JP7117377B2 - 第1の基地局、第2の基地局、ユーザ装置、およびそれらによって実行される方法であって、一つ以上の測定の変更を取り扱うための方法 - Google Patents

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Description

本開示は、概して、第1の基地局と、それによって実行される、1つまたは複数の測定の変更をハンドリングする(取り扱う)ための方法とに関する。さらに、本開示は、概して、第2の基地局と、それによって実行される、1つまたは複数の測定の変更を取り扱うための方法とにも関する。さらに、本開示は、概して、ユーザ装置と、1つまたは複数の測定の変更を取り扱うためにそれによって実行される方法とに関する。
無線通信ネットワーク内の無線デバイスは、例えば、ユーザ装置(UE)、局(STA)、移動端末、無線端末、端末、および/または移動局(MS)でありうる。無線デバイスは、セルラー通信ネットワークまたは無線通信ネットワーク(しばしば、セルラー無線システム、セルラーシステム、またはセルラーネットワークとも呼ばれる)で無線通信することが可能である。通信は、例えば、2つの無線デバイス間、無線デバイスと通常の電話との間、および/または無線アクセスネットワーク(RAN)を介して無線デバイスとサーバーとの間、および場合によっては無線通信ネットワーク内に含まれる1つ以上のコアネットワークとの間で実行可能である。無線デバイスは、さらに、いくつかのさらなる例を挙げるだけで、ワイヤレス(無線)機能を有する移動電話、セルラ電話、ラップトップ、またはタブレットと呼ばれることがある。本文脈における無線デバイスは、例えば、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ搭載型、または車両搭載型の移動装置であってもよく、RANを介して、別の端末またはサーバーなどの別のエンティティとボイスおよび/またはデータを通信することが可能である。
無線通信ネットワークは、セルエリアに分割されてもよい地理的領域をカバーし、各セルエリアは、無線ネットワークノード、無線ノードまたは基地局、例えば無線基地局(RBS)などのアクセスノードでありうるネットワークノードによってサービスを提供され、これらは、しばしば、使用される技術および用語に応じて、例えば、進化型ノードB(「eNB」)、「eNodeB」、「NodeB」、「Bノード」、「gNB」、「送信ポイント(TP)」、またはBTS (ベーストランシーバ局)と呼ばれることもある。基地局は、例えば、広域基地局、中域基地局、ローカルエリアネットワーク基地局、ホーム基地局、ピコ基地局等のように、送信電力や、それによるセルサイズにも基づいて、異なるクラスのものに分類されうる。セルは、基地局サイトまたは無線ノードサイトのそれぞれにおいて基地局または無線ノードによって無線カバレッジが提供される地理的領域である。基地局サイト上に位置する1つの基地局は、1つまたは複数のセルにサービスを提供することができる。さらに、各基地局は、1つまたは複数の通信技術をサポートすることができる。基地局は、基地局の範囲内の端末と無線周波数で動作するエアインターフェースを介して通信する。無線通信ネットワークはまた、サービス提供ビームを用いて無線デバイスなどの受信ノードにサービス提供することができるネットワークノードを備える非セルラーシステムであってもよい。3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)のロングタームエボリューション(LTE)では、eNodeBまたはeNBとも呼ばれる基地局は、1つまたは複数のコアネットワークに直接的に接続されてもよい。本開示の文脈では、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から無線デバイスへの伝送経路に使用されうる。アップリンク(UL)という表現は、逆方向、すなわち、無線デバイスから基地局への伝送経路に使用されうる。
マルチキャリア運用
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)運用で、UEは、2つ以上のサービングセルに対してデータを受信および/または送信することが可能であり得る。言い換えると、CA対応UEは、2つ以上のサービングセルと動作するように構成されてもよい。各サービングセルのキャリア(搬送波)は、一般に、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれることがある。簡単に言えば、コンポーネントキャリア(CC)は、マルチキャリアシステムにおける個々のキャリアを意味すると理解されてもよい。キャリアアグリゲーション(CA)という語はまた、例えば、置換可能に「マルチキャリアシステム」、「マルチセル運用」、「マルチキャリア運用」、「マルチキャリア」伝送および/または受信と呼ばれてもよい。これは、CAが、アップリンク方向およびダウンリンク方向におけるシグナリングおよびデータの送信のために使用されてもよいことを意味すると理解されてもよい。CCのうちの1つは、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)、または単にプライマリキャリア、またはアンカキャリアでさえある。残りのキャリアは、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)、または単にセカンダリキャリア、またはさらには補助キャリアと呼ばれてもよい。サービングセルは、プライマリセル(PCell)またはプライマリサービングセル(PSC)と置換可能に呼ばれうる。同様に、セカンダリサービングセルは、セカンダリセル(SCell)またはセカンダリサービングセル(SSC)と置換可能に呼ばれ得る。一般に、プライマリまたはアンカーCCは、UEが必要とし得るUE固有シグナリングを搬送し得る。プライマリCC、つまり、PCCまたはPCellは、CAにおけるアップリンク方向およびダウンリンク方向の両方に存在し得る。単一のUL CCが存在する場合、PCellはそのCC上に存在し得る。ネットワークは、同じセクタまたはセル内で動作する複数の異なるUEに異なるプライマリキャリアを割り当てることができる。
(DC)運用では、UEは、マスタeNB (MeNB)およびセカンダリeNB (SeNB)と呼ばれる少なくとも2つのノードによってサービスされてもよい。より一般的には、マルチコネクティビティ(別名、複数接続)運用では、UEは、それぞれのノードが1つのセルグループ、例えば、MeNB、SeNB1、SeNB2などを運用または管理することができる2つ以上のノードによってサービスされることができる。より具体的には、マルチコネクティビティでは、それぞれのノードは、それ自体のセルグループに属する少なくともセカンダリサービングセルをサービス提供または管理することができる。各セルグループは、1つまたは複数のサービングセルを含むことができる。UEは、MeNBおよびSeNBの両方からのPCCを構成されてもよい。MeNBおよびSeNBからのPCellは、それぞれPCellおよびPSCellと呼ぶことができる。UEはまた、MeNBおよびSeNBのそれぞれからの1つまたは複数のSCCを構成されてもよい。対応するセカンダリサービングセルは、MeNBおよびSeNBがサービスを提供するセルであり、SCellsと呼ばれてもよい。DCの端末は、一般に、MeNB及びSeNBとのコネクションの各々に対して別個の送信機/受信機(TX/RX)を有することができる。これは、MeNBおよびSeNBが、1つまたは複数の手順、たとえば、無線リンク監視(RLM)、間欠受信(DRX)サイクルなどを用いてそれぞれPCellとPSCellについてUEを独立して構成することを可能にし得る。
マルチコネクティビティにおいて、全てのセルグループは、同一の無線アクセス技術(RAT)のサービングセルを含んでいてもよい。例えば、LTE、または、異なるセルグループは、異なるRATのサービングセルを含んでいるかもしれない。
LTEにおけるデュアルコネクティビティ
進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)は、デュアルコネクティビティ(DC)運用をサポートすることができ、それによって、RRC_CONNECTED(RRC接続状態)にある複数のRx/Tx UEは、X2インターフェースを介して非理想的なバックホールを介して接続された2つのeNBに位置する2つの別個のスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成されうる(3GPP 36.300を参照)。DC運用は、ロバスト性のためのリンクダイバーシティだけでなく、2つ以上のリンクを使用することによってデータアグリゲーションを有利に提供するものと理解されてもよい。あるUEのためのDCに関与するeNBは、2つの異なった役割をもつものと仮定されることができる:eNBは、マスタノード(MN)またはセカンダリノード(SN)のいずれかとして動作することができる。DCで、MNは、例えば、無線ネットワークノードとモビリティマネージメントエンティティ(MME)との間の少なくとも1つのインターフェースを終端することができる無線ネットワークノードとして理解されうる。このようなインターフェースは、例えば、eNBとMME (S1-MME)との間のS1制御プレーンインターフェースであってもよい。DCで、SNは、端末に追加的な無線リソースを提供できるものであり、移動端末ではない無線ネットワークノードと理解されてもよい。DCで、UEは、1つのMNおよび1つのSNに接続されてもよい。
図1は、MN 11、SN 12及びX2インターフェース13を示す、LTEDCユーザプレーンの例示的なアーキテクチャを示す概略図である。LTE DCでは、特定のベアラが使用し得る無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラがどのようにセットアップされてもよいかに依存し得る。マスタセル群(MCG)ベアラ14、セカンダリセル群(SCG)ベアラ15、およびスプリット(分岐)ベアラ16といった3つのベアラタイプが存在し得る。無線リソース制御(RRC)は、MN内に位置することができ、シグナリング無線ベアラ(SRB)は、常にMCGベアラタイプとして構成可能であり、したがって、MNの無線リソースのみを使用する。図1は、MCGベアラ14およびSCGベアラ15のそれぞれが、それぞれのパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティ17および無線リンク制御(RLC)エンティティ18を有しており、それぞれMNおよびSNのそれぞれの媒体アクセス制御(MAC)19エンティティに接続されていることを示している。スプリットベアラ16は、MN 11内にPDCPエンティティを有し、MN 11およびSN 12内の各MACエンティティ19に、それぞれ、MN 11およびSN 12内に位置するRLCエンティティを介して接続される。
LTE-NR デュアルコネクティビティ
LTE-NRタイトインターワーキングとも呼ばれることがあるLTE-新無線(NR) DCは、現在、リリース15(rel-15)について議論されている。この文脈において、LTE DCからの主要な変更は、SCGスプリットベアラとして知られる、SNからのスプリットベアラの導入、RRCのためのスプリットベアラの導入、およびSCG SRBとも呼ばれる、SNからの直接RRCの導入であると理解されてもよい。スプリットRRCメッセージは主にダイバーシチを作り出すために使用されうるものであり、送信者はRRCメッセージをスケジューリングするためにリンクの一つを選ぶか、あるいは両方のリンク上でメッセージを複製してもよい。ダウンリンクでは、MCGまたはSCGレッグ間の経路切り替え、または両方での複製は、ネットワーク実装に任されてもよい。一方、ULについては、ネットワークは、MCG、SCG、または両方のレッグを使用するようにUEを構成されてもよい。「レッグ」と「パス」という用語は、本文書を通じて同じ意味で置換可能に使用される。
LTEがマスタノードであり、NRがセカンダリノードであるケースでは、SNは、時々、セカンダリgNB(SgNB)と呼ばれることがあり、ここで、gNBは、NR基地局であり、MNは、マスタeNB(MeNB)である。他のケースでは、NR gNBがマスタであり、LTE eNBがセカンダリノードであるとき、対応する用語は、SeNBおよびMgNBであってもよい。
この文書を通じて、異なるデュアルコネクティビティシナリオを区別するために、以下の用語が使用されている:
a)DCは、LTE DCを指し、すなわち、MNおよびSNの両方がLTEを使用する;
b)EN-DCとはLTE-NRのデュアルコネクティビティを指し、LTEをマスタ、NRをセカンダリとする;
c)NE-DCとはLTE-NRのデュアルコネクティビティを指し、NRをマスタ、LTEをセカンダリとする;
d)NR-DC、またはNR-NR DCは、MNおよびSNの両方がNRを使用することを指す;
e)マルチRAT DC(MR-DC)は、MNおよびSNが異なるRATを使用することを説明するために使用されてもよい一般的な用語である。たとえば、EN-DCとNE-DCは、MR-DCの2つの異なる例示的なケースである。
図2は、MN 21とSN 22におけるLTE-NRのタイトインターワーキングに関するUPアーキテクチャを示す概略図である。MN 21内のスプリットベアラ(これはMCGスプリットベアラ24と呼ばれる)に加えて、SCGスプリットベアラ23がSN 22内に存在する。
図3は、LTE-NRのタイトインターワーキングのための制御プレーン(CP)アーキテクチャを示す概略図である。LTE上で動作するMN 31、NR上で動作するSN 32、およびLTEおよびNR上で動作をサポートするUE 33が、図に示されており、それぞれのプロトコルスタック、すなわち、RRC 34、PDCP 35、RLC 36、MAC 37、および物理層(PHY)38がある。RRCメッセージを搬送するために、異なるシグナリング無線ベアラを使用することができる。SRB0 39、SRB1 40、およびSRB2 41は、RRCメッセージを搬送するために使用されてもよいシグナリング無線ベアラを指す。RRCコンフィギュレーション(構成)は、ダイレクトSRB 42を介して構成ノードによって直接的に送信されてもよい。RRC 構成は、エンベディッド(組み込み)RRC 43 を介して別のノードのRRC メッセージにカプセル化されてもよい。
E-UTRAN-NRデュアルコネクティビティでは、マスタセル群は、少なくとも1つのE-UTRA PCellを含むことができ、セカンダリセル群は、少なくとも1つのNR PSCellを含むことができる。この例では、マスタCGおよびセカンダリCGは、それぞれeNBおよびgNBによって管理されてもよい。
NR-E-UTRANデュアルコネクティビティでは、マスタセル群は、少なくとも1つのNR PCellを含むことができ、セカンダリセル群は、少なくとも1つのLTE PSCellを含むことができる。この例では、マスタCGおよびセカンダリCGは、それぞれ、gNBおよびeNBによって管理されてもよい。
LTEにおける測定ギャップ
LTEにおけるインター周波数測定は、周期的なインター周波数測定ギャップの期間に行われてもよく、周期的なインター周波数測定ギャップは、それぞれのギャップが、システムフレーム番号(SFN)に始まり、サブフレームは次の条件:SFN mod T = FLOOR(gapOffset/10)であること、および、サブフレーム= gapOffset mod 10;T=MGRP/10(ここで、MGRPは、「測定ギャップ繰り返し周期」を表す)という条件を満たすように構成されうる。
E-UTRANは、すべての周波数レイヤとRATの同時監視のために、一定のギャップデュレーションを持つ単一の測定ギャップパターンを提供する必要があるかもしれない。両方とも6msの測定ギャップ長(MGL)を有する、40msおよび80msのMGRPを有する2つの構成が、UEによってサポートされてもよい。実際には、スイッチング時間のために、これは、そのような各測定ギャップ内で測定するために、6未満であるが少なくとも5つのフルサブフレームを残すことが理解されてもよい。ショーター(より短い)MGLは、最近、LTEにおいても標準化されている。
LTEでは、測定ギャップは、他のLTE周波数および/または他のRAT上での測定を可能にするために、ネットワークによって構成されてもよい。ギャップ構成は、測定構成の一部として、RRCプロトコルを介してUEにシグナリングされてもよい。ギャップは、すべての周波数について共通であり、すなわち、すべての周波数によって共有されてもよいが、UEは、各ギャップ内で一度に1つの周波数のみを測定し得る。
NRおよびEN-DCにおけるインター周波数測定および測定ギャップ
3GPPは、NRにおいて、将来、4つの測定ギャップ繰り返し周期(MGRP)として、20ms、40、80ms、160msと、および6つのオプションの測定ギャップ長(MGL)が存在し得ることに合意した。全体で24個のギャップパターンが存在してもよい。
EN-DCの文脈では、2つの周波数範囲、すなわち、サブ6Ghzである周波数1(FR1)、および24Ghzを超える周波数2(FR2)を考慮することが重要である場合がある。LTEは、FR1で動作することができ、NRは、FR1およびFR2の両方で動作することができる。実装に応じて、UEは、FR1およびFR2の両方に対して1つのRFチェーンを有することができ、または、それぞれに対して別個のチェーンを有することができる。別個のチェーンの場合、一方のインター周波数測定は、他方の送信/受信に影響を及ぼさないと理解されてもよく、共通のチェーンの場合、一方の周波数範囲の測定は、測定ギャップを必要とし、したがって、他方の周波数範囲の送信/受信の中断を必要とすることがある。従って、別個のRFチェーンの場合には、UEは、FR1の周波数に対して1つ、及びFR2の周波数に対して1つの、独立で異なるギャップパターンで構成されうる。他方、共通RFチェーンの場合、UEは、UEごとに1つの共通の測定ギャップを用いて構成される必要があり得る。
UEが、FR1およびFR2のための別個のまたは共通のRFチェーンをサポートするかどうかは、UE能力情報送受信の一部としてネットワークに通信されてもよい。
測定能力調整の背景
RAN2#99bis(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_99bis/ Chairmans_Notes/RAN2-99bis-Prague-chair-notes-2017-10-13-1730eom.docx)において、次のことが合意された:
Figure 0007117377000001
このために、maxMeasFreqsSCGと呼ばれる情報要素(IE)がRRC インターノードメッセージであるSCG-ConfigInfo [3]に導入される。
測定ギャップ調整
RAN2 #100では、測定ギャップの構成/調整方法に関して以下の合意がなされた。
(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_100/Report/RAN2-100-Reno-Chair-Notes-2017-12-01-eom.docx).
