JP7124200B2 - 部品保管位置決定装置、部品保管位置決定方法および部品管理システム - Google Patents
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Description
本発明は、ワークに組み付けられる部品の保管位置を決定する部品保管位置決定装置、部品保管位置決定方法および部品を管理する部品管理システムに関する。
この種の技術として、従来より、複数の物品を棚に配置する際に、その物品の取り出し頻度(ピッキング頻度)に応じて物品の配置位置を決定するようにした方法が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の方法では、ピッキング頻度が高い順に物品を配置するとともに、1つの列エリアから複数の物品が同時にピッキングされないように物品を配置する。
しかしながら、一般に、棚にはピッキング頻度の低い物品も配置されるが、上記特許文献1記載の方法では、ピッキング頻度の低い物品が配置された棚の列エリアがピッキング作業中に素通りされることがあり、ピッキング作業を効率的に行うことが難しい。
本発明の一態様は、生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品の、通路に面した複数列の収容空間を有する収容部における保管位置を決定する部品保管位置決定装置であって、所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、ワークの種類毎に組み付けられる部品の種類との対応関係を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された対応関係に基づいて、収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する演算部と、演算部により決定された保管位置を出力する出力部と、を備える。演算部は、それぞれのワークに対応する複数種類の部品が収容部の複数列のすべてにそれぞれ分散して配置されるように、収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する。
本発明の他の態様は、生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品を管理する部品管理システムであって、部品保管位置決定装置と、部品を保管する収容部と、出力部により出力された保管位置を表示する表示部と、を備える。
本発明のさらに他の態様は、生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品の、通路に面した複数列の収容空間を有する収容部における保管位置を決定する部品保管位置決定方法であって、予め記憶された、所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、ワークの種類毎に組み付けられる部品の種類との対応関係に基づいて、収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する手順と、決定した保管位置を出力する手順と、を含む。決定する手順は、それぞれのワークに対応する複数種類の部品が収容部の複数列のすべてにそれぞれ分散して配置されるように、収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する。
本発明によれば、ピッキング作業が効率的に行われるように部品の保管位置を決定することができる。
以下、図1~図13Cを参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る部品保管位置決定装置は、生産計画に従って生産される各種製品の部品、すなわち、複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品を管理するための装置であり、棚等の保管場所における複数種類の部品の保管位置を決定する装置である。なお、製品には、完成品の他、完成前のもの(中間製品)も含まれる。また、ワークには、車両やエンジン等の各種製品に対応して生産ラインに投入され、組立工程において各種部品が組み付けられる車体フレームやエンジンブロック等の他、塗装工程において各種塗料が塗布されるもの等も含まれる。また、部品には、組立工程においてワークに組み付けられる部品の他、塗装工程においてワークに塗布される各種塗料、各種工程で使用される工具や治具等が含まれる。
