JP7124327B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
住宅等の建築物の実際の間取り等に応じた室内の仮想空間をコンピュータグラフィクスにより再現するにあたり、素材の質感に関する情報に基づいて内外装材の描画を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-33314号公報
上記のように建築物の仮想空間を描画するにあたっては、例えば描画される内外装材についてできるだけ実物に近くみえるようにすることが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、仮想空間における内外装材の色柄の現実感の向上を図ることを目的とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、建築物に用いられる内外装材の色柄の指定に応じて、指定された内外装材の色柄の印刷に利用される印刷データを取得する印刷データ取得部と、前記建築物の仮想空間を描画するにあたり、前記仮想空間における内外装材について、前記印刷データ取得部により取得された印刷データを利用して描画する画像処理部とを備える画像処理装置である。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、建築物に用いられる内外装材の色柄の指定に応じて、指定された内外装材の色柄の印刷に利用される印刷データを取得する印刷データ取得部、前記建築物の仮想空間を描画するにあたり、前記仮想空間における内外装材について、前記印刷データ取得部により取得された印刷データを利用して描画する画像処理部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、仮想空間における内外装材の色柄の現実感の向上が図られるという効果を有する。
本実施形態における住宅仮想空間シミュレーション装置の構成例を示す図である。 本実施形態における印刷データテーブルの一例を示す図である。 本実施形態における単位印刷領域の一例を示す図である。 本実施形態における内外装材の化粧面と単位印刷領域との関係例を示す図である。 本実施形態における住宅仮想空間画面の一例を示す図である。 本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置が、住宅仮想空間の表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
[住宅仮想空間シミュレーション装置の構成例]
図1は、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100(画像処理装置の一例)の構成例を示している。本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、例えば住宅(建築物の一例)を販売する住宅販売業者が使用する。住宅仮想空間シミュレーション装置100は、販売対象の住宅内の仮想空間(住宅仮想空間)を表示する。
住宅においては、各種の内外装材が用いられる。具体的に、本実施形態における住宅の「内外装材」には、以下のようなものが含まれてよい。つまり、内外装材には、壁紙、床材、天井材等の内装材が含まれてよい。また、内外装材には、外壁などの外装材、室内扉、玄関扉、襖等の建具材が含まれてよい。また、内外装材には、巾木、長押、腰壁、階段等の造作材が含まれてよい。また、内外装材には、キッチン、バス等の住設機器類が含まれてよい。また、内外装材には、カーテン、カーペット等のファブリック類が含まれてよい。また、内外装材には、家具、照明、弱電製品が含まれる。また、内外装材には、インテリア小物類が含まれてよい。また、内外装材には、外壁やルーバーなどの外装材類が含まれてよい。
このような内外装材のうちで化粧面の色柄を印刷により形成するものがある。印刷によって、例えば壁の化粧面にて色柄が形成される。内外装材の色柄には、例えば木目や石目を再現したような自然柄が含まれる。また、内外装材の色柄には、布目、砂目、和紙柄等が含まれる、また、内外装材の色柄には、手描パターンやCG(Computer Graphics)パターンのように意匠が施された柄等が含まれる。
また、本実施形態における内外装材の色柄の態様は特に限定されるものではないが、本実施形態における「色柄」には、例えば、単一色による無地や、白、黒などのモノクロームによる柄等も含まれてよい。
本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100の操作者(オペレータ)は、表示された住宅仮想空間にて用いられている内外装材に対応させて、現物の内外装材の製品に採用される色柄を指定する操作を行うことができる。住宅仮想空間シミュレーション装置100は、指定された色柄を再現するように内外装材を描画し、住宅仮想空間の表示を行う。即ち、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、内外装材の化粧面の色柄についてシミュレーションを行うことができる。
