JP7121107B2 - 物干しハンガー - Google Patents
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Description
左右に肩かけ部を有する物干しハンガーであって、
左右の肩かけ部の左右端においてそれぞれハンガー内方から外方に向かって左右方向に回動可能、かつ、左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位において、ハンガー後方上部に向かって延出可能な、左右一対の物干し延長体を備えていることを特徴とする。
この物干しハンガーは、上記の構成となっているので、次のような作用効果が得られる。
衣類の脇の下の乾燥を促進させたい場合には、左右一対の物干し延長体を、左右の肩かけ部の左右端においてそれぞれハンガー内方から外方に向かって左右方向に回動させた状態とし、その左右一対の物干し延長体をそれぞれ、ハンガーに掛ける衣類の脇下部内に進入させる。
これにより、脇下部が左右に広がった状態となり、乾燥が促進される。
衣類のフードの乾燥を促進させたい場合には、左右一対の物干し延長体を、左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位において、ハンガー後方上部に向かって延出させ、その延長体の先端で、ハンガーに掛けられた衣類のフードを内方から上方に向かって支持する。
これにより、フードは上方に広がった状態となり、乾燥が促進される。
以上のように、本発明の物干しハンガーによれば、衣類の脇の下、フードのどちらでも干すのに適しているという効果が得られる。
前記左右一対の物干し延長体は、
左右の肩かけ部の外周辺に沿ってスライド可能な基部と、
この基部から伸びていて、左右の肩かけ部の左右端に位置するとき衣類の脇部内に進入可能、かつ、左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位に位置するとき衣類のフード内に進入可能な支持部と、
を有している構成とすることができる。
このように構成すると、左右一対の物干し延長体の基部を、左右の肩かけ部の外周辺に沿ってスライドさせることで、左右の肩かけ部の左右端と、左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位とに、容易に選択的に位置させることができ、使い勝手が向上する。
前記左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位には、ハンガー後方上部に向かって延出する物干し延長体の延出方向角度を規定するストッパが設けられている構成とすることができる。
このように構成すると、ハンガー後方上部に向かって延出する物干し延長体を、フードを干すのに適した角度で延出させることができる。
前記左右の肩かけ部は、少なくとも左右端から前記左右端以外の部位までの範囲は、棒体からなるフレーム状であり、
前記左右一対の物干し延長体は、前記棒体にスライド可能に嵌まり合う筒状の基部と、この基部から伸びていて、左右の肩かけ部の左右端に位置するとき衣類の脇部内に進入可能、かつ、左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位に位置するとき衣類のフード内に進入可能な支持部と、
を有している構成とすることができる。
このように構成すると、左右の肩かけ部の外周辺に沿わせた物干し延長体のスライド操作を容易に行うことができる。
前記筒状の基部には、軸線方向に伸びるスリットが設けられており、
前記左右の肩かけ部の前記左右端以外の部位には、前記スリットと係合することで、ハンガー後方上部に向かって延出する物干し延長体の延出方向角度を規定する突片状のストッパが設けられている構成とすることができる。
このように構成すると、左右一対の物干し延長体の基部を、左右の肩かけ部の外周辺に沿ってスライドさせ、基部のスリットを突片状のストッパに係合させることで、左右一対の物干し延長体を、フード支持に適した角度に位置させることができる。
左右に肩かけ部10,10を有する物干しハンガーであって、
左右の肩かけ部10,10を有するハンガー本体(10A)の左右端(脇部支持位置)11,11においてそれぞれハンガー内方12から外方13に向かって左右方向に回動可能、かつ、左右の肩かけ部10,10の前記左右端以外の部位(フード支持位置)14,14において、ハンガー後方上部15(図3参照)に向かって延出可能な、左右一対の物干し延長体20,20を備えている。
