JP7125063B2 - 不動産情報出力装置、不動産情報出力方法及び不動産情報出力プログラム - Google Patents

不動産情報出力装置、不動産情報出力方法及び不動産情報出力プログラム Download PDF

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本発明は、不動産情報出力装置、不動産情報出力方法、不動産情報出力プログラムに関する。より詳しくは、購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置、不動産情報出力方法、不動産情報出力プログラムに関する。
従来、住宅等の購入を希望する者は、不動産事業者に相談して、不動産事業者が提供する情報に基づいて所望の土地を探したり、現地の見学等を行ったりしている。また、インターネット上で不動産の検索が可能な検索システムも知られている(例えば、特許文献1)。これらの検索システムにおいて、複数の物件の情報をWeb上で確認することができる。
特開2006-58981号公報
しかしながら、例えば、土地と建物の両方を購入しようとする者にとって、所望の土地が検索できたとしても、検索された土地に建てることができる建物をさらに探す必要が生じ、また、所望の建物が検索できたとしても、検索された建物を建てることができる土地をさらに探す必要が生じてしまう。
加えて、土地の情報と建物の情報が別個に存在している場合、土地に建物が建っている状態、すなわち、その土地にその建物を建てたときの完成イメージが分かりにくいという問題もある。
したがって、購入可能な土地及び建物の情報を提供でき、土地に建物を建てたときの完成イメージを直観的に分かりやすく提示できる不動産情報出力装置等を提供することを目的とする。
本願に開示する不動産情報出力装置は、不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力部と、前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部とを備える。
他の態様において、本願に開示する不動産情報出力装置は、不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力部と、前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部とを備える。
さらに他の態様において、本願に開示する不動産情報出力装置は、不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、前記購入検討者端末から出力された前記購入検討者端末の位置情報を入力する入力部と、前記入力部が入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出部が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御部とを備える。
本願の一観点によれば、購入可能な土地及び建物の情報を提供でき、土地に建物を建てたときの完成イメージを直観的に分かりやすく提示できる。
第1の実施形態に係る不動産情報出力装置を備える不動産情報出力システムの機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の記憶部に記憶されたデータ等を例示する説明図である。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る購入検討者端末の表示画面例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る購入検討者端末の表示画面例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理におけるAR表示に関する説明図である。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理におけるAR表示に関する説明図である。 第1の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る登録用端末の表示画面例等を示す説明図である。 第3の実施形態に係る不動産情報出力装置を備える不動産情報出力システムの機能ブロック図である。 第3の実施形態に係る抽出部が、表示順を決定するためのスコアリングを示す図であって、(a)はスコアリング基準を示す説明図、(B)はスコアリングの結果を示す説明図である 第3の実施形態に係る登録処理部が決定する建物配置のパターンの一覧を示す説明図である。 第3の実施形態に係る登録処理部が登録処理を行う処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る登録処理部の処理を示す図であって、(a)は土地及び建物をメッシュ状に分割した様子を示す説明図、(b)は土地と建物を重ね合わせた様子を示す説明図、(c)は建物をキューブ状に分割した様子を示す説明図、(d)は建物等の平面配置パターンを示す説明図である。 第3の実施形態に係る不動産情報出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施の形態を添付の図により説明する。図1は、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置(管理サーバ)10を備える不動産情報出力システム1の機能ブロック図である。不動産情報出力システム1は、不動産情報出力装置(管理サーバ)10と、学習用装置(学習用サーバ)20と、購入検討者端末30と、登録用端末40とを備えている。
不動産情報出力装置(管理サーバ)10は、不動産購入検討者が利用する購入検討者端末30に接続されて購入検討者端末30からの要求に応じて購入検討者端末30に購入候補となる不動産の情報を表示させる。
不動産情報出力装置10は、例えば、サーバとして機能するコンピュータによって実現される。この実施形態では、不動産情報出力装置10を管理サーバ10と呼ぶ。管理サーバ10は、通信ネットワーク2を介して、購入検討者端末30と通信可能に接続されている。また、管理サーバ10は、通信ネットワーク2を介して、登録用端末40と通信可能に接続されている。さらに、管理サーバ10は、通信ネットワーク2を介して、学習用装置(学習用サーバ)20と通信可能に接続されている。なお、通信ネットワーク2は有線であっても無線であってもよい。学習用装置20は、例えば、サーバとして機能するコンピュータによって実現される。本実施形態では、学習用装置20を学習用サーバ20と呼ぶ。
また、購入検討者端末30は、不動産購入検討者が利用する端末である。不動産購入検討者とは、土地、建物等の不動産の購入を検討する者である。不動産購入検討者には、例えば、自宅の購入を希望する者などが含まれる。
登録用端末40は、不動産の情報を登録するために用いられる端末である。登録用端末40の利用者として、不動産事業者、ハウスビルダー等、建物や土地等の不動産を提供する者が想定される。購入検討者端末30及び登録用端末40は、どのような端末であってもよく、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット型コンピュータ等の携帯型端末であってもよいし、PC等のコンピュータであってもよい。
管理サーバ10は、各種の情報を記憶する記憶部12と、装置全体を制御する制御部11と、データの入出力等の通信を行う通信部13とを備えている。記憶部12は、例えば、ハードディスク、メインメモリ、フラッシュメモリ、その他の各種メモリ等の記憶手段によって実現され、各種のプログラム、各種のデータ等を記憶する。
記憶部12は、購入候補となり得る複数の土地の土地情報と購入候補となり得る複数の建物の建物情報とを記憶している。土地情報とは、土地に関する情報であり、以下に説明するように、土地を識別する情報、土地の属性を示す情報、土地と関連付けられる情報等、各種の情報を含む。建物情報とは、建物に関する情報であり、以下に説明するように、建物を識別する情報、建物の属性を示す情報、建物と関連付けられる情報等、各種の情報を含む。
記憶部12が記憶する土地情報と建物情報の一例を図2に示す。図2に示す土地テーブル61は、土地情報を格納したデータテーブルである。土地テーブル61は、土地を識別する情報である「土地ID」と、「土地ID」に対応付けられ「土地ID」によって特定される土地の各情報を有している。この各情報としては、例えば、「住所」、「基準座標」、「敷地面積」、「売出価格」、「駅からの距離」、「用途地域」等が挙げられる。なお、「住所」「基準座標」は、土地の位置情報であり、その土地の位置を特定するための他の各種位置情報も記憶している。加えて、土地テーブル61は、「土地ID」と対応付けられる各種の識別情報(例えば、後述の「土地3DデータID」等)も格納している。
また、土地テーブル61は、土地に関するその他のメタ情報、付帯情報等も「土地ID」と対応付けて記憶している。また、記憶部12は、土地情報として、土地輪郭テーブル62も保持している。土地輪郭テーブル62は、土地の輪郭のタイプを識別する情報である「土地輪郭ID」と、「土地輪郭ID」に対応付けられる「土地ID」と、例えば、「始点座標」と「終点座標」の情報を有している。また、土地輪郭テーブル62は、上記に例示した以外にも、土地の輪郭又は形状に関する各種情報を「土地輪郭ID」と対応付けて記憶している。
また、記憶部12は、土地情報として、土地3Dデータテーブル63も保持している。土地3Dデータテーブル63は、土地の3Dデータに関する情報を格納するものであり、土地の3Dデータを識別する「土地3DデータID」と、「土地3DデータID」に対応付けられた「土地3Dデータパス」を有している。また、土地3Dデータテーブル63は、土地の3D画像を構成するために必要なその他の各種情報も保持している。
図2に示す建物テーブル64は、建物情報を格納したデータテーブルである。建物テーブル64は、建物を識別する情報である「建物ID」と、「建建物ID」に対応付けられ「建物ID」によって特定される建物の各情報を有している。この各情報としては、例えば、「建物の名称」(商品名)、「建築面積」、「延床面積」、「価格」、「間取り」、「対応エリア」等が挙げられる。なお、「対応エリア」とはその建物を建てることができる地域又は場所を示す情報である。建物テーブル64は、建物に関するその他のメタ情報、付帯情報等も「建物ID」と対応付けて記憶している。加えて、建物テーブル64は、「建物ID」と対応付けられる各種の識別情報も格納している。各種の識別情報としては、例えば、後述の「建物3DデータID」、「テクスチャデータID」、「間取りデータID」、「業者ID」等が挙げられる。
また、記憶部12は、建物情報として、建物3Dデータテーブル65と、テクスチャデータテーブル66と、間取りデータテーブル67も保持している。建物3Dデータテーブル65は、建物の3Dデータに関する情報を格納するものであり、建物の3Dデータを識別する「建物3DデータID」と、「建物3DデータID」に対応付けられた「建物3Dデータパス」を有している。また、建物3Dデータテーブル65は、建物の3D画像を構成するために必要なその他の各種情報も保持している。
また、記憶部12は、土地と建物を組み合わせた画像を構成するために必要なその他の各種情報も記憶している。
テクスチャデータテーブル66は、建物のテクスチャに関する情報を格納するものであり、テクスチャを識別する情報である「テクスチャデータID」と、「テクスチャデータID」に対応付けられた「テクスチャデータパス」を有している。また、テクスチャデータテーブル66は、テクスチャに関するその他の各種情報も保持している。加えて、テクスチャデータテーブル66は、「テクスチャデータID」と対応付けられる各種の識別情報も格納している。各種の識別情報としては、例えば、前述の「建物3DデータID」が挙げられる。ここに格納される「適用可能建物3DデータID」は、対応する「テクスチャデータID」によって識別されるテクスチャを適用することができる建物の建物3DデータIDである。
間取りデータテーブル67は、建物の間取りに関する情報を格納するものであり、間取りを識別する「間取りデータID」と、「間取りデータID」に対応付けられた「間取りデータパス」を有している。また、間取りデータテーブル67は、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要なその他の各種情報、間取りに関するその他の各種情報も保持している。
また、業者テーブル68は、施工業者、不動産事業者等、土地又は建物を扱う各種業者の情報を格納するものであり、「業者ID」、「業者名」、「対応エリア」等の情報を有している。
また、図示はしていないが、利用できるローンに関する情報や、返済額のシミュレーションに関する情報等についても、土地情報又は建物情報と対応付けられて記憶されている。
加えて、記憶部12は、購入検討者端末30の表示部36又は登録用端末40の表示部46に表示させる検索画面等の各種画面に関する情報、例えば、検索方法選択画面や、各検索方法に関連付けられた不動産検索用情報入力項目等の情報を記憶している。また、記憶部12は、購入検討者端末30の表示部36又は登録用端末40の表示部46に画像や情報を表示させるために必要なその他の各種情報等も記憶している。
また、記憶部12は、不動産検索用情報等入力履歴71を記憶している。不動産検索用情報等入力履歴71は、管理サーバ10が購入検討者端末30から受信した各種の不動産検索用情報の内容、履歴である。
また、記憶部12は、AI(人工知能)の分野の技術を用いた各種のデータ、アルゴリズムを記憶している。記憶部12は、学習用データを用いて不動産に関する情報を学習させた学習済みモデル72を記憶している。不動産に関する情報は、以下に例示するように、土地情報、建物情報、土地及び建物等の不動産に関連付けられる各種情報を含む。
学習用データは、収集した各種のデータに基づいて作成される。学習用データに用いられる各種のデータは、土地情報、建物情報を含んでいる。さらに、学習用データに用いられる各種のデータは、環境に関する情報、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報、家族構成に関する情報、家族に関する各種情報等のデータも含んでいる。これらの各種データは、学習済みモデル72において土地情報及び/又は建物情報に関連付けられて学習されている。上記の各種データは、土地情報及び/又は建物情報に関連付けられて機械学習により分析され学習される。例えば、趣味が自宅の庭でのバーベキューである人が、選択する又は好む傾向のある土地の属性や建物の属性が学習され、未就学児が2名いる4人家族が、選択する又は好む傾向のある土地の属性や建物の属性が学習される。また、土地情報は、その土地固有の客観的な情報、例えば、最寄り駅からの所要時間、値段、大きさ等の情報に加えて、土地の印象、土地の周囲環境も含めた印象等、主観的、抽象的な情報も含む。一例として、おしゃれな感じ、レトロな感じ、賑やかな感じ、クールな感じ等の主観的、感覚的な情報も含まれる。建物情報も同様であり、その建物固有の客観的な情報、例えば、建築面積、値段、間取り等の情報に加えて、建物の印象等、主観的、抽象的な情報も含む。