このような住宅仮想空間シミュレーション装置100は、客が購入対象とする住宅において用いられる内外装材について、どのような色柄とするのかを決定するにあたり、内外装材の色柄によって住宅の空間がどのような雰囲気になるのかを確認するのに用いることができる。
また、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、例えば、住宅仮想空間シミュレーションのアプリケーションがインストールされたパーソナルコンピュータ等の端末であってよい。
同図の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、通信部101、データインターフェース部102、制御部103、記憶部104、操作部105、及び表示部106を備える。
通信部101は、ネットワーク経由で通信を行う。通信部101によるネットワーク経由の通信は、有線でも無線でもよい。また、通信部101は、例えば所定の通信方式に対応する近距離無線通信を行うようにされてもよい。
データインターフェース部102は、所定の規格に対応するデータインターフェース経由で、外部デバイスとデータの送受信を行う。
制御部103は、住宅仮想空間シミュレーション装置100における各種の制御を実行する。制御部103としての機能は、住宅仮想空間シミュレーション装置100にて備えられるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
同図の制御部103は、印刷データ取得部131と、画像処理部132とを備える。
印刷データ取得部131は、内外装材の色柄の指定に応じて、指定された内外装材の印刷に利用される印刷データを取得する。
即ち、本実施形態において、住宅仮想空間における内外装材の化粧面の色柄を描画するにあたり、実物の内外装材の化粧面に色柄を印刷する印刷データを利用する。本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、販売対象の住宅にて使用可能な内外装材ごとの色柄に対応する印刷データを記憶部104に記憶している。印刷データ取得部131は、記憶部104における印刷データ記憶部142から印刷データを取得する。
画像処理部132は、住宅仮想空間画面の表示に対応する画像処理を実行する。このため、画像処理部132は、住宅仮想空間画面における住宅仮想空間を描画する処理を実行する。画像処理部132は、住宅仮想空間を描画するにあたり、住宅仮想空間における内外装材について、印刷データ取得部131により取得された印刷データを利用して描画する。
また、画像処理部132は、描画した住宅仮想空間を表示部106に表示させる。画像処理部132は、例えば操作によって指定された視点から観察される状態の住宅仮想空間を表示させることができる。
記憶部104は、制御部103が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部104は、住宅設計データ記憶部141及び印刷データ記憶部142を備える。
住宅設計データ記憶部141は、住宅の設計内容を示す住宅設計データを記憶する。住宅設計データ記憶部141に記憶される住宅設計データは、例えば住宅販売業者が販売対象とする住宅についてのものである。
印刷データ記憶部142は、印刷データを記憶する。住宅設計データ記憶部141が記憶する住宅設計データには、例えば住宅の構造において用いられる内外装材についての規格や商品分類等を示す内外装材利用情報が含まれる。印刷データ記憶部142は、住宅設計データ記憶部141が記憶する住宅設計データに含まれる内外装材利用情報が示す内外装材への印刷に利用可能な印刷データを記憶する。
操作部105は、住宅仮想空間シミュレーション装置100が備える操作デバイスを一括して示す。操作部105には、例えばマウス、キーボード、ペンタブレット等のように、住宅仮想空間シミュレーション装置100に接続される操作デバイスが含まれてもよい。また、住宅仮想空間シミュレーション装置100がタッチパネルを備える場合には、タッチパネルも操作部105に含まれる。
表示部106は、制御部103の制御に応じて画像を表示する。表示部106に対応する表示デバイスは、住宅仮想空間シミュレーション装置100に固定的に備えられるものであってもよいし、住宅仮想空間シミュレーション装置100に接続されるものであってもよい。
[印刷データ]
続いて、本実施形態の印刷データ記憶部142が記憶する印刷データについて説明する。印刷データ記憶部142は、例えば、内外装材ごとに対応する印刷データを印刷データテーブルの構造により記憶する。
