JP2001101325A - 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2001101325A
JP2001101325A JP27856699A JP27856699A JP2001101325A JP 2001101325 A JP2001101325 A JP 2001101325A JP 27856699 A JP27856699 A JP 27856699A JP 27856699 A JP27856699 A JP 27856699A JP 2001101325 A JP2001101325 A JP 2001101325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
order
information
vendor
information file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27856699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yamada
美穂 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP27856699A priority Critical patent/JP2001101325A/ja
Publication of JP2001101325A publication Critical patent/JP2001101325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の資材ベンダが存在する場合に、製品が
親資材と子資材とからなる階層構造であっても、一の所
要情報から複数ベンダのそれぞれに対する発注情報デー
タを前記複数の資材ベンダに対応して生成すること。 【解決手段】 処理対象としての対象資材を指定する対
象資材指定部と、同一資材IDデータに複数のベンダ名
データが対応付けられているマルチベンダレコードを抽
出するマルチベンダ識別部と、前記マルチベンダレコー
ドが抽出された場合に,前記在庫数量データの値の方が
小さいときにその差分の数量を手配数データとする発注
情報データを生成し,且つ発注振分率にしたがって前記
発注情報データを前記複数のベンダそれぞれに振り分け
る発注振分部と、発注結果情報ファイルに記録する発注
結果情報出力部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一資材に対する
発注先ベンダ(資材を提供する企業等)が複数ある場合
でも、発注先ベンダのそれぞれに対応する発注情報デー
タを生成することができる資材所要量管理システム及び
資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取
可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、製品の生産効率を向上させて
需要に迅速に対応するべく、さまざまな生産計画方法が
提案されている。例えば、製造命令に基づいてその都度
命令の生産量だけ生産する製番管理方式(オーダーコン
トロールシステム),使用頻度の高い部品等に対してロ
ット単位で調達等を行なって常備品を持つ常備品管理方
式(ストックコントロールシステム),多量生産の職場
の生産統制に適用される流動管理方式(フローコントロ
ールシステム),そして、ジャストインタイム生産とし
てのいわゆるかんばん方式等がある。
【0003】また、近時は、コンピュータ端末及びソフ
トウェアパッケージの普及によって、製品の生産計画に
基づいてそれに必要な資材(部品)の所要量を計算し、
製品の生産日程に合わせて係る資材(部品)の調達や生
産日程を作成する資材所要量計画システム(Material R
equirement Planning System:MRPS)の導入も進ん
でいる。
【0004】ここで、特開平4−42360号公報は、
複数の発注先のそれぞれに発注すべき発注対象品の発注
比率を決定できる生産計画方法等を開示している。しか
しながら、係る生産計画方法等は、近時のMRPSの普
及においては不都合を生じていた。例えば、ある製品の
資材発注の配分比率を決定することができても、資材が
親資材と子資材とからなる階層構造の製品である場合に
は対応できないし、ベンダ別,資材別の納期期限までも
従属させた管理ができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の生
産計画方法等では、一の所要に対して単一のリードタイ
ム及び発注方法でしか発注情報データを生成することが
できなかった。そのため、製品に使用される資材が何段
階かの子資材を有するような構成である場合、子資材に
係る所要情報も単一のものしか生成することができず、
しかも手計算で行うこともあり、子資材も含めた全所要
に係る発注情報データを迅速,正確に計算することがで
きず、過剰発注や欠品状態が生じるという問題があっ
た。
【0006】
【発明の目的】そこで本発明は、係る従来例の有する不
都合及び欠点を改善し、特に、子資材も含めた全所要に
係る発注情報データを迅速,正確に計算することができ
る資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る資材所要量
管理システムは、構成情報ファイルを読み出して対象資
材を指定する対象資材指定部と、ベンダ情報ファイルを
読み出してマルチベンダレコードを抽出するマルチベン
ダ識別部と、前記マルチベンダレコードが抽出された場
合に,前記所要数データと前記在庫数量データとの差分
を手配数データとする発注情報データを生成し,且つ発
注振分率にしたがって前記発注情報データを前記複数の
ベンダそれぞれに振り分ける発注振分部と、前記振り分
けられる発注情報データを発注結果情報データとして発
注結果情報ファイルに記録する発注結果情報出力部とを
備えている。
【0008】例えば、前記対象資材指定部が指定する対
象資材は、構成情報ファイルに記録されている,製品を
構成する資材の構成関係等の構成情報データから処理対
象として指定される資材である。構成関係とは、具体的
には、ある製品を構成する資材(部品)の相互関係であ
り、例えば資材a,資材b及び資材cとから製品Aが構
成されるというような関係である。
【0009】また、前記マルチベンダ識別部は、ベンダ
別の資材IDデータ,発注振分率データ等のベンダ情報
データが記録されるベンダ情報ファイルを読み出す。そ
して、前記ベンダ情報ファイルからマルチベンダレコー
ドを抽出する。マルチベンダレコードとは、前記ベンダ
情報ファイルにおける同一資材IDデータに、複数のベ
