JP7116968B2 - 作業実績管理システム及び方法 - Google Patents

作業実績管理システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7116968B2
JP7116968B2 JP2019561473A JP2019561473A JP7116968B2 JP 7116968 B2 JP7116968 B2 JP 7116968B2 JP 2019561473 A JP2019561473 A JP 2019561473A JP 2019561473 A JP2019561473 A JP 2019561473A JP 7116968 B2 JP7116968 B2 JP 7116968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worker
work
work process
time
predetermined time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019561473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019130479A1 (ja
Inventor
真仁 中里
鶴一 竹内
繁夫 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYNAPSE INNOVATION INC.
Original Assignee
SYNAPSE INNOVATION INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYNAPSE INNOVATION INC. filed Critical SYNAPSE INNOVATION INC.
Publication of JPWO2019130479A1 publication Critical patent/JPWO2019130479A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7116968B2 publication Critical patent/JP7116968B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本技術は、作業員の作業実績の管理に関する。
工場等の生産工程においては、一定の作業を行う作業員毎に、その日の作業終了後に作業内容や作業時間を記載した日報を作成させ、作業実績を管理することが行われている。
一方で生産管理システムにおいては、IoT(Internet of Things)を活用して工場の多様な在庫や複雑な工程を「見える化」をすることが求められている。
特開2013-257715号公報 国際公開WO2004036924パンフレット
作業員が行う作業実績やそれに係る労務費等の人件費についても工程の一部として「見える化」をすることが求められている。
さらに、作業実績がより正確、詳細かつ容易に得られることが求められている。
さらに、作業実績が1日の作業終了後だけでなく、作業途中であってもそれまでの実績を得られる等、より高い頻度で得られることが求められている。
さらに、作業実績がリアルタイムで得られることが求められている。
さらに、IoTデバイスによる生産実績と連動して人による作業実績が得られることが求められている。
さらに、生産実績や生産内容に関連する労務費等の人件費が得られることが求められている。
本技術は、例えば、作業員に着用され、該作業員に関連付けられたIDを発信するように構成されたビーコンと、ビーコンから発信されたIDを受信し、ビーコンの位置情報を計測して、ID及び位置情報をサーバに送信するように構成された複数のセンサと、位置情報が、特定の作業工程と関連付けられた作業範囲内にあることを判断するように構成されたサーバとを含み、サーバがさらに作業員と作業工程とを関連付けるように構成された、作業実績管理システムを含む。
本技術の実施例による作業実績管理システムを示す図である。 本技術の実施例による作業実績管理システムのセンサ配置例を示す図である。 本技術の実施例による作業実績管理システムの他のセンサ配置例を示す図である。 本技術の実施例による作業実績管理方法を示すフローチャートである。
図1に本技術の実施例による作業実績管理システム100を示す。
作業実績管理システム100は、プロセッサ及びメモリを含むクライアント110、プロセッサ及びメモリを含むサーバ120を含み、これらはインターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して又は直接、通信可能に接続されている。なお、本出願において「メモリ」とは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の半導体記憶装置の他、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等の補助記憶装置も含む。
作業実績管理システム100は、さらにロボット130、デバイスコントローラ140、センサ150、統合インターフェース非対応デバイス160を含み、これらはネットワークを介して又は直接、サーバ120に通信可能に接続されている。本出願において、ロボット130、デバイスコントローラ140、センサ150、統合インターフェース非対応デバイス160をIoTデバイスと総称することがある。
