JP7115433B2 - ガス分離装置およびガス分離方法 - Google Patents
ガス分離装置およびガス分離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7115433B2 JP7115433B2 JP2019139415A JP2019139415A JP7115433B2 JP 7115433 B2 JP7115433 B2 JP 7115433B2 JP 2019139415 A JP2019139415 A JP 2019139415A JP 2019139415 A JP2019139415 A JP 2019139415A JP 7115433 B2 JP7115433 B2 JP 7115433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorption tower
- adsorption
- valve
- upstream
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Description
この構成によれば、所定の流量を超える特定のガスがガス分離装置から排出されることを抑制でき、各吸着塔は、混合ガスに含まれる特定のガスを効率的に吸着できる。
第2の吸着塔の温度は、特定のガスを吸着剤が吸着した際の吸着熱によって変化する。そのため、第2の吸着塔の温度変化に基づいて、第2の吸着塔内の吸着剤が吸着している特定のガスの量を推定でき、結果として、第2の吸着塔の温度から特定のガスが漏れ出すまでの時間を推定できる。この構成によれば、制御部は、第2の吸着塔から特定のガスが漏れ出すまでの時間よりも短い時間を切替時間として設定することにより、各吸着塔内の吸着剤は、混合ガスに含まれる特定のガスを効率的に吸着できる。
この構成によれば、特定のガスの吸着量が多い第1の吸着塔を切り離すことによって第1の吸着塔に混合ガスを流入させた際の圧力損失の増加を抑制する。さらに、第2の吸着塔の下流側に再生済みの第3の吸着塔を直列接続することにより、ガス分離装置は、各吸着塔における連続的な特定のガスの吸着を実行できる。
この構成によれば、制御部が第1~第3上流バルブ、第1~第3下流バルブ、第1,第2直列バルブの開閉を制御することにより、各吸着塔で行われる吸着や脱離などの各工程を簡単に切り替えることができる。
この構成によれば、別工程の制御が行われている場合でも同一の配管部材を利用することにより、混合ガスが通る配管の数を減らせる。これにより、ガス分離装置のシステムサイズが大きくなることを抑制できる。
この構成によれば、各吸着塔において、第1吸着制御に混合ガスが流れる方向と、第2吸着制御に混合ガスが流れる方向とを反対の向きにした場合に、第1の吸着塔における第2ガス入出口から排出される混合ガスを第2の吸着塔の第1ガス入出口に戻す配管が不要になる。この結果、ガス分離装置の吸着性能を向上させた上で、ガス分離装置のシステムサイズを小さくできる。
図1は、本発明の第1実施形態としてのガス分離装置100の概略ブロック図である。ガス分離装置100は、窒素(N2)および二酸化炭素(CO2)を含む混合ガスGSが供給され、5つの吸着塔10~20を用いて窒素と二酸化炭素をと分離する装置である。
K=L(t)/(A+B)・・・(1)
図6および図7を比較することにより、吸着塔10から二酸化炭素が漏れ出しても、吸着塔10は、まだ二酸化炭素を吸着可能であることがわかる。そのため、吸着塔10の吸着剤利用率Kを上昇させるためには、吸着塔10から二酸化炭素が漏れ出しても、吸着塔10へと混合ガスGSを供給し続けることが好ましい。
図14は、第2実施形態のガス分離装置100aの概略ブロック図である。図14に示されるように、第2実施形態のガス分離装置100aでは、第1実施形態のガス分離装置100と比較して、吸着塔の数が4つに減っている点が異なる。第2実施形態の制御部70aは、図1の状態において、第1実施形態における吸着塔20で行われる下流側吸着工程と、吸着塔30で行われる冷却工程とを合わせて、図14に示される吸着塔20aで実行する。そのため、第2実施形態では、吸着塔の数が減るため、ガス分離装置100aの吸着性能を向上させた上で、ガス分離装置100aのシステムサイズを抑制できる。
図15は、第3実施形態のガス分離装置100bの概略斜視図である。図15に示されるように、第3実施形態のガス分離装置100bでは、第2実施形態のガス分離装置100aと比較して、上流側吸着工程が行われている吸着塔の排ガスが通る直列流路PF10と、各流路FPU,FPD,FP10の接続を開閉する各バルブVU1~VU4,VD1~VD4,VV11~VV18とが異なる。そのため、第3実施形態では、第2実施形態と異なる構成について説明し、同じ構成についての説明を省略する。
図16は、第4実施形態のガス分離装置100cの概略斜視図である。図16に示されるように、第4実施形態のガス分離装置100cでは、第3実施形態のガス分離装置100bと比較して、各吸着塔10~40の上流側の共有流路PF21と各吸着塔10~40の下流側の下流側流路FPDとが接続していないこと、直列バルブVV15~VV18を備えていないこと、および、各吸着塔10~40において上流側吸着工程と下流側吸着工程とが行われる場合に混合ガスGSが流れる向きが反対になることが異なる。そのため、第4実施形態では、第3実施形態と異なる構成について説明し、同じ構成についての説明を省略する。
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記第1実施形態から第4実施形態で示されたガス分離装置100~100cは、一例であり、ガス分離装置100~100cの構成および形状等については種々変形可能である。ガス分離装置100~100cは、2つ以上の吸着塔を備えていればよく、例えば、3つの吸着塔を備えていてもよいし、6つ以上の吸着塔を備えていてもよい。各吸着塔の形状は、同じであってもよいし、それぞれ異なっていてもよい。各吸着塔の形状は、略円柱状の形状でなくてもよく、直方体状であってもよいし、長手軸に沿って断面が変化してもよいし、長手軸が直線ではなく曲がっていてもよい。各吸着塔が有する吸着剤は、異なる材質や形状を有していてもよいし、各吸着塔は、複数種類の吸着剤を有していてもよい。各吸着塔が有する吸着剤の量が吸着塔ごとに異なっていてもよい。
