JP2003085402A - 不動産取引支援システム - Google Patents

不動産取引支援システム

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JP2003085402A JP2001279390A JP2001279390A JP2003085402A JP 2003085402 A JP2003085402 A JP 2003085402A JP 2001279390 A JP2001279390 A JP 2001279390A JP 2001279390 A JP2001279390 A JP 2001279390A JP 2003085402 A JP2003085402 A JP 2003085402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特定用途構造、設備や外部利便を
有する不動産に関し、不動産供給者及び不動産需要者の
出会いの場を拡大した不動産検索システムを提供するこ
とを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 供給不動産情報及び需要不動産情報が一
般の取引に必要な基本情報と、その不動産に特有の固有
情報とに分類され、更に固有情報にフリーメッセージ情
報を含むように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売手や貸手等の不
動産供給者が提供する実在する供給不動産情報と、買手
や借手等の不動産需要者が希望する需要不動産情報とを
コンピュータシステムによりマッチングさせて不動産の
取引を支援するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば不動産の売買や貸借は、通
常、主として不動産業者の仲介に依って行われてきた。
その売買価格や賃貸料の評価は、床面積、階層、部屋数
や大きさ等の一般的に建物の特徴を表示するデータ項
目、敷地の面積、形状、近隣との高低差、東西南北、接
道状況等の一般的に土地の特徴を表示するデータ項目、
及び鉄道沿線、最寄駅、駅からの距離等のアクセスを表
示するデータ項目等、大多数の人々に共通する、いわば
最大公約数的な項目を以て、認識、把握されてきた。
【0003】一方、特に中古不動産においては特別な構
造や設備等の特長や所在地に関係する外部利便は軽視さ
れて評価の対象外であるだけなく特別な設備は却って査
定価格低減の要因でもあった。その一例としては、特定
の趣味や芸術家(画家、音楽家等)のための特殊な間取
り、内装設備、或いはペットを共生させるための構造や
設備等が挙げられる。
【0004】これは、戦後の住宅不足、人口増大からし
て新築住宅の供給量に力点が置かれ、個々人の事情より
も画一性が優先され、また経済的事情からも個性的な住
宅が比較的に少なかったためと考えられる。更に従来の
住宅の寿命が短かったことや、所謂、土地神話から中古
住宅の評価も土地の価値に重点が置かれ、建物は土地の
付随物として余り評価されなかったこともその原因と考
えられる。
【0005】そのため、中古不動産の特別な構造、設備
や、中古不動産の所在地に関係する特別な外部利便を有
する不動産にフィットする不動産需要者が存在しても、
その売手や貸手の不動産供給者と、買手や借手の不動産
需要者とが出会う可能性が極めて少なかった。
【0006】そこで、特開2000-250978号公報(公知例
1)や特開2001-84292号公報(公知例2)において、売
手、貸手と買手、借手が通信ネットワークを介してコン
ピュータシステムにアクセスしてデータベース上で直
接、不動産の売買、賃貸借の取引を行なえるシステムが
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今後、
粗製濫造の低規格で短寿命の住宅建設は抑制され、世代
間に亘って承継可能な長寿命住宅が増加し、更に人々の
寿命も長くなり、価値観も多様化すること等からして、
個々人の趣味、生活事情等から特別、特殊の用途のため
の特定用途構造、設備を有する住宅が増加することが予
想される。
【0008】また、少子化で世帯数が増加しないこと等
から家余り現象が発生する一方、住宅に対する考え方
も、所謂、土地神話に基づく文字通りの一所懸命的な一
定土地定着主義のライフスタイルから、仕事の種類、勤
務地、現役段階、リタイア後、家族状況変遷、収入増
減、趣味、健康状態等の個人条件に適応する住宅に住み
替えるライフスタイルに移行することが予想されるの
で、高価値の不動産の流通量が欧米並みに増加すること
も考えられる。
【0009】不動産自体に特有の構造、設備や当該不動
産の所在地に関係する特有の外部利便は、無用者には無
価値であるが必要者には多大の価値がある。従って、そ
のような不動産は必要者から高目に評価される方向にな
る。
【0010】一方、前述の公知例1、2では、不動産取
引に最低限必要な画一的な基本情報のみがデータベース
化されているのが一般であったため不動産供給者及び不
動産需要者の相互がアピールしたい物件情報が発信出来
ないという問題があった。
【0011】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは今後求められる高価値の不動産
の流通に役立つもので買手や借手等の不動産需要者が売
手や貸手等の不動産供給者を自ら探し、更には不動産供
給者が不動産需要者を自ら探す積極的な不動産流通に寄
与するものであり、不動産供給者及び不動産需要者の相
互がアピールしたい物件情報を自由に発信してマッチン
グ出来、更に不動産供給者及び不動産需要者から発信さ
れる情報をより洗練されたアピール度の高い情報に加工
することで、極めて効果的にマッチング出来る不動産取
引支援システムを提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る不動産取引支援システムは、売手や貸手
等の不動産供給者が提供する供給不動産情報と、買手や
借手等の不動産需要者が希望する需要不動産情報と、を
コンピュータシステムによりマッチングさせて不動産の
取引を支援するシステムであって、前記供給不動産情報
及び需要不動産情報が一般の取引に必要な基本情報と、
その不動産に特有の固有情報とに分類され、更に該固有
情報には前記不動産供給者及び前記不動産需要者のフリ
ーメッセージ情報が含まれることを特徴とする。
【0013】本発明は、上述の如く構成したので、一般
の取引に必要な基本情報に加えて、その不動産に特有の
固有情報が分類して設定され、更に該固有情報に不動産
供給者及び不動産需要者のフリーメッセージ情報を含む
構成としたことで、用意されたコンピュータシステムの
データベース等に不動産に特有の固有情報やフリーメッ
セージ情報を不動産供給者及び不動産需要者の相互が入
