JPS63171616A - 切り換え吸着塔のバルブの制御方法 - Google Patents

切り換え吸着塔のバルブの制御方法

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JPS63171616A
JPS63171616A JP62003291A JP329187A JPS63171616A JP S63171616 A JPS63171616 A JP S63171616A JP 62003291 A JP62003291 A JP 62003291A JP 329187 A JP329187 A JP 329187A JP S63171616 A JPS63171616 A JP S63171616A
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JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
adsorption
gas
adsorption tower
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP62003291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsumoto
和大 松本
Takemi Nakane
中根 武美
Kazutaka Mori
一剛 森
Atsuo Ukon
右近 厚雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63171616A publication Critical patent/JPS63171616A/ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定のガス成分を吸着する吸着剤を充填した
2塔以上の吸着塔を交互に切り換えてガスの吸着と吸着
剤の再生を行なってガスを分離する方法における切り換
え吸着塔のバルブの制御方法に関する。
(従来の技術) LNG−?LPG回収゛装置のように、深冷分離プロセ
スを伴なうプラントでは、氷結による装置トラブルを避
けるため、1ppffi以下に水分を除去する必要があ
る。その他、化学プラントで触媒や吸着剤の性能に水分
が悪影響を及ぼす場合(例えば、0O8ORB法、Cu
e/2/ AI!at3  によるCO吸収分離法)に
も前処理として水分の除去が行われる。
このような場合、モレキュラーシープなどの吸湿剤を充
填した脱湿塔を2塔以上設置し、これらを交互に切り換
えて、水分を吸着した吸収剤は、200〜300Cの高
温ガスを通して再生させ、繰り返し使用するのが普通で
ある。
吸湿剤は、長期間繰り返し使用している間に強度的にも
弱くなり、割れや粉化が起って充填層の通気抵抗が大き
くなったり、吸着及び再生ガス組成や温度によっては吸
着剤中に不純物が蓄積して吸着性能が低下して来る問題
があり、プロセス条件によって大きく異なるが、従来は
これを吸湿剤の寿命として2〜6年位で新品に入れ替え
るのが常である。
一般にLNGプラントの脱湿用モレキュラーシープは、
4A型の押出成型した3〜5Nφ×5〜7¥、長さの円
柱型吸着剤が使用され、常温〜50C位で吸着(6〜1
2時間)し、2塔をバルブ操作で切り換えて、水分吸着
後のプロセスガスの一部を加熱炉で250〜300C4
で加熱したガスを通して吸着した水分を追い出して再生
し、冷却した後、バルブ操作で切り換えて再度吸着操作
を行うサイクル操作が組まれている。
市販の脱湿用モレキュラーシープは基礎試験の結果、吸
着・脱着の繰ジ返し操作でその圧縮強度は相当低下(3
00C再生、50サイクルで約30X低下)することが
認られ、再生温度や吸着剤によっては一部表面にひび割
れが認められた。しかし、吸着剤の強度が低下したとし
ても充填層中で粉化を起すには、一般的には、(1)吸
着塔本体の振動、(21ガス流による吸着剤の流動化、
(3)ガス分散口からのガスの吹きつけによる吸着剤の
流動化、など吸着剤の流動が起った場合に粉化が起ると
考えられ、ひとたび粉化が起ると粉による充填床の部分
的閉塞によってガスの偏流が起り、ガス流速の速い部分
で吸着剤の流動化が起シ一層粉化を促進すると考えられ
る。
本発明者らはこの粉化原因を追求している内に、LNG
プラントの脱湿塔の如く2塔以上の脱湿塔をバルブ操作
で切換えて吸N/脱7Wを繰り返えすシステムにおいて
、吸着/脱着が加圧下で行なわれ、吸着と脱着の操作圧
が少し異なる場合、この圧力差のためにバルブ操作によ
っては一時部分的に塔内にガスの流れ(差圧・変動)が
起り、吸着剤を流動化させ粉化の原因になることを見い
出した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来方式によるバルブ切換えシステムの
欠点を解消し、安定した切換え操作を行うことができる
吸着塔のバルブ切換えシステムの制御方法を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、特定のガス成分を吸着する吸着剤を充填した
2塔以上の吸着塔を交互に切り換えてガスの吸着と吸着
剤の再生を行なってガスを分離する方法において、吸着
と再生に操作圧力差がある場合、吸着塔の切り換え時に
生ずる吸着塔内のガスの流れが吸着剤の流動化開始速度
以下になるように各吸着塔に付設したバルブの開放速度
を制御することを特徴とする切り換え吸着塔のバルブの
制御方法に関する。
従来は吸着/脱着の切り換えは、電磁ソレノイド弁、空
気作動弁、電動モータ駆動弁等を出入口同時に開閉、又
