JP7117488B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7117488B2
JP7117488B2 JP2018210978A JP2018210978A JP7117488B2 JP 7117488 B2 JP7117488 B2 JP 7117488B2 JP 2018210978 A JP2018210978 A JP 2018210978A JP 2018210978 A JP2018210978 A JP 2018210978A JP 7117488 B2 JP7117488 B2 JP 7117488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
laser light
laser
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018210978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020077555A (ja
Inventor
博史 北野
宜幸 高平
秀治 河地
信一 北岡
恵理香 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018210978A priority Critical patent/JP7117488B2/ja
Publication of JP2020077555A publication Critical patent/JP2020077555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7117488B2 publication Critical patent/JP7117488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、レーザ光を光源とする照明装置に関する。
従来、レーザ光を励起光として蛍光体を発光させ、所望の光色に変換して照明する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような照明装置においては、光源から出力されたレーザ光が光ファイバ(光ファイバケーブル)を介して灯具(ランプ部)に導光されるようになっている。光ファイバを通過したレーザ光によって灯具内の蛍光体が励起されることで、灯具から所望の光色の照明光が発せられる。
特開2015-15146号公報
ここで、例えば施工時或いはメンテナンス時などには、光ファイバが切断される場合があるが、その状態で光源が発光してしまうと、切断箇所からレーザ光が放出されてしまい、作業者の目にレーザ光が照射されてしまうおそれがある。このため、光ファイバの断線検出の確実性を高めることで、切断箇所からのレーザ光の漏れを防止することが望まれている。
本発明の目的は、光ファイバの断線検出の確実性を高めることができる照明装置を提供することである。
本発明の一態様に係る照明装置は、レーザ光源と、レーザ光源が発した光を導光する光ファイバと、光ファイバにより導光された光を異なる波長帯の照明光に変換する波長変換素子と、照明光の一部であって、光とは逆方向で光ファイバにより導光された戻り光を受光する受光部と、受光部の検出結果に基づいて、光ファイバの断線を検出する断線検出部と、レーザ光源から光ファイバまでの光の光路上であって戻り光とは干渉しない位置に配置され、光から当該光の発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出する第一フィルタとを備える。
本発明に係る照明装置によれば、光ファイバの断線検出の確実性を高めることができる。
図1は、実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係る照明装置の光学的構成を示す模式図である。 図3は、実施の形態に係るレーザ光源である半導体レーザ素子の発光特性を示すグラフである。 図4は、実施の形態に係る照明装置の制御構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態に係るバンドパスフィルタと、ロングパスフィルタとのノイズ低減効果を示す波長-発光強度線図である。 図6は、変形例1に係る照明装置の光学的構成を示す模式図である。 図7は、変形例2に係る照明装置の光学的構成を示す模式図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
[実施の形態]
以下、実施の形態について説明する。まず、実施の形態に係る照明装置の使用態様について説明する。図1は、実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す斜視図である。図1に示すように、照明装置10は、建築物の一つであるショーウィンドウ301に対して設置されている。照明装置10は、複数の灯具20と、複数の光ファイバ30と、光源装置40とを備えている。
複数の灯具20は、それぞれショーウィンドウ301の天井の異なる箇所に取り付けられており、マネキン303を照らすスポットライトとして機能している。ショーウィンドウ301の外には、光源装置40が備えられている。光源装置40から発せられたレーザ光は、ショーウィンドウ301の外部に配線された光ファイバ30によって各灯具20まで伝送されている。