力して記憶させておき、不動産供給者と不動産需要者の
相互のマッチング時に不動産供給者及び不動産需要者の
相互がアピールしたい物件情報が自由に発信出来、より
個別的な条件で相互のマッチングを行なって不動産取引
を効果的に支援することが出来る。
【0014】また、前記基本情報及び前記固有情報の入
力画面において、入力基準、入力例をマニュアル化して
表示した場合には、不動産供給者と不動産需要者の相互
のマッチングの確率を向上することが出来る。
【0015】また、前記基本情報及び前記固有情報の入
力画面において入力された情報を加工、追加するに当た
り、その不動産取引支援システムの運営を行なうシステ
ム運営者がサポートし、プロデュースした結果を入力可
能に構成した場合には、不動産供給者、或いは不動産需
要者と打合せを行なって、その結果を用意されたコンピ
ュータシステムのデータベース等に入力することが出来
るため、不動産供給者と不動産需要者の相互のマッチン
グの確率を更に向上することが出来る。この場合、デー
タベース等への入力はシステム運営者であっても良い
し、不動産供給者、或いは不動産需要者であっても良
い。
【0016】また、前記供給不動産情報及び需要不動産
情報に前記基本情報及び前記固有情報以外の生活情報を
含み、前記固有情報及び/または前記生活情報に基づい
て前記不動産供給者及び前記不動産需要者のグルーピン
グ化を行なう場合には、グルーピング化された不動産供
給者及び不動産需要者に同好会等のグループ活動の加入
を募り、加入者がグループ活動により親密に情報交換を
行なって個々の希望に合った信頼出来る不動産取引シス
テムを構築することが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る不動産取引
支援システムの一実施形態を具体的に説明する。図1
(a)は本発明に係る不動産取引支援システムの機器配
置を説明する図、図1(b)は本発明に係る不動産取引
支援システムの制御系の構成を示すブロック図、図2は
本発明に係る不動産取引支援システムのデータベースの
構成例を示す図である。
【0018】また、図3は不動産供給者の入力データシ
ートの一例を示す図、図4は不動産需要者の入力データ
シートの一例を示す図、図5は登録された不動産供給者
及び不動産需要者のデータベースの一例を示す図であ
る。
【0019】また、図6及び図7はデータベースのデー
タ項目の一例を示す図、図8はグルーピングされた類似
データ項目の一例を示す図、図9はグルーピングされた
類似感覚項目の一例を示す図、図10はグルーピングされ
た類似文字列の一例を示す図である。
【0020】また、図11は不動産供給者及び不動産需要
者のフリーメッセージ情報を完全一致文字列検索及び類
似文字列検索でマッチングさせた様子を示す図、図12は
不動産供給者が本発明に係る不動産取引支援システムを
利用する様子を示すフローチャート、図13は不動産需要
者が本発明に係る不動産取引支援システムを利用する様
子を示すフローチャートである。
【0021】また、図14は登録から検索に至る間にシス
テム運営者がサポートする内容を示すフローチャート、
図15はシステム運営者が具体的なサポートを行なう様子
を示すフローチャート、図16は特定用途構造、設備、外
部利便及び/または生活情報に基づいて不動産供給者及
び不動産需要者がグルーピング化され、本発明に係る不
動産取引支援システムを利用する様子を示すフローチャ
トである。
【0022】以下に説明する本発明に係る不動産取引支
援システムは、不動産を売りたい売手や不動産を貸した
い貸手等の不動産供給者が提供する図3に示す供給不動
産情報と、不動産を買いたい買手や不動産を借りたい借
手等の不動産需要者が希望す図4に示す需要不動産情報
と、をコンピュータシステムによりマッチングさせて不
動産供給者と不動産需要者とが直接、不動産の取り引き
が出来るように支援するシステムであって、その際にそ
の不動産取引支援システムの運営を行なうシステム運営
者がマッチングのし易さ、高い評価の受け易さ等をアド
バイスしてサポート出来るシステムとして構築したもの
である。
【0023】そして、その不動産取引支援システムで取
り扱う情報の本発明に係る大きな特徴は、図3に示す供
給不動産情報と、図4に示す需要不動産情報とが一般の
取引に必要な基本情報と、その不動産に特有の固有情報
とに分類されて、図2に示す基本情報データベース(以
下、「基本情報DB」という)1と、固有情報データベ
ース2(以下、「固有情報DB」という)2とに夫々格
納される。
【0024】その不動産に特有の固有情報には不動産供
給者及び不動産需要者がアピールしたいフリーメッセー
ジ情報が含まれ、フリーメッセージデータベース(以
下、「フリーメッセージDB」という)2dに格納され
る。
【0025】更に、その不動産の基本情報や固有情報と
は別に、不動産供給者及び不動産需要者の生活情報が生
活情報データベース(以下、「生活情報DB」という)
3に格納されている。
【0026】また、マッチングのための検索システムデ
ータベース(以下、「システムDB」4として、図8に
示すように各種の類似データ項目をグルーピング化して
格納した類似データ項目データベース(以下、「類似デ
ータ項目DB」という)4a及び図9に示すように各種
の類似感覚項目をグルーピング化して格納した類似感覚
項目データベース(以下、「類似感覚項目DB」とい
う)4b及び図10に示すように各種の類似文字列をグル
ーピング化して格納した類似文字列データベース(以
下、「類似文字列DB」という)4cが設けられてい
る。
【0027】先ず、本発明の特徴に関するデータベー
ス、ファイル及びデータ項目について説明する。本発明
の特徴に関するデータ項目は、不動産の基本事項を表す
在来の一般的な仕様のデータ項目以外にも、その不動産
が有する特別・特殊の用途のための特定用途構造、設
備、その不動産の住み心地や景観イメージ等の感覚、不
動産に関係する種々の外部利便、更にはフリーなコメン
トやメッセージ等のフリーメッセージに関するデータ項
目である。
【0028】それ等のデータ項目が図2に示す固有情報
DB2に設けられた特定用途構造、設備データベース
(以下、「特定用途構造、設備DB」という)2a、感
覚項目データベース(以下、「感覚項目DB」という)
2b、外部利便データベース(以下、「外部利便DB」
という)2b及びフリーメッセージDB2dに収納され
る。
【0029】データ項目が多数あるシステムでは、デー
タ項目は類別されてファイル群に収納される。それ等の
ファイル群が特定用途構造、設備DB2a、感覚項目D
B2b、外部利便DB2c及びフリーメッセージDB2
dを構成する。
【0030】例えば、特定用途構造、設備DB2aに
は、建物系属性ファイル、ビジネス系属性ファイル、趣
味系属性ファイル、ライフスタイル・環境系属性ファイ
ル、介護系属性ファイル等の属性ファイルが含まれる。