Figure 0007117377000002
EN-DC での測定構成
RAN2#98では、
(http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_98/Report/R2-1707601.zip)MNとSNが実際にどのようにUEを測定のために構成するかについて、以下の合意がなされた:
Figure 0007117377000003
前述の合意に従ってUEによって実行される測定の構成を取り扱うための現在の既存の方法は、UEの測定能力を十分に活用しないことにつながり得る。さらに、測定が開始される前にかなりの遅延が発生する可能性があり、さらに、測定ギャップの構成は、所望の測定の性能を実現できない可能性がある。
本明細書の実施形態の目的は、無線通信ネットワークにおいてUEによって実行される測定のハンドリング(取り扱い)を改善することである。本明細書の実施形態の特定の目的は、測定を実行するためのUEの構成の取り扱いを改善することである。
本明細書の実施形態の第1の態様によれば、この目的は、第1の基地局によって実行される方法によって達成される。第1の基地局は、ユーザ装置(UE)によって実行されるべき1つまたは複数の測定の変更(変更)を判定する。1つ以上の測定値は、周波数の第1のセットに関連付けられる。次いで、第1の基地局は、第2の基地局に第1のメッセージを送信する。第1のメッセージは、周波数の第1のセット内のどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む。第1の基地局および第2の基地局は、UEにサービスを提供する。
本明細書の実施形態の第2の態様によれば、この目的は、第2の基地局によって実行される方法によって達成される。第2の基地局は、第1の基地局から第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、UEによって実行されるべき1つまたは複数の測定において、周波数の第1のセットのうちのどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を備える。第1の基地局および第2の基地局は、UEにサービスを提供する。
本明細書の実施形態の第3の態様によれば、この目的は、UEによって実行される方法によって達成される。UEは、第1の基地局からコンフィギュレーション(構成)メッセージを受信する。構成メッセージは、以下のオプションのいずれかを指定する。第1のオプションによれば、構成メッセージは、マスターノード(MN)無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを用いて、UEが実行すべき1つ以上の測定を指定し、ここで、MN RRCメッセージは、セカンダリノード(SN)RRCメッセージを埋め込む。埋め込まれるSN RRCメッセージは、測定ギャップをUEに設定(構成)する。第2のオプションでは、構成メッセージは、MN RRC再構成メッセージで、UEが適用すべき測定ギャップ構成を指定する。MN RRCメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込み、埋め込まれたSN RRCメッセージは、UEが実行する1つ以上の測定を指定する。次いで、UEは、受信した構成メッセージに基づいて1つまたは複数の測定を行う。
本明細書の実施形態の第4の態様によれば、この目的は、第1の基地局によって達成される。第1の基地局は、UEによって実行されるべき1つまたは複数の測定の変更を決定するように構成される。1つまたは複数の測定は、周波数の第1のセットに関連付けられて構成される。また、第1の基地局は、第1のメッセージを第2の基地局に送信するように構成される。第1のメッセージは、周波数の第1のセットのうちのどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を備えるように構成される。第1の基地局および第2の基地局は、UEにサービスを提供するように構成される。
本明細書の実施形態の第5の態様によれば、この目的は、第2の基地局によって達成される。第2の基地局は、第1の基地局から第1のメッセージを受信するように構成される。第1のメッセージは、UEによって実行されるべき1つまたは複数の測定において、周波数の第1のセットのうちのどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を備えるように構成される。第1の基地局および第2の基地局は、UEにサービスを提供するように構成される。
本明細書の実施形態の第6の態様によれば、この目的は、UEによって達成される。UEは、次のオプションのうちの1つを指定するように構成された構成メッセージを第1の基地局から受信するように構成されている。第1のオプションでは、UE がMN RRC再構成メッセージを使用して実行する1つまたは複数の測定を指定するように構成メッセージが構成される。MN RRC メッセージは、SN RRC メッセージを埋め込むように構成される。埋め込みメッセージであるように構成されたSN RRCは、測定ギャップ構成をUEに構成するように、構成される。第2のオプションでは、構成メッセージは、MN RRC再構成メッセージでUEが適用すべき測定ギャップ構成を指定するように、構成される。MN RRCメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込むように構成され、埋め込まれるように構成されたSN RRCメッセージは、UEが実行する1つ以上の測定を指定するように構成される。また、UE は、受信されるように構成された構成メッセージに基づいて、1つまたは複数の測定を行うように構成される。
第1の基地局が、周波数の第1のセット内のどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む第1のメッセージを第2の基地局に送信することによって、第1の基地局および第2の基地局は、UEが実行することを望む可能性がある測定を調整することができ、UEが測定を実行することを両方とも望む可能性がある同じ周波数上で測定を二重カウントしないようにイネーブルすることができる。したがって、UEの能力は未活用ではなくなろう。UEが第1の基地局から構成メッセージを受信することによって、測定能力およびギャップ調整の手順を組み合わせることができるため、UEに1つまたは複数の測定を実行させるための測定構成および/またはセットアップ手順の時間を削減することが可能となる。
本明細書の実施形態の例は、以下の説明に従って、添付の図面を参照してより詳細に説明される。
LTE DCユーザプレーン(UP)の例示的なアーキテクチャを示す概略図である。 LTE-NRのタイトインターワーキングのためのUPアーキテクチャを示す概略図である。 LTE-NRのタイトインターワーキングのための制御プレーン(CP)アーキテクチャを示す概略図である。 本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークの一例の概略図である。 本明細書の実施形態による、第1の基地局における方法を示すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、第2の基地局における方法を示すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、ユーザ装置における方法を示すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、第1の基地局の実施形態を示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、第2の基地局の実施形態を示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、ユーザ装置を示す概略ブロック図である。 本明細書のいくつかの実施形態による無線ネットワークを示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、ユーザ装置を示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による仮想化環境を示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、部分的に無線コネクションを介してユーザ装置と基地局を介して通信するホストコンピュータの一般化された構成図である。 本明細書の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおける実施形態を示すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおける実施形態を示すフローチャートである。 本明細書の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおける実施形態を示す流れ図である。 本明細書の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおける実施形態を示すフローチャートである。
本明細書における開発中の実施形態の一部として、既存の方法のうちの少なくともいくつかの使用に関連付けられてもよく、3GPPにおいてまだ解決/議論されていない、現在存在する(1つまたは複数の)特定の困難な問題が、最初に特定され、説明される。
例えば、第1の課題は、上述されたように、MNが、NR周波数で測定するようにUEを構成したいときに、SNに通知することである。
しかしながら、この情報は一般的であり、最適な測定ギャップを提供するのに十分ではない。例えば、測定ギャップの繰り返しの必要性は、UEが測定しようとするNR周波数の数に応じて異なる場合がある。
第2の課題は、上記で参照された合意により、MNが、NR周波数での測定を開始する必要性をSNに通知した場合、SNは、測定ギャップを構成し、次いで、MNに通知し、その場合にのみ、MNは、NR周波数での測定を開始するようにUEを構成されてもよいことである。
これは、測定が開始されてもよい前に、すなわち、「測定ニーズ」メッセージを送信する時間+「測定ギャップを構成するRRCメッセージを生成するためのSNにおける処理時間」+「RRCメッセージをUEに送信する時間」+「UEからそのRRCメッセージについての確認メッセージを取得する時間」+「NR周波数上での最新の測定ギャップをMNへ通知するためのメッセージを生成する時間」といった、かなりの遅延を招く可能性がある。
第3の課題は、背景技術の項で説明した合意によれば、MNおよびSNの両方が、同じNR周波数で測定を構成されてもよいことである。その意味は、この場合、MNおよびSNが、いくつかの測定構成を有していると考えてしまいうること、すなわち、それぞれが1つの測定を有しているものの、UEの観点からは、1つの測定のみが構成されることである。この結果、UE測定能力が十分に利用されない可能性がある。
この問題を例で説明するために、以下の簡単なシナリオを考えることができる。この例示的なシナリオでは、UEがその能力に従って測定することができるNRの周波数キャリアの最大総数は5であると仮定可能である。また、MNは、2つのNRの周波数キャリア上で測定するようにUEを構成されてもよいと仮定されてもよい。次いで、MNは、RAN2#99bisで合意されたように、最大で3個の NR周波数を測定することができることをSNに通知することができ、その後、SNは、3個のNR周波数キャリアを構成されてもよい。MNおよびSNが2つの共通NR周波数キャリアを構成した場合、UEが実際に測定しているキャリアの総数は3である。すなわち、2つの共通のものと、1つの固有のNR周波数キャリアとが、SNによって、構成される。その後、MNおよびSNの両方は、UE能力の限界に達したと考えることができるため、それらは、他のNR周波数上での測定を構成することを控えることになる。これは、UEの測定能力が完全には利用されないことを意味する。
このチャレンジ(問題)のさらなる特定の例示的な例として、5つの測定をサポートするUEを想定でき、MNは、RAN2で合意されているように、最大値である2つの測定値を測定するようにSNを構成している(セクション2.1.6を参照)。この例では、MNは、LTE周波数 LTE_f1およびNR周波数 NR_f1およびNR_2に関する測定を構成したと仮定されうる。また、SNは、2つのNR周波数であるNR_f1およびNR_f2についての測定を構成したと仮定可能である。UEの観点から、NR_f1またはNR_f2に対する測定の実行は、MNまたはSNから来る測定構成にかかわらず、下位/物理(PHY)層の観点から同じであるため、UEは、実行すべき3つの測定を有する。NR_f1上で構成された測定についてのMNおよびSN間での唯一の違いは、L3フィルタリングのような、より上位のレイヤ処理である。したがって、UEは、依然として、さらに2つの周波数に対して測定を実行することが可能である。しかし、MNおよびSNの両方がこれを認識していないため、UE能力限界に達したと考えるたびに、測定されている周波数のうちの1つに関する測定構成が解放されるまで、MNおよびSNは、新しい測定を構成することができない。したがって、UEの測定能力の40%(2/5)を効果的に十分に利用できていない。
本開示およびそれらの実施形態のある態様は、これらの課題または他の課題に対する解決策を提供することができる。本明細書の実施形態は、一般に、基地局間の測定構成の調整に関係すると理解されてもよい。本明細書の実施形態はまた、基地局間の測定ギャップ調整に関係すると一般に理解されてもよい。本書におけるある実施形態は、EN-DCにおける測定能力およびギャップ調整に関連するものと理解されてもよい。
ここで、本明細書で企図される実施形態のいくつかを、添付の図面を参照してより完全に説明する。しかしながら、他の実施形態は、本明細書に開示される主題の範囲内に含まれる。開示された主題は、本明細書に記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。本明細書の実施形態および/または例は、相互に排他的ではないことに留意されたい。1つの実施形態または実施例からの構成要素は、別の実施形態または実施例に存在すると暗黙に想定されてもよく、これらの構成要素が他の例示的な実施形態および/または実施例でどのように使用されてもよいかは、当業者には明らかであろう。
図4は、無線通信システム、セルラ無線システム、またはセルラネットワークとも呼ばれることもある無線ネットワークまたは無線通信ネットワーク100の非限定的な実施例を示し、これらの実施例は本明細書で実施することができる。無線通信ネットワーク100は、典型的には、5Gシステム、5Gネットワーク、または次世代システムまたはネットワークであり得る。無線通信ネットワーク100は、他の技術をサポートしてもよく、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)、例えば、LTE周波数分割デュープレックス(FDD)、LTE時分割デュープレックス(TDD)、LTEハーフデュープレックス周波数分割デュープレックス(HD-FDD)、免許が不要な帯域で動作するLTE、WCDMA、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)TDD、GSMネットワーク、GERANネットワーク、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、EDGEネットワーク、無線アクセス技術(RAT)のいずれかのコンビネーションを含むネットワーク、たとえば、マルチスタンダード無線(MSR)基地局、マルチRAT基地局等、任意の第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、マイクロウエーブアクセスのためのワールドワイドインターオペラビリティ(WiMax)、または任意のセルラーネットワークまたはシステムなど。したがって、本明細書では、5G/NRおよびLTEからの用語を使用して、本明細書の実施形態を例示することができるが、これは、本明細書の実施形態の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なされるべきではない。無線通信ネットワークはまた、サービス提供ビームを用いて無線デバイスなどの受信ノードにサービス提供することができるネットワークノードを備える非セルラーシステムとして理解されてもよい。これは、典型的な場合、例えば、5Gネットワークにおける場合であり得る。
無線通信ネットワーク100は、複数のネットワークノードを備え、そのうちの第1の基地局111および第2の基地局112は、図4の非限定的な例に示されている。図4に示されていない他の例では、第1の基地局111および第2の基地局112のいずれも、クラウド内の仮想ノードなどの分散ノードとすることができ、その機能を完全にクラウド上で、または部分的に、無線ネットワークノードと協働して実現されてもよい。
第1の基地局111および第2の基地局112のそれぞれは、無線ネットワークノードであると理解されてもよい。すなわち、無線通信ネットワーク100において、無線基地局、例えばgNB、eNB、または同様の機能を有する他の任意のネットワークノードであって、例えばユーザ装置またはマシン型通信装置などの無線デバイスをサービングする能力を有した、無線基地局としての送信ポイントである。
無線通信ネットワーク100は、セルエリアに分割されてもよい地理的エリアをカバーし、それぞれのセルエリアは、ネットワークノードによってサービスされてもよいが、1つの無線ネットワークノードは、1つまたは複数のセルにサービスを提供してもよい。無線通信ネットワーク100は、セルの第1の群(グループ)およびセルの第2のグループのうちの少なくとも1つを備えてもよい。セルの第1のグループは、例えば、MCGであってもよい。セルの第2のグループは、例えば、SCGであってもよい。セルの第1のグループは、第1のセル121と、1つまたは複数の第2のセルとを含むことができる。図4に示す非限定的な例では、図を簡略化するために、第1のセル121のみが示されている。第1のセル121は、一次セル(PCell)であってもよく、1つ以上の第2のセルの各々は、セカンダリセル(SCell)であってもよい。図4に示される非限定的な例では、第1の基地局111は、第1のセル121にサービスを提供する無線ネットワークノードである。第1の基地局111は、いくつかの例では、サービングビームを用いて、無線デバイスなどのノードを受信するようにサービスすることができる。
セルの第2のグループは、第3のセル123と、1つまたは複数の第4のセルとを含むことができる。図4に示される非限定的な例では、図を簡略化するために、第3のセル123のみが示されている。第3のセル123は、プライマリセカンダリセル(PSCell)であってもよく、1つ以上の第4のセルの各々は、セカンダリセル(SCell)であってもよい。図4に示される非限定的な例では、第2の基地局112は、第3のセル123にサービスを提供する無線ネットワークノードである。無線通信ネットワーク100がセルラシステムと呼ばれない場合がある例であっても、第2の基地局112は、サービングビームを用いて、無線デバイスなどの受信ノードにサービスすることができる。
第1の基地局111は、いくつかの例では、MNであってもよい。
第2の基地局112は、いくつかの例では、SNであり得る。
LTEでは、第1の基地局111および第2の基地局112のいずれかをeNBと呼ぶことがある。
いくつかの例では、第1の基地局111は、MNとしてのeNBであってもよく、第2の基地局112は、SNとしてのgNBであってもよい。本明細書の実施形態の記載は、LTEがマスタノードであるLTE-NRタイトインターワーキングケースに焦点を当てることができるが、本明細書の実施形態は、NRがマスタであり、LTEがセカンダリノード(NE-DC)であるLTE-NR DC、マスタおよびセカンダリノードの両方がNRノードであるNR-NR DC、またはLTE/NRと他のRATとの間でさえ、他のDCケースにも適用可能であると理解されてもよいことに留意されたい。いくつかの例では、第1の基地局111は、MNとしてのgNBであってもよく、第2の基地局112は、SNとしてのeNBであってもよい。
第1の基地局111および第2の基地局112のいずれも、送信電力、したがってセルサイズに基づいて、たとえば、マクロ基地局、ホーム基地局、またはピコ基地局などの異なるクラスのものとすることができる。第1の基地局111および第2の基地局112のいずれも、1つまたは複数の通信技術をサポートすることができ、その名前は、使用される技術および用語に依存しうる。5G/NRでは、第1の基地局111および第2の基地局112のいずれもgNBと呼ぶことができ、図4には示されていない1つまたは複数のコアネットワークに直接的に接続することができる。
複数のユーザ装置が、無線通信ネットワーク100内に配置され、そのうちのユーザ装置130が、図4の非限定的な例に示されており、無線通信ネットワーク100に含まれるユーザ装置130は、5G UE、またはUEなどの無線通信デバイスとすることができ、UEは、いくつかのさらなる例を挙げるだけで、たとえば、移動端末、無線端末、および/または移動局、移動電話機、セルラー電話機、または無線能力を有するラップトップとしても知られているかもしれない。無線通信ネットワーク100に含まれる任意のユーザ装置は、例えば、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車両搭載型のモバイルデバイスであってもよく、RANを介して、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、または、無線機能を有するサーフプレートと呼ばれることもあるタブレットコンピュータ、マシンツーマシン(M2M)デバイス、プリンターまたはファイルストレージデバイスなどの無線インターフェースを装備したデバイス、モデム、あるいは、通信システムにおいて無線回線を介して通信することが可能な任意の他の無線ネットワークユニットなどの別のエンティティと、音声および/またはデータを通信することが可能である。無線通信ネットワーク100内に構成されるユーザ装置130は、無線通信ネットワーク100内で無線通信することが可能である。通信は、例えば、RAN、および場合によっては1つ以上のコアネットワークを介して実行されてもよく、これらは無線通信ネットワーク100内に含まれていてもよい。
ユーザ装置130は、第1のリンク141、例えば無線リンクを介して、第1のセル121内の第1の基地局111と無線通信ネットワーク100内で通信するように構成されてもよい。ユーザ装置130は、無線通信ネットワーク100内で、それぞれの第2のリンク、たとえば、無線リンクを介して、1つまたは複数の第2のセルのそれぞれの中の第1の基地局111と通信するように構成されてもよい。ユーザ装置130は、無線通信ネットワーク100内で、第3のリンク143、例えば、無線リンクを介して第3のセル123内の第2の基地局112と通信するように構成されてもよい。ユーザ装置130は、それぞれの第4のリンク、たとえば、無線リンクを介して、1つまたは複数の第4のセル124のそれぞれにおいて、無線通信ネットワーク100内で第2の基地局112と通信するように構成されてもよい。
第1の基地局111および第2の基地局112は、第5のリンク150、例えば、有線リンクまたはX2インターフェースを介して無線通信ネットワーク100内で通信するように構成されてもよい。
一般に、本明細書における「第1の」および/または「第2の」の使用は、異なる要素またはエンティティを示す任意の方法であると理解されてもよく、それらが修飾する名詞に累積的または時系列的な文字が付与されなくてもよいことは、理解されてもよい。
ここで、本明細書で企図される実施形態のいくつかを、添付の図面を参照してより完全に説明する。しかしながら、他の実施形態は、本明細書に開示される主題の範囲内に含まれる。開示された主題は、本明細書に記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
第1の基地局111によって実行される方法の実施形態は、以下、図5に示されるフローチャートを参照して説明するが、この方法は、ユーザ装置であるUE130によって実行される1つ以上の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。第1の基地局111は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第2の基地局112とUE 130にサービスを提供すると理解されてもよい。
いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実行されてもよい。いくつかの実施形態では、2つ以上のアクションが実行されてもよい。図5では、オプションのアクションが破線で示されている。本明細書の実施例は、相互に排他的ではないことに留意されたい。いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。適用可能であれば、1つ以上の実施形態を組み合わせてもよい。全ての可能な組み合わせは、説明を簡略化するために記載されていない。
アクション501
無線通信ネットワーク100における通信の過程において、UE 130は、それにサービスを提供する第1の基地局111によって提供される構成に基づいて、検出可能な周波数またはキャリア上で測定を行うことができる。ある時点で、第1の基地局111は、UE 130が他のキャリア上で実行している可能性がある測定を変更する必要がある可能性がある。例えば、第1の基地局111の負荷が高すぎるか、または無線品質が現在の周波数で劣化しており、無線リンク障害宣言の危険性がある場合、第1の基地局111は、UE 130を別の搬送波または周波数にハンドオーバする必要があり、第1の基地局111は、UE 130に他の周波数での測定を行わせる必要が、あるかもしれない。さらに別の例示的なシナリオでは、第1の基地局111は、キャリアアグリゲーション機能を確立するために、異なる周波数において異なるSCellを見つけることを望むことができる。他の例では、たとえば、UE 130が第1のセル121の境界に近い場合、第1の基地局111は、UE 130がいくつかの周波数上で測定を実行することを控えることを必要とし得る。このアクション501では、第1の基地局111は、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定の変更を決定する。1つ以上の測定は、周波数の第1のセットに関連付けられる。
決定することは、例えば、演算することとして理解されてもよい。
1つまたは複数の測定の変更は、測定されるべき周波数の第1のセットにおける1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含むことができる。
1つまたは複数の測定が周波数の第1のセットに関連付けられていることは、1つまたは複数の測定が、周波数の第1のセットに含まれる周波数に対して実行されるべきであること、または実行されることが控えられるべきであることを意味すると理解されてもよい。
いくつかの実施形態では、周波数の第1のセットは、NR周波数であってもよい。