したがって、学習済みモデル72おいては、主観的、抽象的な情報についても、土地の属性や建物の属性に関連付けられて学習されている。例えば、レトロな感じだと判断される傾向のある土地の属性や建物の属性が学習され、賑やかな感じだと判断される傾向のある土地の属性や建物の属性が学習されている。
学習用データの元になる各種データとしては、どのようなデータを用いてもよい。例えば、自宅購入時のアンケート等において、購入対象の土地・建物と、個人のライフスタイル、趣味、家族構成、土地・建物の印象等の項目を設けて情報を収集してもよいし、過去の既存のアナログデータ、デジタルデータ等から、情報を収集してもよい。さらに、後述のように、学習済みモデル72は、不動産購入検討者からの入力情報をさらに学習することによって更新されるように構成されている。
また、本実施形態では、学習済みモデル72から出力した出力結果をデータベース化して学習結果データベース73として記憶部12が保持している。後述する抽出部16の抽出処理において、学習済みモデル72にパラメータを入力して得られる学習済みモデル72からの出力を用いてもよいし、学習結果データベース73に格納されている出力結果を用いてもよい。
なお、学習済みモデル72作成のための学習、学習済みモデル72を更新するための学習、学習済みモデル72の操作等に関して、各種のパラメータ、データ等を用いてもよい。その一例を図2に示す。図2には、検索条件プロトタイプテーブル74と、検索条件テーブル75と、パラメータプロトタイプテーブル76と、土地・建物マッチング用パラメータテーブル77を例示している。
また、記憶部12は、端末に表示させる各種選択画面、入力画面等に関する情報も記憶しており、AR表示を実行するための購入検討者端末30の角度や高さ等の適正位置に関する各種データ及びプログラムも記憶している。また、その他、本システム、装置等の動作に用いる各種のプログラム、各種のデータ等を記憶部12は記憶している。
制御部11(図1)は、例えば、プロセッサ、CPU等の演算手段によって実現され、各種のメモリ、ハードディスク等の記憶手段と協働して機能し、各種のプログラムを実行する。
制御部11は、メイン制御部15と、抽出部16と、位置案内部17と、登録処理部18とを備えている。メイン制御部15は、各種のプログラムを実行して、各種構成部間の
制御及び装置全体の制御を実行する。
抽出部16は、入力部(通信部)13が入力した不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する。なお、「不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて」とは、前述の学習済みモデル72を用いる場合も、学習結果データベース73を用いる場合も含む。
また、抽出部16は、入力部(通信部)13が入力した不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する。
位置案内部17は、購入検討者端末30に位置案内指示を出力する。
登録処理部18は、登録用端末40から受信した土地情報又は建物情報を管理サーバ10の記憶部12に記憶する。
出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、購入候補となる不動産の情報として購入検討者端末30に表示させる。
通信部13は、購入検討者端末30及び登録用端末40からの各種情報を受信し、管理サーバ10のメイン制御部15に入力する。また、通信部13は、購入検討者端末30及び登録用端末40に各種情報を送信する。また、通信部13は、学習用サーバ20との間でのデータ通信、データ入出力も実行する。したがって、通信部13は、入力部として機能し、また、出力部としても機能している。
学習用サーバ20は、各種の情報を記憶する記憶部22と、装置全体を制御する制御部21と、データの入出力等の通信を行う通信部23とを備えている。記憶部22は、例えば、ハードディスク、メインメモリ、フラッシュメモリ、その他の各種メモリ等の記憶手段によって実現され、各種のプログラム、各種のデータ等を記憶する。制御部21は、例えば、プロセッサ、CPU等の演算手段によって実現され、各種のメモリ、ハードディスク等の記憶手段と協働して機能し、各種のプログラムを実行する。制御部21は、メイン制御部25と、土地・建物マッチング学習部26とを備えている。メイン制御部25は、各種のプログラムを実行して、各種構成部間の制御及び装置全体の制御を実行する。土地・建物マッチング学習部26は、学習プログラムによって学習済みモデル72の作成、学習済みモデル72の更新等、学習に関する処理を実行する。
通信部23は、管理サーバ10との間でのデータ通信、データ入出力も実行する。したがって、通信部23は、入力部として機能し、また、出力部としても機能している。
購入検討者端末30は、購入検討者端末制御部31と、撮像部35と、表示部36と、位置検出部37と、通信部33と、記憶部32と、操作部38とを備えている。
購入検討者端末制御部31は、各種のプログラムを実行して、各種構成部間の制御及び端末全体の制御を実行する。撮像部35は、カメラ等を備え、撮像処理を実行する。表示部36は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示画面39(図4等)を備え、表示画面39に各種の画像、データ、情報等を表示する。位置検出部37は、GPS機能を有し、購入検討者端末30の現在位置情報を取得する。通信部33は、通信ネットワーク2を介して、管理サーバ10に各種のデータ、情報等を送信し、管理サーバ10から各種のデータ、情報等を受信する。記憶部12は、例えば、メインメモリ、フラッシュメモリ、本体ストレージ、その他の各種メモリ等の記憶手段によって実現され、各種のプログラム、各種のデータ等を記憶する。
操作部38は、例えば、タッチパネル、タッチパッド、ボタン、キーボード又はマウスなどから構成され、不動産購入検討者からの指示を購入検討者端末30に入力する。
登録用端末40は、登録用端末制御部41と、撮像部45と、表示部46と、通信部43と、記憶部42と、操作部48とを備えている。
登録用端末制御部41は、各種のプログラムを実行して、各種構成部間の制御及び端末全体の制御を実行する。撮像部45は、カメラ等を備え、撮像処理を実行する。表示部46は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示画面49(図10)を備え、表示画面49に各種の画像、データ、情報等を表示する。通信部43は、通信ネットワーク2を介して、管理サーバ10に各種のデータ、情報等を送信し、管理サーバ10から各種のデータ、情報等を受信する。記憶部12は、例えば、メインメモリ、フラッシュメモリ、本体ストレージ、その他の各種メモリ等の記憶手段によって実現され、各種のプログラム、各種のデータ等を記憶する。
操作部48は、例えば、タッチパネル、タッチパッド、ボタン、キーボード又はマウスなどから構成され、登録用端末40の操作者からの指示を登録用端末40に入力する。
次に、不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10の動作について説明する。
<購入検討者端末を利用した処理>
まず、不動産購入検討者が、所望の土地及び建物を検索する場合における不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10等の動作について説明する。説明のため、処理の流れを図3のフローチャートに示す。
まず、購入検討者端末30において、不動産購入検討者による操作部38の操作に応じて、購入検討者端末制御部31が表示部36に初期画面を表示させる(ステップS1)。
初期画面は、例えば、アプリケーションソフトの起動時の初期画面である。管理サーバ10の通信部13は、購入検討者端末30の通信部33を介して、初期画面が起動されたことを示す起動情報を受信し、メイン制御部15に入力する。メイン制御部15は、この起動情報の入力に応じて、検索方法を選択させる選択画面(検索方法選択画面)に関する情報を、記憶部12から読み出し通信部13を介して購入検討者端末30に出力する。購入検討者端末制御部31は通信部33を介して受信した検索方法選択画面に関する情報に基づいて表示部36に検索方法選択画面を表示させる(ステップS2)。
検索方法を選択させる選択画面の一例を図4(a)に示す。図4(a)では、検索方法の一例として、「土地から探す」「建物から探す」「総額から探す」「返済額から探す」「ライフスタイルから探す」「こだわりから探す」という検索方法を挙げている。不動産購入検討者がこれらの検索方法から所望の検索方法を選択すると、その選択結果は管理サーバ10に送信される。例えば、不動産購入検討者が「土地から探す」を選択する場合、不動産購入検討者による操作部38の操作を介して、「土地から探す」という検索方法が選択され、その選択結果を通信部33が管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は購入検討者端末30からの選択結果を受信し、メイン制御部15に入力する(ステップS3)。メイン制御部15は、入力された選択結果に基づいて、不動産購入検討者によって選択された検索方法に応じた不動産検索用情報の入力項目に関する情報を記憶部12から読み出す(ステップS4)。
不動産検索用情報は、不動産を購入するための不動産の検索用の情報である。不動産検索用情報は、不動産購入検討者に、不動産購入検討者の希望、好み、属性等に沿った購入候補の土地又は建物の情報を提供するために用いられる。不動産検索用情報には、土地に関する検索条件、建物に関する検索条件、環境に関する情報、不動産購入検討者に関する情報、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報、家族構成に関する情報、家族に関する情報等が含まれる。
通信部13は不動産検索用情報の入力項目に関する情報を購入検討者端末30に送信し、購入検討者端末制御部31は、購入検討者端末30の表示部36に、不動産検索用情報の入力項目を有する不動産検索用情報の入力画面を表示させる(ステップS5)。次いで、不動産購入検討者による操作部38の操作に応じて、購入検討者端末制御部31が不動産検索用情報の入力を受け付ける(ステップS6)。
不動産検索用情報の入力項目を表示した不動産検索用情報の入力画面の一例を図4(b)に示す。ここでは、スマートフォンの表示画面39を例示している。図4(b)では、不動産検索用情報入力項目の一例として、「場所」「予算」「家族構成」、「趣味」、「理想的なライフスタイル」を挙げている。これらの不動産検索用情報入力項目に、不動産購入検討者が不動産検索用情報を入力すると、その入力された不動産検索用情報は管理サーバ10に送信される。例えば、不動産購入検討者による操作部38の操作を介して、「場所」については「千葉」という不動産検索用情報が、「予算」については「3千万円」という不動産検索用情報が、「家族構成」については、「夫婦2人」という不動産検索用情報が、「趣味」については「サーフィン」という不動産検索用情報が、「住みたい環境」については「賑やかな場所」という不動産検索用情報が、理想的なライフスタイルには「二拠点居住」という不動産検索用情報が入力されると、これらの入力された不動産検索用情報を通信部33が管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部(入力部)13は購入検討者端末30から不動産検索用情報を受信し、管理サーバ10のメイン制御部15に入力する(ステップS7)。すなわち、通信部(入力部)13は、購入検討者端末30から出力された不動産検索用情報を入力する。
通信部(入力部)13が不動産検索用情報を管理サーバ10のメイン制御部15に入力すると、抽出部16が、購入候補となり得る複数の土地情報と購入候補となり得る複数の建物情報から、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、上記入力された不動産検索用情報に基づいて購入候補となる土地情報と建物情報のうちの少なくとも一方を抽出する(ステップS8)。
なお、不動産検索用情報を入力パラメータとしたときの学習済みモデル72から出力された土地情報と建物情報のうちの少なくとも一方を抽出部16が抽出するように構成してもよい。また、学習結果データベース73を用いて、不動産検索用情報に対応付けられた土地情報と建物情報のうちの少なくとも一方を抽出部16が抽出するように構成してもよい。
さらに、抽出処理の一部において、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いた検索を実行又は併用してもよい。
抽出部16が実行する各種の抽出処理において、抽出部16が抽出した土地情報には、例えば、土地ID等の土地を識別する情報が含まれており、抽出部16が抽出した建物情報には、例えば、建物ID等の建物を識別する情報が含まれている。
この例では、ステップS2において、「土地から探す」という検索方法が選択されているため、抽出部16は、記憶部12に記憶された購入候補となり得る複数の土地の土地情報の中から不動産検索用情報に基づいて購入候補となる土地情報を抽出する。
また、抽出部16は、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物情報を、購入候補となり得る複数の建物情報から抽出する。特定の土地にどの建物を建てることができるかは、土地の敷地面積、建物の建築面積、延べ床面積、土地の形状、建物の対応エリア、用途地域の種別等各種の法律・規則等による制限等、複数の条件によって判定できる。上記に例示した以外にも、特定の土地にどの建物を建てることができるかの判定又は特定の建物をどの土地に建てられるかの判定に用いられる各種の情報は記憶部12に記憶されている。
したがって、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地の属性を示す各種データ(例えば、土地テーブル61に記憶されている各種情報)と、記憶部12に記憶されている複数の建物情報(例えば、建物テーブル64に記憶されている建物の属性を示す各種情報)とを抽出部16が照合して、抽出部16が当該土地に建てることができると判定した建物情報を抽出部16が抽出する。
また、抽出部16が、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、学習済みモデル72又は学習結果データベース73等、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成してもよい。なお、他の例として、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いた検索を実行又は併用してもよい。