各属性ファイルには、類別された属性データ項目が収納
される。
【0031】建物系属性ファイルには、基本スタイル、
デザイン、屋根形式、壁形式、窓・開口部形式、吹抜
け、暖炉・煙突、ベランダ、屋上、改造可変度、複数世
帯、多人数世帯、子沢山世帯、著名設計者、建設会社等
の建物系属性データ項目が収納される。
【0032】ビジネス系属性ファイルには、会社等の被
雇用者が自宅で定期または不定期に仕事に従事するため
の在宅勤務用設備、個人事業者の事業用設備、IT(通
信技術)関連設備等があり、それ等にはOA(オフィス
・オートメーション)機器、外部との有線・無線の交信
手段、IT設備等を設置した部屋、小規模に塾や講習会
等を行うための設備・集会室、各種店舗、倉庫・資機材
収容設備、商用車・作業車ガレージ等のビジネス系属性
データ項目が収納される。
【0033】趣味系属性ファイルには、天文観測室・設
備、ホームシアター、本格オーディオ装置或いはピアノ
・本格オルガン等の大型楽器を設置するための防音且つ
頑丈な設備・部屋、本格アマチュアないしプロ用の絵画
・彫刻の制作・保管のための設備・アトリエ、陶磁器・
ガラス美術品の制作のための設備・作業室、各種模型・
趣味工芸品・自動車趣味部品等の加工設備・作業室、鉄
道模型レイアウト・設置室、本格アマチュア無線のため
のアンテナ等の設備、麻雀卓、ビリヤード等の室内ゲー
ム設備・部屋、簡易フィットネス設備・部屋、ワインセ
ラー、ミニバー、茶室、ペット対応設備、水泳プール、
ゴルフ・テニス等の練習のためのミニ設備、船着場、果
樹・大樹、温室や屋上・ベランダ庭園等のガーデニング
設備、学者・書籍マニア等の膨大な蔵書を保管する書庫
等の趣味系属性データ項目が収納される。
【0034】ライフスタイル・環境系属性ファイルに
は、夜間勤務者が昼間安眠静養するための遮光・防音寝
室、電力費用節減のための太陽光・コジェネレーション
(熱電併給)発電設備、停電補償として予備発電・蓄電
設備、中水道として雨水利用設備、ディスポーザー・コ
ンポジット設備、家事ロボット等のホームオートメーシ
ョン設備、非常対策として水・食料等の備蓄設備、周囲
状況監視カメラ等のセキュリティ設備、豪雪地帯で雪を
排除する屋根・設備、例えばリタイア後に帰郷等転居の
確実な居住者用の定期賃貸不動産等のライフスタイル・
環境系属性データ項目が収納される。
【0035】介護系属性ファイルには、簡易エレベー
タ、階段昇降リフト、スロープ設備、電動雨戸、入浴・
トイレ等の支援設備、介護ロボット等の各種ロボット設
備等の介護系属性データ項目が収納される。
【0036】また、感覚項目DB2bには、例えば、不
動産に関する住み心地や景観イメージ等の感覚的な言葉
が収納されている。
【0037】また、外部利便DB2cには、例えば、不
動産に関係する外部利便に関する近隣系属性ファイル、
社会系属性ファイル、生活系属性ファイル、医療系属性
ファイル等が含まれる。各属性ファイルには、類別され
たデータ項目が収納される。
【0038】近隣系属性ファイルには、核家族の乳幼児
の保育施設、心身に障害のある児童・生徒等のための養
護学校等、進学校、宗教系学校、勉強・研究するリタイ
ア者等が連日通う図書館・博物館・美術館・公民館等、
散歩・ウォーキング・ジョギング・サイクリング等のコ
ース、健康維持増進のための運動・フィットネス・テニ
ス・ゴルフ施設等、フィッシング・港湾・乗馬・ボーリ
ング・和洋弓矢の施設、ペット運動施設等の近隣系属性
データ項目が収納される。
【0039】社会系属性ファイルには、ボーイスカウト
・ガールスカウト・青少年スポーツ指導グループ・施設
等、料理・生花・絵画・詩歌・囲碁・将棋等の同好グル
ープ・施設、祭礼・季節行事等の地域活動、ボランティ
ア活動グループ等の社会系属性データ項目が収納され
る。
【0040】生活系属性ファイルには、高級スーパー、
24時間営業店舗施設、癒し系の音楽・美術喫茶店等特
定指向店舗等の生活系属性データ項目が収納される。
【0041】医療系属性ファイルには、腎臓障害で頻繁
に透析するための施設、特定慢性病・成人病や高齢者等
頻繁に通院する病院や医療機関、特定マンションとの提
携病院・医療機関等の医療系属性データ項目が収納され
る。
【0042】次に本発明の不動産取引支援システムにお
ける検索システムを更に効率アップする類似データ項目
DB4aについて説明する。各データ項目は特定の内容
を表すが、例えば、医療機関と病院・医院のように、上
位概念及び下位概念の関係にある類似のデータ項目もあ
る。
【0043】更に屋上庭園、屋上菜園、ベランダ庭園、
ベランダ菜園のように近似ないし類似の概念に属する類
似のデータ項目もある。不動産検索において、或る所要
のデータ項目で検索することを指示する際、その類似の
データ項目を有する不動産も併せて検索・演算処理し、
出力する方が便利で実際的なことがある。
【0044】更に例えば、車庫とガレージ、庭園とガー
デン、散歩とウォーキング等のように、同一の内容を表
すデータ項目が複数存在することがある。不動産取引支
援システムの運営において同一の内容を表すデータ項目
は代表するデータ項目に統一されるが、永年の間に同一
の内容を表す複数のデータ項目が不動産取引支援システ
ムに入力される場合が有り得る。
【0045】その場合、それ等の複数のデータ項目も図
8に示すようにグルーピング化して類似データ項目DB
4aに設定すれば、個々の不動産について、データ項目
を代表のデータ項目に一つ一つ修正して統一する手間は
不要で、極めて効率が良い。
【0046】類似データ項目DB4aがある場合には、
一つのデータ項目を指定して検索指示すれば、類似デー
タ項目DB4aを介して、同一や類似の内容を表すデー
タ項目を有する不動産も併せて検索するので、特定関心
事項に関連する不動産群を一括出来、完全にはジャスト
・フィットしない場合でも、簡便な増改築等で、不動産
供給者及び不動産需要者の僅差を調整する可能性が高ま
り、両者の出会いの効率が極めて良くなって、実用的で
ある。
【0047】次にフリーメッセージについて説明する。
フリーメッセージDB2dには、設定されたデータ項目
とは別に、当該実在不動産に関連する特長を表現するフ
リーなコメント、メッセージ等が収納される。前述のキ
ーワード的なデータ項目のみでは、不動産が関連する特
長を表現ないし強調し難い場合がある。例えば種々の小
鳥等が毎日集遊したり、燕が毎年飛来して営巣する場
所、緑が豊かな閑静な住宅街等、前述の種々のデータ項
目では表示し難いこともある。
【0048】本発明では、そのような場合に対処するた
めに、前述のデータ項目とは別に、形式無制限のフリー
なコメントやメッセージをフリーメッセージDB2dに
収納し、それに含まれる諸々の文字列から不動産を検索
することもある。ここで文字列とは、五十音、アルファ
ベット等の一文字以上を指し、単語に限定されない。
