JP7117854B2 - 手押し台車用そり装置およびそり付き手押し台車 - Google Patents

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Description

本発明は、通常の地面と積雪のある地面とをいずれも走行できるそり付き手押し台車およびこの手押し台車に使用するそり装置に関する。
従来の4輪のキャスター付きの手押し台車を使って、荷台に荷物を載せて運搬する場合、雪道ではキャスターが使えず走行できなかった。そこで、雪の無い地面ではキャスターを使い走行し、雪が積もった地面では、キャスターを使わずに荷台の底面側に装着しているそりを使用する工夫は多々提案されている。例えば、キャスターの内側に幅の狭いそり部を設ける工夫(特許文献1)、また、キャスターを挟んで内外にそれぞれ幅の狭いそり部を設ける工夫(特許文献2)が提案されている。また、キャスターの間に幅の広いそり部を設ける工夫も提案されている(特許文献3)。また、従来のそりにキャスターを設ける工夫も提案されている(特許文献4)。
特開2003-154942号公報 実用登録3088684号公報 実用登録3206429号公報 特許5174261号公報
前記従来の技術の内、幅の狭いそりを使用する場合(特許文献1、2)、手押し台車の荷台には通常100~200kg程度の荷物を載せることを想定しており、堅く固まった氷面では運搬が可能であるが、積雪した雪の場合には、そりが雪の中に埋まり、走行できなかった。また、幅の広いそりを設けた場合には(特許文献3)、雪の中を走行できる場合もあるが、通常のそりを付加的に用いた場合にはキャスターは露出したままであり(特許文献1~3)、積雪した雪の中を走行する場合にキャスターが雪の中に埋まり、キャスターの周りに雪が貼り付き、実質的に走行できない事態となっていた。また、そりの下面に単にキャスターを取り付けた場合には(特許文献4)、想定する荷物の重さ(通常100~200kg程度)を考慮すれば、そりの構造、そりへのキャスターの取付構造などが現実的ではなく、かつ依然として積雪した雪の中にキャスターが埋まる問題は解決できなかった。
本発明は、手押し台車の荷台の下面側のほぼ全体を覆い、かつキャスターを突出できる開口を設け、かつ荷台下面を支える荷台支持部を備えたそり装置とし、さらにこのそり具を装着した手押し台車としたので、前記問題点を解決した。
即ちこの発明は、荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車の下面側に装着するアタッチメントであって、以下のように構成したことを特徴とする手押し台車用のそり装置である。
(1) 前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり本体に、前記手押し台車のキャスターを挿入できる開口を形成した。
(2) 前記そり本体に、前記荷台に取り付けることができる保持具を取り付けた。
(3) 前記保持具は、前記荷台の上面で外周に沿って配置できる枠形状とし、前記保持具はその係止金具を前記そり本体の係止受け金具に係止して回転し前記荷台に対して起伏可能に構成した。
(4) 前記保持具に固定突起を設け、前記そり本体に前記固定突起を係脱できる固定受け金具を取り付けた。
(5) 前記保持具で荷台をそり本体に取り付けた状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態とした。
(6) 前記そり本体に、前記荷台の下面の一部に当設して荷重を受ける荷台支持部を形成した。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする手押し台車用のそり装置である。
(1) 手押し台車の走行方向に対して前側、後ろ側とし、前記走行方向に直交する方向を横方向とする。
(2) 保持具の前側に係止金具を設け、前記係止金具をそり本体の前側に設けた係止受け金具に、着脱自在に取り付けた。
(3) そり本体で、前側のキャスターを挿入する開口を前開口、後ろ側のキャスターを挿入する開口を後ろ開口とし、前記前開口周辺の前滑走面の横方向の最大長さを、前記後ろ開口周辺の後ろ滑走面の横方向の長さより大きく形成した。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする手押し台車用のそり装置である。
(1) 前滑走面と後ろ滑走面との間に中間凹部を形成した。
(2) 前開口の後ろ側に前記中間凹部につながる段差部を形成し、段差部に垂直方向の開口を形成した。
さらに、荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車であって、以下のように構成したことを特徴とするそり付き手押し台車である。
(1) 前記手押し台車の荷台の下面に、前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり装置を備える。
(2) 前記そり装置は、滑走面を有するそり本体に、前記そり本体の係止受け金具に係止して回転できる係止金具を備えた保持具を備えた。かつ前記保持具を立てた状態で、前記そり本体に前記手押し台車を載せ、前記保持具を回転させて前記荷台に伏せ、前記保持具の固定突起)を前記そり本体の固定受け金具に係止して、前記手押し台車に前記そり装置が装着される。さらに、前記保持具は枠形状に形成され、この状態で、前記保持具は前記荷台の上面の外周に沿って配置され、前記保持具と前記そり本体とで前記荷台を挟んだ構造となり、前記そり本体に形成した開口から前記キャスターが下方に突出されている
(3) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態となっている
(4) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記荷台の下面の一部が、そり本体に形成した荷台支持部に当接している
この発明は、手押し台車の荷台の下面側のほぼ全体を覆る滑走面を有するそり本体を設けそり装置を構成し、かつそり本体に、キャスターを突出できる開口を設けたので、積雪のある環境で、キャスターを使用して積雪の無い場所から、滑走面を使用して積雪の有る場所へ、連続的に手押し台車を走行できる効果がある。また、積雪の有る場所では滑走面で走行してもキャスター周辺に雪が溜まることを軽減でき、安定して積雪上を走行できる。また、そり本体に荷台下面を支える荷台支持部を備えたので、手押し台車の荷台の荷重をそり本体の滑走面に伝えることができ、100~200kg程度の荷物を積載できる手押し台車であっても、安定して走行できる。