通信部13は、抽出部16が抽出した土地情報と建物情報を購入検討者端末30に送信する。ここで、購入検討者端末30に送信される土地情報は、前述のように、購入検討者端末30から受信した不動産検索用情報に基づいて抽出された土地情報である。また、購入検討者端末30に送信される建物情報は、当該土地に建てることができる建物の建物情報である。すなわち、特定の土地とその土地に建てることができる建物の情報がセットで購入検討者端末30に送信されることになる。また、購入検討者端末30から受信した不動産検索用情報に基づいて抽出される土地は、1個であっても複数個であってもよい。同様に、特定の土地に建てることができる建物として抽出される建物は1個であっても複数個であってもよい。
メイン制御部15は、通信部13を介して、購入検討者端末30に、抽出部16が抽出した土地情報と建物情報によって特定される土地と建物の一覧を出力し、購入検討者端末制御部31が表示部36に土地・建物の候補一覧を表示させる(ステップS9)。例えば、抽出された土地情報と建物情報に基づいて、土地と建物の組み合わせの一覧を表示させてもよい。また、抽出結果として複数の土地を表示し、購入検討者が所望の土地を選択すると、その土地に建てることができる1以上の建物の情報が表示されるように構成してもよい。
抽出部16は、抽出した購入候補となる土地の土地情報によって特定される土地のうち、不動産購入検討者の入力に応じて選択された土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成されている。
次いで、不動産購入検討者による操作部38の操作に応じて、特定の土地とその土地に建てることができる建物が選択されると、購入検討者端末制御部31がその選択の入力を受け付ける(ステップS10)。
次いで、通信部33がその選択結果を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は購入検討者端末30からの選択結果を受信する(ステップS11)。通信部13は受信した選択結果をメイン制御部15に入力する。メイン制御部15は、入力された選択結果に対応する土地と建物の画像に関するデータを記憶部12から読み出す(ステップS12)。本実施形態では、土地と建物を3D画像で表示することを想定している。したがって、メイン制御部15は、対象となる建物の建物3Dデータパス、対象となる土地の土地3Dデータパス、3D画像を構成するために必要なその他の各種情報を記憶部12から読み出す。また、メイン制御部15は、記憶部12から読み出した当該土地の土地情報及び当該建物の建物情報に基づいて、その土地の敷地内におけるその建物の配置情報を取得する。また、土地と建物を組み合わせた画像を構成するために必要なその他の各種情報も記憶部12から読み出して取得する。また、メイン制御部15は、建物の間取りに関する情報、間取りデータパス、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要な各種情報も記憶部12から読み出す。
次に、ステップS13において、不動産購入検討者の操作部38の操作に応じて、購入検討者端末制御部31がVR(Virtual Reality)表示かAR(Augmented Reality)表示かのモードの選択を指示するモード指示の入力を受け付ける。購入検討者端末制御部31は通信部33を介して管理サーバ10にモード指示を送信し、管理サーバ10の通信部13はモード指示を受信してモード指示をメイン制御部15に入力する。モード指示がVR表示を指示するものである場合には、モード指示がVR表示を指示するものであるとメイン制御部15が判定し、ステップS14の処理に進む。
ステップS14において出力制御部19は、ステップS12においてメイン制御部15が記憶部12から読みだした各種情報を用いて、購入検討者端末30の表示部36に各種画像及び情報を表示させる(ステップS14)。購入検討者端末30の表示画面39の一例を図5に示す。ここでは、スマートフォンの表示画面39を例示している。本実施形態では、購入検討者端末30の表示部36に表示させる画像は3D画像であり、さらに、VR表示を提供している。図5(a)に示す例では、表示画面39を3分割し、上部画面39aに土地の敷地内における建物の配置図を表示し、中央部画面39bに土地と建物の3D画像を表示し、下部画面39cに建物内部の間取り情報を示している。
管理サーバ10の出力制御部19は、メイン制御部15が記憶部12から読み出した各種情報、建物3Dデータパス、土地3Dデータパス、3D画像を構成するために必要なその他の各種情報、土地の敷地内におけるその建物の配置情報、土地と建物を組み合わせた画像を構成するために必要なその他の各種情報等を通信部13を介して購入検討者端末30に出力する。購入検討者端末30の通信部33は管理サーバの通信部13から送信された上記の情報を受信し、購入検討者端末制御部31に入力する。購入検討者端末制御部31に上記の情報が入力されると、入力された情報に基づいて、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を購入検討者端末30の表示部36が表示する。
すなわち、出力制御部19が、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、購入候補となる不動産の情報として購入検討者端末30の表示部36に表示させる。
図5(a)の中央部画面39bには、建物が土地に建っているように見える3D画像が表示されている。中央部画面39bに表示された3D画像は、VR表示に対応しており、様々な角度から表示され臨場感のあるVR映像が提供される。また、VRゴーグル等のVRビューアーを用いることにより、さらに高い臨場感の土地と建物の視覚体験が提供される。
また、上部画面39aに表示される土地の敷地内における建物の配置図についても、前述のように、メイン制御部15は、記憶部12から読み出した当該土地の土地情報及び当該建物の建物情報に基づいて、その土地の敷地内におけるその建物の配置情報を取得する。また、メイン制御部15は、建物の間取りに関する情報、間取りデータパス、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要な各種情報を記憶部12から読み出す。出力制御部19は、メイン制御部15が取得したその土地の敷地内におけるその建物の配置情報を、通信部13を介して購入検討者端末30に出力し、購入検討者端末30の表示部36が上部画面39aに建物の配置図を表示する。なお、図5(a)の例では、画面のスクロールにより配置図全体が閲覧できるように構成されている。また、メイン制御部15が読み出した建物の間取りに関する情報を出力制御部19が通信部13を介して購入検討者端末30に出力し、購入検討者端末30の表示部36が下部画面39cに建物の間取りの画像を表示させる。
また、本実施形態では、建物の内部空間についてもVR表示に対応した3D画像で表示される。出力制御部19は、メイン制御部15が記憶部12から読み出した間取りデータパス、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要な各種情報を通信部13を介して購入検討者端末30に出力し、購入検討者端末30の表示部36が建物の内部空間の画像をVR表示する(ステップS15)。
下部画面39cにおける間取り図について、不動産購入検討者が所望の位置をタッチすると、タッチされた位置を示す選択位置情報を購入検討者端末制御部31が通信部33を介して管理サーバ10に出力する。管理サーバ10の通信部13は選択位置情報をメイン制御部15に入力し、出力制御部19が選択位置情報が示す選択位置における建物の内部空間の3D画像を通信部13を介して購入検討者端末30に出力する。購入検討者端末制御部31は、建物の内部空間の3D画像を表示部36に表示させる。建物の内部空間の画像表示例を図5(b)に示す。建物の内部空間もVR表示されているため、建物の内部が様々な角度から表示され臨場感のあるVR映像が提供される。また、表示画面39には、画像以外にも各種の情報を表示させるように構成してもよく、例えば、表示画面上端部39dに、土地、建物、内装等に関する値段情報や、インテリアブランド名称等を表示するように構成してもよい。
ここで、ステップS13の処理に戻り、AR表示が選択された場合の処理について説明する。ステップ13においてモード指示がAR表示を指示するものである場合には、モード指示がAR表示を指示するものであるとメイン制御部15が判定し、ステップS16の処理に進む。
ステップS16の処理の内容を図6のフローチャートに示す。
モード指示がAR表示を指示するものであるとメイン制御部15が判定すると、購入検討者端末30の位置検出部37が検出した購入検討者端末30の現在位置情報を、購入検討者端末30の通信部33が管理サーバ10に送信する。購入検討者端末30の位置検出部37は、GPS機能を有し、購入検討者端末30の現在位置を連続的に検出し、通信部33が購入検討者端末30の現在位置情報を管理サーバ10に連続的に送信する。管理サーバ10の通信部13は、購入検討者端末30の現在位置情報を連続的に受信し、メイン制御部15に入力する(ステップS21)。
メイン制御部15は、ステップS11において入力された選択結果に対応する土地の位置情報を記憶部12から読み出す。位置案内部17は、メイン制御部15が読み出した土地の位置情報と、購入検討者端末30の現在位置情報とを用いて、不動産購入検討者が当該土地に近づくように案内する位置案内指示を生成する。通信部13は、位置案内部17が生成した位置案内指示を購入検討者端末30に送信する(ステップS22)。位置案内指示は、画像、文字情報、音声等どのような形態の情報であってもよい。
図7に図示する例では、「空地」と記載している土地51が、ステップS10において不動産購入検討者に選択された土地である。建物の画像53を土地51の画像に合成してAR表示するためには、撮像部35が土地51の画像を撮像できる位置に購入検討者端末30を移動させる必要がある。図7の例では、位置(b)が適正位置である。したがって、購入検討者端末30の現在位置情報が位置(a)又は位置(c)を示している場合には、位置案内部17は、位置(b)に移動するように指示する位置案内指示を購入検討者端末30に出力する。
また、土地51の適正位置(図7の例では位置(b))に購入検討者端末30が移動すると、位置案内部17は、AR表示を実行するための購入検討者端末30の角度や高さ等の適正位置に関する各種データ又はプログラムを記憶部12から読み出し、購入検討者端末30の高さ、角度等の適正位置を指示する位置案内指示を生成し、通信部13を介して購入検討者端末30に位置案内指示を出力する。購入検討者は、購入検討者端末30に出力された位置案内指示に従って、購入検討者端末30を適正な位置に配置する。また、購入検討者端末制御部31は、撮像部35のカメラを介して取得した現実の目の前の土地51の画像を表示部36に表示させる。
抽出部16は、ステップS8において抽出された建物情報であって、購入検討者端末30に表示されている土地51に建てることができる建物の建物情報を通信部13を介して購入検討者端末30に送信する。購入検討者端末30の通信部33が送信された建物情報を受信すると、購入検討者端末30の表示部36が当該土地51に建てることができる建物の一覧を建物候補一覧として購入検討者端末30の表示部36に表示する(ステップS23)。
購入検討者は、操作部38を介して、表示された建物の候補一覧から所望の建物を選択する。不動産購入検討者による操作部38の操作に応じて、特定の建物が選択されると、購入検討者端末制御部31がその選択の入力を受け付ける(ステップS24)。次いで、通信部33がその選択結果を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は、購入検討者端末30からの選択結果を受信してメイン制御部15に入力する(ステップS25)。
メイン制御部15は、選択結果に対応する建物の画像に関するデータを読み出す(ステップS26)。メイン制御部15は、上記選択結果に対応する建物の建物3Dデータパス、3D画像を構成するために必要なその他の各種情報を記憶部12から読み出す。出力制御部19は、ステップS26においてメイン制御部15が記憶部12から読みだした各種データを用いて3D画像情報を生成し、通信部13が3D画像情報を購入検討者端末30に送信する。購入検討者端末30の通信部33が3D画像情報を受信すると、表示部36が、購入検討者端末30の表示画面39に表示される現実の土地51に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を表示画面39に表示させる(ステップS27)。
すなわち、出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地であって購入検討者端末30に表示される現実の土地51に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を購入検討者端末30に表示させる。
購入検討者端末30の表示画面39の一例を図8に示す。
購入検討者端末30の表示画面39には、撮像部35のカメラを介して取得された現実の土地51が表示され、この土地51の画像に建物の3D画像53aが合成された拡張現実空間54が表示されている。
また、建物の候補一覧53a~53eから、購入検討者が新たに別の建物を選択すると、土地51の画像に合成されていた建物の3D画像が新たに選択された建物の3D画像に切り替わり、新たに選択された建物の3D画像が土地51の画像に合成された拡張現実空間54が表示される。
なお、表示部36の表示画面39を分割して、表示画面上方に建物の候補一覧53a~53eを表示し、表示画面下方にAR表示を行うように構成してもよい。また、建物の候補一覧53a~53eに表示される各建物の情報は、建物の画像、建物の価格等の建物の属性情報を含んでいてもよい。購入検討者は、表示される建物の属性情報等も参考にしながら、AR表示させる建物を選択することができる。
なお、前述のステップS9において、購入検討者端末30に土地と建物の候補一覧を表示させる際に、土地の住所も表示させておき、ステップS10において不動産購入検討者が選択した土地の近くに、不動産購入検討者が購入検討者端末30を持参して移動してから、ステップS21以降の処理を実行するように構成してもよい。この場合、例えば、不動産購入検討者の移動後に、購入検討者の入力に応じて、購入検討者端末30の通信部33が処理開示指示を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は購入検討者端末30からの処理開示指示を受信してメイン制御部15に入力する。そして、メイン制御部15が、処理開示指示の入力に応じて、ステップS21の処理を開始させるように構成してもよい。
また、図3と図6のフローチャートを参照して説明した上記の例では、不動産検索用情報に基づいて土地情報を抽出部16が抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物情報から抽出部16が抽出する場合について説明しているが、抽出部16が不動産検索用情報に基づいて建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地を抽出する場合もある。