ンダ名データが対応付けられているようなレコードをい
い、例えば、「ベンダV1から供給される資材a」と
「ベンダV2から供給される資材a」とがともに登録さ
れている場合は、「ベンダV1と資材a」の対応を含む
レコード、及び「ベンダV2と資材b」の対応を含むレ
コードを、それぞれマルチベンダレコードと称す。
【0010】前記発注振分部は、前記マルチベンダレコ
ードが抽出された場合に,所要情報ファイルに記録され
る所要数データと、在庫情報ファイルに記録される在庫
数量データとを比較して、在庫数量データの値の方が小
さいときに、その差分の数量を手配数データとする発注
情報データを新規に生成する。更に、前記ベンダ情報フ
ァイルに記録される前記発注振分率データの値にしたが
って前記発注情報データを前記複数のベンダそれぞれに
振り分ける。
【0011】前記発注結果情報出力部は、振り分けられ
る前記発注情報データを前記複数のベンダ毎に対応する
発注結果情報データとして発注結果情報ファイルに記録
する。このとき、発注結果情報ファイルは発注結果テー
ブルとしたデータ構造にて記録されることがある。ま
た、その内容はモニタ,プリンタ,ネットワーク上の遠
隔端末等に出力される構成とすることがある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の資材所要量管理シ
ステムの好適な実施の一形態について図面に基づいて説
明する。まず、図1は、本発明の資材所要量管理システ
ムの構成図である。本発明の資材所要量管理システムは
コンピュータによって好適に実現されることがあり、単
数又は複数の端末装置C1,C2,C3,…からネットワ
ークNを経由して操作されたり、その端末装置C1
2,C3,…に前記ネットワークNを介して処理結果を
出力することがある。
【0013】本明細書において、前記ネットワークNと
は、LAN(Local Area Network),WAN(Wide Are
a Network),イントラネット,エクストラネット,専
用線網,VPN(Virtual Private Network),PST
N(Public Switched Telephone Network)その他のあ
らゆる通信網を意味するものとする。
【0014】本発明の資材所要量管理システムは、主
に、MPU100と、入力部200と、出力部300
と、通信制御部400と、資材所要量解析部500と、
記憶手段600と、データ記録手段700とから構成さ
れる。
【0015】先ず、前記MPU100は、中央演算処理
装置であって、本発明の資材所要量管理システムの各構
成要素を、資材所要量管理プログラムの実行結果に基づ
いて適宜に制御するものであり、単数にて適用すること
もあるが、複数適用することもある(マルチプロセッ
サ)。
【0016】次に、前記データ記録手段700は、資材
に関するデータ,資材供給会社であるベンダに関するデ
ータ,製品の構成に関するデータ,日付(暦)に関する
データ,在庫量に関するデータ,所要量に関するデー
タ,資材の発注に関するデータ,一連の資材所要量解析
結果に関するデータ及びその他の関連データを記録(格
納)するための記録媒体(記録装置)である。
【0017】具体的には、各データ別に形成されるデー
タファイル(テーブル)を保存記録する装置であり、デ
ータベースとして使用されることがあり、例えば、単数
又は複数(RAIDシステム)のハードディスク装置を
適用することが好ましいが,光磁気ディスク装置(MO:M
agneto-Optical Disk),磁気テープ,DAT(Digital
Audio Tape),RAM(Random Access Memory)その
他あらゆる記録媒体が適用できる。
【0018】また、前記データ記録手段700は、好ま
しくは、資材のIDや資材毎のリードタイム等の資材情
報データが記録される資材情報ファイル701と、同一
資材に対する発注のベンダ毎の振分比率やリードタイ
ム,資材単価等のベンダ情報データが記録されるベンダ
情報ファイル702と、製品組立に必要な資材の構成
(親子関係)等の構成情報データが記録される構成情報
ファイル703と、日付けの休日等を定義する日付情報
データが記録される日付情報ファイル704と、資材毎
の在庫数量等の在庫情報データが記録される在庫情報フ
ァイル705と、資材毎の所要日,所要数等の所要情報
データが記録される所要情報ファイル706と、資材の
発注情報データを記録する発注情報ファイル707と、
資材所要量の解析結果に対応する資材毎の所要日,所要
数等の所要結果情報データが記録される所要結果情報フ
ァイル708と、資材所要量の解析結果に対応する資材
毎又はベンダ毎の手配日,納期期限,手配数等の発注結
果情報データが記録される所要結果情報ファイル709
とを記録するが、その他の種々の情報に係るデータファ
イルも記録する構成としてもよい。
【0019】ここで、本発明の資材所要量管理システム
が解析した結果出力されることがある前記所要結果情報
データ又は前記発注結果情報データは、解析に使用され
る前記所要情報データ又は前記発注情報データに追加出
力された一体のテーブル,ファイル等のデータ構造とす
ることもあるし、全く新規に別個のデータ構造とするこ
ともある。
【0020】次に、前記記憶手段600は、本発明の資
材所要量管理システムが種々の処理を実行する際に使用
するワーキングエリアや、バッファ,一時記憶,実行プ
ログラムの格納及び展開等に使用される記憶領域を提供
するための記録媒体であり、例えば、RAM,ROM
(Read Only Memory)等を適用することが好ましいが、
DRAM(Dynamic RAM),SRAM(Static RAM),
SDRAM(SynchronousDRAM),PROM(Programma
ble ROM),EPROM(Erasable ProgrammableRO
M),EEPROM(Electrically Erasable Programma
ble ROM)その他あらゆる単数又は複数の記録媒体が適
用できる。本実施形態では、通常、データの一時記憶や
プログラムの展開等に好適に使用されるRAM等を第1
記憶部601と、プログラムを格納するためのROMや
ハードディスク装置等を第2記憶部602とするが、こ
れに限定されない。例えば、OS(Operation System)
の制御指令によって仮想メモリとして前記第2記憶部6
02がRAM等の代わりに使用されることもある。ま
た、本記憶手段600は前記データ記録手段700と同
一種類の記録媒体,又は物理的に同一の記録媒体にて提
供されることがある。
【0021】次に、前記入力部200は、データや指示
を入力するための装置で、例えば、マウス,キーボー
ド,スキャナ,バーコードリーダ,音声入力マイク(音
