JP7113753B2 - 自動化されたフットウェア・プラットフォームのためのアクチュエータ - Google Patents

自動化されたフットウェア・プラットフォームのためのアクチュエータ Download PDF

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Description

以下の明細書は、電動式レーシング(lacing)・システム、電動式および非電動式のレーシング・エンジン、レーシング・エンジンに関連するフットウェアの構成要素、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォーム、ならびに、関連の組み立てプロセスのさまざまな態様を説明している。
フットウェアの物品を自動的に締め付けるためのデバイスが、以前に提案されている。「自動締め付けシューズ(Automatic tightening shoe)」という標題の特許文献1において、リウ(Liu)は、くつのアッパー部分の上に装着される第1の締結具と、クロージャ部材に接続されている第2の締結具とを提供し、第2の締結具は、締め付けられた状態にクロージャ部材を保つために、第1の締結具と取り外し可能に係合することができる。リウ(Liu)は、ソールのかかと部分に装着される駆動ユニットを教示している。駆動ユニットは、ハウジング、ハウジングの中に回転可能に装着されたスプール、1対の引き紐、およびモータ・ユニットを含む。それぞれの紐は、スプールに接続されている第1の端部と、第2の締結具の中の紐孔に対応する第2の端部とを有している。モータ・ユニットは、スプールに連結されている。リウ(Liu)は、モータ・ユニットがハウジングの中のスプールの回転を駆動するように動作可能であり、第1の締結具に向けて第2の締結具を引っ張るために、スプールの上に引き紐を巻き上げるということを教示している。また、リウ(Liu)は、ガイド・チューブ・ユニットを教示しており、引き紐がガイド・チューブ・ユニットを通って延在することが可能である。
米国特許第6,691,433号明細書
本発明は上記の従来例に鑑みてなされたものであり、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのアクチュエータ、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのボタン組立体、およびフットウェア組立体を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのアクチュエータは、レーシング・エンジンの第1のスイッチを作動させるための第1のスイッチ端部を含む後部アームと、レーシング・エンジンの第2のスイッチを作動させるための第2のスイッチ端部を含む前部アームと、レーシング・エンジンの中の1つまたは複数のLEDからの光を導くための光導体を含む中央アームと、後部アーム、前部アームおよび中央アームを接続するブリッジと含む。
また、本発明の別の態様によると、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのボタン組立体は、外側フランジにより囲まれたアクチュエータ・ハウジングを含むブッシングであって、アクチュエータ・ハウジングが、フットウェア・プラットフォームに対する外側と内側とを含むブッシングと、アクチュエータ・ハウジングの中に配置された複数のアクチュエータ本体を含むアクチュエータであって、複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体が、レーシング・エンジンのスイッチと相互作用するように適合されているスイッチ・インターフェースを含むアクチュエータとを含む。
本発明のさらなる態様によると、フットウェア組立体は、フットウェア組立体の中で足を固定するように構成されたアッパー部分と、アッパー部分に連結されるとともに、レーシング・エンジンを収納するためにミッドソール・プレートを受けるように適合されたミッドソール部分であって、ミッドソール・プレートが、レーシング・エンジンの機能を制御するためのボタン組立体を受けるために切欠部を含む、ミッドソール部分と、ミッドソール部分の少なくとも下側部分に連結されたアウトソール部分とを含む。
図面は必ずしも実寸で描かれているわけではなく、図面において、同様の参照数字は、異なる図の中で同様の構成要素を説明している場合がある。異なる添え字を有する同様の参照数字は、同様の構成要素の異なる事例を表している場合がある。図面は、一般的に、例として、限定としてではないが、本文献の中で議論されているさまざまな実施形態を示している。
いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・システムの構成要素を示す分解図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンを保持するためのミッドソール・プレートを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジンおよび関連の構成要素を収容するための、ミッドソールおよびアウトソールを示す説明図および図面。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体の説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図。 いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・システムの構成要素を示すブロック図。
本明細書で提供されている見出しは、単に、便宜のためのものに過ぎず、必ずしも、使用されている用語の範囲または意味に影響を与えるわけではない。
