JP7115403B2 - ウェーハの回転検出方法及びウェーハの回転検出システム - Google Patents
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Description
しかしながら、洗浄工程においては、洗浄液等の飛沫が常に生じていること等に起因して、ウェーハの回転状態に対して誤検出が生じるおそれがある。
(1)本発明のウェーハの回転検出方法は、
ウェーハを回転させる駆動ローラにより前記ウェーハを回転させながら、前記ウェーハを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、
検出部により、前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラの回転状態を検出して、前記ウェーハの回転を検出することを特徴とする。
前記スレーブローラに、前記スレーブローラの回転にさらに追従して回転するサブローラが連結され、
前記サブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
照射されたレーザが前記サブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
ここで、「サブローラの切り欠き部の最大径」とは、平面視において、切り欠き部により区画されるサブローラのエッジ部、及び、切り欠き部が形成されていないと仮定した場合にサブローラの外縁となる仮想線(実際のサブローラの外縁を除く)からなる閉じた線内の2点間の距離のうち最大となる場合の該2点間の距離をいうものとする。
また、「ノッチ部の深さ」とは、ウェーハの平面視において、ノッチ部により区画されるウェーハのエッジ部から、ノッチ部が形成されていないと仮定した場合にウェーハの外縁となる仮想線(実際のウェーハの外縁を除く)までの距離を、ウェーハの径方向に計測した際に最大となる場合の該距離をいうものとする。
前記スレーブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
照射されたレーザが前記スレーブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
ここで、「スレーブローラの切り欠き部の最大径」とは、平面視において、切り欠き部により区画されるスレーブローラのエッジ部、及び、切り欠き部が形成されていないと仮定した場合にスレーブローラの外縁となる仮想線(実際のスレーブローラの外縁を除く)からなる閉じた線内の2点間の距離のうち最大となる場合の該2点間の距離をいうものとする。
前記スレーブローラに、前記スレーブローラの回転にさらに追従して回転するサブローラが連結され、前記サブローラは、前記サブローラの回転状態の情報をエンコードするエンコーダを備え、
前記エンコーダによりエンコードされた前記サブローラの回転状態の情報に基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
前記受信部により受信した前記情報をデコードするデコーダと、を備えることが好ましい。
前記スレーブローラは、前記スレーブローラの回転状態の情報をエンコードするエンコーダを備え、
前記エンコーダによりエンコードされた前記スレーブローラの回転状態の情報に基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
前記検出部は、前記エンコーダによりエンコードされた前記スレーブローラの回転状態の情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信した前記情報をデコードするデコーダと、を備えることが好ましい。
前記スレーブローラに、前記スレーブローラの回転にさらに追従して回転するサブローラが連結され、前記サブローラの周上のいずれかの位置に、光を反射する反射部を設け、
前記サブローラの反射部により反射された光を所定の周期で受光するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
前記スレーブローラの周上のいずれかの位置に、光を反射する反射部を設け、
前記スレーブローラの反射部により反射された光を所定の周期で受光するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出することが好ましい。
ウェーハを回転させる駆動ローラと、
前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラと、
前記スレーブローラの回転を検出する、検出部と、を備え、
前記検出部は、前記スレーブローラの回転を検出して、前記ウェーハの回転を検出することを特徴とする。
<ウェーハの回転検出システム(第1の実施形態)>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムの概要図である。
図1に示すように、このウェーハの回転検出システム100は、駆動ローラ1と、スレーブローラ2、3、4と、サブローラ2a、3a、4aと、抑えローラ5と、透過型レーザ照射装置6、7、8と、検出部9、10、11と、支持台12と、を備えている。
図示例では、駆動ローラ1は、ウェーハWを保持する保持台12により区画される凹部の角部に設けられているが、この場合に限定されず、様々な配置とすることができる。また、駆動ローラ1の個数も1つに限定されず、複数個とすることもできる。
図示例では、3つのスレーブローラ2、3、4は、ウェーハWの図示下方向(重力の力の方向)に1箇所と、両側方に1箇所ずつ配置されているが、スレーブローラは1つ以上備えていれば良く、また、様々な配置とすることができる。
