JP7125381B2 - 湾曲コーム - Google Patents

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本発明は、動物、特に犬や猫の美容に使用するコームに関し、詳しくは、動物の毛をカットするときにカットラインを決める被毛の立ち上げや毛並みを揃えるためのコーミングを効果的に行うことを可能とした湾曲コームに関するものである。
世界各国、世の中はペットブームに沿ってペットの美容も様々な流行のスタイルがある。例えば、プードルカットの基本型のラムクリップやコンチネンタルクリップなどの他に、テディーベアカットやマッシュルームカット、ピーナッツカット等様々なカットスタイルが登場し、ペットの美容も芸術といえるほどに、技術はますます高度化されつつある。
係るペットの美容は、顔回りだけでなく、脚や尻尾、ボディーも丸く可愛らしい仕上がりを好む傾向にあり、基本形のラムクリップやコンチネンタルクリップで使用してきたトリミングの道具だけでは現代の流行りのカットを効果的に行うには限界があるといえ、ハサミなどはカットスタイルに則した形状のものが登場し、スリッカーなども新しいものが続々と登場している。また、カットする被毛の立ち上げに重要なコームに関しても、現代の流行りやその変化に対応する開発が求められている。
このような現状に鑑み、従来からも種々の技術提案がなされている。例えば、発明の名称を「くし」とする技術が開示されている(特許文献1参照)。
具体的には、「くし歯がペットの胴体の曲線に倣って歯先の方向へ進退自在に湾曲変形できるくしの提供」を課題とし、解決手段を、「長尺正面を有し、前記長尺正面の垂直方向において弾性的な撓み変形をすることができるように構成されたくしストリップを有し、前記くしストリップは、前記長尺正面から長手方向の一辺沿いに一連に並ぶように突出る複数の歯が設けられている。前記くしストリップは歯の先端を除いてホルダーにて挟持されるように構成されている。」という発明である。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、櫛歯の先端の形状に工夫があるものの、隣り合う櫛歯の先端は直線状に配置されている為、本発明のように、コーム全体に作用する被毛への力を均一化させ、美容のための全体的な被毛の立ち上げ等を可能にするということはできないものである。
また、発明の名称を「動物の被毛の手入れ用ブラシのためのコーム」とする技術が開示されている(特許文献2参照)。
具体的には、「薄板状本体を有し、歯付縁に沿って、被毛に挿し込むことのできる歯を含むコームに関し、鋭利な歯によって動物に傷を付けないようにし、剥げた部分が生じるに至るような損傷を防止する一方で、被毛の処理を改善し、各季節の各動物の被毛に合わせることによって、ブラッシングの能力を改善すること」を課題とするもので、その解決手段として「本体の中央平面の両側に1つずつ位置付けられ、その歯が相互に互い違いになっている2つの歯群AおよびBの歯は、先端と、これらの先端からつながる縁のコーナ部の長さの一部にわたって傷付け防止のための丸みを有し、平坦な外面と湾曲した最内面との間に画定され、歯群Bはより細く、それにはより短い歯が設けられている。」というものである。しかしながら、特許文献2に記載の技術は、ペットの胴体の曲線に倣って歯先の方向へ進退自在に湾曲変形できるものであるが、ペットの体に押し付けることによって変形させて、体型に合わせるため、ペットに不快な思いをさせてしまうものであった。これに対して本発明では、不要な押圧を強いることなく体のラインに合わせたコーミングが可能となる。
また、発明の名称を「ペット用クシ」とする技術が開示されている(特許文献3参照)。