【0049】例えば、フリーメッセージで指定した文字
列の1組または数組が完全に一致する不動産を検索する
方法(例えば、「閑静」だけを検索する方法や、「閑
静」、「子育て」、「緑」の3組共一致するフリーメッ
セージを検索する方法等)や指定した全ての文字列に対
して完全に一致する文字列の割合の高い不動産を検索す
る方法(例えば、「朝日」、「爽やか」、「小鳥」、
「緑」、「子育て」、「犬」、「閑静」の全てで検索
し、一致する割合の高い順に表示する等)がある。
【0050】これを更に効率アップするために図10に示
すように類似する言葉をグルーピング化した類似文字列
DB4cが活用される。これは、データ項目における類
似データ項目DB4aと同様に、同一や類似の内容を表
す文字列をグループとして類似文字列DB4cに設定
し、検索の際に一つのデータ項目を指示すれば、類似文
字列DB4cを介して、同一や類似の内容を表す文字列
を有する不動産も併せて検索して一括出来る。
【0051】例えば、指定した文字列の1組または数組
が完全または類似に一致する不動産を検索する方法(例
えば、「子育て」と「子供」、「砂場」等の検索)や指
定した全ての文字列の完全または類似に一致する文字列
の割合の高い不動産を検索する方法(例えば、「朝
日」、「爽やか」、「小鳥」、「緑」、「子育て」、
「犬」、「閑静」に対して、完全一致の他に「東向
き」、「新緑」、「生け垣」、「木々」、「子供」、
「砂場」、「ドッグ」が類似として一致するフリーメッ
セージを、一致する割合の高い順に表示する等)があ
る。
【0052】次に基本情報DB1について説明する。本
発明の不動産取引支援システムに加入する不動産供給者
及び不動産需要者は登録者として、そのデータ項目が登
録者データベース(以下、「登録者DB」という)1a
に登録される。登録者のデータ項目は、売主、貸主・買
主・借主の種別、氏名、ニックネーム、居住所、性別、
年代等、登録者の書誌的項目である。
【0053】基本情報DB1の基本事項データベース
(以下、「基本事項DB」という)1bには、不動産の
在来の一般的な仕様を表す項目としての基本のデータ項
目が収納される。
【0054】それ等には、床面積、階層、部屋数や大き
さ等の一般的に建物の特徴を表示するデータ項目、敷地
の面積、形状、近隣との高低差、東西南北、接道状況等
の一般的に土地の特徴を表示するデータ項目、鉄道沿線
・最寄駅、駅からの距離等のアクセスを表示するデータ
項目及び売買希望価格、月額賃料等、大多数の人々に共
通する、いわば最大公約数的な項目が挙げられる。これ
等の在来のデータ項目は不動産流通に不可欠なもので、
本発明の実施においても設定される。
【0055】本発明の不動産取引支援システムにおける
検索は、広辞苑等の辞典に記載されるように調べ探すこ
とであり、検索システムでは入力されているデータを種
々の観点から調べ探すことである。本発明において、検
索には以下の特定検索、マッチング等が含まれる。
【0056】基本的なものとしては、所要のデータ項目
や、文字列を検索キーとして、それを含む実在不動産・
供給者や、希望する不動産・需要者を調べ探す検索であ
り、より明確には、これは特定検索と称されるべきもの
である。
【0057】例えば、所定の特定用途構造、設備や感覚
項目、外部利便に関するデータ項目、所要の文字列を有
する不動産を検索することを指示・演算処理・出力する
ことも可能であるし、類似データ項目DB4a、類似文
字列DB4cを介して、所定のデータ項目、所要の文字
列に対応する同一や類似のデータ項目、文字列を有する
不動産を併せて検索することを指示・演算処理・出力す
ることも可能である。
【0058】更に特定のデータ項目を有する不動産供給
者及び不動産需要者である登録者も併せて検索すること
も可能である。検索キーは単一に限定されず、複数のデ
ータ項目や、文字列を検索キーとして、所謂、OR検
索、AND検索等を必要に応じて組み合せて、拡大・絞
込の検索に依り、目的に適合・近似する実在不動産・供
給者や、希望する不動産・需要者に到達出来る。
【0059】更に特定のデータ項目や、文字列を必ず含
むものを特定検索するのでなく、所定のデータ項目や、
所要の文字列の内で、指定割合以上のデータ項目、文字
列を有する実在不動産・供給者や、希望する不動産・需
要者を検索することが不動産流通支援に実用的に役立つ
ことがある。
【0060】例えば、70%マッチングとは、入力され
ているデータ項目や文字列の内で、不特定の70%以上
が合致する実在不動産・供給者や、希望する不動産・需
要者を調べ探すことである。これを本発明ではマッチン
グと称するものとする。
【0061】図3に示す供給者Aと、図4に示す需要者
では、供給者Aが特定用途構造、設備、感覚項目、外
部利便、フリーメッセージ文字列で指定した合計16の
項目及び文字列に対して需要者が同様に指定した合計
14の項目及び文字列のうち、完全一致で8の項目及び
文字列が該当しており、この場合、マッチング割合は供
給者Aから見れば50%、需要者から見れば57.1
4%である。
【0062】一方、類似検索の場合は、10の項目及び
文字列が該当し、供給者Aから見れば62.5%、需要
者から見れば71.43%が夫々マッチング割合とな
る。実際のマッチングの際には合致率の高い順に出力し
たり80%以上のみを出力したりして検索を行なう。
【0063】上記構成により、種々の観点で種々の検索
を行う指示・演算処理機能を容易に設定出来る。
【0064】また、特定のデータ項目や生活情報を共有
する実在不動産・供給者、希望する不動産・需要者を検
索し、リストアップすることも可能である。リストアッ
プされたリストはそれ等の集団表示であり、趣味、関心
事を共有するいわば同好会グループであり、同好会の場
で相互交流を行うことが可能である。
【0065】これは当面の取引・契約等が成立しない場
合でも、同好会で相互交流を継続することで、信頼が醸
成され、相互条件摺合せ等に依る不動産取引に進展する
素地になる可能性を有する。
【0066】例えば、天文観測に趣味・関心を共有する
同好会では、天文観測室・設備等がある不動産の売却・
購入・賃貸・賃借の複数情報が相互交信され、条件摺合
せ等が円滑に行われ、取引が成立し易くなる。複数の不
動産・供給者・需要者で取引が同時進行することもあり
得る。
【0067】図1(a)は本発明に係る不動産取引支援
システムを構成する各機器の構成を示し、売手や貸手等
の不動産供給者側に設置された不動産供給者機器5、本
店や支店に設置された本店機器6a,支店機器6b、不
動産取引支援システムの運営を行なうシステム運営者側
に設置されたシステム運営者機器7、買手や借手等の不
動産需要者側に設置された不動産需要者機器8等が設け
られる。
【0068】システム運営者機器7は不動産取引支援シ
ステムを運営する中枢セクションである本社のセンター
等に設置されるもので、図1(b)に示す入力手段9、