自動車などの工場の生産ラインでは、生産性向上のため、所定期間、例えば一日の生産に先立ち、当該期間に必要となる部品を生産計画に沿って準備する「配膳」が行われる。配膳では、例えば、各ワークに組み付けられる複数の部品、つまり各ワークに対応する複数の部品を、保管場所から取り出し(ピッキング)、配送台車等に搭載して生産ラインに供給する。図1は、本発明の実施形態に係る部品保管位置決定装置が適用される配膳の一例を示す図である。
図1に示すように、所定期間に使用される部品21は、部品21の投入側および取り出し側の通路22,23に面した複数列(図では5列)および複数段(図では3段)の収容空間を有する棚(収容部)20に配置される。部品保管位置決定装置は、収容部20における各部品21の保管位置を、棚の列および段により指定して決定する。
通路22側の作業者P1が決定された保管位置に従って各部品21を収容空間に投入すると、通路23側の作業者P2が投入された部品21をピッキングする。部品21の投入およびピッキングはロボット等の設備により自動的に行ってもよく、この場合、決定された保管位置は、設備コントローラ等に出力される。保管位置に投入された部品21は、パイプシュータやコンベヤ等により投入順に順次、投入側から取り出し側へと送られる。なお、収容部20の取り出し側(通路23側)から部品を供給することもできる。
図2は、収容部20の構成を模式的に示す図である。なお、以下では、便宜上、図示のようにピッキング作業を行う作業者P2を基準にして前後方向および左右方向を定義する。図2に示すように、収容部20は、取り出し側の通路23の左右両側にそれぞれ設けられ、これらをそれぞれ収容部20L,20Rとして表す。
各収容部20L,20Rは、例えば矢印で示すピッキング作業時の進行方向、すなわち作業者P2の進路に沿って、それぞれ上下方向に複数段(3段)に仕切られた複数列(5列)の棚を有する。なお、図2では、棚の段を便宜上、平面に展開して示している。すなわち、各収容部20L,20Rを左右側方から見たときの保管位置の配置を概略的に示している。
棚は、3段構成であるため、同一列の左右の棚を合わせると合計で6箇所の収容空間が設けられ、収容部20全体では30箇所の収容空間が設けられる。なお、各収容空間に対応する保管位置を便宜上、図示のように表す。すなわち、列を表す数字(1~5)、左右を表す文字(L,R)、段を表す数字(1~3)を用いて各保管位置を特定する。一例を挙げると、左側の第2列の第3段の保管位置は、「2L3」で表される。
各収容空間は、便宜上、互いに同一の奥行(左右方向長さ)、間口(前後方向長さ)、高さ(上下方向長さ)を有するものとして示すが、各収容空間の奥行、間口および高さは、任意に変更することができる。例えば、棚を構成するパイプ等の長さや本数を変更する、あるいは棚の仕切り位置を変更して列数を4列以下や6列以上、段数を2段以下や4段以上にすることができる。
各部品21は、保管位置に直に、または、上方や左右側方が開口された容器内に収容された状態で配置される。部品21を容器内に収容する場合、部品の種類に拘らず、同一形状の容器を用いることができる。この場合、収容部20の各収容空間は、容器の幅および高さに応じて予め一定の間口および高さに決定される。なお、部品の形状や種類に応じて、互いに異なる容器を用いることもできる。
図3は、ピッキング作業の効率について説明するための図であり、図2の収容空間が示される。収容部20の各列に保管された部品を進行方向(図2)に沿って順次取り出すピッキング作業を行う場合、ワーク毎の配膳に必要な部品21が保管される列に偏りがあると、ピッキング作業の効率が低下する。
図3の例では、特定のワークの配膳に必要な部品が保管位置1L1,2R2,4L1,4L2,4R1,5R3に保管されている。このような場合、第1列、第2列および第5列では各列で1回のピッキング作業が行われるが、第3列ではピッキング作業が行われず(素通り)、作業者の歩行量に対するピッキング作業の効率が低下する。また、第4列では複数の保管位置4L1,4L2,4R1からピッキング作業が行われることで所要時間が長くなるため、複数の作業者が順次ピッキング作業を行う場合には第4列がボトルネックとなり(渋滞)、全体的なピッキング作業の効率が低下する。
そこで、本実施形態では、ワークの種類によらず収容部20の各列での素通りや渋滞の発生を抑制し、ピッキング作業を効率的に行えるよう、以下のように部品保管位置決定装置を構成する。
本実施形態の部品保管位置決定装置は、以下の3つの条件を考慮して部品21の保管位置を決定する。
1.1列1ピック条件
2.組合せ最適化条件
3.レイアウト条件
1.1列1ピック条件
2.組合せ最適化条件
3.レイアウト条件
1列1ピック条件は、作業者P2が通路23に沿って進行するとき、収容部20の棚の1列毎に少なくとも1部品のピッキング作業を行うという条件である。組合せ最適化条件は、収容部20の各収容空間に配置される部品21の収容効率を最適化するための条件である。レイアウト条件は、収容部20を効率よくレイアウトするための条件である。まず、1列1ピック条件について説明する。