具体的には、「ペットのボディーラインにスムーズに対応できるペット用クシを提供することを課題とし、解決手段としては、「その一面に複数の櫛歯が設けられている櫛本体と、把持端部と該把持端部の反対側にある取付端部とを有する棒状に形成され、且つ、前記取付端部近くが前記櫛本体の前記一面の反対側にある背面に回動可能に枢接されている操作棒と、前記櫛本体と前記操作棒との間に、該操作棒における枢接箇所の把持端部側と該櫛本体の背面とを通常時に前記回動の方向に沿って近接させることができるように配置されている付勢手段とを備えている。」というものである。しかしながら、特許文献3に記載の技術は、操作棒に対して櫛部が回動可能に枢接されることにより、ペットの体のラインに則してスムーズな動きを発揮するものであるが櫛本体の形状が体に対して凸状に湾曲している為、所定領域の被毛に対して部分的にしか解かすことが出来ない。これに対して本発明ではコーム全体に作用する被毛への力が均一化されるため、全体的な被毛の立ち上げ等を可能にするという相違を有するものである。
特表2017-529871号 実用新案登録第3144864号 実用新案登録第3163780号
本発明は、愛玩動物、とくに犬や猫などにおいて、丸みを帯びた立体形状のスタイルとするためのマズルカットや、整毛の際の被毛を柔らかく立ち上げるためのコーミングを効果的に行え、係るカットへの案内機能を有するトリミング用コームの提供を課題とするものである。
本発明は、愛玩動物の被毛を整えるためのコームであって、持ち手部と櫛歯部からなり、前記持ち手部は前記櫛歯部を備える湾曲部を有し、前記櫛歯部は同一長さの複数の櫛歯が平行且つ前記湾曲部とに沿った曲率を有するように配列されている構成を採用する。
また、本発明は、前記櫛歯が先細りとなるテーパー状に形成されている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記櫛歯部と前記持ち手部が一体に成形されている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記櫛歯部と前記持ち手部が別体に構成され、前記櫛歯部と前記持ち手部が組み合わされている構成を採用することもできる。
本発明に係る湾曲コームによれば、動物の体の丸みに沿ったコームであるため、被毛を立ち上げる際、広範囲にわたって、一本一本の被毛が櫛歯に対して均等な長さに作用するため、従来のように体の丸みに合わせて角度を何度も変化させる必要がなく、少ない立ち上げでコーミングでき、カットの作業にも早く入れるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る湾曲コームにおいて、櫛歯が先細りとなる構成を採用した場合には、隣接する被毛の間に櫛歯先が入り込み易くなり、櫛通りがよくなるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る湾曲コームにおいて、櫛歯と持ち手部が一体に成形されている構成を採用した場合には構造がシンプルであることから製造コストの軽減を図ることが可能となるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る湾曲コームにおいて、櫛歯と持ち手部とを別体に構成し、櫛歯と持ち手部を組み合わさせる構成を採用した場合には、櫛歯と持ち手部の素材を異ならせることができるため、例えば、櫛歯には腰が強いステンレスの線材を用い、持ち手部には軽量なアルミ素材とするなど、全体として軽くて強くしなやかなコームとすることが可能になるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る湾曲コームによれば、愛玩動物のマズル部分、頭部、腹部、及び脚部等、形状に応じたサイズを使い分けることで、被毛を効果的に立てやすいため、テディーベアカットやマッシュルームカット、ピーナッツカット等様々なカットスタイルのペットの美容形成に資するという効果を発揮する。
また、本発明に係る湾曲コームによれば、愛玩動物の体形に対応して櫛歯の先が広く皮膚に接触するので、コーミングによる血行の促進を促すため、愛玩動物の健康増進を図るという優れた効果も発揮する。
また、本発明に係る湾曲コームによれば、立ち上げる被毛が丸く立ち上がることで、丸くカットしたい形の目安となり、技術が未熟な技術者やホームカットを試みる飼い主の技術を助けることができるといった優れた効果を発揮するものである。
