JP7123828B2 - 超電導コイル導体および超電導コイル導体の製造方法 - Google Patents
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Description
なお、液体冷媒を用いない伝導冷却方式を採用する場合、REBCO線材を用いた超電導コイル導体は、巻線内の良好な冷却のため、巻線内部に樹脂を充填して良好な熱接触(熱伝達)を得るようにすることが重要である。そのため、REBCO線材を用いた超電導コイル導体は、樹脂によって強固に一体化したコイル巻線とすることが望ましい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る超電導コイル導体100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る超電導コイル導体100の構成の一例を示す斜視図である。
中間層12は、例えば、セリウム(Ce)などの金属酸化物材料を用いることができるが、これらに限定されない。
酸化物超電導層13は、前記したようにREBCO線材を用いることができる。酸化物超電導層13は、例えば、イットリウム系(Y系)の超電導材料などを用いることができるが、これらに限定されない。
保護層14や安定化層15は、例えば、銀(Ag)などの金属材料などからなり、さらに銅(Cu)などを用いることができるが、これらに限定されない。
絶縁層16は、例えば、ポリイミドなどを用いることができるが、これらに限定されない。超電導コイル導体100の絶縁部は、この絶縁層16と、繊維20と、樹脂(含浸材)とで構成されている。このうち、絶縁層16と、樹脂とが絶縁材として機能する。
ここで、図2の表に示すように、REBCO線材を構成する材料の293Kから77Kに冷却したときの熱収縮率は概ね0.3%である。
一方、図2の表に示すように、超電導コイル導体100の絶縁部において絶縁材として挿入されるポリイミドやエポキシ樹脂の293Kから77Kに冷却したときの熱収縮率は概ね1.2%であるから、REBCO線材の熱収縮率とは4倍の開きがある。
そのため、これらが巻き回されたコイルが77Kに冷却されるとポリイミドやエポキシ樹脂を含む絶縁部の体積収縮が相対的に大きくなり、超電導線材10に対して引張力を生じさせることが、前述したような剥離の問題に繋がっている。従って、冷却時の線材剥離防止のためには、絶縁部の熱収縮率を線材(REBCO線材を構成する材料)と同等もしくはそれよりも小さくすることが有効である。
従って、繊維20が当該熱収縮率を満たすことで、超電導コイル導体100において、冷却時における超電導線材10の端部からの剥離を生じ難くすることができる。また、繊維20が、超電導コイル導体100において、超電導線材10の剥離が開始する開始箇所(例えば、中間層12、酸化物超電導層13などの端部)に巻き回されることによって機械的に補強することが可能になる。これにより、超電導コイル導体100において、冷却時における剥離力発生を抑制するとともに、剥離力に対する補強構造を実現することが可能になる。
また、上述の条件を満たす繊維20の材料としては、有機材料として、例えば、アラミド繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維などが挙げられる。有機材料として具体的には、ケブラー(登録商標)、ザイロン(登録商標)などが挙げられる。また、無機材料に有機材料を混ぜた混紡などが挙げられる。例えば、ガラス繊維にアラミド繊維およびポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維のうちの少なくとも一種を混ぜた混紡とすることで、繊維20の強度を高めることができる。
繊維20は、超電導線材10の表面を30%以上90%以下の範囲で覆うことが好ましい。超電導線材10の表面が繊維20によってこのような範囲で覆われることで、超電導コイル導体100の剥離防止効果が発揮される。
従って、束ねられた繊維20は、撚られていない、または、比較的長い撚りピッチで超電導線材10に巻き回されることが好ましい。束ねられた繊維20が、超電導線材10上に薄い繊維層を形成できるように、束ねられた繊維20に含まれる各繊維20の本数や撚りピッチなどを適宜調整することが好ましい。
繊維20としては、例えば、有機繊維「ケブラー29」を適用することができる。「ケブラー29」の室温での線膨張係数は4.0×10-6K-1である。極低温まで線膨張係数が変わらないとして熱収縮率を推定すると、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「ケブラー29」の熱収縮率は0.09%となる。また、絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「ケブラー29」の熱収縮率は0.12%となる。
