JP7121287B2 - 光伝送システム、光受信装置、及び光伝送方法 - Google Patents
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Description
本発明は、光伝送システム、光受信装置、及び光伝送方法に関する。
光伝送システムにおいて、PDL(Polarization Dependent Loss)、すなわち偏波依存損失の耐力を向上させる手段として、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式がある(例えば、非特許文献1参照)。
図5は、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式を採用した光伝送システム500の一例を示すブロック図である。光伝送システム500において、光送信装置100が備えるアダマール変換部101は、1つの信号成分をX偏波とY偏波に分けるアダマール変換を行う。
アダマール変換部101は、図5に示すように、X偏波用送信信号系列akとY偏波用送信信号系列bkの2系列の信号を取り込んだ場合、次式(1)の行列Hを適用してアダマール変換を行う。これにより、アダマール変換部101は、新たなX偏波用の信号Ak及び新たなY偏波用の信号Bkを生成して出力する。新たなX偏波用の信号Ak及び新たなY偏波用の信号Bkは、X偏波用送信信号系列ak及びY偏波用送信信号系列bkの両方を含んでいる。これにより、送信する信号のPDLを小さくして、PDL耐力を向上させることができる。
しかしながら、アダマール変換を行っても、伝送中の偏波回転により、アダマール変換によりX偏波とY偏波に分けた信号成分が1つの偏波に偏ってしまうことがある。例えば、図6は、SOP(State of Polarization)回転角が「0度」、「45度」、「30度」の場合のX偏波とY偏波への偏りを示す図である。なお、伝送路のPDLは、垂直方向(軸1)の損失が大きく、水平方向(軸2)の損失が小さいと仮定した例である。
図6(a)に示す回転なし、すなわちSOP回転角が「0度」の場合、例えば、X偏波用送信信号Xkが、アダマール変換されることにより、X偏波とY偏波に均等に割り当てられる。そのため、X偏波:Y偏波における比率は、50:50となり、偏りは生じない。
これに対して、図6(b)に示すSOP回転角が「45度」の場合、例えば、X偏波用送信信号Xkが、アダマール変換されることにより、X偏波側だけに割り当てられる。そのため、X偏波:Y偏波における比率は、100:0となり、偏りが生じることになる。
また、図6(c)に示すSOP回転角が「30度」の場合、例えば、X偏波用送信信号Xkが、アダマール変換されることにより、X偏波:Y偏波における比率は、66:33となり、偏りが生じることになる。
このように、伝送路において偏波回転が起こると、信号成分に偏りが発生してしまう。そのため、図5に示す光送信装置100では、遅延付加部102を備えており、遅延付加部102が、例えば、Y偏波を1タイムスロット分の遅延を付加している。
Y偏波を1タイムスロット分遅延させることにより、図7(a),(b),(c)に示すように、SOP回転角が、「0度」、「45度」、「30度」のいずれの場合であっても、X偏波とY偏波に均等に割り当てられることになる。そのため、X偏波とY偏波における比率が50:50となり、偏りを無くすことができる。
遅延付加部102は、DGD(Differential Group Delay)によってアダマール変換が解けない程度の遅延をX偏波、または、Y偏波のいずれか一方に与える。これにより、偏波間での相関除去を行うことができ、アダマール変換によるPDL耐力を向上させる効果をSOP回転の有無によらず維持することができる。
遅延を付加する以外に、偏波間の相関除去を行う手法として、例えば、図8に示すアダマール行列の拡張により偏波間の相関除去を行う手法がある。なお、アダマール行列の拡張の手法を用いる場合、必ずしも隣り合う2タイムスロットで行わなくてもよい。また、図9に示すように、遅延付加部102に替えてシンボルインタリーブ部103を備えて、シンボルインタリーブにより偏波間の相関除去を行う手法もある。この場合、どちらの偏波に対してインターリーブを行ってもよいし、必ずしも隣り合う2タイムスロットで行わなくてもよい。
Wei-Ren Peng, Takehiro Tsuritani, Itsuro Morita, "Modified Walsh-Hadamard Transform for PDL Mitigation", 39th European Conference and Exhibition on Optical Communication (ECOC 2013)
図5に示す光伝送システム500において、光受信装置200は、光伝送路300を通じて、光送信装置100が送信した光信号を受信する。光受信装置200の分波器201は、受信した光信号をX偏波とY偏波に分波する。光復調回路202-1,202-2は、それぞれ分波器201が出力するX偏波の光信号とY偏波の光信号を取り込む。光復調回路202-1,202-2は、取り込んだ光信号をアナログの電気信号に変換し、更に、デジタルの電気信号に変換して出力する。