記憶手段11、演算処理手段12、出力手段13等の全ての機
能を有する。
【0069】図2は、図1(b)に示される記憶手段11
に収納されるデータベースの実施形態を示すブロック図
である。それ等のデータベースは登録者DB1a、基本
事項DB1b、特定用途構造、設備DB2a、感覚項目
DB2b、外部利便DB2c、フリーメッセージDB2
d、生活情報DB3、類似データ項目DB4a、類似感
覚項目DB4b及び類似文字列DB4cである。
【0070】各データベースには、前述の各データ項目
が収納されている。特定用途構造、設備DB2aには、
建物系属性ファイル、ビジネス系属性ファイル、趣味系
属性ファイル、ライフスタイル・環境系属性ファイル、
介護系属性ファイルが設定され、類別されたデータ項目
が夫々の属性ファイルに収納されている。
【0071】感覚項目DB2bには不動産に関する住み
心地や景観イメージを表す感覚的な言葉が収納されてい
る。
【0072】外部利便DB2cは、近隣系属性ファイ
ル、社会系属性ファイル、生活系属性ファイル、医療系
属性ファイルが設定され、類別されたデータ項目が夫々
の属性ファイルに収納されている。
【0073】フリーメッセージDB2dには、不動産に
ついてアピールしたいフリーなメッセージやコメント等
が収納され、生活情報DB3には基本情報及び固有情報
以外の個人的な生活情報が収納されている。
【0074】図3は、不動産供給者の登録者DB1a及
び実在不動産の在来の基本事項DB1b、実在不動産の
特定用途構造、設備DB2a、感覚項目DB2b、外部
利便DB2c、フリーメッセージDB2d、生活情報D
B3等について、入力作業に利用される不動産供給者入
力内容のデータシートの実施形態を示すマトリックス図
である。
【0075】図3に示すデータシートの内、特定用途構
造、設備DB2a、感覚項目DB2b及び外部利便DB
2cのデータ項目は、詳しくは後述する図6及び図7に
示されるデータ項目一覧表から選択されたデータ項目で
作成される。
【0076】登録者DB1aのデータ項目には売主、貸
主の種別、居住所、氏名、性別、年代等が含まれ、基本
事項DB1bのデータ項目には所在地、沿線・駅、面積
等不動産の在来の項目が含まれる。
【0077】特定用途構造、設備DB2aは建物系属性
ファイル、趣味系属性ファイルを有し、これ等には夫々
吹抜け、大手メーカーのアフターサービス付、洋風庭
園、防音室等のデータ項目が含まれる。
【0078】感覚項目DB2bは不動産の住み心地や景
観等の感覚的な言葉が含まれる。外部利便DB2cは近
隣系属性ファイル、教育系属性ファイル、医療系属性フ
ァイルを有し、同様に、これ等には夫々のデータ項目が
含まれる。
【0079】図4は、不動産需要者の登録者DB1a及
び不動産需要者が自己の理想型として想定する希望する
不動産の在来の基本事項DB1b、特定用途構造、設備
DB2a、感覚項目DB2b、外部利便DB2c、フリ
ーメッセージDB2d及び不動産需要者の個人的な生活
情報等について、入力作業に利用される不動産需要者入
力内容のデータシートの実施形態を示すマトリックス図
である。
【0080】図4に示すデータシートの内、特定用途構
造、設備DB2a、感覚項目DB2b及び外部利便DB
2cのデータ項目は、詳しくは後述する図6及び図7に
示されるデータ項目一覧表から選択されたデータ項目で
作成される。
【0081】各属性ファイル、データ項目等の構成は図
3と同様である。希望する不動産においても、希望する
不動産に関連する特長を表現するフリーなコメント、メ
ッセージ等がフリーメッセージDB2dに収納される。
【0082】図5は、本発明の不動産取引支援システム
が取り扱う全ての不動産について、個々の実在不動産及
び希望する不動産の全てのデータ項目が記憶手段11の登
録者DB1a、基本事項DB1b、特定用途構造、設備
DB2a、感覚項目DB2b、外部利便DB2c、フリ
ーメッセージDB2d及び生活情報DB3に入力された
状況の実施形態の一部を示すマトリックス図である。
【0083】この場合、特定用途構造、設備DB2aに
は建物系、趣味系、介護系の各属性ファイルが含まれ、
外部利便DB2cには近隣系、医療系の各属性ファイル
が含まれる。各属性ファイルには図示される種々のデー
タ項目が含まれる。
【0084】例えば、図5に示す需要者の場合、登録
者DB1aには購入、氏名、ニックネームのデータ項目
が入力され、基本事項DB1bには一戸建て、価格上下
限のデータ項目が入力されている。
【0085】そして、需要者が希望する不動産につい
て、特定用途構造、設備DB2aの建物系属性ファイル
には外壁石張り、趣味系属性ファイルにはホームシアタ
ー用防音室の各データ項目が入力され、外部利便DB2
cの近隣系属性ファイルには有名中学校のデータ項目が
入力されている。
【0086】同様に、供給者A、需要者、供給者B、
需要者、供給者C、…、についても夫々該当する各デ
ータ項目が入力されている。
【0087】需要者の立場で、実在不動産及び供給者
を検索する際に、「外壁石張り」を検索キーとして検索
すると、供給者Cの実在不動産がピックアップされる。
「有名中学校」を検索キーとして検索すると、供給者A
と供給者Cの実在不動産がピックアップされる。
【0088】また、「ホームシアター用防音室」で検索
すると、供給者Aの実在不動産がピックアップされる。
この際に、類似データ項目DB4aに類似のデータ項目
として「ホームシアター用防音室」と「オーディオルー
ム」が設定されていると、供給者Aと供給者Cの実在不
動産がピックアップされる。更に、「ホームシアター用
防音室」AND「有名中学校」で検索すると、供給者A
と供給者Cの実在不動産がピックアップされる。
【0089】同様に、「ホームシアター用防音室」があ
る実在不動産の供給者Aの立場で、希望する不動産及び
需要者を検索すると、需要者と需要者がピックアッ
プされる。
【0090】図6及び図7は特定用途構造、設備DB2
a、感覚項目DB2b、外部利便DB2cに格納された
属性ファイル及びデータ項目等の一覧表の実施形態の一
部を示すマトリックス図である。各データ項目は類別さ
れて各属性ファイル及び各データベースに収納されてい
る。
【0091】図8は類似データ項目DB4aの実施形態
を示すマトリックス図である。図8中の二重線で囲まれ
たエリアが同一や類似の内容を表すデータ項目群の1グ
ループとして示されている。
【0092】図8において、第1のグループには外壁レ
ンガ張り、外壁タイル張り、外壁石張り、外壁石積み、
…が「外観洋風の建物」の1グループとしてグルーピン
グされ、第2のグループには地下室付、ホームシアター
用防音室、オーディオルーム、楽器演奏室、…が「遮音
室を有する建物」の1グループとしてグルーピング化さ
れ、以下同様に各類似目的別にグルーピングされる。
【0093】例えば、検索の際に「オーディオルーム」