自己締め付け式シュー・レースの概念は、最初に、1989年公開の映画バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)の中のマーティ・マクフライ(Marty McFly)によって着用された架空のパワー・レース付きのNike(登録商標)スニーカによって広く知れわたった。Nike(登録商標)は、バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)からの映画用小道具バージョンに外見が似ているパワー・レース付きのスニーカの少なくとも1つのバージョンをリリースしたが、これらの初期バージョンに用いられた内部機械システムおよび周囲のフットウェア・プラットフォームは、必ずしも、大量生産または日常使用に適しているわけではない。付加的に、電動式レーシング・システムに関する以前の設計は、多くの問題のうちの単にいくつかを強調すると、比較的に、高コストの製造、複雑さ、組み立ての困難さ、補修のしやすさの欠如、および、弱くまたは壊れやすい機械的機構などのような問題に悩まされていた。本発明者らは、なかでも、上記に議論されている問題のいくつかまたはすべてを解決する、電動式および非電動式のレーシング・エンジンを収容するために、モジュール式のフットウェア・プラットフォームを開発した。以下に議論されている構成要素は、それに限定されないが、補修のしやすい構成要素、交換可能な自動化されたレーシング・エンジン、強固な機械設計、信頼性の高い動作、合理化された組み立てプロセス、および、小売段階でのカスタマイズを含む、さまざまな利益を提供する。以下に説明されている構成要素のさまざまな他の利益は、当業者に明らかになることとなる。
以下に議論されている電動式レーシング・エンジンは、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの強固な、補修のしやすい、および交換可能な構成要素を提供するために、徹底的に開発された。レーシング・エンジンは、モジュール式のフットウェア・プラットフォームの中への小売段階での最終組み立てを可能にする独自の設計要素を含む。レーシング・エンジン設計は、フットウェア組み立てプロセスの大半が、公知の組み立て技術を活用することを可能にし、標準的な組み立てプロセスへの独自の適合は、依然として、現在の組み立て資源を活用することができる。
例では、モジュール式の自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームは、レーシング・エンジンを受け入れるための、ミッドソールに固定されたミッドソール・プレートを含む。ミッドソール・プレートの設計は、購入の時点において可能な限り遅く、レーシング・エンジンがフットウェア・プラットフォームの中へ落とされることを可能にする。ミッドソール・プレート、および、モジュール式の自動化されたフットウェア・プラットフォームの他の態様は、異なるタイプのレーシング・エンジンが相互交換可能に使用されることを可能にする。たとえば、以下に議論されている電動式レーシング・エンジンは、人力レーシング・エンジンと取り替えられ得る。代替的に、足存在センシング特徴または他の任意の特徴を備えた完全に自動的な電動式レーシング・エンジンが、標準的なミッドソール・プレートの中に収容され得る。
本明細書で議論されている自動化されたフットウェア・プラットフォームは、アウトソール・アクチュエータ・インターフェースなどのアクチュエータ装置を含むことが可能であり、締め付け制御をエンド・ユーザに提供し、また、半透明の保護アウトソール材料を通して投射されるLED照明を通した視覚的なフィードバックを提供する。アクチュエータは、触感的および視覚的なフィードバックをユーザに提供し、レーシング・エンジンまたは他の自動化されたフットウェア・プラットフォームの構成要素の状態を示すことが可能である。
この最初の概要は、本特許出願の主題を導入することが意図されている。以下のより詳細な説明の中に開示されているさまざまな発明の排他的または包括的な説明を提供するということは意図されていない。
自動化されたフットウェア・プラットフォーム
以下は、電動式レーシング・エンジン、ミッドソール・プレート、および、プラットフォームのさまざまな他の構成要素を含む、自動化されたフットウェア・プラットフォームのさまざまな構成要素について議論している。本開示の多くは、電動式レーシング・エンジンに焦点を合わせているが、議論されている設計の機械的な態様の多くは、追加的な能力またはより少ない能力を備えた人力レーシング・エンジンまたは他の電動式レーシング・エンジンに適用可能である。したがって、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」の中で使用されているような「自動化された」という用語は、ユーザ入力なしに動作するシステムをカバーすることだけが意図されているわけではない。むしろ、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」という用語は、フットウェアのレースを締めたりまたは保持したりするシステムのための、さまざまな電動機構、および人力の機構、自動的に作動させられる機構、ならびに、人間により作動させられる機構を含む。