このアクション501において決定を実行することによって、第1の基地局111は、UE 130に影響を及ぼす無線通信ネットワーク100における特定の状況に基づいて、UE 130が実行し得る測定を動的に調整することを可能になる。
アクション502
第1の基地局111は、第2の基地局112と共にUE 130にサービスを提供し、UE 130は、ある時間に測定を実行することができる周波数の数に関して、測定能力を有すると理解されてもよいため、第1の基地局111は、UE 130によって実行されるべき1つ以上の測定を行うことを決定したことについての変更を、第2の基地局112と協調させる必要があり得る。UE 130の測定能力の不十分な利用の可能性に対処するために、UE 130の測定能力を超える可能性を回避しながら、第1の基地局111は、第2の基地局112に、例えば、特定の、例えば、NR周波数上で測定を実行するようにUE 130を構成することになるだけでなく、本明細書で単に「周波数(複数可)」または「周波数」と呼ばれる実際の周波数キャリア(複数可)も、測定するようにUE 130を構成することになる可能性があることを通知することができる。このようにして、第1の基地局111は、UE 130の能力を超えることなく、第2の基地局112が追加の測定を構成することを可能にすることができる。
前述によれば、このアクション502において、第1の基地局111は、第2の基地局112に第1のメッセージを送信する。第1のメッセージは、周波数の第1のセット内のどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む。前述のように、第1の基地局111および第2の基地局112は、UE 130にサービスを提供する。
このアクション502における送信は、例えば、第5のリンク150、例えば、X2インターフェースを介して実行されてもよい。
情報は、例えば、情報要素、インデックス、周波数の1つ以上の識別情報等の形態であってもよい。
第1の基地局111および第2の基地局112は、DCセットアップで端末130にサービスを提供することができ、基地局のうちの一方はマスタノード(MN)であり、他方はセカンダリノード(SN)であってもよい。いくつかの実施形態では、第1の基地局111はMNであってもよく、第2の基地局112はSNであってもよい。他の実施形態では、第1の基地局111はSNであってもよく、第2の基地局112はMNであってもよい。
このアクション502における第1のメッセージを送信することにより、MNとしての第1の基地局111は、例えば、NR周波数キャリアについて、その測定を追加又は削除する可能性があることを、SNとしての第2の基地局112に通知することができる。
他の実施形態では、アクション502で第1のメッセージを送信することにより、SNとしての第1の基地局111は、MNとしての第2の基地局112に、その測定から追加または削除される可能性がある周波数キャリアについて通知することができる。
このセットアップを考慮すると、MN、例えば、第1の基地局111が、RAN2#100で合意されたNR周波数上で測定を実行するようにUE 130を構成することになるかもしれないというインジケーションだけでなく、本明細書の実施形態にしたがって、測定するようにUE 130を構成することになるかもしれない実際のNR周波数キャリアを、SN、例えば、第2の基地局112に通知する場合に、前述の現存する方法の課題は解決されるかもしれない。このようにして、SNは、UE 130の能力を通り過ぎる、つまり、超えることなく、追加の測定を構成されてもよい。その後、SNは、測定するようにUE 130を構成しようとしているNRの周波数キャリアをMNに通知してもよい。MNは、UE 130を構成したNRキャリアのうちの2つが、SNが構成した1つのものと共通であることを認識するだろう。したがって、MNは、他のNR周波数上で追加の測定(複数可)を構成することを可能にされてもよい。
また、MNまたはSNが、共通周波数キャリアのうちの1つを削除し、新しい固有のNR周波数を追加する場合、この削除および追加をSNまたはMNに通知する必要があり得ることに留意されたい。この理由は、削除された周波数が共通の周波数であり、新たに追加された周波数が固有の周波数である場合、トータルでの周波数の数がUE能力を超える可能性があるからである。
前述によれば、MNは、NR周波数キャリアについて、MNがその測定に追加しているか、または測定から削除していることをSNに通知することができる。同様に、SNは、周波数キャリアについてMNに、SNがその測定に追加しているか、または測定から削除している可能性があることを通知することができる。
本開示のいくつくかの事例は、LTEをマスタ、NRをセカンダリーノードとするEN-DCに注目する。
例えば、EN-DCシナリオにおいて、MNとしての第1の基地局111は、アクション502に従い、NR周波数に関する測定を追加・削除する可能性がある場合にはいつでも、SNとしての第2の基地局112に、追加・削除される周波数及び/又はキャリアの情報を含む情報メッセージを送ることができる。
しかし、この方法は、NRがマスタで、LTEがセカンダリであるNE-DCのような他のインターワーキングのシナリオにも同様に適用可能であると理解されてもよい。
第1のメッセージは、例えばSCG-ConfigInfo [3]のように、MNからSNへのRRCノード間メッセージであることがある。SN、たとえば、第2の基地局112が測定することができるNR周波数キャリアの数を制限するために、MNからSNへのSCG-ConfigInfo [3]という、RRCインターノードメッセージに導入される可能性があるmaxMeasFreqsSCGと呼ばれるIEが設けられてもよい。なお、MNとSNの両方で構成される同一周波数キャリア上での測定対象は、1つとしてカウントされてもよい。これに加えて、UE 130は、他のRAT、例えば、NR、E-UTRA FDD、およびE-UTRA TDDのレイヤーを監視する必要もあり得る。したがって、正しい数を取得するために、UE 130が現在監視している可能性があるNRキャリアを、MNおよびSNの両方が知る必要がある場合、有益であることが理解されよう。
このアクション502において第1のメッセージを送信することによって、第1の基地局111は、第1の基地局111および第2の基地局112が、上述されたのと同じ周波数上で測定を2重にカウントしないことを可能にすることができる。したがって、UE 130の能力は、不十分に利用されないことはなくなろう。例えば、SNとしての第1の基地局111は、測定のために追加および/または削除されている周波数および/またはキャリアの情報を含めることができ、測定を追加および/または削除することができるときはいつでも、MNである第2の基地局112にこれを通知することができる。次いで、MNとしての第2の基地局112は、この情報を使用して、それが依然としてセットアップすることができる測定の数を知ることができる。
さらに、MNが測定するようにUE 130を構成し得るNRキャリアに関する情報を取得することは、SNがより最適な測定ギャップを設定することを可能にすることも理解されてもよい。例えば、SNが、いくつかのNR周波数で測定するようにUE 130を構成しようとしていることを知っている場合、SNは、それに対応するために、より短い測定ギャップ期間/繰り返しをセットアップすることができ、一方、1つの周波数のみが測定されている場合、より長い繰り返しが構成されてもよい。別の可能性は、測定される周波数に応じて異なるギャップ持続時間が適切であることがあるため、ギャップ期間および/または繰り返しのためだけでなく、ギャップ持続時間のためにも情報が利用されることである。
アクション503
前述によれば、このアクション503において、第1の基地局111は、第2の基地局112から、測定ギャップ構成を備えるノード間無線リソース制御(RRC)メッセージを受信してもよい。測定ギャップ構成は、第1の基地局111から送信された第1のメッセージに基づくものであってもよい。
このアクション503における受信は、例えば、第5のリンク150、例えば、X2インターフェースを介して実行されてもよい。
第1の基地局111および第2の基地局112は、それらが構成を計画している可能性のある周波数について通信しあうため、受信された測定ギャップ構成における測定ギャップは、UE 130の現在の必要性に適合するように調整されると理解されてもよい。
いくつかの例では、MNとしての第1の基地局111からの第1のメッセージ、たとえば、情報メッセージに応じて、第1の基地局111は、NR RRCコネクション再構成メッセージ中に測定ギャップ構成をオプションで含むこともできるACKを、X2を介してSNとしての第2の基地局112から受信してもよい。次に、MNとしての第1の基地局111は、第2の基地局112がSNとして送信したばかりのNR RRCメッセージを埋め込んで、LTE RRCメッセージでUE 130を構成されてもよい測定構成を、UE 130に送信することが可能にされてもよい。
アクション504
このアクション504において、第1の基地局111は、構成メッセージをUE 130に送信してもよい。構成メッセージの内容は、第1の基地局111がMNであるかSNであるかに基づいてもよい。
送信は、例えば、第1のリンク141、例えば無線リンクを介して実行されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111はMNであり、第2の基地局112はSNであり、第1の基地局111は、このアクション504において、MN RRC再構成メッセージを用いて、UE 130が実行すべき1つまたは複数の測定を指定する構成メッセージをUE 130に送信してもよい。MN RRCメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込んでいる可能性がある。埋め込まれたSN RRCメッセージは、SNから受信された測定ギャップ構成を用いてUE 130を構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、UE 130が実行すべき1つまたは複数の測定を指定する構成メッセージをUE 130に送信する前に、ギャップが構成されていることを示す測定ギャップ構成を第2の基地局112から受信するのを待つことができる。例えば、MNとしての第1の基地局111がNR周波数で測定を構成したのが初めてである場合、および/または、事前に、SNとしての第2の基地局112から測定ギャップ情報を受信していなかった場合、MNとしての第1基地局111は、SNとしての第2の基地局112から、その測定をUE 130に構成する前にギャップが構成された旨の確認を待ってもよい。
MN RRCメッセージをUE 130に送信することによって、1つの手順で測定構成が実行可能となる。例えば、MNとしての第1の基地局111は、測定させようとUE 130を構成することを計画しているNR周波数を、SNとしての第2の基地局112に送信してもよい。次に、第2の基地局112は、SNとして、ギャップを構成し、UE 130へのギャップを示すSN RRCメッセージを含む応答を返送してもよい。次いで、第1の基地局111は、MNとして、MNからの測定構成を含むRRCメッセージ、および、ギャップを構成されてもよい埋め込みSN RRCメッセージを、送信してもよい。
第1の基地局111がSNであり、第2の基地局112がMNであり得るいくつかの実施形態では、第1の基地局111は、このアクション504において、UE 130がMN RRC再構成メッセージと共に適用する必要があり得る測定ギャップ構成を指定する構成メッセージをUE 130に送信してもよい。MNメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込んでいる可能性がある。埋め込まれたSN RRCメッセージは、UE 130が実行する必要がある一つ以上の測定を指定することがある。
MN RRCメッセージをUE 130に送信することによって、1つの手順で測定構成を実行することができる。1つまたは複数の測定を実行するために必要であり得る構成を実施するために、もはや2回のラウンドトリップ(往復)時間を待つ必要がない場合がある。ここで、ダブルラウンドトリップ時間は、既存の方法においてMNからSNに送信される必要があり得る潜在的に2つのX2メッセージを指しているものと理解されてもよい。第1の要求では、第1のラウンドトリップ時間は、NR関連測定構成の変更をMNがSNへ送信するためのメッセージと、MNが測定を構成されてもよいか否かについて、SNからの関連したACKとに、関連していると理解されてもよい。第2の要求では、第2のラウンドトリップは、MNがNR測定を構成しようと意図しているFR2周波数に関連付けられた測定ギャップ構成を要求するためにMNからSNに送信されてもよいメッセージと、当該要求に関連した測定ギャップ構成を示すためのSNからの関連付けられた返事と、に関連していると理解されてもよい。本明細書の実施形態は、測定ギャップ構成が第1の要求に対するACKメッセージの一部として送受信されることを可能にすることによって、X2/Xnメッセージの第2の往復の必要性を回避することを可能にする。
いくつかの実施形態では、MN RRCメッセージは、LTE RRCメッセージであってもよく、SNメッセージは、NR RRC再構成メッセージであってもよい。第2の基地局112が実施する方法の実施形態は、以下、図6に示されるフローチャートを参照して説明される。この方法は、UE 130が実施する1つ以上の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。第1の基地局111は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第2の基地局112を用いてUE 130にサービスを提供すると理解されてもよい。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実行されてもよい。
いくつかの実施形態では、1つのアクションが実行されてもよい。図6では、オプションの動作が破線で示されている。本明細書の実施例は、相互に排他的ではないことに留意されたい。いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。適用可能であれば、1つ以上の実施形態を組み合わせてもよい。全ての可能な組み合わせは、説明を簡略化するために記載されていない。
以下のいくつかの詳細な説明は、第1の基地局111について説明された動作に関して、上記で提供された同じ参照に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返さないが、等しく適用される。例えば、周波数の第1のセットは、NR周波数であってもよい。
アクション601
このアクション601において、第2の基地局112は、第1の基地局111から第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定において、周波数の第1のセットのうちのどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む。第1の基地局111および第2の基地局112は、例えば、DCセットアップにおいて、UE 130にサービスを提供する。
このアクション601における受信は、例えば、第5のリンク150、例えば、X2インターフェースを介して実行されてもよい。
変更されるべき周波数の第1のセット内の1つまたは複数の周波数は、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定の変更をもたらすと理解されてもよい。1つまたは複数の測定の変更は、測定されるべき周波数の第1のセットにおける1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含むことができる。
例えば、SNである第2の基地局112は、第1メッセージで受信した情報を用いて、それがまだ設定されている可能性がある測定の数を知ることができ、すなわち、EN-DCセットアップ時に、MNである第1の基地局111によって設定された測定限界に向けて、同一周波数の測定をカウントしなくてもよい。また、測定がMNである第1の基地局111によって削除されると、SNは、測定限界に向かって当該周波数の測定のカウントを開始してもよい。
このアクション601において、第1の基地局111からの第1のメッセージの受信は、第1の基地局111と第2の基地局112との間の測定ギャップ調整を可能にすると理解されてもよい。また、先に述べたように、いくつかの実施形態では、第1の基地局111はMNであってもよく、第2の基地局112はSNであってもよい。SNである第2の基地局112はその後、MNである第1の基地局111から提供された補助情報を、アクション601に従い、適切な測定ギャップを設定するために使用してもよい。
前述のように、NR周波数のための適切な測定ギャップを構成するために、SNによってどのような支援情報が必要とされてもよいかに関して、RAN2#100で指摘された未解決の問題がある。本明細書のいくつかの実施形態によれば、MNがUE 130の測定構成に追加または測定構成から削除しうる正確なキャリアの詳細についての受信は、SNが適切な測定ギャップを構成するのに十分であると理解されてもよい。したがって、SNである第2の基地局112はこのアクション601において、適切な測定ギャップを設定するために、MNである第1の基地局111から提供された支援情報を使用するための第1のメッセージを受信することによってイネーブルされてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111はSNであってもよく、第2の基地局112はMNであってもよい。
アクション602
このアクション602において、第2の基地局112は、第1の基地局111に、測定ギャップ構成を含むインターノードRRCメッセージを送信する。測定ギャップ構成は、第1の基地局111から受信された第1のメッセージに基づいて理解されてもよい。
このアクション602における送信は、例えば、第5のリンク150、例えば、X2インターフェースを介して実装されてもよい。
このアクション602において、インターノードRRCメッセージを第1の基地局111に送信することによって、第2の基地局112は、UE 130を測定ギャップ構成で構成されてもよいRRCメッセージを埋め込むことを第1の基地局111に実行させてもよい。
他の実施例では、第2の基地局112は、第1の基地局111に、UE 130が実行する1つ以上の測定を指定するインターノードRRCメッセージを送信してもよい。そのような例では、第2の基地局112は、UE 130が実行する必要があり得る1つまたは複数の測定についてUE 130を構成し得るRRCメッセージを埋め込むことを第1の基地局111に実行させてもよい。
いくつかの例では、MNとしての第1の基地局111からの第1のメッセージ、例えば、情報メッセージに応じて、SNとしての第2の基地局112は、X2を介して第1の基地局111にACKを送信することができ、このACKは、NR RRCコネクション再構成メッセージ内に測定ギャップ構成をオプションで含むこともできる。
また、図5および/または図6に記載された方法に関して、MNまたはSNが共通の周波数キャリアのうちの1つを削除し、新しい固有のNR周波数を追加する場合、この削除および追加をSNまたはMNに通知する必要があり得ることにも留意されたい。この理由は、削除された周波数が共通の周波数であり、新たに追加された周波数が固有の周波数である場合、トータルでの周波数の数がUE 130の能力を超える可能性があるからである。
上記のすべてにおいて、MNおよびSNは、他のノードと同様に、自身によって構成されているNRキャリアを追跡することが仮定されてもよい。
初回のEN-DC セットアップ(設定)中に、MN は、sgNB 追加メッセージで既にUE を設定した任意のNR 周波数をすでに通信していてもよい。
ユーザ装置130によって実行される方法の実施形態は、ここで、図7に示されるフローチャートを参照して説明される。本方法は、UE 130によって実行されるべき1つ以上の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。UE 130は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第1の基地局111および第2の基地局112によってサービスを提供されてもよい。
いくつかの実施形態では、UE 130は、MNである第1の基地局111によって、および第2の基地局112によってサービスを提供されてもよく、ここでは第2の基地局112はSNである。
他の実施形態では、UE 130は、SNである第1の基地局111によってサービス提供され、MNである第2の基地局112によってサービスを提供されてもよい。
本明細書の実施例は、相互に排他的ではないことに留意されたい。いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。適用可能であれば、1つ以上の実施形態を組み合わせてもよい。全ての可能な組み合わせは、説明を簡略化するために記載されていない。
以下のいくつかの詳細な説明は、第1の基地局111について説明された動作に関して、上記で提供された同じ参照に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返さないが、等しく適用される。例えば、周波数の第1のセットは、NR周波数であってもよい。
アクション701
このアクション701において、ユーザ装置130は、第1の基地局111から構成メッセージを受信する。構成メッセージでは、次の2つのオプションのいずれかを指定する。第1のオプションでは、構成メッセージは、UE 130がMN RRC再構成メッセージで実行する1つ以上の測定を指定する。この第1のオプションでは、MN RRCメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込み、埋め込まれたSN RRCメッセージは、測定ギャップ構成を有するUE 130を構成する。第2のオプションでは、構成メッセージは、UE 130がMN RRC再構成メッセージと共に適用すべき測定ギャップ構成を指定する。この第2のオプションでは、MN RRCメッセージは、SN RRCメッセージを埋め込み、埋め込まれたSN RRCメッセージは、UE 130が実行する1つ以上の測定を指定する。
第1のオプションは、UE 130がMNである第1の基地局111によって、および第2の基地局112によってサービスを提供されてもよい実施形態に対応してもよく、ここで第2の基地局112はSNである。
第2のオプションは、UE 130が、SNである第1の基地局111によってサービスを提供され、MNである第2の基地局112によってサービスを提供されてもよい実施形態に対応してもよい。
送信は、例えば、第1のリンク141、例えば無線リンクを介して実行されてもよい。
いくつかの実施形態では、MN RRCメッセージは、LTE RRCメッセージであってもよく、SNメッセージは、NR RRC再構成メッセージであってもよい。
このアクション701において第1の基地局111から構成メッセージを受信することによって、実行される構成が改善されるものであると理解されてもよい。なぜなら、ネットワーク、すなわちMNおよびSNは、その能力に応じてUE 130へのすべての測定を動的に構成することが可能であるからである。さらに、ユーザ装置130に1つまたは複数の測定を実行させるための測定構成および/またはセットアップ手順の時間は、測定能力およびギャップ調整の手順を組み合わせることによって削減されてもよく、これは、ノード間メッセージ交換がより少なくなると理解されてもよい。
アクション702
このアクション702では、ユーザ装置130は、受信した構成メッセージに基づいて1つまたは複数の測定を行う。
行うは、例えば、実行することとして理解されてもよい。
前述によれば、本明細書で開示される問題のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で説明される。ある実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供することができる。いくつかの実施形態は、例えばEN-DCシナリオにおいて、UE 130の最大測定能力、すなわち、そのUE測定能力の利用を可能にするかもしれない。これは、ネットワークがそのユーザにサービスを提供するために配備し得る多くの周波数レイヤを利用することを可能にすることが理解されてもよい。
いくつかの実施形態は、測定能力およびギャップ調整の手順を組み合わせることができ、測定構成/セットアップ手順の時間を短縮することができる。
いくつかの実施形態は、SNが、MNおよび/またはUEのニーズに基づいて、NR測定のための最適なギャップパターンをセットアップすることを可能にし得る。本明細書の実施形態によれば、MNは、NRの周波数キャリアについて、MNがその測定に加えていること、または測定から削除していることをSNに通知してもよい。SNは、周波数キャリアについて、SNがその測定に加算しているか、または測定から削除している可能性があることをMNに通知してもよい。次いで、SNは、アクション503および601に従って、MNからSNに提供された支援情報を使用して、適切な測定ギャップを設定することができる。
図8は、第1の基地局111が、図5に関連して上述された方法のアクションを実行することを含みうるアレンジメントについて、2つの異なる例をパネルa)およびb)でそれぞれ示している。いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、図8aに示す以下のアレンジメントを含むことができる。第1の基地局111は、UE 130によって実行される1つまたは複数の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。第1の基地局111は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第2の基地局112とともにUE 130へサービスを提供するものと理解されてもよい。
いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。以下のいくつかの詳細な説明は、第1の基地局111について説明された動作に関連して、上記で提供された同じ参照に対応し、したがって、ここでは繰り返さない。例えば、第1基地局111は、NR gNBであってもよい。
図8では、オプションのモジュールが破線のボックスで示されている。
第1の基地局111は、例えば、第1の基地局111内の決定ユニット801によって、アクション501の決定を実行するように構成され、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定の変更を決定するように構成される。1つ以上の測定は、周波数の第1のセットに関連付けられるように構成される。
周波数の第1のセットは、NR周波数であるように構成されてもよい。