例えば、ステップS2において、「建物から探す」とう検索方法が選択された場合に、それに応じて、不動産検索用情報の入力項目に入力された不動産検索用情報に基づいて建物情報を抽出部16が抽出するように構成し、抽出した建物情報に特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地情報から抽出部16が抽出する。
すなわち、抽出部16は、通信部(入力部)13が入力した不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する。
なお、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて購入候補となる建物の建物情報を抽出する方法は、前述の例において説明した不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて購入候補となる土地の土地情報を抽出する方法と同様である。また、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する方法は、前述の例において説明した抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する方法と同様である。
また、前述の例において不動産購入検討者の入力に応じて選択された土地に建てることができる建物の建物情報を抽出部16が抽出するのと同様に、抽出部16は、抽出した購入候補となる建物の建物情報によって特定される建物のうち、不動産購入検討者の入力に応じて選択された建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する。
また、前述の例と同様に、抽出部16が、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、学習済みモデル72又は学習結果データベース73等、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出するように構成してもよい。なお、他の例として、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いた検索を実行又は併用してもよい。
また、不動産検索用情報基づいて土地情報と建物情報の両方を購入候補となる土地の土地情報及び購入候補となる建物の建物情報として抽出部16が抽出するように構成してもよい。例えば、ステップS2において「ライフスタイルから探す」という検索方法が選択され、ステップS5において、「仕事中心の生活」「外食が多い」という不動産検索用情報が入力された場合、「仕事中心の生活」「外食が多い」というライフスタイルの人が選択する又は好む傾向のある土地の土地情報及び建物の建物情報が、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、抽出部16により抽出されるように構成してもよい。そして、さらに、不動産検索用情報基づいて抽出された土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出部が抽出し、不動産検索用情報基づいて抽出された建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出部16が抽出するように構成してもよい。
また、上記のように、不動産検索用情報に基づいて土地情報と建物情報の両方を購入候補となる土地の土地情報及び購入候補となる建物の建物情報として抽出部16が抽出した場合、不動産検索用情報基づいて抽出された土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、上記不動産検索用情報基づいて抽出された建物の建物情報の中から抽出部16が抽出するように構成してもよい。同様に、不動産検索用情報に基づいて抽出された建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、上記不動産検索用情報基づいて抽出された土地の土地情報の中から抽出部16が抽出するように構成してもよい。
また、上記のように、不動産検索用情報に基づいて土地情報と建物情報の両方を抽出部16が抽出した場合においても、前述の例と同様に、土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報の抽出、又は、建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報の抽出を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて抽出部16が実行するように構成してもよい。なお、他の例として、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いた検索を実行又は併用してもよい。
また、図3と図6のフローチャートを参照して説明した上記の例において、不動産検索用情報、土地又は建物に関する不動産購入検討者の選択情報等、不動産購入検討者が購入検討者端末30に入力した各種の入力情報は、前述のように、管理サーバ10に入力されて土地情報及び建物情報の抽出に使用される。また、さらに、それらの入力情報は、不動産検索用情報等入力履歴71として記憶部12に記憶される。記憶部12に記憶された不動産検索用情報等入力履歴71は、学習済みモデル72を更新するための学習用のデータとして用いられる。
<土地・建物登録処理について>
次に、登録用端末40を介して、管理サーバ10の記憶部12に土地情報又は建物情報を登録する場合の処理について説明する。登録用端末40の利用者には、不動産事業者、施工業者、ハウスビルダー等の土地や建物を提供する業者が想定される。説明のために、処理の流れを図9のフローチャートに示す。
まず、登録用端末40において、操作者による操作部48の操作に応じて、登録用端末制御部41が表示部46に初期画面を表示させる(ステップS41)。初期画面は、例えば、アプリケーションソフトの起動時の初期画面である。管理サーバ10の通信部13は、登録用端末40の通信部43を介して、初期画面が起動されたことを示す情報を受信し、メイン制御部15に入力する。メイン制御部15は、この起動情報の入力に応じて、登録方法を選択させる選択画面(登録方法選択画面)に関する情報を、記憶部12から読み出し通信部13を介して登録用端末40に出力し、登録用端末40の表示部46が登録方法選択画面を表示する(ステップS42)。
登録方法選択画面(不図示)は、登録方法の選択肢として、土地情報等を掲載したデータシート81(図10(a))をカメラで撮影してデータシート81上の情報を自動的に取得する方法(「マイソク図読み取り」)とデータシート81の情報を所定のツールを使用して登録用端末40に入力する方法(「敷地図作成」)の2つの選択肢を提示している。なお、土地情報等を掲載したデータシート81は、不動産業界において一般的には、マイソク図と呼ばれるものである。
データシート81をカメラで撮影する「マイソク図読み取り」方法の方が登録用端末40の操作者の手間を削減できるので、主としてこちらの方法が利用されることを想定している。所定のツールを使用して情報を入力する「敷地図作成」方法については、カメラを使用できない等の不具合がある場合に備えて設けている。
マイソク図81の一例を図10(a)に示す。
ステップS43において「マイソク図読み取り」が選択されると、登録用端末制御部41が撮像部45を起動させる(ステップS44)。次いで、撮像部45のカメラがマイソク図81を撮影する(ステップS45)。登録用端末40の記憶部42には、OCR(文字認識)及び図形認識を実行するプログラムが記憶されている。登録用端末制御部41は、OCR(文字認識)及び図形認識を実行するプログラムを記憶部42から読み出して実行させ、撮像部45が撮影したマイソク図81から文字情報と数値情報と敷地図83の図形を認識させ、表示部46が認識結果を表示する(ステップS46)。例えば、図10(b)に示すように、表示画面49を上下に分割して、上部画面49aに敷地図83を認識させて得られた図形84と数値等の認識結果を表示させ、下部画面49bには、マイソク図81を撮影した画像を表示させるように構成してもよい。
また、登録用端末制御部41は、認識した敷地図83の図形84と数値情報の整合性をチェックし、不整合の場合にはエラー表示を出力する。さらに、文字認識によりマイソク図81に記載された関連法規も認識されて表示される。
ステップS50において認識結果が適切であると登録用端末40の操作者又は登録用端末制御部41が判定した場合には、登録用端末40の操作者は操作部48を介して補足情報を登録用端末40に入力する(ステップS51)。補足情報とは、対象の土地に関して登録したい情報であり、例えば、「海がみえる」、「おしゃれな街」、「子育て世代に人気」等、その土地の属性、周囲環境、アピールポイント等の情報であってもよい。なお、マイソク図81に記載されている文字情報、例えば、図7の例では、「陽当良好」、「住環境良好」、「閑静な住宅地」等の情報は、文字認識によって自動的に認識するように構成してもよい。
ステップS50において、認識結果が適切ではないと登録用端末40の操作者又は登録用端末制御部41が判定した場合には、ステップS44に戻りマイソク図81の撮影をやり直す。
ステップS51において補足情報の入力が完了したら、ステップS52に進む。ステップS52において、登録用データが適切であると登録用端末40の操作者又は登録用端末制御部41が判定した場合には、登録用端末40の通信部43は登録用データを管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は、登録用端末40から登録用データを受信し、管理サーバ10のメイン制御部15に入力する(ステップS53)。
上記登録用データは、マイソク図81から認識した敷地図83の図形84、各種の文字情報及び数値情報等の認識情報と、補足情報として入力した入力情報を含む。
登録処理部18は、上記認識情報を含む登録用データを、不動産購入検討者にとって購入候補となり得る土地情報又は購入候補となり得る建物情報として登録する(ステップS54)。本実施形態では、登録処理部18が上記認識情報を含む登録用データを、抽出部16の抽出対象となり得る土地情報又は建物情報として記憶部12に記憶する。図10を参照して説明したこの例では、登録用データが、マイソク図81から認識した敷地図83の図形84等、土地情報であるため、登録用データが土地情報として登録される。例えば、この登録用データに示される土地には、当該土地を識別する土地IDが付与され、マイソク図81から認識した敷地図83の図形84、各種の文字情報及び数値情報等の認識情報と、補足情報として入力した入力情報が、付与された土地IDと紐づけられて、管理サーバ10の記憶部12に記憶される。なお、各種情報は、図2に例示した土地テーブル61に記憶してもよいし、他のテーブル等に分散して記憶してもよい。
登録処理部18が登録用データを記憶部12に記憶させることによって登録処理を完了させると、登録処理部18は登録が完了したことを示す登録完了通知を、通信部13を介して登録用端末40に出力し、登録用端末40の表示部46に表示させる(ステップS55)。
次に、ステップS43に戻り、「マイソク図読み取り」が選択されず、ステップS60に進んだ場合の処理について説明する。前述のように、この例では、「マイソク図読み取り」と「敷地図作成」の2つの登録方法が用意されている。ステップS60において、「敷地図作成」が選択されている場合には、敷地図作成ツールを登録用端末40の利用者に提供するための敷地図作成ツールプログラムを登録用端末制御部41が記憶部42から読み出し、敷地図作成ツールを起動させる(ステップS61)。本実施形態においては、登録用端末40の記憶部42には、敷地図作成ツールプログラムが記憶されている。登録用端末40の利用者は、敷地図作成ツールを用いてタップ操作等の入力操作により敷地図83の図形84を作成することができる。登録用端末40は、敷地図作成のための操作者の入力を受け付ける(ステップS62)。また、登録用端末40は、敷地図83に関連する各種数値についても登録用端末40の操作者による入力を受け付ける(ステップS63)。登録用端末制御部41は、ステップS62における登録用端末40の操作者の入力により作成された敷地図83の図形84と、ステップS63において入力された各種数値をデータの作成結果として表示部36に表示させる。ステップS64において作成結果が適切であると登録用端末40の操作者又は登録用端末制御部41が判断した場合には、ステップS51の処理に進む。ステップS51以降の処理は、前述したため省略する。ステップS64において作成結果が適切ではないと登録用端末40の操作者又は登録用端末制御部41が判断した場合には、ステップS61の処理に戻る。
なお、上記の例では、土地情報を掲載したマイソク図81を用いて土地情報を登録する態様について説明したが、建物の間取り図等、建物情報を掲載したマイソク図を用いて建物情報の登録用データを作成してもよい。この場合、登録処理部18は、建物情報を含む登録用データを、不動産購入検討者の購入候補となり得る建物情報として記憶部12に記憶してもよい。
また、上記の例では、登録用データの作成にマイソク図81を用いているが、マイソク図81以外の土地又は建物に関するデータシートを撮像して当該データシートに掲載されている図形、文字、数値等を認識するように構成してもよいし、他の資料に基づいて登録用データを作成してもよい。
なお、上記に説明した例では、登録用端末40の記憶部42に記憶したOCR(文字認識)及び図形認識を実行するプログラム及び敷地図作成ツールプログラムを読み出して処理を実行しているが、これらのプログラムを管理サーバ10の記憶部12に記憶しておき、管理サーバ10の記憶部12から読み出して実行するように構成してもよい。
<学習用サーバの動作>
次に学習用サーバ20の動作について説明する。前述のように、土地・建物マッチング学習部26は、学習プログラムによって学習済みモデル72の作成、学習済みモデル72の更新等、学習に関する処理を実行する。学習済みモデル72の作成時において、土地・建物マッチング学習部26は、学習用データを用いて学習プログラムによって学習させた学習済モデル72を作成する。学習用データに用いられる各種のデータについては前述したので、説明を省略する。
学習済みモデル72の更新時において、土地・建物マッチング学習部26は、通信部23,13を介して、管理サーバ10の記憶部12に記憶されている学習済みモデル72にアクセスして、学習済みモデル72を更新する。このとき、土地・建物マッチング学習部26は、不動産検索用情報等入力履歴71として記憶部12に記憶されている不動産検索用情報、土地又は建物に関する不動産購入検討者の選択情報等、不動産購入検討者が購入検討者端末30に入力した各種の入力情報を学習用データとして、学習済みモデル72に再学習させて学習済みモデル72を更新する。
なお、登録用端末40から登録用データとして送信され登録処理部18によって管理サーバ10の記憶部12に記憶された各種情報についても、学習済みモデル72を更新する際の学習用データとして用いてもよい。その他、管理サーバ10に入力された又は管理サーバ10の記憶部12に記憶された各種情報を学習用データとして用いてもよい。