図1は、いくつかの例示的な実施形態に係るフットウェアのための電動式レーシング・システムの構成要素の分解図の説明図である。図1に示されている電動式レーシング・システム1は、レーシング・エンジン10、蓋20、アクチュエータ30、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60を含む。図1は、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの構成要素の基本的な組み立て順序を示している。電動式レーシング・システム1は、ミッドソール・プレート40がミッドソールの中に固定されることから始める。次に、アクチュエータ30が、アウトソール60の中に埋め込まれ得るインターフェース・ボタンとは反対側に、ミッドソール・プレートの外側の中の開口部の中へ挿入される。次に、レーシング・エンジン10が、ミッドソール・プレート40の中へ落とされる。例では、レーシング・システム1は、レーシング・ケーブルの連続的なループの下に挿入され、レーシング・ケーブルは、レーシング・エンジン10の中のスプールと整合させられる(以下に議論されている)。最後に、蓋20が、ミッドソール・プレート40の中の溝部の中へ挿入され、閉位置へと固定され、ミッドソール・プレート40の中の凹部の中へラッチ係合される。蓋20は、レーシング・エンジン10を捕獲することが可能であり、また、動作の間のレーシング・ケーブルの配列を維持することを支援することが可能である。
例では、フットウェア物品または電動式レーシング・システム1は、足存在特性をモニタリングもしくは決定することができる1つもしくは複数のセンサーを含むか、または、この1つもしくは複数のセンサーとインターフェース接続するように構成されている。1つまたは複数の足存在センサーからの情報に基づいて、電動式レーシング・システム1を含むフットウェアは、さまざまな機能を果たすように構成され得る。たとえば、足存在センサーは、足がフットウェアの中に存在しているかまたは存在していないかについてのバイナリー情報を提供するように構成され得る。足存在センサーからのバイナリー信号が、足が存在しているということを示す場合には、電動式レーシング・システム1が作動させられ得、フットウェア・レーシング・ケーブルを自動的に締め付けるかまたは弛緩させる(すなわち、緩める)ようになっている。例では、フットウェア物品は、プロセッサー回路を含み、プロセッサー回路は、足存在センサーからの信号を受信または解釈することが可能である。プロセッサー回路は、任意に、レーシング・エンジン10の中に、または、レーシング・エンジン10とともに、たとえば、フットウェア物品のソールの中などに、埋め込まれ得る。
レーシング・エンジン10の例が、図2A~図2Nを参照して詳細に説明されている。アクチュエータ30の例が、図3A~図3Dを参照して詳細に説明されている。ミッドソール・プレート40の例が、図4A~図4Dを参照して詳細に説明されている。電動式レーシング・システム1のさまざまな追加的な詳細が、本説明の残りの部分の全体を通して議論されている。
図2A~図2Nは、いくつかの例示的な実施形態による電動式レーシング・エンジンを示す説明図および図面である。図2Aは、例示的なレーシング・エンジン10のさまざまな外部特徴を紹介しており、それは、ハウジング構造体100、ケースねじ108、レース溝110(レース・ガイド・リリーフ110とも称される)、レース溝壁112、レース溝移行部114、スプール凹部115、ボタン開口部120、ボタン121、ボタン膜シール124、プログラミング・ヘッダー128、スプール130、およびレース溝部132を含む。ハウジング構造体100の追加的な詳細が、図2Bを参照して以下に議論されている。
例では、レーシング・エンジン10は、ケースねじ108などのような1つまたは複数のねじによって、一緒に保持されている。ケースねじ108は、1次駆動機構の近くに位置決めされており、レーシング・エンジン10の構造的完全性を強化する。また、ケースねじ108は、たとえば、外部の繋ぎ目の超音波溶接のためにケースを一緒に保持するなど、組み立てプロセスを支援するように機能する。
この例では、レーシング・エンジン10は、レース溝110を含み、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中へ組み立てられると、レースまたはレース・ケーブルを受け入れる。レース溝110は、レース溝壁112を含むことが可能である。レース溝壁112は、面取りされた縁部を含むことが可能であり、動作の間にレース・ケーブルが走るための滑らかなガイド表面を提供する。レース溝110の滑らかなガイド表面の一部は、溝移行部114を含むことが可能であり、溝移行部114は、スプール凹部115に通じるレース溝110の広がった部分である。スプール凹部115は、溝移行部114から、スプール130の外形にぴったりと合う概して円形の部分の中へ移行している。スプール凹部115は、スプールに巻かれたレース・ケーブルを保つことを支援し、また、スプール130の位置を保つことを支援する。しかし、設計の他の態様は、スプール130の主要な保持を提供する。この例では、スプール130は、ヨーヨーの半分と同様に形状決めされており、レース溝部132が、平坦な頂面を通って走っており、スプール軸133(図2Aには示されていない)が、反対側から下方に延在している。スプール130は、追加的な図を参照して以下にさらに詳細に説明されている。
レーシング・エンジン10の側面は、ボタン開口部120を含み、ボタン開口部120は、機構を作動させるためのボタン121がハウジング構造体100を通って延在することを可能にする。ボタン121は、スイッチ122の作動のための外部インターフェースを提供しており、それは、以下に議論されている追加的な図に示されている。いくつかの例では、ハウジング構造体100は、ボタン膜シール124を含み、ほこりおよび水からの保護を提供する。この例では、ボタン膜シール124は、最大で数ミル(1ミルは25.4マイクロメートル(1000分の1インチ))の厚さの透明プラスチック(または、同様の材料)であり、この透明プラスチックは、ハウジング構造体100の上面から、角部を覆って、側面の下へ付着されている。別の例では、ボタン膜シール124は、ボタン121およびボタン開口部120をカバーする、50.8マイクロメートル(2ミル)の厚さのビニール接着剤付きの膜である。