この発明の第1の実施形態で、そり付き手押し台車で、(a)は上方前側から見た斜視図、(b)は下方前側から見た斜視図、である。 この発明の第1の実施形態で、そり付き手押し台車で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第1の実施形態で、そり装置に使用するそり本体で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第1の実施形態で、そり装置に使用する保持枠で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第1の実施形態で、そり装置に使用する保持枠で、(a)は係止金具と係止受け金具を説明する斜視図、(b)は(a)のE部の拡大斜視図、を表す。 この発明の実施に使用する手押し台車で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第1の実施形態で、そり装置の実施に使用するそり本体(金具類を外した状態)で、(a)は拡大底面図、(b)はA-A断面図、(c)はB-B断面図を表す。 (a)は同じくC-C断面図、(b)はD-D断面図である。 この発明の第1の実施形態で、そり本体(金具類を外した状態)の他の実施形態で、(a)は下方から見た斜視図、(b)は上方から見た斜視図である。 この発明の第2の実施形態で、そり付き手押し台車で、(a)は上方前側から見た斜視図、(b)は下方前側から見た斜視図、である。 この発明の第2の実施形態で、そり付き手押し台車で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第2の実施形態で、そり装置に使用するそり本体で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第2の実施形態で、そり装置に使用する保持枠で、(a)は、平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は底面図を表す。 この発明の第2の実施形態で、そり装置に使用する保持枠で、(a)は係止金具と係止受け金具を説明する斜視図、(b)は(a)のJ部の拡大斜視図、を表す。 この発明の第2の実施形態で、そり装置の実施に使用するそり本体(金具類を外した状態)で、(a)は拡大底面図、(b)はE-E断面図、(c)はF-F断面図を表す。 (a)は同じくG-G断面図、(b)はH-H断面図である。 この発明の第2の実施形態で、そり本体(金具類を外した状態)を表し、(a)は下方から見た斜視図、(b)は上方から見た斜視図である。 この発明の第2の実施形態で、そり付き手押し台車の荷台から荷物を取り出す状態を表す概略した正面図である。
A.第1の実施態様
図面に基づき、この発明の第1の実施形態を説明する。ここで、手押し台車60の走行方向80(図6、図1、図2)に対して、走行方向の前側、後ろ側を設定してある。また、そり本体1(そり装置50)では、そり本体1の下面3を基準に、上側(接地面の反対側。台車の荷台61側)に突出している部分を凹部または切り欠きとして、下側(接地面側)に突出している部分を凸部、突起としてある。
1.使用する手押し台車60の構成(図6)
(1) 手押し台車60は、荷物を載せる荷台61の下面63で、四隅にキャスター64、65を設け、荷台61の上面62で、走行方向80の後ろ端部61bに、手押しハンドル66を設けてある。なお、通常、手押し台車60の使用者は手押しハンドル66を持って、押すように手押し台車60を操作するので、荷台61で、手押しハンドル66側が、走行方向80で後ろ端部61b、反対側を前端部61aとしてある。また、荷台61で、走行方向80に直交する方向の端を、側縁61c、61cとしてある。
荷台61は、樹脂製で所定厚さの平板状で、上面62はほぼ平坦な上面板となっており、上面板の下面に縦横斜めの補強リブを形成してあり(図6(d))、補強リブの下縁すなわち荷台61の下面63はほぼ同一高さとなっている。なお、補強リブの高さ(下端)は多少違えてあるので、下面63は凹凸が形成されている。
(2) また、キャスター64、65は、走行方向で前側が旋回自由な自在キャスター64、64として、走行方向で後ろ側が旋回できない固定キャスター65、65としてある。さらに、荷台61の下面63で走行方向の後ろ端部61bの後ろ側にブレーキ機構が取り付けてあり、ブレーキペダル68を踏み込めば、後ろ側のキャスター65、65の車輪に、走行回転の規制を加えることができるようになっている。
(3) また、手押しハンドル66は、門型で荷台に対して略直角に立設され、不用時には、基端部のストッパー67を押し下げて、手押しハンドル66の基端部の軸(図示していない)廻りに回動させて、手押しハンドル66を折り畳んで荷台61の上面62に沿って配置できるようになっている。
(4) また、手押し台車66は、通常、100~200kg程度の荷物を荷台61に載せて搬送できるように、荷台61、キャスター64、65などを構成してある。また、手押し台車60の構成は、荷台61の下面63の四隅にキャスター64、65を有すれば、荷台61の構造、キャスター64、65の構造など他の構成は任意のものを適用することができる。

2.そり装置50の構成(図3~図5)
(1) そり装置50は、そり本体1と保持具40とを備える。そり本体1は、主に樹脂製で、上面2が手押し台車60の荷台61の下面63側を覆い、かつ、そり本体1の下面3に滑走面10、15を有する構成である。保持具40はそり本体1と着脱自在となっており、保持具40を手押し台車60の荷台61の上面62側に配置して、そり本体1と保持具40とで、荷台61を挟んで、手押し台車60(荷台61)にそり本体1を固定できるようになっている。
(2-1) そり本体1の下面3は雪(地面)に接する面で、凸外面となっている。そり本体1の上面2の外周に、ほぼ同じ高さの上縁(水平方向のリブ)2aを形成してある。また、前記のように手押し台車60の荷台61の走行方向80で前側61a、後ろ側61bに対応して、走行方向で前端1a、後ろ端1bを設定する。
そり本体1には、手押し台車60を上方から設置する際に、手押し台車60の前側のキャスター64、64が通過できる前開口5、5と、後ろ側のキャスター65、65が通過できる後ろ開口7、7とを形成してある。また、前開口5、5を含み前開口5、5の前端1a側に前滑走面10を形成し、後ろ開口7、7を含む後ろ開口7の前端1a側に後ろ滑走面15、15を形成してある。前滑走面10と後ろ滑走面15との間に、上面側に向けた横方向(手押し台車60の走行方向80に直交する方向)に中間横方向凹部21を形成してある。したがって、前滑走面10と後ろ滑走面15とは、中間横方向凹部21との境界に段差を形成し、中間横方向凹部21で前後に分断されている。