適応等化処理部203は、適応等化器(AEQ:Adaptive EQualizer)を備えており、光復調回路202-1,202-2の各々が出力する信号を取り込み適応等化処理により、波形歪み補償、遅延付加部102が付加した遅延の補償、及び逆アダマール変換を一括で行う。また、適応等化処理部204は、適応等化器を備えており、適応等化処理により周波数オフセット補償の処理を行う周波数オフセット補償部2041として機能する。また、適応等化処理部205は、適応等化器を備えており、適応等化処理により位相オフセット補償の処理を行う位相オフセット補償部2051として機能する。
光伝送システム500の場合にも、アダマール変換を行わないQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などの伝送方法と同様のAEQ補償効果を得る必要がある。そのためには、光受信装置200が備える波長歪みの補償を行う適応等化処理部203において、適応等化器のタップ数を、送信側で付加した遅延の長さに応じて増やさなければならないという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式の光伝送システムにおいて適応等化処理におけるタップ数を増やすことなく受信信号を復調することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置と、前記光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置とを備える光伝送システムであって、前記光受信装置は、前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行う適応等化処理部と、前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行う遅延補償部と、前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う逆アダマール変換部と、を備える光伝送システムである。
本発明の一態様は、上記の光伝送システムであって、前記遅延補償される前に前記波長歪み補償された前記受信信号の周波数オフセット補償を行う周波数オフセット補償部と、前記周波数オフセット補償部が前記周波数オフセット補償した前記受信信号の位相オフセット補償を行う位相オフセット補償部と、を備え、前記遅延補償部は、前記位相オフセット補償された前記受信信号に対して前記遅延補償を行い、前記逆アダマール変換部は、前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換をタップ数1の固定タップで行う。
本発明の一態様は、上記の光伝送システムであって、前記光送信装置は、前記アダマール変換の前、または、前記遅延の付加後にパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入部を備え、前記光受信装置の適応等化処理部は、前記パイロット信号を用いて前記適応等化処理を行う。
本発明の一態様は、上記の光伝送システムであって、前記パイロット信号挿入部は、前記アダマール変換の前に前記パイロット信号を挿入する場合、前記パイロット信号として、逆アダマール変換された信号、または、QSPK信号を用い、前記遅延の付加後に前記パイロット信号を挿入する場合、前記パイロット信号として、アダマール変換された信号、または、QSPK信号を用いる。
本発明の一態様は、複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置であって、前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行う適応等化処理部と、前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行う遅延補償部と、前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う逆アダマール変換部と、を備える光受信装置である。
本発明の一態様は、複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置と、前記光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置とを備える光伝送システムにおける光伝送方法であって、前記光受信装置が、前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行い、前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行い、前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う光伝送方法である。
本発明により、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式の光伝送システムにおいて適応等化処理におけるタップ数を増やすことなく受信信号を復調することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の光伝送システム1の構成を示すブロック図である。光伝送システム1は、光送信装置10、光受信装置20、及び光送信装置10と光受信装置20を接続する光伝送路50を備える。光送信装置10は、パイロット信号挿入部11、アダマール変換部12、遅延付加部13、光変調回路14-1,14-2、及び合波器15を備える。パイロット信号挿入部11は、第1送信信号系列と第2送信信号系列の2系列の信号を取り込み、取り込んだ信号に対してパイロット信号を挿入する。