従って、ウェーハW、各スレーブローラ2、3、4、及び各サブローラ2a、3a、4aの回転は、同期する(ウェーハWが回転していると、各スレーブローラ2、3、4、及び各サブローラ2a、3a、4aも回転し、かつ、ウェーハWが回転を停止すると、各スレーブローラ2、3、4、及び各サブローラ2a、3a、4aの回転も停止する)。
図示例では、3つのスレーブローラ2、3、4のそれぞれに、サブローラ2a、3a、4aを設けているが、第1の実施形態において、サブローラは、1つ以上設ければ良い。
図示例では、サブローラ2a、3a、4aは、それぞれ、スレーブローラ2、3、4に、同軸上に設けられている。また、図示例では、サブローラ2a、3a、4aの径は、それぞれが連結されているスレーブローラ2、3、4の径より大きい。なお、サブローラ2a、3a、4aの径及びスレーブローラ2、3、4の径は、ウェーハWの径より小さく、ウェーハWの径の0.05~0.2倍程度である。
本例では、3つ全てのサブローラ2a、3a、4aの回転(従って、3つ全てのスレーブローラ2、3、4の回転)を検出するために、3つの透過型レーザ照射装置6、7、8を設けているが、第1の実施形態では、透過型レーザ照射装置の個数は1個以上とすることができる。
本例では、3つ全てのサブローラ2a、3a、4aの回転(従って、3つ全てのスレーブローラ2、3、4の回転)を検出するために、3つの検出部9、10、11を設けているが、検出部は1個以上設けていれば良く、該検出部により、1個以上のサブローラの回転(従って、スレーブローラの回転)を検出すれば良い。
図2に示すように、本例では、サブローラ2aは、スレーブローラ2に同軸上に連結され、そして、サブローラ2aは、スレーブローラ2が回転すると回転し、また、スレーブローラ2の回転が停止するとサブローラ2a、3a、4aの回転も停止するように構成されている。
そして、本例では、透過型レーザ照射装置6は、サブローラ2aの軸方向に、サブローラ2aの外周領域の周上の所定の箇所に、レーザを照射することができるように配置されている。
本例では、検出部9は、透過型レーザ照射装置6により照射されるレーザの経路上に位置する。これにより、サブローラ2aの軸回りの回転時に、サブローラ2aの外周領域の周上の所定の箇所に上記の切り欠き部2bが位置した際(図示の状態)には、検出部9(透過型レーザセンサ)は、照射されたレーザを検出し、サブローラ2aの外周領域の周上の所定の箇所に、上記の切り欠き部2b以外の部分が位置した際には、検出部9(透過型レーザセンサ)は、照射されたレーザを検出しないこととなる。
従って、ウェーハWが回転している場合には、スレーブローラ2及びサブローラ2aも回転するため、検出部9は、照射されたレーザを所定の周期で検出することになり、一方で、ウェーハWの回転が停止している場合には、スレーブローラ2及びサブローラ2aの回転も停止するため、検出部9は、レーザを(上記所定の周期超の期間にわたって)検出しないこととなる(なお、偶々、切り欠き部2bの位置が周上のレーザの通過位置で停止した場合には、検出部9は、レーザを連続的に検出することになる)。
このようにして、検出部9により、照射されたレーザを所定の周期で検出している場合には、ウェーハWが回転しているものとし、一方で、検出部9により照射されたレーザを一定以上の期間検出しない場合(あるいは連続的に検出する場合)に、ウェーハWの回転が停止しているものとすることにより、ウェーハWの回転を検出することができる。
この場合、上記の一定以上の期間は、様々に設定することができ、例えば、ウェーハWの回転の停止を早期に検出した場合には、上記所定の周期の1周期分以上、あるいは、2~5周期分以上を一定以上の期間として設定することができる。あるいは、ウェーハWが回転しているにも関わらず、ウェーハWの回転が停止しているとの誤検出を抑制するためには、例えば20周期分以上の期間を一定以上の期間として設定することもできる。
このようにして、検出部9、10、11は、照射されたレーザを所定の周期で検出するか否かに基づいて、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出する(従って、スレーブローラ2、3、4の回転を検出する)ことができる。よって、検出部9、10、11は、ウェーハWの回転に追従して回転するスレーブローラ2、3、4の回転状態を検出して、ウェーハWの回転を検出することができる。
また、上記の切り欠き部2bの最大径は、(ウェーハWがノッチ部を有する場合)ウェーハWのノッチ部の深さより大きいことが好ましい。切り欠き部2bには、洗浄工程における洗浄液等の飛沫が付着し、表面張力により膜を形成して、レーザの検出精度を低下される場合があることが判明した。そこで、切り欠き部2bの最大径をウェーハWのノッチ部の深さより大きくすることにより、膜が形成されにくくなって、検出部9、10、11によるレーザの検出精度を高めることができるからである。同様の理由により、切り欠き部2bの最大径を、透過型レーザのレーザ光径の1.5~2.5倍とすることが好ましい。
図3は、切り欠き2bの寸法について説明するための図である。上記の切り欠き部2bの大きさは、特には限定されないが、例えば、図示のように、幅w(平面視で、深さに直交する方向の最大長さ)を3.5~6mm、深さh(ウェーハWの径方向の最大長さ)を3.5~6mmとすることができる。
このような寸法とすることによっても、切り欠き部2bに膜が形成されにくくなり、検出部9、10、11によるレーザの検出精度を高めることができる。
このような場合には、いずれか1つにおいて、ウェーハWの回転が停止したものと検出された場合に、ウェーハWの回転が停止したものと判断することができる。一方で、ウェーハWが回転しているにも関わらず、ウェーハWの回転が停止しているとの誤検出を抑制するためには、いずれか複数において、ウェーハWの回転が停止したものと検出された場合に、ウェーハWの回転が停止したものと判断することもできる。