また、中間横方向凹部21の横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部の上面は、そり本体1の上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部22、22を構成する。
(2-2) 前滑走面10は、前端1a側は上縁2aに近づく位置にあり、次第に下がって前開口5に至る前に略水平面10bを形成する構造となっている。したがって、前滑走面10の前側は斜面(下に向けて緩やかな凸)10aを形成し、後ろ側は略水平面10bを形成する。また、前滑走面10の前端1a側で横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部には、前切り欠き部12、12が形成され、前切り欠き部12、12では、前切り欠き部12の上面が、そり本体1の上縁2a付近(上縁2aよりやや下方)に至り、その上面2に係止受け金具30を取り付ける平坦な金具取付面12aを構成する。係止受け金具30は、横方向(走行方向80と直交する方向)の回転軸棒31を備えてある(図5(a)、図3(a)~(c))。
また、金具取り付け面12aの後ろ側は、手押し出し台車60の荷台61の下面63に当接して、これを支える荷台支持部も兼ねる。
また、前開口5の後ろ端1bの側は、中間横方向凹部21に臨んだ段差(壁面)にあり、前開口5の後ろ端1bの側に略垂直開口5aと、略垂直開口5aに連続する略水平開口5bが形成されている。また、前滑走面10の斜面10aには走行方向に沿った3つの凹溝11、11(前滑走面10から上方に向けて凹んでいる)が形成されている。なお、凹溝11、11は凸溝とすることもできる(図示していない)。
(2-3) また、後ろ滑走面15は、縦方向(手押し台車の走行方向80)に、横方向凹部21から後ろ端1b側に縦方向凹部24が形成され、後ろ滑走面15、15の前端1a側は縦方向凹部24で、横方向に分断されている。また、縦方向凹部24の平面視中央付近は、上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部25を構成する。荷台支持部25と荷台支持部22とは同じ高さ位置にある。
後ろ滑走面15、15の前端1a側は、中間横方向凹部21に臨んで、前側は中間横方向凹部21から徐々に下方に下がる傾斜面15aを形成している。後ろ滑走面15の後端1b側は、前滑走面10の略水平面10bとほぼ同じ高さの略水平面15bが形成されている。また、後ろ滑走面15、15で、後ろ端1b側は縦方向凹部24が上方に向けて上がっており、縦方向凹部24の後ろ側1bは、略水平面15b、15bの高さ位置とはほぼ同じ高さになっている。
また、後ろ滑走面15の後端1b側に、後ろ横方向切り欠き部26を形成しており、後ろ滑走面15の後端1b側には段差(壁面)が形成される。また、後ろ横方向切り欠き部26の上面は、そり本体1の上縁2a近傍に位置している。
また、後ろ開口7は、後ろ横方向切り欠き部26に臨んでおり、後ろ開口7は、後ろ端1b側に連続して、略垂直開口7aが形成されている。また、後ろ滑走面15、15の前端1a側の斜面15a、15aには走行方向に沿った1つの凸条(後ろ滑走面15から下方に突出している)16、16が形成されている。なお、凸条16、16は凹溝とすることもできる(図示していない)。
(2-4) また、後ろ滑走面15、15を形成した突部の外側面に略垂直面を形成して、略垂直面に、保持具40の案内突起46を挿入する収容筒部28と、保持具40の固定突起47を係脱できる固定受け金具29を取り付けてある。
(2-5) また、そり本体1で、前側のキャスター64を挿入する前開口5付近の前滑走面10の横方向の幅D1とし、後ろ側のキャスター65を挿入する後ろ開口7付近の後ろ滑走面15、15の横方向の幅D2とした場合、
D2<D1
で形成した(図3(a))。これは、前側のキャスターが自在キャスター64で旋回範囲を考慮すれば、前開口5を後ろ開口7より大きな面積とする必要があり、かつ、前滑走面10をより大きく取れば、滑走走行し易いことによる。ただし、キャスターの動作に支障の無いような構造の開口5、7を形成できれば、幅D1、D2の大小は任意とすることもできる(図示していない)。
(2-6) 前記そり本体1では、言い換えれば、前滑走面10の略水平面10b、10bに前開口5、5が形成され、後ろ滑走面15の略水平面15b、15bに後ろ開口7、7が形成されていることになる(図1(b)、図2(d)、図3(d)、図7)。
(3-1) 保持具40は、手押し台車60の荷台61の上面62で外周に沿って配置される平面視で長方形の枠形状で、主に金属製である前枠41、後ろ枠42および側枠43とから構成される(図4)。前枠41は手押し台車60の荷台1の外周(前端61a側)に沿って配置され、側枠43、43は手押し台車60の荷台1の外周(側端61側c側)に沿って配置される。また、後ろ枠42は、手押し台車60の荷台61上で、手押しハンドル66取り付け位置のやや前端61a側に配置される(手押し台車60の荷台61の外周(後ろ端61b)に沿っていなく、後ろ端61bより前端61a側に配置されている)。また、前枠41、後ろ枠42、側枠43、43は断面L字状に形成され、側枠43は、手押し台車60の荷台61の上面62と上面に垂直な面とに当設され、前枠41および後ろ枠42は一片が荷台61の上面62に垂直な面に当接されている。
(3-2) 前枠41は垂直片41aと水平片41bとからなり、保持具40の前枠41の長さ方向(走行方向80に直交する方向)で垂直片41の両側隅部に、帯状の係止金具44、44を、走行方向の前方に向けて突設する。係止金具44は先端部を上に向けて屈曲してさらに後ろ側に向けて約180°(180°よりやや小さく開口が広くなっている)屈曲した屈曲部45を形成してある(図5(a)(b)。屈曲部45がそり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31周りに保持具44を回転して、荷台61に対して保持具40を起伏させることができる。また、係止金具44の走行方向80の縁にはリブが形成されている。また、係止金具44、44(係止受け金具30の回転軸棒31)は、前枠41の前側でできるだけ前枠の近傍に設ける(図5(a)(b))。
また、保持具40の両側枠43は垂直片43a、水平片43bとからなり、両側枠43、43の後枠42側の側面に(すなわち垂直片43aに)、下方に向けて突出した案内突起46をそれぞれ固定し、また、案内突起46の後枠42側に、下方に向けて突出した固定突起47を固定する。また、案内突起46と固定突起47の上面側に保護板48を略水平方向に突設する。案内突起46と固定突起47は、平面視で保護板48内に納まるように配置されている(図4(a)(d))。