クライアント110は、アプリケーションソフトウェア112及びデータベースミドルウェア114をメモリに格納し、これらはプロセッサ上で実行可能である。アプリケーションソフトウェア112は、IoTデバイスへのリクエストを発行したりIoTデバイスからのイベントを処理したりする機能を有するプログラムであり、例えば、Hybrid Denno(商標)等の生産管理システム、GRANDIT(商標)等のERP(Enterprise Resource Plannning)システム、その他の業務システムソフトウェア、MS Excel、MS Access、BI(Business Intelligence)ツール、ETL(Extract/Transform/Load)ツール等のデータベースへの接続が可能な一般的なアプリケーションソフトウェア、パッケージソフトウェアを用いて開発されたものであってよい。アプリケーションソフトウェア112は、ODBC(Open Database Connectivity)、JDBC(Java(商標) Database Connectivity)、OLE DB(Object Linking and Embedding DataBase)等のデータベース接続手段を用いてデータベースに接続され得る。
データベースミドルウェア114は、アプリケーションソフトウェア112からのリクエストをデータベース122及び/又はIoTゲートウェイサービス124へのリクエストに変換し、また、データベース122及び/又はIoTゲートウェイサービス124からのレスポンスをアプリケーションソフトウェア112へのレスポンスに変換する機能を有する。データベースミドルウェア114は、例えば、Oracle(商標)、SQL Server、MySQL、DB2等の汎用のデータベース管理ソフトウェアであってよい。
サーバ120は、データベース122、IoTゲートウェイサービス124、統合デバイスインターフェース接続アドイン126、デバイス別接続アドイン128、統合デバイスインターフェース129をメモリに格納し、これらはプロセッサ上で実行可能である。
データベース122はデータベースミドルウェア114とともに、アプリケーションソフトウェア112からのリクエスト及び/又はIoTゲートウェイサービス124からのレスポンスやイベントデータをメモリに格納する。なお、本明細書においてデータベースミドルウェア114及びデータベース122をデータベースサーバと総称することがある。
IoTゲートウェイサービス124はデータベース122とIoTデバイスを接続するソフトウェアであり、統合デバイスインターフェース接続アドイン126及び/又はデバイス別接続アドイン128とともに、データベースサーバからのリクエストをIoTデバイスに応じた命令に変換したり、IoTデバイスからのレスポンスやイベントデータをデータベースが読み取り可能な形式に変換したりする。
統合デバイスインターフェース接続アドイン126は、IoTゲートウェイサービス124からのリクエストを、ORiN等の統合デバイスインターフェース129に対応した命令に変換し、統合デバイスインターフェース129を通じてロボット130、デバイスコントローラ140、センサ150等のIoTデバイスに送る。デバイス別接続アドイン128は、IoTゲートウェイサービス124からの命令を、統合デバイスインターフェース非対応デバイス160に対応した命令に変換して送る。デバイス別接続アドイン128は、デバイスの種類に応じて用意され実行される。
図2に本技術の実施例による作業実績管理システムのセンサ配置例200を示す。
センサ配置例200は、作業台X210、作業台Y220、作業台Z230、作業員A212、作業員B214、作業員C222、作業員D224、センサs260、センサt270、センサu280を含む。
作業台は特定の工程を行うための場所であり、作業台毎に工程が割り当てられている。作業台X210、作業台Y220、作業台Z230はそれぞれ異なる工程を行う場所であってもよく、同一の作業を行う場所であってもよい。
作業員は作業台において割り当てられた特定の工程の作業を実施する。作業員A212及び作業員B214は作業台X210において割り当てられた工程の作業を実施する。
同様に、作業員C222及び作業員D224は作業台Y220において割り当てられた工程の作業を実施する。
作業台Z230に割り当てられた工程はなく、作業員もいない。
作業員はそれぞれ電波ビーコンを有し、当該作業員に関連付けられたタグIDを発信している。電波ビーコンは、例えばUbisense社のシリーズ9000コンパクト・タグが用いられる。電波ビーコンは後述するセンサとの組み合わせにより、タグの正確な3次元位置情報を15cm程度の精度で測位することが可能である。また、8.5~9.5GHzの超広帯域・低パルス信号で工場内の他の無線システムと干渉することなく数千のオブジェクトを常時的確なタイミングで追跡することが可能である。さらに、電波ビーコンは振動センサを有し、一定時間動きがないことを検出した場合に電波ビーコンの置き忘れ等の異常値と判断するようにしてもよい。さらにまた、後述するセンサと双方向の通信を可能にして、電池の残量不足等による発信電波の強度不足を検知できるようにしてもよい。