声認識エンジンを含む)その他のあらゆる入力装置が適
用できる。
【0022】次に、前記出力部300は、入力データや
演算結果等を出力するための装置であり、例えば、CR
Tディスプレイ装置,液晶表示装置,プリンタ装置,外
部記録装置等を適用することが好ましいが、その他、S
CSI,RS−232C,RS−432,IEEE13
94,USB等のインターフェースとすることがある。
【0023】次に、前記通信制御部400は、本発明の
資材所要量管理システムと、前記端末装置C1,C2,C
3,…とを通信可能にするための装置であり、例えば、
前記ネットワークNと接続するためのLANカード,H
UB装置,ルーター装置,専用線インターフェース,赤
外線通信装置等が好ましいが、その他ダイアルアップ接
続のためのTA(ターミナルアダプタ)装置,通信モデ
ム装置その他のあらゆる通信装置が適用できる。
【0024】ここで、本発明の資材所要量管理システム
は、前記入力部200からデータを直接入力することで
棚卸シミュレーションを実行する構成としてもよいし、
前記端末装置C1,C2,C3,…によって前記通信制御
部400を介して制御される構成とすることもあるが、
本実施形態においては、前記端末装置C1,C2,C3
…によって前記通信制御部400を介して制御される構
成にて説明する。
【0025】次に、本実施形態における資材所要量管理
システムの動作について詳細に説明する。図2は本発明
の資材所要量管理システムの処理に係るフローチャート
であり、資材所要量管理プログラムの実行によって実現
されることがある。図3(A)は、本実施形態で説明の
為に適用される資材の構成図であり、具体的には、製品
XYを構成する資材(部品)は親資材xと親資材yとか
らなり、更に前記親資材xは子資材aと子資材bとから
なり、前記親資材yは子資材bとからなる。
【0026】まず、MPU100は、前記データ記録手
段700から種々のデータを読み出す。具体的には、前
記資材情報ファイル701に記録されている資材情報テ
ーブルT1を読み出して、前記記憶手段600にロード
する〔図4(A)参照〕。その資材情報テーブルT
1は、資材IDデータをキーとして、例えば資材毎に組
立又は調達に係るリードタイムデータ等を登録するもの
とするが、これに限定されずその他のあらゆるデータも
登録することができる。
【0027】同様に、MPU100は、前記ベンダ情報
ファイル702に記録されているベンダ情報テーブルT
2を読み出して、前記記憶手段600にロードする〔図
4(B)参照〕。そのベンダ情報テーブルT2は、ベン
ダ名データ(○○○株式会社,又はベンダID等)をキ
ーとして、例えば、リードタイムデータや単価データ等
を登録するものとし、更に、どのベンダにどの割合で発
注を振り分けるかについて定義する発注振分率データも
登録するものとするが、これに限定されない。同一資材
に対して複数のベンダが供給を実施している場合、その
同一資材に対する発注振分率データの値の合計は100
%とすることが好ましい。例えば資材IDデータが
「b」である資材は、ベンダV1,V2及びV3から供給
されており、それぞれの振分率は50,30,20%と
なって合計100%である。
【0028】同様に、MPU100は、前記構成情報フ
ァイル703に記録されている構成情報テーブルT3
読み出して、前記記憶手段600にロードする〔図4
(C)参照〕。その構成情報テーブルT3は、資材ID
データ,特に親資材とされているものの資材IDデータ
をキーとして、対応する子資材の子資材IDデータと単
位数データとを登録するものとするが、これに限定され
ない。
【0029】同様に、MPU100は、前記日付情報フ
ァイル704に記録されている日付情報テーブルT4
読み出して、前記記憶手段600にロードする〔図5
(A)参照〕。その日付情報テーブルT4は、日付デー
タをキーとして、好ましくはその日が休日であるか否か
を示すデータを登録するものとするが、これに限定され
ない。例えば、休日であるか否かを示すデータは、
「0」,「1」の休日フラグとして、休日とするならば
「1」を、休日でないとするならば「0」としてもよ
い。
【0030】同様に、MPU100は、前記在庫情報フ
ァイル705に記録されている在庫情報テーブルT5
読み出して、前記記憶手段600にロードする〔図5
(B)参照〕。その在庫情報テーブルT5は、資材ID
をキーとして、読込時点におけるその資材の在庫数量を
登録するものとするが、これに限定されない。以上の各
データの読み出しは、前記対象資材指定部501が前記
MPU100に指令することで実行される構成とするこ
とがある。
【0031】以下、図1,図2及び図3(B)の機能ブ
ロック図を参照して詳細に説明すると、まず、対象資材
指定部501は、処理対象とする資材を指定する(S1
01)。具体的には、読み出した前記構成情報テーブル
3から処理対象とする資材IDデータを選択すること
で指定する。その指定は、任意の資材IDデータとする
こともあるが、好ましくは、親資材IDデータから子資
材IDデータの順,即ち上位資材IDデータから順に、
処理が終わる度に指定する構成とする。以降、指定され
た資材IDをキー(トリガ)にして処理が実行される。
本実施形態では、図3(A)の構成から「x」,
「y」,「a」,「b」の順に処理を進めることにな
る。
【0032】次に、ソート部502は、前記対象資材指
定部501が指定した資材に対応する所要情報と注文情
報とを、前記所要情報ファイル706及び前記発注情報
ファイル707からそれぞれ読み出して、前記記憶手段
600にロードする(S102及びS103)。そし
て、期日(所要の場合は所要日、注文の場合は納期期
限)の昇順であって、且つ、好ましくは注文から所要に
至る順にてソートを実行する(S104)。
【0033】次に、発注振分部504の在庫計算部50
4aは、前記在庫情報テーブルT5の在庫数量データを
読み取り、その時点で登録されている在庫数量を出発点
として、期日の若い日から順に、処理が発注の場合は数
量を加算し、処理が所要の場合は数量を減算する(S1
05)。
【0034】次に、マルチベンダ識別部503は、前記
在庫計算部504aの計算によって数量が負となった場
合(S106)、新規の発注情報データが生成されるに
あたり、対象資材が複数のベンダによって供給されてい
るものか否かを識別する(S107)。具体的には、ベ
ンダ情報ファイル702に記録されているベンダ別の資
材IDデータ,発注振分率データ等のベンダ情報データ
(ベンダ情報テーブルT2)を読み出し、前記対象資材
指定部501が指定した対象資材の資材IDデータと同
一の資材IDデータについて、複数のベンダ名データが
対応付けられているマルチベンダレコードを抽出するこ