第1の基地局111はまた、たとえば、アクション502の送信を実行するように構成された第1の基地局111内の送信ユニット802を使用して、第1のメッセージを第2の基地局112に送信するように構成されてもよい。第1のメッセージは、周波数の第1のセット内のどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を備えるように構成される。第1の基地局111および第2の基地局112は、UE 130にサービスを提供するように構成される。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の測定の変更は、測定されるように構成された周波数の第1のセット内の1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含むように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、例えば、第1の基地局111内の受信ユニット803によって、第2の基地局112から、測定ギャップ構成を備えるように構成されたインターノードRRCメッセージを受信するように構成された、アクション503の受信を実行するようにさらに構成されてもよい。測定ギャップ構成は、第1の基地局111から送信されるように構成された第1のメッセージに基づくように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、UE 130が実行すべき1つまたは複数の測定を指定するように構成された構成メッセージをUE 130に送信する前に、ギャップが構成されていることを示すように構成された第2の基地局112から測定ギャップ構成を受信するのを待つように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、MNであるように構成されてもよく、第2の基地局112は、SNであるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、例えば、第1の基地局111内の送信モジュール802によって、UE 130がMN RRC再構成メッセージで実行する1つ以上の測定をUE 130に指定するように構成された構成メッセージを送信するように、さらに構成されてもよい。MN RRC メッセージは、SN RRC メッセージを埋め込むように構成されうる。
埋め込まれるように構成されたSN RRCメッセージは、SNから受信されるように構成された測定ギャップ構成を用いてUE 130を構成するように構成されうる。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、SNであるように構成されてもよく、第2の基地局112は、MNであるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、例えば、第1の基地局111内の送信モジュール802によって、UE 130がMN RRC再構成メッセージで適用すべき測定ギャップ構成を指定するように構成された構成メッセージをUE 130に送信するようにさらに構成されてもよい。MN メッセージは、SN RRC メッセージを埋め込むように構成されてもよい。埋め込まれるように構成されたSN RRCメッセージは、UE 130が実行する1つ以上の測定を指定するように、構成されてもよい。
MN RRCメッセージは、LTE RRCメッセージであるように構成されてもよく、SNメッセージは、NR RRC再構成メッセージであるように構成されてもよい。
第1の基地局111における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図8aに示される第1の基地局111におけるプロセッサ804などの1つまたは複数のプロセッサを介して実装されてもよい。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解されてもよい。上述のプログラムコードは、例えば、第1の基地局111にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。更に、コンピュータプログラムコードは、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供されてもよく、第1の基地局111にダウンロードされる。
第1の基地局111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ805をさらに備えてもよい。メモリ805は、第1の基地局111において実行されるときに本明細書の方法を実行するために、取得された情報を格納し、データ、コンフィギュレーション(構成)、スケジューリング、およびアプリケーションなどを格納するために使用可能なように構成される。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、受信ポート806を介して、例えば、第2の基地局112および/またはユーザ装置130から情報を受信してもよい。いくつかの実施形態では、受信ポート806は、例えば、第1の基地局111内の1つまたは複数のアンテナに接続されてもよい。
他の実施形態では、第1の基地局111は、受信ポート806を介して無線通信ネットワーク100内の別のストラクチャ(構造物)から情報を受信してもよい。受信ポート806はプロセッサ804と通信してもよいため、受信ポート806は受信した情報をプロセッサ804に送信してもよい。受信ポート806は、他の情報を受信するように構成されてもよい。
第1の基地局111内のプロセッサ804は、プロセッサ804およびメモリ805と通信可能な送信ポート807を介して、例えば、第2の基地局112および/またはユーザ装置130、または無線通信ネットワーク100内の別の構造物に情報を送信または送信するようにさらに構成されてもよい。
また、当業者であれば、上述の決定ユニット801、送信ユニット802、および受信ユニット803は、アナログデジタルモジュールの組合せ、および/または、プロセッサ804などの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、上述のように実行する、例えばメモリーに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウエアで構成された1つまたは複数のプロセッサを指すことができることを理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途集積回路(ASIC)に含めることができ、あるいは、個々にパッケージ化されているか、またはシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかにかかわらず、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアをいくつかの別個の構成要素の間で分散させることができる。
また、いくつかの実施形態では、上述の異なるユニット801~803は、プロセッサ804などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行される1つまたは複数のアプリケーションとして実装されてもよい。
したがって、第1の基地局111について本明細書で説明される実施形態による方法は、少なくとも1つのプロセッサ804上で実行されると、第1の基地局111によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ804に本明細書で説明されるアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム808製品によってそれぞれ実装されてもよい。コンピュータプログラム808の製品は、コンピュータ可読記憶媒体809に記憶されていてもよい。コンピュータ可読記憶媒体809上に記憶されたコンピュータプログラム808は、少なくとも1つのプロセッサ804上で実行されるとき、第1の基地局111によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ804に本明細書に記載の動作を実行させる命令を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体809は、CD-ROMディスクまたはメモリスティックのような一時的でないコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。他の実施形態では、コンピュータプログラム808の製品は、上述されたコンピュータプログラム808を含むキャリアに格納されてもよく、キャリアは、上述されたように、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体809のうちの1つである。
第1の基地局111は、第1の基地局111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第2の基地局112および/またはユーザ装置130との間の通信を容易にするように構成された通信インターフェースを備えてもよい。インターフェースは、例えば、適切な規格に従ってエアインターフェースを介して無線信号を送受信するように構成されたトランシーバ(送受信機)を含むことができる。
他の実施形態では、第1の基地局111は、図8bに示す以下の構成を備えてもよい。第1の基地局111は、第1の基地局111およびメモリ805内に、プロセッシング(処理)回路804、たとえば、プロセッサ804などの1つまたは複数のプロセッサを備えてもよい。また、第1の基地局111は、例えば受信ポート806および送信ポート807を含み得る無線回路810を含んでもよい。処理回路810は、図8aに関連して記載されたのと同様の方法で、図5による方法アクションを実行するように構成されてもよく、または動作可能であってもよい。無線回路810は、第2の基地局112および/またはユーザ装置130との少なくとも無線コネクションをセットアップし、維持するように構成されてもよい。回路は、本明細書では、ハードウェア構成要素として理解されてもよい。
したがって、本明細書の実施形態は、処理回路804およびメモリ805を備える第1の基地局111にも関し、前記メモリ805は、前記処理回路804によって実行可能な命令を含み、それによって、第1の基地局111は、例えば、図5において、第1の基地局111に関して本明細書で説明されたアクションを実行するように動作可能である。
図9は、図6に関連して上述された方法のアクションを実行するために第2の基地局112が備えてもよい構成についての2つの異なる例をパネルa)およびb)でそれぞれ示している。いくつかの実施形態では、第2の基地局112は、図9aに示された以下の構成を備えてもよい。第2の基地局112は、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。第2の基地局112は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第1の基地局111とともに、UE 130にサービスを提供すると理解されてもよい。
いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。以下のいくつかの詳細な説明は、第1の基地局111について説明された動作に関連して、上記で提供された同じ参照に対応し、したがって、ここでは繰り返さない。例えば、第2の基地局112は、LTE eNBでありうる。
図9では、オプションのモジュールが破線のボックスで示されている。
第2の基地局112は、例えば、第1の基地局111から第1のメッセージを受信するように構成された第2の基地局112内の受信ユニット901によって、アクション601の受信を実行するように構成される。第1のメッセージは、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定において、周波数の第1のセット内のどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を備えるように構成される。第1の基地局111および第2の基地局112は、UE 130にサービスを提供するように構成される。
周波数の第1のセットは、NR周波数であるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の測定の変更は、測定されるように構成された周波数の第1のセット内の1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含むように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の基地局112は、例えば、第2の基地局112内の送信ユニット902によって、測定ギャップ構成を備えるように構成されたインターノードRRCメッセージを、第1の基地局111に送信するように構成された、アクション602の送信を実行するようにさらに構成されてもよい。測定ギャップ構成は、第1の基地局111から受信されるように構成された第1のメッセージに基づくように構成されてもよい。
MN RRCメッセージは、LTE RRCメッセージであるように構成されてもよく、SNメッセージは、NR RRC再構成メッセージであるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の基地局111は、MNであるように構成されてもよく、第2の基地局112は、SNであるように構成されてもよい。
他の実施形態では、第1の基地局111は、SNであるように構成されてもよく、第2の基地局112は、MNであるように構成されてもよい。
第2の基地局112における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図9aに示される第2の基地局112におけるプロセッサ903などの1つまたは複数のプロセッサを介して実装されてもよい。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解されてもよい。上述のプログラムコードは、例えば、第2の基地局112にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形成であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、第2の基地局112にダウンロードされる。
第2の基地局112は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ904をさらに備えてもよい。メモリ904は、取得された情報を記憶し、データ、構成、スケジューリング、およびアプリケーションなどを記憶し、第2の基地局112において実行されるときに本明細書の方法を実行するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第2の基地局112は、受信ポート905を介して、例えば、第1の基地局111および/またはユーザ装置130から情報を受信してもよい。いくつかの実施形態では、受信ポート905は、例えば、第2の基地局112内の1つまたは複数のアンテナに接続されてもよい。他の実施形態では、第2の基地局112は、受信ポート905を介して無線通信ネットワーク100内の別の構造物から情報を受信してもよい。受信ポート905はプロセッサ903と通信してもよいため、受信ポート905は受信した情報をプロセッサ903に送信してもよい。受信ポート905は、他の情報を受信するように構成されてもよい。
第2の基地局112内のプロセッサ903は、プロセッサ903およびメモリ904と通信可能な送信ポート906を介して、例えば、第1の基地局111および/またはユーザ装置130、または無線通信ネットワーク100内の別の構造物に情報を送信または発信するようにさらに構成されてもよい。
また、当業者であれば、上述の受信ユニット901および送信ユニット902は、アナログデジタルモジュールの組合せ、および/または、例えばメモリーに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウエアで構成され、プロセッサ903のような1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、上述のように実行する1つまたは複数のプロセッサを指すことができることを理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途集積回路(ASIC)に含めることができ、あるいは、個々にパッケージ化されているか、またはシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかにかかわらず、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアをいくつかの別個の構成要素の間で分散させることができる。
また、いくつかの実施形態では、上述の異なるユニット901~902は、プロセッサ903などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行される1つまたは複数のアプリケーションとして実装されてもよい。
したがって、第2の基地局112について本明細書で説明される実施形態による方法は、少なくとも1つのプロセッサ903上で実行されると、第2の基地局112によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ903に本明細書で説明されるアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム907の製品によってそれぞれ実装されてもよい。コンピュータプログラム907の製品は、コンピュータ可読記憶媒体908に記憶されてもよい。コンピュータプログラム907を記憶したコンピュータ可読記憶媒体908は、少なくとも1つのプロセッサ903上で実行されると、第2の基地局112によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ903に本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体908は、CD-ROMディスクまたはメモリスティックのような一時的でないコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。他の実施形態では、コンピュータプログラム907の製品は、上述されたコンピュータプログラム907を含むキャリアに格納されてもよく、キャリアは、上述されたように、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体908のうちの1つである。
第2の基地局112は、第2の基地局112と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第2の基地局112および/またはユーザ装置130との間の通信を容易にするように構成された通信インターフェースを備えてもよい。インターフェースは、例えば、適切な規格に従ってエアインターフェースを介して無線信号を送受信するように構成されたトランシーバを含むことができる。
他の実施形態では、第2の基地局112は、図9bに示す以下の構成を備えてもよい。第2の基地局112は、第2の基地局112およびメモリ904内に、処理回路903、たとえば、プロセッサ903などの1つまたは複数のプロセッサを備えてもよい。第2の基地局112は、例えば、受信ポート905および送信ポート906を備えてもよい無線回路909を備えてもよい。処理回路909は、図9aに関連して記載されるのと同様の方法で、図6に従う方法のアクションを実行するように構成されてもよく、または動作可能であってもよい。無線回路909は、第1の基地局111および/またはユーザ装置130との少なくとも無線コネクションをセットアップし、維持するように構成されてもよい。回路は、本明細書では、ハードウェア構成要素として理解されてもよい。
したがって、本明細書の実施形態は、処理回路903およびメモリ904を備える第2の基地局112にも関し、前記メモリ904は、前記処理回路903によって実行可能な命令を含み、それによって、第2の基地局112は、例えば、図6において、第2の基地局112に関して本明細書で説明されるアクションを実行するように動作可能である。
図10は、ユーザ装置130が、図7に関連して上述された方法アクションを実行することを含むことができる構成の2つの異なる例をパネルa)およびb)でそれぞれ示している。いくつかの実施形態では、ユーザ装置130は、図10aに示された以下の構成を含むことができる。ユーザ装置130は、UE 130によって実行されるべき1つまたは複数の測定を取り扱うためのものであると理解されてもよい。第1の基地局111は、デュアルコネクティビティセットアップにおいて、無線通信ネットワーク100内の第2の基地局112とともに、UE 130にサービスを提供すると理解されてもよい。
いくつかの実施形態が本明細書に含まれる。1つの実施形態における構成要素は、別の実施形態に存在すると暗黙に想定されてもよく、当業者には、これらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用されてもよいかが明らかであろう。以下のいくつかの詳細な説明は、ユーザ装置130について説明された動作に関連して、上記で提供された同じ参照に対応しており、したがって、ここでは繰り返されない。例えば、デュアルコネクティビティセットアップ(二重接続設定)がEN-DC である場合がある。
図10では、オプションのモジュールが破線のボックスで示されている。
ユーザ装置130は、例えば、ユーザ装置130内の受信モジュール1001によって、第1の基地局111から、以下のオプションのうちの1つを指定するように構成された構成メッセージを受信するように構成されたアクション701の受信を実行するように構成される。第1のオプションに従って、MN RRC再構成メッセージにしたがってUE 130が実行する1つ以上の測定を指定するように、構成メッセージが構成される。MN RRC メッセージは、SN RRC メッセージを埋め込むように設定されてもよい。埋め込まれるように構成されたSN RRCメッセージは、測定ギャップ構成を有するUE 130を構成するように構成される。第2のオプションによれば、構成メッセージは、UE 130がMN RRC再構成メッセージで適用すべき測定ギャップ構成を指定するように構成される。MN RRC メッセージは、SN RRC メッセージを埋め込むように構成される。埋め込まれるように構成されたSN RRCメッセージは、UE 130が実行する1つ以上の測定を指定するように構成される。
いくつかの実施形態では、ユーザ装置130はまた、例えば、受信されるように構成されたコンフィギュレーション(構成)メッセージに基づいて1つまたは複数の測定を行うように構成されたユーザ装置130内の実施モジュール1002によって、アクション702の実施を実行するように構成される。
MN RRCメッセージは、LTE RRCメッセージであるように構成されてもよく、SNメッセージは、NR RRC再構成メッセージであるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、UE 130は、MNである第1の基地局111によって、および第2の基地局112によってサービスされるように構成されてもよく、第2の基地局112は、SNであるように構成されてもよい。
他の実施形態では、UE 130は、SNである第1の基地局111によって、およびMNである第2の基地局112によって、サービスされるように構成されてもよい。
ユーザ装置130内の本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図10aに示されるユーザ装置130内のプロセッサ1003などの1つまたは複数のプロセッサを介して実装されてもよい。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解されてもよい。上述のプログラムコードは、例えば、ユーザ装置130にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されてもよい。そのようなキャリアの1つは、CD ROMディスクの形態であってもよい。しかしながら、メモリスティックのような他のデータキャリアでも実現可能である。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上に純粋なプログラムコードとして提供され、ユーザ装置130にダウンロードされてもよい。
ユーザ装置130は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ1004をさらに備えてもよい。メモリ1004は、ユーザ装置130において実行されるときに本明細書の方法を実行するために、取得された情報を格納し、データ、構成、スケジューリング、およびアプリケーションなどを格納するために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、ユーザ装置130は、受信ポート1005を介して、例えば、第1の基地局111および/または第2の基地局112から情報を受信してもよい。いくつかの実施形態では、受信ポート1005は、例えば、ユーザ装置130内の1つまたは複数のアンテナに接続されてもよい。他の実施形態では、ユーザ装置130は、受信ポート1005を介して無線通信ネットワーク100内の別の構造から情報を受信してもよい。受信ポート1005はプロセッサ1003と通信してもよいため、受信ポート1005は受信した情報をプロセッサ1003に送信してもよい。受信ポート1005は、他の情報を受信するように構成されてもよい。
ユーザ装置130内のプロセッサ1003は、プロセッサ1003およびメモリ1004と通信可能な送信ポート1006を介して、例えば、無線通信ネットワーク100内の第1の基地局111および/または第2の基地局112または他の構造物に情報を送信または送信するようにさらに構成されてもよい。
また、当業者であれば、上述の受信ユニット1001および撮影モジュール1002は、アナログデジタルモジュールの組合せ、および/または、例えばメモリーに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウエアで構成され、プロセッサ1003のような1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、上述のように実行する1つまたは複数のプロセッサを指すことができることを理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途集積回路(ASIC)に含めることができ、あるいは、個々にパッケージ化されているか、またはシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかにかかわらず、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアをいくつかの別個の構成要素の間で分散させることができる。
また、いくつかの実施形態では、上述の様々なモジュール1001~1002は、プロセッサ1003などの1つまたは複数のプロセッサ上で実行される1つまたは複数のアプリケーションとして実装することができる。