図2は、印刷データ記憶部142が記憶する印刷データテーブルの一例を示している。同図に示されるように、印刷データテーブルは、1つの内外装材に対応する内外装材識別子ごとに対して、1以上の製品識別子が対応付けられる。同じ1つの内外装材識別子に対応付けられた製品識別子は、それぞれ共通の内外装材識別子により示される内外装材に対して異なる色柄が適用された製品を示す。このような製品識別子は、例えば型番などが対応する。なお、製品識別子ごとに対応させて製品名等の製品に関する製品情報が含まれてもよい。そのうえで、製品識別子のそれぞれは、印刷データが対応付けられる。製品識別子に対応付けられた印刷データは、対応の製品識別子により示される製品の色柄を印刷するデータである。
図3は、1つの印刷データに対応する単位印刷領域PSの一例を模式的に示している。印刷データとして、単位印刷領域PSの実寸は、同図のように一方向(横方向)が寸法x1で、上記の一方向に対する直交方向(縦方向)が寸法y1であるとして予め定められている。また、ここでは、寸法x1が短手方向で寸法y1が長手方向である場合を例に挙げる。
図4は、内外装材の化粧面KSと、印刷データが対応する単位印刷領域PSとの関係例を示している。
同図の説明にあたり、横方向(左右方向)をx軸方向、縦方向(上下方向)をy軸方向として扱う。また、以降の説明において、x軸方向と、横方向または左右方向は同義なものとして扱う。同様に、y軸方向と、縦方向または上下方向は同義なものとして扱う。
同図においては、単位印刷領域PSとして、8つの単位印刷領域PS-1~PS-8が配置されている。
y軸方向において単位印刷領域PS-1の下には単位印刷領域PS-2が配置される。単位印刷領域PS-1の下側端部と単位印刷領域PS-2の上側端部とで接する位置においては、色柄が連続している。同様に、上下方向において隣り合うように配置される単位印刷領域PS-3の下側端部と単位印刷領域PS-4の上側端部とが接する位置、単位印刷領域PS-4の下側端部と単位印刷領域PS-5の上側端部とが接する位置、単位印刷領域PS-6の下側端部と単位印刷領域PS-7の上側端部とが接する位置、単位印刷領域PS-7の下側端部と単位印刷領域PS-8の上側端部とが接する位置のそれぞれにおいても、色柄が連続している。
つまり、印刷データは、単位印刷領域PSをy軸方向に並べるように配列した場合に、y軸方向において隣り合う単位印刷領域PSの色柄が連続するようにされている。
また、上記のようにy軸方向において隣り合う単位印刷領域PSの色柄が連続するようにされた印刷データとして、x軸方向において隣り合う単位印刷領域PSの色柄に関しては以下の2種類がある。
1つは、x軸方向においても隣り合う単位印刷領域PS間で色柄が連続するようにされた印刷データ(2方向連続印刷データ)である。もう1つは、x軸方向において隣り合う単位印刷領域PS間での色柄の連続については特に配慮されていない印刷データ(1方向連続印刷データ)である。
前者の2方向連続印刷データは、例えば、色柄が幾何学模様であるようなものを挙げることができる。また、後者の1方向連続印刷データは、木目等のように人が一目で認識できるような明示的な規則的パターン有さないものを挙げることができる。
同図においては、前者の2方向連続印刷データの場合を例に挙げている。即ち、単位印刷領域PS-1の左側に隣接する単位印刷領域PS-3は、y軸方向において寸法y1/2(所定の寸法の一例)により単位印刷領域PS-1に対してずれた位置関係となっている。また、同じ単位印刷領域PS-1の右側に隣接する単位印刷領域PS-6も、y軸方向において寸法y1/2により単位印刷領域PS-1に対してずれた位置関係となっている。このことから理解されるように、x軸方向において隣接する単位印刷領域PSは、互いにy軸方向において寸法y1/2によりずれるようにして配置される。そして、このように配置された状態では、左右方向において互いに合わさる単位印刷領域PSの端部において色柄が連続している。
具体的に、単位印刷領域PS-1における左側の上半分の端部と、単位印刷領域PS-3における右側の下半分の端部とが合わさる位置にて色柄が連続している。また、単位印刷領域PS-1における左側の下半分の端部と、単位印刷領域PS-4における右側の上半分の端部とが合わさる位置にて色柄が連続している。
また、単位印刷領域PS-1における右側の上半分の端部と、単位印刷領域PS-6における左側の下半分の端部とが合わさる位置にて色柄が連続している。また、単位印刷領域PS-1における右側の下半分の端部と、単位印刷領域PS-7における左側の上半分の端部とが合わさる位置にて色柄が連続している。
つまり、印刷データは、色柄について、単位印刷領域PSの左側の上半分の端部と右側の下半分の端部とを合わせた際に連続し、かつ、単位印刷領域PSの右側の上半分の端部と左側の下半分の端部とを合わせた際に連続するようにされている。
このようにして、印刷データの色柄については、1つの印刷データにより複数の単位印刷領域PSを並べていく配列印刷により化粧面を形成するにあたり、x軸方向とy軸方向とのそれぞれにおいて、単位印刷領域PSの隣り合う端部にて色柄が連続するようにされている。