とで、複数のベンダが登録されているか否かを識別す
る。例えば、図4(B)の場合、対象資材が「b」なら
ば複数のベンダによる供給と判断される。
【0035】そして、前記対象資材が複数のベンダ
1,V2,V3,…による供給でないと判断される場
合、発注振分部504は、不足した対象資材の数量を補
うに足る数量の新規発注情報データを生成する(S10
8)。具体的には、単一ベンダにのみ手配する新規発注
情報データを1レコード生成することになるが〔図4
(D)参照〕、この時、負となった数量を「手配数」
と、負となった日付を「納期期限」と、該納期期限から
前記資材情報テーブルT1の「調達/組立リードタイ
ム」分及び前記日付情報テーブルT4で「休日」に定義
されている分を除いた日付を「手配日」と、それぞれ定
義する。
【0036】一方、対象資材が複数のベンダV1,V2
3,…による供給である場合(前記マルチベンダレコ
ードが抽出された場合)も、前記発注振分部504は、
不足した対象資材の数量を補うに足る数量の新規発注情
報データを生成する(S112)。即ち、所要数データ
等の所要情報データを記録する所要情報ファイル706
と在庫数量データ等の在庫情報データを記録する在庫情
報ファイル705とをそれぞれ読み出して前記在庫数量
データの値の方が小さいときにその差分の数量を手配数
データとする発注情報データを生成する。
【0037】このとき、前記発注振分部504は、前記
ベンダ情報テーブルT2の発注振分率データを読み出し
て、その発注振分率にしたがって発注情報データを供給
元ベンダV1,V2,V3,…に所定の割合で振り分ける
(S113)。これにより、一の所要から複数のベンダ
毎に対応する発注量等の算出が可能となる。
【0038】次に、子資材識別部505は、資材構成に
下位構成が存在するか否かを識別する(S109)。具
体的には、前記構成情報テーブルT3の親資材IDデー
タと子資材IDデータとを参照する。即ち、前記構成情
報ファイル703を読み出して、階層資材レコードを抽
出する。前記階層資材レコードとは、親資材IDデータ
に一段階下位の子資材IDデータが対応付けられている
ようなレコードのそれぞれをいう。例えば、図4(B)
によれば、対象資材「x」について処理がされていた場
合は、対応する子資材「a」と「b」とが存在すること
が識別される。したがって、「親資材xと子資材a」と
いう対応を含むレコードと、「親資材xと子資材b」と
いう対応を含むレコードとを、それぞれ階層資材レコー
ドと称することがある。
【0039】そして、下位構成が存在する場合(前記階
層資材レコードが存在する場合)は、構成展開部は、1
段階下位構成に係る子資材について構成展開する(S1
10)。即ち、対象資材が「a」であるとすると、もし
子資材「a」に更に子資材が存在すれば、資材「a」を
次の対象資材とする。
【0040】そして、所要生成部は、前記階層資材レコ
ードが存在する場合に、対象資材(子資材)について所
要情報データを登録する(S111)。所要情報データ
には、子資材IDデータに係る所要日データ,所要数デ
ータ等が含まれる。新規に所要情報データを生成する場
合は、所要展開元の発注の「手配日」を「所要日」に、
「注文数×構成情報の単位数」を「所要数」に登録す
る。
【0041】以上を、下位構成がなくなるまで行い、そ
の後、次の資材があれば次の資材の処理に進む。
【0042】すべての資材について、次の処理対象とな
る対象資材がなくなるまでS101乃至S111まで処
理を繰り返した後、S108又はS113で生成された
全ての所要情報データと発注情報データとを、所要結果
出力部508と発注結果出力部509とがそれぞれ出力
して、資材所要量管理処理が完了となる(S115,S
116)。
【0043】前記所要結果出力部508は、生成された
所要情報データを「所要結果情報データ」として前記所
要結果情報ファイル708に記録することがある。前記
発注結果出力部509は、生成された発注情報データを
「発注結果情報データ」として前記発注結果情報ファイ
ル709に記録することがある。
【0044】次に、本発明の資材所要量管理システムの
動作を具体的な数値による実施例として説明する。製品
の資材構成は図3(A)の通りとする。前記資材情報フ
ァイル701に記録されている資材情報テーブルT
1は、図4(A)の通りとする。同様に、前記ベンダ情
報テーブルT2は図4(B)、前記構成情報テーブルT3
は図4(C)、日付情報テーブルT4は図5(A)、在
庫情報テーブルT5は図5(B)、所要情報テーブルT6
は図5(C)、発注情報テーブルT7は図5(D)の通
りとする。
【0045】まず、前記対象資材指定部501は、前記
資材情報テーブルT1,前記ベンダ情報テーブルT2,前
記構成情報テーブルT3,前記日付情報テーブルT4及び
前記在庫情報テーブルT5を前記データ記録手段700
から読み出し、RAM等の前記第1記憶部601上に展
開する(S100)。そして、前記構成情報テーブルT
3の記録内容から、上位レベルの資材「x」,「y」を
識別し、例えば若番の順にしたがって、資材「x」を対
象資材と指定する(S101)。即ち、本実施例の場合
は、結果として対象資材は資材「x」,「y」,
「a」,「b」の順に処理される。
【0046】次に、前記ソート部502は、前記対象資
材指定部501が指定した対象資材「x」に対応する所
要情報データと注文情報データとを、前記所要情報テー
ブルT6及び前記発注情報テーブルT7からそれぞれ読み
出して、前記第1記憶部601にロードする(S102
及びS103)。本実施例では、対象資材「x」につい
ては発注情報がなく、所要情報のみであるから、所要毎
に発注情報データを生成する(例えば図6に示す所要量
計算結果テーブルT8)。そして、期日の昇順であっ
て、且つ、好ましくは注文から所要に至る順にてソート
を実行するが(S104)、別の実施形態として、ソー
トを実行しないこともある。
【0047】次に、前記在庫計算部504aは、前記在
庫情報テーブルT5の資材「x」に関する在庫数量デー
タ「0個」を読み取り、その時点で登録されている在庫
数量「0個」を出発点として、期日の若い日から順に、
処理が所要であるから数量を減算して「−10個」とす
る(S105)。
【0048】ここで、前記マルチベンダ識別部503
は、対象資材「x」が複数のベンダによって供給されて
いるものか否かを識別する(S107)。具体的には、
前記ベンダ情報テーブルT2を読み出し、対象資材
「x」に複数のベンダ名データが対応付けられているよ
うなマルチベンダレコードを抽出する。本実施例では、
図4(B)の通り、対象資材「x」が登録されていない
ので、対象資材「x」に係るマルチベンダレコードも存
在しないから、複数のベンダによる供給ではないと識別
される。そして、前記在庫計算部504aの計算によっ