1列1ピック条件は、配膳されるワーク、すなわち所定期間に生産される製品に対応したワークの種類によらず、収容部20の各列で少なくとも1部品がピッキングされるという条件である。1列1ピック条件は、収容部20の各列における素通りの発生を抑制することで作業者P2の歩行量に対するピッキング作業の効率を向上するための条件である。収容部20に保管される部品21は、1列1ピック条件を考慮して、収容部20の同一列に保管される部品グループに分類される。
図4は、所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、そのワークに使用される部品21の種類との対応関係の一例を示す表である。図4に示すように、各ワークに使用される部品21の種類(図ではP01~P27)は、機種や仕様等のワークの種類(図ではA1~D6)に応じて異なる。例えば、ワークA1に対しては、部品P01,P02,P04,P10,P12,P15,P17,P23が使用される。すなわち、ワークA1の配膳では、これらの部品21が収容部20からピッキングされる。
図5は、1列1ピック条件を満たすように仮決定された部品グループの一例を示す図である。図4に示す27種類の部品P01~P27は、ワークの種類と部品21の種類との対応関係に基づいて、順次、収容部20の5つの列に対応する5つの部品グループGr1~Gr5に分類される。
先ず、部品P01について部品グループの検討が行われる。図4の対応関係に示すように、部品P01は全てのワークで使用されるため、部品P01を単独で単一の列に保管しても、配膳されるワークの種類によらず素通りが発生しない。このような部品P01は、図5に示すように、単独で1つの部品グループGr1として仮決定される。
次いで、部品P02について部品グループの検討が行われる。部品P02は、ワークC1,C2では使用されないため、部品P02を単独で単一の列に保管すると、ワークC1,C2の配膳時に素通りが発生する。このような部品P02は、部品P03,P07,P09,P11のいずれか1種類と組合せて部品グループGr2として仮決定される。図5の例では、部品P02は、部品P03と組合せて1つの部品グループGr2として仮決定される。
次いで、部品P04について部品グループの検討が行われる。ワークA3,B1~B3,C1,C2,D3~D5では使用されない部品P04は、部品P05,P06,P08および部品P03,P07,P09,P11のいずれか1種類と組合せて部品グループGr3として仮決定される。図5の例では、部品P04は、部品P05,P06,P08および部品P07(部品P05~P08)と組合せて1つの部品グループGr3として仮決定される。
次いで、部品P09について部品グループの検討が行われる。ワークA1~B4,D1~D6では使用されない部品P09は、部品P10と組合せて1つの部品グループGr4として仮決定される。次いで、部品P11について部品グループの検討が行われる。ワークA1~B4,D1~D6では使用されない部品P11は、部品P12~P14と組合せて1つの部品グループGr5として仮決定される。
次いで、部品P15~P27について部品グループの検討が行われるが、部品P15~P27は、いかなる組合せによっても所定期間における配膳時の素通りを回避することができない。このような部品P15~P27は、非グループ部品として仮決定される。
1列1ピック条件を満たすように仮決定される部品グループには、例えば部品P02を部品P07と組合せて1つの部品グループGr2とする場合等、図5に例示するもの以外にも複数の組合せが生じる。また、仮決定された部品グループGr1~Gr5と非グループ部品とを組合せて収容部20における保管位置を決定する過程で、さらに多数の組合せが生じる。
これらの組合せのうち、いずれが最適であるかを判定するため、各条件に対応したペナルティ点数が設定される。例えば、1列1ピック条件を満たさない列がある場合には、ペナルティ点数として50000点が加算される。また、収容部20の各列における渋滞の発生を抑制するため、例えば、単一の列において2回以上のピッキング作業が行われる場合には、ペナルティ点数として1点が加算される。
各条件を考慮して決定された組合せのうち、ペナルティ点数の合計値が最小の組合せに対応する保管位置が最適な保管位置として最終決定される。ペナルティ点数の合計値が予め設定された閾値以下となる組合せが決定された時点で保管位置を決定してもよい。各条件についてペナルティ点数の閾値を設定してもよい。各条件の重要度に応じた重み付けをペナルティ点数として設定することで、最善の部品保管位置を効率的に決定することができる。