光源装置40は、青色光を含むレーザ光を発生させ、光ファイバ30を用いて複数の灯具20に対しレーザ光を供給する装置である。具体的に例えば、光源装置40は、青色光を含むレーザ光を放射する半導体レーザ素子からなるレーザ光源41(図2等参照)を複数備えている。このように、複数のレーザ光源41を1箇所に配置することで、レーザ光源41を集中して配置することができ、設置調整やメンテナンスを簡便に実施することが可能となる。
灯具20は、光ファイバ30から伝送されたレーザ光を励起光源として白色光を放射する器具である。
次に、照明装置10の各部について詳細に説明する。図2は、実施の形態に係る照明装置10の光学的構成を示す模式図である。なお、図2においては、一組の灯具20及び光ファイバ30を図示している。図2では、レーザ光源41から灯具20までのレーザ光の光路L1を実線で示し、灯具20からの戻り光の光路L2を二点鎖線で示している。また、図2では、光源装置40の内部構造として、一組の灯具20及び光ファイバ30に対応するレーザ光源41と、受光部42と、これらレーザ光源41及び受光部42に対する光学系50とを図示している。つまり、実際には、レーザ光源41、受光部42及び光学系50は、各組の灯具20及び光ファイバ30に対応するように複数セット、光源装置40に設けられている。各セットのレーザ光源41、受光部42及び光学系50は、基本的に同じ構成であるため、以降では、1セット分のレーザ光源41、受光部42及び光学系50のみについて説明する。また、光源装置40には、各セットのレーザ光源41及び受光部42を統括して制御する制御部49(図4参照)が設けられている。
まず、光源装置40側の光学的構成から説明する。光源装置40には、発光ピーク波長455nmの半導体レーザ素子からなるレーザ光源41が設けられている。図3は、実施の形態に係るレーザ光源41である半導体レーザ素子の発光特性を示すグラフである。図3に示すように、半導体レーザ素子は、その特性として、レーザ光を発する第一発光モードと、レーザ光よりも低い発光強度のLED光のみを発する第二発光モードとが、供給される電流により切り替わるようになっている。レーザ光は第一光の一例であり、LED光は第二光の一例である。つまり、レーザ光源41が発する光には、第一光であるレーザ光と、第二光であるLED光とが含まれている。図3では、半導体レーザ素子に対する供給電流の電流値I1で第一発光モードと第二発光モードとが切り替わる場合を例示している。つまり、レーザ光源41は、レーザ光とLED光とを切り替え自在に発光する。このため、LED光においても、レーザ光と同様の光路L1で進行する。
図2に示すように、光学系50は、コリメートレンズ51と、バンドパスフィルタ52と、ダイクロイックミラー53と、第一集光レンズ54と、ロングパスフィルタ55と、第二集光レンズ56とを備えている。
コリメートレンズ51は、レーザ光源41から放出されたレーザ光またはLED光を平行光に変換するレンズである。コリメートレンズ51は、レーザ光源41における光軸上であって、光出射方向の下流側に配置されている。ここでは、コリメートレンズ51は、レーザ光源41と別体である場合を例示しているが、コリメートレンズとレーザ光源とが一体化されていてもよい。
バンドパスフィルタ52は、レーザ光源41から放出され、コリメートレンズ51を透過したレーザ光またはLED光から、発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出する第一フィルタの一例である。具体的には、バンドパスフィルタ52は、透過中心波長455nm、透過波長帯域の半値全幅30nmの特性を有し、およそ440nm以上470nm以下の青色波長帯域の光を第一波長帯域の光として抽出する。バンドパスフィルタ52は、レーザ光源41における光軸上であって、コリメートレンズ51に対して光出射方向の下流側に配置されている。
ダイクロイックミラー53は、バンドパスフィルタ52で抽出された光を反射するとともに、戻り光を透過させる第一ダイクロイックミラーである。具体的には、ダイクロイックミラー53は、440nm以上470nm以下の青色波長帯域の光を反射し、500nmよりも長い波長帯の光を透過するようになっている。ダイクロイックミラー53は、レーザ光源41における光軸上であって、バンドパスフィルタ52の下流側に配置されている。バンドパスフィルタ52を透過したレーザ光またはLED光は、ダイクロイックミラー53によって反射されることで、第一集光レンズ54に向けて照射される。また、戻り光は、ダイクロイックミラー53を透過し、受光部42に向けて照射される。つまり、ダイクロイックミラー53よりも灯具20側においては、レーザ光またはLED光の光路L1と、戻り光の光路L2とが共通化されており、ダイクロイックミラー53の反対側では分岐されている。なお、第一ダイクロイックミラーは、バンドパスフィルタ52で抽出された光を透過するとともに、戻り光を反射させるダイクロイックミラーであってもよい。
第一集光レンズ54は、ダイクロイックミラー53で反射された光を集光し、光ファイバ30の一端面に対して入射させるレンズである。第一集光レンズ54は、ダイクロイックミラー53と、光ファイバ30の一端面との間に配置されている。また、第一集光レンズ54は、光ファイバ30の一端面から放出された戻り光をコリメートさせる機能も有している。