て数量が負(−10個)となるので(S106)、新規
の発注情報データを生成する処理を実行する(S10
8)。
【0049】即ち、対象資材「x」の所要情報データ
は、前記所要情報テーブルT6から、所要日データが
「1999年7月20日」,所要数データが「10個」
の1つのみであることが識別できる。また、前記在庫情
報テーブルT5から、在庫数量データが「0個」と識別
できる。これより、所要に対する不足分としての10個
を補うように、納期期限データが「1999年7月20
日」,手配日データが「1999年7月19日」,手配
数が「10個」とする発注情報データが生成される。
【0050】ここで、各発注の納期期限データは、対応
する所要の所要日データが設定される。これにより、複
数のベンダによる資材供給であっても、確実にベンダ毎
に納期期限データを生成することができる。また、手配
日データは、前記資材情報テーブルT1から、対象資材
「x」の「組立/調達リードタイム」データが「1日」
であるので、1稼働日遡った日が設定される。以上によ
り、対象資材「x」に関する発注情報データの生成処理
が完了する。
【0051】次に、前記子資材識別部505は、資材構
成に下位構成が存在するか否かを識別する(S10
9)。即ち、前記構成情報テーブルT3を読み出して、
親資材IDデータ(対象資材「x」)に一段階下位の子
資材IDデータが対応付けられているような階層資材レ
コードを抽出する。本実施例では、親資材が「x」なの
で、対応する子資材は「a」,「b」の両方が存在する
ことが識別される。
【0052】ここで、前記構成展開部506は、1段階
下位構成に係る子資材「a」,「b」について構成展開
するが(S110)、子資材「a」,「b」には更なる
子資材が存在しないので、次の処理へ進む。
【0053】次に、前記所要生成部507は、対象資材
「x」について所要情報データを登録する(S11
1)。まず、親資材「x」に対する子資材「a」につい
て処理を行う。親資材「x」については、発注数データ
が「10個」、手配日データが「1999年7月19
日」とした発注情報データが登録されている。また、前
記構成情報テーブルT3から親資材「x」に対する子資
材「a」の単位数は「1」なので、子資材「a」には、
所要数データが「10個」,所要日データが「1999
年7月19日」なる所要情報データが生成される。
【0054】次に、親資材「x」に対する子資材「b」
について処理を行う。親資材「x」には、発注数データ
が「10個」,手配日データが「1999年7月19
日」なる発注情報データが登録されている。前記構成情
報テーブルT3から、親資材「x」に対する子資材
「b」の単位数は「2」なので、子資材「b」には、所
要数データが「20個」,所要日データが「1999年
7月19日」なる所要情報データが生成される(S11
1)。
【0055】これで、対象資材「x」の子資材は全て処
理したことになるので、次の資材の処理に進む(S11
4)。
【0056】次に、前記対象資材指定部501は、次の
対象資材として資材「y」を指定する(S101)。資
材「x」の処理の例と同様に、対象資材「y」の所要情
報と発注情報とを読み出して、前記第1記憶部601上
に展開する(S102,S103)。但し、今回は対象
資材「y」に係る発注情報が存在していなかったので、
所要情報毎に発注情報データを生成する(S108)。
即ち、納期期限データが「1999年7月20日」,手
配日データが「1999年7月19日」,発注数データ
が「20個」とした発注情報データを生成する。前記ソ
ート部502と前記マルチベンダ識別部503の動作
は、資材「x」のときと同様なので説明を省略する。
【0057】次に、前記子資材識別部505は、対象資
材「y」に下位構成が存在するか否かを識別する(S1
09)。即ち、前記構成情報テーブルT3に対象資材
「y」を親資材とする情報があるかどうか検索する。今
回は、親資材が「y」の場合、対応する子資材は資材
「b」が存在することが識別される。
【0058】ここで、前記構成展開部506は、1段階
下位構成に係る子資材「b」について構成展開するが
(S110)、子資材「b」には更なる子資材が存在し
ないので、次の処理へ進む。
【0059】次に、前記所要生成部507は、対象資材
「y」について所要情報を登録する(S111)。即
ち、親資材「y」に対する子資材「b」について処理を
行う。親資材「y」については、発注数データが「20
個」、手配日データが「1999年7月19日」とした
発注情報データが登録されている。また、前記構成情報
テーブルT3から親資材「y」に対する子資材「b」の
単位数は「5」なので、子資材「b」には、所要数デー
タが「100個」,所要日データが「1999年7月1
9日」なる所要情報データが生成される。対象資材
「y」の子資材は資材「b」以外にはないので、次の資
材の処理に進む(S114)。
【0060】次に、前記対象資材指定部501は、次の
対象資材として資材「y」を指定する(S101)。資
材「x」の処理の例と同様に、対象資材「a」の所要情
報と発注情報とを読み出して、前記第1記憶部601上
に展開する(S102,S103)。
【0061】今回は発注情報が存在している。即ち、納
期期限データが「1999年7月15日」,手配日デー
タが「1999年7月13日」,発注数データが「10
個」とした発注情報データが存在するので、既に生成さ
れている、所要日データが「1999年7月19日」,
所要数データが「10個」という所要をまかなうことが
できる。したがって、今回は新規の発注情報データは生
成しない(S108)。対象資材「a」には更なる子資
材が存在しないので、次の資材の処理に進む(S11
4)。前記ソート部502と前記マルチベンダ識別部5
03の動作は、資材「x」のときと同様なので説明を省
略する。
【0062】次に、図2及び図8を参照して、次の対象
資材である資材「b」についての処理の一例について説
明する。前記対象資材指定部501は、次の対象資材と
して資材「b」を指定する(S101)。資材「a」の
処理の例と同様に、対象資材「b」の所要情報と発注情
報とを読み出して、前記第1記憶部601上に展開する
(S102,S103)。但し、今回は所要情報が存在
する。即ち、親資材「x」の分として、所要数データ
「20個」,所要日データ「1999年7月19日」か
らなる所要情報が存在する。また、親資材「y」の分と
して、「所要数データ「100個」,所要日データ「1
999年7月19日」からなる所要情報が存在する。
【0063】したがって、1999年7月19日には、
合計所要数「120個」が存在することにあるが、対象
資材「b」には在庫数量データとして「10個」が登録
されているので、正味の所要量は減産した「110個」