土地・建物マッチング学習部26は、リアルタイムで学習済みモデル72を再学習させて更新するように構成されてもよいし、所定の期間ごとに又は不定期的に学習済みモデル72を再学習させて更新するように構成されてもよい。
また、学習済みモデル72を再学習させて更新した際に、土地・建物マッチング学習部26が学習結果データベース73も更新するように構成してもよい。この場合、土地・建物マッチング学習部26は、更新した学習済みモデル72から出力した結果を学習結果データベース73の更新に用いてもよい。
なお、学習にはどのようなアルゴリズム、機械学習を用いてもよく、ディープラーニング技術を用いてもよい。パラメータを数値化して特徴量を抽出する方法を用いてもよいし、他の既存の学習方法を用いてもよい。
上記のように、本実施形態では、不動産検索用情報等入力履歴71として記憶部12に記憶されている不動産検索用情報、土地又は建物に関する不動産購入検討者の選択情報等、不動産購入検討者が入力した各種の入力情報がフィードバックされて学習済みモデル72の再学習の対象となるため、学習済みモデル72の精度をより高めることができる
以上のように、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、入力部(通信部)13が入力した不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部16を備えている。
また、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、入力部(通信部)13が入力した不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出部16を備えている。
さらに、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、購入候補となる不動産の情報として購入検討者端末30に表示させる出力制御部19を備えている。
これにより、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10によれば、購入可能な土地及び建物の情報を提供でき、土地に建物を建てたときの完成イメージを直観的に分かりやすく提示することができる。
また、不動産購入検討者は、土地と建物を組み合わせた状態で、土地及び建物の購入を検討することができる。
第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10において、出力制御部19が購入検討者端末30に表示させる画像は3D画像である。
これにより、不動産購入検討者は、土地と建物を組み合わせた状態をより直観的に把握することができる。
また、第1の実施形態に係る出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を購入検討者端末30にVR表示させるように構成されている。
これにより、不動産購入検討者は、購入検討対象の土地及び建物について、より臨場感の高い情報を得ることができる。
第1の実施形態に係る出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地であって購入検討者端末30に表示される現実の土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を購入検討者端末30に表示させるように構成されている。
これにより、不動産購入検討者は、実際の土地がある場所において、その土地に建物を建てたイメージをより直観的にリアルに把握することができる。
第1の実施形態において、不動産検索用情報は、土地に関する検索条件、建物に関する検索条件、環境に関する情報、不動産購入検討者に関する情報、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報、家族構成に関する情報、家族に関する情報のうちの少なくとも1つを含む。
これにより、不動産購入検討者の希望、好み、属性等に沿った購入候補の土地又は建物の情報を提供することができる。
また、第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、土地又は建物に関するデータシートから、不動産の情報を登録するための登録用端末40が認識した土地情報又は建物情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報又は購入候補となり得る複数の建物の建物情報に追加して登録する登録処理部18を備えている。
これにより、不動産事業者等が、販売したい土地又は建物を不動産購入検討者の購入候補となり得る土地又は建物として登録することができる。よって、不動産事業者等は、不動産の販売力を強化することができる。また、簡易且つ短時間で登録処理を実行することができる。
また、第1の実施形態に係る抽出部16は、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成されてもよい。また、第1の実施形態に係る抽出部16は、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出するように構成されてもよい。
これにより、より精度の高い抽出結果を得ることができる。
第1の実施形態に係る抽出部16は、抽出した購入候補となる土地の土地情報によって特定される土地のうち、不動産購入検討者の入力に応じて選択された土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成されている。また、第1の実施形態に係る抽出部16は、抽出した購入候補となる建物の建物情報によって特定される建物のうち、不動産購入検討者の入力に応じて選択された建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出するように構成されている。したがって、不動産購入検討者の意図をより反映させた土地又は建物の選択ができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る不動産情報出力装置を備える不動産情報出力システムの構成は、図1に示す第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10を備える不動産情報出力システム1の構成と同様である。したがって、第1の実施形態と同様の構成要素及び符号を用いて説明する。ここでは、主として、前述した第1の実施形態と異なる点について説明する。
第2の実施形態では、購入検討者端末30の位置情報に基づいて、購入候補となる土地を抽出し、AR表示を行うことを想定している。
以下に、図6に示すフローチャートを参照して、第2の実施形態における不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10の動作を説明する。なお、第2の実施形態に係る処理は、図6に示すフローチャートのステップS21から開始する。まず、購入検討者端末30において、不動産購入検討者の操作により、本システム、装置等を利用するアプリケーションソフトが起動すると、購入検討者端末30の位置検出部37が検出した購入検討者端末30の現在位置情報を通信部33が管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部(入力部)13は購入検討者端末30の現在位置情報を受信してメイン制御部15に入力する(ステップS21)。メイン制御部15に購入検討者端末30の現在位置情報が入力されると、抽出部16が購入候補となり得る複数の土地の土地情報を記憶部12から読み出し、現在位置情報によって特定される位置から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する。
出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地の土地情報を通信部13を介して購入検討者端末30に出力する。購入検討者端末30の通信部33は管理サーバ10からの土地情報を受信し、購入検討者端末30の表示部36は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される1以上の土地の一覧を表示する。このとき、購入検討者端末30の現在位置から各土地までの距離、又は購入検討者端末30の現在位置と各土地の位置を示す地図についても表示部36が表示するように構成してもよい。
次いで、不動産購入検討者による操作部38の操作に応じて、特定の土地が選択されると、購入検討者端末制御部31がその選択の入力を受け付け、通信部33がその選択結果を管理サーバ10に送信する。管理サーバ10の通信部13は購入検討者端末30からの選択結果を受信し、通信部13は受信した選択結果をメイン制御部15に入力する。メイン制御部15は、入力された選択結果に対応する土地の位置情報を記憶部12から読み出す。位置案内部17は、メイン制御部15が読み出した土地の位置情報と、購入検討者端末30の現在位置情報とを用いて、購入検討者が当該土地に近づくように案内する位置案内指示を生成する。通信部13は、位置案内部17が生成した位置案内指示を購入検討者端末30に送信する(ステップS22)。
ステップ22における位置案内指示の生成及び購入検討者端末30への出力等に関しては、第1の実施形態において前述したものと同様であるので説明を省略する。不動産購入検討者は、位置案内指示に従って、選択した土地に移動し購入検討者端末30を適正な位置に配置する。購入検討者端末制御部31は、撮像部35のカメラを介して取得した現実の目の前の土地の画像を表示部36に表示させる。
抽出部16は、購入検討者端末30に表示されている土地に建てることができる建物の建物情報を、記憶部12に記憶された購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する。通信部13は、抽出部16が抽出した1以上の建物情報を購入検討者端末30に送信し、購入検討者端末30の表示部36は、当該土地に建てることができる建物の一覧を建物候補一覧として表示する(ステップS23)。
ステップS24~ステップS27の処理は、第1の実施形態において前述した処理と同様であるので省略する。ステップS24~ステップS27について前述したように、不動産購入検討者に選択された建物の3D画像が購入検討者端末30に送信され、購入検討者端末30の通信部33が3D画像情報を受信すると、表示部36が、購入検討者端末30に表示される現実の土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を表示画面39に表示させる。
すなわち、出力制御部19は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地であって購入検討者端末30に表示される現実の土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を購入検討者端末30に表示させる。
なお、上記の例において、所定の範囲とは、例えば、購入検討者端末30の現在位置から徒歩15分圏内、現在位置から自動車で1時間以内等、どのような大きさの範囲であってもよく、不動産購入検討者が所望の範囲に設定できるように構成されていてもよい。
また、抽出部16が所定の範囲内で、購入検討者端末30の現在位置から最も近い位置にある土地の土地情報を抽出し、抽出部16が抽出した土地情報に基づいて、出力制御部19が購入検討者端末30の現在位置から最も近い位置にある土地の土地情報を購入検討者端末30に表示するように構成してもよい。
なお、上記の例において、抽出部16が、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成してもよい。
また、上記の例において、管理サーバ10のメイン制御部15が通信部13を介して購入検討者端末30の表示部36に、建物に関する不動産検索用情報の入力項目を表示させ、購入検討者端末30において不動産購入検討者に不動産検索用情報を入力させるように構成してもよい。この場合、管理サーバ10の通信部(入力部)13は購入検討者端末30から不動産購入検討者が入力した不動産検索用情報を受信してメイン制御部15に入力する。抽出部16は、入力された不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、上記土地に建てられる建物であって、且つ、入力された不動産検索用情報に適合する建物情報を抽出する。通信部13は、抽出部16が抽出した建物情報を購入検討者端末30に送信し、送信された建物情報に基づいて、上記土地に建てられる建物であって、且つ、入力された不動産検索用情報に適合する建物の一覧を購入検討者端末30の表示部36が表示する。
以上のように、第2の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、入力部(通信部)13が入力した購入検討者端末30の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、購入検討者端末30から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部16を備えている。
したがって、不動産購入検討者は、現在位置から所定の範囲内にある購入可能な土地の情報を得ることができる。
第2の実施形態に係る不動産情報出力装置10は、抽出部16が抽出した土地情報によって特定される土地であって購入検討者端末30に表示される現実の土地に、抽出部16が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を購入検討者端末30に表示させる出力制御部19を備えている。
これにより、不動産購入検討者は、実際の土地がある場所において、その土地に建物を建てたイメージをより直観的にリアルに把握することができる。
また、前述のように、第2の実施形態に係る不動産情報出力装置10において、抽出部16が、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出するように構成してもよい。
これにより、より精度の高い抽出結果を得ることができる。
[第3の実施形態]
図11は、第3の実施形態に係る不動産情報出力装置を備える不動産情報出力システムを示す機能ブロック図である。
この不動産情報出力システムの構成は、図1に示す第1の実施形態に係る不動産情報出力装置10を備える不動産情報出力システム1の構成とほぼ同様である。したがって、ここでは、主として、前述した第1及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
制御部11は、表示制御部14をさらに備えている。
なお、抽出部16は、抽出した土地情報及び建物情報に対して、学習結果データベース73を用いて表示順を決定する。表示順とは、購入検討者端末30の表示部36に表示する順番のことをいう。また、抽出部16は、学習済みモデル72を用いて建物等の平面配置パターンを決定する。