これにより、内外装材の化粧面について、単位印刷領域PSのつなぎ目を自然な状態とすることができる。また、x軸方向において隣接する単位印刷領域PSについては、単位印刷領域PSを互いにずらした状態で色柄が連続するようにしているので、例えばx軸方向に対応する横方向で同じ色柄のパターンが寸法x1ごとに繰り返されていることもわかりにくいようになる。この結果、複数の単位印刷領域PSにより形成される化粧面の色柄をさらに自然な状態とすることができる。
なお、例えば、単位印刷領域PSをマトリクス状に配列してよい。この場合、x軸方向においても、y軸方向における配列と同様に、左右で隣り合う2つの単位印刷領域PSの柄が連続するように印刷データの柄を形成すればよい。
しかしながら、図3、図4の例では、印刷データによっては長方形の単位印刷領域PSが形成され、単位印刷領域PSのサイズとしては、x軸方向の寸法x1のほうがy軸方向の寸法y1よりも短い。この場合に、上記のように単位印刷領域PSをマトリクス状に配置した場合、左右で隣り合う2つの単位印刷領域PSの柄は連続するが、縦方向と横方向での色柄の繰り返しパターンが細かなものとなって人によっては煩わしさを覚える場合がある。そこで、図4のようにx軸方向において隣り合う単位印刷領域PSを互いにずらすようにした配置のもとで色柄が連続するようにすれば、色柄の繰り返しパターンが細かくならないようにすることができる。
なお、x軸方向において隣り合う単位印刷領域PSをy軸方向において互いにずらすようにした配置としては、同図のように、寸法y1/2によりずらすパターンに限定されない。例えば、x軸方向において隣り合う単位印刷領域PSを、上方向または下方向に、寸法y1/3によりずらした場合に、x軸方向において隣り合う単位印刷領域PSの色柄が連続するようにされてよい。
実物の内外装材では、以下のように印刷データにより印刷された色柄を適用することが行われる。
例えば印刷工場にて、所定の幅を有する長尺のフィルムロールから引き出されるフィルムに対して、印刷データにより印刷を行っていくことが行われる。この際、引き出されたフィルムの流れ方向に印刷データの縦方向(y方向)を対応させた印刷方向によって印刷が行われる。従って、実際の内外装材においては、フィルムの流れ方向(印刷方向(y方向))に沿って単位印刷領域PS間で色柄が連続するように印刷される。
例えば、内外装材を製造する工場等、もしくは住宅を建築する現場等で、印刷されたフィルムロールを対象の内外装材に貼り付けることで、例えば1つの型番に対応する製品としての内外装材が得られる。
そのうえで、実物の内外装材に対して化粧面を施すには、以下のような手順とされればよい。即ち、内外装材の幅が、単位印刷領域PSのx軸方向の幅x1以下である場合には、例えば印刷が行われるフィルムとして、幅x1以下のものを用意し、同図のy軸方向をフィルムの流れ方向に対応させて、印刷データを用いてフィルムへの印刷を行っていく。そして、内外装材に化粧面を施す際は、印刷されたフィルムから化粧面KSのサイズを任意に切り出す。切り出すフィルムは、1枚であってもよいし、化粧面KSのサイズを適当に分割した複数枚であってもよい。そのうえで、切り出したフィルムを内外装材に貼り付ければよい。
また、実物の内外装材の化粧面の幅が、単位印刷領域PSのx軸方向の幅x1より大きい場合には、例えば幅x1のフィルムに上記と同様に流れ方向に沿って色柄が連続するように印刷を行い、このフィルムのロールから内外装材の化粧面となる部分のサイズに応じて必要な長さを繰り出させ、内外装材に貼り合わせる。この際、化粧面となる部分のy軸方向にそって、はじめに幅x1分のフィルムを内外装材に貼り合わせた後は、貼り付けられたフィルムの左端または右端に合わせてさらにロールから繰り出したフィルムを貼り合わせていく。
また、フィルムを貼り付けた化粧面よりも狭い幅の内外装材を並べて配置することで、化粧面を形成してもよい。このような手順でフィルムが内外装材に張り合わされる場合、x軸方向に沿って隣り合うフィルムにおける単位印刷領域PS同士の位置は一致せずにずれる。これにより、例えば木目などのようにx軸方向における連続性が求められない色柄のものであれば、x軸方向における色柄の繰り返しが目立たないことになる。
一方で、仮想空間上で上記のように色柄の繰り返しが目立たない状態を再現する場合には意図的に単位印刷領域PSの配置を行う必要があるが、単位印刷領域PSの配置を前述のように行うことで、簡易にリアリティのある表現を実現することができる。
[住宅仮想空間画面]
図5は、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100の表示部106にて表示される住宅仮想空間画面の一例を示している。
同図の住宅仮想空間画面においては、住宅仮想空間エリアAR11と操作エリアAR12とが配置される。
住宅仮想空間エリアAR11は、住宅仮想空間を表示するエリアである。住宅仮想空間エリアAR11に対応する操作として、視点を変更する操作が可能とされている。視点変更操作によって視点が変更されると、住宅仮想空間エリアAR11においては、変更された視点から観察した状態となるように住宅仮想空間の表示が変化する。