したがって、ユーザ装置130について本明細書で説明される実施形態による方法は、少なくとも1つのプロセッサ1003上で実行されるときに、ユーザ装置130によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ1003に本明細書で説明されるアクションを実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム1007の製品によってそれぞれ実装されてもよい。コンピュータプログラム1007の製品は、コンピュータ可読記憶媒体1008に記憶することができる。コンピュータプログラム1007を記憶したコンピュータ可読記憶媒体1008は、少なくとも1つのプロセッサ1003上で実行されると、ユーザ装置130によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサ1003に本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体1008は、CD-ROMディスクまたはメモリスティックのような一時的でないコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。他の実施形態では、コンピュータプログラム1007の製品は、上述されたコンピュータプログラム1007を含むキャリアに格納されてもよく、キャリアは、上述されたように、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体1008のうちの1つである。
ユーザ装置130は、ユーザ装置130と他のノードまたはデバイス、たとえば、第2の基地局102との間の通信を容易にするように構成された通信インターフェースを備えてもよい。インターフェースは、例えば、適切な規格に従ってエアインターフェースを介して無線信号を送受信するように構成されたトランシーバを含むことができる。
他の実施形態では、ユーザ装置130は、図10bに示される以下の構成を備えてもよい。ユーザ装置130は、ユーザ装置130およびメモリ1004内に、処理回路1003、たとえば、プロセッサ1003などの1つまたは複数のプロセッサを備えてもよい。ユーザ装置130はまた、例えば、受信ポート1005および送信ポート1006を備えてもよい無線回路1009を備えてもよい。処理回路1003は、図10aに関連して記載されるのと同様の方法で、図7による方法のアクションを実行するように構成されてもよく、または動作可能であってもよい。無線回路1009は、第1の基地局111および/または第2の基地局112との少なくとも無線コネクションをセットアップおよび維持するように構成されてもよい。回路は、本明細書では、ハードウェア構成要素として理解されてもよい。
したがって、本明細書の実施形態は、障害に対処するように動作するユーザ装置130にも関し、ユーザ装置130は、無線通信ネットワーク100内で動作するように動作する。ユーザ装置130は、処理回路1003およびメモリ1004を備えることができ、前記メモリ1004は、前記処理回路1003によって実行可能な命令を含み、それによって、ユーザ装置130は、例えば、図7において、ユーザ装置130に関連して本明細書で説明されるアクションを実行するようにさらに動作可能である。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が明確に与えられ、および/またはそれが使用される文脈から暗示されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。a/an/the要素、装置、構成要素、手段、ステップなどへの言及はすべて、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後または前として明示的に記載されていない限り、および/またはステップが別のステップの後または前になければならないことが暗黙的でない限り、開示される正確な順序で実行される必要はない。本明細書に開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用することができ、その逆も同様である。添付の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」という表現の後にコンマで区切られた代替物のリストが続き、最後の代替物が「および」用語によって先行される場合、代替物のリストのうちの1つのみが適用されてもよく、代替物のリストのうちの2つ以上が適用されてもよく、または代替物のリストのすべてが適用されてもよいことを意味すると理解されてもよい。この表現は、表現「のうちの少なくとも1つ」の後にコンマによって区切られた代替物のリストが続き、最後の代替物が「または」用語によって先行される、と同等であると理解されてもよい。
本明細書の実施形態に関連する例
グループAの例
1.無線デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・上記の実施例のいずれかに記載されるように提供される情報に基づいて1つ以上の測定を行う。
2.1に記載の方法であって、前記1つまたは複数の測定は、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードによって提供される情報に基づく。
3.先の実施例のいずれかに記載の方法であって、さらに、以下を含む:
・ユーザデータを提供することと、
・基地局への送信を介してユーザデータをホストコンピュータに転送すること。
グループBの例
4.基地局によって実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・UEによって実行されるべき測定の変更を決定することであって、当該測定は、周波数の第1のセットに関連付けられている、ことと、
・第1のメッセージを送信することであって、第1のメッセージは、変更されるべき1つまたは複数の周波数/キャリアに関する情報を備える、こと。
5.4に記載の方法であって、前記周波数の第1のセットは、NR周波数である。
6.4~5に記載の方法であって、前記測定の変更は、測定されるべき1つ以上の周波数またはキャリアを追加または削除することを含む。
7.4~6に記載の方法であって、前記第1のメッセージが第2のノード(SN)に送信され、当該SNは、前記第1のメッセージを使用して、前記UEが実行することを要求するために残っている測定の数を決定するように構成されている。
8.4~7に記載の方法であって、前記UEは、第1の数の測定を実行することができる。
9.4~8に記載の方法であって、周波数が削除されると、SNは、測定の第1の数に向かって、当該周波数について測定の数のカウントを開始する。
10.4~9に記載の方法であって、前記基地局は、前記UEが実行する測定を指定する構成メッセージを前記UEに送信する前に、ギャップが構成されているという確認メッセージを前記SNから受信することを待つ。
11.4~10のいずれかに記載の方法であって、前記SNは、前記測定ギャップ構成(コンフィギュレーション)をNR RRCコネクション再構成メッセージにオプションで含むこともできるACKを、X2インターフェースを介して送信する。
12.4~11に記載の方法であって、LTE RRCメッセージ内で構成する測定構成をUEに送信することと、SNが送信したばかりのNR RRCメッセージを埋め込むことと、をさらに有する。
13.4~12に記載の方法であって、前記SNからメッセージを受信することをさらに含み、前記SNからの前記メッセージは、前記SNが、前記UEに実行するように求める測定を変更したというインジケーションを含む。
14.4~13に記載の方法であって、前記SNからの前記メッセージに基づいて、前記UEによって実行されるべき前記測定を修正することをさらに有する。
15.先の例のいずれかに記載の方法であって、さらに、以下を含む:
・ユーザデータを取得することと、ホストコンピュータまたは無線デバイスへユーザデータを転送すること。
さらなる拡張および変形
図11:いくつかの実施形態による無線ネットワーク。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用して任意の適切な種類のシステムで実装されてもよいが、本明細書で開示される実施形態は、図11に示される例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して説明され、簡潔にするために、図11の無線ネットワークは、ネットワーク1106、ネットワークノード1160および1160b、ならびにWD1110、1110b、および1110cのみを示す。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間または無線デバイスと他の通信装置、例えば固定電話、サービスプロバイダ、または他のネットワークノードまたはエンド装置との間の通信を支援するのに適した任意の追加要素をさらに含むことができる。図示された構成要素のうち、ネットワークノード1160および無線デバイス(WD)1110は、さらなる詳細物を伴って示されている。第1の基地局111および第2の基地局112のいずれも、ネットワークノード1160の例と考えることができる。ユーザ装置130は、無線デバイス(WD)1110の一例と考えることができる。
無線ネットワークは、無線ネットワークによって、または無線ネットワークを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセスおよび/またはサービスの使用を容易にするために、1つ以上の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供してもよい。無線ネットワークは、任意の種類の通信、電気通信、データ通信、セルラ、および/または無線ネットワーク、または他の同様の種類のシステムを含んでいてもよく、および/またはインターフェースであってもよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の標準または他のタイプの事前定義されたルールまたは手順に従って動作するように構成されてもよい。したがって、無線ネットワークのある実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE 802.11規格などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、および/またはマイクロ波アクセスのためのワールドワイドインターオペラビリティ(WiMax)、ブルートゥース、Zウェーブ、および/またはZigBee規格などの任意の他の適切な無線通信規格を実装することができる。
ネットワーク1106は、1つ以上のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆電話交換ネットワーク(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを含むことができる。
ネットワークノード1160およびWD 1110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークで無線コネクションを提供するなど、ネットワークノードや無線デバイスの機能を提供するために連携する。様々な実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の、有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/または、有線または無線コネクションを介するかどうかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたは参加することができる任意の他の構成要素またはシステムを備えてもよい。
本明細書で使用される「ネットワークノード」とは、無線ネットワーク内の無線デバイスおよび/または他のネットワークノードまたは装置と直接的または間接的に通信可能で、および/または無線デバイスへの無線アクセスを提供し、および/または無線ネットワーク内の他の機能(例えば、管理)を実行することができる、構成され、配置され、および/または動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、Node B、進化したNode B(eNB)およびNR ノードB(gNB))が含まれるが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジのサイズ(または、別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて、分類されてもよく、また、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれてもよい。基地局は、リレーを制御するリレーノードまたはリレードナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、時々、遠隔無線ヘッド(RRH)と呼ばれることもある、集中ディジタルユニットおよび/または遠隔無線ユニット(RRU)などの分散型の無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部分を含むことができる。このような遠隔無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化される場合とされない場合がある。分散型の無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS)においてノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチ標準規格無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地送受信局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調動作エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E-SMLC)、および/またはMDTを含む。
別の実施形態として、ネットワークノードは、以下にさらに詳しく説明するように、仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスにアクセスを提供し、または無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供するよう、構成され、配置され、および/または動作可能な任意の適切なデバイス(またはデバイスグループ)を表してもよい。
図11において、ネットワークノード1160は、処理回路1170、デバイス読み取り可能媒体1180、インターフェース1190、補助機器1184、電源1186、電源回路1187、およびアンテナ1162を含む。図11の例示的な無線ネットワークに示されたネットワークノード1160は、図示されたハードウエア構成要素の組合せを含むデバイスを表すことができるが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを含むことができる。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、および方法を実行するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウエアの任意の好適な組合せを含むことを理解されたい。さらに、ネットワークノード1160の構成要素は、より大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているか、または複数のボックス内に入れ子にされているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の様々な物理構成要素を含むことができる(例えば、デバイス可読媒体1180は、複数の別個のハードディスクドライブならびに複数のRAMモジュールを含むことができる)。
同様に、ネットワークノード1160は、多数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から構成されてもよく、それらはそれぞれ、それら自体のそれぞれの構成要素を有してもよい。ネットワークノード1160が複数の別々の構成要素(例えば、BTSおよびBSC構成要素)を含む特定の状況では、1つ以上の別々の構成要素を複数のネットワークノード間で共有することができる。例えば、単一のRNCは、複数のノードBを制御することができる。このようなシナリオでは、ユニークなノードBとRNCとの各組は、場合によっては、単一の個別のネットワークノードと見なされる可能性がある。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1160は、マルチプル(多重)無線接続技術(RAT)を支援するように構成されうる。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は、複製されてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体1180)、いくつかの構成要素は、再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ1162は、RATによって共有されてもよい)。ネットワークノード1160はまた、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術のような、ネットワークノード1160に統合された様々な無線技術のための様々な例示された構成要素の多数の設定を含み得る。これらのワイヤレス技術は、ネットワークノード1160内の同じまたは異なったチップまたはチップセットおよび他の構成要素に統合されてもよい。
処理回路1170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、演算、または類似の動作(例えば、ある取得動作)を実行するように構成される。処理回路1170によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、および/または取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および前記処理の結果として判定を行うことによって、処理回路1170によって取得された情報を処理することを含み得る。
処理回路1170は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/またはエンコードされたロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを備えることができ、これらは、単独で、またはデバイス可読媒体1180、ネットワークノード1160の機能などの他のネットワークノード1160の構成要素と併せてのいずれかで提供するように動作可能である。例えば、処理回路1170は、デバイス可読媒体1180または処理回路1170内のメモリに格納された命令を実行することができる。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含むことができる。いくつかの実施形態では、処理回路1170は、システムオンチップ(SOC)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、処理回路1170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路1172およびベースバンド処理回路1174のうちの1つ以上を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路1172およびベースバンド処理回路1174は、無線ユニットおよびデジタルユニットなどの、別個のチップ(またはチップセット)、ボード、またはユニット上にあってもよい。代替実施形態では、RFトランシーバ回路1172およびベースバンド処理回路1174のいくつかまたはすべては、同じチップまたはチップ、ボード、またはユニットの設定上にあってもよい。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能のいくつかまたはすべては、デバイス可読媒体1180または処理回路1170内のメモリー上に格納された命令を実行する処理回路1170によって実現されてもよい。代替の実施形態では、機能のいくつかまたはすべては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体上に格納された命令を実行することなく、処理回路1170によって提供されてもよい。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1170は、説明された機能を実行するように構成されてもよい。そのような機能によって提供される利点は、処理回路1170単独またはネットワークノード1160の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード1160全体によって、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
デバイス可読媒体1180は、限定されるものではないが、永続記憶、固体メモリ、遠隔実装メモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用のメモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、着脱可能記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD))、および/または処理回路1170によって使用可能な情報、データ、および/または命令を格納する他の揮発性または不揮発性、非一時的、および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含むことができる。デバイス可読媒体1180は、コンピュータプログラム、ソフトウエア、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つ以上を含むアプリケーション、及び/又は処理回路1170によって実行されることができ、ネットワークノード1160によって利用されることができる他の命令を含む、任意の好適な命令、データ又は情報を記憶することができる。デバイス可読媒体1180は、処理回路1170によって行われた任意の演算、および/またはインターフェース1190を介して受信された任意のデータを格納するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路1170およびデバイス読み取り可能媒体1180は、集積されていると考えられてもよい。
インターフェース1190は、ネットワークノード1160、ネットワーク1106、および/またはWD1110間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信に使用される。図示のように、インターフェース1190は、例えば、有線コネクションを介してネットワーク1106との間でデータを送受信するためのポート/端子1194を含む。インターフェース1190は、また、アンテナ1162の一部に結合されてもよい、またはある実施形態では、無線フロントエンド回路1192を含む。無線フロントエンド回路1192は、フィルタ1198および増幅器1196を含む。無線フロントエンド回路1192は、アンテナ1162および処理回路1170に接続されてもよい。無線フロントエンド回路は、アンテナ1162と処理回路1170との間で通信される信号を調整するように構成されてもよい。無線フロントエンド回路1192は、無線コネクションを介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるディジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路1192は、フィルタ1198および/または増幅器1196の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。次いで、無線信号は、アンテナ1162を介して送信されてもよい。同様に、データを受信する場合、アンテナ1162は、無線信号を収集し、次いで、無線フロントエンド回路1192によってデジタルデータに変換されてもよい。デジタルデータは、処理回路1170に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含むことができる。
ある代替実施形態では、ネットワークノード1160は、別個の無線フロントエンド回路1192を含まなくてもよく、代わりに、処理回路1170は、無線フロントエンド回路を含んでもよく、別個の無線フロントエンド回路1192を伴わずに、アンテナ1162に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1172のすべてまたはいくつかは、インターフェース1190の一部とみなされてもよい。さらに他の実施形態では、インターフェース1190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末1194、無線フロントエンド回路1192、およびRFトランシーバ回路1172を含んでもよく、インターフェース1190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1174と通信してもよい。
アンテナ1162は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナ、またはアンテナアレイを含み得る。アンテナ1162は、無線フロントエンド回路1190に結合することができ、データおよび/または信号を無線で送受信してもよい任意のタイプのアンテナとすることができる。いくつかの実施形態では、アンテナ1162は、例えば、2GHzと66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な、1つまたは複数の無指向性、セクタまたはパネルアンテナを含んでもよい。無指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送受信するために使用されてもよく、セクタアンテナは、特定の領域内のデバイスから無線信号を送受信するために使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送受信するために使用される見通し線アンテナであってもよい。いくつかの例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれ得る。ある実施形態では、アンテナ1162は、ネットワークノード1160とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを介してネットワークノード1160に接続可能であってもよい。