図12は、表示順の決定のためのスコアリングを示す説明図である。
図12(a)は、スコアリングの基準を示すスコアリングテーブル100である。このスコアリングテーブル100は、学習結果データベース73に含まれるものである。すなわち、スコアリングテーブル100は、購入検討者端末30が出力する不動産検索用情報等に基づいて、土地・建物マッチング学習部26によって適宜学習され更新されるものである。
図12(a)において、符号101は建物識別情報を示しており、符号102は評価項目を示している。また、符号103は重み付け点数を示し、符号104は評価指示を示している。
建物識別情報101は、各建物を識別するための識別コードである。記憶部12に記憶され登録されている建物が対象とされている。
評価項目102は、建物を評価するために事前に決められた項目であり、ここでは、例えば、「場所」、「家族構成」、「趣味」の項目が挙げられている。例えば、「場所」には、各エリアが複数登録され、「家族構成」には、単身、夫婦2人、夫婦と子ども又はペットの数などが複数登録され、「趣味」には、スポーツ、カルチャー又はレジャーなどが複数登録されている。ここでは、説明の便宜のため、「場所」、「家族構成」、「趣味」をそれぞれ一つずつ示している。
重み付け点数103は、評価項目102ごとの重み付けを調整するためのものであり、ここでは、例えば、1~3段階に設定されている。
評価指示104は、不動産購入検討者による操作を介して購入検討者端末30が入力する評価項目と一致する場合に、点数を付与するためのオンオフのフラグである。すなわち、評価指示104は、購入検討者端末30が出力する不動産検索用情報に基づいて評価項目101ごとにオンかオフかを判定するためのものである。なお、図12(a)においては、「Y」の表記がオンの状態を示し、表記されていない箇所はオフの状態を示している。
図12(b)は、スコアリングの結果を示す説明図である。図12(b)において、符号201は建物識別情報を示しており、符号202は評価項目を示している。また、符号203は評価点数を示しており、符号204は合計点数を示している。
建物識別情報201は、抽出部16が抽出した建物情報の建物を識別するための識別コードである。
評価項目202は、前記の評価項目102と同様である。
評価点数203は、評価項目202ごとの評価の結果を点数で示すものである。すなわち、評価点数203は、購入検討者端末30が出力する不動産検索用情報に基づいて、評価項目101ごとに重み付け点数102が掛け合わされることによって算出される。つまり、抽出部16が、ステップS6において購入検討者が入力する項目にマッチする場合に評価項目101ごとに1点を加算し、これに重み付け点数103を乗算することによって、評価点数203を算出する。
合計点数204は、評価点数203が足し合わされたものである。
なお、図12においては、建物のスコアリングを示しているが、土地のスコアリングも同様になされるようになっている。
表示制御部14は、抽出部16が抽出した土地情報及び建物情報を、抽出部16が決定した表示順にしたがって、購入検討者端末30の表示部36に表示させる。
登録処理部18は、登録用端末40から出力される土地情報又は建物情報を入力すると、その都度、適合する土地情報及び建物情報を記憶部12から抽出し、土地の敷地内に建てることができる建物の建物配置のパターンを1又は複数生成して記憶部12に事前に記憶する。
図13は、所定の土地に対する建物等の建物配置のパターンの一覧を示す説明図である。
図13において、符号301は土地識別情報を示しており、符号302は建物識別情報を示している。また、符号303は付帯情報を示しており、符号304は建物配置パターンを示している。
土地識別情報301は、各土地を識別するためのものであり、例えば、土地IDなどが利用される。
建物識別情報302は、建物を識別するためのものであり、例えば、建物IDなどが利用される。
付帯情報303は、土地の敷地内に設けられるものであり、建物とは別に配置される付帯設備である。ここでは、例えば、駐車場の設置台数としている。
建物配置パターン304は、土地の敷地内に建てることができる建物及び付帯設備の配置のパターンであり、土地の敷地内における建物及び付帯設備の座標情報を含むものである。ここでは、簡易的に01、02などの数字で示している。
次いで、不動産情報出力システム1の処理について説明する。
なお、ここでも、主として、前述した第1及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
<土地・建物登録処理について>
まずは、土地情報及び建物情報を登録する不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10の処理について説明する。
本実施形態における登録の処理は、図9に示すフローチャートとほぼ同様の処理であり、ステップS54の登録処理をさらに具体的にしたものである。そのため、ここでは、ステップS54の登録処理について説明し、他のステップについてはその説明を省略する。
図14は、図9におけるステップS54の登録処理を具体的に示すフローチャートである。
登録処理部18は、登録用データを入力すると、当該登録用データの土地の図形と、記憶部12に記憶されている建物情報の建物の図形とをマス目状に分割する(ステップS541)。
このとき、登録処理部18は、図15(a)に示すように、土地と建物の方位をそれぞれ一致させた状態で、土地の図形を10cm×10cmのマス目状に分割し、建物の平面図形を同様のマス目状に分割する。
そして、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を平面配置できるか否かを判定する(ステップS542)。このとき、登録処理部18は、図15(b)に示すように、各方位を合わせつつ土地のマス目と建物のマス目を重ね合わせ、すなわち各方位と各マス目を一致させた状態で、建物の輪郭線Bが土地の輪郭線Lを越えているか否かによって、土地の敷地内に建物を平面配置できるか否かを判定する。
そして、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を平面配置できると判定すると(ステップS542:Yes)、建物の立体図形をキューブ状に分割する(ステップS544)。このとき、登録処理部18は、図15(c)に示すように、各方位をそれぞれ一致させた状態で、建物の立体図形を10cm×10cm×10cmのキューブ状に分割する。
さらに、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を立体配置できるか否かを判定する(ステップS545)。このとき、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を配置した状態で、建物の高さが北側斜線Sを越えているか否かによって、土地の敷地内に建物を立体配置できるか否かを判定する。
そして、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を立体配置できると判定すると(ステップS545:Yes)、同一の土地の敷地内に建物を他の位置において平面配置できるか否かを判定する(ステップS546)。このとき、登録処理部18は、同じ土地の敷地内の他の位置に同じ建物を建てることができるか否かをステップS542と同様にして判定する。
そして、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を他の位置において平面配置できると判定すると(ステップS546:Yes)、ステップS545に戻って処理を繰り返す。
一方、登録処理部18は、土地の敷地内に建物を他の位置において平面配置できないと判定すると(ステップS546:No)、平面配置パターンを生成する(ステップS547)。このとき、登録処理部18は、図15(d)に示すように、土地の敷地内に配置可能な建物及び駐車場Pの平面配置パターンを生成する。すなわち、登録処理部18は、図13に示すように、例えば、土地L1の土地識別情報301と、土地L1に配置可能な建物B1の建物識別情報302と、土地L1に配置可能な駐車場の設置台数を示す付帯情報303と、それらの座標情報を含む配置パターン304とを生成する。つまり、登録処理部18は、土地L1、建物B1及び駐車場をそれぞれ紐付けて、それぞれ配置可能な配置のパターンを1又は複数生成する。
そして、登録処理部18は、1又は複数の配置のパターンを記憶部12に記憶し(ステップS548)、処理を終了する。
また、登録処理部18は、ステップS542において、土地の敷地内に建物を平面配置できないと判定し(ステップS542:No)、又は、ステップS545において、土地の敷地内に建物を立体配置できないと判定すると(ステップS545:No)、他の土地の候補があるか否かを判定する(ステップS543)。そして、登録処理部18は、他の土地の候補があると判定すると(ステップS543:Yes)、ステップS541に戻って処理を繰り返す。一方、登録処理部18は、他の土地の候補がないと判定すると(ステップS543:No)、処理を終了する。
<購入検討者端末を利用した処理>
次いで、不動産購入検討者が、所望の土地及び建物を検索する場合における不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10等の動作について説明する。
図16は、本実施形態における不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10等の動作を示すフローチャートである。
なお、図16に示す処理は、図3に示す処理とほぼ同様の処理であるため、ここでは、図3に示す処理とは異なる処理について主として説明し、他の処理についてはその説明を省略する。
抽出部16は、購入候補となる土地情報及び建物情報を抽出すると(ステップS8)、これら土地情報及び建物情報の表示順を、学習結果データベース73に含まれるスコアリングテーブル100を利用して決定する(ステップS81)。すなわち、抽出部16は、抽出した建物情報に対して、不動産検索用情報から図12(a)に示す評価項目102が含まれるか否かを判定する。そして、抽出部16は、含まれると判定すると、当該評価項目102に1点を加算し、重み付け点数103を乗算して評価点数203を算出する。さらに、抽出部16は、それぞれの評価点数203をすべて加算して合計点数204を算出する。例えば、抽出部16は、建物識別情報201のB1の建物に対して、不動産検索用情報に評価項目102の「場所」、「趣味」が含まれると判定すると、それぞれに重み付け点数103を乗じて、評価点数203を「場所」1点、「趣味」3点とし、合計点数204を4点と算出する。
同様にして、抽出部16は、他の建物識別情報に対しても合計点数204を算出する。
さらに、抽出部16は、抽出した土地情報の土地に対しても、同様にして合計点数を算出する。そして、抽出部16は、建物の合計点数204と、土地の合計点数とを加算して、総合計点数を算出する。これら総合計点数の高い順が、購入検討者端末30の表示部36に上から表示される順番となる。すなわち、抽出部16は、学習結果データベース73を利用して、不動産購入検討者のご要望にマッチする度合いの高い順に表示順を決定する。
さらに、抽出部16は、抽出した土地情報及び建物情報の土地と建物の配置を、学習済みモデル72を利用して決定する(ステップS82)。すなわち、抽出部16は、図13に示す建物配置のパターンから、学習済みモデル72を利用して、不動産購入検討者の要望にマッチした最適な建物等の平面配置パターンを選択する。例えば、不動産検索用情報に趣味としてドライブが入力されていると、抽出部16は、学習済みモデル72を利用して、駐車場が複数設けられる平面配置パターンを優先的に抽出する。また、不動産検索用情報に趣味としてバーベキューが入力されていると、抽出部16は、学習済みモデル72を利用して、なるべく庭を広くした平面配置パターンを優先的に抽出する。すなわち、抽出部16は、学習済みモデル72を利用して、不動産購入検討者のご要望にマッチした最適な平面配置パターンを抽出する。
さらに、表示制御部14は、抽出部16が抽出した平面配置パターンを含む土地及び建物の一覧を、抽出部16が決定した表示順にしたがって、メイン制御部15及び通信部13を介して、購入検討者端末30の表示部36に表示させる。つまり、表示部36は、抽出部16が抽出した平面配置パターンを含む土地及び建物の一覧を、抽出部16が決定した表示順にしたがって上から順に表示する(ステップS9)。
以上より、本実施形態における不動産情報出力システム1及び不動産情報出力装置10によれば、抽出部16が、抽出した土地情報及び建物情報に対して、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて表示順を決定し、表示制御部14が、それら土地情報及び建物情報を表示順にしたがって購入検討者端末30に表示させることから、不動産購入検討者の希望、好み、属性等に沿った購入候補の土地又は建物の情報を効果的に提供することができる。
また、抽出部16が、抽出した土地情報によって特定される土地の敷地内に建てることができる建物の配置を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて決定し、表示制御部14が、それら建物の配置に基づいて、土地情報及び建物情報を購入検討者端末30に表示させることから、不動産購入検討者の希望、好み、属性等に沿った購入候補の土地又は建物の情報を効果的に提供することができる。
また、登録処理部18が、土地と建物をマス目状に分割して平面配置可能の判定をしていることから、土地と建物の適合判定を適切に行うことができる。
また、登録処理部18が、建物をブロック状に分割して立体配置可能の判定をしていることから、土地と建物の適合判定を適切に行うことができる。
また、登録処理部18が、事前に土地と建物を適合判定して記憶部12に記憶していることから、迅速かつ適切に土地又は建物の情報を購入検討者端末30の表示部36に表示させることができる。
なお、本実施形態は、前記第1の実施形態に基づいて説明しているが、前記第2の実施形態にも適用することが可能である。例えば、図6に示すステップS23において、抽出部16は、抽出した建物情報に対して、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、表示順又は平面配置パターンの少なくともいずれか一方を決定し、表示制御部14が、その表示順にしたがって、平面配置パターンを含む建物候補一覧を購入検討者端末30の表示部36に表示させてもよい。
また、評価項目102,202を「場所」、「家族構成」及び「趣味」としているが、これに限ることはなく、不動産購入検討者の希望等にマッチする項目に適宜変更することができる。
また、重み付け点数103を1~3の3段階としているが、これに限ることはなく、段階や点数などは適宜変更可能である。
