JP7122558B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

本開示は、電解水生成装置に関する。
従来から、陽極と、陰極と、陽極と陰極との間に設けられた陽イオン交換膜と、水が流入する流入口と、水が流出する流出口とを有し、陽極、陰極、および陽イオン交換膜を内包するハウジングと、を備えた電解水生成装置の開発が行われている。
特開2017-176993号公報
上記の従来の電解水生成装置は、他の装置に組み込まれて使用されるが、より良好に使用することができるよう、改善の余地がある。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、より良好に使用することができる電解水生成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示の第1の態様に係る電解水生成装置は、陽極と、陰極と、前記陽極と前記陰極との間に設けられた陽イオン交換膜と、水が流入する流入口と、前記水が流出する流出口とを有し、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を内包するハウジングと、を備え、前記ハウジングは、外部の被嵌合部と嵌合する位置決め用嵌合部を含む。
本開示の第2の態様に係る電解水生成装置は、陽極と、陰極と、前記陽極と前記陰極との間に設けられた陽イオン交換膜と、水が流入する流入口と、前記水が流出する流出口とを有し、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を内包するハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を受け入れる容器部と、前記容器部の開口を閉塞する蓋部と、を含み、前記蓋部は、相対的にレーザ光を透過し易い色を有するレーザ透過性樹脂を含み、前記容器部は、相対的にレーザ光を吸収し易い色のレーザ吸収性樹脂を含み、前記蓋部と前記容器部とがレーザ樹脂溶着によって互いに固定されている。
本開示の第3の態様に係る電解水生成装置は、陽極と、陰極と、前記陽極と前記陰極との間に設けられた陽イオン交換膜と、水が流入する流入口と、前記水が流出する流出口とを有し、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を内包するハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を受け入れる容器部と、前記容器部の開口を閉塞する蓋部と、を含み、前記陽極、前記イオン交換膜、および前記陰極は、積層構造を構成し、前記蓋部は、前記積層構造を積層方向において押さえ付けるように内側に設けられた押さえ凸部を含む。
本開示の第1の態様の電解水生成装置によれば、より良好に使用することができる。
本開示の第2の態様の電解水生成装置によれば、蓋部と容器部とを容易に固定することができる。
本開示の第3の態様の電解水生成装置によれば、積層構造を構成する陽極、陽イオン交換膜、および陰極の位置ズレを抑制することができる。
実施の形態の電解水生成装置の分解斜視図である。 実施の形態の電解水生成装置の幅方向に沿って切った縦断面図である。 実施の形態の電解水生成装置の長さ方向に沿って切った縦断面図である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態の電解水生成装置を説明する。複数の図面同士の間において、同一の参照符号が付された部分同士は、図面上における形状に多少の相違があっても、特段の記載がない限り、互いに同一の機能を発揮するものとする。
本実施の形態においては、電解水生成装置100は、電解水としてオゾン水を生成するオゾン水生成装置である。なお、オゾン水は、殺菌または有機物分解に有効であるため、水処理分野、食品、または医学分野において利用されており、残留性が低いこと、および、副生成物が生成されないという利点を有している。
本明細書においては、図1のX方向は、水の流路に沿った方向であり、通水方向と呼ばれる。図1に示されるように、電解水生成装置100は、X方向が長手方向となる直方体形状を有している。図1のY方向は、水の流路を横切る方向であり、幅方向と呼ばれる。Y方向は、図1では水平面に沿った方向であるものとする。図1のZ方向は、電極および導電性膜が積層される方向であり、積層方向と呼ばれる。図1では、電解水生成装置100の蓋部2が上側に位置付けられる状態で、鉛直方向がZ方向として示されている。X方向、Y方向、Z方向は、図1に示される方向の組合せに限定されず、電解水生成装置100は、どのような姿勢で設けられていてもよい。