アンテナ1162、インターフェース1190、および/または処理回路1170は、ネットワークノードによって実行されるものとして、本明細書に記載される任意の受信動作および/または一定の取得動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データおよび/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ1162、インターフェース1190、および/または処理回路1170は、ネットワークノードによって実行されるものとして、本明細書に記載される任意の送信動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または任意の他のネットワーク機器に送信されてもよい。
電源回路1187は、パワーマネージメント(電力管理)回路を備えてもよく、または電力管理回路に結合されてもよく、本明細書に記載される機能を実行するための電力をネットワークノード1160の構成要素に供給するように構成される。電源回路1187は、電源1186から電力を受け取ることができる。電源1186および/または電源回路1187は、それぞれの構成要素に適した様式で(例えば、それぞれの構成要素ごとに必要な電圧および電流レベルで)、ネットワークノード1160のさまざまな構成要素に電力を供給するように構成されてもよく、電源1186は、電源回路1187および/またはネットワークノード1160に含まれてもよく、または、電源回路の外部に含まれてもよい。例えば、ネットワークノード1160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それによって、外部電源は、電源回路1187に電力を供給する。さらなる例として、電源1186は、電源回路1187に接続される、または集積される、バッテリまたはバッテリパックの形態の電源を含んでもよい。外部電源に障害が発生した場合、バッテリからバックアップ電源が供給されることがある。光発電装置のような他のタイプの電源も使用することができる。
ネットワークノード1160の代替的な実施形態は、本明細書で説明される機能のいずれか、および/または本明細書で説明される主題を支援するために不可欠な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能の特定の態様を提供する責任を負うことができる、図11に示されるものを超える追加の構成要素を含むことができる。例えば、ネットワークノード1160は、ネットワークノード1160への情報の入力を可能にし、ネットワークノード1160からの情報の出力を可能にするユーザインターフェース装置を含むことができる。これにより、ユーザは、ネットワークノード1160の診断、保守、修理、および他の管理機能を実行することができる。
本明細書で使用されるように、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信するように、構成され、配置され、および/または動作可能な装置を指す。特に断らない限り、用語WDは、本明細書では、ユーザ装置(UE)と置換可能に使用されてもよい。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、および/またはエア(大気)を介して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の対話なしに情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。例えば、WDは、所定のスケジュールで、内部または外部イベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応答して、ネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、スマートフォン、モバイルフォン、セルラー電話機、ボイスオーバーIP(VoIP)電話機、無線ローカルループ電話機、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線カメラ、ゲーム用コンソールまたはデバイス、音楽記憶装置、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)があるが、これらに限定されない。その他、車載無線端末機器等。WDは、例えば、サイドリンク通信、車車間(V2V)、車対インフラストラクチャ間(V2I)、車対あらゆるもの間(V2X)のための3GPP標準を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。さらに別の具体例として、インターネットオブシングス(IoT)のシナリオによれば、WDは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信するマシンまたは他のデバイスを表すことができる。この場合、WDは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよく、3GPPの文脈では、MTCデバイスと呼ばれてもよい。一つの具体例として、WDは3GPPのナローバンドインターネットオブシングス(NB‐IoT)規格を実装するUEであってもよい。そのような機械または装置の特定の例は、センサ、電力計、産業機械などの計量装置、または家庭用もしくは個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作に関連する他の機能を監視および/または報告することができる車両または他の機器を表すことができる。上述のようなWDは、無線コネクションのエンドポイントを表すことができ、そのケースでは、装置(デバイス)は、無線端末と呼ばれてもよい。さらに、上述されたようなWDは、モバイルであってもよく、その場合、モバイルデバイスまたはモバイル端末とも呼ばれてもよい。
図示されるように、無線デバイス1110は、アンテナ1111、インタフェース1114、処理回路1120、デバイス可読媒体1130、ユーザインターフェース装置1132、補助装置1134、電源1136、および電源回路1137を含む。WD 1110は、ほんの数例を挙げると、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、WD 1110によってサポートされる異なる無線技術のための例示された構成要素のうちの1つまたは複数を含む複数のセットを含むことができる。これらのワイヤレス技術は、WD 1110内の他のコンポーネントと同じまたは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナ1111は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができ、インターフェース1114に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナ1111は、WD 1110とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを介してWD 1110に接続可能であってもよい。アンテナ1111、インターフェース1114、および/または処理回路1120は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データおよび/または信号は、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ1111は、インターフェースとみなされてもよい。
図示されるように、インターフェース1114は、無線フロントエンド回路1112およびアンテナ1111を備える。無線フロントエンド回路1112は、1つまたは複数のフィルタ1118および増幅器1116を備える。無線フロントエンド回路1114は、アンテナ1111および処理回路1120に接続され、アンテナ1111と処理回路1120との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路1112は、アンテナ1111に結合されてもよく、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD 1110は、別個の無線フロントエンド回路1112を含まなくてもよく、むしろ、処理回路1120は、無線フロントエンド回路を含んでもよく、アンテナ1111に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122のいくつかまたはすべては、インターフェース1114の一部とみなされてもよい。無線フロントエンド回路1112は、無線コネクションを介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるディジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路1112は、フィルタ1118および/または増幅器1116の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。次いで、無線信号は、アンテナ1111を介して送信されてもよい。同様に、データを受信する場合、アンテナ1111は、無線信号を収集し、次いで、無線フロントエンド回路1112によってデジタルデータに変換されてもよい。デジタルデータは、処理回路1120に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含むことができる。
処理回路1120は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを備えることができ、これらは、単独で、またはデバイス可読媒体1130、WD 1110機能などの他のWD 1110構成要素と併せてのいずれかで提供するように動作可能である。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利点のいずれかを提供することを含むことができる。例えば、処理回路1120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体1130または処理回路1120内のメモリに格納された命令を実行することができる。
図示されるように、処理回路1120は、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126のうちの1つ以上を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素及び/又は構成要素の異なる組合せを含むことができる。いくつかの実施形態では、WD 1110の処理回路1120は、SOCを備えてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替の実施形態では、ベースバンド処理回路1124およびアプリケーション処理回路1126のいくつかまたはすべては、1つのチップまたはチップセットに組み合わされてもよく、RFトランシーバ回路1122は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路1122およびベースバンド処理回路1124のいくつかまたはすべては、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路1126は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらに他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126のいくつかまたはすべてが、同じチップまたは1セットのチップに組み合わされてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122は、インターフェース1114の一部であってもよい。RFトランシーバ回路1122は、処理回路1120のためのRF信号を調整することができる。
ある実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される機能のいくつかまたはすべては、ある実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体とすることができるデバイス可読媒体1130上に記憶された命令を実行する処理回路1120によって提供されてもよい。代替の実施形態では、機能のいくつかまたはすべては、ハードワイヤード方式などであって、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行することなく、処理回路1120によって提供されてもよい。これらのある実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1120は、説明された機能を実行するように構成されてもよい。そのような機能性によって提供される利点は、処理回路1120単独に、またはWD 1110の他の構成要素に限定されず、WD 1110全体で、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
処理回路1120は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の決定、演算、または類似の動作(たとえば、ある取得動作)を実行するように構成されてもよい。これらの動作は、処理回路1120によって実行されるように、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD 1110によって記憶された情報と比較すること、および/または取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および前記処理の結果として決定を行うことによって、処理回路1120によって取得された情報を処理することを含み得る。デバイス可読媒体1130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路1120によって実行されることが可能な他の命令を格納するように動作可能であり得る。
デバイス可読媒体1130は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))または読み出し専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または処理回路1120によって使用可能な情報、データ、および/または命令を記憶する他の揮発性または不揮発性、非一時的、および/またはコンピュータ実行可能メモリ装置を含むことができる。いくつかの実施形態では、処理回路1120およびデバイス可読媒体1130は、集積されていると考えられてもよい。
ユーザインターフェース機器1132は、人間のユーザがWD 1110と対話することを可能にするコンポーネントを提供することができる。このような対話的操作は、視覚的、聴覚的、触覚的などの多くの形態であり得る。ユーザインターフェース機器1132は、ユーザに出力を生成し、ユーザがWD 1110に入力を提供することを可能にするように動作可能であってもよい。対話のタイプは、WD 1110にインストールされたユーザインターフェース機器1132のタイプに応じて変わり得る。例えば、WD 1110がスマートフォンである場合、対話は、タッチスクリーンを介して行われてもよく、WD 1110がスマートメータである場合、対話は、使用量(例えば、使用されるガロン数)を提供するスクリーン、または可聴警報(例えば、煙が検出される場合)を提供するスピーカを介して行われてもよい。ユーザインターフェース機器1132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース装置1132は、WD 1110への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路1120に接続されて、処理回路1120が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器1132は、例えば、マイクロフォン、近接または他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路を含むことができる。ユーザインターフェース機器1132はまた、WD 1110からの情報の出力を可能にし、処理回路1120がWD 1110から情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインターフェース機器1132は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドホンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1132の1つまたは複数の入出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD 1110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信することができ、本明細書で説明する機能性からの利益をエンドユーザおよび/または無線ネットワークに与えることができる。
補助装置1134は、WDによって一般に実行されない可能性があるより具体的な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースを含むことができる。補助装置1134の構成要素の搭載およびそのタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変わり得る。
電源1136は、一部の実施形態では、バッテリまたはバッテリパックの形態であってもよい。外部電源(例えば、電気コンセント)、光発電デバイス、またはパワーセルなどの他のタイプの電源も使用することができる。WD 1110は、電源1136からの電力を、電源1136からの電力を必要とするWD 1110の様々な部分に送り、本明細書に記載または示される任意の機能を実行するための電源回路1137をさらに備えてもよい。電源回路1137は、ある実施形態では、電力管理回路を備えてもよい。電源回路1137は、追加的または代替的に、外部電源から電力を受け取るように動作可能であってもよく、その場合、WD 1110は、入力回路または電力ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であってもよい。また、ある実施形態において、電源回路1137は、外部電源から電源1136に電力を配分するように動作可能であってもよい。これは、例えば、電源1136の充電のためであってもよい。電源回路1137は、電力が供給されるWD 1110のそれぞれの構成要素に適した電力にするために、電源1136からの電力に対して、任意のフォーマット、変換、または他の修正を実行することができる。
図12:いくつかの実施形態によるユーザ装置
図12は、ユーザ装置130など、本明細書で説明される様々な態様によるUEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるように、ユーザ装置またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または操作する人間のユーザという意味でユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作が意図されているが、最初は特定の人間のユーザ(例えば、スマートスプリンクラコントローラ)に関連付けられていてもいなくてもよく、または関連付けられていなくてもよいデバイスを表してもよい。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売またはエンドユーザによる運用を意図されていないが、ユーザ(例えば、スマート電力メータ)のために関連付けられるか、または運用されてもよいデバイスを表し得る。UE 12200は、NB-IoT UE、マシンタイプ通信(MTC) UE、および/または拡張MTC (eMTC) UEを含む、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであってもよく、図12に示されるように、UE 1200は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G標準のような、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表される1つ以上の通信標準に従って通信するように構成されるWDの一例である。前述のように、用語WDおよびUEは、置換可能に使用されてもよい。したがって、図12はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆もまた同様である。
図12では、UE1200は、入出力インターフェース1205、無線周波(RF)インターフェース1209、ネットワークコネクションインターフェース1211、ランダムアクセスメモリ(RAM)1217、読み出し専用メモリ(ROM)1219、および記憶媒体1221などを含むメモリ1215、通信サブシステム1231、電源1233、および/または任意の他の構成要素、またはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された処理回路1201を含む。記憶媒体1221は、オペレーティングシステム1223、アプリケーションプログラム1225、およびデータ1227を含む。他の実施形態では、記憶媒体1221は、他の同様のタイプの情報を含むことができる。いくつかのUEは、図12に示される構成要素のすべて、または構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、1つのUEから別のUEへと変化し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ(送受信機)、送信機、受信機など、部品の複数のインスタンスを含み得る。
図12では、処理回路1201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されてもよい。処理回路1201は、1つまたは複数のハードウェアで実装された状態機械(例えば、ディスクリートロジック、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアとともにプログラマブルロジック、1つまたは複数の格納プログラム、マイクロプロセッサまたはデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの汎用プロセッサ、ならびに適切なソフトウェア、または上記の任意の組合せなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作可能な任意の順次状態機械(シーケンシャルステートマシン)を実装するように構成されてもよい。例えば、処理回路1201は、2つの中央演算処理装置(CPU)を含んでもよい。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報であってもよい。
図示の実施形態では、入力/出力インターフェース1205は、入力デバイス、出力装置、または入力および出力装置に通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。UE 1200は、入力/出力インターフェース1205を介して出力デバイスを使用するように構成されてもよい。出力装置は、入力デバイスと同じタイプのインターフェイスポートを使用できる。例えば、USBポートを使用して、UE 1200との間で入力および出力を行うことができる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せとすることができる。UE 1200は、ユーザが情報をUE 1200に捕捉できるように、入力/出力インターフェース1205を介して入力装置を使用するように構成されてもよい。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向キー、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含むことができる。存在感知表示部は、ユーザからの入力を感知するために、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組合せとすることができる。
例えば、入力装置は、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロホン、および光センサであってもよい。
図12では、RFインターフェース1209は、送信機、受信機、およびアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。ネットワークコネクションインターフェース1211は、ネットワーク1243aへの通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。ネットワーク1243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワーク、またはそれらの任意の組合せなどの有線および/または無線ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク1243aは、Wi-Fiネットワークを有してもよい。ネットワークコネクションインターフェース1211は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つまたは複数の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを介して1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される受信機および送信機インターフェースを含むように構成されてもよい。ネットワークコネクションインターフェース1211は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電子など)に適した受信機および送信機の機能を実施することができる。送信機機能および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有することができ、あるいは、別々に実装されてもよい。
RAM 1217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウエアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシュを提供するために、バス1202を介して処理回路1201にインターフェースするように構成されてもよい。ROM 1219は、コンピュータ命令またはデータを処理回路1201に提供するように構成されてもよい。例えば、ROM 1219は、不揮発性メモリに記憶されるものであって、基本入出力(I/O)、スタートアップ、またはキーボードからのキーストロークの受信などの基本的なシステム機能のための、不変の低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように構成されてもよい。記憶媒体1221は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されてもよい。一例では、記憶媒体1221は、オペレーティングシステム1223、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1225、ウィジェットまたはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイル1227を含むように構成されてもよい。記憶媒体1221は、UE 1200による使用のために、様々なオペレーティングシステムのうちの任意のもの、またはオペレーティングシステムの組合せを記憶し得る。