本発明に係る湾曲コームの基本構成を説明する基本構成説明図である。 本発明に係る櫛歯が先細りとなっている実施例を示す実施例説明図である。 本発明に係る櫛歯と持ち手部が一体に成形されている実施例を示す実施例説明図である。 本発明に係る櫛歯と持ち手部とが別体に構成され組み合わせられる実施例を示す実施例説明図である。 本発明に係る湾曲コームの効果を説明する効果説明図である。 本発明に係る湾曲コームの使用状態を説明する使用状態説明図である 本発明に係る湾曲コームの大きさの異なるサイズ別の実施例を示すサイズ毎の実施例説明図である。
本発明は、愛玩動物の被毛を整えるための持ち手部と櫛歯部からなるコームにおいて、持ち手部には、櫛歯部を備える逆円弧形状の湾曲部を有し、櫛歯部は、同一長さの複数の櫛歯を平行、且つ該櫛歯の櫛歯先と櫛歯基が前記湾曲部に沿った曲率を有するように配列されていることを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて説明する。但し、係る図面に記載された形状や構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の創作として発揮する効果の得られる範囲内で変更可能である。
図1は、本発明に係る湾曲コーム1の基本構成を説明する基本構成説明図であり、図1(a)は平面図を示し、図1(b)は正面図を示し、図1(c)は側面図を示し、図1(d)は底面図を示している。図1は、本発明に係る湾曲コーム1の実施態様として最も基本的な構成を示すものである。
湾曲コーム1は、愛玩動物Dの被毛Hを整えるための、持ち手部10と櫛歯部20からなるコームであって、持ち手部10には、櫛歯部20を備える逆円弧形状の湾曲部11を有し、櫛歯部20は、同一長さの複数の櫛歯21を平行、且つ該櫛歯21の櫛歯先22と櫛歯基23が前記湾曲部11に沿った曲率を有するように配列されていることを基本構成とするものである。以下、各構成についてそれぞれ説明する。
持ち手部10は、櫛歯部20を備える逆円弧形状の湾曲部11を有し、該櫛歯部20の基台となる部材である。なお、持ち手部10の湾曲部11側の反対辺は、図1に示すような湾曲部11と同様に湾曲させる必要はなく、直辺の略隅付き括弧形状であってもよい。
湾曲部11は、持ち手部10に形成される逆円弧状の曲率を有する部分であり、櫛歯21の櫛歯基23を配置する部分である。
櫛歯部20は、同一長さの複数の櫛歯21を平行、且つ櫛歯21の櫛歯先22と櫛歯基23が湾曲部11に沿った曲率を有するように配列されている部分である。
櫛歯21は、愛玩動物Dの被毛Hをほどき、立ち上がるように整えるための櫛歯部20を構成する複数の細長な歯状部材である。持ち手部10と一体構成の場合であれば、例えば、アルミや樹脂等の平板状の持ち手部10に、切削によるスリット加工や放電加工、或いはレーザーカットにより切り欠く加工等により形成し、持ち手部10と別体構成であれば、ステンレス等の線材を櫛歯21として持ち手部10へ嵌合等により植え込むことが考え得る。そして、係る櫛歯21の断面形状は図1(d)に示すような円形状や、図面には示していないが矩形状でもよい。なお、特に断面形状に限定はないが、櫛歯基23から櫛歯先22に向かって断面が小さくなる先細りとすることも有効である。係る先細りとすることで、隣接する被毛Hの間に櫛歯先22が入り込み易くなり、櫛通りがよくなるからである。
櫛歯先22は、櫛歯21における持ち手部側と反対側端部であり、被毛H間に入り込む所謂櫛先部分である。
櫛歯基23は、櫛歯21における持ち手部側端部であり、持ち手部10の逆円弧状に成形された湾曲部11に沿って配置される部分である。具体的には櫛歯21が取り付けられる基部である。
愛玩動物Dは、主として犬や猫等の所謂ペット等を意味するものであるが、係るペットに限定されるものではなく、広く人間の手による整毛が必要となる動物一般をいうものとする。