図2Bは、頂部102および底部104を含むハウジング構造体100の説明図である。この例では、頂部102は、ケースねじ108、レース溝110、レース溝移行部114、スプール凹部115、ボタン開口部120、およびボタン・シール凹部126などのような、特徴を含む。ボタン・シール凹部126は、ボタン膜シール124のための嵌め込み部を提供するように解放される頂部102の一部分である。この例では、ボタン・シール凹部126は、頂部104の上面の外側の2、3ミル(1ミルは25.4マイクロメートル)凹んだ部分であり、上面の外側縁部の一部分を覆って、頂部104の側面の一部分の長さにわたって下へ移行している。
この例では、底部104は、ワイヤレス充電器アクセス105、ジョイント106、およびグリース隔離壁109などのような、特徴を含む。また、具体的には識別されていないが、ケースねじ108を受け入れるためのケースねじベース、および、駆動機構の一部分を保持するためのグリース隔離壁109の中のさまざまな特徴が図示されている。グリース隔離壁109は、ギヤ・モータおよび密閉型のギヤ・ボックスを含むレーシング・エンジン10の電気的な構成要素から離れるように、駆動機構を取り囲むグリースまたは同様の化合物を保つように設計されている。この例では、ウォーム・ギヤ150およびウォーム駆動部140は、グリース隔離壁109の中に含有されているが、一方、ギヤ・ボックス144およびギヤ・モータ145などのような、他の駆動に係る構成要素は、グリース隔離壁109の外側にある。さまざまな構成要素の位置決めは、たとえば、図2Bと図2Cとの比較を通して理解され得る。
図2Cは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10のさまざまな内部構成要素の説明図である。この例では、レーシング・エンジン10は、スプール磁石136、Oリング・シール138、ウォーム駆動部140、ブッシング141、ウォーム駆動キー142、ギヤ・ボックス144、ギヤ・モータ145、モータ・エンコーダ146、モータ回路基板147、ウォーム・ギヤ150、回路基板160、モータ・ヘッダー161、バッテリー接続部162、およびワイヤード充電ヘッダー163をさらに含む。スプール磁石136は、磁力計(図2Cには示されていない)による検出を通して、スプール130の移動をトラッキングすることを支援する。Oリング・シール138は、スプール軸133の周りにおいてレーシング・エンジン10の中へ侵入し得るほこりおよび湿気をシールするように機能する。
この例では、レーシング・エンジン10の主要な駆動に係る構成要素は、ウォーム駆動部140、ウォーム・ギヤ150、ギヤ・モータ145、およびギヤ・ボックス144を含む。ウォーム・ギヤ150は、ウォーム駆動部140およびギヤ・モータ145の逆転駆動を阻止するように設計されており、これは、レーシング・ケーブルからスプール130を介して入ってくる主要な入力の力が、比較的に大きいウォーム・ギヤおよびウォーム駆動部の歯の上に分散されるということを意味している。この配置は、フットウェア・プラットフォームの活動的な使用からの動的荷重、または、レーシング・システムを締め付けることからの締め付け荷重の両方に耐えるのに十分な強度のギヤを含むことを必要としないように、ギヤ・ボックス144を保護する。ウォーム駆動部140は、駆動システムのより壊れやすい部分、たとえば、ウォーム駆動キー142などを保護することを支援する追加的な特徴を含む。この例では、ウォーム駆動キー142は、ギヤ・ボックス144から出てくる駆動軸を通してピンとインターフェース接続するウォーム駆動部140のモータ端部の中の半径方向のスロットである。この配置は、ウォーム駆動部140が軸線方向に(ギヤ・ボックス144から離れるように)自由に移動することを可能にし、それらの軸線方向の荷重をブッシング141およびハウジング構造体100に伝達することによって、ウォーム駆動部140がギヤ・ボックス144またはギヤ・モータ145に任意の軸線方向の力を付与することを防止する。
図2Dは、レーシング・エンジン10の追加的な内部構成要素を示す説明図である。この例では、レーシング・エンジン10は、ウォーム駆動部140、ブッシング141、ギヤ・ボックス144、ギヤ・モータ145、モータ・エンコーダ146、モータ回路基板147、およびウォーム・ギヤ150などのような、駆動に係る構成要素を含む。図2Dは、バッテリー170の説明図、および、上記に議論されている駆動に係る構成要素のうちのいくつかのよりよい図を加える。
図2Eは、レーシング・エンジン10の内部構成要素を示す別の説明図である。図2Eでは、ウォーム・ギヤ150は、インデキシング(indexing)・ホイール151(ジェネバ(Geneva)・ホイール151とも称される)をより良好に示すために除去されている。さらに詳細に以下に説明されているように、インデキシング・ホイール151は、電気的なまたは機械的な故障および位置の喪失の場合に、駆動機構をホームに復帰させるための機構を提供する。この例では、レーシング・エンジン10は、また、ワイヤレス充電インターコネクト165およびワイヤレス充電コイル166を含み、それらは、バッテリー170(これは、この図には示されていない)の下に位置付けされている。この例では、ワイヤレス充電コイル166は、レーシング・エンジン10の底部104の外部下面の上に装着されている。