電波ビーコンは、作業員の着用する作業着に取り付けてもよく、作業員の身に着けるIDカードに取り付けてもよい。
本明細書において、「作業員」とは作業員及び/又は当該作業員に取り付けられた電波ビーコンを指すことがある。
センサs260、センサt270、センサu280は、それぞれ電波ビーコンから発信されるタグIDを受信するアンテナであり、それぞれのセンサが受信した信号の入射角度と到達時間差により位置情報を計測する機能を有する。センサには、例えばUbisense社のシリーズ9000 IPセンサが用いられる。2次元の測位には2個以上、3次元の測位には3個以上のセンサが用いられる。電波ビーコンとセンサの組み合わせにより40回/秒の測位を行うことができ、40人の作業員の位置をそれぞれ1秒毎に算出してもよく、200人の作業員の位置をそれぞれ5秒毎に算出してもよい。センサは、ビーコンから受信した信号の強度差により位置情報を計測してもよい。
センサs260、センサt270、センサu280は、タグID及び位置情報を含む測位データを、ネットワークを介して又は直接サーバに送信する。
一方で、作業台X210の近傍の平面又は空間を含む作業範囲X218、作業台Y220の近傍の平面又は空間を含む作業範囲Y228、作業台Z230の近傍の平面又は空間を含む作業範囲Z238をサーバ内のデータベースにおいて定義する。サーバは、タグIDの位置情報が作業範囲X218に含まれるときには当該タグIDを有する作業員が作業台X210に割り当てられた作業を行っていると判断し、作業範囲Y228に含まれるときには作業台Y220に割り当てられた作業を行っていると判断し、作業範囲Z238に含まれるときには作業台Z230に割り当てられた作業を行っていると判断する。作業範囲は2次元の平面座標として定義してもよく、3次元の空間座標として定義してもよい。
図2において、作業員A212及び作業員B214のタグIDの位置情報はそれぞれ作業範囲X218に含まれる。したがって、サーバは、作業員A212及び作業員B214は作業台X210に割り当てられた工程の作業を実施していると判断する。
同様に、作業員C222及び作業員D224のタグIDの位置情報はそれぞれ作業範囲Y228に含まれる。したがって、サーバは、作業員C222及び作業員D224は作業台Y220に割り当てられた工程の作業を実施していると判断する。
図3に本技術の実施例による作業実績管理システムの他のセンサ配置例300を示す。
センサ配置例300は、図2のセンサ配置例200と同様に、作業台X310、作業台Y320、作業台Z330、作業員A312、作業員B332、作業員C322、作業員D334、センサs360、センサt370、センサu380、作業範囲X318、作業範囲Y328、作業範囲Z338を含む。
図2のセンサ配置例200と異なり、作業員B332及び作業員D334のタグIDの位置情報はそれぞれ作業範囲Z338に含まれる。したがって、作業員B332及び作業員D334は作業台Z330に割り当てられた工程の作業を実施していると判断される。
図4に本技術の実施例による作業実績管理方法のフローチャートを示す。
作業実績管理方法400は、ステップ410で開始し、ステップ420でセンサがタグからのビーコンを受信し、タグID及び位置情報を得てサーバに送信する。
次に、ステップ430で、サーバが受信したタグID及び位置情報並びにサーバ内蔵のタイマから、時刻、作業員及び作業工程を算出し記録する。なお、時刻はセンサが有するタイマの時刻を用いてもよい。
ここで、タグIDはそれぞれの作業員と予め関連付けられていてもよい。また、作業工程も作業範囲と作業工程を予め関連付けておいてもよい。さらに、作業範囲と作業工程の関連付けを時間帯によって変更してもよい。
Figure 0007116968000001
作業範囲と作業工程の関連付けの例を表1に示す。タグIDの位置情報が作業範囲Xに含まれるとき、時刻が8:00-12:00又は13:00-17:00であれば製造工程で作業をしていると判断され、時刻が12:00-13:00であれば作業を行っていないと判断される。
タグIDの位置情報が作業範囲Yに含まれるとき、時刻が8:00-12:00又は13:00-17:00であれば包装工程で作業をしていると判断され、時刻が12:00-13:00であれば作業を行っていないと判断される。
タグIDの位置情報が作業範囲Zに含まれるとき、時刻が13:00-17:00であれば製品出荷で作業をしていると判断され、時刻が8:00-13:00であれば作業を行っていないと判断される。
表1はデータベースのテーブルとしてサーバに記憶され、必要に応じて変更されてもよい。
予め設定したタグIDすべて又はセンサが検知したタグIDすべてについてステップ430の処理が完了すると、ステップ440で所定時間が経過したか又は所定時刻に到達したかが判断される。
所定時間は任意に設定でき、例えば、10分、30分、1時間、半日又は1日としてもよい。所定時刻は任意に設定でき、は10時、12時又は17時としてもよい。
ステップ440で所定時間が経過しておらず、所定時刻にも到達していない場合、ステップ420に戻り、ステップ420~440の処理を繰り返す。
データベースには繰り返された記録データが表2に示すように累積される。
Figure 0007116968000002