を検索キーとして検索すると、図8に示す類似データ項
目DB4aを介して、第2のグループの他のデータ項
目、地下室付、ホームシアター用防音室、オーディオル
ーム、楽器演奏室、…を有する不動産が全てピックアッ
プされ、これによって検討対象とすべき不動産群が広汎
に検索、抽出される。
【0094】図9は類似感覚項目DB4bの実施形態を
示すマトリックス図である。図9中の二重線で囲まれた
エリアが同一や類似の内容を表す感覚項目群の1グルー
プとしてグルーピング化されている。
【0095】図10は類似文字列DB4cの実施形態を示
すマトリックス図である。図10中の二重線で囲まれたエ
リアが同一や類似の内容を表す文字列群の1グループと
してグルーピング化されている。
【0096】図11はフリーメッセージDB2dのコメン
ト、メッセージの実施形態を示すマトリックス図であ
る。朝日、緑、木々、閑静、爽やか、子供、犬等前述の
図3〜図7に示すデータ項目に限定されない文字列を核
にするフリーなコメント、メッセージが入力されてい
る。フリーメッセージの検索も前述したと同様に行なわ
れる。
【0097】図12は不動産供給者が実在不動産のデータ
項目を入力し、その中の所定のデータ項目に合致する希
望する不動産を入力した不動産需要者を検索し、実在不
動産を適応させる可能性の大きい不動産需要者を拡大・
絞込し、所定のデータ項目を入力した不動産需要者をリ
ストアップする実施形態を示すフローチャートである。
【0098】尚、説明の便宜からフローチャートは連続
する一連の手順として示したが、実際の不動産取引支援
システムでは、データの発生・改変、検索等の際に、所
要の事項を適宜行うものである。
【0099】先ず、不動産供給者の入力は図1(a)に
示す不動産供給者機器5で行う。実在不動産の売主、貸
主である不動産供給者はシステム運営者の不動産取引支
援システムに加入する。図12において、ステップS1で
は、不動産供給者はシステム運営者の不動産取引支援シ
ステムにアクセスする。
【0100】ステップS2では、不動産供給者は入会を
登録する。ステップS3では、不動産供給者がシステム
運営者に価格設定、特定用途構造、設備や感覚項目、外
部利便のデータ項目選択、フリーメッセージ、生活情報
の表現方法、文字列の選択、不動産取引支援システムの
運営等について相談等を行う。
【0101】尚、図3に示す不動産供給者の基本情報及
び固有情報の入力画面において、図14に示すように、入
力基準、入力例がマニュアル化して表示されるようにな
っており、具体的には、入力画面上に設けられた「ヘル
プ」のアイコンをクリックすることにより入力基準や入
力例、事例写真が参照出来るようになっており、更には
各項目のセル内をクリックすると、予め用意された入力
データ項目の選択肢が表示され、所望の選択肢をクリッ
クすることで入力出来るようになっている。
【0102】図14に示すように、システム運営者は、必
要に応じて、各項目の入力時に電話や電子メール等の通
信手段を利用して不動産供給者の供給不動産が出来るだ
け高く不動産需要者から評価され、取引が成立するよう
アピールポイントや表現方法をアドバイスし、プロデュ
ースする。具体的には、図15に示すようなサポートを行
なう。
【0103】また、必要に応じて現地調査や対面相談も
行う。ステップS4では、実在不動産について種々のデ
ータ項目及び必要に応じてフリーなメッセージ、生活情
報を入力する。
【0104】尚、システム運営者と相談の上、入力画面
に入力された基本情報や固有情報を加工、追加するに当
たり、システム運営者がサポートした結果を、不動産供
給者及びシステム運営者の両者が適宜入力出来るように
なっている。
【0105】不動産供給者が行う検索として、ステップ
S5では、入力した実在不動産のデータ項目の中の所定
のデータ項目に合致する希望する不動産を入力した不動
産需要者を検索する。
【0106】ステップS6では検索結果を出力する。ス
テップS7では、その出力結果を検討する。そして、出
力結果の不動産需要者の数が不適当な場合に実在不動産
を適応させる可能性の大きい不動産需要者を拡大・絞込
検索するためにステップS8では、更に別のデータ項目
に合致する希望する不動産を入力した不動産需要者の拡
大・絞込検索を行なう。
【0107】ステップS9では、その拡大・絞込検索結
果を出力する。ステップS10では、その拡大・絞込出力
結果を検討する。
【0108】ステップS11では、実在不動産について入
力した種々のデータ項目にマッチする希望する不動産・
需要者を検索するために全データ項目マッチングを行
う。ステップS12では、そのマッチング結果を出力す
る。ステップS13では、その出力結果を検討する。
【0109】ステップS14では、実在不動産について入
力したフリーメッセージ上で指定した文字列の中の所定
の文字列に合致する希望する不動産・需要者を検索す
る。ステップS15では検索結果を出力する。ステップS
16では、その出力結果を検討する。
【0110】ステップS17では、実在不動産について入
力したフリーメッセージ上で指定した種々の文字列にマ
ッチする希望する不動産を入力した不動産需要者を検索
するために全文字列マッチングを行なう。ステップS18
では、そのマッチング結果を出力する。ステップS19で
は、その出力結果を検討する。
【0111】前記のステップS1〜S4、S5〜S10、
S11〜S13及びS14〜S19等に関連してステップS20で
は実在不動産を適応する可能性が大きい不動産需要者に
対して電子メール、デジタル写真等を送付することによ
り売込活動を行う。不動産供給者はこの段階からシステ
ム運営者に売込活動を委託する場合もある。
【0112】ステップS21では、インターネットを通じ
たデジタルビデオカメラ等による双方向通信またはテレ
ビ電話を利用して、不動産需要者に実在不動産をネット
内覧させる。
【0113】ステップS22では、不動産需要者に実物を
内覧させ、需要者との間で取引条件等の折衝を行う。ス
テップS23では、需要者との間で契約を行う。ステップ
S24では、所要事項を履行して不動産の引渡を行う。
【0114】これ等のステップS23〜S24に亘って、不
動産供給者が自ら行うことも可能であるが、必要に応じ
てシステム運営者が調査・検討・確認・交渉・アドバイ
ス・資金計画・税金相談・測量・建物検査・立会・登記
等を行う。
【0115】ステップS25では、主に、ステップS10、
ステップS13及びステップS19の出力結果では適応する
不動産需要者を発見することが出来なかった不動産供給
者や取引希望時期までに時間がある不動産供給者等が自
らと共通のデータ項目を持つ不動産需要者と集まりシス
テム運営者により登録された特定用途構造、設備、外部
利便毎のデータ項目別の同好会を検索する。
【0116】即ち、システム運営者は、生活情報DB3
に格納された生活情報に基づいて、特定用途構造、設