図2Fは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の断面説明図である。図2Fは、スプール130の構造体を示すだけでなく、どのようにレース溝部132およびレース溝110がレース・ケーブル131とインターフェース接続するかということを示すのを支援する。この例に示されているように、レース131は、レース溝110を通ってスプール130のレース溝部132の中へ連続的に走っている。また、断面説明図は、レース凹部135およびスプール中間部を示しており、それらは、レース131がスプール130の回転によって巻き取られるときに、レース131が巻き重ねられることとなる場所である。スプール中間部137は、スプール130の上面の下に配設されている、円形の縮径部である。レース凹部135は、スプール130の上部によって形成されており、スプール130の上部は、スプール凹部115、スプール凹部115の側部および床部、ならびにスプール中間部137を実質的に充填するように、半径方向に延在している。いくつかの例では、スプール130の上部は、スプール凹部115を越えて延在することが可能である。他の例では、スプール130は、スプール凹部115の中に完全にフィットし、半径方向の上部が、スプール凹部115の側壁まで延在しているが、スプール130がスプール凹部115によって自由に回転することを可能にする。レース131は、レーシング・エンジン10を横切って走るとレース溝部132によって捕獲され、これによってスプール130が回されるときに、レース131がレース凹部135の中のスプール130の本体部の上に回転させられるようになっている。
レーシング・エンジン10の断面によって示されているように、スプール130は、スプール軸133を含み、スプール軸133は、Oリング138を通り抜けた後に、ウォーム・ギヤ150と連結する。この例では、スプール軸133は、接続ピン134を介して、ウォーム・ギヤに連結されている。いくつかの例では、接続ピン134は、スプール軸133から1つの軸線方向だけに延在しており、また、ウォーム・ギヤ150の方向が逆にされるときに、接続ピン134が接触される前に、ウォーム・ギヤ150のほとんど完全な回転を可能にするように、ウォーム・ギヤの上のキーによって接触されている。また、クラッチ・システムは、スプール130をウォーム・ギヤ150に連結するように実装され得る。そのような例では、クラッチ機構は、レースを緩める(弛緩させる)ときにスプール130が自由に回ることを可能にするように作動させられ得る。接続ピン134がスプール軸133から1つの軸線方向だけに延在している例では、スプールは、ウォーム・ギヤ150が逆転駆動されている間に、弛緩プロセスの初期の作動のときに自由に移動することを許容される。弛緩プロセスの初期部分の間にスプール130が自由に移動することを可能にすることは、レース131のもつれを防止することを支援する。その理由は、それが、ユーザがフットウェアを緩め始めるための時間を提供し、次にそれによって、ウォーム・ギヤ150によって駆動される前にレース131を緩める方向に張力を与えることとなるからである。
図2Gは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の別の断面説明図である。図2Gは、図2Fと比較して、レーシング・エンジン10のより内側の断面を示しており、それは、回路基板160、ワイヤレス充電インターコネクト165、およびワイヤレス充電コイル166などのような、追加的な構成要素を示している。また、図2Gは、スプール130およびレース131のインターフェースを取り囲む追加的な詳細を示すために使用される。
図2Hは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の上面図である。図2Hは、グリース隔離壁109を強調しており、また、どのようにグリース隔離壁109が、スプール130、ウォーム・ギヤ150、ウォーム駆動部140、およびギヤ・ボックス145を含む、駆動機構の特定の部分を取り囲むかということを示している。特定の例では、グリース隔離壁109は、ウォーム駆動部140をギヤ・ボックス145から分離している。また、図2Hは、スプール130とレース・ケーブル131との間のインターフェースの上面図を提供しており、レース・ケーブル131が、スプール130の中のレース溝部132を通って内外方向に走っている。
図2Iは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10のウォーム・ギヤ150およびインデックス・ホイール15の一部分の上面の説明図である。インデックス・ホイール151は、腕時計製造およびフィルム映写機において使用される周知のジェネバ・ホイールに関するバリエーションである。典型的なジェネバ・ホイールまたは駆動機構は、たとえば、フィルム映写機において必要とされるように、または、腕時計の秒針を断続的に移動させるために、連続的な回転移動を断続的な運動に変換する方法を提供する。腕時計メーカは、機械的な腕時計スプリングの巻き過ぎを防止するために、異なるタイプのジェネバ・ホイールを使用したが、欠けているスロットを備えたジェネバ・ホイール(たとえば、ジェネバ・スロット157のうちの1つが欠けていることとなる)を使用している。欠けているスロットは、ジェネバ・ホイールのさらなる割り出しを防止することとなり、それは、スプリングを巻くことの原因であり、巻き過ぎを防止する。図示されている例では、レーシング・エンジン10は、ジェネバ・ホイールについてのバリエーション、インデキシング・ホイール151を含み、インデキシング・ホイール151は、ホームに復帰する動作において停止機構として作用する小さい停止歯156を含む。図2J~図2Mに示されているように、標準的なジェネバ歯155は、インデックス歯152がジェネバ歯155のうちの1つの隣のジェネバ・スロット157に係合しているときに、ウォーム・ギヤ150のそれぞれの回転に関して単純に割り出しする。しかし、インデックス歯152が停止歯156の隣のジェネバ・スロット157に係合しているときに、より大きい力が生成され、それは、ホームに復帰する動作において駆動機構を失速させるために使用され得る。停止歯156は、モータ・エンコーダ146などのような、他の位置決め情報の喪失の場合にホームに復帰するための機構の公知の場所を生成させるために使用され得る。