続いて、組合せ最適化条件について説明する。組合せ最適化条件は、収容部20の各収容空間に配置される部品21の収容効率を最適化するための条件であり、必要な収容空間の奥行、間口および高さが同程度の部品同士を同一列に保管することで収容空間を有効利用するための条件である。1列1ピック条件を満たすように仮決定された非グループ部品P15~P27は、組合せ最適化条件を考慮して、1列1ピック条件を満たすように仮決定された部品グループGr1~Gr5に分類される。なお、仮決定された部品グループが5つに満たない場合は、非グループ部品同士が組合される。
図6A、図6Bは、収容部20に保管される部品(部品が収容された容器)21の配置の一例を概略的に示す図であり、図5の部品グループGr3が配置された収容部20L,20Rの列を前後側方から見たときの部品21の配置を示す。収容部20の各収容空間に配置される部品21の収容効率は、部品グループ(図では部品グループGr3)に分類された複数の部品21(図では部品P04~P08)を収容部20L,20Rのいずれに保管するかによって変化する。
図6Aに示すように、それぞれ容器4個、5個、2個分の部品P04~P06が配置される収容部20Lでは、奥行方向に少なくとも容器4個分の空スペースが生じる。また、それぞれ容器6個、3個分の部品P07,P08が配置される収容部20Rでは、奥行方向に少なくとも容器3個分の空スペースが生じる。この場合、列全体としては奥行方向に少なくとも容器7個分の空スペースが生じる。
一方、図6Bに示すように、それぞれ容器4個、5個、6個分の部品P04,P05,P07が配置される収容部20Lでは、奥行方向に少なくとも容器3個分の空スペースが生じる。また、それぞれ容器2個、3個分の部品P06,P08が配置される収容部20Rでは、奥行方向に少なくとも容器1個分の空スペースが生じる。この場合、列全体としては少なくとも容器4個分の空スペースが生じる。
図6Aおよび図6Bに示すように、収容部20L,20Rに配置される部品21の奥行方向の収容効率は、部品21の保管位置の組合せによって変化する。複数の組合せのうち、いずれが最適であるかを判定するため、組合せ最適化条件についてもペナルティ点数が設定される。例えば、単一の列に保管される部品21について必要な収容空間の奥行が段毎に揃っていない場合には、空スペースに応じてペナルティ点数1点が加算される。間口方向および高さ方向の収容効率についても同様に考慮することができる。
続いて、レイアウト条件について説明する。レイアウト条件は、収容部20を効率よくレイアウトするための条件であり、収容部20の各列の奥行が作業者P2の進行方向に沿って徐々に、例えば線形に変化するように各列の配置を組合せることで工場内のスペースを有効利用するための条件である。工場内のスペースにおける収容部20L,20Rのレイアウト効率は、部品グループGr1~Gr5が保管される列をどのように配置するかによって変化する。
図7A、図7Bは、収容部20に保管される部品(部品が収容された容器)21の配置の一例を概略的に示す図であり、収容部20L,20Rを上方から見たときの、各列において奥行が最大となる段の部品21の配置を示す。例えば図7Aでは、部品グループGr3に分類された部品P04,P05,P07(図6B)が保管される収容部20Lの第3列については、容器6個分の部品P07が配置される第3段の部品21の配置が示される。また、部品P06,P08が保管される収容部20Rの第3列については、容器3個分の部品P08が配置される第2段の部品21の配置が示される。
図7Aの収容部20Lは、作業者P2の進行方向に沿って、最大奥行がそれぞれ容器4個分、3個分、6個分、1個分、5個分の部品グループGr1~Gr5が配置される。このように、収容部20の各列の奥行が作業者P2の進行方向に沿って徐々に変化していない場合は、収容部20の全体形状を通路22,23に沿った線形状に整えることが難しく、工場内のスペースにおいて収容部20を効率よくレイアウトすることが難しい。
一方、図7Bの収容部20Lは、作業者P2の進行方向に沿って、最大奥行がそれぞれ容器6個分、5個分、4個分、3個分、1個分の部品グループGr3,Gr5,Gr1,Gr2,Gr4が配置される。このように、収容部20の各列の奥行が作業者P2の進行方向に沿って徐々に変化している場合は、収容部20の全体形状を通路22,23に沿った線形状に整え、工場内のスペースにおいて収容部20を効率よくレイアウトすることができる。