ただし、実施の形態の電解水生成装置100は、その流路が鉛直方向に沿って延びるような姿勢で他の装置に組み込まれることが望ましい。より具体的には、電解水生成装置100は、その流入口Finが下を向き、かつ、その流出口Foutが上を向くような姿勢で他の装置へ組み込むことが好ましい。言い換えると、電解水生成装置100の姿勢は、水が下方から上方へ流れるように設定されていることが好ましい。その理由は、陽極Aの表面で発生したオゾンが気泡成長する前に速やかに陽極Aの表面からオゾンを引き離すことが好ましいためである。つまり、流入口Finが下を向き、かつ、流出口が上を向いていると、浮力によって、オゾンが速やかに陽極Aの表面から離れるためである。これによれば、オゾンが、気泡の状態で残存することを抑制され、水に溶け込み易くなることにより、オゾン水の生成効率が向上する。ただし、電解水生成装置100は、その流路が鉛直方向に沿って延びるような姿勢以外のいかなる姿勢で他の装置に組み込まれてもよい。
図1に示されるように、電解水生成装置100は、給電体Fおよび陽極本体AMからなる陽極Aと、陰極Cと、陽極Aと陰極Cとの間に設けられた陽イオン交換膜Iと、を備えている。本実施の形態においては、陽極Aが陽極本体AMと給電体Fとからなる例が示されているが、陽極Aが1つの材料によって構成されていてもよいとともに、3以上の材料によって構成されていてもよい。
給電体F、陽極本体AM、陽イオン交換膜I、および陰極Cは、積層構造4を構成している。給電体F、陽極本体AM、イオン交換膜、および陰極Cは、いずれも、平板形状を有している。平板形状は、X方向、すなわち通水方向を長手方向とし、Y方向、すなわち幅方向を短手方向とする長方形の平面形状を有しており、Z方向、すなわち積層方向に厚さを有している。給電体F、陽極本体AM、陽イオン交換膜I、および陰極Cは、この順番で下から上へ向かって、Z方向に積層されている。
図1に示されるように、本実施の形態の電解水生成装置100は、ハウジング5を備えている。ハウジング5は、水が流入する流入口Finと、水が流出する流出口Foutとを有し、給電体F、陽極本体AM、陰極C、および陽イオン交換膜Iを内包している。ハウジング5は、給電体F、陽極本体AM、陰極C、および陽イオン交換膜Iを受け入れる容器部1と、容器部1の開口を閉塞する蓋部2と、を含んでいる。
陰極Cは、平面視において複数のV字状の貫通孔を有している。陽イオン交換膜Iは、通水方向を横切る方向に沿って複数の貫通孔が設けられている。陰極Cの貫通孔および陽イオン交換膜Iの貫通孔の中でオゾンが発生し、容器部1内の水に溶解する。これにより、オゾン水が生成される。
図1に示されるように、容器部1の底には、弾性体3が置かれる。弾性体3の上には、積層構造4が置かれる。蓋部2は、積層構造4を押さえ付けるように、容器部1の上面に固定される。
図1および図2に示されるように、ハウジング5は、外部装置200の被嵌合部Pに嵌合する位置決め用嵌合部Tを含んでいる。そのため、電解水生成装置100を外部装置200に対して容易に位置決めすることができる。本実施の形態においては、被嵌合部Pは、凸部であり、位置決め用嵌合部Tは、凹部である。しかしながら、被嵌合部Pは、凹部であり、位置決め用嵌合部Tは、凸部であってもよい。つまり、被嵌合部Pおよび位置決め用嵌合部Tは、互いに嵌合する形状であれば、いかなる形状を有していてもよい。
本実施の形態においては、位置決め用嵌合部Tは長手方向に沿って延びる複数の線状の溝である。ただし、位置決め用嵌合部Tは、外部装置200以外に外部に存在する被装着物の被嵌合部に嵌合するものであれば、いなかる形状を有していてもよい。
本実施の形態においては、位置決め用嵌合部Tは、蓋部2に設けられている。そのため、位置決め用嵌合部Tに起因した強度の低下を抑制しながら、位置決め用嵌合部Tを有する容器部1を形成することができる。ただし、位置決め用嵌合部Tは、容器部1に設けられていてもよい。
図2に示されるように、外部装置200は、電解水生成装置100とは別の装置である。外部装置200は、その外縁から垂れ下がる部分の先端に設けられた爪部201を有している。外部装置200の爪部201が電解水生成装置100の容器部1の上端から外方へ延びる鍔部12の下側に引っ掛けられるように、電解水生成装置100が外部装置200の爪部201同士の間に挿入される。それにより、電解水生成装置100が外部装置200に固定される。なお、外部装置200は、電解水生成装置100で生成された電解水、たとえば、オゾン水を利用して殺菌処理をするための装置である。