図2J~図2Mは、例示的な実施形態に係るインデックス動作を通して移動するウォーム・ギヤ150およびインデックス・ホイール151の説明図である。上記に議論されているように、これらの図は、図2Jから始めて図2Mにわたって、ウォーム・ギヤ150の単一の全回転の間に何が起こるかということを示している。図2Jでは、ウォーム・ギヤ150のインデックス歯153は、ジェネバ歯155の第1のジェネバ歯155aと停止歯156との間で、ジェネバ・スロット157の中に係合されている。図2Kは、第1のインデックス位置にあるインデックス・ホイール151を示しており、ウォーム・ギヤ150によってインデックス歯153がその回転を開始するときに、第1のインデックス位置が維持される。図2Lでは、インデックス歯153は、第1のジェネバ歯155aの反対側のジェネバ・スロット157に係合し始めている。最後に、図2Mでは、インデックス歯153は、第1のジェネバ歯155aと第2のジェネバ歯155bとの間のジェネバ・スロット157の中に完全に係合されている。図2J~図2Mに示されているプロセスは、インデックス歯153が停止歯156に係合するまで、ウォーム・ギヤ150のそれぞれの回転を続ける。上記に議論されているように、インデックス歯153が停止歯156に係合するときに、増加した力が、駆動機構を失速させることが可能である。
図2Nは、例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10の分解図である。レーシング・エンジン10の分解図は、どのようにすべてのさまざまな構成要素が組み合わさるかということの説明図を提供する。図2Nは、上下逆さまにレーシング・エンジン10を示しており、底部104は、ページの上部にあり、頂部102は、底辺の近くにある。この例では、ワイヤレス充電コイル166が、底部104の外側(下)に付着されているとして示されている。また、この分解図は、どのようにウォーム駆動部140が、ブッシング141、駆動軸143、ギヤ・ボックス144、およびギヤ・モータ145とともに組み立てられるかということの良好な説明図を提供する。この説明図は、ウォーム駆動部140の第1の端部においてウォーム駆動キー142の中に受け入れられる駆動軸ピンを含まない。上記に議論されているように、ウォーム駆動部140は、駆動軸143上をスライドし、ウォーム駆動キー142の中の駆動軸ピンに係合し、ウォーム駆動キー142は、本質的に、ウォーム駆動部140の第1の端部において駆動軸143に対して横断方向に走るスロットである。
図3A~図3Dは、例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジンとインターフェース接続するためのアクチュエータ30を示す説明図および図面である。この例では、アクチュエータ30は、ブリッジ310、光導体320、後部アーム330、中央アーム332、および前部アーム334などのような、特徴を含む。また、図3Aは、複数のLED340(LED340としても表される)、ボタン121、およびスイッチ122などのような、レーシング・エンジン10の関連の特徴を示している。この例では、後部アーム330および前部アーム334は、それぞれ、ボタン121を通してスイッチ122のうちの1つを別々に作動させることが可能である。また、アクチュエータ30は、リセットまたは他の機能のようなものに関して、両方のスイッチ122の作動を同時に可能にするように設計されている。アクチュエータ30の主要機能は、締め付けるコマンドおよび緩めるコマンドをレーシング・エンジン10に提供することである。また、アクチュエータ30は、光導体320を含み、光導体320は、LED340からフットウェア・プラットフォームの外部部分(たとえば、アウトソール60)のある外に光を導く。光導体320は、複数の個々のLED源からの光を分散させ、アクチュエータ30の面にわたって均一にするように構造化されている。
この例では、アクチュエータ30のアーム、すなわち、後部アーム330および前部アーム334は、スイッチ122の過剰作動を防止するためにフランジを含み、フットウェア・プラットフォームの側部への衝撃に対する安全の対策を提供する。また、大きい中央アーム332は、ボタン121に対するこれらの荷重の伝達を可能にする代わりに、レーシング・エンジン10の側部に対する衝撃荷重を担うように設計されている。
図3Bは、アクチュエータ30の側面図を提供しており、前部アーム334の例示的な構造体、および、ボタン121との係合をさらに示している。図3Cは、アクチュエータ30の追加的な上面図であり、後部アーム330および前部アーム334を通る作動経路を示している。また、図3Cは、断面線A-Aを示しており、それは、図3Dに示されている断面に対応している。図3Dでは、アクチュエータ30は、透過光345が点線で示されている状態で、断面で示されている。光導体320は、LED340からの透過光345のための伝送媒体を提供する。また、図3Dは、アクチュエータ・カバー610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615などのような、アウトソール60の態様を示している。
図4A~図4Dは、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10を保持するためのミッドソール・プレート40を示す説明図および図面である。この例では、ミッドソール・プレート40は、レーシング・エンジン用空洞部410、内側レース・ガイド420、外側レース・ガイド421、蓋スロット430、前部フランジ440、後部フランジ450、上面460、下面470、およびアクチュエータ用切欠部480などのような、特徴を含む。レーシング・エンジン用空洞部410は、レーシング・エンジン10を受け入れるように設計されている。この例では、レーシング・エンジン用空洞部410は、横方向および前後方向にレーシング・エンジン10を保つが、レーシング・エンジン10をポケットの中へロックするための任意の作り付けの特徴を含まない。任意に、レーシング・エンジン用空洞部410は、レーシング・エンジン10をレーシング・エンジン用空洞部410の中に確実に保つことができる1つまたは複数の側壁に沿った、戻止部、タブ、または、同様の機械的な特徴を含むことが可能である。
