JP7123759B2 - レーザスライス装置、及びレーザスライス方法 - Google Patents
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Description
レーザ光を用いて加工対象物を分離するレーザスライス装置であって、
前記加工対象物の第1表面側に存在する光遮蔽領域を検出する光遮蔽領域検出部と、
前記加工対象物の前記第1表面を一面に亘って走査するように、前記第1表面側から第1レーザ光を照射して、前記加工対象物の内部のスライス予定面に第1改質層を形成すると共に、
前記加工対象物の前記光遮蔽領域に対して、前記第1表面の裏面側の第2表面から第2レーザ光を照射して、前記スライス予定面において前記第1改質層と連続するように第2改質層を形成する制御部と、
を備えるレーザスライス装置である。
レーザ光を用いて加工対象物を分離するレーザスライス方法であって、
前記加工対象物の第1表面側に存在する光遮蔽領域を検出し、
前記加工対象物の前記第1表面を一面に亘って走査するように、前記第1表面側から第1レーザ光を照射して、前記加工対象物の内部のスライス予定面に第1改質層を形成すると共に、
前記加工対象物の前記光遮蔽領域に対して、前記第1表面の裏面側の第2表面から第2レーザ光を照射して、前記スライス予定面において前記第1改質層と連続するように第2改質層を形成する、
レーザスライス方法である。
[レーザスライス装置の構成]
図1は、第1の実施形態に係るレーザスライス装置Uの構成の概略図である。
図2は、本実施形態に係るレーザスライス装置Uのレーザ照射の走査方法を示す概略図である。
以上のように、本実施形態に係るレーザスライス装置Uは、脆性材1の第1表面側に存在する光遮蔽領域を検出する光遮蔽領域検出部10bと、脆性材1の第1表面を一面に亘って走査するように、第1表面側から第1レーザ光3を照射して、脆性材1の内部のスライス予定面に第1改質層17を形成すると共に、脆性材1の光遮蔽領域に対して、第2表面から第2レーザ光を照射して、スライス予定面において第1改質層17と連続するように第2改質層18を形成する制御部10aと、を備えている。
次に、図5~図8を参照して、第2の実施形態に係るレーザスライス装置Uについて説明する。本実施形態に係るレーザスライス装置Uは、レーザ照射の走査方法、及び、脆性材1の裏面20側に対するレーザ光3の照射方法の点で、第1の実施形態に係るレーザスライス装置Uと相違する。尚、第1の実施形態と共通する構成については、説明を省略する。
2:レーザ発振器
3:レーザ光
4:ミラー
5:集光レンズ
6:Zステージ
7:XYステージ
8:回転ステージ
9:固定治具
10:制御用コンピュータ
11:位相変調素子
12:固定治具
13:レーザ光路切り替え装置
14:カメラ
17:第1改質層
18:第2改質層
19:第1表面
20:第2表面
A:第1改質層上面
B:第1改質層中面
C:第1改質層下面
D:幅
F:第2改質層上面
G:第2改質層中面
H:第2改質層下面
S:開始点
E:終点
R:未改質領域
P:欠陥部
Q:集光点
Claims (13)
- レーザ光を用いて加工対象物を分離するレーザスライス装置であって、
前記加工対象物の第1表面側に存在する光遮蔽領域を検出する光遮蔽領域検出部と、
前記加工対象物の前記第1表面を一面に亘って走査するように、前記第1表面側から第1レーザ光を照射して、前記加工対象物の内部のスライス予定面に第1改質層を形成すると共に、
前記加工対象物の前記光遮蔽領域に対して、前記第1表面の裏面側の第2表面から第2レーザ光を照射して、前記スライス予定面において前記第1改質層と連続するように第2改質層を形成する制御部と、
を備えるレーザスライス装置。 - 前記加工対象物から基板材を分離する
請求項1に記載のレーザスライス装置。 - 前記加工対象物は、板状体である
請求項1又は2に記載のレーザスライス装置。 - 前記加工対象物は、前記第1表面及び前記第2表面が所定の表面粗さ以下まで平坦化加工された板状の部材である
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記光遮蔽領域は、前記加工対象物の前記第1表面側に存在する欠陥部である
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記第1表面は、前記加工対象物の表裏面のうちの前記欠陥部が多く露出する側の表面である
請求項5に記載のレーザスライス装置。 - 前記加工対象物は、半導体材料である
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記加工対象物は、窒化ガリウムである
請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記加工対象物は、脆性材料である
請求項1乃至8のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記制御部は、前記第1レーザ光の集光点を前記スライス予定面の高さ位置に設定して前記第1改質層を形成すると共に、前記第2レーザ光の集光点を前記スライス予定面の高さ位置に設定して前記第2改質層を形成する
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記制御部は、レーザ発振器が出射するレーザ光のレーザ光路を切り替えて、前記第1レーザ光及び前記第2レーザ光を前記加工対象物に対して照射する
請求項1乃至10のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - 前記光遮蔽領域検出部は、前記加工対象物の前記第1表面の表面状態を撮影するカメラからの情報に基づいて、前記光遮蔽領域を検出する
請求項1乃至11のいずれか一項に記載のレーザスライス装置。 - レーザ光を用いて加工対象物を分離するレーザスライス方法であって、
前記加工対象物の第1表面側に存在する光遮蔽領域を検出し、
前記加工対象物の前記第1表面を一面に亘って走査するように、前記第1表面側から第1レーザ光を照射して、前記加工対象物の内部のスライス予定面に第1改質層を形成すると共に、
前記加工対象物の前記光遮蔽領域に対して、前記第1表面の裏面側の第2表面から第2レーザ光を照射して、前記スライス予定面において前記第1改質層と連続するように第2改質層を形成する、
レーザスライス方法。
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