図2から分かるように、蓋部2は、相対的に肉厚が小さい薄肉部21と、相対的に肉厚が大きい厚肉部22とを含んでいる。の位置決め用嵌合部Tとしての凹部は、厚肉部22に設けられている。そのため、蓋部2の強度が低下することを抑制することができる。位置決め用嵌合部Tを構成する凹部は、蓋部2の長手方向に沿って延びる溝部である。そのため、電解水生成装置100を外部装置200の被嵌合部Pとしての凸部に対して安定的に位置決めすることができる。
蓋部2は、相対的にレーザ光を透過し易い色を有するレーザ透過性樹脂で形成されている。容器部1は、相対的にレーザ光を吸収し易い色のレーザ吸収性樹脂で形成されている。電解水生成装置100の製造時においては、蓋部2のZ方向の上側からレーザが薄肉部21に照射される。それにより、薄肉部21を透過したレーザ光が、蓋部2の薄肉部21の下面と容器部1の上面とを加熱し、溶融させる。その結果、本実施の形態においては、蓋部2の薄肉部21と容器部1とがレーザ樹脂溶着によって互いに固定される。これによれば、レーザ光は、薄肉部21の短い距離において樹脂材料を透過するだけであるため、蓋部2と容器部1とを容易に固定することができる。
なお、本実施の形態においては、容器部1は、黒色またはそれに近い色を有し、蓋部2は、透明や白色またはそれに近い色を有している。つまり、容器部1と蓋部2とは、レーザ光の透過度が最も大きく異なっている。そのため、レーザ溶着を極めて容易に実行することができる。ただし、容器部1および蓋部2の色は、それぞれ、互いのレーザ樹脂溶着を実現できる色であれば、いかなる色であってもよい。
また、蓋部2の薄肉部21は、蓋部2に形成された溝の底部を構成し、溝に容器部1の容器部1の鍔部12に形成された容器凸部11が挿入されている。そのため、蓋部2と容器部1とを強固に固定することができる。また、蓋部2と容器部1との位置決めとレーザ樹脂溶着のための薄肉部21の形成との双方を1つの溝部によって実現することができる。
図1および図3に示されるように、給電体Fには、陽極用の給電シャフトASが電気的に接続されている。給電体Fと陽極A用の給電シャフトASとは陽極A用のバネ部ABを介して接続されている。図3に示されるように、陽極A用の給電シャフトASは、容器部1の底面に設けられた貫通孔1Aに挿入される。陽極A用の給電シャフトASの容器部1の外部に突出する部分が電力供給部の正極に電気的に接続される。
図1および図3に示されるように、陰極Cには、陰極C用の給電シャフトCSが電気的に接続されている。陰極Cと陰極C用の給電シャフトCSとは陰極C用のバネ部CBを介して接続されている。陰極C用の給電シャフトCSは、容器部1の底面に設けられた貫通孔1Cに挿入される。陰極C用の給電シャフトCSの容器部1の外部に突出する部分が電力供給部の負極に電気的に接続される。
図1に示されるように、陽極A用の給電シャフトASの容器部1の外部に突出する部分および陰極C用の給電シャフトCSの容器部1の外部に突出する部分が、それぞれ、オーリングO、ワッシャW、座金S、および六角ナットNに挿入される。その結果、積層構造4を構成する給電体F、陽極本体AM、陽イオン交換膜I、および陰極Cが、六角ナットNの締め付けにより、容器部1の底面に押し付けられ、固定される。
図2および図3に示されるように、蓋部2は、積層構造4を積層方向において押さ付けるように内側に設けられた押さえ凸部Rを含んでいる。これによれば、蓋部2を容器部1に固定するだけで、積層構造4を構成する給電体F、陽極A、陽イオン交換膜I、および陰極Cの位置ズレや変形を抑制することができる。
図2における3つの押さえ凸部Rのうち幅方向(Y方向)の両側のそれぞれに設けられた2つの押さえ凸部Rは、通水方向(X方向)に沿って直線状に延びる凸条である。また、図2における3つの押さえ凸部Rのうち幅方向の中央に設けられた1つの押さえ凸部Rは、図3に示されるように、通水方向に沿って並べられた複数の押さえ突起RA,RCである。そのため、押さえ凸部Rが電解水生成装置100内での水の流れを阻害する程度を極力小さくすることができる。
ただし、図2における中央の押さえ凸部Rの下端面は、図2における両側のそれぞれの押さえ凸部Rの下端面に比較して、わずかに上側に位置付けられている。図2における中央の押さえ凸部Rは、図2における両側のそれぞれの押さえ凸部Rが積層構造4を押さえ付けたときに、積層構造4の幅方向における中央部の積層方向(Z方向)における浮き上がりを抑制する。