操作エリアAR12は、オペレータが操作を行うエリアである。操作エリアAR12においては、操作に応じて適宜、必要な操作画像が表示される。なお、操作エリアAR12は、住宅仮想空間エリアAR11上の一部に重畳するように表示されてよい。この場合において、操作エリアAR12に所定の透明度を設定することで、操作エリアAR12の下に位置する住宅仮想空間エリアAR11の部分が透けてみえるような表示の態様としてよい。
同図の操作エリアAR12においては、内外装材選択操作エリアAR121及び色柄選択操作エリアAR122が配置された状態が示されている。
内外装材選択操作エリアAR121は、住宅仮想空間にて表示される住宅の内外装材のうちから、色柄の変更対象とする内外装材を選択(指定)する際にはじめに操作されるエリアである。例えば内外装材選択操作エリアAR121に対する所定操作に応じて、内外装材を選択する内外装材選択画面が表示される。オペレータは、内外装材選択画面に対する操作によって、色柄の変更対象とする内外装材を選択する。
色柄選択操作エリアAR122は、現在において色柄の変更対象として選択されている内外装材の色柄を選択する操作が行われるエリアである。
同図の色柄選択操作エリアAR122においては、アイコンIcn1~Icn8が配置された例が示されている。アイコンIcn1~Icn8について特に区別しない場合にはアイコンIcnと記載する。
アイコンIcn1~Icn8は、それぞれ、現在において色柄の変更対象として選択されている内外装材について選択可能な色柄に対応する。アイコンIcn1~Icn8においては、対応の色柄の画像が表示されている。なお、内外装材について選択可能な色柄が多数であるような場合には、例えばオペレータが、色柄選択操作エリアAR122に対して横方向または縦方向のスクロールやページ送り等の操作を行うことで、表示されるアイコンの組を変更できるようにしてよい。
オペレータは、色柄選択操作エリアAR122にて配置されているアイコンIcnのうちから、1つのアイコンIcnを選択する操作を行うことができる。同図の例では、アイコンIcnは、選択されていない状態のもとでは、Icn1、Icn2、Icn4~Icn8等として示すように、菱形となる向きで配置されている。一方、アイコンIcnは、選択された状態にある場合には、アイコンIcn3として示すように、正方形となる向きで配置されるように変化する。また、選択された状態にあるアイコンIcnは、所定の態様による強調表示が行われる。
住宅仮想空間エリアAR11にて表示される住宅仮想空間においては、選択された内外装材の部分について、色柄選択操作エリアAR122にて選択されているアイコンIcnに対応する色柄で表示が行われる。
例えば、同図の状態から、アイコンIcn3以外の他のアイコンIcnを選択する操作が行われると、住宅仮想空間において選択された内外装材の部分は、選択されたアイコンIcnに対応する色柄に変化する。
このように、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅仮想空間における内外装材の色柄を容易に変更することができる。これにより、例えば住宅を購入しようとする客は、購入対象の住宅の住宅仮想空間の内外装材の多様な色柄を手軽に確認できる。
そのうえで、本実施形態においては、上記のような内外装材の色柄の描画にあたり、実物の内外装材に印刷を行うのに用いられる印刷データを利用する。
本実施形態において、或る1つの製品識別子に対応する製品としての内外装材の色柄が反映されるように住宅仮想空間において内外装材を描画するにあたっては、例えば以下のような態様を採ることができる。
1つには、印刷データに対応する単位印刷領域PSの一部領域に対応する色柄を住宅仮想空間における内外装材部分に描画することができる。また、もう1つには、複数の単位印刷領域PSを配列させて得られる色柄を住宅仮想空間における内外装材部分に描画することができる。また、もう1つには、印刷データに基づく所定の寸法に対応するタイル画像を生成し、住宅仮想空間における内外装材部分に対してタイル画像を配列させるようにして描画することができる。
印刷データは、例えば木目の色柄を例に挙げると、実物の内外装材に印刷されたのにも関わらず、実際の木材の木目と見分けることができない程度に高品位である。
このため、内外装材の色柄の描画に印刷データを利用することで、仮想空間における内外装材の色柄の現実感を向上させることができる。また、本実施形態では、実物の内外装材の印刷に用いる印刷データを、仮想空間における内外装材の描画に流用することになる。このため、描画データを新たに作成する手間をかけることなく、内外装材の色柄の描画を高品位で行える。
また、印刷データには、印刷により形成される化粧面の質感を表現するための光沢、凹凸等に関する質感情報が含まれていても良い。画像処理部132は、内外装材の描画を行うにあたり、印刷データに含まれる質感情報を利用して、例えば内外装材の化粧面に入射した光の反射等が反映された内外装材の見え方を再現して描画することができる。この場合、印刷データは、例えば色と模様の情報を示す第1レイヤーと、凹凸情報を示す第2レイヤーと、の複数の印刷データ重ねたものであっても良い。それぞれ実際の内外装材におけるインキ版による印刷と、エンボス版による印刷(賦形)に相当する。また光沢やつや消しのためのマットコート印刷、グロスコート印刷のレイヤーが凹凸情報を示すレイヤーの代わりに、もしくは加えてあっても良い。