(3-3) また、前枠41の長さ方向(走行方向80に直交する方向)で水平片41bの略中央にU字状金具49を、前方(走行方向80の方向)に向けて突出させて固定する。

3.そり付き手押し台車70の構成
(1) 手押し台車60は積雪の無い場合には、単独で手押し台車60として、通常と同様に使用することができる(図6)。
(2) 積雪の上を通って、荷物を運搬する場合には、そり本体1を、下面3を下にして地面(ほぼ平坦な面)85におき、そり本体1の上方から、手押し台車60を載せ、前開口5、5、後ろ開口7、7にキャスター54、55を併せる。この際、キャスター64、65は地面(平坦面)に接しているので、手押し台車60は安定している。
続いて、保持具40を水平に対して斜めにまたは垂直に近く立てた状態で、保持具40の係止金具44の屈曲部45を、そり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31を軸に保持具40を回転して、保持具40を起状態から荷台61側に伏せる。この際、保持具40の案内突起46、46をそり本体1の収容筒部28、28に挿入して、この動きに案内され、保持具40の固定突起47、47がそり本体1の固定受け具29、29にそれぞれ正対する。さらに保持具40を回転して、荷台61の上面62に保持具40を重ねる。この状態で、地面(平坦な面)85に接していたそり本体1(下面)は徐々に浮き上がり、固定受け具29、29を操作して固定突起47、47を係止保持して、この状態を維持する。
この状態で、そり本体1は地面(平坦な面)85から所定の距離Hだけ浮き上がった状態となり(図2(c))、手押し台車60の荷台61は、保持具40とそり本体1とで挟まれて、一体のそり付き手押し台車70を構成する(図1、図2)。この状態で、そり本体1の上面2で荷台支持部22、25および金具取り付け面12aの一部が、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支持している。
また、この状態で、各キャスター54、55は、そり本体1の下面3(一番下方に位置する前滑走面10の略水平面10b、後ろ滑走面15の略水平面15b)から車輪が所定長さH(キャスター64、65の径が100mmの場合、通常2~30mm程度、好ましくは17mm)下方に突出する(図2(c))。この場合、Hは、そりとして使用する場合はできるだけ小さい方が好ましく、キャスター64、65で走行する場合にはできるだけ大きい方が好ましく、想定される走行環境のマットや縁石などの段差を考慮して、上記の値とした。
(3) したがって、そり付き手押し台車70は、除雪した積雪のない地面を走行する場合には、通常の手押し台車60と同様に、荷台61に荷物を載せて搬送でできる。
また、積雪のある場所との境界付近で、雪の無い面から雪側に入る場合には、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中に移動でき、雪の上を前後滑走面10、15により走行できる。
この場合、雪が柔らかな場合には、キャスター64、65が滑走面10、15より下方に突出しているので、前開口5、5、後ろ開口7、7から雪がそり本体1内に入り込むが、前開口5、5から入り込んだ雪は、前開口5付近に溜まらず、前開口5の後ろ端1b側の垂直開口5a、5bからから抜けることができる。また、同様に、後ろ開口7に入った雪も後ろ開口7の後ろ端1b側の垂直開口7aから抜ける。また、前開口5、5、後ろ開口7、7付近に溜まった雪は雪の無い道路を走行中に前開口5、5、後ろ開口7、7から抜けるので、荷物を搬入する倉庫や店舗内に雪を持ち込むことを軽減または防止できる。
(4) また、積雪のある場所との境界付近で、雪側から雪の無い面に移動する場合にも、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中から抜け出して、キャスター64、65で走行できる。
(5) また、積雪の中で、手押しハンドル66を使って、そり付き手押し台車70を押す操作ができない場合には、保持具40のU字状金具49にワイヤーや棒などを連結して人力または動力でそり付き手押し台車70を引くこともできる。また、安全上などの理由で、手押しハンドル66を使用せずに、保持具40のU字状金具49にワイヤーや棒などを連結して、操作する人がそり付き手押し台車70(手押し台車60)の前に位置して、そり付き手押し台車70(手押し台車60)を引いて走行を操作することもできる。
(6) また、そり付き手押し台車70では、積雪の有る場所に限らず、海岸、砂利道、砂地や草地などキャスター64、65で走行し難い場所やキャスター64、65が乗り越えがたい段差などがある悪路がでも、滑走面10、15を併用して、荷物を搬送できる。
(7) また、手押し台車60やそり装置50(そり本体1、保持具40)が衝撃を受けた場合であっても、案内突起46が収容筒部28に挿入されているので、固定金具45と固定受け金具29との固定を維持できるので、手押し台車60やそり装置50(そり本体1、保持具40)の一体性を保つことができる。
(8) また、係止金具44を係止受け金具30に係止して、かつ案内突起46を収容筒部28に挿入して、固定突起47と固定受け金具29とを固定したので、そり本体1と保持具40との係脱が容易になり、すなわち、手押し台車60にそり装置50(そり本体1、保持具40)を着脱する作業が容易にできる。したがって、とりわけ、手押し台車60にそり装置50(そり本体1、保持具40)を着脱する作業をトラックの荷台など狭い場所で行う場合には極めて有効である。
4.他の実施形態
(1) 前記実施形態において、そり本体1で、手押し台車60の荷台61の下面63を支える荷台支持部22、25を合計3箇所(さらに金具取り付け面12aの2箇所)形成したが、少なくとも1箇所形成してあれば良く、例えば荷台支持部22、22を省略することもできる(図示していない)。また、荷台支持部を複数設ける場合にはバランス良く設けることが望ましい。
(2) また、前記実施形態において、保持具40は枠状としてさらにL字状の断面の金物を使用したので、荷台1の外周の側面と上面3を確実に保持して、衝撃を受けた場合であっても、そり付き手押し台車70からそり本体1が外れることを防止できる
(3) また、前記実施態様において、係止金具44、44および係止受け金具30の回転軸棒31は前枠41の前側で、かつできるだけ前枠41の近傍に設けたので、保持枠40を手押し台車60の荷台61をそり本体1側に比較的均等な圧力で押さえることができ、かつ確実にそり本体1の下面3から車輪64、65の長さHの出を確保できた。しかし、このような作用効果を望まない場合には、係止金具44、44を走行方向80側に長く形成して、受け金具30の回転軸棒31を前枠41の前側で、やや離した位置に配置することもできる(図示していない)。