表2は、1分間隔でデータが記録された例である。作業員Aは8:00-12:00の間及び13:00-17:00の間製造工程で作業したと記録されている。作業員Bは8:00-12:00の間製造工程で作業し、13:00-17:00の間製品出荷で作業したと記録されている。作業員Cは8:00-12:00の間及び13:00-17:00の間包装工程で作業したと記録されている。作業員Dは8:00-12:00の間包装工程で作業し、13:00-17:00の間製品出荷で作業したと記録されている。
ステップ440で所定時間が経過した又は所定時刻に到達した場合、ステップ450に移り、それまでに記録された時刻、作業員及び作業工程が集計され記憶される。
作業管理者は集計されたレポートを見て作業状況を把握し、必要に応じて新たな作業指示を出したり作業員の配置を変更したりしてもよい。
次にステップ460に移り、終了時刻に到達したかが判断される。
終了時刻に到達していなければ、ステップ420に戻り、ステップ420~460の処理を繰り返す。
終了時刻に到達した場合、例えば1日の作業が終了した場合、ステップ470で作業実績管理方法400が終了する。
ステップ470で終了する直前にステップ450で集計され記憶されたレポートを作業日報としてもよい。
表3にこのようにして作成された作業日報の一例を示す。
Figure 0007116968000003
表3において、作業員Aは、8:00に出社して8:00-12:00に製造工程の作業を行い、12:00-13:00に休憩をとり、13:00-17:00に製造工程の作業を行い、17:00に退社した旨の作業日報が作成される。作業日報は、その日の作業員Aの勤務時間が8時間で、うち8時間を製造工程の作業に費やしたことをさらに示している。
同様に、作業員Bは、8:00に出社して8:00-12:00に製造工程の作業を行い、12:00-13:00に休憩をとり、13:00-17:00に製品出荷の作業を行い、17:00に退社した旨の作業日報が作成される。作業日報は、その日の作業員Aの勤務時間が8時間で、うち4時間を製造工程の作業に費やし、4時間を製品出荷の作業に費やしたことをさらに示している。
同様に、作業員Cは、8:00に出社して8:00-12:00に包装工程の作業を行い、12:00-13:00に休憩をとり、13:00-17:00に包装工程の作業を行い、17:00に退社した旨の作業日報が作成される。作業日報は、その日の作業員Aの勤務時間が8時間で、うち8時間を包装工程の作業に費やしたことをさらに示している。
同様に、作業員Dは、8:00に出社して8:00-12:00に包装工程の作業を行い、12:00-13:00に休憩をとり、13:00-17:00に製品出荷の作業を行い、17:00に退社した旨の作業日報が作成される。作業日報は、その日の作業員Aの勤務時間が8時間で、うち4時間を包装工程の作業に費やし、4時間を製品出荷の作業に費やしたことをさらに示している。
[人件費・労務費管理]
本技術の作業実績管理システムを用いて、作業工程の労務費等の人件費の管理をすることができる。なお、本明細書において「人件費」とは「労務費」を含むがそれらに限定されない。
表4に作業員と時間当たりの単価(円)の対応表を示す。
Figure 0007116968000004
表4に示すように、作業員Aの単価は時間当たり1500円、作業員Bの単価は時間当たり1400円、作業員Cの単価は時間当たり1200円、作業員Dの単価は時間当たり1000円である。表4はデータベースのテーブルとしてサーバに記憶され、必要に応じて変更されてもよい。
表3のデータと表4の単価データ、さらにIoTデバイスから取得した数量のデータから表5、表6及び表7に示す工程毎の労務費のデータが得られる。
Figure 0007116968000005
Figure 0007116968000006


Figure 0007116968000007
表5は製造工程における1時間毎の労務費及び製品1個当たりの労務費を示す
表5において、例えば、8:00-9:00は作業員A及び作業員Bが製造工程の作業を行っており(表3参照)、作業員A及び作業員Bの時間単価はそれぞれ1500円、1400円である(表4参照)から、製造工程の時間当たり労務費は2900円となる。一方でIoTデバイスから取得した数量のデータが100個であり、この時間帯の製品1個当たりの製造工程の労務費は29円となる。その後、製造数量の変動とともに製品1個当たりの製造工程の労務費も変動する。
13:00-14:00は作業員Aのみが製造工程の作業を行っており(表3参照)、作業員Aの時間単価は1500円である(表4参照)から、製造工程の時間当たり労務費は1500円となる。一方でIoTデバイスから取得した数量のデータが50個であり、この時間帯の製品1個当たりの製造工程の労務費は30円となる。その後、製造数量の変動とともに製品1個当たりの製造工程の労務費も変動する。
1日の作業終了時にデータを集計すると、製造工程の労務費合計が17600円、製造数量が600個で、製品1個当たりの製造工程の労務費が29円となる。
同様に、包装工程及び製品出荷についても、それぞれ表6及び表7に示したように、その工程における労務費及び製品1個当たりの労務費を時間帯毎又は1日の合計として記憶できる。作業管理者は集計されたレポートを見て生産に係る労務費を把握し、必要に応じて新たな作業指示を出したり作業員の配置を変更したりしてもよい。