ここで、パイロット信号挿入部11は、例えば、図2に示す逆アダマール変換された信号、または、QPSK信号などをパイロット信号として挿入する。
アダマール変換部12は、パイロット信号挿入部11が出力する送信信号Sを取り込み、式(1)の行列Hを適用してアダマール変換を行う。すなわち、アダマール変換部12は、H×Sの演算を行い、第1送信信号系列と第2送信信号系列の各々の信号を含んだ2系列の信号を生成する。
遅延付加部13は、アダマール変換部12が出力する信号(H×S)を、予め定められる遅延シンボル数Td分、遅延させて上述した相関除去を行う。遅延付加部13は、次式(2)で示す行列Tを信号(H×S)に適用してT×(H×S)の演算を行って遅延付加送信信号S’を生成する。なお、遅延付加部13が行う遅延付加の手段として、例えば、サンプル遅延による手法が適用され、遅延シンボル数Tdに一致するようにサンプルの付加を行う。
光変調回路14-1,14-2は、遅延付加送信信号S’に含まれる2系列の信号の各々に対して変調を行い、電気信号を光信号に変換して出力する。ここでは、例えば、光変調回路14-1が、X偏波の信号を生成し、光変調回路14-2が、Y偏波の信号を生成するものとする。
合波器15は、光変調回路14-1,14-2の各々が出力するX偏波の光信号と、Y偏波の光信号を合波して光伝送路50を通じて光受信装置20に送信する。
光受信装置20は、分波器21、光復調回路22-1,22-2、遅延補償部24、及び4つの適応等化処理部30,31,32,33を備える。分波器21は、光伝送路50から受信した光信号をX偏波とY偏波に分波する。
光復調回路22-1,22-2は、それぞれ分波器21が出力するX偏波の光信号とY偏波の光信号を取り込む。光復調回路22-1,22-2の各々は、取り込んだX偏波とY偏波の光信号の各々をアナログの電気信号に変換し、更に、デジタルの電気信号に変換し、各々が第1受信信号系列及び第2受信信号系列を出力する。
遅延付加送信信号S’は、光伝送路50によって伝送される際、波形歪みαが生じる。そのため、第1受信信号系列と第2受信信号系列を含む信号を、遅延付加送信信号S’に波形歪みαが加えられたα×S’として表すことができる。
適応等化処理部30は、適応等化器を備えており、適応等化処理によって波形歪みを補償する波形歪み補償部23として機能する。波形歪み補償部23は、第1受信信号系列及び第2受信信号系列を取り込み、適応等化処理により波形歪みの補償を行う。波形歪み補償部23による処理を演算式で示すと、波形歪みαを打ち消すため、αの逆行列α-1を適用することになるため、α-1×(α×S’)となる。
遅延補償部24は、遅延付加部13が付加した遅延を、例えば、サンプル遅延により補償する処理を行う。遅延補償部24には、例えば、予め光送信装置10の遅延付加部13が付加した遅延シンボル数Tdの情報が予め与えられており、次式(3)に示す行列T-1により、遅延補償を行う。遅延補償部24は、遅延補償後のT-1×α-1×α×S’の信号を出力する。
適応等化処理部31は、適応等化器を備えており、適応等化処理によって逆アダマール変換を行う逆アダマール変換部25として機能する。逆アダマール変換部25は、遅延補償部24が出力したT-1×α-1×α×S’の信号に対して次式(4)に示す行列H-1を適用して逆アダマール変換を行う。これにより、逆アダマール変換部25は、送信信号S=H-1×T-1×α-1×α×S’を出力する。
適応等化処理部32は、適応等化器を備えており、適応等化処理によって周波数オフセットの補償を行う周波数オフセット補償部26として機能する。周波数オフセット補償部26は、適応等化処理によって、逆アダマール変換部25が出力する送信信号Sに含まれている周波数オフセット成分の除去を行う。
適応等化処理部33は、適応等化器を備えており、適応等化処理によって位相オフセットの補償を行う位相オフセット補償部27として機能する。位相オフセット補償部27は、適応等化処理によって、周波数オフセット成分が除去された送信信号Sに含まれている位相オフセット成分を除去する。
なお、適応等化処理部33,31,32を個々の適応等化器によって実現することも可能であるが、逆アダマール変換を行う適応等化処理部33は、後段の周波数オフセット補償を行う適応等化処理部31、及び位相オフセット補償を行う適応等化処理部32と合わせて動作する必要がある。そのため、適応等化処理部33,31,32を一体として、2×2のバタフライ構成の1タップ適応等化器とするのが望ましい構成となる。
上述した適応等化処理部30,31,32,33の各々は、受信信号に含まれるパイロット信号を用いて、波形歪み補償量、アダマール変換に対する補償量、周波数オフセット補償量、位相オフセット補償量を検出する。適応等化処理部30,31,32,33の各々は、それぞれが検出した波形歪み補償量、アダマール変換に対する補償量、周波数オフセット補償量、位相オフセット補償量に基づいて、波形歪み補償、逆アダマール変換、周波数オフセット補償、及び位相オフセット補償の処理を行う。
例えば、図5に示した光受信装置200において、適応等化処理部203は、上述したように、各々が備える適応等化器において送信側で付加した遅延シンボル数Tdに応じてタップ数が増やされた所定のタップ数により、各々の適応等化処理を行っている。