ロングパスフィルタ55は、第一集光レンズ54及びダイクロイックミラー53を透過した戻り光から、レーザ光あるいはLED光の発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を含む第二波長帯の光をカットする第二フィルタの一例である。具体的には、ロングパスフィルタ55は、例えば500nm以下の光を第二波長帯域の光としてカットする。ロングパスフィルタ55は、戻り光の光路L2上であって、ダイクロイックミラー53と第二集光レンズ56との間に配置されている。ロングパスフィルタ55としては、反射型フィルタ、吸収型フィルタを採用することができるが、光源装置40内での光の散乱を抑制する観点から、角度依存性が小さい吸収型フィルタであることがよい。
第二集光レンズ56は、ロングパスフィルタ55を透過した戻り光を集光し、受光部42に対して入射させるレンズである。第二集光レンズ56は、戻り光の光路L2上であって、ロングパスフィルタ55と受光部42との間に配置されている。
受光部42は、戻り光を受光し、電気信号に変換する受光素子である。受光部42は、受光した戻り光を光電変換することで、当該戻り光の受光量(すなわち、強度)に応じた電気信号を生成する。生成された電気信号は、制御部49に出力される。受光部42は、例えば、フォトダイオードであるが、これに限定されない。例えば、受光部42は、フォトトランジスタ、または、イメージセンサでもよい。
次に、灯具20の光学的構成について説明する。図2では、灯具20の内部構造として、波長変換素子21と、光学部材22とを図示している。
波長変換素子21は、光ファイバ30の他端面から出射したレーザ光またはLED光を、異なる波長帯の照明光に変換する素子である。具体的には、波長変換素子21は、光ファイバ30の他端面と、光学部材22との間に配置されており、光ファイバ30の他端面に対向配置されている。波長変換素子21は、基板211と蛍光部212とを備えている。基板211は、蛍光部212を保持する板体である。基板211は、例えばガラス、サファイアなどの透光性材料から形成されている。この基板211における光学部材22側の主面に蛍光部212が積層されている。
蛍光部212は、光ファイバ30の他端面から出射したレーザ光またはLED光によって励起されて蛍光を発する複数の蛍光体の粒子を分散状態で備えており、レーザ光またはLED光の照射により蛍光体が蛍光を発する。具体的に、蛍光部212は、透明な樹脂やガラスからなる基材の内部に蛍光体の粒子が分散されているもの、または、蛍光体の粒子を固めたもの等を例示できる。本実施の形態の場合、蛍光部212は白色光を放射するものである。つまり、蛍光部212は、レーザ光またはLED光をより長い波長帯の照明光に変換する。例えば、蛍光部212は、レーザ光またはLED光の照射によって赤色を発光する第一蛍光体、緑色を発光する第二蛍光体の2種類の蛍光体が適切な割合で含まれている。第一蛍光体から発せられた赤色光と、第二蛍光体から発せられた緑色光と、レーザ光またはLED光がなす青色光とが混色することで白色の照明光が蛍光部212から発せられる。
蛍光体の種類及び特性は特に限定されるものではないが、比較的高い出力のレーザ光が励起光となるため、熱耐性が高く、輝度飽和が発生しないものが望ましい。例えば、イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の蛍光体が採用される。また、蛍光体を分散状態で保持する基材の種類は特に限定されるものではないが、透明性が高ければ、白色光の放射効率も高くなるのでよい。また、比較的高い出力のレーザ光が入射するため、耐熱性の高いものがよい。
波長変換素子21で発せられた照明光のうち、大部分は光学部材22に向けて放射されるが、一部は戻り光として光ファイバ30の他端面から当該光ファイバ30に進入する。この戻り光は、図2に示す光路L2を通ることで受光部42に到達する。
光学部材22は、波長変換素子21で発せられた照明光の配光を制御するための光学部材である。光学部材22としては、例えば、照明光を拡散する拡散部材、照明光を集光する集光部材などが挙げられる。拡散部材としては、乳白色の透光性部材、拡散レンズなどが挙げられる。集光部材としては、集光レンズなどが挙げられる。また、光学部材22は、灯具20内に進入する外光を除去する外光カットフィルタの機能を有していてもよい。この場合、光ファイバ30内に外光が進入しにくくなり、戻り光に外光が含まれることを抑制することができる。外光としては、太陽光、照明装置10以外の照明装置から照射される照明光などが挙げられる。灯具20の設置場所の状況に応じて、その設置場所での外光に適した外光カットフィルタを採用すればよい。また、外光カットフィルタは、光学部材22と別体であってもよい。
次に、照明装置10の制御構成について説明する。図4は、実施の形態に係る照明装置10の制御構成を示すブロック図である。図4に示すように、照明装置10は、各セットのレーザ光源41及び受光部42のそれぞれと電気的に接続された制御部49を備えている。制御部49は、駆動回路及びマイクロコントローラで構成されている。具体的には、制御部49は、受光部42から入力される、戻り光を起因とした電気信号に基づいてレーザ光源41を制御する。制御部49は、制御プログラムが格納された不揮発性メモリ、プログラムを実行するための一時的な記憶領域である揮発性メモリ、入出力ポート、プログラムを実行するプロセッサなどを有する。
制御部49は、図示しない外部電源に接続されており、各レーザ光源41に対する供給電流を制御することで、各レーザ光源41の点灯を制御する。例えば、制御部49は、レーザ光源41に対する供給電流を制御することにより、レーザ光を発する第一発光モードと、レーザ光よりも低い発光強度のLED光のみを発する第二発光モードとを切り替える切替部の一例である。また、制御部49は、受光部42の検出結果に基づいて、光ファイバ30の断線を検出する断線検出部の一例である。具体的には、制御部49は、セット毎に光ファイバ30の断線を判断する。