内側レース・ガイド420および外側レース・ガイド421は、レース・エンジン・ポケット410の中へ、および、レーシング・エンジン10(存在するとき)の上方へ、レース・ケーブルをガイドするのを支援する。内側の/外側レース・ガイド420,421は、面取りされた縁部、および、下方に傾斜した複数の傾斜路を含み、レース・ケーブルをレーシング・エンジン10の上方の所望の位置へガイドするのを支援することが可能である。この例では、内側/外側レース・ガイド420,421は、ミッドソール・プレート40の側部の中に開口部を含み、それらは、典型的なレーシング・ケーブルの直径よりも何倍も幅が広くなっており、他の例では、内側/外側レース・ガイド420,421のための開口部は、レーシング・ケーブルの直径よりも2、3倍だけ幅が広くなっていることも可能である。
この例では、ミッドソール・プレート40は、彫られたまたは輪郭付けされた前部フランジ440を含み、前部フランジ440は、ミッドソール・プレート40の内側においてはるかに遠くへ延在している。例示的な前部フランジ440は、フットウェア・プラットフォームのアーチの下に追加的なサポートを提供するように設計されている。しかし、他の例では、前部フランジ440は、内側において、より顕著でなくてもよい。この例では、後部フランジ450は、また、内側および外側の両方において、拡張された部分を備えた特定の輪郭を含む。図示されている後部フランジ450の形状は、レーシング・エンジン10に関して、外側の安定性の強化を提供する。
図4B~図4Dは、レーシング・エンジン10を保つために、および、レース・ケーブル131を捕獲するために、ミッドソール・プレート40の中へ蓋20を挿入することを示している。この例では、蓋20は、ラッチ210、蓋レース・ガイド220、蓋スプール凹部230、および蓋クリップ240などのような、特徴を含む。蓋レース・ガイド220は、内側および外側の両方の蓋レース・ガイド220を含むことが可能である。蓋レース・ガイド220は、レーシング・エンジン10の適正な部分を通るレース・ケーブル131の配列を維持するのを支援する。また、蓋クリップ240は、内側および外側の両方の蓋クリップ240を含むことが可能である。蓋クリップ240は、ミッドソール・プレート40への蓋20の取り付けのための枢動点を提供する。図4Bに示されているように、蓋20は、ミッドソール・プレート40の中へ真っ直ぐ下へ挿入され、蓋クリップ240が、蓋スロット430を介してミッドソール・プレート40に進入する。
図4Cに示されているように、蓋クリップ240が蓋スロット430を通して挿入されると、蓋20は、前側に移動され、蓋クリップ240のミッドソール・プレート40との係合が解除されないように保つ。図4Dは、ラッチ210とミッドソール・プレート40の中の蓋ラッチ凹部490との係合によってレーシング・エンジン10およびレース・ケーブル131を固定するための、蓋クリップ240の周りの蓋20の回転または枢動を示している。蓋20は、適切な位置に止められると、レーシング・エンジン10をミッドソール・プレート40の中に固定する。
図5A~図5Dは、いくつかの例示的な実施形態に係るレーシング・エンジン10および関連の構成要素を収容するように構成されている、ミッドソール50およびアウトソール60を示す説明図および図面である。ミッドソール50は、任意の適切なフットウェア材料から形成され得、また、ミッドソール・プレート40および関連の構成要素を収容するためにさまざまな特徴を含む。この例では、ミッドソール50は、プレート凹部510、前部フランジ凹部520、後部フランジ凹部530、アクチュエータ開口部540、およびアクチュエータ・カバー凹部550などのような、特徴を含む。プレート凹部510は、ミッドソール・プレート40の対応する特徴にマッチするように、さまざまな切欠部および同様の特徴を含む。アクチュエータ開口部540は、フットウェア・プラットフォーム1の外側からのアクチュエータ30へのアクセスを提供するように寸法決めおよび位置決めされている。アクチュエータ・カバー凹部550は、ミッドソール50の凹んだ部分であり、その凹んだ部分は、図5Bおよび図5Cに示されているように、アクチュエータ30を保護するための、ならびに、レーシング・エンジン10に対する主要ユーザ・インターフェースに関して特定の触感および視覚的な見た目を提供するための、成形されたカバーを収容するように適合されている。
図5Bおよび図5Cは、例示的な実施形態に係るミッドソール50およびアウトソール60の部分を示している。図5Bは、例示的なアクチュエータ・カバー610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615の説明図を含み、隆起したアクチュエータ・インターフェース615は、アクチュエータ・カバー610の中へ成形されているか、またはその他の方法で形成されている。図5Cは、アクチュエータ30の光導体320部分を通してアウトソール60へ透過される光の部分を分散させるための水平方向のストリッピングを含む、アクチュエータ610および隆起したアクチュエータ・インターフェース615の追加的な例を示している。