また、前述のように、印刷データは、印刷によって形成される単位印刷領域PSの寸法が定められている。そのうえで、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅仮想空間にて内外装材を描画するにあたり、単位印刷領域PSの寸法を、住宅仮想空間における内外装材の寸法に対応させるようにして色柄の描画を行う。つまり、例えば単位印刷領域PSの寸法x1、y1がそれぞれXmm、Ymmとすると、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅仮想空間において現実ではXmm、Ymmによるサイズの面積を占有する部分に対して、印刷データを利用して、Xmm、Ymmの単位印刷領域PSによる色柄を描画する。
このように単位印刷領域PSの寸法を住宅仮想空間の寸法に一致させた内外装材の描画(寸法一致描画)が行われることにより、例えば解像度変換などの画像処理を中間で実行することなく、住宅仮想空間での内外装材の描画を行える。
また、単位印刷領域PSではなく、前述の描画方法に併せて加工済みの印刷データ画像に寸法を定めてもよい、例えば、印刷データに対応する単位印刷領域PSの一部領域に対応する色柄を住宅仮想空間における内外装材部分に描画する場合には一部領域に寸法を定めてもよいし、複数の単位印刷領域PSを配列させて得られる単位領域(例えば化粧面KS)に対して寸法を定めてもよい。
また、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅仮想空間の視点の変更に加え、視点位置から視点方向における住宅のオブジェクトまでの距離(視点距離)を変更することができる。このような視点距離の変更に応じては、住宅における内外装材等の画像の拡大、縮小が行われることになる。このような画像の拡大、縮小に伴って、内外装材の化粧面も拡大、縮小される。本実施形態では、寸法一致描画が行われていることで、例えば内外装材の化粧面を拡大、縮小させる際にも、同じ印刷データを用いて描画を行える。そのうえで、特に拡大された化粧面については、印刷データが有する精細度に応じた高精細な色柄の表示を実現できる。
また、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、内外装材の描画にあたり複数の単位印刷領域PSにより化粧面を形成する場合には、隣り合う単位印刷領域PSの端部が接する位置にて色柄が連続するように単位印刷領域PSを並べるようにして描画を行う。つまり、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、図4にて説明した実物の内外装材に対して複数の単位印刷領域PSにより化粧面を形成する印刷を、描画処理に適用する。これにより、住宅仮想空間における内外装材の色柄を自然なものとすることが可能になる。この効果は、特に内外装材の部分が拡大表示される場合に有効である。
[処理手順例]
図6のフローチャートを参照して、本実施形態の住宅仮想空間シミュレーション装置100が、住宅仮想空間の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:例えば、住宅仮想空間シミュレーション装置100のオペレータは、或る1つの販売対象の住宅の住宅仮想空間画面を表示させるにあたり、住宅仮想空間画面に住宅仮想空間を表示させる住宅の住宅設計データを指定する操作を行う。
住宅設計データを指定する操作に応じて、住宅仮想空間シミュレーション装置100における画像処理部132は、住宅設計データ記憶部141から操作により指定された住宅設計データを取得する。
ステップS102:また、印刷データ取得部131は、ステップS101により入力された住宅設計データに基づく住宅仮想空間の初期表示に利用すべき印刷データ(初期利用印刷データ)を、印刷データ記憶部142から取得する。
初期利用印刷データは、例えばデフォルトで内外装材ごとに予め定められていてよい。あるいは、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅仮想空間画面が終了された段階で、住宅仮想空間における内外装材の色柄について最後の選択結果を反映したデータ(内外装材色柄選択データ)を、記憶部104に保存させておくようにしてよい。そのうえで、印刷データ取得部131は、ステップS101により取得された住宅設計データに対応する内外装材色柄選択データが記憶部104に記憶されている場合、以下のように初期利用印刷データを取得してよい。即ち、印刷データ取得部131は、記憶部104に記憶されている内外装材色柄選択データが示す色柄に対応する印刷データを、初期利用印刷データとして取得してよい。