第1の実施形態においては、ウェーハの回転検出方法は、ウェーハWを回転させる駆動ローラ1により、ウェーハWを回転させながらウェーハWを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、検出部9、10、11により、ウェーハWの回転に追従して回転するスレーブローラ2、3、4の回転を検出して(照射されたレーザが所定の周期で通過するか否かに基づいて、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出することによる)、ウェーハWの回転を検出する。
以下、第1の実施形態の作用効果について説明する。
照射されたレーザがウェーハWのノッチ部を所定の周期で通過するか否かによりウェーハWの回転を検出する場合には、ウェーハWの径が大きいため単位時間当たりの回転数が少なく、また、ノッチ部のサイズが規格等によって定められており通常小さいことから、ノッチ部に液膜が形成されやすく、照射されたレーザがノッチ部を通過するタイミングであっても、検出部がレーザを検出することができない場合があり、ウェーハWの回転が停止したものと誤検出する場合があった。
これに対し、第1の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムでは、照射されたレーザが、サブローラ2a、3a、4aに設けた切り欠き部2b、3b、4bを所定の周期で通過するか否かにより、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出している。サブローラ2a、3a、4aの径はウェーハWの径より小さく、単位時間の回転数が多いため、切り欠き部2b、3b、4bに液膜が形成されにくく、上記のような誤検出を抑制して、ウェーハWの回転を正確に検出することができる。
さらに、第1の実施形態では、(スレーブローラ2、3、4ではなく)サブローラ2a、3a、4aに、切り欠き部2b、3b、4bを設けているため、切り欠き部2b、3b、4bと、レーザの発光位置(本例では透過型レーザ照射装置6の位置)やレーザの受光位置(本例では検出部9、10、11の位置)との距離を容易に調整することができ、これによりセンシング距離を近づける(10cm以下とすることが好ましく、8cm以下とすることがより好ましく、6cm以下とすることがさらに好ましい)等して、検出部9、10、11によるレーザの検出精度を高めることができる。
また、本例では、サブローラ2a、3a、4aの切り欠き部2b、3b、4bの最大径は、ウェーハWのノッチ部の深さより大きいため、より一層、膜が形成されにくくなっている。
さらに、ウェーハWのノッチ部の場合と異なり、サブローラ2a、3a、4aに設ける切り欠き部2b、3b、4bは形状や寸法を調整することも容易であり、例えば上記のように、幅wを3.5~6mm、深さhを3.5~6mmとし、及び/又は、平面視半円状の形状とすることにより、さらに膜が形成されにくくなっている。
以上のように、第1の実施形態のウェーハの回転検出システムによれば、(大掛かりな装置等を必要とせず)簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
よって同様に、第1の実施形態のウェーハの回転検出方法によれば、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
上記第1の実施形態は、種々の変形が可能である。一例としては、サブローラ2a、3a、4aを設けることなく、スレーブローラ2、3、4の周上のいずれかの位置に、切り欠き部2b、3b、4bが設けられ、照射されたレーザがスレーブローラ2、3、4の切り欠き部2b、3b、4bを所定の周期で通過するか否かに基づいて(スレーブローラ2、3、4の回転を検出することにより)、ウェーハWの回転を検出することもできる。
この場合でも、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
この場合も、スレーブローラ2、3、4の切り欠き部2b、3b、4bの最大径は、ウェーハWのノッチ部の深さより大きいことが好ましい。同様の理由により、切り欠き部2bの最大径を、透過型レーザのレーザ光径の1.5~2.5倍とすることが好ましい。
また、この場合も、切り欠き部2bの形状は、様々なものとすることができ、上記のように、平面視で略半円状にすることもでき、他にも例えば、平面視で、三角形状、四角形状、他の多角形状、円形状、楕円形状等とすることもできる。
また、一例としては、切り欠き部2b、3b、4bの寸法は、幅wを3.5~6mm、深さhを3.5~6mmとすることができる。
また、この場合も、検出部9、10、11は、透過型レーザセンサとすることが好ましい。
<ウェーハの回転検出システム(第2の実施形態)>
図4は、本発明の第2の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムの概要図である。図5は、本発明の第2の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムに用いられる、スレーブローラ、サブローラ、エンコーダ、及び検出部を示す、概略図である。図5においては、スレーブローラ2、サブローラ2a、エンコーダ13、及び検出部16を代表して示している。
図4、5に示すように、このウェーハの回転検出システム200は、駆動ローラ1と、スレーブローラ2、3、4と、サブローラ2a、3a、4aと、抑えローラ5と、エンコーダ13、14、15と、検出部16、17、18と、を備えている。