(4) また、前記実施形態において、そり本体1の外周は荷台61の外周より平面視でより大きく形成したが、キャスター64、65を挿入する前後開口5、7を有すれば、そり本体1の外周の全部または一部を荷台61の外周よりも小さくして、荷台61の外周より内側に位置させることもできる(図示していない)。
(5) また、前記実施態様において、そり本体1の強度などを考慮して、中間横方向凹部21を形成したが、中間横方向凹部21を省略して、前滑走面10と後ろ滑走面15、15とを連続させることもできる(図示していない)。また、荷台支持部25を他の位置に形成できれば、縦方向凹部24を省略することもでき(図示していない)、この場合には、後ろ滑走面15、15の前端1a側も一体に形成することができる(図示していない)。
(6) また、前記実施態様において、そり本体1は同様の構造で、他の形状とすることもできる(図9)。この場合、前記実施態様と同様に、係止受け金具30、固定受け金具29、収容筒部28などを取り付けて、そり本体1を構成する。前記構造(図9)は、とりわけ、縦方向凹部24の後ろ端1b側を省略して、後ろ滑走面15、15の略水平面15b、15bで、後ろ端1b側を同一高さで連結してある。また、後ろ滑走面15の凸条16を、凹条16としてある(図9(a))。
(7) また、前記実施態様において、そり本体1と保持具40を使って、そり装置50を手押し台車60に着脱自在としたが、他の金具などを使って、手押し台車60にそり本体1を着脱不能に固定することもできる(図示していない)。
(8) また、前記実施態様において、手押し台車60の荷台61の外周に沿った(後ろ端61bを除く)保持具40を使用して、平面視で保持具40の外周より大きなそり装置50を使用して、そり装置50は荷台61の下面の全体を覆ったが(図1(a)、図2(a))、滑走面10、15を荷台61の下方に配置できれば、荷台61の下面の一部を露出させた構造とすることもできる(図示していない)。
(9) また、前記実施態様において、そり装置50(そり本体1)の滑走面10、15を、
(a)「車輪64、65の走行方向前側」を含む「荷台61の下面の外周部および下面外周部の内方(内側)」の適所(一部)。あるいは、
(b)「車輪64、65の周辺」を含む「荷台61の下面の外周部および下面の外周部の内方(内側)」の適所(一部)、
に配置したので、荷台の荷重を効率良く滑走面10、15に伝えることができたが、滑走面10、15の位置は任意である(図示していない)。例えば、荷台支持部22、25をいずれかの位置に確保できれば、滑走面10、15を設ける位置は、
(a)「荷台61の下面の外周部分のみ」の適所(一部)、あるいは、
(b)「荷台61の下面の外周部分より内方(内側)のみ」の適所(一部)、あるいは、
(c)「荷台61の下面の全体」の適所(一部)、
とすることもできる(図示していない)。なお、これらに加えて、さらに、手押し台車60の荷台61の進行方向前方や後方、左右両側方に、別途そり(滑走面)を配置することもできる(図示していない)。
B.第2の実施形態
図面に基づき、この発明の第2の実施形態を説明する。ここで、第1の実施形態と同様に、手押し台車60の走行方向80(図10、図11、図12など)に対して、走行方向の前側、後ろ側を設定してある。また、そり本体1(そり装置50)では、そり本体1の下面3を基準に、上側(接地面の反対側。台車の荷台61側)に突出している部分を凹部または切り欠きとして、下側(接地面側)に突出している部分を凸部、突起としてある。
第2の実施形態では、第1の実施形態に較べて、前開口5、5から走行方向80の前側(前端1aまでの長さ)を短くし、後ろ開口7、7の走行方向80の後ろ側(後ろ端1bまでの長さ)を短くしてある。
1.使用する手押し台車60の構成(図6)
前記第1の実施形態の手押し台車60と同様である(図6)。
2.そり装置50の構成(図12~図17)
(1) そり装置50は、そり本体1と保持具40とを備える。そり本体1は、主に樹脂製で、上面2が手押し台車60の荷台61の下面63側を覆い、かつ、そり本体1の下面3に滑走面10、15を有する構成である。保持具40はそり本体1と着脱自在となっており、保持具40を手押し台車60の荷台61の上面62側に配置して、そり本体1と保持具40とで、荷台61を挟んで、手押し台車60(荷台61)にそり本体1を固定できるようになっている。
(2-1) そり本体1の下面3は雪(地面)に接する面で、凸外面となっている。そり本体1の上面2の外周に、ほぼ同じ高さの上縁(水平方向のリブ)2aを形成してある。また、前記のように手押し台車60の荷台61の走行方向80で前側61a、後ろ側61bに対応して、走行方向で前端1a、後ろ端1bを設定する。
そり本体1には、手押し台車60を上方から設置する際に、手押し台車60の前側のキャスター64、64が通過できる前開口5、5と、後ろ側のキャスター65、65が通過できる後ろ開口7、7とを形成してある。また、前開口5、5を含み前開口5、5の前端1a側に前滑走面10を形成し、後ろ開口7、7を含む後ろ開口7の前端1a側に後ろ滑走面15、15を形成してある。前滑走面10と後ろ滑走面15との間に、上面側に向けた横方向(手押し台車60の走行方向80に直交する方向)に中間横方向凹部21を形成してある。したがって、前滑走面10と後ろ滑走面15とは、中間横方向凹部21との境界に段差を形成し、中間横方向凹部21で前後に分断されている。
また、中間横方向凹部21の横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部の上面は、そり本体1の上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部22、22を構成する。
(2-2) 前滑走面10は、前端1a側は上縁2aに近づく位置にあり、次第に下がって前開口5に至る前に略水平面10bを形成する構造となっている。したがって、前滑走面10の前側は斜面(下に向けて緩やかな凸)10aを形成し、後ろ側は略水平面10bを形成する。また、前滑走面10の前端1a側で横方向(走行方向80に直交する方向)の両端部には、前切り欠き部12、12が形成され、前切り欠き部12、12では、前切り欠き部12の上面が、そり本体1の上縁2a付近(上縁2aよりやや下方)に至り、その上面2に係止受け金具30を取り付ける平坦な金具取付面12aを構成する。係止受け金具30は、横方向(走行方向80と直交する方向)の回転軸棒31を備えてある(図14(a)、図12(a)~(c))。また、係止受け金具30は、平板の両側を立ち上げてリブを形成し、リブに、回転軸棒31を備えた門型の金物を固定して構成してある(図14(a))
また、金具取り付け面12aの後ろ側は、手押し出し台車60の荷台61の下面63に当接して、これを支える荷台支持部も兼ねる。
また、前開口5の後ろ端1bの側は、中間横方向凹部21に臨んだ段差(壁面)にあり、前開口5の後ろ端1bの側に略垂直開口5aと、略垂直開口5aに連続する略水平開口5bが形成されている。また、前滑走面10の斜面10aには走行方向に沿った3つの凹溝11、11(前滑走面10から上方に向けて凹んでいる)が形成されている。なお、凹溝11、11は凸溝とすることもできる(図示していない)。
(2-3) また、後ろ滑走面15は、縦方向(手押し台車の走行方向80)に、横方向凹部21から後ろ端1b側に縦方向凹部24が形成され、後ろ滑走面15、15の前端1a側は縦方向凹部24で、横方向に分断されている。また、縦方向凹部24の平面視中央付近は、上縁2a付近の高さ位置にあり、手押し台車60に装着した際に、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支える荷台支持部25を構成する。荷台支持部25と荷台支持部22とは同じ高さ位置にある。
後ろ滑走面15、15の前端1a側は、中間横方向凹部21に臨んで、前側は中間横方向凹部21から徐々に下方に下がる傾斜面15aを形成している。後ろ滑走面15の後端1b側は、前滑走面10の略水平面10bとほぼ同じ高さの略水平面15bが形成されている。また、後ろ滑走面15、15で、後ろ端1b側は縦方向凹部24が上方に向けて上がっており、縦方向凹部24の後ろ側1bは、略水平面15b、15bの高さ位置とはほぼ同じ高さになっている。
また、前記第1の実施形態では後ろ横方向切り欠き部26を形成したが(図1~図3、図7、図8)、この第2の実施形態では、図9の実施形態と同様に、後ろ横方向切り欠き部26に替えて、後ろ横方向切り欠き部26の両端部(走行方向80に直交する方向)に後ろ端部切り欠き部26A、26Aを形成する。すなわち、後ろ滑走面15の後端1b側で、両端部に、後ろ端部切り欠き部26A、26Aを形成しており、後ろ滑走面15の後端1b側には段差(壁面)が形成される。また、後ろ端部切り欠き部26Aの上面は、そり本体1の上縁2a近傍に位置している。
また、後ろ開口7は、後ろ端部切り欠き部26Aに臨んでおり、後ろ開口7は、後ろ端1b側に連続して、略垂直開口7aが形成されている。また、後ろ滑走面15、15の前端1a側の斜面15a、15aには走行方向に沿った1つの凸条(後ろ滑走面15から下方に突出している)16、16が形成されている。なお、凸条16、16は凹溝とすることもできる(図示していない)。
また、後ろ端部切り欠き部26A、26A間に後ろ滑走面15の略水平面15bに連続して、後ろ開口7、7間に中央略水平面15cが形成され、中央略水平面15cと略水平面15bとは下面(接地面側)が同じ高さで形成され、第1の実施形態(図9の実施形態も含む)よりも、より広い滑走面が確保されている(図10(b)、図11(d)、図12(d)など)。よって、広い滑走面を確保したことにより、雪上を走行する際に雪の中に沈み難くなり、より走行性が高められる。また、後ろ滑走面15は、斜面15a、略水平面15b、中央略水平面15cとから構成される(図10(b)、図11(d))。
(2-4) また、前開口5、5の縁で、前滑走面10の斜面10aの位置の縁に上方(接地面の反対側。荷台61側)に突出する立ち壁7c、7cを形成してある。また、後ろ開口7、7の縁で、後ろ滑走面15の略水平面15bの位置の縁に上方(接地面の反対側。荷台61側)に突出する立ち壁15c、15cを形成してある(図11(d)、図12(a)(d)、図15~図17)。この立ち壁5c、7cにより、雪上(雪中)を走行する際に、前開口5、5および後ろ開口7、7内に入る雪の量を軽減でき、かつ開口5、7にあ入った雪(溶けた水)を開口5、7の周囲に留めておくこともできる。
(2-5) また、後ろ滑走面15、15を形成した突部の外側面に略垂直面を形成して、略垂直面に、保持具40の案内突起46を挿入する収容筒部28と、保持具40の固定突起47を係脱できる固定受け金具29を取り付けてある。
(2-6) また、そり本体1で、前側のキャスター64を挿入する前開口5付近の前滑走面10の横方向の幅D1とし、後ろ側のキャスター65を挿入する後ろ開口7付近の後ろ滑走面15、15の横方向の幅D2とした場合、
D2<D1
で形成した(図12(a))。これは、前側のキャスターが自在キャスター64で旋回範囲を考慮すれば、前開口5を後ろ開口7より大きな面積とする必要があり、かつ、前滑走面10をより大きく取れば、滑走走行し易いことによる。ただし、キャスターの動作に支障の無いような構造の開口5、7を形成できれば、幅D1、D2の大小は任意とすることもできる(図示していない)。
(2-7) 前記そり本体1では、言い換えれば、前滑走面10の略水平面10b、10bに前開口5、5が形成され、後ろ滑走面15の略水平面15b、15bに後ろ開口7、7が形成されていることになる(図10(b)、図11(d)、図12(d)、図15)。
(2-8) また、この第2の実施態様のそり本体1では、
図9の実施態様と同様に、そり本体1の上面の外周がほぼ同じ高さで切り欠き部分が形成されないので(後ろ端1bの中央部を除く)(図9、図11、図12、図15、図17)、より強度を高め、かつ手押し台車との密着性を高めた。
(3-1) 保持具40は、手押し台車60の荷台61の上面62で外周に沿って配置される平面視で長方形の枠形状で、主に金属製である前枠41、後ろ枠42および側枠43とから構成される(図13)。前枠41は手押し台車60の荷台1の外周(前端61a側)に沿って配置され、側枠43、43は手押し台車60の荷台1の外周(側端61側c側)に沿って配置される。また、後ろ枠42は、手押し台車60の荷台61上で、手押しハンドル66取り付け位置のやや前端61a側に配置される(手押し台車60の荷台61の外周(後ろ端61b)に沿っていなく、後ろ端61bより前端61a側に配置されている)。また、前枠41は断面「コ」字状の部材からなり、後ろ枠42、側枠43、43は断面L字状の部材からなり、側枠43は、手押し台車60の荷台61の上面62と上面に垂直な面とに当設され、前枠41および後ろ枠42は一片が荷台61の上面62に垂直な面に当接されている。