上記実施形態では、2つの吸着塔(例えば、図1の吸着塔10,20)が直列に接続された状態で、上流側の吸着塔10に混合ガスGSが供給され、下流側の吸着塔20に吸着塔10の排ガスが供給されたが、直列に接続される吸着塔の数などについては、種々変形可能である。例えば、3つ以上の吸着塔が直列に接続されてもよい。第1実施形態の変形例では、3つの吸着塔10,20,30が、この順番で直列に接続されてもよい。この場合に、切替時間Tcが経過して、吸着塔10が直列接続から切り離されて余熱工程に移行し、新たに直列に接続された吸着塔20,30,40の内の吸着塔20に混合ガスGSが供給されてもよい。この場合に、吸着塔10は第1の吸着塔として機能し、吸着塔20および吸着塔30が第2の吸着塔として機能している。本明細書における直列に接続された状態とは、直接的に直列に接続された状態に加えて、直列に接続された2つの吸着塔間に他の吸着塔が配置された間接的に直列に接続された状態も含んでいる。そのため、変形例における吸着塔30も第2の吸着塔としてみなすことができる。複数の吸着塔が直列に接続されることによって、下流側に位置する吸着塔には、上流側に位置する吸着塔からの排ガスが供給される。これにより、各吸着塔の吸着性能が向上し、混合ガスGSが各吸着塔内を流れる際の圧力損失を低減できる。
10x~40x,10y~40y…吸着塔
10i~40i…ガス入出口(第2ガス入出口)
10o~40o…ガス入出口(第1ガス入出口)
70,70a,70b,70c,70x,70y…制御部
100,100a,100b,100c,100x,100y…ガス分離装置
C10~C30…曲線
FP1…第1流路
FP2…第2流路
FP3…第3流路
FP4…第4流路
FP5…第5流路
FPD…下流側流路
FPU…上流側流路
GS…混合ガス
K…吸着剤利用率
PF10…直列流路
PF21…共有流路
S1~S5…センサ(ガスセンサ、温度センサ)
T1~T3…時刻
Tc…切替時間
VD1~VD5…下流側バルブ(第1下流バルブ、第2下流バルブ、第3下流バルブ)
VU1~VU5…上流側バルブ(第1上流バルブ、第2上流バルブ、第3上流バルブ)
VV1~VV5,VV11~VV18…直列バルブ(第1直列バルブ、第2直列バルブ)
Claims (10)
- ガス分離装置であって、
混合ガスに含まれる1以上の特定のガスを吸着可能な吸着剤を有する複数の吸着塔と、
前記吸着塔への前記混合ガスの供給と、前記複数の吸着塔間の接続と、を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数の吸着塔のうちの第1の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔とは異なる第2の吸着塔に供給されるように、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第1の吸着塔へと前記混合ガスを供給する第1吸着制御を行い、
前記混合ガスが前記第1の吸着塔に供給されてから予め設定された切替時間が経過した場合に、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔との接続を切り離した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する第2吸着制御を行い、
前記第2吸着制御において、前記第2の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔および前記第2の吸着塔とは異なる第3の吸着塔に供給されるように、前記第2の吸着塔と前記第3の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記ガス分離装置は、さらに、
前記第1の吸着塔の上流側と、前記第2の吸着塔の上流側と、前記第3の吸着塔の上流側とをそれぞれ接続する上流側流路と、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の下流側とをそれぞれ接続する下流側流路と、
前記上流側流路と、前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1上流バルブと、
前記上流側流路と、前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2上流バルブと、
前記上流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3上流バルブと、
前記下流側流路と、前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1下流バルブと、
前記下流側流路と、前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2下流バルブと、
前記下流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3下流バルブと、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の上流側とを接続する第1流路と、
前記第1流路の接続を開閉する第1直列バルブと、
前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の上流側とを接続する第2流路と、
前記第2流路の接続を開閉する第2直列バルブと、
を備え、
前記制御部は、
前記第1吸着制御において、前記第1上流バルブ、前記第2下流バルブ、および前記第1直列バルブを開き、前記第2上流バルブ、前記第3上流バルブ、前記第1下流バルブ、前記第3下流バルブ、および前記第2直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給し、
前記第2吸着制御において、前記第2上流バルブ、前記第3下流バルブ、および前記第2直列バルブを開き、前記第1上流バルブ、前記第3上流バルブ、前記第1下流バルブ、前記第2下流バルブ、および前記第1直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給し、