本技術は、例えば、作業員が行う作業実績及びそれに係る労務費等の人件費をより正確、詳細かつ容易に得ることを可能にする。
100 作業実績管理システム
110 クライアント
120 サーバ
130 ロボット
140 デバイスコントローラ
150 センサ
160 統合インターフェース非対応デバイス

Claims (8)

  1. 生産工程において作業員の作業実績を管理するシステムであって、
    作業員に着用され、該作業員に関連付けられたIDを発信するように構成されたビーコンと、
    前記ビーコンから発信されたIDを受信し、前記ビーコンの位置情報を計測して、前記ID及び前記位置情報をサーバに送信するように構成された複数のセンサと、
    前記位置情報が、特定の作業工程と関連付けられた作業範囲内にあることを判断するように構成されたサーバとを含み、
    前記サーバがさらに、
    前記作業員と前記作業工程とを関連付けるように構成され、
    時刻情報を有し、センサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程とを関連付けるように構成され、
    前記作業範囲が時刻により異なる作業工程と関連付けられ、
    前記位置情報が所定時間毎に更新され、それによってセンサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程との関連付けが更新され、
    前記所定時間内での前記作業員と前記作業工程との関連付けが行われた時間を累積して記憶可能に構成され、
    前記作業員と前記作業員の時間単価が関連付けられ、前記所定時間内での時間当たりの前記作業工程の人件費が記憶可能に構成され、
    前記所定時間内での前記作業工程で作業が行われた製品数を受信し、時間当たりの製品1個当たりの前記作業工程の人件費が記憶可能に構成された、
    作業実績管理システム。
  2. 前記位置情報が2次元の位置情報である、
    請求項1の作業実績管理システム。
  3. 前記センサを少なくとも3個含み、前記位置情報が3次元の位置情報である、
    請求項1の作業実績管理システム。
  4. 前記複数のセンサが、前記ビーコンから受信した信号の入射角度及び到達時間差により位置情報を計測する、
    請求項1の作業実績管理システム。
  5. 前記複数のセンサが、前記ビーコンから受信した信号の強度差により位置情報を計測する、
    請求項1の作業実績管理システム。
  6. プロセッサとメモリを有するサーバが生産工程において作業員の作業実績を管理する方法であって、
    前記サーバが作業員の位置情報を受信することと、
    前記サーバが、前記位置情報が特定の作業工程と関連付けられた作業範囲内にあると判断することとを含み、
    前記サーバがさらに、
    前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    センサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    前記作業範囲を時刻により異なる作業工程と関連付けることと、
    前記位置情報が所定時間毎に更新され、それによってセンサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程との関連付けを更新することと、
    前記所定時間内での前記作業員と前記作業工程との関連付けが行われた時間を累積して記憶することと、
    前記作業員と前記作業員の時間単価を関連付け、前記所定時間内での時間当たりの前記作業工程の人件費を記憶することと、
    前記所定時間内での前記作業工程で作業が行われた製品数を受信し、時間当たりの製品1個当たりの前記作業工程の人件費を記憶することとを含む、
    作業実績管理方法。
  7. 作業員の位置情報を受信することと、
    前記位置情報が特定の作業工程と関連付けられた作業範囲内にあると判断することと、
    前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    センサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    前記作業範囲を時刻により異なる作業工程と関連付けることと、
    前記位置情報が所定時間毎に更新され、それによってセンサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程との関連付けを更新することと、
    前記所定時間内での前記作業員と前記作業工程との関連付けが行われた時間を累積して記憶することと、
    前記作業員と前記作業員の時間単価を関連付け、前記所定時間内での時間当たりの前記作業工程の人件費を記憶することと、
    前記所定時間内での前記作業工程で作業が行われた製品数を受信し、時間当たりの製品1個当たりの前記作業工程の人件費を記憶することと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
  8. 作業員の位置情報を受信することと、
    前記位置情報が特定の作業工程と関連付けられた作業範囲内にあると判断することと、