となる〔図5(B)及び図8参照〕。前記ソート部50
2の動作は、資材「a」のときと同様なので説明を省略
する。
【0064】次に、前記マルチベンダ識別部503は、
対象資材「b」が複数のベンダによって供給されている
ものか否かを識別する(S107)。具体的には、前記
ベンダ情報テーブルT2内を参照し、対象資材「b」に
ついて、複数のベンダが登録されているか否かを識別す
る。したがって、対象資材「b」は、ベンダV1,V2
びV3から供給されていることが識別される〔図4
(B)参照〕。
【0065】そして、前記発注振分部504は、正味の
所要量「110個」に係る発注情報データを生成するが
(S112)、発注振分部504はその所要量を前記3
件のベンダV1,V2及びV3に所定の比率で振り分ける
(S113)。即ち、正味の所要量「110個」に対し
て、ベンダV1が50%、ベンダV2が30%、ベンダV
3が20%なので、例えば前記ベンダV1に対する発注数
データは、正味所要量110個×50%(振分率)=5
5個となる。また、前記ベンダV2に対しては、正味所
要量110個×30%=33個となる。また、前記ベン
ダV3に対しては、正味所要量110個×20%=22
個となる。
【0066】そして、前記発注振分部504は、各ベン
ダのリードタイムを遡って発注手配日を算出する。即
ち、ベンダV1について、納期期限データ「1999年
7月19日」,手配日データ「1999年7月15
日」,発注数データ「55個」となる。また、ベンダV
2については、納期期限データ「1999年7月19
日」,手配日データ「1999年7月14日」,発注数
データ「33個」となる。また、ベンダV3について
は、納期期限データ「1999年7月19日」,手配日
データ1999年7月13日」,発注数データ「22
個」となる。以上の3レコードについて発注情報データ
が生成されることになり、正確且つ確実にベンダ毎の発
注情報データを生成することができる。
【0067】ここで、対象資材「b」の子資材は存在し
ないので、次の資材の処理に進むが(S114)、既に
全ての資材について処理を完了してしまったので、所要
結果情報出力部508は、生成された所要情報データを
所要結果情報データとして前記所要結果情報ファイル7
08に記録する。このとき、生成された所要情報データ
を所要結果情報テーブルT9として記録するために出力
することがある〔図7(A)参照〕。同様に、所要結果
情報出力部508は、生成された発注情報データを発注
結果情報データとして前記発注結果情報ファイル709
に記録する。このとき、生成された発注情報データを発
注結果情報テーブルT10として記録することがある〔図
7(B)参照〕。
【0068】以上記載した資材所要量管理処理は、資材
所要量管理プログラムとして、それぞれ実現されること
があり、コンピュータ読取り可能な記録媒体にて提供さ
れることがある。
【0069】前記記録媒体とは、本明細書では情報を記
録できるいかなる記録媒体でも適用可能であり、その一
例を図9に示す。即ち、ハードディスクM1、CD−R
OM,MO,DVD−ROM,DVD−RAM,PD等
の円盤状記録媒体M2、フロッピーディスクM3、RA
M,ROM等のメモリチップM4、EPROM,EEP
ROM,スマートカード(登録商標),スマートメディ
ア(登録商標),フラッシュメモリ,コンパクトフラッ
シュカードその他の書換可能なカード型ROMM 5等に
記録保存することができ、コンピュータ読取り可能であ
る。
【0070】そして、前記円盤状記録媒体M2からデー
タを読み取る図示しないディスクドライブ装置又は前記
フロッピーディスクM3からデータを読み取る図示しな
いフロッピードライブ装置から、図示しないSCSIポ
ート(ケーブル),USBポート(ケーブル),IEE
E1394ポート(ケーブル)等を経由して、コンピュ
ータPにプログラムを転送することもできる。この場合
は、そのコンピュータPに内臓又は外付けされる前記ハ
ードディスクM1等の記録媒体に、資材所要量管理プロ
グラムが記録されるように構成してもよい。
【0071】前記コンピュータPは、例えば、パーソナ
ルコンピュータ,デスクトップ型コンピュータ,ノート
ブック型コンピュータ,モバイルコンピュータ,ラップ
トップコンピュータ,ポケットコンピュータ,サーバー
コンピュータ,クライアント端末,ワークステーショ
ン,ホストコンピュータ,汎用コンピュータその他あら
ゆるコンピュータが好適に適用できる。
【0072】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されて機能
するもので、製品を構成する資材の構成関係等の構成情
報データが記録される構成情報ファイル703を読み出
して処理対象とする対象資材を指定する対象資材指定部
501と、ベンダ別の資材IDデータ,発注振分率デー
タ等のベンダ情報データが記録されるベンダ情報ファイ
ル702を読み出して前記対象資材が複数のベンダによ
って供給されているものか否かを識別するマルチベンダ
識別部503と、対象資材が複数のベンダによって提供
されていると判断される場合に,所要とする前記対象資
材の発注量データ等の発注情報データを生成し,且つ前
記ベンダ情報データに基づいて前記発注情報データを前
記複数のベンダそれぞれに対応して振り分ける発注振分
部504と、前記発注情報データを前記複数のベンダ毎
に資材ID,納期,発注数等の発注結果情報データとし
て出力する発注結果情報出力部509とを備える。
【0073】その結果、製品に使用される資材が何段階
かの子資材を有する場合で、いずれかの資材が複数のベ
ンダによって供給されていても、ベンダ情報ファイル7
02の記録に基づいて、一の所要に対してベンダ数に対
応した数のリードタイム,発注数量等で発注情報データ
を生成することができる。即ち、子資材も含めた全所要
に係る発注情報データが正確且つ確実に算出されること
になるので、過剰発注や欠品状態を生じないという極め
て優れた効果を有する。
【0074】特に、ベンダ別の資材IDデータ,発注振
分率データ等のベンダ情報データが記録されるベンダ情
報ファイル702を読み出して前記対象資材が複数のベ
ンダによって供給されているものか否かを識別するマル
チベンダ識別部503を備えたことで、ベンダ毎の場合
と資材毎の場合と別々に発注情報を登録する必要もなく
なるので、データ登録作業の工程を大幅に簡素化するこ
とができるという極めて優れた利点もある。
【0075】また、特に、対象資材が複数のベンダによ
って提供されていると判断される場合に,所要とする前
記対象資材の発注量データ,納期期限データ等の発注情
報データを生成し,且つ前記ベンダ情報データに基づい
て前記発注情報データを前記複数のベンダそれぞれに対