前記第1流路の少なくとも一部と、前記第2流路の少なくとも一部とは、同一の配管部材を用いて形成されている、ガス分離装置。 - 請求項1に記載のガス分離装置であって、
前記第2の吸着塔は、ガスが入出可能な2つの第1ガス入出口と第2ガス入出口とを有し、
前記制御部は、
前記第1吸着制御において、前記第1ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第2吸着制御において、前記第2ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する、ガス分離装置。 - ガス分離装置であって、
混合ガスに含まれる1以上の特定のガスを吸着可能な吸着剤を有する複数の吸着塔と、
前記吸着塔への前記混合ガスの供給と、前記複数の吸着塔間の接続と、を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記複数の吸着塔のうちの第1の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔とは異なる第2の吸着塔に供給されるように、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第1の吸着塔へと前記混合ガスを供給する第1吸着制御を行い、
前記混合ガスが前記第1の吸着塔に供給されてから予め設定された切替時間が経過した場合に、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔との接続を切り離した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する第2吸着制御を行い、
前記第2吸着制御において、前記第2の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔および前記第2の吸着塔とは異なる第3の吸着塔に供給されるように、前記第2の吸着塔と前記第3の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第2の吸着塔は、ガスが入出可能な2つの第1ガス入出口と第2ガス入出口とを有し、
前記制御部は、
前記第1吸着制御において、前記第1ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第2吸着制御において、前記第2ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する、ガス分離装置。 - 請求項3に記載のガス分離装置であって、さらに、
前記第1の吸着塔の上流側と、前記第2の吸着塔の上流側と、前記第3の吸着塔の上流側とをそれぞれ接続する上流側流路と、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の下流側とをそれぞれ接続する下流側流路と、
前記上流側流路と、前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1上流バルブと、
前記上流側流路と、前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2上流バルブと、
前記上流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3上流バルブと、
前記下流側流路と、前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1下流バルブと、
前記下流側流路と、前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2下流バルブと、
前記下流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3下流バルブと、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の上流側とを接続する第1流路と、
前記第1流路の接続を開閉する第1直列バルブと、
前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の上流側とを接続する第2流路と、
前記第2流路の接続を開閉する第2直列バルブと、
を備え、
前記制御部は、
前記第1吸着制御において、前記第1上流バルブ、前記第2下流バルブ、および前記第1直列バルブを開き、前記第2上流バルブ、前記第3上流バルブ、前記第1下流バルブ、前記第3下流バルブ、および前記第2直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給し、
前記第2吸着制御において、前記第2上流バルブ、前記第3下流バルブ、および前記第2直列バルブを開き、前記第1上流バルブ、前記第3上流バルブ、前記第1下流バルブ、前記第2下流バルブ、および前記第1直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給する、ガス分離装置。 - 請求項4に記載のガス分離装置であって、
前記第1流路の少なくとも一部と、前記第2流路の少なくとも一部とは、同一の配管部材を用いて形成されている、ガス分離装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のガス分離装置であって、さらに、
前記第2の吸着塔から排出される前記混合ガス中の前記特定のガスを検出するガスセンサを備え、
前記制御部は、前記ガスセンサにより検出された前記特定のガスが所定の流量を超えた場合に、前記切替時間が経過したと判定する、ガス分離装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のガス分離装置であって、さらに、
前記第2の吸着塔の温度を検出する温度センサを備え、
前記制御部は、前記温度センサにより検出された前記第2の吸着塔の温度が所定の温度を超えた場合に、前記切替時間が経過したと判定する、ガス分離装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のガス分離装置であって、