例えば、光ファイバ30が断線していない正常時では、レーザ光源41が点灯されると、レーザ光またはLED光が光ファイバ30を通過するとともに、戻り光も光ファイバ30を通過するため、受光部42は戻り光を起因とした電気信号を制御部49に出力する。つまり、制御部49は、受光部42から電気信号を受信した場合には、当該受光部42と同セットの光ファイバ30が正常であると判断する。この判断に基づいて、制御部49は、当該受光部42と同セットのレーザ光源41の発光を許可する。
一方、光ファイバ30が断線している異常時では、レーザ光源41が点灯されると、レーザ光またはLED光が光ファイバ30を通過できないため、戻り光も発生せず、受光部42は制御部49に電気信号を出力しない。つまり、制御部49は、受光部42から電気信号を受信しない場合には、当該受光部42と同セットの光ファイバ30が断線していると判断する。この判断に基づいて、制御部49は、当該受光部42と同セットのレーザ光源41の発光を禁止する。禁止後においては、制御部49はレーザ光源41を点灯させない。
なお、異常時においては、光源装置40内の僅かな散乱光や迷光を起因として受光部42が電気信号を制御部49に出力する場合も想定される。このため、制御部49は、正常時の電気信号よりも大幅に小さい電気信号が受光部42から入力された場合にも、光ファイバ30が断線していると判断してもよい。
このように、光ファイバ30の断線が判断されると、レーザ光源41の発光が禁止されるが、その判断の際には一時的にレーザ光源41は点灯される。ところで、照明装置10の設置時、あるいはメンテナンス時においては、光ファイバ30の切断箇所を作業者が視認している可能性もある。この状態で、断線の判断のためにレーザ光源41からレーザ光が一時的にも発せられてしまうと、断線箇所からレーザ光が放出されてしまい、作業者が危険に晒されるおそれがある。これを防止すべく、電源投入時においては、制御部49は、レーザ光源41に対する供給電流を制御することで、レーザ光源41を第二発光モードで発光させる。つまり、電源投入時には、レーザ光源41から発せられたLED光で光ファイバ30の断線検出が行われることになり、作業者がレーザ光に晒されることを防止している。また、制御部49は、光ファイバ30の断線が検出されなかった場合には、所定時間経過後に第二発光モードから第一発光モードに切り替える。
なお、正常時に第一発光モードでレーザ光源41がレーザ光を発している状態であっても光ファイバ30が断線してしまう場合も想定されるが、この場合には、制御部49は、当該レーザ光に基づいて光ファイバ30の断線を判断する。つまり、この場合には、制御部49は、第一発光モードのままで断線の判断を行う。
ここで、LED光は、レーザ光よりも発光強度が小さいために、ノイズの影響を受けやすい。ノイズの影響を抑えて、LED光であっても断線の検出精度を高めるために、本実施の形態では、バンドパスフィルタ52とロングパスフィルタ55とを照明装置10に設けている。具体的に、バンドパスフィルタ52と、ロングパスフィルタ55とのノイズ低減効果について説明する。図5は、実施の形態に係るバンドパスフィルタ52と、ロングパスフィルタ55とのノイズ低減効果を示す波長-発光強度線図である。図5中、破線E1は、LED光に含まれる波長成分の発光強度を示している。破線E1に示すように、LED光には青色波長帯域以外の波長帯の光も含まれていることが分かる。また、二点鎖線E2は、戻り光に含まれる波長成分の発光強度を示している。LED光は、戻り光に対して大きなノイズとして作用するので、戻り光がLED光に対して埋もれてしまい、受光部42では正確に戻り光を検出できない。一方、図5中、実線E3は、LED光がバンドパスフィルタ52を透過することで抽出された光に含まれる波長成分の発光強度を示している。バンドパスフィルタ52を透過した光には、第一波長帯である青色波長帯域の光(青色光)も含まれている。バンドパスフィルタ52で抽出された第一波長帯の光は、波長変換素子21にて照明光に変換される。また、バンドパスフィルタ52で抽出された第一波長帯の光のうち、戻り光に対応する部分の発光強度は、戻り光よりも大幅に小さくなっている。これにより、戻り光と第一波長帯の光とのS/N比を大きくすることができる。
また、図5中の一点鎖線E4は、LED光及び/または戻り光が光ファイバ30を通過することで発生するノイズ光に含まれる波長成分の発光強度を示している。一点鎖線E4に示すように、ノイズ光の主たる波長成分は、戻り光の主たる波長成分よりも短い。また、ノイズ光に含まれる波長成分の発光強度のピーク値は、戻り光に含まれる発光強度のピーク値よりも小さい。また、ノイズ光におけるピーク値を示す波長成分は、戻り光におけるピーク値を示す波長成分よりも小さい。このようなノイズ光との関係になるように、戻り光のスペクトルは予め調整されている。具体的には、蛍光部212に含まれる蛍光体の種類、各粒子の含有率などを調整することにより、戻り光が予め調整されている。