仮決定された部品グループGr1~Gr5がレイアウト条件を考慮して第1列~第5列に配置されると、図7Bに破線で示すように、収容部20の目標とすべきレイアウト(形状)が定まり、各列の目標とすべき奥行が定まる。このような目標奥行に応じて仮決定された非グループ部品P15~P27を各部品グループGr1~Gr5に分類することで、工場内のスペースにおいて収容部20を効率よくレイアウトするための部品グループGr1~Gr5を最終決定することができる。
図8は、左右側方から見た、図7Bの収容部20L,20Rに保管される部品21の配置を概略的に示す図であり、部品グループGr1~Gr5に仮決定された部品P01~P14の配置を示す。図9Aは、図8に示す収容部20L,20Rの空の収容空間に非グループ部品P15~P27を配置したときの図であり、図9Bは、上方から見た、図9Aの収容部20L,20Rに保管される部品21の配置を概略的に示す図である。
図8、図9Aに示すように、仮決定された非グループ部品P15~P27は、図7Bに破線で示すように定められた各列の目標奥行となるように、各部品グループGr1~Gr5に分類されて各列の空の収容空間(段)に配置される。これにより、図9Bに示すように、収容部20の各列の奥行が作業者P2の進行方向に沿って徐々に変化するように収容部20の各列が配置される。
図10は、上方から見た、収容部20のレイアウトの一例を示す図である。図9Aおよび図9Bに示すように部品21が配置された収容部20は、図10に示すように、全体形状を通路22,23に沿った線形状に整え、工場内のスペースにおいて効率よくレイアウトすることができる。例えば、上方から見た収容部20L,20Rの全体形状を略三角形状や略台形状に整えることで、収容部20および通路22,23を効率よくレイアウトすることができる。
このように、工場内のスペースにおける収容部20のレイアウト効率は、収容部20の各列の配置および各列への各部品21の配置の組合せによって変化する。複数の組合せのうち、いずれが最適であるかを判定するため、レイアウト条件についてもペナルティ点数が設定される。例えば、収容部20の各列の奥行が進行方向に沿って徐々に増加または減少していない場合には、条件を満たさない列数に応じてペナルティ点数50点が加算される。
さらに、1列1ピック条件、組合せ最適化条件およびレイアウト条件に加えて、収容部20に部品21を投入する作業者P1の作業効率も考慮することができる。すなわち、収容部20の奥行に制約があると同一種類の部品21が複数の保管位置に配置されるが、このような場合、同一種類の部品21が互いに離間した保管位置に配置されていると投入作業が煩雑となり、作業効率が低下する。したがって、例えば、同一種類の部品21が互いに異なる列に配置される場合には、ペナルティ点数として1点、この場合において、さらに同一種類の部品21が互いに隣接しない列に保管される場合には、ペナルティ点数として1点が加算される。
図11は、本発明の実施形態に係る部品保管位置決定装置10を含む部品管理システム100の要部構成を示すブロック図である。図11に示すように、部品管理システム100は、部品の保管位置を決定する部品保管位置決定装置(以下、装置)10と、部品を収容する収容部20と、装置10により決定された部品の保管位置を表示する表示部30とを備える。
装置10は、CPU11、ROM,RAM等のメモリ12、およびI/Oインタフェース等その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成される。装置10には、キーボードやマウス、タッチパネル等により構成される入力部13と、液晶ディスプレイ等により構成される表示部30とがそれぞれ有線または無線により接続される。
入力部13を介して、収容部20L,20Rの列数および段数、所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と部品の種類との対応関係(図4)、各ワークの生産個数および各ワークに組み付けられる各部品の個数(収容部20に保管される個数)等が入力される。収容部20の奥行、間口または高さ方向に収容部20を配置できるスペースの制約がある場合には、これらの閾値も入力される。また、各条件に対応したペナルティ点数が入力される。入力部13を介して入力された各種情報は、メモリ12に記憶される。
CPU11は、メモリ12に記憶された対応関係に基づいて収容部20の同一列に保管される部品グループを決定するグループ決定部14と、部品グループ毎の列のレイアウトを決定するレイアウト決定部15と、最適な部品21の保管位置を決定する最適位置決定部16と、決定された部品21の保管位置を表示部30に出力する出力部17として機能する。
グループ決定部14は、メモリ12に記憶されたワークの種類と部品の種類との対応関係に基づいて、1列1ピック条件を満たすように部品グループと非グループ部品とを仮決定する。さらに、組合せ最適化条件を考慮して非グループ部品を部品グループに分類し、部品グループを最終決定する。