具体的には、図2における幅方向の中央部の押さえ凸部Rは、図3に示されるように、陽極Aを押さえ付ける陽極A用の押さえ突起RAと、陰極Cを押さえ付ける陰極C用の複数の押さえ突起RCとを含でんいる。そのため、陰極Cおよび陽極Aのそれぞれの位置ズレをより確実に抑制することができる。具体的には、図3に示される長手方向の一端の陰極C用の押さえ突起RCは、陰極C用の給電シャフトCSの軸方向の位置ズレを抑制する。一方、図3に示される陽極A用の押さえ突起RAは、陽極A用の給電シャフトASの軸方向の位置ズレを抑制する。
本実施の形態においては、押さえ凸部Rは、複数列、たとえば、3列に並べられているが、これに限定されず、陽極Aおよび陰極Cの位置ズレおよび変形を抑制できるのであれば、いかなる形状を有していてよい。
実施の形態の電解水生成装置100は、オゾン水を生成するオゾン水生成装置であるが、生成させる物質はオゾンに限定されない。たとえば、電解水生成装置100は、次亜塩素酸を生成することにより、殺菌作用を発揮するものであってもよい。また、電解水生成装置100は、酸素水、水素水、塩素含有水、または過酸化水素水等を生成するものであってもよい。
本実施の形態の電解水生成装置100の陽極Aは、導電性シリコン、導電性ダイヤモンド、チタン、白金、酸化鉛、または酸化タンタル等の電解水を生成することができ、導電性および耐久性を有するのであれば、いかなる物質により構成されていてもよい。また、陽極Aがダイヤモンド電極である場合、陽極Aの製造方法は、成膜による製造方法に限定されず、また、金属以外の材料を用いるものであってもよい。
陰極Cは、導電性と耐久性を備えた電極であればよく、例えば、白金、チタン、ステンレス、または導電性シリコンなどで構成することも可能である。
本実施の形態の電解水生成装置100は、電解処理した液中の電解水生成濃度を高めることを可能にするための装置に取り付けることによって使用することができる。その装置は、たとえば、浄水装置等の水処理機器、洗濯機、食洗機、温水洗浄便座、冷蔵庫、給湯給水装置、殺菌装置、医療用機器、空調機器、または厨房機器等である。
以下、実施の形態の電解水生成装置100の特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 電解水生成装置100は、陽極Aと、陰極Cと、陽極Aと陰極Cとの間に設けられた陽イオン交換膜Iと、を備えている。また、電解水生成装置100は、水が流入する流入口Finと、水が流出する流出口Foutとを有し、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを内包するハウジング5を備えている。ハウジング5は、外部の被嵌合部Pと嵌合する位置決め用嵌合部Tを含んでいる。そのため、電解水生成装置100を外部装置200に対して容易に位置決めすることができる。その結果、電解水生成装置100をより良好に使用することができる。
(2) ハウジング5は、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを受け入れる容器部1と、容器部1の開口を閉塞する蓋部2と、を含み、位置決め用嵌合部Tは、蓋部2に設けられていてもよい。これによれば、位置決め用嵌合部Tに起因した強度の低下を抑制しながら、位置決め用嵌合部Tを有する容器部1を形成することができる。
(3) 蓋部2は、相対的に肉厚が小さい薄肉部21と、相対的に肉厚が大きい厚肉部22とを含み、位置決め用嵌合部Tは、厚肉部22に設けられていることが好ましい。これによれば、蓋部2の強度が低下することを抑制することができる。
(4) 位置決め用嵌合部Tは、蓋部2の長手方向に沿って延びる溝部であってもよい。これによれば、電解水生成装置100を外部の被嵌合部Pに対して安定的に位置決めすることができる。
(5) 電解水生成装置100は、陽極Aと、陰極Cと、陽極Aと陰極Cとの間に設けられた陽イオン交換膜Iと、を備えている。また、電解水生成装置100は、水が流入する流入口Finと、水が流出する流出口Foutとを有し、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを内包するハウジング5を備えている。ハウジング5は、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを受け入れる容器部1と、容器部1の開口を閉塞する蓋部2と、を含んでいる。蓋部2は、相対的に肉厚が小さい薄肉部21と、相対的に肉厚が大きい厚肉部22とを含んでいる。蓋部2は、相対的にレーザ光を透過し易い色を有するレーザ透過性樹脂を含み、容器部1は、相対的にレーザ光を吸収し易い色のレーザ吸収性樹脂を含んでいる。薄肉部21と容器部1とがレーザ樹脂溶着によって互いに固定されている。これによれば、蓋部2と容器部1とを容易に固定することができる。