また、二点鎖線E2と一点鎖線E4との交点Pよりも短い波長帯では、戻り光の発光強度よりもノイズ光の発光強度が大きい。一方、交点Pよりも長い波長帯では、戻り光の発光強度よりもノイズ光の発光強度が小さい。つまり、交点Pよりも長い波長帯では、S/N比が高められることになる。このため、ロングパスフィルタ55では、交点Pよりも短い波長帯の光をカットしている。具体的には、ロングパスフィルタ55は、戻り光から、500nm以下の光を第二波長帯の光としてカットする。つまり、第二波長帯の光には、青色波長帯域の光とともに、ノイズ光の一部が含まれることとなる。ロングパスフィルタ55は、青色波長帯域の光と、ノイズ光の一部とをカットするとも言える。このことにより、受光部42には、500nmよりも長い波長帯の光が入射する。ここでは、500nmを閾値としているが、閾値は、交点Pの近傍の波長成分であればよく、交点Pよりも長い波長成分であればよりよい。さらには、閾値は、交点Pよりも大きく、戻り光におけるピーク値を示す波長成分よりも小さい波長成分であれば特によい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る照明装置10は、レーザ光源41と、レーザ光源41が発した光(レーザ光またはLED光)を導光する光ファイバ30と、光ファイバ30により導光された光を異なる波長帯の照明光に変換する波長変換素子21と、照明光の一部であって、前記光とは逆方向で光ファイバ30により導光された戻り光を受光する受光部42と、受光部42の検出結果に基づいて、光ファイバ30の断線を検出する制御部49(断線検出部)と、レーザ光源41から光ファイバ30までの前記光の光路L1上であって戻り光とは干渉しない位置に配置され、前記光から、当該光の発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出するバンドパスフィルタ52(第一フィルタ)とを備えている。
これによれば、レーザ光源41が発した光から、当該光の発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出するバンドパスフィルタ52が、戻り光とは干渉しない位置に配置されているので、第一波長帯の光が光ファイバ30を介して波長変換素子21に入射することになる。第一波長帯の光は波長変換素子21で波長変換されて照明光となるが、その一部の光は戻り光となる。つまり、ノイズとなりうる波長成分が波長変換前にすでにカットされているため、バンドパスフィルタ52で抽出された第一波長帯の光のうち、戻り光に対応する部分の発光強度は、戻り光よりも大幅に小さくなっている。これにより、戻り光と第一波長帯の光とのS/N比を大きくすることができる。戻り光に対するノイズの影響が低減されるので、断線の検出精度を高めることができる。これは、LED光での断線検出時には特に好適である。したがって、光ファイバ30の断線検出の確実性を高めることができる照明装置10を提供することが可能である。
ここで、従来の断線検出の例としては、ファイバケーブルの中に、光ファイバと一緒に電線を沿わせて収納することで、その電線の断線により、光ファイバの断線を検出する方式がある。しかしながら、光ファイバ断線時に電線も確実に断線するといえないため、検出精度に課題がある。一方で、本実施の形態に係る方式では、光ファイバ30が断線すると確実に検出光が伝送しなくなるため、断線検出精度を高くすることができる。
また、従来の他の断線検出の例として、受光部を光源装置側ではなく、灯具の中に組み込む方式がある。しかし、灯具に通電を要するため、例えば過酷な環境で使用される灯具において信頼性が低下しやすい課題がある。本実施の形態に係る方式では、灯具20に通電を要せずに光ファイバ30の断線を検出できるため、高信頼性の灯具20を実現することができる。
また、照明装置10は、光ファイバ30から受光部42までの戻り光の光路L2上であって前記光とは干渉しない位置に配置され、戻り光から前記光の発光ピーク波長を含む第二波長帯の光をカットするロングパスフィルタ55(第二フィルタ)を備えている。
これによれば、戻り光から第二波長帯の光をカットするロングパスフィルタ55が設けられているので、前記光の発光ピーク波長周辺のノイズとなりうる波長成分を戻り光からカットすることができる。これにより、戻り光と第二波長帯の光とのS/N比を大きくすることができる。戻り光に対するノイズの影響が低減されるので、断線の検出精度をより高めることができる。これは、LED光での断線検出時には特に好適である。
また、ロングパスフィルタ55が、第一光または第二光とは干渉しない位置に配置されているので、照明光に変換される青色光は第一光または第二光からカットされない。つまり、照明光の明るさを確保しつつ、戻り光に対するノイズの影響を低減することができる。
また、第二波長帯の光は、前記光が光ファイバ30を通過することで発生するノイズ光の少なくとも一部を含む。
これによれば、前記光が光ファイバ30を通過することで発生するノイズ光の少なくとも一部が第二波長帯の光に含まれているので、ロングパスフィルタ55によってノイズ光の少なくとも一部を確実にカットすることができる。したがって、光ファイバ30を起因としたノイズ光を抑えることができる。
また、照明装置10は、レーザ光源41と光ファイバ30との間に配置され、バンドパスフィルタ52で抽出された光を反射するとともに戻り光を透過する、またはバンドパスフィルタ52で抽出された光を透過するとともに戻り光を反射するダイクロイックミラー53(第一ダイクロイックミラー)とを備え、バンドパスフィルタ52は、ダイクロイックミラー53とレーザ光源41との間に配置され、ロングパスフィルタ55は、ダイクロイックミラー53と受光部42との間に配置されている。
これによれば、ダイクロイックミラー53によって、レーザ光またはLED光の光路L1と戻り光の光路L2とを分岐させることができる。したがって、簡単な構成で、戻り光とは干渉しない位置にバンドパスフィルタ52を配置させるとともに、レーザ光またはLED光とは干渉しない位置にロングパスフィルタ55を配置させることができる。