レイアウト決定部15は、レイアウト条件を考慮して、グループ決定部14により仮決定された部品グループ毎の列のレイアウトを決定する。グループ決定部14は、レイアウト決定部15により配列された部品グループに非グループ部品を分類して部品グループを最終決定する。これにより、収容部20における部品21の保管位置の組合せが決定される。
最適位置決定部16は、グループ決定部14およびレイアウト決定部15により決定された部品21の保管位置の組合せについてペナルティ点数を算出し、算出されたペナルティ点数に基づいて収容部20における部品21の最適な保管位置を決定する。例えば、部品21の保管位置の複数の組合せについて、それぞれペナルティ点数を算出し、ペナルティ点数が最小となる保管位置を最適な保管位置として決定する。部品21の保管位置の組合せ毎にペナルティ点数を算出し、ペナルティ点数が閾値以下となる保管位置を最適な保管位置として決定してもよい。
出力部17は、最適位置決定部16により決定された収容部20における部品21の保管位置を表示部30に出力する。なお、収容部20における部品21の投入およびピッキングをロボット等の設備により自動的に行う場合は、決定された保管位置を設備コントローラ等に出力してもよい。
図12は、予めメモリに記憶されたプログラムに従い装置10で実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、入力部13を介して各種情報が入力されると実行される。
まず、ステップS1で、グループ決定部14での処理により、メモリ12に記憶されたワークの種類と部品の種類との対応関係(図4)を読み込む。次いで、ステップS2で、ステップS1で読み込まれた対応関係に基づいて、部品21毎に、全てのワークで使用されるか否かを判定する。ステップS2で否定されるとステップS3に進み、肯定されるとステップS5に進む。
ステップS3では、未検討の他の部品21と組合せることで全てのワークで使用されるか否かを判定する。ステップS3で肯定されるとステップS4に進み、否定されるとステップS6に進む。ステップS4では、メモリ12に記憶された収容部20の奥行、間口または高さの閾値に基づいて、ステップS3の組合せが可能か否かを判定する。ステップS4で否定されると、ステップS3に戻る。
ステップS2またはS4で肯定されると、ステップS5に進み、部品グループを仮決定する。一方、ステップS3で否定されると、ステップS6に進み、部品21を非グループ部品として仮決定する。次いで、ステップS7で、未検討の部品21があるか否かを判定する。ステップS7で肯定されるとステップS2に戻り、否定されるとステップS8に進む。
ステップS8では、レイアウト決定部15での処理により、レイアウト条件を考慮して、ステップS5で仮決定された部品グループ毎の列のレイアウトを決定する。次いで、ステップS9で、グループ決定部14での処理により、ステップS6で仮決定された非グループ部品をステップS8で配列された部品グループに分類して、部品グループを最終決定する。すなわち、ステップS8,S9では、収容部20における部品21の保管位置の組合せが決定される。
次いで、ステップS10で、最適位置決定部16での処理により、ステップS8,S9で決定された収容部20における部品21の保管位置の組合せについてペナルティ点数を算出する。次いで、ステップS11で、ステップS10で算出されたペナルティ点数に基づいて、収容部20における部品21の最適な保管位置を決定する。次いで、ステップS12で、出力部17での処理により、ステップS11で決定された保管位置を表示部30に出力する。
以上の装置10が適用される配膳の流れをまとめると以下のようになる。図1に示すように、工場に納品された部品21は、作業者P1により表示部30に表示された保管位置に従って収容部20に投入して保管される(図12のステップS12)。同一種類の部品21の保管位置が近接して指定されるため(ステップS10,S11)、作業者P1による投入作業の効率を向上することができる。
収容部20に保管された部品21は、作業者P2により表示部30に表示された保管位置に従って収容部20からピッキングされる(ステップS12)。各ワークの配膳に必要な部品21が各列に分散して保管されているため(ステップS1~S7、S9~S11)、ワークの種類によらず、作業者P2によるピッキング作業の効率を向上することができる。
収容部20の棚の奥行、間口および高さは、保管される部品21の配置に応じて、棚を構成するパイプの長さや本数、仕切り位置を変更することで調整される。保管に必要な収容空間の奥行、間口および高さが同程度の部品21同士が同一列に配置されるため(S9~S11)、収容部20の各収容空間に配置される部品21の収容効率を向上することができる。