繊維20としては、例えば、有機繊維「ケブラー49」を適用することができる。「ケブラー49」の室温での線膨張係数は4.9×10-6K-1である。極低温まで線膨張係数が変わらないとして熱収縮率を推定すると、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「ケブラー49」の熱収縮率は0.11%となる。また、絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「ケブラー49」の熱収縮率は0.14%となる。
繊維20としては、例えば、有機繊維「ザイロン」を適用することができる。「ザイロン」の室温での線膨張係数は-6.0×10-6K-1である。極低温まで線膨張係数が変わらないとして熱収縮率を推定すると、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「ザイロン」の熱収縮率は-0.13%となる。また、絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「ザイロン」の熱収縮率は-0.17%となる。
繊維20としては、例えば、有機繊維「ダイニーマ」(登録商標)を適用することができる。絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「ダイニーマ」の熱収縮率は-0.16%となる。また、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「ダイニーマ」の熱収縮率は-0.14%となる。
繊維20としては、例えば、無機繊維「Eガラス」を適用することができる。「Eガラス」の室温での線膨張係数は5.6×10-6K-1である。極低温まで線膨張係数が変わらないとして熱収縮率を推定すると、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「Eガラス」の熱収縮率は0.12%となる。また、絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「Eガラス」の熱収縮率は0.16%となる。
繊維20としては、例えば、無機繊維「Tガラス」を適用することができる。「Tガラス」の室温での線膨張係数は2.8×10-6K-1である。極低温まで線膨張係数が変わらないとして熱収縮率を推定すると、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の「Tガラス」の熱収縮率は0.06%となる。また、絶対温度を293Kから4Kまで下げた際の「Tガラス」の熱収縮率は0.08%となる。
ガラス繊維は熱収縮率が小さく引張応力発生の抑制に効果が大きいが、ガラス繊維を超電導線材10に編組する際に超電導線材10のエッジで切れることがあるため、切れ難いアラミド繊維などとの混紡を利用することが好ましい。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る超電導コイル導体100の製造方法(以下、単に「本製造方法」ということがある)について説明する。図5は、本実施形態に係る超電導コイル導体100の製造方法の内容を説明するフローチャートである。
図5に示すように、本製造方法は、第1巻き回し工程S1と、第2巻き回し工程S2と、樹脂含浸硬化工程S3と、を含む。本製造方法は、これらの工程についてはこの順に行う。
<実施例に係る超電導コイル導体の製造>
実施例に係る超電導コイル導体は、次のようにして製造した。
テープ状の超電導線材に、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の熱収縮率が0.3%以下となる下記繊維20を巻き回した(前記した第1巻き回し工程S1に相当する)。
次いで、繊維を巻き回した超電導線材を、所定の軸を中心として同心円状に巻き回した(前記した第2巻き回し工程S2に相当する)。
そして、互いに隣接する一方の超電導線材およびこれに巻き回した繊維と、他方の超電導線材およびこれに巻き回した繊維との間に含浸材(樹脂)を含浸させた後、硬化させて実施例に係る超電導コイル導体を製造した(前記した樹脂含浸硬化工程S3に相当する)。
幅:4.05mm
厚さ:0.13mm
繊度:250[dtex](繊維10000mあたりのグラム数)
物質:ケブラー(登録商標)(「東レ・デュポン株式会社」)
比重:1.44g/cm3
換算直径:0.15mm
編組:8本掛け~16本掛け
ケブラー被覆厚さ(片側):0.065mm(=0.13mm÷2)
材料:エポキシ樹脂
比較例に係る超電導コイル導体は、次のようにして製造した。
比較例に係る超電導コイル導体は、前記した第1巻き回し工程を行わないで製造した。
具体的には、用意したテープ状の超電導線材を、所定の軸を中心として同心円状に巻き回した(前記した第2巻き回し工程S2に相当する)。
そして、互いに隣接する一方の超電導線材と他方の超電導線材との間に樹脂を含浸させた後、硬化させて比較例に係る超電導コイル導体を製造した(前記した樹脂含浸硬化工程S3に相当する)。
次に、図6を参照して、実施例に係る超電導コイル導体および比較例に係る超電導コイル導体の冷却時における熱ひずみによる特性劣化について説明する。