例えば図2に示すように、衣類50の脇の下51の乾燥を促進させたい場合には、左右一対の物干し延長体20を、左右の肩かけ部10,10の左右端11,11においてそれぞれハンガー内方から外方に向かって左右方向に回動させた状態とし、その左右一対の物干し延長体20をそれぞれ、ハンガー1に掛ける衣類50の脇下部51内に進入させる。
これにより、脇下部51が左右に広がった状態となり、乾燥が促進される。
これにより、フード56は上方に広がった状態となり、乾燥が促進される。
左右の肩かけ部10,10の外周辺10cに沿ってスライド可能な基部21と、
この基部21から伸びていて、左右の肩かけ部10,10の左右端11に位置するとき衣類の脇部51内に進入可能、かつ、左右の肩かけ部10,10の前記左右端以外の部位14に位置するとき衣類55のフード56内に進入可能な支持部22と、
を有している。
左右一対の物干し延長体20は、棒体(10)にスライド可能に嵌まり合う筒状の基部21と、この基部21から伸びていて、左右の肩かけ部10,10の左右端11に位置するとき衣類の脇部51内に進入可能、かつ、左右の肩かけ部10,10の左右端以外の部位14に位置するとき衣類のフード56内に進入可能な支持部22と、
を有している。
左右の肩かけ部10,10の左右端以外の部位14には、スリット21sと係合することで、ハンガー後方上部15に向かって延出する物干し延長体20の延出方向角度θを規定する突片状の前記ストッパ14sが設けられている。
左右の肩かけ部10,10の形状は、その周縁部に沿って物干し延長体20,20をスライドさせることができる形状であれば適宜の形状を採用することができる。
この実施の形態の肩かけ部10は棒状体であるが、棒状体にはパイプ状のものも含まれる。
図1等において、16はランニングシャツ等の肩部を掛けるための蟻溝部であるが、この蟻溝部16は必ずしも必要なものではない。
左右の肩かけ部10,10の左右端以外の部位14には、スリット21sと係合することで、ハンガー後方上部15に向かって延出する物干し延長体20の延出方向角度θを規定する突片状の前記ストッパ14sが設けられている。
10: 肩かけ部
10c: 外周辺
11: 左右端
14: 左右端以外の部位
14s: ストッパ
15: ハンガー後方上部
20: 物干し延長体
21: 基部
21s: スリット
51: 衣類の脇部
56: 衣類のフード
Claims (1)
- 左右に肩かけ部を有する物干しハンガーであって、
左右の肩かけ部(10,10)を有するハンガー本体(10A)と、
このハンガー本体(10A)の左右端(11)においてそれぞれハンガー本体(10A)の内方(12)から外方(13)に向かって左右方向に回動可能で衣類の脇部(51)内に進入可能となる脇部支持位置(11)と、左右の肩かけ部(10,10)の前記左右端以外の部位(14)において、ハンガー後方上部(15)に向かって延出可能で衣類のフード(56)内に進入可能となるフード支持位置(14)とを選択的に取り得る、左右一対の物干し延長体(20)とを備え、
前記ハンガー本体(10A)は、その左右端(11)がそれぞれ上下方向に延びる軸部(11)を構成するとともに、前記左右の肩かけ部(10,10)は、それぞれ、少なくとも前記脇部支持位置(11)から前記フード支持位置(14)までの範囲は、棒体からなるフレーム状であり、
前記左右一対の物干し延長体(20)は、前記棒体にスライド可能に嵌まり合う筒状の基部(21)と、この基部(21)から伸びていて、前記脇部支持位置(11)に位置するとき前記軸部(11)回りに回動して衣類の脇部(51)内に進入可能、かつ、前記フード支持位置(14)に位置するとき衣類のフード(56)内に進入可能な支持部(22)と、
を有し、
前記筒状の基部(21)には、軸線方向に伸びるスリット(21s)が設けられており、
前記左右の肩かけ部(10,10)の前記フード支持位置(14)には、前記スリット(21s)と係合することで、ハンガー後方上部(15)に向かって延出する物干し延長体(20)の延出方向角度(θ)を規定する突片状のストッパ(14s)が設けられ、
このストッパ(14s)は物干し延長体(20)のスライド方向に伸びるレール状であることを特徴とする物干しハンガー。
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