JP7117854B2 - 手押し台車用そり装置およびそり付き手押し台車 - Google Patents
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Description
(1) 前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり本体に、前記手押し台車のキャスターを挿入できる開口を形成した。
(2) 前記そり本体に、前記荷台に取り付けることができる保持具を取り付けた。
(3) 前記保持具は、前記荷台の上面で外周に沿って配置できる枠形状とし、前記保持具はその係止金具を前記そり本体の係止受け金具に係止して回転し前記荷台に対して起伏可能に構成した。
(4) 前記保持具に固定突起を設け、前記そり本体に前記固定突起を係脱できる固定受け金具を取り付けた。
(5) 前記保持具で荷台をそり本体に取り付けた状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態とした。
(6) 前記そり本体に、前記荷台の下面の一部に当設して荷重を受ける荷台支持部を形成した。
(1) 手押し台車の走行方向に対して前側、後ろ側とし、前記走行方向に直交する方向を横方向とする。
(2) 保持具の前側に係止金具を設け、前記係止金具をそり本体の前側に設けた係止受け金具に、着脱自在に取り付けた。
(3) そり本体で、前側のキャスターを挿入する開口を前開口、後ろ側のキャスターを挿入する開口を後ろ開口とし、前記前開口周辺の前滑走面の横方向の最大長さを、前記後ろ開口周辺の後ろ滑走面の横方向の長さより大きく形成した。
(1) 前滑走面と後ろ滑走面との間に中間凹部を形成した。
(2) 前開口の後ろ側に前記中間凹部につながる段差部を形成し、段差部に垂直方向の開口を形成した。
(1) 前記手押し台車の荷台の下面に、前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり装置を備える。
(2) 前記そり装置は、滑走面を有するそり本体に、前記そり本体の係止受け金具に係止して回転できる係止金具を備えた保持具を備えた。かつ前記保持具を立てた状態で、前記そり本体に前記手押し台車を載せ、前記保持具を回転させて前記荷台に伏せ、前記保持具の固定突起)を前記そり本体の固定受け金具に係止して、前記手押し台車に前記そり装置が装着される。さらに、前記保持具は枠形状に形成され、この状態で、前記保持具は前記荷台の上面の外周に沿って配置され、前記保持具と前記そり本体とで前記荷台を挟んだ構造となり、前記そり本体に形成した開口から前記キャスターが下方に突出されている。
(3) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態となっている。
(4) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記荷台の下面の一部が、そり本体に形成した荷台支持部に当接している。
荷台61は、樹脂製で所定厚さの平板状で、上面62はほぼ平坦な上面板となっており、上面板の下面に縦横斜めの補強リブを形成してあり(図6(d))、補強リブの下縁すなわち荷台61の下面63はほぼ同一高さとなっている。なお、補強リブの高さ(下端)は多少違えてあるので、下面63は凹凸が形成されている。
2.そり装置50の構成(図3~図5)
そり本体1には、手押し台車60を上方から設置する際に、手押し台車60の前側のキャスター64、64が通過できる前開口5、5と、後ろ側のキャスター65、65が通過できる後ろ開口7、7とを形成してある。また、前開口5、5を含み前開口5、5の前端1a側に前滑走面10を形成し、後ろ開口7、7を含む後ろ開口7の前端1a側に後ろ滑走面15、15を形成してある。前滑走面10と後ろ滑走面15との間に、上面側に向けた横方向(手押し台車60の走行方向80に直交する方向)に中間横方向凹部21を形成してある。したがって、前滑走面10と後ろ滑走面15とは、中間横方向凹部21との境界に段差を形成し、中間横方向凹部21で前後に分断されている。
また、中間横方向凹部21の横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部の上面は、そり本体1の上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部22、22を構成する。
また、金具取り付け面12aの後ろ側は、手押し出し台車60の荷台61の下面63に当接して、これを支える荷台支持部も兼ねる。
また、前開口5の後ろ端1bの側は、中間横方向凹部21に臨んだ段差(壁面)にあり、前開口5の後ろ端1bの側に略垂直開口5aと、略垂直開口5aに連続する略水平開口5bが形成されている。また、前滑走面10の斜面10aには走行方向に沿った3つの凹溝11、11(前滑走面10から上方に向けて凹んでいる)が形成されている。なお、凹溝11、11は凸溝とすることもできる(図示していない)。