同様に、上述の製造方法で製造した比較例に係る超電導コイル導体に対して、極低温から室温、室温から極低温というヒートサイクルを所定回数(例えば、30回)繰り返すヒートサイクル試験を施し、ヒートサイクル試験終了後の電流電圧特性をグラフにプロットした。
そして、ヒートサイクル試験終了後における実施例に係る超電導コイル導体の電流電圧特性と、ヒートサイクル試験終了後における比較例に係る超電導コイル導体の電流電圧特性と、を比較して、繊維補強による効果を検証した。
すなわち、サーマルサイクル試験終了後において、実施例に係る超電導コイル導体は、比較例に係る超電導コイル導体より大きな電流が流れた。
次に、図7乃至図9を参照して、実施例に係る超電導コイル導体および比較例に係る超電導コイル導体の引張荷重印加状態における電流電圧特性について説明する。
試験条件を以下に示す。
図7は、引張試験の様子を示す模式図である。
図7に示すように、引張試験機700は、試験体70の下方から矢印X1方向に向かって試験体70を引っ張るFRP701を備えている。また、引張試験機700は、試験体70の上方から矢印X2方向に向かって試験体70を引っ張るFRP702を備えている。さらに、引張試験機700は、電圧タップ703aおよび電圧タップ703bなどを備えている。試験体70とFRP701との間、および試験体70とFRP702との間は、それぞれ接着剤704で固定されている。
絶対温度77K(液体窒素中)
実施例に係る超電導コイル導体
比較例に係る超電導コイル導体
硬化温度:室温
材料:2液混合エポキシ接着剤
接着面積:縦×横=4mm×20mm
図9は、比較例に係る超電導コイル導体の臨界電流特性の一例を示すグラフである。横軸は、初期状態の臨界電流Icで規格化された電流(NORMALIZED CURRENT)[a.u.]を示しており、縦軸は、電圧(VOLTAGE)[μV]を示している。
11 基材
12 中間層
13 酸化物超電導層
14 保護層
15 安定化層
20 繊維
100 超電導コイル導体
S1 第1巻き回し工程
S2 第2巻き回し工程
S3 樹脂含浸硬化工程
Claims (9)
- 熱収縮率が異なる複数の部材を含んでなるテープ状の超電導線材と、
絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の熱収縮率が0.3%以下であり、前記超電導線材に巻き回される繊維と、
互いに隣接する一方の前記超電導線材および前記繊維と、他方の前記超電導線材および前記繊維と、の間を充填する樹脂と、
を備えることを特徴とする超電導コイル導体。 - 前記超電導線材は、
テープ状の基材と、
前記基材上に積層される中間層と、
前記中間層上に積層される酸化物超電導層と、
前記酸化物超電導層上に積層される保護層と、
前記保護層上に積層される安定化層と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 前記繊維は、
互いに編み込まれている、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 束ねられた前記繊維は、
撚られていない、または、撚りピッチが20mmより長い、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 前記超電導線材に対して平行な方向における前記繊維を束ねた素線の幅をWとし、前記超電導線材に対して垂直な方向における前記繊維を束ねた素線の厚さをtとする場合、
W>30tを満たす、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 前記繊維は、
前記超電導線材の表面を30%以上90%以下の範囲で覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 前記繊維は、
ガラス繊維、アラミド繊維およびポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維のうちの少なくとも一種を用いたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 前記繊維は、
ステンレス、鉄または銅である、
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル導体。 - 熱収縮率が異なる複数の部材を含んでなるテープ状の超電導線材に、絶対温度を293Kから77Kまで下げた際の熱収縮率が0.3%以下となる繊維を巻き回す第1巻き回し工程と、
前記繊維を巻き回した前記超電導線材を、所定の軸を中心として同心円状に巻き回す第2巻き回し工程と、
互いに隣接する一方の前記超電導線材およびこれに巻き回した前記繊維と、他方の前記超電導線材およびこれに巻き回した前記繊維と、の間に樹脂を含浸させた後、硬化させる樹脂含浸硬化工程と、
を含むことを特徴とする超電導コイル導体の製造方法。
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