また、制御部49(断線検出部)は、光ファイバ30の断線を検出した場合には、レーザ光源41の発光を禁止する。
これによれば、光ファイバ30の断線を検出した場合には、制御部49がレーザ光源41の発光を禁止するので、断線した箇所からレーザ光が漏れ出ることを防止できる。したがって、安全性の高い照明装置10を提供することができる。
また、レーザ光源41は、前記光として、レーザ光と、レーザ光よりも低い発光強度のLED光とを切替自在に発する。
これにより、レーザ光及びLED光のそれぞれを起因として光ファイバ30の断線を検出することができる。特に、LED光に対するノイズの影響を顕著に低減することができる。
[変形例1]
次に、本実施の形態に係る変形例1について説明する。なお、以降の説明において上記実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図6は、変形例1に係る照明装置10Aの光学的構成を示す模式図である。図6に示すように、変形例1に係る照明装置10Aは、灯具20a内にダイクロイックミラー23を備えている点で、上記実施の形態に係る照明装置10とは異なる。具体的には、ダイクロイックミラー23は、第二ダイクロイックミラーの一例であり、光ファイバ30の他端面と波長変換素子21との間に配置されている。ダイクロイックミラー23は、光ファイバ30の他端面から出射したレーザ光またはLED光を透過するとともに、波長変換素子21で変換された照明光の一部を反射するダイクロイックミラーである。ダイクロイックミラー23は、第二フィルタ55で透過させる波長帯域の光の少なくとも一部が透過するように構成されている。例えば540nmよりも大きい波長帯の光を反射し、520nm以下の光を透過するようになっている。別の一例として、500nm以上の波長帯の光について、反射率を90%程度にし、10%程度は透過するようになっている。このようなダイクロイックミラー23が灯具20aに設けられていることで、照明光の一部を戻り光として用いつつも、照明光の大部分をダイクロイックミラー23で反射して外部に放出することができ、照明光の明るさを確保することができる。
[変形例2]
次に、本実施の形態に係る変形例2について説明する。図7は、変形例2に係る照明装置10Bの光学的構成を示す模式図である。図7に示すように、一つの光ファイバ30に対して複数のレーザ光源41b、41cからの光が入射される点で、上記実施の形態に係る照明装置10とは異なる。具体的には、照明装置10Bの光源装置40bには、一つの光ファイバ30に対して2つのレーザ光源41b、41cが設けられている。照明装置10Bの光学系50bは、各レーザ光源41b、41cのそれぞれに対応するように、コリメートレンズ51b、51cと、バンドパスフィルタ52b、52cと、ダイクロイックミラー53b、53cとを備えている。レーザ光源41bから発せられたレーザ光またはLED光は、コリメートレンズ51b、バンドパスフィルタ52b及びダイクロイックミラー53bで構成される光路L11を通過して、第一集光レンズ54により、光ファイバ30の一端面に入射する。一方、レーザ光源41cから発せられたレーザ光またはLED光は、コリメートレンズ51c、バンドパスフィルタ52c及びダイクロイックミラー53cで構成される光路L12を通過して、第一集光レンズ54により、光ファイバ30の一端面に入射する。各レーザ光源41b、41cから発せられたレーザ光またはLED光は、バンドパスフィルタ52b、52cによって第一波長帯の光が抽出されている。
また、各レーザ光源41b、41cから発せられたレーザ光またはLED光は、第一集光レンズ54で集光されることで、同一光路L13で光ファイバ30内を進行する。光路L13を進行したレーザ光またはLED光は、波長変換素子21で照明光に変換されて、灯具20の外部へ放出される。また、照明光の一部は戻り光として、光路L2を通過して受光部42に到達する。戻り光は受光部42の到達前にロングパスフィルタ55を通過しているので、第二波長帯の光がカットされている。
このように、一つの光ファイバ30に対して複数のレーザ光源41b、41cが設けられている場合においても、各レーザ光源41b、41cに対応するようにバンドパスフィルタ52b、52cが設けられている。このため、各バンドパスフィルタ52b、52cによって、各レーザ光源41b、41cから発せられたレーザ光またはLED光から第一波長帯の光を抽出することができる。つまり、一つの光ファイバ30に対して複数のレーザ光源41b、41cが設けられている場合においても戻り光に対するノイズの影響を低減することができる。
[その他]
以上、本発明に係る照明装置について、上記実施の形態及び各変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び各変形例に限定されるものではない。
上記実施の形態に係る照明装置10では、一つの光ファイバ30で、レーザ光及びLED光と、戻り光とが導光される場合を例示した。しかしながら、レーザ光及びLED光用の第一光ファイバと、戻り光用の第二光ファイバとが照明装置に備わっていてもよい。この場合、第一光ファイバと第二光ファイバとが一つの伝送ケーブルとして一体化されていればよい。これにより、伝送ケーブルの断線(第一光ファイバ及び第二光ファイバの一方の断線)を検出することが可能である。また、第一光ファイバと第二光ファイバによって、レーザ光及びLED光の光路と、戻り光の光路とを分割することができる。このため、ダイクロイックミラー53を用いなくとも、戻り光とは干渉しない位置に第一フィルタを配置し、レーザ光またはLED光とは干渉しない位置に第二フィルタを配置することができる。