    前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    センサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程とを関連付けることと、
    前記作業範囲を時刻により異なる作業工程と関連付けることと、
    前記位置情報が所定時間毎に更新され、それによってセンサから受信した時刻と前記作業員と前記作業工程との関連付けを更新することと、
    前記所定時間内での前記作業員と前記作業工程との関連付けが行われた時間を累積して記憶することと、
    前記作業員と前記作業員の時間単価を関連付け、前記所定時間内での時間当たりの前記作業工程の人件費を記憶することと、
    前記所定時間内での前記作業工程で作業が行われた製品数を受信し、時間当たりの製品1個当たりの前記作業工程の人件費を記憶することと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2019561473A 2017-12-27 2017-12-27 作業実績管理システム及び方法 Active JP7116968B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/046948 WO2019130479A1 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 作業実績管理システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019130479A1 JPWO2019130479A1 (ja) 2020-11-19
JP7116968B2 true JP7116968B2 (ja) 2022-08-12

Family

ID=67066906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019561473A Active JP7116968B2 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 作業実績管理システム及び方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7116968B2 (ja)
WO (1) WO2019130479A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021125183A (ja) * 2020-02-10 2021-08-30 オムロン株式会社 作業負荷分析装置、作業負荷分析方法、プログラム
KR20210157874A (ko) * 2020-06-22 2021-12-29 도시바 데지타루 소류숀즈 가부시키가이샤 작업 내용 분석 장치, 작업 내용 분석 방법, 프로그램, 및 센서
CN111563805B (zh) * 2020-07-15 2020-11-03 炬星科技(深圳)有限公司 工作信息获取方法、机器人、设备及存储介质
JP7356476B2 (ja) 2021-07-20 2023-10-04 株式会社オービック 日報処理装置、日報処理方法、及び日報処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010047150A1 (ja) 2008-10-20 2010-04-29 株式会社日立製作所 作業情報処理装置、プログラムおよび作業情報処理方法
JP2010097490A (ja) 2008-10-17 2010-04-30 Ihi Corp 技能管理システム、技能管理装置および技能管理プログラム
JP2012221292A (ja) 2011-04-11 2012-11-12 Hitachi Ltd 情報管理装置、情報管理装置の制御方法及び情報管理装置の制御プログラム
JP2013080305A (ja) 2011-10-03 2013-05-02 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 作業者の異常状態検知装置及び作業現場の異常状態管理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112016003284T5 (de) * 2015-07-22 2018-04-12 Mitsubishi Electric Corporation Aktivitäts-aufzeichner, aktivitäts-aufzeichnungsprogramm und aktivitäts-aufzeichnungsverfahren

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097490A (ja) 2008-10-17 2010-04-30 Ihi Corp 技能管理システム、技能管理装置および技能管理プログラム
WO2010047150A1 (ja) 2008-10-20 2010-04-29 株式会社日立製作所 作業情報処理装置、プログラムおよび作業情報処理方法
JP2012221292A (ja) 2011-04-11 2012-11-12 Hitachi Ltd 情報管理装置、情報管理装置の制御方法及び情報管理装置の制御プログラム
