JP7122549B2 - 展示・観察用途および透明封入物に特化した封入剤とその製造方法 - Google Patents
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Description
アルカリで透明化する方法は、処置に要する操作が簡便であり、コスト面や特殊な機材が必要ないという利点がある反面、標本サイズが大型になると透明度が落ちるといった欠点を有する。他方、タンパク質分解酵素で透明化する方法は、トリプシン処理によって、前者に比較して割と大きなサイズの組織まで透明化することができ、美しい標本を作ることができるものの、標本作製時の細かな管理や必要となる機材が生じ、コスト面でも欠点がある。
以上の方法で透明化された標本は、通常、グリセリンに防腐剤を入れて液侵保存する。
以下、詳細に物性試験の結果を説明する。測定は下記条件の下、一般財団法人 化学物質評価研究機構(大阪府東大阪市荒本北1丁目5番55号)において、平成29年2月22日に実施された。ここで、当該試験は、当該実施機関において、上記実施例2に係る封入剤に係る試料Xが作製され、試料Xについて試験及び分析が行われた。物性試験は、融点測定、凝固点測定、透過率測定、pH測定、針入度試験、引火点測定、液状確認試験が実施された。なお、比較例として使用された比較試料Yは、日新レジン社製の注型用ウレタン樹脂(2液性)のグミーキャスト(登録商標)を使用した。試料Yは、A液とB液からなり、A液はポリエーテルポリオールと二塩基酸エステルからなり、B液はメチレンビス(4,1-フェニレン)=ジイソシアネートと二塩基酸とエステルからなる。
測定方法:紫外可視分光光度計によるスペクトル測定
測定装置:島津製作所製UV-2600
測定波長:300-800nm
測定試料:試料X(実施例2に係る封入剤)
比較試料Y(日新レジン社製 注型用ウレタン樹脂(2液性)グミーキャスト(登録商標))
図6は、試料X及び比較試料Yの透過率の測定結果を示すグラフである。また、表1は、試料X及び比較試料Yの主な波長における透過率を示している。
図6に示すとおり、可視光の波長域380~800nmのうち、波長域420~800nmにおいては、試料Xと比較試料Yの透過率は略同様の測定値であるが、全波長領域で試料Xの透明度が高い結果となった。
以上の結果から、実施例2に係る封入剤の透明度は、透明度が高い樹脂系の封入剤と比較して遜色ないといえる。
融点測定は、示差走査熱量測定法(DSC測定法)と毛細管法とにより実施した。上記試料Xについて、示差走査熱量測定(DSC測定)を行った結果、融解による吸熱ピークは認められなかった。また、毛細管法により上記試料Xの融点を測定した結果、摂氏70度付近までの加熱では融解現象は認められなかった。さらに高温に加熱したところ、毛細管の内壁に水蒸気由来と考えられる曇りが生じたため、摂氏70度付近よりも高温において、融解の観察は困難であった。
液状確認とは、物品がある温度で液状であるか否かを判断する方法である。本件液状確認においては、摂氏75度の試料Xと、摂氏80度の試料Xとについて、確認した結果(1秒未満)、完全に液状であることが確認された。
実施した融点測定ならびに液状確認から、再加熱による封入物の取り出しが可能であることが確認できた。
測定方法:セタ密閉方式
試験量:2mL又は4mL
保持時間:1分又は2分
試験条件:23°C、27%RH、1005hPa
使用試験機:セタ社製13740-2
引火点測定から、可燃性がなく合成樹脂に比較して、取扱い面と安全面とで優れているといえる。
測定装置:堀場社製 LAQUA
pH測定から、試料XはpHによる封入物の選択性はないといえる。
なお、実施例3に係る封入剤は、実施例2に係る封入剤の着色料に代えて香料を加えたものであり、実施例1及び2において説明した内容はここでは省略する。
なお、紫外線の影響は、展示・観察用途および透明封入物に係る封入剤にとって問題となる。特に、封入物の脱色、封入剤の劣化や変色、着色剤を添加した場合の色の脱色や変色、香料を添加した場合の香料の変質が挙げられる。
ここで、紫外線吸収剤とは、紫外線を自らの中に取り込むことができる性質を持った成分のことで、紫外線が当たると、熱に変えたり他の物質に変わったりすることによって紫外線を吸収する。紫外線によって一旦変質するとその後は紫外線を吸収することができなくなるため、時間が経過すると効果がなくなる。紫外線吸収剤は、封入剤に対して、紫外線による劣化や変色や退色を防ぐ効果があり、封入物に対しては、紫外線による日焼けや変色や退色を防ぐ効果がある。
他方、紫外線散乱剤とは、紫外線を反射又は散乱させる性質を持った成分のことで、紫外線を物理的にはね返す。紫外線散乱剤は構造が壊れにくく持続効果があり、有機化合物ではないので、化学反応が起こらないが、白浮きが欠点である。紫外線散乱剤は、封入剤に対して、紫外線による劣化や変色や退色を防ぐ効果があり、封入物に対しては、紫外線による日焼けや変色や退色を防ぐ効果がある。
比較試料についての詳細は下記のとおりである。
ゼラチン「森永製菓社 クックゼラチン(登録商標)」
原材料:ゼラチン・顆粒タイプ
栄養成分(5g当り):熱量18kcaL、たんぱく質4.4g、脂質0g、炭水化物0g、ナトリウム18mg
寒天「粉末寒天」
原材料:海藻(オゴ草、天草)・顆粒タイプ
栄養成分(4g当り):熱量0kcaL、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物0g、食物繊維3.2g、ナトリウム13mg
検証結果としては、下記の結果が得られた。
蛇の目猪口(30ml)において、ゼラチンは72時間以降もゲル化せず、本発明に係る封入剤と寒天は6時間後にゲル化した。検証実施第3日目に、14人に目視でのアンケート調査を実施した。その結果、表2に示されるとおり、本発明に係る封入剤Xの透明度の優位性が明らかとなった。