は出口1111t−先にあけた後、入口側弁をあけるな
どが一般で、吸・脱着の操作圧が大きく異なる場合、急
激な圧力変動ftまねき、配管振動などを防ぐために、
小さな均圧配管をとってこれを開いた後、メインのバル
ブ切換操作を行うことが実施されているに過ぎない。
本発明方法は、新たに、バルブ切換操作時の一時的な塔
内の差圧変動とこれに伴うガス流れによる充填物の流動
化によって、粉化が起らないように塔内のガス流れが流
動化開始速度以下になるようにバルブ開放速度を制御す
ること特徴とするバルブ切換えシステムである。
かかる特徴を有する本発明は、天然ガス(LNG)回収
・精製プラン)(LNG脱湿塔)、石油随伴ガス回収・
精製プラン)(LNG脱湿塔)、co分離・精製1ラン
ト、その他化学ズロセスガスの脱湿装置等に適用できる
(作用) 本発明を、天然ガス精製工程とその中に組み込まれてい
るバルブ切換式充填塔式吸着脱湿システムに適用した場
合につき、第1図によってその態様を説明する。
天然ガスlは脱硫塔2でH2i9 ’i線除去、フラッ
シュ・ドラム3で同伴ミスト8を除去した後、後流の深
冷分離装置5での氷結トラブルをさけるためにモレキュ
ラーシープなどの吸湿剤6を充填した吸着塔7を通して
ガス中の水分濃度が数ppm以下まで脱湿される。吸着
操作は20〜30気圧常@〜35C程度で行われる。吸
着塔7は人、B、・・・2塔以上が組み込まれ4〜12
時間毎にバルブ8及び9操作で交互に切り換えられ、吸
着、再生が交互に行われ繰り返し使用される。
再生操作は精製ガスの一部10を後段のコングレッサー
11中段から抜き取り加熱炉盲2で250〜300Cに
加熱し、これを水分を吸着した吸着塔7に通すことによ
って吸着剤を再生し、後冷ガス13で冷却し、繰り返し
使用される。これらの再生に使用された加熱ガスや冷ガ
ス!4は冷却器15で冷却し、7ラツシユ・ドラム16
で水を切つな後プロセスガスとして脱硫塔2の前にライ
ン17によって戻される。このようにプロセスガスの一
部を加熱し再生ガスとして使用し、使用後のガスをライ
ン17よりプロセスに戻す場合は、再生操作は吸着操作
よりI〜5 kg / cnr’程圧力が高くなる。
また、再生用ガスをプロセスに戻さずにプロセス内外の
一般の加熱用燃料ガス18として使用する場合も多く、
この場合、操作圧力は数k)/ cm’ cで良く、再
生操作圧は低い程再生に有利なことから、吸着と再生で
著しく操作圧力が異なり、バルブ操作で切り換え時に急
激な圧力変動、充填層の流動化が起り、吸着剤の粉化の
原因となる。
今、5urφの吸湿剤の流動化開始速度を空塔速度で1
.5〜2.ox/secとすると充填層上、下の空塔容
積にもよるが、バルブ操作によっては数10秒から1分
程度の流動化が起ることが考えられる。
本発明はこれを防ぐために、第1図に示す吸着−再生の
切換操作バルブ8及び9(vll”12’v13・v1
4・v21・v22・v23・v24)は一般にゝ−タ
ー駆動や空気圧作動になっているので、その開閉のスピ
ードを制御して、切換操作時の吸着塔内のガス流速が流
動化開始速度より充分低い速度に抑えるようにバルブの
切り換えを行うものである。
本発明方法によって、吸着、再生の操作圧が著しく異な
る場合も、バルブによる切り換え操作時の急激な圧力変
動によるショックや、充填層の流動化を防ぎ、吸湿剤の
粉化による圧損上昇や性能劣化を抑えることができる。
(実施例) 第1図と同様な天然ガス精製装置において、下記のよう
な操作条件の下で本発明方法を適用した。
操作条件 吸着塔仕様 なお、切換バルブは各バルブ共電動モーター駆動の玉形
弁で、バルブ開度と開孔比は1次の比例関係に近いもの
であつ念。第1図におけるV とV パ とV 及びV
 とV  、Vll     12    13   
 14      21    22    25とv
24とは、それぞれ出入口同時に開閉し、モータの減速
比を調整して、閉スピードは1分間、開放スピードは5
分間とすることによって、安定に切換え操作運転ができ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を天然ガスの精製・脱湿工程のフロー
に適用し之場合についての態様を説明する念めの図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 特定のガス成分を吸着する吸着剤を充填した2塔以上の
    吸着塔を交互に切り換えてガスの吸着と吸着剤の再生を
    行なつてガスを分離する方法において、吸着と再生に操
    作圧力差がある場合、吸着塔の切り換え時に生ずる吸着
    塔内のガスの流れが吸着剤の流動化開始速度以下になる
    ように各吸着塔に付設したバルブの開放速度を制御する
    ことを特徴とする切り換え吸着塔のバルブの制御方法。
JP62003291A 1987-01-12 1987-01-12 切り換え吸着塔のバルブの制御方法 Pending JPS63171616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010174191A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Chiyoda Kako Kensetsu Kk 天然ガス処理における酸素消費量の低減方法
WO2018083747A1 (ja) * 2016-11-02 2018-05-11 日揮株式会社 天然ガス液化設備

Cited By (3)

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