被毛Hは、犬や猫などの愛玩動物Dの体を覆っている毛のことであり、体温調節の役割を果たすものである。また、犬や猫は皮膚が薄く、外部からの刺激を受けやすくなっているため、体を保護するという意味でも重要な役割を担っているものであり、特に、シングルコートの長毛種であると、毛玉ができたり臭いの原因にもなるため、小まめな整毛による手入れをしてやることが必要である。
図2は、櫛歯21が、櫛歯基23から櫛歯先22に向かって先細りとなっている実施例を示す実施例説明図である。図2(a)は本発明に係る湾曲コーム1において、櫛歯21が、櫛歯基23から櫛歯先22に向かって先細りとなっている実施例の平面図を示し、図2(b)は正面図を示し、図2(c)は側面図を示し、図2(d)は底面図を示している。なお、側面図の左側は略くさび型形状の場合の側面を示し、右側は略円錐型形状の場合をそれぞれ示している。そしてさらに図2(e)及び図2(f)は、持ち手部10と櫛歯21とが、別体に構成される場合の実施例を示す正面図及び側面図である。
図2に示す実施例では、櫛歯21が櫛歯基23から櫛歯先22に向かうにつれて先細りとなっているため、被毛H間に櫛歯先22が入り込み易く、コームの通りがよくなるという効果が発揮される。
先細り形状には、図2(c)に示すように幾つかの種類が考えられ、図2(c)左側のように櫛歯先22が略くさび型の先端形状を有するものや、図2(c)の右側のように略円錐型とするものなどが考えられる。但し、先端が鋭利すぎると愛玩動物Dの皮膚を傷つけることになるため、丸みをつけることが望ましい。
図3は、櫛歯21と持ち手部10が一体に成形されている実施例を示す実施例説明図である。図3(a)は本発明に係る湾曲コーム1において、櫛歯21と持ち手部10が一体に成形されている実施例の平面図を示し、図3(b)は一体型であって、且つ正面視における櫛歯21の形状が平行なものの正面図を示し、図3(c)は一体型であって、且つ正面視における櫛歯21の形状が、櫛歯基23から櫛歯先22に向かって先細りとなる場合の正面図を示し、図3(d)は底面図を示している。
図3に示す実施例では、櫛歯21と持ち手部10が一体に成形されるが、係る構成では、櫛歯21と持ち手部10とは同一素材となり、切削によるスリット加工や放電加工、或いはレーザーカットにより切り欠く加工等により櫛歯21を形成することが考えられる。係る加工のみで湾曲コーム1の成形が可能となるため、素材的にも加工工程の面からも低コストが可能となる。
図4は、櫛歯21と持ち手部10が別体に成形されている実施例を示す実施例説明図である。図4(a)は本発明に係る湾曲コーム1において、櫛歯21と持ち手部10が別体に構成されている実施例の平面図を示し、図4(b)は、持ち手部10と櫛歯21が別々に構成された別体型であって且つ正面視における櫛歯21の形状が矩形である場合の正面図を示し、図4(c)は、持ち手部10と櫛歯21が別々に構成された別体型であって、且つ正面視における櫛歯21の形状が、櫛歯基23から櫛歯先22に向かって先細りとなる場合の正面図を示し、図3(d)は、底面図を示している。
図4に示す実施例では、持ち手部10と櫛歯21とが別体構成であるため、例えば、櫛歯21を、ステンレス等の線材を用いて強くしなやかな櫛歯部20とし、持ち手部10に軽量なアルミニウム素材とすることで、全体として軽量且つ腰の強いコームを得ることが可能となる。この場合、図4に示す通り、櫛歯21の櫛歯基23を持ち手部10の湾曲部11に嵌合等によって、植え込んで形成することが考えられる。
図5は、本発明に係る湾曲コーム1の効果を説明する効果説明図であり、図5(a)は、コーミング前の愛玩動物Dを示し、図5(b)は、従来のコームを用いる例を示し、図5(c)は、本発明に係る湾曲コーム1を用いた例を示し、図5(d)は、コーミングが終了した状態の愛玩動物Dを示している。また、図5(e)は、従来のコームJを用いた被毛Hを解かす状態を示し、図5(f)は、本発明に係る湾曲コーム1を用いた被毛Hを解かす状態を示している。図5(b)及び図5(c)に示す通り、例えば、従来のコームJでは愛玩動物Dの頭部をコーミングし、被毛Hを立てようとすると頭部の形状に応じて何度も角度を変えてコーミングする必要がある。これに対し、本発明に係る湾曲コーム1によれば、コームで解かされる領域の被毛H全体を根元から立ち上がらせることが可能となることから、コーミングの回数を減らし、丸みを帯びた形状のカット等を容易に可能となる。