(3-2) 前枠41は垂直片41aと水平片(上)41bと水平片(下)41cとからなり、保持具40の前枠41の長さ方向(走行方向80に直交する方向)で垂直片41の両側隅部に、帯状の係止金具44、44を、走行方向の前方に向けて突設する。係止金具44は先端部を上に向けて屈曲してさらに後ろ側に向けて約180°(180°よりやや小さく開口が広くなっている)屈曲した屈曲部45を形成してある(図14(a)(b)。屈曲部45がそり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31周りに保持具44を回転して、荷台61に対して保持具40を起伏させることができる。また、係止金具44の走行方向80の縁にはリブが形成されている。また、係止金具44、44(係止受け金具30の回転軸棒31)は、前枠41の前側でできるだけ前枠の近傍に設ける(図14(a)(b))。また、係止金具44は、第1の実施形態の係止金具44より、走行方向80と平行な方向の長さを短く設定してある。また、係止金具44はできるだけ低い位置(接地面に近い高さ)となるように形成し、かつ強度を確保できるようにリブを形成し、下縁を垂直片41aの下縁と同じ高さ位置となるように形成してある(図14)。
また、保持具40の両側枠43は垂直片43a、水平片43bとからなり、両側枠43、43の後枠42側の側面に(すなわち垂直片43aに)、下方に向けて突出した案内突起46をそれぞれ固定し、また、案内突起46の後枠42側に、下方に向けて突出した固定突起47を固定する。また、案内突起46と固定突起47の上面側に保護板48を略水平方向に突設する。案内突起46と固定突起47は、平面視で保護板48内に納まるように配置されている(図13(a)(d))。
(3-3) また、前枠41の長さ方向(走行方向80に直交する方向)で垂直片41aの略中央にU字状金具49を、前方(走行方向80の方向)に向けて突出させて固定する。U字状金具49は、できるだけ低い位置(接地面に近い高さ)となるように形成し、かつ強度を確保するために、基端部を垂直に折り曲げて垂直片41aに固定し、U状部を水平として、U状部の下縁を、垂直片41aの下縁と同じ程度の高さ位置となるように形成してある(図14)。
3.そり付き手押し台車70の構成
(1) 手押し台車60は積雪の無い場合には、単独で手押し台車60として、通常と同様に使用することができる(図6)。
(2) 積雪の上を通って、荷物を運搬する場合には、そり本体1を、下面3を下にして地面(ほぼ平坦な面)85におき、そり本体1の上方から、手押し台車60を載せ、前開口5、5、後ろ開口7、7にキャスター54、55を併せる。この際、キャスター64、65は地面(平坦面)に接しているので、手押し台車60は安定している。
続いて、保持具40を水平に対して斜めにまたは垂直に近く立てた状態で、保持具40の係止金具44の屈曲部45を、そり本体1の係止受け金具30の回転軸棒31に係止して、回転軸棒31を軸に保持具40を回転して、保持具40を起状態から荷台61側に伏せる。この際、保持具40の案内突起46、46をそり本体1の収容筒部28、28に挿入して、この動きに案内され、保持具40の固定突起47、47がそり本体1の固定受け具29、29にそれぞれ正対する。さらに保持具40を回転して、荷台61の上面62に保持具40を重ねる。この状態で、地面(平坦な面)85に接していたそり本体1(下面)は徐々に浮き上がり、固定受け具29、29を操作して固定突起47、47を係止保持して、この状態を維持する。
この状態で、そり本体1は地面(平坦な面)85から所定の距離Hだけ浮き上がった状態となり(図11(c))、手押し台車60の荷台61は、保持具40とそり本体1とで挟まれて、一体のそり付き手押し台車70を構成する(図10、図11)。この状態で、そり本体1の上面2で荷台支持部22、25および金具取り付け面12aの一部が、手押し台車60の荷台61の下面63に当設してこれを支持している。
また、この状態で、各キャスター54、55は、そり本体1の下面3(一番下方に位置する前滑走面10の略水平面10b、後ろ滑走面15の略水平面15b)から車輪が所定長さH(キャスター64、65の径が100mmの場合、通常2~30mm程度、好ましくは17mm)下方に突出する(図11(c))。この場合、Hは、そりとして使用する場合はできるだけ小さい方が好ましく、キャスター64、65で走行する場合にはできるだけ大きい方が好ましく、想定される走行環境のマットや縁石などの段差を考慮して、上記の値とした。
(3) したがって、そり付き手押し台車70は、除雪した積雪のない地面を走行する場合には、通常の手押し台車60と同様に、荷台61に荷物を載せて搬送でできる。
また、積雪のある場所との境界付近で、雪の無い面から雪側に入る場合には、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中に移動でき、雪の上を前後滑走面10、15により走行できる。
この場合、雪が柔らかな場合には、キャスター64、65が滑走面10、15より下方に突出しているので、前開口5、5、後ろ開口7、7から雪がそり本体1内に入り込むおそれもあるが、立ち壁5c、立ち壁7によりかなり規制される。また、前開口5、5から入り込んだ雪は、前開口5付近に溜まらず、前開口5の後ろ端1b側の垂直開口5a、5bからから抜けることができる。また、同様に、後ろ開口7に入った雪も後ろ開口7の後ろ端1b側の垂直開口7aから抜ける。また、前開口5、5、後ろ開口7、7付近に溜まった雪は雪の無い道路を走行中に前開口5、5、後ろ開口7、7から抜け、残っていた場合であっても立ち壁5c、7cがあるので、雪は前開口5、後ろ開口7周辺に留まり、荷物を搬入する倉庫や店舗内に雪を持ち込むことを軽減または防止できる。
(4) また、積雪のある場所との境界付近で、雪側から雪の無い面に移動する場合にも、前滑走面10の斜面10aによりスムーズに積雪の中から抜け出して、キャスター64、65で走行できる。
(5) また、積雪の中で、手押しハンドル66を使って、そり付き手押し台車70を押す操作ができない場合には、保持具40のU字状金具49にワイヤーや棒などを連結して人力または動力でそり付き手押し台車70を引くこともできる。また、安全上などの理由で、手押しハンドル66を使用せずに、保持具40のU字状金具49にワイヤーや棒などを連結して、操作する人がそり付き手押し台車70(手押し台車60)の前に位置して、そり付き手押し台車70(手押し台車60)を引いて走行を操作することもできる。
(6) また、そり付き手押し台車70では、積雪の有る場所に限らず、海岸、砂利道、砂地や草地などキャスター64、65で走行し難い場所やキャスター64、65が乗り越えがたい段差などがある悪路がでも、滑走面10、15を併用して、荷物を搬送できる。
(7) また、手押し台車60やそり装置50(そり本体1、保持具40)が衝撃を受けた場合であっても、案内突起46が収容筒部28に挿入されているので、固定金具45と固定受け金具29との固定を維持できるので、手押し台車60やそり装置50(そり本体1、保持具40)の一体性を保つことができる。