また、上記実施の形態では、第一フィルタとしてバンドパスフィルタ52を例示した。しかしながら、第一フィルタは、レーザ光またはLED光から、発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出するフィルタであればその他の光学部材を採用することができる。その他の第一フィルタとしては、閾値よりも長い波長帯をカットするショートパスフィルタなどが挙げられる。
また、上記実施の形態では、第二フィルタとしてロングパスフィルタ55を例示した。しかしながら、第二フィルタは、戻り光から、レーザ光またはLED光の発光ピーク波長を含む第二波長帯の光をカットする第二フィルタであればその他の光学部材を採用することができる。その他の第二フィルタとしては、戻り光の波長帯のみを透過させるバンドパスフィルタなどが挙げられる。
また、灯具20内において波長変換素子21と光ファイバ30の他端面との間に、戻り光を集光させるための光学部材を配置してもよい。これにより、光ファイバ30に入射する戻り光の発光強度を高めることができる。したがって、受光部42でのS/N比を大きくすることができる。戻り光を集光させるための光学部材としては、例えば集光レンズ、ライトパイプなどが挙げられる。
また、上記実施の形態では、発光ピーク波長が青色波長帯域に含まれる光を発するレーザ光源41を例示した。しかしながら、その他の波長帯域に発光ピーク波長が含まれる光を発するレーザ光源であってもよい。その他の波長帯域としては、紫色波長帯域、紫外波長帯域などが挙げられる。この場合、第一フィルタ、第二フィルタ、第一ダイクロイックミラー及び第二ダイクロイックミラーは、その他の波長帯域の光に対応したものが用いられる。
また、上記実施の形態では照明装置10がショーウィンドウ301内を照明する場合を例示した。しかしながら、照明装置10の灯具20には、電気的な構成部材が備えられていないため、灯具20を水中に配置して水中照明として用いることも可能である。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10A、10B 照明装置
21 波長変換素子
23 ダイクロイックミラー(第二ダイクロイックミラー)
30 光ファイバ
41、41b、41c レーザ光源
42 受光部
49 制御部(断線検出部)
52、52b、52c バンドパスフィルタ(第一フィルタ)
53、53b、53c ダイクロイックミラー(第一ダイクロイックミラー)
55 ロングパスフィルタ(第二フィルタ)
L1、L2、L11、L12、L13 光路

Claims (7)

  1. レーザ光源と、
    前記レーザ光源が発した光を導光する光ファイバと、
    前記光ファイバにより導光された前記光を異なる波長帯の照明光に変換する波長変換素子と、
    前記照明光の一部であって、前記光とは逆方向で前記光ファイバにより導光された戻り光を受光する受光部と、
    前記受光部の検出結果に基づいて、前記光ファイバの断線を検出する断線検出部と、
    前記レーザ光源から前記光ファイバまでの前記光の光路上であって前記戻り光とは干渉しない位置に配置され、前記光から当該光の発光ピーク波長を含む第一波長帯の光を抽出する第一フィルタとを備える
    照明装置。
  2. 前記光ファイバから前記受光部までの前記戻り光の光路上であって前記光とは干渉しない位置に配置され、前記光の発光ピーク波長を含む第二波長帯の光をカットする第二フィルタを備える
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第二波長帯の光は、前記光または前記戻り光が前記光ファイバを通過することで発生するノイズ光の少なくとも一部を含む
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記レーザ光源と前記光ファイバとの間に配置され、前記第一フィルタで抽出された光を反射するとともに前記戻り光を透過する、または前記第一フィルタで抽出された光を透過するとともに前記戻り光を反射する第一ダイクロイックミラーとを備え、
    前記第一フィルタは、前記第一ダイクロイックミラーと前記レーザ光源との間に配置され、
    前記第二フィルタは、前記第一ダイクロイックミラーと前記受光部との間に配置されている
    請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 前記断線検出部は、前記光ファイバの断線を検出した場合には、前記レーザ光源の発光を禁止する
    請求項1~4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記光ファイバと前記波長変換素子との間に配置され、前記光を透過するとともに、前記照明光の一部を反射する第二ダイクロイックミラーを備える
    請求項1~5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記レーザ光源は、前記光として、第一光と、前記第一光よりも低い発光強度の第二光とを切替自在に発する
    請求項1~6のいずれか一項に記載の照明装置。