これに対して、本実施形態の光受信装置20では、遅延補償部24を適応等化処理から分離している。そのため、波長歪みの補償を行う適応等化処理部30が備える適応等化器のタップ数を、上記の適応等化処理部203における所定のタップ数から遅延シンボル数Tdに応じて定められる個数を減らしたタップ数にすることができる。換言すると、適応等化処理部30が備える適応等化器のタップ数を、アダマール変換を行わないQPSKなどの伝送方法の場合に受信側で用いる適応等化器のタップ数と同じタップ数にすることができる。
例えば、適応等化処理部30による適応等化処理の動作がシンボル周期Tをタップ間隔とするT-spacedの場合、遅延シンボル数TdがNシンボルであるとする。この場合、適応等化処理部30において、各々が備える適応等化器のそれぞれにおいてNタップ分、タップ数を削減することができる。ここで、Nは、1以上の整数である。また、適応等化処理部30による適応等化処理の動作がシンボル周期Tの半分であるT/2をタップ間隔とするT/2-spacedの場合、遅延シンボル数TdがNシンボルであるとすると、2×Nタップ分、タップ数を削減することができる。
上記の実施形態の構成により、光伝送システム1において、光送信装置10は、複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信し、アダマール変換の前にパイロット信号を挿入する。光受信装置20において、遅延補償部24は、光送信装置10が付加した遅延に応じた遅延補償の処理を受信信号に対して行う。逆アダマール変換部25は、逆アダマール変換の処理を遅延補償部により遅延補償された受信信号に対して行う。適応等化処理部30,31,32は、所定のタップ数から遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、遅延補償の処理及び逆アダマール変換の処理を除いた適応等化処理をパイロット信号を用いて行う。これにより、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式の光伝送システムにおいて適応等化処理におけるタップ数を増やすことなく受信信号を復調することができる。
なお、上記の光送信装置10は、パイロット信号挿入部11を備えているが、パイロット信号挿入部11を備えないようにしてもよい。この場合、送信信号Sにパイロット信号が挿入されないことになるため、光受信装置20において、パイロット信号を利用しない他の手段を適用する必要がある。例えば、光受信装置20が備える適応等化器(AEQ)において、DD-LMS(Decision Directed Least Mean Square)アルゴリズムを用いる手段を適用し、アダマール変換後のコンスタレーションを収束目標にするように処理を行うことで、パイロット信号を用いずに伝送路歪を補償することが可能になる。
このような構成により、光伝送システム1において、光送信装置10は、複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する。光受信装置20において、適応等化処理部30は、所定のタップ数から遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、受信信号に対して適応等化処理を行う。遅延補償部24は、光送信装置10が付加した遅延に応じた遅延補償の処理を行う。逆アダマール変換部25は、逆アダマール変換の処理を行う。これにより、アダマール変換を用いた偏波ダイバーシティ方式の光伝送システムにおいて適応等化処理におけるタップ数を増やすことなく受信信号を復調することができる。
また、上記の光受信装置20を、図3に示すような光受信装置20aに置き換えてもよい。光受信装置20aは、遅延補償部24の前に適応等化処理部30,32,33を備えるようにしている。これにより、逆アダマール変換の前に、周波数オフセット補償、位相オフセット補償が行われるので、逆アダマール変換部25aは、適応等化処理ではなく、タップ数1の固定タップで逆アダマール変換の処理を行うことが可能になる。
また、上記の光送信装置10を、図4に示すような光送信装置10aに置き換えてもよい。光送信装置10aは、遅延付加部13と、光変調回路14-1,14-2の間にパイロット信号挿入部11aを備えている。パイロット信号挿入部11aは、例えば、図4に示すアダマール変換された信号、または、QPSK信号などをパイロット信号として挿入する。光送信装置10では、パイロット信号を挿入した後にアダマール変換と、遅延付加をするため、偏波間にパイロット信号の時間差が生じている。これに対して、光送信装置10aでは、アダマール変換して遅延付加をした後に、パイロット信号を挿入しているので、偏波間でパイロット信号の時間差が生じないことになる。したがって、光受信装置20,20aにおいて、パイロット信号の検出が容易になる。