記憶媒体1221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたは取り外し可能ユーザ識別(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなど、複数の物理駆動部含むように構成されてもよい。記憶媒体1221は、一時的または非一時的記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスし、データをオフロードし、またはデータをアップロードすることをUE 1200に可能にし得る。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を含む、記憶媒体1221内に有形に具現化されうる。
図12では、処理回路1201は、通信サブシステム1231を使用してネットワーク1243bと通信するように構成されてもよい。ネットワーク1243aおよびネットワーク1243bは、同一のネットワークまたは複数のネットワークであってもよいし、異なるネットワークまたは複数のネットワークであってもよい。通信サブシステム1231は、ネットワーク1243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように構成されてもよい。例えば、通信サブシステム1231は、IEEE 802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局などの無線通信が可能な別の装置の1つ以上のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されてもよい。各トランシーバは、RANリンク(例えば、周波数割り当てなど)に適切な送信機または受信機機能をそれぞれ実装するために、送信機1233および/または受信機1235を含んでもよい。さらに、各トランシーバの送信機1233および受信機1235は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有してもよく、あるいは、別々に実装されてもよい。
図示の実施形態では、通信サブシステム1231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、近距離通信、位置を決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などの位置ベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。例えば、通信サブシステム1231は、セルラー通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信およびGPS通信を含むことができる。ネットワーク1243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、その他の同様のネットワークまたはこれらの任意の組合せなどの有線および/または無線ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク1243bは、セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/または近距離無線ネットワークであってもよい。電源1213は、UE 1200の構成要素に交流(AC)又は直流(DC)電力を供給するように構成されてもよい。
本明細書で説明される特徴、利点、および/または機能は、UE 1200の構成要素のうちの1つにおいて実装されてもよいか、またはUE 1200の複数の構成要素にわたって区分されてもよい。さらに、本明細書で説明される特徴、利点、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組合せで実装されてもよい。一例では、通信サブシステム1231は、本明細書で説明される構成要素のいずれかを含むように構成されてもよい。さらに、処理回路1201は、バス1202を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように構成されてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれも、処理回路1201によって実行されるときに本明細書で説明される対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれかの機能は、処理回路1201と通信サブシステム1231との間で別れていてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれかの演算負荷の軽い機能をソフトウェアまたはファームウェアで実装し、演算負荷の重い機能をハードウェアで実装してもよい。
図13:いくつかの実施形態による仮想化環境
図13は、いくつかの実施形態によって実装される機能を仮想化することができる仮想化環境1300を示す概略ブロック図である。本文中では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶装置およびネットワークリソースを仮想化することを含む装置または装置の仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用されるように、仮想化は、ノード(例えば、仮想化された基地局、または、上述の第1の基地局111または第2の基地局112のいずれかのような仮想化された無線アクセスノード)、または、デバイス(例えば、UE、無線デバイス、または、ユーザ装置130のような任意の他の種類の通信デバイス)、または、それらの構成要素に適用されることができ、機能の少なくとも一部が、(例えば、1つまたは複数のネットワーク内の1つまたは複数の物理プロセッシングノード上で実行される1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシン、またはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装されるインプリメンテーションに関係する。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載する機能のいくつかまたはすべては、1つ以上のハードウェアノード1330によってホストされる1つ以上の仮想環境1300内に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装することができる。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではないか、無線接続性を必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書で開示される実施形態のいくつかの特徴、機能、および/または利益のいくつかを実装するように動作する1つまたは複数のアプリケーション1320(代替として、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれ得る)によって実装されてもよい。アプリケーション1320は、処理回路1360およびメモリ1390を備えるハードウェア1330を提供する仮想化環境1300において実行される。メモリ1390は、処理回路1360によって実行可能な指示1395を含み、それによって、アプリケーション1320は、本明細書で開示される特徴、利点、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1300は、市販の既製(COTS)プロセッサ、専用の特定用途集積回路(ASIC)、またはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素もしくは専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であってもよい、1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路1360のセットを備える汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス1330を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路1360によって実行される指示1395またはソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリであり得るメモリ1390-1を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース1380を含むネットワークインタフェースカードとしても知られる、1つ以上のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1370を含むことができる。各ハードウェアデバイスはまた、ソフトウェア1395および/または処理回路1360によって実行可能な命令を格納した、非一時的な、永続的な、機械可読記憶媒体1390-2を含んでもよい。ソフトウェア1395は、1つ以上の仮想化レイヤ1350(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン1340を実行するためのソフトウェア、ならびに本明細書に記載するいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴および/または利点を実行することを可能にするソフトウェアを含む任意のタイプのソフトウェアを含むことができる。
仮想マシン1340は、仮想化処理、仮想化メモリ、仮想化ネットワークワーキングまたはインターフェースおよび仮想化ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ1350またはハイパーバイザによって実行されうる。仮想アプライアンス1320のインスタンスの異なる実施形態は、1つまたは複数の仮想マシン1340上で実装されてもよく、実装は、異なる方法で行われてもよい。
動作中、処理回路1360は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることもあるハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1350をインスタンス化するためにソフトウェア1395を実行する。仮想化レイヤ1350は、ネットワークハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを仮想マシン1340に提示することができる。
図13に示されるように、ハードウェア1330は、一般的または特定の構成要素を有する独立型ネットワークノードであってもよい。ハードウェア1330は、アンテナ13225を備えることができ、仮想化を介していくつかの機能を実装することができる。あるいは、ハードウェア1330は、多くのハードウェアノードが協働して動作し、特にアプリケーション1320のライフサイクル管理を監視する管理およびオーケストレーション13100を介して管理される、より大きなハードウェアのクラスター(例えば、データセンタまたは顧客構内装置(CPE)内)の一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれるいくつかのコンテキスト(文脈)にそって行われる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、およびデータセンタ内に配置可能な物理ストレージ、ならびに顧客構内機器に統合するために使用することができる。
NFVの文脈によれば、仮想マシン1340は、あたかも物理的な仮想化されていないマシン上で実行されているかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であってもよい。仮想マシン1340の各々、およびその仮想マシンを実行するハードウェア1330のその一部は、その仮想マシンおよび/またはその仮想マシンによって他の仮想マシン1340と共有されるハードウェア専用のハードウェアであり、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
なお、NFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワークインフラストラクチャ1330上の1つ以上の仮想マシン1340で実行され、図13のアプリケーション1320に対応する特定のネットワーク機能を処理する責任がある。
いくつかの実施形態では、それぞれが1つまたは複数の送信機13220および1つまたは複数の受信機13210を含む1つまたは複数の無線ユニット13200は、1つまたは複数のアンテナ13225に結合されてもよい。無線ユニット13200は、1つ以上の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1330と直接的に通信することができ、仮想コンポーネントと組み合わせて使用して、無線アクセスノードまたは基地局などの無線機能を仮想ノードに提供することができる。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングは、ハードウエアノード1330と無線ユニット13200との間の通信のために、代替的に使用されてもよい制御システム13230を使用して達成されてもよい。
図14:ある実施形態によるホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続される通信ネットワーク
図14に関して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1411と、コアネットワーク1414とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの通信ネットワーク1410を含む。アクセスネットワーク1411は、NB、eNB、gNB、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局1412a、1412b、1412cを備え、それぞれが対応するカバレッジエリア1413a、1413b、1413cを確定する。基地局1412a、1412b、1412cのいずれも、例えば、第1の基地局111または第2の基地局112とすることができる。それぞれの基地局1412a、1412b、1412cは、有線または無線コネクション1415を介してコアネットワーク1414に接続可能である。カバレッジエリア1413cに位置する第1のUE 1491は、対応する基地局1412cと無線で接続されるか、またはページングされるように構成されている。カバレッジエリア1413a内の第2のUE 1492は、対応する基地局1412aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE1491、1492が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単一のUEが対応する基地局1412に接続している状況にも等しく適用可能である。第1のUE 1491および第2のUE 1492のいずれかは、例えば、ユーザ装置130であってもよい。
通信ネットワーク1410は、それ自体がホストコンピュータ1430に接続されており、これは、スタンドアロンサーバ、クラウドに実装されたサーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて具体化されてもよい。ホストコンピュータ1430は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク1410とホストコンピュータ1430との間のコネクション1421および1422は、コアネットワーク1414からホストコンピュータ1430まで直接的に延びてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク1420を介してもよい。中間ネットワーク1420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組合せとすることができ、中間ネットワーク1420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク1420は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含むことができる。
図14の通信システムは全体として、接続されたUE1491、1492とホストコンピュータ1430との間の接続を可能にする。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(over-the-top)(OTT)コネクション1450として記述されてもよい。ホストコンピュータ1430および接続されたUE1491、1492は、アクセスネットワーク1411、コアネットワーク1414、任意の中間ネットワーク1420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション1450を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション1450は、OTTコネクション1450が通過する参加通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信の経路指定に気付かないという意味でトランスペアレントであり得る。例えば、基地局1412は、接続されたUE 1491に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ためにホストコンピュータ1430から発信されるデータをもつ着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされる必要はない。同様に、基地局1412は、UE 1491からホストコンピュータ1430へ向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
次に説明する図15、図16、図17、図18および図19に関連して、UEがユーザ装置130の一例であり、UEに提供される任意の説明がユーザ装置130に等しく適用されることを理解されたい。また、基地局は、上述された第1の基地局111または第2の基地局112のいずれかの例であることも理解されよう。
図15:いくつかの実施形態によれば、基地局を介してユーザ装置と部分無線コネクション上で通信するホストコンピュータ
実施例では、前の段落で説明されたUE、基地局、およびホストコンピュータの実施例が図15を参照して次に説明されるが、無線通信ネットワーク100のような通信システム1500では、例えば、ホストコンピュータ1510は、通信システム1500の別の通信装置のインターフェースと有線または無線コネクションをセットアップし、維持するように構成された通信インターフェース1516を含むハードウェア1515を含む。ホストコンピュータ1510は、記憶および/または処理能力を有することができる処理回路1518をさらに備える。特に、処理回路1518は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ1510はさらにソフトウェア1511を構成し、それがホストコンピュータ1510に記憶されるか、又はアクセス可能であり、処理回路1518によって実行可能である。ソフトウェア1511は、ホストアプリケーション1512を含む。ホストアプリケーション1512は、UE 1530およびホストコンピュータ1510で終端するOTTコネクション1550を介して接続するUE 1530などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1512は、OTTコネクション1550を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム1500は、さらに、遠隔通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ1510およびUE 1530と通信することを可能にするハードウェア1525を含む基地局1520を含む。ハードウェア1525は、通信システム1500の別の通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース1526、ならびに基地局1520によってサービスされるカバレッジエリア(図15には示されていない)に位置するUE 1530との少なくとも無線コネクション1570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1527を含むことができる。通信インターフェース1526は、ホストコンピュータ1510へのコネクション1560を容易にするように構成されてもよい。コネクション1560は、直接的なものであってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図15には示されていない)を通過するものであってもよいし、及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過するものであってもよい。図示の実施形態では、基地局1520のハードウェア1525は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含み得る処理回路1528をさらに含む。さらに、基地局1520は、内部に記憶されるか、または外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア1521を有する。
通信システム1500は、すでに言及したUE 1530をさらに含む。そのハードウェア1535は、UE 1530が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線コネクション1570をセットアップして、維持するように構成された無線インターフェース1537を含むことができる。UE 1530のハードウェア1535は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備えてもよい処理回路1538をさらに含む。UE 1530はさらにソフトウェア1531を構成し、これらはUE 1530内に記憶されるかアクセス可能であり、また処理回路1538によって実行可能である。ソフトウェア1531は、クライアントアプリケーション1532を含む。クライアントアプリケーション1532は、ホストコンピュータ1510のサポートを受けて、UE 1530を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ1510において、実行中のホストアプリケーション1512は、UE 1530で終了するOTTコネクション1550およびホストコンピュータ1510を介して実行中のクライアントアプリケーション1532と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1532は、ホストアプリケーション1512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTTコネクション1550は、リクエストデータとユーザデータの両方を伝送することができる。クライアントアプリケーション1532は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成することができる。
図15に示されるホストコンピュータ1510、基地局1520、およびUE 1530は、ホストコンピュータ1430、基地局1412a、1412b、1412cのうちの1つ、および図14のUE1491、1492のうちの1つとそれぞれ類似または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図15に示されるようなものであってもよいし、これとは独立したものであってもよいし、周囲のネットワークトポロジは図14のものであってもよい。
図15では、基地局1520を介したホストコンピュータ1510とUE 1530との間の通信を示すために、任意の中間デバイスへの明示的な言及およびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングなしに、OTTコネクション1550が抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE 1530から、またはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ1510から、あるいはその両方から隠すように構成されてもよい。OTTコネクション1550がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE 1530と基地局1520との間の無線コネクション1570は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線コネクション1570が最後の区分を形成するOTTコネクション1550を使用して、UE 1530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、UEの測定能力を向上させることができ、それによって、周波数使用の改善などの利点を提供することができ、それによって、より良い帯域幅/データ速度を提供することができる。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、遅延時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、測定結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ1510とUE1530との間でOTTコネクション1550を再構成するための任意のネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション1550を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ1510のソフトウェア1511およびハードウェア1515、またはUE 1530のソフトウェア1531およびハードウェア1535、あるいはその両方で実装されてもよい。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTTコネクション1550が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア1511、1531が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手続に関与してもよい。OTTコネクション1550の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、基地局1520に影響を及ぼす必要はなく、基地局1520には知られていないか、または知覚できないことがある。このような手順および機能性は、当技術分野で公知であり、実践されているものであってもよい。ある実施形態では、測定は、ホストコンピュータ1510のスループット、伝搬時間、遅延時間などの測定を容易にする独自のUEシグナリングを含むことができる。測定は、ソフトウェア1511および1531が、伝播時間、エラー等を監視している間に、OTTコネクション1550を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」のメッセージを送信させることによって実施することができる。