ステップS103:画像処理部132は、住宅仮想空間を描画する。この際、画像処理部132は、ステップS101にて取得された住宅設計データが示す間取りや建材の配置等に基づいて住宅の三次元画像を生成する。また、画像処理部132は、ステップS102により取得された初期利用印刷データを利用して、住宅の三次元画像における内外装材の色柄の描画を行う。この際、画像処理部132は、前述のように、寸法一致描画を行う。また、画像処理部132は、描画対象の内外装材のサイズに応じて、前述の単一印刷もしくは配列印刷を適用した描画を行う。
ステップS104:画像処理部132は、住宅仮想空間画面の初期表示を実行する。この際、画像処理部132は、住宅仮想空間画面における住宅仮想空間エリアAR11の位置にステップS103により描画した住宅仮想空間を配置する。また、画像処理部132は、操作エリアAR12の画像を描画し、住宅仮想空間画面における操作エリアAR12の位置に、描画した操作エリアAR12の画像を配置する。画像処理部132は、このように生成した住宅仮想空間画面を表示部106に表示させる。
ステップS105:住宅仮想空間画面が表示されている状態において、制御部103は、色柄の変更対象とする内外装材を選択する操作が行われたか否かについて判定する。色柄の変更対象とする内外装材を選択する操作は、前述のように、内外装材選択操作エリアAR121に対する操作から開始される。
ステップS106:ステップS105にて色柄の変更対象とする内外装材を選択する操作の行われたことが判定された場合、画像処理部132は、選択された内外装材に対応する色柄のアイコンIcnが配置されるように、色柄選択操作エリアAR122の表示の切り替えを行う。この際、画像処理部132は、選択された内外装材の内外装材識別子と対応付けられている印刷データを、印刷データ記憶部142から取得する。画像処理部132は、取得した印刷データのそれぞれからアイコンIcnのサイズ、形状に対応するサムネイル画像を生成する。画像処理部132は、生成したサムネイル画像をアイコンIcnとして色柄選択操作エリアAR122に配置する。
ステップS107:ステップS105にて色柄の変更対象とする内外装材を選択する操作の行われないことが判定された場合、制御部103は、色柄選択操作エリアAR122に対して色柄を選択する操作が行われたか否かについて判定する。
ステップS108:ステップS107にて色柄を選択する操作が行われたことが判定された場合、印刷データ取得部131は、操作により選択された色柄に対応する印刷データを、印刷データ記憶部142から取得する。
ステップS109:画像処理部132は、ステップS109により取得された印刷データを利用して、住宅仮想空間において、色柄の変更対象として選択されている内外装材の部分の描画を行う。画像処理部132は、ステップS108による内外装材の部分の描画処理結果を、住宅仮想空間エリアAR11において表示される住宅仮想空間に反映させる。
ステップS110:ステップS107にて色柄を選択する操作が行われないと判定された場合、制御部103は以下の処理を実行する。
つまり、制御部103は、住宅仮想空間エリアAR11にて表示されている住宅仮想空間の表示の拡大率を変更する操作が行われたか否かについて判定する。
ステップS111:ステップS110にて住宅仮想空間の表示の拡大率を変更する操作の行われたことが判定された場合、画像処理部132は、変更後の拡大率に応じた住宅仮想空間の表示となるように描画を実行する。
ステップS112:ステップS110にて住宅仮想空間の表示の拡大率を変更する操作が行われないと判定された場合、制御部103は、視点変更操作が行われたか否かについて判定する。
ステップS113:視点変更操作の行われたことが判定された場合、画像処理部132は、変更後の視点から観察した状態の住宅仮想空間の表示となるように描画を実行する。
ステップS106、S109、S111、S113の処理の後は、ステップS105に処理が戻される。
同図の処理は、住宅仮想空間画面の表示が終了されることに応じて終了する。
なお、前述のように、単位印刷領域PSのy軸方向(長手方向)で隣り合う色柄が連続するようにされた印刷データには、2方向印刷データと1方向印刷データとがある。そこで、印刷データ記憶部142が記憶する印刷データごとに、2方向印刷データと1方向印刷データとのいずれであるのかを示す印刷データ種別情報を付加するようにされてよい。
そのうえで、画像処理部132は、以下のように描画に関する処理を実行してよい。つまり、画像処理部132は、色柄選択操作に応じて指定された印刷データにより内外装材の描画を行うにあたり、指定された印刷データの印刷データ種別情報を参照して、2方向印刷データと1方向印刷データとのいずれであるのかを判定する。2方向印刷データであると判定された場合、画像処理部132は、x軸方向において単位印刷領域PSを並べて配置させるにあたり、x軸方向において隣接する単位印刷領域PSについて、印刷データの色柄に基づいて予め指定された寸法によりy軸方向に沿ってずらすように描画する。また、1方向印刷データであると判定された場合、画像処理部132は、x軸方向において単位印刷領域PSを並べて配置させるにあたり、x軸方向において隣接する単位印刷領域PSについて、例えばランダムに設定した寸法によりy軸方向に沿ってずらすように描画する。あるいは、2方向印刷データに応じて予め共通に定められた所定の寸法によりy軸方向に沿ってずらすように描画してもよい。