後ろ滑走面15、15の前端1a側は、中間横方向凹部21に臨んで、前側は中間横方向凹部21から徐々に下方に下がる傾斜面15aを形成している。後ろ滑走面15の後端1b側は、前滑走面10の略水平面10bとほぼ同じ高さの略水平面15bが形成されている。また、後ろ滑走面15、15で、後ろ端1b側は縦方向凹部24が上方に向けて上がっており、縦方向凹部24の後ろ側1bは、略水平面15b、15bの高さ位置とはほぼ同じ高さになっている。
また、後ろ滑走面15の後端1b側に、後ろ横方向切り欠き部26を形成しており、後ろ滑走面15の後端1b側には段差(壁面)が形成される。また、後ろ横方向切り欠き部26の上面は、そり本体1の上縁2a近傍に位置している。
また、後ろ開口7は、後ろ横方向切り欠き部26に臨んでおり、後ろ開口7は、後ろ端1b側に連続して、略垂直開口7aが形成されている。また、後ろ滑走面15、15の前端1a側の斜面15a、15aには走行方向に沿った1つの凸条(後ろ滑走面15から下方に突出している)16、16が形成されている。なお、凸条16、16は凹溝とすることもできる(図示していない)。
D2<D1
で形成した(図3(a))。これは、前側のキャスターが自在キャスター64で旋回範囲を考慮すれば、前開口5を後ろ開口7より大きな面積とする必要があり、かつ、前滑走面10をより大きく取れば、滑走走行し易いことによる。ただし、キャスターの動作に支障の無いような構造の開口5、7を形成できれば、幅D1、D2の大小は任意とすることもできる(図示していない)。
また、保持具40の両側枠43は垂直片43a、水平片43bとからなり、両側枠43、43の後枠42側の側面に(すなわち垂直片43aに)、下方に向けて突出した案内突起46をそれぞれ固定し、また、案内突起46の後枠42側に、下方に向けて突出した固定突起47を固定する。また、案内突起46と固定突起47の上面側に保護板48を略水平方向に突設する。案内突起46と固定突起47は、平面視で保護板48内に納まるように配置されている(図4(a)(d))。
3.そり付き手押し台車70の構成
続いて、保持具40を水平に対して斜めにまたは垂直に近く立てた状態で、保持具40の係止金具44の屈曲部45を、そり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31を軸に保持具40を回転して、保持具40を起状態から荷台61側に伏せる。この際、保持具40の案内突起46、46をそり本体1の収容筒部28、28に挿入して、この動きに案内され、保持具40の固定突起47、47がそり本体1の固定受け具29、29にそれぞれ正対する。さらに保持具40を回転して、荷台61の上面62に保持具40を重ねる。この状態で、地面(平坦な面)85に接していたそり本体1(下面)は徐々に浮き上がり、固定受け具29、29を操作して固定突起47、47を係止保持して、この状態を維持する。
この状態で、そり本体1は地面(平坦な面)85から所定の距離Hだけ浮き上がった状態となり(図2(c))、手押し台車60の荷台61は、保持具40とそり本体1とで挟まれて、一体のそり付き手押し台車70を構成する(図1、図2)。この状態で、そり本体1の上面2で荷台支持部22、25および金具取り付け面12aの一部が、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支持している。
また、この状態で、各キャスター54、55は、そり本体1の下面3(一番下方に位置する前滑走面10の略水平面10b、後ろ滑走面15の略水平面15b)から車輪が所定長さH(キャスター64、65の径が100mmの場合、通常2~30mm程度、好ましくは17mm)下方に突出する(図2(c))。この場合、Hは、そりとして使用する場合はできるだけ小さい方が好ましく、キャスター64、65で走行する場合にはできるだけ大きい方が好ましく、想定される走行環境のマットや縁石などの段差を考慮して、上記の値とした。
また、積雪のある場所との境界付近で、雪の無い面から雪側に入る場合には、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中に移動でき、雪の上を前後滑走面10、15により走行できる。
この場合、雪が柔らかな場合には、キャスター64、65が滑走面10、15より下方に突出しているので、前開口5、5、後ろ開口7、7から雪がそり本体1内に入り込むが、前開口5、5から入り込んだ雪は、前開口5付近に溜まらず、前開口5の後ろ端1b側の垂直開口5a、5bからから抜けることができる。また、同様に、後ろ開口7に入った雪も後ろ開口7の後ろ端1b側の垂直開口7aから抜ける。また、前開口5、5、後ろ開口7、7付近に溜まった雪は雪の無い道路を走行中に前開口5、5、後ろ開口7、7から抜けるので、荷物を搬入する倉庫や店舗内に雪を持ち込むことを軽減または防止できる。