備、外部利便毎の不動産供給者と不動産需要者のグルー
ピング化を行い、両者に対して各同好会への参加を促
す。具体的には図16に示すようなサポートを行なって同
好会の活動を促し、不動産取引を支援する。
【0117】ステップS26では不動産供給者が予め設定
された同好会に参加する。ステップS27では同好会で開
かれるイベントに参加し、他の参加者との交流を深め
る。ステップS28では不動産供給者の希望に合い、考え
方にも共感した不動産需要者と遭遇する。その後の流れ
は前述したステップS21〜S24と同様である。
【0118】一方、図13は不動産需要者が希望する不動
産のデータ項目を入力し、その中の所定のデータ項目に
合致する実在不動産を検索し、それを拡大・絞込し、所
定のデータ項目を有する実在不動産とその不動産供給者
をリストアップする実施形態を示すフローチャートであ
る。
【0119】説明の便宜から、図13に示すフローチャー
トは連続する一連の手順として示したが、実際の不動産
取引支援システムでは、データの発生・改変等の際に、
所要の事項を適宜行う。
【0120】先ず、不動産需要者からの入力は図1
(a)に示す不動産需要者機器8で行う。希望する不動
産を想定する不動産需要者はシステム運営者の不動産取
引支援システムに加入する。
【0121】図13において、ステップS31では不動産需
要者はシステム運営者の不動産取引支援システムにアク
セスする。ステップS32では不動産需要者は入会を登録
する。ステップS33では不動産需要者がシステム運営者
に資金計画、希望する不動産の特定用途構造、設備や感
覚項目、外部利便のデータ項目選択、フリーメッセー
ジ、生活情報の表現方法、文字列の選択、不動産取引支
援システムの運営等について相談等を行う。
【0122】尚、前述と同様に、図4に示す基本情報及
び固有情報の入力画面において、入力基準、入力例がマ
ニュアル化して表示されるようになっており、具体的に
は、入力画面上に設けられた「ヘルプ」のアイコンをク
リックすることにより入力基準や入力例、事例写真が参
照出来るようになっており、更には各項目のセル内をク
リックすると、予め用意された入力データ項目の選択肢
が表示され、所望の選択肢をクリックすることで入力出
来るようになっている。
【0123】システム運営者は、不動産需要者が出来る
だけ希望する不動産に近い実在不動産に巡り合い、取引
が成立するようアピールポイントや表現方法をアドバイ
スし、プロデュースする。必要に応じて対面相談も行
う。ステップS34では希望する不動産について種々のデ
ータ項目及び必要に応じてフリーなメッセージ、生活情
報を入力する。
【0124】尚、システム運営者と相談の上、入力画面
に入力された基本情報や固有情報を加工、追加するに当
たり、システム運営者がサポートした結果を、不動産需
要者及びシステム運営者の両者が適宜入力出来るように
なっている。システム運営者の具体的なサポートは前述
の図14及び図15に示したと同様である。
【0125】不動産需要者が行う検索として、ステップ
S35では入力した希望する不動産のデータ項目の中の所
定のデータ項目に合致する実在不動産と、その不動産供
給者を検索する。
【0126】ステップS36では、その検索結果を出力す
る。ステップS37では、その出力結果を検討する。ステ
ップS38では、その出力結果の実在不動産の数が不適当
な場合に、不動産需要者の希望に適合する可能性の大き
い実在不動産を拡大・絞込検索するために更に別のデー
タ項目に合致する実在不動産とその不動産供給者を拡大
・絞込検索する。
【0127】ステップS39では、その拡大・絞込検索結
果を出力する。ステップS40では、その拡大・絞込出力
結果を検討する。
【0128】一方、ステップS41では、希望する不動産
について入力した種々のデータ項目にマッチする実在不
動産を検索するために全データ項目マッチングを行う。
ステップS42では、そのマッチング結果を出力する。ス
テップS43では、その出力結果を検討する。
【0129】ステップS44では、希望する不動産につい
て入力したフリーメッセージ上で指定した文字列の中の
所定の文字列に合致する実在不動産・供給者を検索す
る。ステップS45では検索結果を出力する。ステップS
46では、その出力結果を検討する。
【0130】ステップS47では、希望する不動産につい
て入力したフリーメッセージ上で指定した種々の文字列
にマッチする実在不動産を入力した不動産供給者を検索
するために全文字列マッチングを行なう。ステップS48
では、そのマッチング結果を出力する。ステップS49で
は、その出力結果を検討する。
【0131】前記ステップS31〜S34、S35〜S40、S
41〜S43及びS44〜S49等に関連して、ステップS50で
は不動産需要者が適合する可能性が大きい不動産供給者
に対し、電子メール等を送付することにより購入活動を
行う。
【0132】不動産需要者はこの段階からシステム運営
者に購入活動を委託する場合もある。ステップS51で
は、インターネットを通じたデジタルビデオカメラ等に
よる双方向通信またはテレビ電話を利用して、不動産供
給者の実在不動産をネット内覧する。
【0133】ステップS52では不動産供給者の実在不動
産の実物を内覧し、不動産供給者との間で取引条件等の
折衝を行う。ステップS53では不動産供給者との間で契
約を行う。ステップS54では所要事項を履行して不動産
の引渡を行う。
【0134】これ等のステップS53〜S54に亘って、不
動産需要者が自ら行うことも可能であるが、必要に応じ
てシステム運営者が調査・検討・確認・交渉・アドバイ
ス・資金計画・税金相談・測量・建物検査・立会・登記
等を行う。
【0135】ステップS55では、主に、ステップS40、
ステップS43及びステップS49の出力結果では適合する
実在不動産を発見することが出来なかった不動産需要者
や取引希望時期までに時間がある不動産需要者等が自ら
と共通のデータ項目を持つ不動産供給者とが集まりシス
テム運営者により登録された特定用途構造、設備、外部
利便毎のデータ項目別の同好会を検索する。
【0136】具体的には図16に示すようなサポートを行
なって同好会の活動を促し、不動産取引を支援する。
【0137】ステップS56では不動産需要者が同好会に
参加する。ステップS57では同好会で開かれるイベント
に参加し、他の参加者との交流を深める。ステップS58
では不動産需要者の希望に合い、考え方にも共感した不
動産供給者と遭遇する。その後の流れはステップS51〜
S54と同様である。
【0138】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、一般の取引に必要な基本情報に加えて、その
不動産に特有の固有情報が分類して設定され、更に該固
有情報に不動産供給者及び不動産需要者のフリーメッセ
ージ情報を含む構成としたことで、用意されたコンピュ