(8) また、係止金具44を係止受け金具30に係止して、かつ案内突起46を収容筒部28に挿入して、固定突起47と固定受け金具29とを固定したので、そり本体1と保持具40との係脱が容易になり、すなわち、手押し台車60にそり装置50(そり本体1、保持具40)を着脱する作業が容易にできる。したがって、とりわけ、手押し台車60にそり装置50(そり本体1、保持具40)を着脱する作業をトラックの荷台など狭い場所で行う場合には極めて有効である。
(9) また、保持具40の前枠41に固定した係止金具44およびU字状金具49をできるだけ下側に配置し、かつ、そり本体1の前端1a側で上面2にできるだけ突起物を形成しなかったので、このそり付き手押し台車70では、保持具40の上前端41dとそり本体1の前端1aとを結ぶ直線上に突起物が形成されてない(図18)。そり付き手押し台車70(手押し台車60)の荷台61に載せた荷物(例えば、小さな荷物が入ったプラスチック製のコンテナー)92を、荷台61から、店内仕分け用に小回りの利く平台車90の荷台91に載せ替える場合がある。したがって、この場合、作業者によっては、静止させたそり付き手押し台車70の前縁1a側(走行方向80)から滑らすように、荷物92を操作する場合もある(図18鎖線図示92)。このような操作をした場合であっても、荷物92の載せ替え作業を効率化し、荷物92を傷つけることを防止できる。
4.他の実施形態
他の実施形態は、前記第1の実施形態と同様である。
1 そり本体
1a そり本体の前端
1b そり本体の後ろ端
2 そり本体の上面
2a そり本体の上縁
3 そり本体の下面
5 前開口
5a 前開口の垂直開口
5b 前開口の水平開口
5c 前開口の立ち壁
7 後ろ開口
7a 後ろ開口の垂直開口
7c 後ろ開口の立ち壁
10 前滑走面
10a 前滑走面の斜面
10b 前滑走面の略水平面
11 前滑走面の凹溝
12 前滑走面の前切り欠き部
12a 金具取り付け面
15 後ろ滑走面
15a 後ろ滑走面の斜面
15b 後ろ滑走面の略水平面
15c 後ろ滑走面の中央略水平面
16 後ろ滑走面の凸条
21 中間横方向凹部
22 荷台支持部
24 縦方向凹部
25 荷台支持部
26 後ろ横方向切り欠き部
26A 後ろ端部切り欠き部
28 収容筒部
29 固定受け金具
30 係止受け金具
31 係止受け金具の回転軸棒
40 保持具
41 保持具の前枠
41a 前枠の垂直片
41b、41c 前枠の水平片
41d 前枠の上前端
42 保持具の後ろ枠
43 保持具の側枠
43a 側枠の垂直片
43b 側枠の水平片
44 係止金具
45 係止金具の屈曲部
46 案内突起
47 固定突起
48 保護板
49 U字状金具
50 そり装置
60 手押し台車
61 荷台
61a 荷台の前端
61b 荷台の後ろ端
62 荷台の上面
63 荷台の下面
64 自在キャスター(前側)
65 固定キャスター(後ろ側)
66 手押しハンドル
67 ストッパー
68 ブレーキペダル
70 そり付き手押し台車
80 走行方向
85 地面(走行面)
90 平台車
91 平台車の荷台
92 荷物

Claims (4)

  1. 荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車の下面側に装着するアタッチメントであって、以下のように構成したことを特徴とする手押し台車用のそり装置。
    (1) 前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり本体に、前記手押し台車のキャスターを挿入できる開口を形成した。
    (2) 前記そり本体に、前記荷台に取り付けることができる保持具を取り付けた。
    (3) 前記保持具は、前記荷台の上面で外周に沿って配置できる枠形状とし、前記保持具はその係止金具を前記そり本体の係止受け金具に係止して回転し前記荷台に対して起伏可能に構成した。
    (4) 前記保持具に固定突起を設け、前記そり本体に前記固定突起を係脱できる固定受け金具を取り付けた。
    (5) 前記保持具で荷台をそり本体に取り付けた状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態とした。
    (6) 前記そり本体に、前記荷台の下面の一部に当設して荷重を受ける荷台支持部を形成した。
  2. 以下のように構成したことを特徴とする請求項1に記載の手押し台車用のそり装置。
    (1) 手押し台車の走行方向に対して前側、後ろ側とし、前記走行方向に直交する方向を横方向とする。
    (2) 保持具の前側に係止金具を設け、前記係止金具をそり本体の前側に設けた係止受け金具に、着脱自在に取り付けた。
    (3) そり本体で、前側のキャスターを挿入する開口を前開口、後ろ側のキャスターを挿入する開口を後ろ開口とし、前記前開口周辺の前滑走面の横方向の最大長さを、前記後ろ開口周辺の後ろ滑走面の横方向の長さより大きく形成した。
  3. 以下のように構成したことを特徴とする請求項2に記載の手押し台車用のそり装置。
    (1) 前滑走面と後ろ滑走面との間に中間凹部を形成した。
    (2) 前開口の後ろ側に前記中間凹部につながる段差部を形成し、段差部に垂直方向の開口を形成した。
  4. 荷台の下面にキャスターを設けた手押し台車であって、以下のように構成したことを特徴とするそり付き手押し台車。
    (1) 前記手押し台車の荷台の下面に、前記手押し台車の荷台の下面の全部または一部を覆うことができ、かつ前記荷台の下面側に滑走面を有するそり装置を備える。
    (2) 前記そり装置は、滑走面を有するそり本体に、前記そり本体の係止受け金具に係止して回転できる係止金具を備えた保持具を備えた。かつ前記保持具を立てた状態で、前記そり本体に前記手押し台車を載せ、前記保持具を回転させて前記荷台に伏せ、前記保持具の固定突起)を前記そり本体の固定受け金具に係止して、前記手押し台車に前記そり装置が装着される。さらに、前記保持具は枠形状に形成され、この状態で、前記保持具は前記荷台の上面の外周に沿って配置され、前記保持具と前記そり本体とで前記荷台を挟んだ構造となり、前記そり本体に形成した開口から前記キャスターが下方に突出されている
    (3) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記キャスターの車輪は前記そり本体の下面より所定高さ宛下方に突出した状態となっている
    (4) 前記手押し台車に前記そり装置が装着された状態で、前記荷台の下面の一部が、そり本体に形成した荷台支持部に当接している
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