(a)「車輪64、65の走行方向前側」を含む「荷台61の下面の外周部および下面外周部の内方(内側)」の適所(一部)。あるいは、
(b)「車輪64、65の周辺」を含む「荷台61の下面の外周部および下面の外周部の内方(内側)」の適所(一部)、
に配置したので、荷台の荷重を効率良く滑走面10、15に伝えることができたが、滑走面10、15の位置は任意である(図示していない)。例えば、荷台支持部22、25をいずれかの位置に確保できれば、滑走面10、15を設ける位置は、
(a)「荷台61の下面の外周部分のみ」の適所(一部)、あるいは、
(b)「荷台61の下面の外周部分より内方(内側)のみ」の適所(一部)、あるいは、
(c)「荷台61の下面の全体」の適所(一部)、
とすることもできる(図示していない)。なお、これらに加えて、さらに、手押し台車60の荷台61の進行方向前方や後方、左右両側方に、別途そり(滑走面)を配置することもできる(図示していない)。
第2の実施形態では、第1の実施形態に較べて、前開口5、5から走行方向80の前側(前端1aまでの長さ)を短くし、後ろ開口7、7の走行方向80の後ろ側(後ろ端1bまでの長さ)を短くしてある。
そり本体1には、手押し台車60を上方から設置する際に、手押し台車60の前側のキャスター64、64が通過できる前開口5、5と、後ろ側のキャスター65、65が通過できる後ろ開口7、7とを形成してある。また、前開口5、5を含み前開口5、5の前端1a側に前滑走面10を形成し、後ろ開口7、7を含む後ろ開口7の前端1a側に後ろ滑走面15、15を形成してある。前滑走面10と後ろ滑走面15との間に、上面側に向けた横方向(手押し台車60の走行方向80に直交する方向)に中間横方向凹部21を形成してある。したがって、前滑走面10と後ろ滑走面15とは、中間横方向凹部21との境界に段差を形成し、中間横方向凹部21で前後に分断されている。
また、中間横方向凹部21の横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部の上面は、そり本体1の上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部22、22を構成する。
また、金具取り付け面12aの後ろ側は、手押し出し台車60の荷台61の下面63に当接して、これを支える荷台支持部も兼ねる。
また、前開口5の後ろ端1bの側は、中間横方向凹部21に臨んだ段差(壁面)にあり、前開口5の後ろ端1bの側に略垂直開口5aと、略垂直開口5aに連続する略水平開口5bが形成されている。また、前滑走面10の斜面10aには走行方向に沿った3つの凹溝11、11(前滑走面10から上方に向けて凹んでいる)が形成されている。なお、凹溝11、11は凸溝とすることもできる(図示していない)。
後ろ滑走面15、15の前端1a側は、中間横方向凹部21に臨んで、前側は中間横方向凹部21から徐々に下方に下がる傾斜面15aを形成している。後ろ滑走面15の後端1b側は、前滑走面10の略水平面10bとほぼ同じ高さの略水平面15bが形成されている。また、後ろ滑走面15、15で、後ろ端1b側は縦方向凹部24が上方に向けて上がっており、縦方向凹部24の後ろ側1bは、略水平面15b、15bの高さ位置とはほぼ同じ高さになっている。
また、前記第1の実施形態では後ろ横方向切り欠き部26を形成したが(図1~図3、図7、図8)、この第2の実施形態では、図9の実施形態と同様に、後ろ横方向切り欠き部26に替えて、後ろ横方向切り欠き部26の両端部(走行方向80に直交する方向)に後ろ端部切り欠き部26A、26Aを形成する。すなわち、後ろ滑走面15の後端1b側で、両端部に、後ろ端部切り欠き部26A、26Aを形成しており、後ろ滑走面15の後端1b側には段差(壁面)が形成される。また、後ろ端部切り欠き部26Aの上面は、そり本体1の上縁2a近傍に位置している。
また、後ろ開口7は、後ろ端部切り欠き部26Aに臨んでおり、後ろ開口7は、後ろ端1b側に連続して、略垂直開口7aが形成されている。また、後ろ滑走面15、15の前端1a側の斜面15a、15aには走行方向に沿った1つの凸条(後ろ滑走面15から下方に突出している)16、16が形成されている。なお、凸条16、16は凹溝とすることもできる(図示していない)。
また、後ろ端部切り欠き部26A、26A間に後ろ滑走面15の略水平面15bに連続して、後ろ開口7、7間に中央略水平面15cが形成され、中央略水平面15cと略水平面15bとは下面(接地面側)が同じ高さで形成され、第1の実施形態(図9の実施形態も含む)よりも、より広い滑走面が確保されている(図10(b)、図11(d)、図12(d)など)。よって、広い滑走面を確保したことにより、雪上を走行する際に雪の中に沈み難くなり、より走行性が高められる。また、後ろ滑走面15は、斜面15a、略水平面15b、中央略水平面15cとから構成される(図10(b)、図11(d))。