また、上記の実施形態において、光受信装置20は、図1に示すように適応等化処理部32,33を備えるようにしているが、適応等化処理部31,32を一体として、1つの等化器により、逆アダマール変換と、周波数オフセット補償の処理を行う適応等化処理部を備えてもよい。また、適応等化処理部32,33を一体として、1つの適応等化器により周波数オフセット補償と、位相オフセット補償の処理を行う適応等化処理部を備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、光受信装置20aは、図3に示すように適応等化処理部30,32,33を備えるようにしているが、適応等化処理部30,32,33を一体とし、1つの適応等化器により波長歪み補償と、周波数オフセット補償と、位相オフセット補償の処理を行う適応等化処理部を備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態の光受信装置20,20aにおいて、波形歪み補償部23による波形歪み補償の処理、遅延補償部24による遅延補償の処理、逆アダマール変換部25による逆アダマール変換の処理、周波数オフセット補償部26による周波数オフセット補償の処理、及び位相オフセット補償部27による位相オフセット補償の処理の各処理は、全て線形演算であるため、各処理の順序を任意に入れ替えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、一例として、2個の系列の信号を送信するようにしているが、3個以上の系列の信号を送信するようにしてもよい。
なお、上記の遅延補償部24は、サンプル遅延により遅延補償するようにしているが、光送信装置10の遅延付加部13が、シンボルインタリーブにより遅延を付加している場合、遅延補償部24は、シンボルインタリーブにより遅延を補償することになる。
上述した実施形態の光伝送システム1における光送信装置10,10aのパイロット信号挿入部11,11a、アダマール変換部12、遅延付加部13、及び光受信装置20,20aの波形歪み補償部23、遅延補償部24、逆アダマール変換部25,25a、周波数オフセット補償部26、位相オフセット補償部27をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…光伝送システム,10…光送信装置,11…パイロット信号挿入部,12…アダマール変換部,13…遅延付加部,14-1,14-2…光変調回路,15…合波器,20…光受信装置,21…分波器,22-1,22-2…光復調回路,23…波形歪み補償部,24…遅延補償部,25、25a…逆アダマール変換部,26…周波数オフセット補償部,27…位相オフセット補償部,30,31,32,33…適応等化処理部
Claims (6)
- 複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置と、前記光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置とを備える光伝送システムであって、
前記光受信装置は、
前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行う適応等化処理部と、
前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行う遅延補償部と、
前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う逆アダマール変換部と、
を備える光伝送システム。 - 前記遅延補償される前に前記波長歪み補償された前記受信信号の周波数オフセット補償を行う周波数オフセット補償部と、
前記周波数オフセット補償部が前記周波数オフセット補償した前記受信信号の位相オフセット補償を行う位相オフセット補償部と、を備え、
前記遅延補償部は、前記位相オフセット補償された前記受信信号に対して前記遅延補償を行い、
前記逆アダマール変換部は、前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換をタップ数1の固定タップで行う、請求項1に記載の光伝送システム。 - 前記光送信装置は、
前記アダマール変換の前、または、前記遅延の付加後にパイロット信号を挿入するパイロット信号挿入部を備え、
前記光受信装置の適応等化処理部は、前記パイロット信号を用いて前記適応等化処理を行う、請求項1又は2に記載の光伝送システム。 - 前記パイロット信号挿入部は、
前記アダマール変換の前に前記パイロット信号を挿入する場合、前記パイロット信号として、逆アダマール変換された信号、または、QSPK信号を用い、
前記遅延の付加後に前記パイロット信号を挿入する場合、前記パイロット信号として、アダマール変換された信号、または、QSPK信号を用いる、請求項3に記載の光伝送システム。 - 複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置であって、
前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行う適応等化処理部と、
前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行う遅延補償部と、
前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う逆アダマール変換部と、
を備える光受信装置。 - 複数系列を含む送信信号をアダマール変換して、予め定められる遅延を一方の系列に付加した信号を光変調して送信する光送信装置と、前記光送信装置から受信する受信信号を所定のタップ数で適応等化処理して復調する光受信装置とを備える光伝送システムにおける光伝送方法であって、
前記光受信装置が、前記所定のタップ数から前記遅延に応じて定められる個数を減らしたタップ数で、前記受信信号に対して波長歪み補償の適応等化処理を行い、
前記遅延に応じた遅延補償を前記波長歪み補償された前記受信信号に対して行い、
前記遅延補償された前記受信信号に対して逆アダマール変換を行う光伝送方法。
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