応して振り分ける発注振分部504を備えたことで、従
来のMRPSではできなかった、資材が親資材と子資材
とからなる階層構造の製品である場合におけるベンダ
別,資材別の納期期限までも従属させた所要量管理が確
実にできるという極めて優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の資材所要量管理システムのブロック図
である。
【図2】本発明の資材所要量管理システムが実行するこ
とがある資材所要量管理処理のフローチャートである。
【図3】図3(A)は本実施例における製品の資材構成
図であり、図3(B)は本発明の資材所要量管理システ
ムにおける機能ブロック図である。
【図4】図4(A)は資材情報テーブルT1のデータ構
造の概略図であり、図4(B)はベンダ情報テーブルT
2のデータ構造の概略図であり、図4(C)は構成情報
テーブルT3のデータ構造の概略図である。
【図5】図5(A)は日付情報テーブルT4のデータ構
造の概略図であり、図5(B)は在庫情報テーブルT5
のデータ構造の概略図であり、図5(C)は所要情報テ
ーブルT6のデータ構造の概略図であり、図5(D)は
発注情報テーブルT7のデータ構造の概略図である。
【図6】所要量計算結果テーブルT8のデータ構造の概
略図である。
【図7】図7(A)は所要結果情報テーブルT9のデー
タ構造の概略図であり、図7(B)は発注結果情報テー
ブルT10のデータ構造の概略図である。
【図8】一の所要が複数のベンダに振分けられる際のデ
ータフローの一例を示す概念図である。
【図9】本発明の資材所要量管理プログラムが記録され
ることがある記録媒体の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
501 対象資材指定部 503 マルチベンダ識別部 504 発注振分部 505 子資材識別部 507 所要生成部 508 所要結果情報出力部 509 発注結果情報出力部 702 ベンダ情報ファイル 703 構成情報ファイル 705 在庫情報ファイル 706 所要情報ファイル 708 所要結果情報ファイル 709 発注結果情報ファイル V1,V2,V3,… ベンダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を構成する資材の構成関係等の構成
    情報データが記録される構成情報ファイルを読み出して
    処理対象としての対象資材を指定する対象資材指定部
    と、ベンダ別の資材IDデータ,発注振分率データ等の
    ベンダ情報データが記録されるベンダ情報ファイルを読
    み出して同一資材IDデータに複数のベンダ名データが
    対応付けられているマルチベンダレコードを抽出するマ
    ルチベンダ識別部とを備えると共に、 前記マルチベンダレコードが抽出された場合に,所要数
    データ等の所要情報データを記録する所要情報ファイル
    と在庫数量データ等の在庫情報データを記録する在庫情
    報ファイルとをそれぞれ読み出して前記在庫数量データ
    の値の方が小さいときにその差分の数量を手配数データ
    とする発注情報データを生成し,且つ前記ベンダ情報フ
    ァイルから前記発注振分率データを読み出してその発注
    振分率にしたがって前記発注情報データを前記複数のベ
    ンダそれぞれに振り分ける発注振分部と、前記振り分け
    られる発注情報データを前記複数のベンダ毎に対応する
    資材IDデータ,手配数データ等の発注結果情報データ
    として発注結果情報ファイルに記録する発注結果情報出
    力部とを備えたことを特徴とする資材所要量管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記対象資材指定部は資材構成の上位レ
    ベルから順に対象資材を指定することを特徴とする請求
    項1記載の資材所要量管理システム。
  3. 【請求項3】 前記構成情報ファイルを読み出して親資
    材IDデータに一段階下位の子資材IDデータが対応付
    けられている階層資材レコードを抽出する子資材識別部
    と、前記階層資材レコードが存在する場合に前記子資材
    IDデータに係る所要日データ,所要数データ等の所要
    情報データを生成する所要生成部と、前記所要情報デー
    タを所要結果情報データとして所要結果情報ファイルに
    記録する所要結果情報出力部とを設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の資材所要量管理システム。
  4. 【請求項4】 前記発注振分部は、所要とする前記対象
    資材に対応して納期期限データも生成することを特徴と
    する請求項1,2又は3記載の資材所要量管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを使用して資材所要量を管
    理するための資材所要量管理プログラムを記録した記録
    媒体であって、当該資材所要量管理プログラムは、前記
    コンピュータを動作させる指令として、製品を構成する
    資材の構成関係等の構成情報データが記録される構成情
    報ファイルを読み出して処理対象としての対象資材を指
    定する対象資材指定指令と、ベンダ別の資材IDデー
    タ,発注振分率データ等のベンダ情報データが記録され
    るベンダ情報ファイルを読み出して同一資材IDデータ
    に複数のベンダ名データが対応付けられているマルチベ
    ンダレコードを抽出するマルチベンダ識別指令とを備え
    ると共に、 前記マルチベンダレコードが抽出された場合に,所要数
    データ等の所要情報データを記録する所要情報ファイル
    と在庫数量データ等の在庫情報データを記録する在庫情
    報ファイルとをそれぞれ読み出して前記在庫数量データ
    の値の方が小さいときにその差分の数量を手配数データ
    とする発注情報データを生成し,且つ前記ベンダ情報フ
    ァイルから前記発注振分率データを読み出してその発注
    振分率にしたがって前記発注情報データを前記複数のベ
    ンダそれぞれに振り分ける発注振分指令と、前記振り分
    けられる発注情報データを前記複数のベンダ毎に対応す
    る資材IDデータ,手配数データ等の発注結果情報デー
    タとして発注結果情報ファイルに記録する発注結果情報
    出力指令とを備えたことを特徴とする資材所要量管理プ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記対象資材指定指令は、資材構成の上
    位レベルから順に対象資材を指定ることを特徴とする請