また、抽出部16が、土地情報及び建物情報の表示順として、スコアリングテーブル100を用いて決定しているが、これに限ることはなく、決定方法は適宜変更可能である。例えば、抽出部16が、学習結果データベース73の他のデータベースを利用して表示順を決定してもよいし、学習済みモデル72を利用して表示順を決定してもよい。または、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いたり併用したりしてもよい。
また、抽出部16が土地情報及び建物情報の表示順を、学習結果を用いて決定しているが、この機能はなくてもよい。
また、抽出部16が、建物等の平面配置パターンを、学習済みモデル72を用いて決定しているが、これに限ることはなく、決定方法は適宜変更可能である。例えば、抽出部16が、学習結果データベース73を利用して表示順を決定してもよい。または、リレーショナルデータベース等の学習済みモデル72以外の技術を用いたり併用したりしてもよい。
また、抽出部16が建物等の平面配置パターンを、学習結果を用いて決定しているが、この機能はなくてもよい。
また、付帯情報303として、駐車場を挙げているが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、駐車場、駐輪場、庭、通路、物置、小屋、池、砂場、椅子又はテーブルなどであってもよい。
また、登録処理部18が、土地情報に基づいて建物情報を登録しているが、これに限ることはなく、建物情報に基づいて土地情報を登録してもよい。
また、ステップS541,544において、登録処理部18が分割するマス目状のサイズ及びキューブ状のサイズを10cmとしているが、これに限ることはなく、そのサイズは適宜変更可能である。例えば、数十メートル、数メートル、数十センチ、数センチ等でもよく、さらには10cm~1mに設定してもよい。
また、ステップS545において、登録処理部18は、北側斜線Sを基準にしているが、これに限ることはなく、判定基準としては適宜変更可能である。例えば、北側斜線制限、容積率・建ぺい率、道路・建物間空地面積(駐車スペースなど)、防火関係法令、断熱等級関連、セットバック、高低差表示、実質有効配置面積、積雪荷重、方位接道状況、敷地に対する施工可能エリア等の土地情報又は建物情報を用いてもよい。
また、登録処理部18が土地及び建物をメッシュ状に分割して平面配置の可否を判定しているが、これに限ることはなく、他のやり方で判定してもよい。
また、登録処理部18が建物をキューブ状に分割して立体配置の可否を判定しているが、これに限ることはなく、他のやり方で判定してもよい。
また、登録処理部18が、事前に土地と建物を適合判定して記憶部12に記憶しているが、これに限ることはなく、適合判定のタイミングは適宜変更可能である。例えば、抽出部16が、購入検討者端末30から出力される不動産検索用情報を入力してから、その都度土地と建物の適合判定をしてもよい。
また、本実施形態において、他の実施形態又は他の変形例を組み合わせることができることは言うまでもない。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、各種の変形及び変更が可能である。
例えば、前述の第1の実施形態及び第2の実施形態において、AR表示処理を行った後に、建物内部のVR表示の処理を実行するように構成してもよい。この場合、図6のフローチャートを参照して説明したステップS27のAR表示処理の後に、不動産購入検討者の操作に応じて、建物内部のVR表示の実行指示の入力を購入検討者端末制御部31が受け付け、通信部33を介して管理サーバ10に送信するように構成してもよい。例えば、購入検討者端末30の表示画面39にAR表示された画像において、建物の画像を不動産購入検討者がタッチすると、そのタッチによる入力操作を建物内部VR表示の実行指示の入力として購入検討者端末制御部31が受け付け、通信部33を介して管理サーバ10に送信してもよい。管理サーバ10の通信部13は建物内部VR表示の実行指示を受信してメイン制御部15に入力し、出力制御部19が、建物の内部空間の3D画像を通信部13を介して購入検討者端末30に出力し、購入検討者端末制御部31は、建物の内部空間の3D画像を表示画面39にVR表示させるように構成してもよい。なお、これらの処理において、前述したものと同様の処理については説明を省略する。
また、前述の第1の実施形態及び第2の実施形態において、AR表示処理後に建物内部のVR表示の処理を実行する場合、第1の実施形態においてステップS14及びステップS15に関して説明した間取りに関する情報表示と同様に、建物内部の間取り図等の間取り情報を購入検討者端末30の表示画面39に表示させて、前述した処理と同様に、不動産購入検討者の所望の位置における建物の内部空間のVR表示を実行するように構成してもよい。間取り図の所望の位置における建物の内部空間のVR表示処理については、第1の実施形態において前述した方法と同様であるため、説明を省略する。
なお、第2の実施形態におけるAR表示処理後の建物内部のVR表示の処理において、間取りデータパス、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要な各種情報をメイン制御部15が記憶部12から読み出し、出力制御部19が、メイン制御部15が記憶部12から読み出した間取りデータパス、間取りを含む建物の内部空間の3D画像を構成するために必要な各種情報を通信部13を介して購入検討者端末30に出力し、購入検討者端末30の表示部36が建物の内部空間の画像をVR表示するように構成してもよい。なお、これらの処理において、前述したものと同様の処理については説明を省略する。
記述の実施形態において、購入検討者端末30に土地と建物の画像を表示させる際に、表示されている土地及び建物の販売価格の総額を上記画像と共に表示させるように構成してもよい。
また、記述の実施形態において、購入検討者端末30に表示された建物の画像における建物のテクスチャの種類を、不動産購入検討者の購入検討者端末30への入力に応じて、変更できるように構成してもよい。この場合、メイン制御部15が記憶部12から不動産購入検討者が選択したテクスチャに関する情報を読み出し、出力制御部19が読み出されたテクスチャに関する情報を通信部13を介して、購入検討者端末30に出力し、出力されたテクスチャに関する情報に基づいて、購入検討者端末30の表示部36が建物のテクスチャの種類を変更して表示するように構成してもよい。
記述の実施形態において、抽出部16が抽出した土地の土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を抽出部16が抽出する場合、又は、抽出部16が抽出した建物の建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を抽出部16が抽出する場合、例えば、北側斜線制限、容積率・建ぺい率、道路・建物間空地面積(駐車スペースなど)、防火関係法令、断熱等級関連、セットバック、高低差表示、実質有効配置面積、積雪荷重、方位接道状況、敷地に対する施工可能エリア等の土地情報又は建物情報を用いてもよい。もちろん、記述の第3の実施形態において、登録処理部18が、土地情報及び建物情報を登録する場合に、建物配置のパターンを生成するときにも、それら土地情報又は建物情報を用いてもよい。例えば、登録処理部18は、ステップS542又はS545において、土地情報又は建物情報を用いて判定してもよい。
また、記述の実施形態において、抽出部16が抽出した土地の土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を抽出部16が抽出する場合、又は、抽出部16が抽出した建物の建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を抽出部16が抽出する場合、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、各抽出処理を抽出部16が実行してもよい。
この場合、例えば、上記に例示した北側斜線制限、容積率・建ぺい率、道路・建物間空地面積(駐車スペースなど)、防火関係法令、断熱等級関連、セットバック、高低差表示、実質有効配置面積、積雪荷重、方位接道状況、敷地に対する施工可能エリア等の情報を学習させた学習済みモデル72を用いてもよい。
記述の実施形態において、AR表示に関し、購入検討者端末30を適正位置に導くための位置案内部17による位置案内指示の生成等の処理についても、所定の情報を学習させた学習済みモデル72の学習結果を用いてもよい。
また、記述の実施形態において、土地情報は、土地に関する情報であればどのような情報であってもよく、上記に例示した以外にも、例えば、土地面積(地積測量図等)、防火関係、建ぺい率、容積率、土地形状、北側斜線制限、道路斜線制限、接道方位、セットバック、前面道路幅、接道間口、道路高低差無し面積、特記事項(各種規制・制限)、崖地条例等要件、権利関係特殊事項、エリア特性・属性、近隣施設、ハザードマップ要注意点、防犯上要注意立地、学校区等の情報であってもよい。また、建物情報は、建物に関する情報であればどのような情報であってもよく、上記に例示した以外にも、例えば、趣味(建物コンセプト)、インテリア、適応ライフスタイル、設備、仕様、部屋数、推奨配置方位、玄関方位、想定エクステリアゾーニング、各種寸法情報、開口部、適当タグ、エクステリア要素等の情報であってもよい。
また、これらの土地情報及び建物情報を学習用データに用いてもよい。
また、記述の実施形態において、不動産検索用情報は、どのような情報であってもよく、例えば、総予算(範囲・内訳)、家族構成(年齢・性別等)、趣味、人生観、生活観、自覚する性格、現場のライフスタイル、理想的なライフスタイル、生活上改善したいこと、教育方針など(子育て家族)、好みのカーブランド・カテゴリ、好みのインテリアブランド、希望部屋数、必須希望設備、必須仕様、優先エリア、住みたい環境、沿線・駅・学校区、○○から近い、エクステリアに求める要素等の情報であってもよい。また、これらの情報を土地情報及び/又は建物情報と関連付けて学習用データに用いてもよい。
購入検討者端末30及び登録用端末40は、各端末にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェア(例えば、スマートフォンのアプリ)を介して、管理サーバ10との各種データの送受信を実行してもよい。また、各端末との通信に必要な各種情報等を予め、管理サーバ10に記憶しておいてもよい。
管理サーバ10及び学習用サーバ20を構成する前述の各機能部は、単体のコンピュータに備えられていてもよいし、通信ネットワークを介して通信可能な複数のコンピュータに分散して備えられていてもよい。購入検討者端末30及び登録用端末40についても同様である。
また、複数処理を複数のコンピュータで分散して処理してもよいし、複数の仮想マシンを実装して複数の処理を実行してもよい。
記述の実施形態における各処理について、端末側で実行する態様を説明した処理をサーバ側で実行してもよいし、サーバ側で実行する態様を説明した処理を端末側で実行してもよい。
例えば、管理サーバ10(不動産情報出力装置10)又は学習用サーバ20(学習用装置)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、DVD等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
既述の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力部と、
前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
を備える不動産情報出力装置。
(付記2)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力部と、
前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
を備える不動産情報出力装置。
(付記3)
前記出力制御部は、前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を前記購入検討者端末にVR表示させる付記1又は付記2記載の不動産情報出力装置。
(付記4)
前記出力制御部は、前記抽出部が抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出部が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる付記1~付記3のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記5)
前記画像は3D画像である付記1~付記4のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記6)
前記不動産検索用情報は、土地に関する検索条件、建物に関する検索条件、環境に関する情報、不動産購入検討者に関する情報、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報、家族構成に関する情報、家族に関する情報のうちの少なくとも1つを含む付記1~付記5のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記7)
土地又は建物に関するデータシートから、不動産の情報を登録するための登録用端末が認識した土地情報又は建物情報を、前記購入候補となり得る複数の土地の土地情報又は前記購入候補となり得る複数の建物の建物情報に追加して登録する登録処理部をさらに備える付記1~付記6のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記8)
前記抽出部は、前記抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する付記1又は付記1に従属する付記3~付記7のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記9)
前記抽出部は、前記抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する付記2又は付記2に従属する付記3~付記7のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記10)
前記抽出部は、前記抽出した購入候補となる土地の土地情報によって特定される土地のうち、前記不動産購入検討者の入力に応じて選択された土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する付記1又は付記1に従属する付記3~付記7のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記11)
前記抽出部は、前記抽出した購入候補となる建物の建物情報によって特定される建物のうち、前記不動産購入検討者の入力に応じて選択された建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する付記2又は付記2に従属する付記3~付記7のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記12)