前記複数の吸着塔は、温度スイング法を用いて供給される前記特定のガスを吸着する、ガス分離装置。 - ガス分離方法であって、
混合ガスに含まれる1以上の特定のガスを吸着可能な吸着剤を有する複数の吸着塔のうちの第1の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔と異なる第2の吸着塔に供給されるように、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第1の吸着塔へと前記混合ガスを供給する第1供給工程と、
前記混合ガスが前記第1の吸着塔に供給されてから予め設定された切替時間が経過した場合に、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔との接続を切り離した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する第2供給工程と、を備え、
前記第2供給工程は、前記第2の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔および前記第2の吸着塔とは異なる第3の吸着塔に供給されるように、前記第2の吸着塔と前記第3の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第1供給工程は、
前記第1の吸着塔の上流側と、前記第2の吸着塔の上流側と、前記第3の吸着塔の上流側と、をそれぞれ接続する上流側流路と前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1上流バルブを開き、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の下流側とをそれぞれ接続する下流側流路と前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2下流バルブを開き、
前記第1の吸着塔の下流側と、前記第2の吸着塔の上流側とを接続する第1流路の接続を開閉する第1直列バルブを開き、かつ、
前記上流側流路と、前記第2の吸着塔との接続を開閉する第2上流バルブを閉じ、
前記上流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3上流バルブを閉じ、
前記下流側流路と、前記第1の吸着塔との接続を開閉する第1下流バルブを閉じ、
前記下流側流路と、前記第3の吸着塔との接続を開閉する第3下流バルブを閉じ、
前記第2の吸着塔の下流側と、前記第3の吸着塔の上流側とを接続する第2流路の接続を開閉する第2直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給し、
前記第2供給工程では、
前記第2上流バルブ、前記第3下流バルブ、および前記第2直列バルブを開き、かつ、
前記第1上流バルブ、前記第3上流バルブ、前記第1下流バルブ、前記第2下流バルブ、および前記第1直列バルブを閉じた状態で、前記混合ガスを前記上流側流路に供給し、
前記第1流路の少なくとも一部と、前記第2流路の少なくとも一部とは、同一の配管部材を用いて形成されている、ガス分離方法。 - ガス分離方法であって、
混合ガスに含まれる1以上の特定のガスを吸着可能な吸着剤を有する複数の吸着塔のうちの第1の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔と異なる第2の吸着塔に供給されるように、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第1の吸着塔へと前記混合ガスを供給する第1供給工程と、
前記混合ガスが前記第1の吸着塔に供給されてから予め設定された切替時間が経過した場合に、前記第1の吸着塔と前記第2の吸着塔との接続を切り離した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する第2供給工程と、を備え、
前記第2供給工程は、前記第2の吸着塔から排出された前記混合ガスが、前記複数の吸着塔のうちの前記第1の吸着塔および前記第2の吸着塔とは異なる第3の吸着塔に供給されるように、前記第2の吸着塔と前記第3の吸着塔とを直列に接続した状態で、前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第2の吸着塔は、ガスが入出可能な2つの第1ガス入出口と第2ガス入出口とを有し、
前記第1供給工程は、前記第1ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給し、
前記第2供給工程は、前記第2ガス入出口から前記第2の吸着塔に前記混合ガスを供給する、ガス分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019139415A JP7115433B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | ガス分離装置およびガス分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019139415A JP7115433B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | ガス分離装置およびガス分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021020178A JP2021020178A (ja) | 2021-02-18 |
JP7115433B2 true JP7115433B2 (ja) | 2022-08-09 |
Family