    求項5記載の資材所要量管理プログラムを記録したコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
JP27856699A 1999-09-30 1999-09-30 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Pending JP2001101325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27856699A JP2001101325A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27856699A JP2001101325A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001101325A true JP2001101325A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17599062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27856699A Pending JP2001101325A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001101325A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003202A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Fujitsu Ltd 手配指示計画プログラム、手配指示計画装置、および手配指示計画方法
CN113412228A (zh) * 2019-02-21 2021-09-17 本田技研工业株式会社 零件保管位置决定装置、零件保管位置决定方法以及零件管理系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003202A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Fujitsu Ltd 手配指示計画プログラム、手配指示計画装置、および手配指示計画方法
CN113412228A (zh) * 2019-02-21 2021-09-17 本田技研工业株式会社 零件保管位置决定装置、零件保管位置决定方法以及零件管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7606743B2 (en) Method for identifying product assets in a supply chain used to satisfy multiple customer demands
US7330856B2 (en) Item specification object management system
US8200539B2 (en) Product common object
US6889106B2 (en) Master production scheduling management system and method
US20030065415A1 (en) Decomposition system and method for solving a large-scale semiconductor production Planning problem
CN100461193C (zh) 把返工操作结合到高级规划过程中的方法和系统
Lee et al. Outsourcing capacity planning for an an IC design house
JPH113101A (ja) ロジスティクスチェーンシミュレーションシステム
US20070061355A1 (en) Computer- implemented method, system, and program product for managing data for an information technology (IT) migration
EP1750225A1 (en) Supply scheduling
JP2001101325A (ja) 資材所要量管理システム及び資材所要量管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
US20040122724A1 (en) System and method for generating priorities of manufacturing orders
US20040143517A1 (en) System and method for managing material distribution and returned materials
JPH03136753A (ja) 技術変更実施用自動化システム及び方法
US20040128213A1 (en) Material requirement planning system and method for re-scheduling purchase orders of materials
JP2004258717A (ja) 原価管理システムおよび方法
JP2009080530A (ja) 統合化部品表作成システムおよび統合化部品表作成方法
JP3296318B2 (ja) 需要予測方法及び需要予測装置並びに需要予測用プログラムを記憶した記憶媒体
US20040122749A1 (en) System and method for managing manufacturing orders
Hsu The development of a RFID and agent-based lot management controller for PROMIS in a client/server structure for IC assembly firm
JP2020166629A (ja) 商品振替指示装置、商品振替指示方法、及び商品振替指示プログラム
JPH11312197A (ja) 日程計画・手配管理システム
JP2001100829A (ja) 生産品納期回答処理方法及びその装置並びに情報記録媒体
Gutai et al. Potential of Mass Customization using Product Configurators
JP2003228408A (ja) 部品管理方法及びその装置、生産計画方法及びその装置並びに多仕様製品の製造方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021105