D2<D1
で形成した(図12(a))。これは、前側のキャスターが自在キャスター64で旋回範囲を考慮すれば、前開口5を後ろ開口7より大きな面積とする必要があり、かつ、前滑走面10をより大きく取れば、滑走走行し易いことによる。ただし、キャスターの動作に支障の無いような構造の開口5、7を形成できれば、幅D1、D2の大小は任意とすることもできる(図示していない)。
図9の実施態様と同様に、そり本体1の上面の外周がほぼ同じ高さで切り欠き部分が形成されないので(後ろ端1bの中央部を除く)(図9、図11、図12、図15、図17)、より強度を高め、かつ手押し台車との密着性を高めた。
また、保持具40の両側枠43は垂直片43a、水平片43bとからなり、両側枠43、43の後枠42側の側面に(すなわち垂直片43aに)、下方に向けて突出した案内突起46をそれぞれ固定し、また、案内突起46の後枠42側に、下方に向けて突出した固定突起47を固定する。また、案内突起46と固定突起47の上面側に保護板48を略水平方向に突設する。案内突起46と固定突起47は、平面視で保護板48内に納まるように配置されている(図13(a)(d))。
続いて、保持具40を水平に対して斜めにまたは垂直に近く立てた状態で、保持具40の係止金具44の屈曲部45を、そり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31を軸に保持具40を回転して、保持具40を起状態から荷台61側に伏せる。この際、保持具40の案内突起46、46をそり本体1の収容筒部28、28に挿入して、この動きに案内され、保持具40の固定突起47、47がそり本体1の固定受け具29、29にそれぞれ正対する。さらに保持具40を回転して、荷台61の上面62に保持具40を重ねる。この状態で、地面(平坦な面)85に接していたそり本体1(下面)は徐々に浮き上がり、固定受け具29、29を操作して固定突起47、47を係止保持して、この状態を維持する。
この状態で、そり本体1は地面(平坦な面)85から所定の距離Hだけ浮き上がった状態となり(図11(c))、手押し台車60の荷台61は、保持具40とそり本体1とで挟まれて、一体のそり付き手押し台車70を構成する(図10、図11)。この状態で、そり本体1の上面2で荷台支持部22、25および金具取り付け面12aの一部が、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支持している。
また、この状態で、各キャスター54、55は、そり本体1の下面3(一番下方に位置する前滑走面10の略水平面10b、後ろ滑走面15の略水平面15b)から車輪が所定長さH(キャスター64、65の径が100mmの場合、通常2~30mm程度、好ましくは17mm)下方に突出する(図11(c))。この場合、Hは、そりとして使用する場合はできるだけ小さい方が好ましく、キャスター64、65で走行する場合にはできるだけ大きい方が好ましく、想定される走行環境のマットや縁石などの段差を考慮して、上記の値とした。
また、積雪のある場所との境界付近で、雪の無い面から雪側に入る場合には、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中に移動でき、雪の上を前後滑走面10、15により走行できる。
この場合、雪が柔らかな場合には、キャスター64、65が滑走面10、15より下方に突出しているので、前開口5、5、後ろ開口7、7から雪がそり本体1内に入り込むおそれもあるが、立ち壁5c、立ち壁7によりかなり規制される。また、前開口5、5から入り込んだ雪は、前開口5付近に溜まらず、前開口5の後ろ端1b側の垂直開口5a、5bからから抜けることができる。また、同様に、後ろ開口7に入った雪も後ろ開口7の後ろ端1b側の垂直開口7aから抜ける。また、前開口5、5、後ろ開口7、7付近に溜まった雪は雪の無い道路を走行中に前開口5、5、後ろ開口7、7から抜け、残っていた場合であっても立ち壁5c、7cがあるので、雪は前開口5、後ろ開口7周辺に留まり、荷物を搬入する倉庫や店舗内に雪を持ち込むことを軽減または防止できる。
1a そり本体の前端
1b そり本体の後ろ端
2 そり本体の上面
2a そり本体の上縁
3 そり本体の下面
5 前開口
5a 前開口の垂直開口
5b 前開口の水平開口
5c 前開口の立ち壁
7 後ろ開口
7a 後ろ開口の垂直開口
7c 後ろ開口の立ち壁
10 前滑走面
10a 前滑走面の斜面
10b 前滑走面の略水平面
11 前滑走面の凹溝
12 前滑走面の前切り欠き部
12a 金具取り付け面