第2の実施形態においては、ウェーハの回転検出方法は、ウェーハWを回転させる駆動ローラ1により、ウェーハWを回転させながらウェーハWを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、検出部16、17、18により、ウェーハWの回転に追従して回転するスレーブローラ2、3、4の回転を検出して(エンコーダ13、14、15によりエンコードされた、サブローラ2a、3a、4aの回転状態の情報を受信部により受信し、デコーダによりデコードして、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出することによる)、ウェーハWの回転を検出する。
以下、第2の実施形態の作用効果について説明する。
照射されたレーザがウェーハWのノッチ部を所定の周期で通過するか否かによりウェーハWの回転を検出する場合には、上述した原因により、ウェーハWの回転が停止したものと誤検出する場合があった。
これに対し、第2の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムでは、ノッチ部や切り欠き部ではなく、エンコーダ13、14、15によりエンコードされた、サブローラ2a、3a、4aの回転状態の情報に基づいて、サブローラ2a、3a、4aの回転(従って、スレーブローラ2、3、4の回転)を検出しているため、上記のような原因による誤検出を生じさせることなく、ウェーハWの回転を正確に検出することができる。
以上のように、第2の実施形態のウェーハの回転検出システムによっても、(大掛かりな装置等を用いることなく)簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
よって同様に、第2の実施形態のウェーハの回転検出方法によれば、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
上記第2の実施形態は、種々の変形が可能である。一例としては、サブローラ2a、3a、4aを設けることなく、スレーブローラ2、3、4が、スレーブローラ2、3、4の回転状態の情報をエンコードするエンコーダを備え、エンコーダによりエンコードされたスレーブローラ2、3、4の回転を検出して、ウェーハWの回転を検出するように構成することもできる。
この場合、検出部は、エンコーダによりエンコードされたスレーブローラ2、3、4の回転状態の情報を受信する受信部と、受信部により受信した情報をデコードするデコーダと、を備えることが好ましい。
この場合でも、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
<ウェーハの回転検出システム(第3の実施形態)>
図6は、本発明の第3の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムの概要図である。図7は、本発明の第3の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムに用いられる、スレーブローラ、サブローラ、光照射装置、反射部、及び検出部を示す、概略図である。図7においては、スレーブローラ2、サブローラ2a、光照射装置19、反射部22、及び検出部27を代表して示している。
図6、7に示すように、このウェーハの回転検出システム300は、駆動ローラ1と、スレーブローラ2、3、4と、サブローラ2a、3a、4aと、抑えローラ5と、光照射装置19、20、21と、反射部22、23、24と、検出部25、26、27と、を備えている。
光照射装置19、20、21、反射部22、23、24、及び検出部25、26、27は、反射部22、23、24に照射された光が、検出部25、26、27により受光することができるような位置関係とすれば良く、様々な配置とすることができる。
第3の実施形態においては、ウェーハの回転検出方法は、ウェーハWを回転させる駆動ローラ1により、ウェーハWを回転させながらウェーハWを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、検出部25、26、27により、ウェーハWの回転に追従して回転するスレーブローラ2、3、4の回転を検出して(反射部22、23、24により反射された光を所定の周期で受光するか否かに基づいて、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出することによる)、ウェーハWの回転を検出する。
以下、第3実施形態の作用効果について説明する。
照射されたレーザがウェーハWのノッチ部を所定の周期で通過するか否かによりウェーハWの回転を検出する場合には、上述した原因により、ウェーハWの回転が停止したものと誤検出する場合があった。
これに対し、第3の実施形態にかかるウェーハの回転検出システムでは、ノッチ部や切り欠き部ではなく、反射部22、23、24により反射された光を所定の周期で受光するか否かに基づいて、サブローラ2a、3a、4aの回転を検出している(従ってスレーブローラ2、3、4の回転を検出している)ため、上記のような膜が形成されることによる誤検出を生じさせることなく、ウェーハWの回転を正確に検出することができる。
以上のように、第3の実施形態のウェーハの回転検出システムによれば、(大掛かりな装置等を用いることなく)簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
よって同様に、第3の実施形態のウェーハの回転検出方法によれば、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