図16:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及び、図14及び図15に関連して説明したような端末を含む。本開示を簡単にするために、図16を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。(オプションでありうる)ステップ1610のサブステップ1611では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1620において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ1630(オプションであってもよい)において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1640(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図17:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法
図17は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及び、図14及び図15に関連して説明したような端末を含む。本開示を簡単にするために、図17に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1720において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して渡されてもよい。ステップ1730(任意であってもよい)において、UEは、送信において搬送されるユーザデータを受信する。
図18:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法
図18は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及び、図14及び図15に関連して説明したような端末を含む。本開示を簡単にするために、図18に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1810(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。これに加えて、またはこれに代えて、ステップ1820において、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ1820のサブステップ1821(オプションであってもよい)において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1810のサブステップ1811(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供されて受信された入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、(オプションであってもよい)サブステップ1830において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図19:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法
図19は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及び、図14及び図15に関連して説明したようなUEを含む。本開示を簡単にするために、図19を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1910(オプションであってもよい)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。ステップ1920(オプションでよい)において、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1930(任意であってもよい)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されるユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の機能ユニット、または1つまたは複数の仮想装置のモジュールを介して実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。
これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含むことができる処理回路、ならびにデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含むことができる他のデジタルハードウェアを介して実装することができる。処理回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つまたは複数のタイプのメモリを含むことができる、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに対応する機能を行わせるために使用されてもよい。
ユニットという用語は、電子機器、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野において従来の意味を有することができ、たとえば、本明細書で説明するような、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジックソリッドステートおよび/またはディスクリートデバイス、それぞれのタスク、手順、演算、出力、および/または表示機能などを実行するためのコンピュータプログラムまたは命令を含むことができる。
番号を付与されたさらなる実施形態
1.無線デバイスであって以下を含む:
・グループAの例のいずれかのステップ、またはUE 130によって実行されるアクションのいずれかを実行するように構成された処理回路と、
・無線デバイスに電力を供給するように構成された電源回路。
2.基地局であって以下を含む:
・グループBの例のいずれかにおけるステップのいずれか、または第1の基地局111または第2の基地局112によって実行されるアクションのいずれかを実行するように構成された処理回路と、
・無線デバイスに電力を供給するように構成された電源回路。
3.ユーザ装置(UE)であって、以下を備える:
・無線信号を送受信するように構成されたアンテナ、
・アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路、
・グループAの例のいずれかのステップ、またはUE 130によって実行されるアクションのいずれかを実行するように構成された処理回路、
・処理回路に接続され、処理回路によって処理されるUEへの情報の入力を可能にするように構成された入力インターフェース、
・処理回路に接続され、処理回路によって処理された情報をUEから出力するように構成された出力インターフェース、
・処理回路に接続され、UEに電力を供給するように構成されたバッテリ。
4.ホストコンピュータを含む通信システムであって、以下を含む:
・ユーザデータを提供するように構成された処理回路、
・ユーザ装置(UE)に送信するためにユーザデータをセルラネットワークに転送するように構成された通信インターフェース、
ここでセルラネットワークは、無線インターフェースおよび処理回路を有する基地局を備え、基地局の処理回路は、グループBの例のいずれかのステップのいずれか、または第1の基地局111または第2の基地局112によって実行されるアクションのいずれかを実行するように構成される。
5.前述の実施形態の通信システムは、基地局をさらに含む。
6.前述の2つの実施形態の通信システムであって、UEをさらに含み、UEは基地局と通信するように構成されている。
7.前述の3つの実施形態の通信システムであって:
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成され、
・UEは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように構成された処理回路を備える。
8.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供すること、
・ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラネットワークを介して、UEにユーザデータを搬送する送信を開始すること。ここで、基地局は、グループBの例におけるステップのいずれか、または第1の基地局111または第2の基地局112によって実行されるアクションのいずれかを実行する。
9.前記実施形態の方法であって、前記基地局において、前記ユーザデータを送信することをさらに含む。
10.上記の2つの実施形態の方法であって、前記ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供され、前記方法は、前記UEにおいて、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
11.基地局と通信するように構成されたユーザ装置(UE)であって、UEは、無線インターフェースと、前述の3つの実施形態を実行するように構成されたおよび処理回路とを備える。
12.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
・ユーザデータを提供するように構成された処理回路と、
・ユーザデータをユーザ装置(UE)に送信するためにセルラネットワークに転送するように構成された通信インターフェースと、を含み、
・UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの構成要素は、グループAの例のうちのいずれかのステップまたはUE 130によって実行されるアクションのうちのいずれかを実行するように構成される。
13.前述の実施形態の通信システムであって、前記セルラネットワークは、前記UEと通信するように構成された基地局をさらに含む。
14.前述の2つの実施形態の通信システムであって、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成され、
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように構成される。
15.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供すること、
・ホストコンピュータにおいて、前記基地局を含むセルラネットワークを介して、前記UEに前記ユーザデータを搬送する送信を開始すること。ここで、前記UEは、前記グループAのいずれかの例におけるいずれかのステップ、または前記UE 130によって実行される前記アクションのうちのいずれかを実行する。
16.前記実施形態の方法であて、前記UEにおいて、前記基地局から前記ユーザデータを受信することをさらに含む。
17.ホストコンピュータを含む通信システムであって:
・ユーザ装置(UE)から基地局への送信から発生するユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを有し、
・UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、UEの処理回路は、グループAにおけるいずれかの例におけるステップのいずれか、またはUE 130によって実行されるアクションのいずれかを実行するように構成されている。
18.前述の実施形態の通信システムであって、前記UEをさらに含む。
19.前記2つの実施形態の通信システムであって、前記基地局をさらに含み、前記基地局は、前記UEと通信するように構成された無線インターフェースと、前記UEから前記基地局への送信によって搬送される前記ユーザデータを前記ホストコンピュータに転送するように構成された通信インターフェースとを備える。
20.前述の3つの実施形態の通信システムであって、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように構成され、それによってユーザデータを提供する。
21.前述の4つの実施形態に記載の通信システムであって、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってリクエスト(要求)データを提供するように構成され、
・UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによって要求データに応答してユーザデータを提供するように構成される。
22.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信すること、UEが、グループAにおけるいずれかの例のステップのうちのいずれかまたはUE 130によって実行されるアクションのうちのいずれかを実行する。
23.前述の実施形態の方法であって、前記UEにおいて、前記ユーザデータを前記基地局に提供することをさらに含む。
24.前述の2つの実施形態であって、さらに次のものを含む:
・UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それによって、送信されるべきユーザデータを提供すること、
・ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行すること。
25.前述の3つの実施形態に記載の方法であって、さらに、以下を含む:
・前記UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行すること、
・前記UEにおいて、前記クライアントアプリケーションへの入力データを受信すること。当該入力データは、前記クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供され、
・前記送信されるユーザデータは、前記入力データに応じてて前記クライアントアプリケーションによって提供される。
26.ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、基地局は、無線インターフェースおよび処理回路を備え、基地局の処理回路は、グループBにおけるいずれかの例のステップのうちのいずれか、または、第1の基地局111または第2の基地局112によって実行されるアクションのうちのいずれかを実行するように構成されている。
27.前述の実施形態の通信システムであって、基地局をさらに含む。
28.前述の2つの実施形態の通信システムであって、UEをさらに含み、UEは、基地局と通信するように構成されている。
29.前述の3つの実施形態の通信システムであって、
・ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
・UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成され、それによって、ホストコンピュータによって受信されるユーザデータを提供する。
30.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
・ホストコンピュータにおいて、基地局がUEから受信した送信から生じたユーザデータを基地局から受信すること、UEが、グループAのいずれかの例におけるステップのういちのいずれか、または、UE 130によって実行されるアクションのうちのいずれかを実行する。
31.前述の実施形態の方法であって、前記基地局において、前記UEから前記ユーザデータを受信することをさらに含む。
32.前述の2つの実施形態に記載の方法であって、前記基地局において、前記受信されたユーザデータの前記ホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含む。
略語
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかを使用されることがある。略語間に不一致がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下に複数回列挙される場合、第1の列挙は、その後の任意の列挙よりも優先されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x 無線伝送技術
3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS ほぼブランクのサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多元接続
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No チップ当たりのCPICH受信エネルギーを帯域内の電力密度で割った値
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調基準信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用のトラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID エンハンスドセルID(測位方式)
E-SMLC 進化型サービングモバイルロケーションセンター
ECGI 進化型CGI
eNB E-UTRAN NodeB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC 進化型サービングモバイルロケーションセンター
E-UTRA 進化型UTRA
E-UTRAN 進化型UTRAN
FDD 周波数分割デュープレックス
FFS さらなる研究のために
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM 移動通信のためのグローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバー
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS ラインオブサイト(見通し線)
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFN ほとんどブランクのサブフレーム
MDT ドライブテストの最小化
MIB マスター情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC 移動交換センタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線(ニューレディオ)
OCNG OFDMA チャネルノイズジェネレータ
OFDM 直交周波数分割多重方式
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用支援システム
OTDOA 観測された到着時間差
O&M 運用および保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 一次共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド-ARQ インジケータチャネル
PLMN 公衆陸上移動通信ネットワーク
PMI プリコーダマトリックスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 位置決め(測位)基準信号
PSS プライマリ同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別情報
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 基準信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 基準シンボル受信電力または基準信号受信電力
RSRQ 基準信号受信品質または基準シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 基準信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対ノイズ比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
TDD 時分割デュープレックス
TDOA 到着時間差
TOA 到着時刻
TSS ターシャリ(三次)同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動通信システム
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到着時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク
参照資料
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[2] Eメール[100#31][NR]インターノードRRCメッセージ、R2-xxxxの報告

Claims (12)

  1. 第1の基地局(111)によって実行される方法であって、前記方法は、
    ・ユーザ装置であるUE(130)によって実行されるべき1つまたは複数の測定に関連付けられた周波数の第1のセットにおける変更を決定すること(501)と、
    ・第1のメッセージを第2の基地局(112)に送信すること(502)であって、当該第1のメッセージは前記周波数の第1のセットにおけるどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む、ことと、
    ・前記第2の基地局(112)から、前記UE(130)によって使用されるべき測定ギャップ構成を含むインターノード無線リソース制御(RRC)メッセージを、第2のメッセージとして、受信すること(503)であって、前記測定ギャップ構成は、前記第1の基地局(111)から送信された前記第1のメッセージに基づくものである、ことと、
    ・前記UE(130)によって実行されるべき前記1つまたは複数の測定を示すRRCメッセージを、第3のメッセージとして、前記UE(130)に送信することと、
    を有し、
    ・前記第3のメッセージは、前記UE(130)によって実行されるべき前記測定ギャップ構成を示す前記第2のメッセージを埋め込んでおり、
    前記第1の基地局(111)および前記第2の基地局(112)は、前記UE(130)にサービスを提供する、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記周波数の第1のセットは、ニューレディオ(NR)の周波数である、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記周波数の第1のセットにおける変更が、測定されるべき前記周波数の第1のセットにおける1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含む、方法。
  4. 第2の基地局(112)によって実行される方法であって、前記方法は、
    ・第1の基地局(111)から第1のメッセージを受信すること(601)であって、前記第1のメッセージは、ユーザ装置UE(130)によって実行されるべき1つまたは複数の測定において、周波数の第1のセットのうちのどの1つまたは複数の周波数が変更されるべきかに関する情報を含む、ことと、
    ・前記第1の基地局(111)から受信された前記第1のメッセージに基づき、前記UE(130)によって使用されるべき測定ギャップ構成を決定することと、
    ・前記第1の基地局(111)に、前記UE(130)によって使用されるべき前記測定ギャップ構成を含む、インターノード無線リソース制御(RRC)メッセージを、第2のメッセージとして、送信すること(602)と、
    を有し、前記第1の基地局(111)および前記第2の基地局(112)は、前記UE(130)にサービスを提供する、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記周波数の第1のセットは、ニューレディオ(NR)周波数である、方法。
  6. 請求項4または5に記載の方法であって、前記周波数の第1のセットにおける変更が、測定されるべき前記周波数の第1のセット内の前記1つまたは複数の周波数を追加または削除することを含む、方法。
  7. マスタノード(MN)として動作する第1の基地局(111)によりサービスされるとともに、セカンダリノード(SN)として動作する第2の基地局(112)によりサービスされるユーザ装置(UE)(130)によって実行される方法であって、前記方法は、
    ・第1の基地局(111)から、前記UE(130)により実行されるべき1つまたは複数の測定を特定し、かつ、前記第2の基地局(112)によって決定され、前記UE(130)によって使用されるべき測定ギャップ構成を含むSN無線リソース制御(RRC)メッセージを埋め込んでいる、MN RRC構成メッセージを受信すること(701)と、
    ・前記受信された構成メッセージに基づいて前記1つまたは複数の測定を行うこと(702)と、を有する方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記MN RRCメッセージは、ロングタームエボリューション(LTE) RRCメッセージであり、前記SNメッセージは、ニューレディオ(NR)RRC再構成メッセージである、方法。
  9. 請求項7または8に記載の方法であって、前記測定ギャップ構成は、前記MNから前記SNへ通知される情報であって、前記UE(130)によって実行される1つまたは複数の測定に関連付けられた第1の周波数セットにおける1つまたは複数の周波数について変更されることについての情報に基づき、前記SNにより、決定される、方法。
  10. 求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、第1の基地局(111)。
  11. 求項4ないし6のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、第2の基地局(112)。
  12. 求項7ないし9のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、ユーザ装置(UE(130)。
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