15 後ろ滑走面
15a 後ろ滑走面の斜面
15b 後ろ滑走面の略水平面
15c 後ろ滑走面の中央略水平面
16 後ろ滑走面の凸条
21 中間横方向凹部
22 荷台支持部
24 縦方向凹部
25 荷台支持部
26 後ろ横方向切り欠き部
26A 後ろ端部切り欠き部
28 収容筒部
29 固定受け金具
30 係止受け金具
31 係止受け金具の回転軸棒
40 保持具
41 保持具の前枠
41a 前枠の垂直片
41b、41c 前枠の水平片
41d 前枠の上前端
42 保持具の後ろ枠
43 保持具の側枠
43a 側枠の垂直片
43b 側枠の水平片
44 係止金具
45 係止金具の屈曲部
46 案内突起
47 固定突起
48 保護板
49 U字状金具
50 そり装置
60 手押し台車
61 荷台
61a 荷台の前端
61b 荷台の後ろ端
62 荷台の上面
63 荷台の下面
64 自在キャスター(前側)
65 固定キャスター(後ろ側)
66 手押しハンドル
67 ストッパー
68 ブレーキペダル
70 そり付き手押し台車
80 走行方向
85 地面(走行面)
90 平台車
91 平台車の荷台
92 荷物
Claims (4)
- 荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車の下面側に装着するアタッチメントであって、以下のように構成したことを特徴とする手押し台車用のそり装置。
(1) 前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり本体に、前記手押し台車のキャスターを挿入できる開口を形成した。
(2) 前記そり本体に、前記荷台に取り付けることができる保持具を取り付けた。
(3) 前記保持具は、前記荷台の上面で外周に沿って配置できる枠形状とし、前記保持具はその係止金具を前記そり本体の係止受け金具に係止して回転し前記荷台に対して起伏可能に構成した。
(4) 前記保持具に固定突起を設け、前記そり本体に前記固定突起を係脱できる固定受け金具を取り付けた。
(5) 前記保持具で荷台をそり本体に取り付けた状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態とした。
(6) 前記そり本体に、前記荷台の下面の一部に当設して荷重を受ける荷台支持部を形成した。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項1に記載の手押し台車用のそり装置。
(1) 手押し台車の走行方向に対して前側、後ろ側とし、前記走行方向に直交する方向を横方向とする。
(2) 保持具の前側に係止金具を設け、前記係止金具をそり本体の前側に設けた係止受け金具に、着脱自在に取り付けた。
(3) そり本体で、前側のキャスターを挿入する開口を前開口、後ろ側のキャスターを挿入する開口を後ろ開口とし、前記前開口周辺の前滑走面の横方向の最大長さを、前記後ろ開口周辺の後ろ滑走面の横方向の長さより大きく形成した。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項2に記載の手押し台車用のそり装置。
(1) 前滑走面と後ろ滑走面との間に中間凹部を形成した。
(2) 前開口の後ろ側に前記中間凹部につながる段差部を形成し、段差部に垂直方向の開口を形成した。 - 荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車であって、以下のように構成したことを特徴とするそり付き手押し台車。
(1) 前記手押し台車の荷台の下面に、前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり装置を備える。
(2) 前記そり装置は、滑走面を有するそり本体に、前記そり本体の係止受け金具に係止して回転できる係止金具を備えた保持具を備えた。かつ前記保持具を立てた状態で、前記そり本体に前記手押し台車を載せ、前記保持具を回転させて前記荷台に伏せ、前記保持具の固定突起)を前記そり本体の固定受け金具に係止して、前記手押し台車に前記そり装置が装着される。さらに、前記保持具は枠形状に形成され、この状態で、前記保持具は前記荷台の上面の外周に沿って配置され、前記保持具と前記そり本体とで前記荷台を挟んだ構造となり、前記そり本体に形成した開口から前記キャスターが下方に突出されている。
(3) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態となっている。
(4) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記荷台の下面の一部が、そり本体に形成した荷台支持部に当接している。
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