前記抽出部が抽出した土地情報及び建物情報を前記購入検討者端末に表示させる表示制御部を備え、
前記抽出部は、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報に対して、前記購入検討者端末に表示させる表示順を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて決定し、
前記表示制御部は、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報を前記表示順にしたがって前記購入検討者端末に表示させることを特徴とする付記1~付記11のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記13)
前記抽出部が抽出した土地情報及び建物情報を前記購入検討者端末に表示させる表示制御部を備え、
前記抽出部は、前記抽出した土地情報によって特定される土地の敷地内に建てることができる建物の配置を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて決定し、
前記出力制御部は、前記抽出部が決定した建物の配置に基づいて、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報を前記購入検討者端末に表示させることを特徴とする付記1~付記12のいずれか1つに記載の不動産情報出力装置。
(付記14)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
前記購入検討者端末から出力された前記購入検討者端末の位置情報を入力する入力部と、
前記入力部が入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出部が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
を備える不動産情報出力装置。
(付記15)
前記抽出部は、前記抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する付記14記載の不動産情報出力装置。
(付記16)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
を含む不動産情報出力方法。
(付記17)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
を含む不動産情報出力方法。
(付記18)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
前記購入検討者端末から出力された前記購入検討者端末の位置情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
を含む不動産情報出力方法。
(付記19)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
(付記20)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
前記購入検討者端末から出力された不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
(付記21)
不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
前記購入検討者端末から出力された前記購入検討者端末の位置情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにおいて入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
1 不動産情報出力システム
10 不動産情報出力装置(管理サーバ)
13 入力部(通信部)
16 抽出部
19 出力制御部
20 学習用装置(学習用サーバ)
30 購入検討者端末
40 登録用端末

Claims (20)

  1. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力部と、
    前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
    を備える不動産情報出力装置。
  2. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力部と、
    前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
    を備える不動産情報出力装置。
  3. 前記出力制御部は、前記抽出部が抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出部が抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を前記購入検討者端末にVR表示させる請求項1又は請求項2に記載の不動産情報出力装置。
  4. 前記出力制御部は、前記抽出部が抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出部が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているように見える画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる請求項1~請求項3のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  5. 前記画像は3D画像である請求項1~請求項4のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  6. 土地又は建物に関するデータシートの画像から、不動産の情報を登録するための登録用端末が認識した土地情報又は建物情報を、前記購入候補となり得る複数の土地の土地情報又は前記購入候補となり得る複数の建物の建物情報に追加して登録する登録処理部をさらに備え、
    前記登録処理部は、前記登録用端末が認識した土地情報における土地の平面図形と登録された前記建物の平面図形をマス目状に分割し、又は前記登録用端末が認識した建物情報における建物の平面図形と登録された前記土地の平面図形をマス目状に分割し、前記土地の敷地内に前記建物が平面配置できると判定すると、前記建物の立体図形をキューブ状に分割して前記土地の敷地内に前記建物が立体配置できるか判定し前記立体配置できると判定すると、前記土地情報又は前記建物情報を登録する請求項1~請求項5のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  7. 前記抽出部は、前記抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する請求項1又は請求項1に従属する請求項3~請求項6のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  8. 前記抽出部は、前記抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する請求項2又は請求項2に従属する請求項3~請求項6のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  9. 前記抽出部は、前記抽出した購入候補となる土地の土地情報によって特定される土地のうち、前記不動産購入検討者の入力に応じて選択された土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する請求項1又は請求項1に従属する請求項3~請求項6のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  10. 前記抽出部は、前記抽出した購入候補となる建物の建物情報によって特定される建物のうち、前記不動産購入検討者の入力に応じて選択された建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する請求項2又は請求項2に従属する請求項3~請求項6のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  11. 前記抽出部が抽出した土地情報及び建物情報を前記購入検討者端末に表示させる表示制御部を備え、
    前記抽出部は、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報に対して、前記購入検討者端末に表示させる表示順を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて前記不動産検索用情報に含まれる評価項目を利用して決定し、
    前記表示制御部は、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報を前記表示順にしたがって前記購入検討者端末に表示させることを特徴とする請求項1~請求項10のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  12. 前記抽出部が抽出した土地情報及び建物情報を前記購入検討者端末に表示させる表示制御部を備え、
    前記抽出部は、前記抽出した土地情報によって特定される土地の敷地内に建てることができる建物の配置を、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて前記不動産検索用情報に含まれる評価項目を利用して決定し、
    前記出力制御部は、前記抽出部が決定した建物の配置に基づいて、前記抽出した土地情報及び前記抽出した建物情報を前記購入検討者端末に表示させることを特徴とする請求項1~請求項11のいずれか1項記載の不動産情報出力装置。
  13. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置であって、
    前記購入検討者端末からGPSによって取得された前記購入検討者端末の位置情報と、前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報とを入力する入力部と、
    前記入力部が入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、前記入力部が入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出部が抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御部と
    を備える不動産情報出力装置。
  14. 前記購入検討者端末に位置案内を指示する位置案内部を備え、
    前記位置案内部は、前記購入検討者端末を適正位置に移動する指示である第一の位置案内指示を出力し、前記購入検討者端末が適正位置に移動すると、前記購入検討者端末の高さおよび角度を指示する第二の位置案内指示を前記購入検討者端末に出力する請求項13に記載の不動産情報出力装置。
  15. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    を含む不動産情報出力方法。
  16. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    を含む不動産情報出力方法。
  17. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置における不動産情報出力方法であって、
    前記購入検討者端末からGPSによって取得された前記購入検討者端末の位置情報と、前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報とを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    を含む不動産情報出力方法。
  18. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から購入候補となる土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
  19. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
    前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から購入候補となる建物の建物情報を抽出し、抽出した建物情報によって特定される建物を建てることができる土地の土地情報を、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した前記土地情報によって特定される土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した前記建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を、前記購入候補となる不動産の情報として前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
  20. 不動産購入検討者が利用する購入検討者端末に接続されて前記購入検討者端末からの要求に応じて前記購入検討者端末に購入候補となる不動産の情報を表示させる不動産情報出力装置の不動産情報出力プログラムであって、
    前記購入検討者端末からGPSによって取得された前記購入検討者端末の位置情報と、前記購入検討者端末が出力した不動産検索用情報であって、ライフスタイルに関する情報、個人の趣味に関する情報、個人の嗜好に関する情報、個人の価値観に関する情報、個人の人生観に関する情報、個人の性格に関する情報のうちの少なくとも1つを含む不動産検索用情報とを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力した前記購入検討者端末の位置情報を用いて、購入候補となり得る複数の土地の土地情報から、前記購入検討者端末から所定の範囲内に位置する土地の土地情報を抽出し、抽出した土地情報によって特定される土地に建てることができる建物の建物情報を、前記入力ステップにおいて入力した前記不動産検索用情報に基づいて、不動産に関する情報を学習した学習結果を用いて、購入候補となり得る複数の建物の建物情報から抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した土地情報によって特定される土地であって前記購入検討者端末に表示される現実の土地に、前記抽出ステップにおいて抽出した建物情報によって特定される建物が建っているようにみえる画像を合成した拡張現実空間を前記購入検討者端末に表示させる出力制御ステップと
    をコンピュータに実行させる不動産情報出力プログラム。
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