(6) 蓋部2は、相対的に肉厚が小さい薄肉部21と、相対的に肉厚が大きい厚肉部22とを含んでいてもよい。容器部1は、蓋部2の薄肉部21に向かって突出する容器凸部11を含んでいてもよい。薄肉部21と容器凸部11とがレーザ樹脂溶着によって互いに固定されていてもよい。これによれば、蓋部2と容器部1とを強固に固定することができる。
(7) 電解水生成装置100は、陽極Aと、陰極Cと、陽極Aと陰極Cとの間に設けられた陽イオン交換膜Iと、を備えている。また、電解水生成装置100は、水が流入する流入口Finと、水が流出する流出口Foutとを有し、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを内包するハウジング5を備えている。ハウジング5は、陽極A、陰極C、および陽イオン交換膜Iを受け入れる容器部1と、容器部1の開口を閉塞する蓋部2と、を含んでいる。陽極A、陽イオン交換膜、および陰極Cは、積層構造4を構成している。蓋部2は、積層構造4を積層方向において押さえ付けるように蓋部2の内側に設けられた押さえ凸部Rを含んでいる。これによれば、蓋部2を容器部1に固定するだけで、積層構造4を構成する陽極A、陽イオン交換膜、および陰極Cの位置ズレを抑制することができる。
(8) 押さえ凸部Rは、通水方向に沿って延びる凸条であるかまたは通水方向に沿って並べられた複数の押さえ突起RA,RCであることが好ましい。これによれば、押さえ凸部Rが電解水生成装置100内での水の流れを阻害する程度を極力小さくすることができる。
(9) 押さえ凸部Rは、陽極Aを押さえ付ける陽極A用の押さえ突起RAと、陰極Cを押さえ付ける陰極C用の押さえ突起RCとを含でんいることが好ましい。これによれば、陰極Cおよび陽極Aのそれぞれの位置ズレをより確実に抑制することができる。
1 容器部
2 蓋部
4 積層構造
5 ハウジング
100 電解水生成装置
A 陽極
C 陰極
I 陽イオン交換膜
Fin 流入口
Fout 流出口
P 被嵌合部
R 押さえ凸部
RA,RC 押さえ突起
T 位置決め用嵌合部

Claims (7)

  1. 陽極と、
    陰極と、
    前記陽極と前記陰極との間に設けられた陽イオン交換膜と、
    水が流入する流入口と、前記水が流出する流出口とを有し、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を内包するハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、前記陽極、前記陰極、および前記陽イオン交換膜を受け入れる容器部と、前記容器部の開口を閉塞する蓋部と、を含み、
    前記ハウジングの蓋部は、外部装置の被嵌合部と嵌合する位置決め用嵌合部と、相対的に肉厚が小さい薄肉部と、相対的に肉厚が大きい厚肉部とを含み、
    前記位置決め用嵌合部は、前記厚肉部に設けられ、前記薄肉部は、前記蓋部と前記容器との溶着部である、電解水生成装置。
  2. 前記位置決め用嵌合部は、前記蓋部の長手方向に沿って延びる溝部である、請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 記蓋部は、相対的にレーザ光を透過し易い色を有するレーザ透過性樹脂を含み、
    前記容器部は、相対的にレーザ光を吸収し易い色のレーザ吸収性樹脂を含み、
    前記蓋部と前記容器部とがレーザ樹脂溶着によって互いに固定された、請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記容器部は、前記蓋部の前記薄肉部に向かって突出する容器凸部を含み、
    前記薄肉部と前記容器凸部とが前記レーザ樹脂溶着によって互いに固定された、請求項に記載の電解水生成装置。
  5. 記陽極、前記陽イオン交換膜、および前記陰極は、積層構造を構成し、
    前記蓋部は、前記積層構造を積層方向において押さえ付けるように前記蓋部の内側に設けられた押さえ凸部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  6. 前記押さえ凸部は、通水方向に沿って延びる凸条であるかまたは前記通水方向に沿って並べられた複数の押さえ突起である、請求項に記載の電解水生成装置。
  7. 前記押さえ凸部は、前記陽極を押さえ付ける陽極用の押さえ突起と、前記陰極を押さえ付ける陰極用の押さえ突起とを含む、請求項に記載の電解水生成装置。
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