JP7122219B2 - 管路接続構造 - Google Patents
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Description
抜け止めの機構の一例としては、オス部材の外周に突起を設ける一方で、メス部材の内周に屈曲した形状の溝を設けておき、突起と溝を係合させながらメス部材にオス部材を挿入し、所定位置まで挿入した状態から、オス部材とメス部材を相対回転させて、突起と溝が抜け止めを果たすようにした抜け止め機構が知られている。
本発明は、オス部材の中空円筒状の内筒を、メス部材の中空円筒状の外筒の内側に挿入して互いの管路を接続し、オス部材とメス部材の接続が解除されることをロック部材により抑制した管路接続構造であって、オス部材は、内筒の外周面に、半径方向外側に向かって突出した突起を有しており、メス部材は、外筒の内周側に溝部を有し、内筒を外筒に挿入する際にはオス部材の突起がメス部材の溝部を通過するよう構成され、前記溝部は、外筒の先端部から突起が侵入可能なように外筒の軸方向に沿って設けられた第1部分と、第1部分の外筒奥側の位置から外筒の周方向に伸びるよう分岐して設けられた第2部分とを有しており、突起と溝部の第1部分が合致するようにオス部材の内筒をメス部材の外筒の内側に挿入した後に、内筒と外筒を相対回転させ突起を溝部の第2部分に移動させることで、内筒と外筒の軸方向の相対移動が規制されるように、突起と溝部が構成されており、
さらに、ロック部材は相対移動可能にオス部材の外周に取り付けられており、ロック部材は、環状の環部に、栓部が一体化されて構成され、環部が、オス部材の外周を取り囲むように設けられており、栓部が、溝部の第1部分に挿入可能な棒状の形状で、栓部を溝部に挿入した際に、栓部の先端部が、溝部の第1部分から第2部分が分岐する位置に達するよ
う構成されており、環部には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部が設けられており、ロック部材をオス部材に取り付ける際に、オス部材の突起が膨出部の内側を軸方向に通過可能とされた、管路接続構造である(第1発明)。
また、第1発明または第2発明において、好ましくは、オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされる(第3発明)。
また、第3発明のように、オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされた場合には、オス部材とメス部材の間を、Oリングのような簡単な構成のシール部材によってシールでき、シールの信頼性も高い。
図3に、オス部材1の形状を三面図で示す。中空管状のオス部材1は、先端側に内筒10が設けられ、内筒10の部分がメス部材の内側に挿入されてオス部材とメス部材が接続される。ここで、オス部材1において、「先端側」とは、接続操作の際にメス部材が対向配置される側を言い、図3では左側のことである。また、オス部材1において、「奥側」とは、「先端側」と反対側のことであり、図3では右側のことである。
オス部材1やメス部材2、ロック部材3は、公知の方法、例えば合成樹脂の射出成型法を利用して製造できる。Oリング4やシール部材5も、公知の方法により準備すればよい。
まず図8のように、オス部材1とメス部材2の中心軸をほぼ一致させた姿勢で、オス部材の内筒10をメス部材の外筒20に挿入する。この時、オス部材の突起11,11を、メス部材の溝部21,21に合致させて、メス部材の溝部の第1部分21aに沿って突起11を奥側に通過させていく。
一方、オス部材1とメス部材2との接続を解除したい場合には、上記した手順と逆の手順を経ることで、オス部材とメス部材の接続を解除できる。
上記管路接続構造によれば、オス部材1をメス部材2に挿入して回転させた状態で、ロック部材3の栓部33をメス部材の溝部21に挿入することで、管路の接続操作と解除防止操作が完了でき、接続操作が簡単である。そして、ロック部材3の栓部33の先端が、溝部の第1部分21aから第2部分21bが分岐する位置に達した状態となることで、オス部材1とメス部材2の相対回転が抑制されるので、両者が不用意に接続解除されてしまうことが抑制できる。
10 内筒
11 突起
12 係止突起
1a チューブ接続部
2 メス部材
20 外筒
21 溝部
21a 第1部分
21b 第2部分
22 係止部
2a チューブ接続部
3 ロック部材
31 環部
32 膨出部
33 栓部
4 Oリング
5 シール材
Claims (3)
- オス部材の中空円筒状の内筒を、メス部材の中空円筒状の外筒の内側に挿入して互いの管路を接続し、オス部材とメス部材の接続が解除されることをロック部材により抑制した管路接続構造であって、
オス部材は、内筒の外周面に、半径方向外側に向かって突出した突起を有しており、
メス部材は、外筒の内周側に溝部を有し、内筒を外筒に挿入する際にはオス部材の突起がメス部材の溝部を通過するよう構成され、
前記溝部は、外筒の先端部から突起が侵入可能なように外筒の軸方向に沿って設けられた第1部分と、第1部分の外筒奥側の位置から外筒の周方向に伸びるよう分岐して設けられた第2部分とを有しており、
突起と溝部の第1部分が合致するようにオス部材の内筒をメス部材の外筒の内側に挿入した後に、内筒と外筒を相対回転させ突起を溝部の第2部分に移動させることで、内筒と外筒の軸方向の相対移動が規制されるように、突起と溝部が構成されており、
さらに、ロック部材は相対移動可能にオス部材の外周に取り付けられており、
ロック部材は、環状の環部に、栓部が一体化されて構成され、
環部が、オス部材の外周を取り囲むように設けられており、
栓部が、溝部の第1部分に挿入可能な棒状の形状で、栓部を溝部に挿入した際に、栓部の先端部が、溝部の第1部分から第2部分が分岐する位置に達するよう構成されており、
環部には、半径方向外側に膨らんで形成された膨出部が設けられており、ロック部材をオス部材に取り付ける際に、オス部材の突起が膨出部の内側を軸方向に通過可能とされた、
管路接続構造。 - メス部材の外筒の先端には係止部が設けられており、ロック部材の栓部が外筒の溝部に挿入された状態で、ロック部材の環部の膨出部が係止部に係止する請求項1に記載の管路接続構造。
- オス部材の突起よりも先端寄りの部分にオス部材側シール部が設けられ、
メス部材の溝部第2部分よりも奥寄りの部分にメス部材側シール部が設けられ、
オス部材側シール部とメス部材側シール部との間が、シールされた請求項1または請求項2に記載の管路接続構造。
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