なお、住宅設計データや印刷データを記憶するサーバをネットワーク上に設けてもよい。この場合、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、ステップS101にて住宅設計データを取得するにあたり、ネットワーク経由の通信により、サーバから住宅設計データを取得してよい。また、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、ステップS102、S108にて印刷データを取得するにあたり、ネットワーク経由の通信により、サーバから印刷データを取得してよい。
なお、住宅仮想空間シミュレーション装置100は、住宅設計データや印刷データが記憶された外部のストレージ装置から、データインターフェース部102を経由して、住宅設計データや印刷データを取得するようにしてもよい。
なお、本実施形態における仮想空間シミュレーションの対象は、住宅に限定されるものではなく、例えば店舗、施設、景観材等の建築物であってもよい。
なお、上述の住宅仮想空間シミュレーション装置100としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の住宅仮想空間シミュレーション装置100としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 住宅仮想空間シミュレーション装置、101 通信部、102 データインターフェース部、103 制御部、104 記憶部、105 操作部、106 表示部、131 印刷データ取得部、132 画像処理部、141 住宅設計データ記憶部、142 印刷データ記憶部

Claims (5)

  1. 建築物に用いられる内外装材の色柄の指定に応じて、指定された内外装材の色柄の印刷に利用される印刷データを取得する印刷データ取得部と、
    前記建築物の仮想空間を描画するにあたり、前記仮想空間における内外装材について、前記印刷データ取得部により取得された印刷データを利用して描画する画像処理部とを備え
    前記印刷データは、実物の内外装材に対して印刷した際の単位印刷領域の実寸が予め定められており、
    前記画像処理部は、仮想空間における建材の寸法に、単位印刷領域の実寸を対応させて内外装材の描画を行い、
    前記仮想空間での視点距離の変更に応じて前記仮想空間において拡大または縮小される建材の寸法に前記単位印刷領域の実寸を対応させるように内外装材を拡大または縮小させた描画を行う
    画像処理装置。
  2. 前記画像処理部は、前記印刷データを利用して、所定の色柄の向きで所定の一方向に沿って単位印刷領域が連続するように内外装材の描画を行う。
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理部は、前記印刷データを利用して、所定の一方向に対する直交方向に沿って単位印刷領域を描画するにあたり、前記直交方向において隣接する2つの単位印刷領域が前記所定の一方向において互いに所定の寸法によりずれるようにして描画を行う
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記印刷データは、印刷により形成される内外装材の化粧面の質感を表現するための質感情報を有し、
    前記画像処理部は、前記質感情報に基づいて内外装材の化粧面における光の反射を再現するように描画を行う
    請求項1からのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. コンピュータを、
    建築物に用いられる内外装材の色柄の指定に応じて、指定された内外装材の色柄の印刷に利用される印刷データを取得する印刷データ取得部、
    前記建築物の仮想空間を描画するにあたり、前記仮想空間における内外装材について、前記印刷データ取得部により取得された印刷データを利用して描画する画像処理部として機能させるための プログラムであって、
    前記印刷データは、実物の内外装材に対して印刷した際の単位印刷領域の実寸が予め定められており、
    前記画像処理部は、仮想空間における建材の寸法に、単位印刷領域の実寸を対応させて内外装材の描画を行い、
    前記仮想空間での視点距離の変更に応じて前記仮想空間において拡大または縮小される建材の寸法に前記単位印刷領域の実寸を対応させるように内外装材を拡大または縮小させた描画を行う
    プログラム。
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