上記第3の実施形態は、種々の変形が可能である。一例としては、サブローラ2a、3a、4aを設けることなく、スレーブローラ2、3、4の周上のいずれかの位置に、反射部22、23、24を設け、スレーブローラ2、3、4の反射部22、23、24により反射された光を所定の周期で受光するか否かに基づいて、ウェーハWの回転を検出するように構成することもできる。
この場合も、光照射装置19、20、21、反射部22、23、24、及び検出部25、26、27は、反射部22、23、24に照射された光が、検出部25、26、27により受光することができるような位置関係とすれば良く、様々な配置とすることができる。
この場合でも、簡易な手法で、洗浄工程において、ウェーハの回転を正確に検出することができる。
径300mmのウェーハを35000枚用意した。
図1に示したように、3つのスレーブローラのそれぞれにサブローラを設けた。そして、1つのサブローラに、幅4mm、深さ4mmの切り欠き部を設け、1つの透過型レーザ照射装置(キーエンス社製LV-S72)により照射されたレーザが、透過型レーザセンサにより所定の期間検出されない場合にアラームを発報するように設定した。センシング距離を7cmとした。
径300mmのウェーハを35000枚用意した。
幅3mm、深さ1mmのノッチ部に対し、1つの透過型レーザ照射装置(キーエンス社製LV-NH110)により照射されたレーザが、透過型レーザセンサにより所定の期間検出されない場合にアラームを発報するように設定した。センシング距離を15cmとした。
以下の表1に評価結果を示している。
1:駆動ローラ、
2、3、4:スレーブローラ、
2a、3a、4a:サブローラ、
2b、3b、4b:切り欠き部、
5:抑えローラ、
6、7、8:透過型レーザ照射装置、
9、10、11:検出部、
12:保持台、
200:ウェーハの回転検出システム、
13、14、15:エンコーダ、
16、17、18:検出部、
300:ウェーハの回転検出システム、
19、20、21:光照射装置、
22、23、24:反射部、
25、26、27:検出部、
W:ウェーハ、
Claims (5)
- ウェーハを回転させる駆動ローラにより前記ウェーハを回転させながら、前記ウェーハを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、
検出部により、前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラの回転状態を検出して、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラに、前記スレーブローラの回転にさらに追従して回転するサブローラが連結され、
前記サブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
照射されたレーザが前記サブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出し、
前記サブローラの前記切り欠き部の最大径は、前記ウェーハのノッチ部の深さより大きいことを特徴とする、ウェーハの回転検出方法。 - ウェーハを回転させる駆動ローラにより前記ウェーハを回転させながら、前記ウェーハを洗浄する、ウェーハ洗浄工程において、
検出部により、前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラの回転状態を検出して、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
照射されたレーザが前記スレーブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラの前記切り欠き部の最大径は、前記ウェーハのノッチ部の深さより大きいことを特徴とする、ウェーハの回転検出方法。 - 前記検出部は、透過型レーザセンサである、請求項1又は2に記載のウェーハの回転検出方法。
- ウェーハを回転させる駆動ローラと、
前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラと、
前記スレーブローラの回転を検出する、検出部と、を備え、
前記検出部は、前記スレーブローラの回転を検出して、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラに、前記スレーブローラの回転にさらに追従して回転するサブローラが連結され、
前記サブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
前記検出部は、照射されたレーザが前記サブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出し、
前記サブローラの前記切り欠き部の最大径は、前記ウェーハのノッチ部の深さより大きいことを特徴とする、ウェーハの回転検出システム。 - ウェーハを回転させる駆動ローラと、
前記ウェーハの回転に追従して回転するスレーブローラと、
前記スレーブローラの回転を検出する、検出部と、を備え、
前記検出部は、前記スレーブローラの回転を検出して、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラの周上のいずれかの位置に、切り欠き部が設けられ、
前記検出部は、照射されたレーザが前記スレーブローラの前記切り欠き部を所定の周期で通過するか否かに基づいて、前記ウェーハの回転を検出し、
前記スレーブローラの前記切り欠き部の最大径は、前記ウェーハのノッチ部の深さより大きいことを特徴とする、ウェーハの回転検出システム。
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