JP2013080305A (ja) 2011-10-03 2013-05-02 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 作業者の異常状態検知装置及び作業現場の異常状態管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019130479A1 (ja) 2019-07-04
JPWO2019130479A1 (ja) 2020-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7116968B2 (ja) 作業実績管理システム及び方法
Uhlemann et al. The digital twin: Realizing the cyber-physical production system for industry 4.0
Alyahya et al. Application and integration of an RFID-enabled warehousing management system–a feasibility study
US20140344118A1 (en) Automated Inventory Management
KR101775494B1 (ko) 툴링 활동들을 모니터링하기 위한 시스템 및 방법
US20150066550A1 (en) Flow line data analysis device, system, non-transitory computer readable medium and method
Arkan et al. Evaluating the performance of a discrete manufacturing process using RFID: A case study
CN106663238A (zh) 用于对设施的监控对象的存量进行检测的系统
EP2221757A1 (en) RFID location method and system thereof
US20150066551A1 (en) Flow line data analysis device, system, program and method
Chen et al. Real time facility performance monitoring system using RFID technology
JP5669921B2 (ja) 所在管理システム
CN102023296A (zh) Rfid定位方法及其系统
US11262712B2 (en) Method and system for collecting data from a data-source into a MOM data warehouse
JP2017162357A (ja) 物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法、及びプログラム
CA3072759A1 (en) System and method for reconciling rfid read locations
KR101410252B1 (ko) Epc 글로벌 네트워크 내 객체의 이동 추적방법
Yan et al. Wireless sensor traceability algorithm based on internet of things in the area of agriculture
GB2583678A (en) Process management with location identification
CN111652470B (zh) 一种制造过程多模态数据因果链构建系统及方法
WO2014123710A1 (en) Radio frequency identification (rfid) data collection systems and methods and return on investment processing of rfid data collection systems and methods
DE112021002790T5 (de) Neigungssensor
Krishna et al. Smart stock management control
US10678221B2 (en) Storage of object data in device for determination of object position
US11829833B1 (en) Asset movement and localization system and method of use

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220510

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220510

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220517

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7116968

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02