次に、シャーレ (20ml)において、ゼラチンは72時間以降もゲル化せず、本発明に係る封入剤と寒天は6時間後にはゲル化した。寒天は第4日目にカビ発生が目視確認され、本発明に係る封入剤の優位性が確認された。
最後に、広口試薬瓶(130ml)において、ゼラチンは72時間以降もゲル化せず、本発明に係る封入剤と寒天は6時間後にはゲル化した。シャーレ検証の結果から、寒天では第4日目以降カビ発生による影響があるため、第3日目までの比較が妥当と考えられる。その結果、本発明に係る封入剤が優れていることが確認された。
S12 S22 S32 S42 S52 第二の工程
S13 S23 S33 S43 S53 第三の工程
S14 S25 S35 S45 S57 濾過工程
S15 S26 S36 S46 S58 ゲル化工程
S24 S54 着色工程
S34 S55 香料添加工程
S44 S56 紫外線防止剤添加工程
X 本発明に係る封入剤の試料
Y 比較試料
Claims (13)
- 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤であって、
水と、グリセロールと、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールと、尿素とからなる封入剤。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤であって、
水と、グリセロールと、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールと、尿素と、着色剤と、からなる封入剤。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤であって、
水と、グリセロールと、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールと、尿素と、香料と、からなる封入剤。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤であって、
水と、グリセロールと、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールと、尿素と、紫外線防止剤と、からなる封入剤。 - 前記紫外線防止剤は、紫外線吸収剤及び/又は紫外線散乱剤であることを特徴とする請求項4のいずれかに記載の封入剤。
- 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと、尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で加温撹拌された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で加温撹拌された液体に着色剤を添加する着色工程と、
前記着色工程で着色された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で撹拌された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過工程で撹拌された液体に着色剤を添加する着色工程と、
前記着色された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で加温撹拌された液体に香料を添加する香料添加工程と、
前記香料添加工程で香料が添加された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で撹拌された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過工程で濾過された液体に香料を添加する香料添加工程と、
前記香料が添加された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で加温撹拌された液体に紫外線防止剤を添加する紫外線防止剤添加工程と、
前記紫外線防止剤添加工程で紫外線防止剤を添加した液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で撹拌された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過工程で濾過された液体に紫外線防止剤を添加する紫外線防止剤添加工程と、
前記紫外線防止剤が添加された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。 - 展示・観察用途に係る透明封入物に収容する封入剤の製造方法であって、
摂氏略75度の湯煎の条件において、水に、動物性の若しくは植物性の又はこれら両方を混合した増粘安定剤と、防腐剤としてのチモールとを加えて撹拌する第一の工程と、
前記第一の工程で生成された前記増粘安定剤と前記防腐剤としてのチモールとの混合液を前記湯煎から取り出し、グリセロールと尿素とを加えて撹拌する第二の工程と、
前記第二の工程で生成された液体を、さらに摂氏略60度に加温して撹拌する第三の工程と、
前記第三の工程で加温撹拌された液体に着色剤を添加する着色工程と、
前記着色工程で着色された液体に香料を添加する香料添加工程と、
前記香料添加工程で香料を添加した液体に紫外線防止剤を添加する紫外線防止剤添加工程と、
前記紫外線防止剤添加工程で紫外線防止剤を添加して撹拌された液体を濾過する濾過工程と、
前記濾過された液体を熱除去してゲル化する工程と、
からなる封入剤の製造方法。
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