従来コームJは、一般的に使用されているコームで、持ち手部と櫛歯部が直線的に配置されているものや、櫛歯部が突出状に円弧を描いているものなどを指し、具体的には図5(e)に示すように体の形状に沿っておらず、櫛歯に当接する被毛の長さが均一とならないコームである。
図6は、本発明に係る湾曲コーム1の使用状態を示す使用状態説明図であり、図6(a)は愛玩動物Dの頭部の形状、図6(b)は胸部の形状、図6(c)はマズルの形状等において利用できることを示している。この場合、体の部位に応じた曲率の逆円弧状とすることが望ましく、少なくともSサイズ、Mサイズ、Lサイズのようにサイズ分けしておくとより利用しやすくなる。係るサイズ別の湾曲コーム1について、図7の各図に示す。
図7は、本発明に係る湾曲コーム1の大きさの異なるサイズ別の実施例を示すサイズ別実施例説明図である。図7(a)はSサイズ、図7(b)はMサイズ、図7(c)はLサイズである。例えば、図7(a)のSサイズでは犬のマズルや脚等に用い、図7(b)のMサイズでは頭などに用い、図7(c)のLサイズではボディーなどに用いる。なお、体格に応じてサイズを選択すればよく、具体的には、一般的な標準コームが長手方向に約200mmであるので、櫛歯先22の円弧長が、Sサイズで50mmから100mm程度、Mサイズで100mmから150mm程度、Lサイズで200mmから250mm程度とすることが考えられる。但し、係る寸法はあくまでも例示であって、係る寸法に限定されるものではなく、これらよりも小さなSSサイズや、大きなLLサイズなどの選択ができるようにすることも有効である。
本発明に係る湾曲コーム1によれば、近年、ペット愛好家の数が増加傾向にあることから、特に犬や猫の美容に関し、こだわりを持つ人も増加し、トリミングサロンや、ペットショップ、ブリーダーの他、愛玩動物の飼い主の個人的な利用なども、今後ますます愛玩動物の美容の発展も期待できる。従って、産業上利用可能性は高いと思慮されるものである。
1 湾曲コーム
10 持ち手部
11 湾曲部
20 櫛歯部
21 櫛歯
22 櫛歯先
23 櫛歯基
D 愛玩動物
H 被毛
J 従来のコーム

Claims (4)

  1. 愛玩動物(D)の被毛(H)をカットする前に立ち上げるためのコームであって、
    持ち手部(10)と、
    櫛歯部(20)と、からなり、
    前記持ち手部(10)は、全体が凹状に湾曲した湾曲部(11)から構成され
    前記櫛歯部(20)は、前記湾曲部(11)を形成する円弧の内側に向かって配置されるとともに、
    前記櫛歯部(20)は、同一形状の複数のステンレス製の櫛歯(21)が全体に渡り所定の隙間間隔をおいて平行並びに均等であって、且つ該櫛歯(21)の櫛歯先(22)と櫛歯基(23)が前記湾曲部(11)に沿った曲率を有するように配列され、最も外側に配列される前記櫛歯(21)より更に外側には何らも配置させず、また、前記櫛歯(21)自体には突起の無いことを特徴とする湾曲コーム(1)。
  2. 前記櫛歯(21)が、前記櫛歯基(23)から前記櫛歯先(22)に向かって先細りとなっていることを特徴とする請求項1に記載の湾曲コーム(1)。
  3. 前記櫛歯(21)と前記持ち手部(10)が一体に成形されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湾曲コーム(1)。
  4. 前記櫛歯(21)と前記持ち手部(10)が別体に構成され、前記櫛歯(21)と前記持ち手部(10)が組み合わされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湾曲コーム(1)。
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