収容部20の各列は、収容部20の奥行が通路22,23に沿って徐々に変化するように配列されているため(ステップS8~S11)、収容部20全体を略三角形状に整えることができる(図9B)。これにより、図10に示すように、工場内のスペースにおける収容部20および通路22,23のレイアウト効率を向上することができる。
本発明の実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)装置10は、生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品21の、通路22,23に面した複数列の収容空間を有する収容部20における保管位置を決定する。
(1)装置10は、生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品21の、通路22,23に面した複数列の収容空間を有する収容部20における保管位置を決定する。
装置10は、所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、ワークの種類毎に組み付けられる部品21の種類との対応関係を記憶するメモリ12と、メモリ12に記憶された対応関係に基づいて、収容部20における複数種類の部品21の保管位置を決定するグループ決定部14、レイアウト決定部15および最適位置決定部16(CPU11)と、決定された保管位置を出力する出力部17(CPU11)と、を備える(図11)。
グループ決定部14および最適位置決定部16は、それぞれのワークに対応する複数種類の部品21が収容部20の複数列のすべてにそれぞれ分散して配置されるように、収容部20における複数種類の部品21の保管位置を決定する(図5)。これにより、収容部20の各列での素通りの発生を抑制し、ワークの種類によらず作業者P2によるピッキング作業の効率を向上することができる。
(2)レイアウト決定部15および最適位置決定部16は、収容部20の複数列のそれぞれに部品21を保管するときに要する通路23に交差する奥行方向の長さに応じて、収容部20において複数種類の部品21のそれぞれが保管される列を決定する(図7B)。これにより、工場内のスペースにおいて収容部20を効率よくレイアウトすることができる。
(3)収容部20の複数列のそれぞれは、通路23に交差する高さ方向に複数段を有する(図1)。グループ決定部14および最適位置決定部16は、収容部20の複数列のそれぞれについて複数段のそれぞれに部品21を保管するときに要する奥行方向の長さが揃うように、収容部20における複数種類の部品21の保管位置を決定する(図6B)。これにより、収容部20の各収容空間に配置される部品21の収容効率を向上することができる。
(4)グループ決定部14および最適位置決定部16は、収容部20の複数列のそれぞれに部品21を保管するときの回数、または、収容部20の複数列のそれぞれに保管された部品21を取り出すときの回数が揃うように、収容部20における複数種類の部品21の保管位置を決定する。これにより、収容部20の各列での渋滞の発生を抑制し、ワークの種類によらず作業者P2によるピッキング作業の効率を向上することができる。
上記実施形態は、種々の形態に変形することができる。以下、変形例について説明する。上記実施形態では、収容部20の収容空間を5列、左右各3段、間口および高さ共通としたが、通路に面した複数列の収容空間を有する収容部はこのようなものに限らない。また、1本の通路23の両側に収容部20L,20Rを配置したが、収容部のレイアウトはこのようなものに限らない。
図13A~図13Cは、収容部20のレイアウトの変形例を示す図である。図13A~図13Cに示すように、工場内のスペースの形状に応じて、複数の通路23に面して複数の収容部20を配置してもよい。例えば、生産される機種が多く、ワークの種類が多い場合には、図13Bに示すように作業者P2の進路が分岐するレイアウトとし、全ての機種で使用される共通部品の保管エリア(図の中央)と機種毎の専用部品の保管エリア(図の上下)とを設けてもよい。
上記実施形態では、収容部20の列数やレイアウト等を決定してから、グループ決定部14、レイアウト決定部15および最適位置決定部16が収容部20における複数種類の部品21の保管位置を決定するとしたが、収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する演算部はこのようなものに限らない。例えば、収容部20の列数やレイアウト等を複数通り仮定して、それぞれの場合の最適な部品保管位置を決定し、ペナルティ点数が最小となる列数やレイアウト等に決定してもよい。
上記実施形態では、装置10のメモリ12にワークの種類と部品の種類との対応関係が記憶されるとしたが、ワークの種類とワークの種類毎に組み付けられる部品の種類との対応関係を記憶する記憶部はこのようなものに限らない。記憶部は、装置10とは別に設けてもよく、例えば、装置10に接続された外部メモリやサーバ上の記憶領域等を記憶部としてもよい。この場合、記憶部から各種情報を読み出すものを演算部と称する。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
10 部品保管位置決定装置(装置)、11 CPU、12 メモリ、13 入力部、14 グループ決定部、15 レイアウト決定部、16 最適位置決定部、17 出力部、20(20L,20R) 収容部、21 部品、22 投入側の通路、23 取り出し側の通路、30 表示部、100 部品管理システム
Claims (6)
- 生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品の、通路に面した複数列の収容空間を有する収容部における保管位置を決定する部品保管位置決定装置であって、
前記所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、ワークの種類毎に組み付けられる部品の種類との対応関係を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記対応関係に基づいて、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する演算部と、
前記演算部により決定された保管位置を出力する出力部と、を備え、
前記演算部は、それぞれのワークに対応する複数種類の部品が前記収容部の複数列のすべてにそれぞれ分散して配置されるように、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定することを特徴とする部品保管位置決定装置。 - 請求項1に記載の部品保管位置決定装置において、
前記演算部は、前記収容部の複数列のそれぞれに前記部品を保管するときに要する前記通路に交差する奥行方向の長さに応じて、前記収容部において複数種類の部品のそれぞれが保管される列を決定することを特徴とする部品保管位置決定装置。 - 請求項2に記載の部品保管位置決定装置において、
前記収容部の複数列のそれぞれは、前記通路に交差する高さ方向に複数段を有し、
前記演算部は、前記収容部の複数列のそれぞれについて複数段のそれぞれに前記部品を保管するときに要する前記奥行方向の長さが揃うように、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定することを特徴とする部品保管位置決定装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の部品保管位置決定装置において、
前記演算部は、前記収容部の複数列のそれぞれに前記部品を保管するときの回数、または、前記収容部の複数列のそれぞれに保管された前記部品を取り出すときの回数が揃うように、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定することを特徴とする部品保管位置決定装置。 - 生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品を管理する部品管理システムであって、
請求項1~4のいずれか1項に記載の部品保管位置決定装置と、
前記部品を保管する収容部と、
前記出力部により出力された保管位置を表示する表示部と、を備えることを特徴とする部品管理システム。 - 生産計画に従って所定期間に生産される複数種類の製品に対応したワークに組み付けられる複数種類の部品の、通路に面した複数列の収容空間を有する収容部における保管位置を決定する部品保管位置決定方法であって、
予め記憶された、前記所定期間に生産される製品に対応したワークの種類と、ワークの種類毎に組み付けられる部品の種類との対応関係に基づいて、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定する手順と、
決定した保管位置を出力する手順と、を含み、
決定する手順は、それぞれのワークに対応する複数種類の部品が前記収容部の複数列のすべてにそれぞれ分散して配置されるように、前記収容部における複数種類の部品の保管位置を決定することを特徴とする部品保管位置決定方法。
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