ID=74573525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019139415A Active JP7115433B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | ガス分離装置およびガス分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7115433B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024013971A1 (ja) * | 2022-07-15 | 2024-01-18 | 三菱電機株式会社 | 二酸化炭素回収システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040045438A1 (en) | 2001-03-13 | 2004-03-11 | Place Roger Nicholas | Method and equipment for removing volatile compounds from air |
JP2007260605A (ja) | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス処理装置 |
JP2014147865A (ja) | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Toyobo Co Ltd | ガス処理装置およびガス処理方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3570732B2 (ja) * | 1991-05-28 | 2004-09-29 | 三井化学株式会社 | 塩素ガスの濃縮方法および装置 |
-
2019
- 2019-07-30 JP JP2019139415A patent/JP7115433B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040045438A1 (en) | 2001-03-13 | 2004-03-11 | Place Roger Nicholas | Method and equipment for removing volatile compounds from air |
JP2007260605A (ja) | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス処理装置 |
JP2014147865A (ja) | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Toyobo Co Ltd | ガス処理装置およびガス処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021020178A (ja) | 2021-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101906531B1 (ko) | 블로워를 이용한 넌퍼지 흡착식 제습장치 | |
KR101906529B1 (ko) | 블로워를 이용한 넌퍼지 흡착식 제습장치 | |
US8419826B2 (en) | Process for regeneration of adsorbent beds | |
US20080202339A1 (en) | Thermally linked molecular sieve beds for CO2 removal | |
JP2000317244A (ja) | ガス精製方法及び装置 | |
EP3819574A1 (en) | Pressure equalizing system for air separation purification and control method | |
JP7115433B2 (ja) | ガス分離装置およびガス分離方法 | |
KR100793980B1 (ko) | 압축열을 이용한 퍼지 방식 및 넌 퍼지 방식 겸용 흡착식제습시스템 | |
CN105682776A (zh) | 压缩热干燥机系统 | |
US20040040172A1 (en) | Process dehumidifier regeneration control method and apparatus | |
KR100825391B1 (ko) | 흡착탑 전환시 노점헌팅을 방지하고 초저노점을 약-100℃로 유지할 수 있는 넌 퍼지 방식의 흡착식제습시스템 및 그 제어방법 | |
JP7356885B2 (ja) | ガス分離装置およびガス分離装置の制御方法 | |
JP7525173B2 (ja) | 吸着剤再生装置および除去システム | |
JP7509726B2 (ja) | 除湿装置 | |
JP7525172B2 (ja) | 吸着剤再生装置および除去システム | |
WO2024034201A1 (ja) | 除湿装置 | |
RU2791134C2 (ru) | Способ разделения потока газовой смеси с использованием адсорбции при переменной температуре и установка для адсорбции при переменной температуре | |
KR100753190B1 (ko) | 흡착식 제습시스템의 재생용 방향절환 밸브 | |
KR20200111984A (ko) | 에너지 절약형 에어드라이어 및 이를 이용한 건조공기 제조방법 | |
CN109876595A (zh) | 一种辅床回热变温吸附系统及工艺 | |
EP1163947A1 (en) | Desiccant drying apparatus and method for controlling the airflow in the apparatus | |
JP2023020737A5 (ja) | ||
CN108348835A (zh) | 用于处理天然气的再生筛材料 | |
JP5285964B2 (ja) | Psa式除湿装置および方法 | |
JP5852839B2 (ja) | 二酸化炭素精製供給方法及びシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7115433 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |