用信号に含めることができる。したがって、指示信号及び計測用信号を受信して受信強度を計測する機器は、受信強度情報に、送信IDに加えて送信元の機器の個別位置情報を追加することができる。また、受信強度を計測する機器は、受信強度情報に、受信IDに加えて、当該機器の個別位置情報を追加することができる。図15は、個別位置情報を含む受信強度情報のデータ構造の一例を示す図である。
このように、受信強度情報に個別位置情報が含まれれば、位置情報をサーバ装置30にあらかじめ記憶しておく作業の省略または簡略化が可能となる。
[変形例2]
動作例2では、照明機器20が指示信号を他のいずれの照明機器20に送信するかがあらかじめ定められていた。つまり、指示信号を受信する照明機器20の順番があらかじめ定められていた。しかしながら、照明機器20が指示信号を他のいずれの照明機器20に送信するかは乱数などに基づいてランダムに定められてもよい。これにより、指示信号の送信先をあらかじめ設定する作業を省略または簡略化することができる。
同様に、動作例3では、照明機器20がトークンを他のいずれの照明機器20に送信するかがあらかじめ定められていた。つまり、トークンを受信する照明機器20の順番があらかじめ定められていた。しかしながら、照明機器20がトークンを他のいずれの照明機器20に送信するかは乱数などに基づいてランダムに定められてもよい。これにより、トークンの送信先をあらかじめ設定する作業を省略または簡略化することができる。
[変形例3]
上記実施の形態では、第一機器から指示信号を受信した第二機器が第一機器から送信される計測用信号の受信強度を計測した。しかしながら、第一機器から指示信号を受信した第二機器が計測用信号を第一機器に返信し、第一機器が受信強度を計測してもよい。例えば、動作例1では、制御機器10が受信強度を計測する計測部を備え、当該計測部が、指示情報に応じて照明機器20から返信される計測用信号の受信強度を計測してもよい。受信強度は、第一機器及び第二機器の一方が送信した信号の、第一機器及び第二機器の他方における受信強度であればよい。
また、上記実施の形態では、受信強度情報に受信強度の振れ幅が含まれたが、受信強度情報には、受信強度の振れ幅に代えて受信強度の絶対値が含まれ、サーバ装置30の判定部31は、異なるタイミングにおける受信強度の絶対値に基づいて受信強度の振れ幅を算出し、算出した振れ幅に基づいて物体の量の判定を行ってもよい。
また、物体の量の判定においては受信強度に代えて他の受信状態を示すパラメータが用いられてもよい。例えば、計測用信号の到達時間が用いられてもよい。計測用信号に送信タイミングを示す情報が含まれれば、計測用信号を受信した機器は到達時間を算出することができる。
このような到達時間を示す到達時間情報がサーバ装置30の記憶部33に記憶されれば、判定部31は、到達時間情報及び現在位置情報に基づいて物体の量を判定することができる。判定部31は、例えば、到達時間情報が示す到達時間が基準到達時間以上である場合に物体が多い(あるいは、物体が存在する)と判定し、到達時間が基準到達時間未満である場合に物体が少ない(あるいは、物体が無い)と判定する。
[効果等]
以上説明したように、実施の形態に係る判定方法は、制御機器10と、制御機器10が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの照明機器20とを含む少なくとも3つの機器を備える照明システム100が実行する判定方法である。判定方法は、少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、第一機器ペア及び第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、に基づいて少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する判定ステップ(例えば、ステップS20)を含む。照明システム100は、機器制御システムの一例であり、照明機器20は、制御機器10の制御対象機器の一例である。第一機器ペア及び第二機器ペアは、上記少なくとも3つの機器の中から選択された2つの機器によって構成されればよい。
このような判定方法は、複数の照明機器20を制御するための電波通信機能を利用して、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。このような判定によれば、様々なサービスの提供が実現される。
また、動作例1では、少なくとも2つの照明機器20には、照明機器20a、及び、照明機器20bが含まれる。判定方法は、さらに、制御機器10が送信した信号の照明機器20aにおける受信状態を第一受信状態として取得する第一取得ステップ(例えば、ステップS14)と、制御機器10が送信した信号の照明機器20bにおける受信状態を第二受信状態として取得する第二取得ステップ(例えば、ステップS18)とを含む。照明機器20aは、第一制御対象機器の一例であり、照明機器20bは、第二制御対象機器の一例である。
このような判定方法は、制御機器10と少なくとも2つの照明機器20のそれぞれとの間の受信強度に基づいて、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。
また、動作例2では、少なくとも2つの照明機器20には、照明機器20a、照明機器20b、及び、照明機器20cが含まれる。判定方法は、さらに、照明機器20aが送信した第一信号の照明機器20bにおける受信状態を第一受信状態として取得する第一取得ステップ(例えば、ステップS34)と、照明機器20bが送信した第二信号の照明機器20cにおける受信状態を第二受信状態として取得する第二取得ステップ(例えば、ステップS39)とを含む。照明機器20aは、第一制御対象機器の一例であり、照明機器20bは、第二制御対象機器の一例であり、照明機器20cは、第三制御対象機器の一例である。第一信号及び第二信号は、例えば、上記実施の形態の計測用信号である。
このような判定方法は、少なくとも3つの照明機器20間の受信強度に基づいて、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。
また、動作例2では、判定方法は、さらに、第一信号を受信した照明機器20bが、受信状態の計測を指示する指示信号を照明機器20cに選択的に送信する送信ステップ(例えば、ステップS36)を含む。第二取得ステップは、送信ステップ(例えば、ステップS36)の後に行われる。
このような判定方法は、指示信号をユニキャスト送信することにより、受信状態を取得することができる。
また、動作例2では、照明機器20cは、指示信号の送信先として、照明機器20bにより所定の順番にしたがって決定された機器である。このような判定方法によれば、作業者は判定の対象となるエリアを任意に設定することができる。しかしながら、変形例2のように、照明機器20cは、指示信号の送信先として、照明機器20bによりランダムに決定された機器であってもよい。このような判定方法は、指示信号の送信先が乱数などによって決定されことで送信先をあらかじめ設定する作業を省略することができる。
また、動作例3では、少なくとも2つの照明機器20には、照明機器20b、照明機器20c、及び、照明機器20aが含まれる。判定方法は、さらに、照明機器20bが送信した第一信号の照明機器20cにおける受信状態を第一受信状態として取得する第一取得ステップ(例えば、ステップS53)と、照明機器20cが送信した第二信号の照明機器20aにおける受信状態を第二受信状態として取得する第二取得ステップ(例えば、ステップS64)とを含む。照明機器20bは、第一制御対象機器の一例であり、照明機器20cは、第二制御対象機器の一例であり、照明機器20aは、第三制御対象機器の一例である。第一信号は、例えば、指示信号、計測用信号、及びトークンの少なくとも1つである。そして、判定方法は、さらに、第一信号を受信した照明機器20cが、受信状態の取得を指示する指示信号を、照明機器20aを含む複数の照明機器20に送信する送信ステップ(例えば、ステップS59)を含む。第二取得ステップ(例えば、ステップS64)は、送信ステップ(例えば、ステップ)の後に行われる。
このような判定方法は、指示信号をブロードキャスト送信することにより、受信状態を取得することができる。
なお、照明システム100は、機器制御システムの一例であり、照明機器20は、制御対象機器の一例である。つまり、上記実施の形態では、少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、照明機器20である。また、制御信号は、照明機器20を点灯、消灯、調光、または調色するための信号である。
このような判定方法は、照明機器20を点灯、消灯、調光、または調色するための電波通信機能を利用して、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。
より具体的には、上記実施の形態において少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、道路灯である。
このような判定方法は、道路灯を制御するための電波通信機能を利用して、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。
また、照明システム100は、制御機器10と、制御機器10が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの照明機器20とを含む少なくとも3つの機器と、判定部31とを備える。判定部31は、少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、第一機器ペア及び第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、に基づいて少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する。照明システム100は、機器制御システムの一例であり、照明機器20は、制御機器10の制御対象機器の一例である。第一機器ペア及び第二機器ペアは、上記少なくとも3つの機器の中から選択された2つの機器によって構成されればよい。
このような照明システム100は、複数の照明機器20を制御するための電波通信機能を利用して、制御機器10、及び、少なくとも2つの照明機器20が設置されたエリアにおける物体の量を判定することができる。このような判定によれば、様々なサービスの提供が実現される。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明システムは屋外で用いられたが、屋内で用いられてもよい。また、照明システムは、機器制御システムの一例である。機器制御システムの制御対象機器は、照明機器に限定されない。例えば、制御対象機器は、空調機器であってもよい。また、機器制御システムは、無線メッシュネットワークシステムを利用するシステムであってもよい。
また、上記実施の形態では、サーバ装置が判定部を備えたが、制御機器が判定部を備えてもよいし、照明機器が判定部を備えてもよい。判定部は、機器制御システムを構成する機器のいずれかによって備えられればよい。
また、上記実施の形態では、制御機器は照明機能を有していない機器として説明されたが、制御機器は照明機能を有していてもよい。例えば、制御機器は、複数の照明機器の1つとして実現されてもよい。
また、上記実施の形態で説明した装置間の通信方法は、一例である。装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で行われる無線通信は、例えば、特定小電力無線、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または、Wi-Fi(登録商標)などの通信規格を用いた無線通信などである。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、制御部などの構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、照明システムを構成する機器または装置(制御機器、照明機器、または、サーバ装置)として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の判定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 制御機器
20、20a~20f 照明機器(制御対象機器)
31 判定部
50a~50f、60b~60f、70a~70f、80a~80f エリア
100 照明システム(機器制御システム)

Claims (11)

  1. 制御機器と、前記制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器を備える機器制御システムが実行する判定方法であって、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、
    前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、
    に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する判定ステップを含み、
    前記少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、照明機器であり、
    前記制御信号は、前記照明機器を点灯、消灯、調光、または調色するための信号である
    判定方法。
  2. 前記少なくとも2つの制御対象機器には、第一制御対象機器、及び、第二制御対象機器が含まれ、
    前記判定方法は、さらに、
    前記制御機器が送信した信号の第一制御対象機器における受信状態を前記第一受信状態として取得する第一取得ステップと、
    前記制御機器が送信した信号の第二制御対象機器における受信状態を前記第二受信状態として取得する第二取得ステップとを含む
    請求項1に記載の判定方法。
  3. 制御機器と、前記制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器を備える機器制御システムが実行する判定方法であって、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、
    前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、
    に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定する判定ステップを含み、
    前記少なくとも2つの制御対象機器には、第一制御対象機器、第二制御対象機器、及び、第三制御対象機器が含まれ、
    前記判定方法は、さらに、
    前記第一制御対象機器が送信した第一信号の第二制御対象機器における受信状態を前記第一受信状態として取得する第一取得ステップと、
    前記第二制御対象機器が送信した第二信号の第三制御対象機器における受信状態を前記第二受信状態として取得する第二取得ステップとを含
    定方法。
  4. さらに、前記第一信号を受信した前記第二制御対象機器が、受信状態の計測を指示する指示信号を前記第三制御対象機器に選択的に送信する送信ステップを含み、
    前記第二取得ステップは、前記送信ステップの後に行われる
    請求項3に記載の判定方法。
  5. 前記第三制御対象機器は、前記指示信号の送信先として、前記第二制御対象機器により所定の順番にしたがって決定された機器である
    請求項4に記載の判定方法。
  6. 前記第三制御対象機器は、前記指示信号の送信先として、前記第二制御対象機器によりランダムに決定された機器である
    請求項4に記載の判定方法。
  7. さらに、前記第一信号を受信した前記第二制御対象機器が、受信状態の取得を指示する指示信号を、前記第三制御対象機器を含む複数の制御対象機器に送信する送信ステップを含み、
    前記第二取得ステップは、前記送信ステップの後に行われる
    請求項3に記載の判定方法。
  8. 前記少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、照明機器であり、
    前記制御信号は、前記照明機器を点灯、消灯、調光、または調色するための信号である
    請求項~7のいずれか1項に記載の判定方法。
  9. 前記少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、道路灯である
    請求項1、2、及び、8のいずれか1項に記載の判定方法。
  10. 制御機器と、制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器と、
    判定部とを備え、
    前記判定部は、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、
    前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、
    に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定し、
    前記少なくとも2つの制御対象機器のそれぞれは、照明機器であり、
    前記制御信号は、前記照明機器を点灯、消灯、調光、または調色するための信号である
    機器制御システム。
  11. 制御機器と、制御機器が電波通信によって送信する制御信号によって制御される少なくとも2つの制御対象機器とを含む少なくとも3つの機器と、
    判定部とを備え、
    前記判定部は、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される第一機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第一受信状態と、
    前記少なくとも3つの機器に含まれる2つの機器によって構成される、前記第一機器ペアと異なる第二機器ペアの一方の機器が送信した信号の他方の機器における第二受信状態と、
    前記第一機器ペア及び前記第二機器ペアに含まれる機器の位置情報と、
    に基づいて前記少なくとも3つの機器が設置されたエリアにおける物体の量を判定し、
    前記少なくとも2つの制御対象機器には、第一制御対象機器、第二制御対象機器、及び、第三制御対象機器が含まれ、
    前記第一受信状態は、前記第一制御対象機器が送信した第一信号の第二制御対象機器における受信状態であり、
    前記第二受信状態は、前記第二制御対象機器が送信した第二信号の第三制御対象機器における受信状態である
    機器制御システム。
JP2018238660A 2018-12-20 2018-12-20 判定方法、及び、機器制御システム Active JP7126145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018238660A JP7126145B2 (ja) 2018-12-20 2018-12-20 判定方法、及び、機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018238660A JP7126145B2 (ja) 2018-12-20 2018-12-20 判定方法、及び、機器制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020102324A JP2020102324A (ja) 2020-07-02
JP7126145B2 true JP7126145B2 (ja) 2022-08-26

Family

ID=71139791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018238660A Active JP7126145B2 (ja) 2018-12-20 2018-12-20 判定方法、及び、機器制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7126145B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023140A (ja) 2012-07-23 2014-02-03 Pixela Corp 無線通信ネットワーク監視システム及び監視方法
JP2015118600A (ja) 2013-12-19 2015-06-25 株式会社日立製作所 計算機システム、計算機、および制御方法
JP2017108334A (ja) 2015-12-11 2017-06-15 株式会社リコー 制御装置、機器制御システムおよびプログラム
WO2018110576A1 (ja) 2016-12-16 2018-06-21 株式会社村田製作所 無線ネットワークシステム及び受信品質測定方法
JP2018166047A (ja) 2017-03-28 2018-10-25 東芝ライテック株式会社 照明システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023140A (ja) 2012-07-23 2014-02-03 Pixela Corp 無線通信ネットワーク監視システム及び監視方法
JP2015118600A (ja) 2013-12-19 2015-06-25 株式会社日立製作所 計算機システム、計算機、および制御方法
JP2017108334A (ja) 2015-12-11 2017-06-15 株式会社リコー 制御装置、機器制御システムおよびプログラム
WO2018110576A1 (ja) 2016-12-16 2018-06-21 株式会社村田製作所 無線ネットワークシステム及び受信品質測定方法
JP2018166047A (ja) 2017-03-28 2018-10-25 東芝ライテック株式会社 照明システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020102324A (ja) 2020-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10237950B2 (en) Adaptive outdoor lighting control system based on user behavior
JP6629205B2 (ja) 隣接する照明器具及び/又は接続されたデバイスからのステータス情報に基づく適合検出設定を備えるセンサネットワーク
US9538621B2 (en) Learning luminaire and a learning control device for a luminaire
JP6545182B2 (ja) ネットワーク中心位置の特定
US10096246B2 (en) Using lighting and other streetside devices to indicate parking space availability and navigation information
US9165462B2 (en) System and method for traffic control
JP5995874B2 (ja) 分散型照明制御の方法及び装置
JP2013524410A (ja) 屋外照明システムのコントロール方法、装置、および設備
US20170048952A1 (en) Wireless-enabled lighting fixture
KR20110041537A (ko) 조명기구를 셋업하는 방법 및 그 방법을 적용하기 위한 조명기구
JP2016530685A (ja) 照明システムの制御
NL2010324C2 (en) Lighting control system and method for association of nodes in a multi-node network.
US10477653B2 (en) Notification lighting control
US20200084863A1 (en) Distributed intelligent network-based lighting system
KR20130093385A (ko) 가로등 시스템 및 그 제어방법
WO2015104603A2 (en) Lighting commissioning system using position sensitive detectors
JP7126145B2 (ja) 判定方法、及び、機器制御システム
TW201237448A (en) System comprising a plurality of object detection modules
JP7059535B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR101673801B1 (ko) 조명제어 시스템 및 그 제어방법
US10966301B2 (en) Lighting method, lighting device and lighting system
JP2019175626A (ja) 機器制御システム、及び、判定方法
KR101282437B1 (ko) 가시광 통신을 이용한 위치 측정 시스템 및 방법과 이를 이용하여 위치 측정이 가능한 이동 단말
Hofman et al. Robust Radio Communication Protocol for Traffic Analysis Application
JP2023539902A (ja) アセットトラッキングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220803

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7126145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151