JP2018210978A 2018-11-09 2018-11-09 照明装置 Active JP7117488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018210978A JP7117488B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018210978A JP7117488B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020077555A JP2020077555A (ja) 2020-05-21
JP7117488B2 true JP7117488B2 (ja) 2022-08-15

Family

ID=70724285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018210978A Active JP7117488B2 (ja) 2018-11-09 2018-11-09 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7117488B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003247959A (ja) 2002-02-22 2003-09-05 Omron Corp 表面観察装置及び光変換器
JP2008026698A (ja) 2006-07-24 2008-02-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置
JP2013197033A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Harison Toshiba Lighting Corp 固体照明装置
JP2017120864A (ja) 2015-12-28 2017-07-06 株式会社タムラ製作所 発光装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2716027B2 (ja) * 1995-12-25 1998-02-18 日本電気株式会社 レーザ光出力装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003247959A (ja) 2002-02-22 2003-09-05 Omron Corp 表面観察装置及び光変換器
JP2008026698A (ja) 2006-07-24 2008-02-07 Nichia Chem Ind Ltd 発光装置
JP2013197033A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Harison Toshiba Lighting Corp 固体照明装置
JP2017120864A (ja) 2015-12-28 2017-07-06 株式会社タムラ製作所 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020077555A (ja) 2020-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5122542B2 (ja) 発光装置、照明装置および光検知器
US9261259B2 (en) Laser-beam utilization device and vehicle headlight
CN106662304B (zh) 具有至少一个光线传感器的照明装置
JP6164518B2 (ja) 車両用前照灯
JP5212785B2 (ja) 車両用前照灯
KR20080085732A (ko) 백색 광원 장치
JP6956587B2 (ja) 照明装置
JP2016081890A (ja) 車両用ランプ
JP2018525799A (ja) 車両ヘッドライトのための照明デバイス
US20190219233A1 (en) Light emitting device and illuminating apparatus
US10511136B2 (en) Light module comprising a laser element
JP7117488B2 (ja) 照明装置
JP5647499B2 (ja) 車両用灯具
JP7162244B2 (ja) 照明装置
JP2020194677A (ja) 光検出装置、照明点灯装置、及び照明システム
US10203508B2 (en) Lighting device
JP7117663B2 (ja) 照明装置
US10451259B2 (en) Headlight, vehicle with headlight and method for monitoring a headlight
JP2016100469A (ja) 発光装置及び車両用灯具
JP2020155290A (ja) 照明装置
KR20170125734A (ko) 레이저 소자를 포함하는 조명 모듈
JP6509570B2 (ja) 灯具
WO2022239435A1 (ja) 発光システム
JP2016119141A (ja) 固体照明装置
WO2020103713A1 (zh) 一种照明装置及灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220602

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7117488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151