ータシステムのデータベース等に不動産に特有の固有情
報やフリーメッセージ情報を不動産供給者及び不動産需
要者の相互が入力して記憶させておき、不動産供給者と
不動産需要者の相互のマッチング時に不動産供給者及び
不動産需要者の相互がアピールしたい物件情報が自由に
発信出来、より個別的な条件で相互のマッチングを行な
って不動産取引を効果的に支援することが出来る。
【0139】また、基本情報及び固有情報の入力画面に
おいて、入力基準、入力例をマニュアル化して表示した
場合には、不動産供給者と不動産需要者の相互のマッチ
ングの確率を向上することが出来る。
【0140】また、基本情報及び固有情報の入力画面に
おいて入力された情報を加工、追加するに当たり、その
不動産取引支援システムの運営を行なうシステム運営者
がサポートし、プロデュースした結果を入力可能に構成
した場合には、不動産供給者、或いは不動産需要者と打
合せを行なって、その結果を用意されたコンピュータシ
ステムのデータベース等に入力することが出来るため、
不動産供給者と不動産需要者の相互のマッチングの確率
を更に向上することが出来る。
【0141】特に広告宣伝活動や不動産市場に精通し、
且つ不動産取引支援システムに精通したシステム運営者
のサポートやプロデュースにより不動産供給者及び不動
産需要者から発信される情報をより洗練されたアピール
度の高い情報に加工することで、極めて効果的にマッチ
ング出来る。
【0142】また、供給不動産情報及び需要不動産情報
に基本情報及び固有情報以外の生活情報を含み、該生活
情報に基づいて不動産供給者及び不動産需要者のグルー
ピング化を行なう場合には、グルーピング化された不動
産供給者及び不動産需要者に同好会等のグループ活動の
加入を募り、加入者がグループ活動により親密に情報交
換を行なって個々の希望に合った信頼出来る不動産取引
システムを構築することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る不動産取引支援システム
の機器配置を説明する図、(b)は本発明に係る不動産
取引支援システムの制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る不動産取引支援システムのデータ
ベースの構成例を示す図である。
【図3】不動産供給者の入力データシートの一例を示す
図である。
【図4】不動産需要者の入力データシートの一例を示す
図である。
【図5】登録された不動産供給者及び不動産需要者のデ
ータベースの一例を示す図である。
【図6】データベースのデータ項目の一例を示す図であ
る。
【図7】データベースのデータ項目の一例を示す図であ
る。
【図8】グルーピングされた類似データ項目の一例を示
す図である。
【図9】グルーピングされた類似感覚項目の一例を示す
図である。
【図10】グルーピングされた類似文字列の一例を示す図
である。
【図11】不動産供給者及び不動産需要者のフリーメッセ
ージ情報を完全一致文字列検索及び類似文字列検索でマ
ッチングさせた様子を示す図である。
【図12】不動産供給者が本発明に係る不動産取引支援シ
ステムを利用する様子を示すフローチャートである。
【図13】不動産需要者が本発明に係る不動産取引支援シ
ステムを利用する様子を示すフローチャートである。
【図14】登録から検索に至る間にシステム運営者がサポ
ートする内容を示すフローチャートである。
【図15】システム運営者が具体的なサポートを行なう様
子を示すフローチャートである。
【図16】特定用途構造、設備、外部利便及び生活情報に
基づいて不動産供給者及び不動産需要者がグルーピング
化され、本発明に係る不動産取引支援システムを利用す
る様子を示すフローチャトである。
【符号の説明】
1…基本情報データベース(基本情報DB) 1a…登録者データベース(登録者DB) 1b…基本事項データベース(基本事項DB) 2…固有情報データベース(固有情報DB) 2a…特定用途構造、設備データベース(特定用途構
造、設備DB) 2b…感覚項目データベース(感覚項目DB) 2c…外部利便データベース(外部利便DB) 2d…フリーメッセージデータベース(フリーメッセー
ジDB) 3…生活情報データベース(生活情報DB) 4…検索システムデータベース(検索システムDB) 4a…類似データ項目データベース(類似データ項目D
B) 4b…類似感覚項目データベース(類似感覚項目DB) 4c…類似文字列データベース(類似文字列DB) 5…不動産供給者機器 6a…本店機器 6b…支店機器 7…システム運営者機器 8…不動産需要者機器 9…入力手段 11…記憶手段 12…演算処理手段 13…出力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売手や貸手等の不動産供給者が提供する
    供給不動産情報と、買手や借手等の不動産需要者が希望
    する需要不動産情報と、をコンピュータシステムにより
    マッチングさせて不動産の取引を支援するシステムであ
    って、 前記供給不動産情報及び需要不動産情報が一般の取引に
    必要な基本情報と、その不動産に特有の固有情報とに分
    類され、更に該固有情報には前記不動産供給者及び前記
    不動産需要者のフリーメッセージ情報が含まれることを
    特徴とする不動産取引支援システム。
  2. 【請求項2】 前記基本情報及び前記固有情報の入力画
    面において、入力基準、入力例をマニュアル化して表示
    したことを特徴とする請求項1に記載の不動産取引支援
    システム。
  3. 【請求項3】 前記基本情報及び前記固有情報の入力画
    面において入力された情報を加工、追加するに当たり、
    その不動産取引支援システムの運営を行なうシステム運
    営者がサポートした結果を入力可能に構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の不動産取引支援システム。
  4. 【請求項4】 前記供給不動産情報及び前記需要不動産
    情報に前記基本情報及び前記固有情報以外の生活情報を
    含み、前記固有情報及び/または前記生活情報に基づい
    て前記不動産供給者及び前記不動産需要者のグルーピン
    グ化を行なうことを特徴とする請求項1に記載の不動産
    取引支援システム。
JP2001279390A 2001-09-14 2001-09-14 不動産取引支援システム Expired - Lifetime JP4698093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279390A JP4698093B2 (ja) 2001-09-14 2001-09-14 不動産取引支援システム

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