図5Dは、ミッドソール50の上のアクチュエータ・カバー凹部550をさらに示しており、また、アクチュエータ・カバー610を適用する前の、アクチュエータ開口部540の中へのアクチュエータ30の位置決めをさらに示している。この例では、アクチュエータ・カバー凹部550は、アクチュエータ・カバー610をミッドソール50およびアウトソール60に付着させるために、接着剤を受け入れるように設計されている。
図6A~図6Dは、いくつかの例示的な実施形態に係る電動式レーシング・エンジン10を含むフットウェア組立体1の説明図である。この例では、図6A~図6Cは、レーシング・エンジン10、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60を含む、組み立てられた自動化されたフットウェア・プラットフォーム1を透視した例を示している。図6Aは、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の外側の側面図である。図6Bは、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の内側の側面図である。図6Cは、アッパー部分が取り外された状態の、自動化されたフットウェア・プラットフォーム1の上面図である。上面図は、レーシング・エンジン10、蓋20、アクチュエータ30、ミッドソール・プレート40、ミッドソール50、およびアウトソール60の相対的な位置決めを実証している。この例では、上面図は、また、スプール130、内側レース・ガイド420、外側レース・ガイド421、前部フランジ440、後部フランジ450、アクチュエータ・カバー610、および隆起したアクチュエータ・インターフェース615を示している。
図6Dは、いくつかの例示的な実施形態に係る例示的なレーシング構成を示すアッパー70の上面を示す説明図である。この例では、アッパー70は、レース131およびレーシング・エンジン10に加えて、外側レース固定部71、内側レース固定部72、外側レース・ガイド73、内側レース・ガイド74、およびブリオ(brio)・ケーブル75を含む。図6Dに示されている例は、連続的な編織物のアッパー70を含み、斜めのレースパターンは、重複していない内側および外側のレース経路を伴っている。レースの経路は、外側レース固定部において開始し、複数の外側レース・ガイド73を通り、レーシング・エンジン10の上を通り、複数の内側レース・ガイド74を通り、内側レース固定部72に戻るように生成されている。この例では、レース131は、外側レース固定部71から内側レース固定部72への連続的なループを形成している。内側から外側への締め付けは、この例では、ブリオ・ケーブル75を通して伝達される。他の例では、レース経路は、アッパー70を横切って内外方向に締め付け力を伝達するために、十字になっているか、または、追加的な特徴を組み込むことが可能である。付加的に、連続的なレース・ループ概念は、中央の(内側の)ギャップを備えたより従来的なアッパーの中へ組み込まれ得、レース131は、中央のギャップを横切って、行ったり来たり十字になっている。
図7A~図7Mは、いくつかの例示的な実施形態に係る自動化されたレーシング・エンジンを制御するために使用されるアクチュエータの説明図である。ブッシング710と組み合わさったアクチュエータ720が、上記に議論されているアクチュエータ30に対する代替的設計である。図7A~図7Mに示されているように、ブッシング710およびアクチュエータ720はミッドソール・プレート40とインターフェース接続するが、インターフェースのポイントは、上記に議論されているミッドソール・プレート40からのいくつかの変化形態を含み、この変化形態は以下に議論されている(例えば、図7Bを参照、ブッシング切欠部741、ブッシング・キー凹部742、上側ブッシング保持隆起部743、および下側ブッシング保持隆起部744)。アクチュエータ30のように、アクチュエータ720は、フットウェアのアウトソール部分とレーシング・エンジン、たとえば、レーシング・エンジン10との間に物理的インターフェースを提供するように設計される。アクチュエータ720は、(上記に議論および図示されているように)レーシング・エンジン10のスイッチ122とインターフェース接続するように設計された構造を含むことが可能である。アクチュエータ720自体は、レーシング・エンジンの中のLEDからの光を導くための光導体であることから、図示されていない。しかし、アクチュエータ720は、アクチュエータ30を参照して説明されたものと同様に、レーシング・エンジンの中のLEDからの光を伝達するために光導体として動作するのに適している材料で構築され得る。
図7Aは、ブッシング710とアクチュエータ720とを含むように構成されたミッドソール・プレート40の外部斜視図である。この例では、ブッシング710およびアクチュエータ720は、アウトソール60の外側とレーシング・エンジン10の外側との間に物理的インターフェースを提供するように、ミッドソール・プレート40の外側に位置決めされる。以下により詳細に議論されているように、アクチュエータ720は、ユーザからのボタン(スイッチ)作動を、アウトソール60を介して、たとえば、隆起したアクチュエータ・インターフェース615を通じて受信するために、2つの外部インターフェース構造を含む。フットウェア・プラットフォームの他の実施形態は、組立体の内側にアクチュエータを含むことが可能である。図7Aは、ブッシング構造の大半がミッドソール・プレート40の外面上または中にどのように配置されるかを示す。以下の図は、ブッシング710とミッドソール・プレート40との間の内部インターフェースを示している。
図7Bは、ブッシング710とアクチュエータ720とを含むように構成されたミッドソール・プレート40の一部分の内部斜視図である。この例では、ミッドソール・プレート40はブッシング切欠部741を含み、このブッシング切欠部741は、ブッシング710の一部分が、ブッシング710の外側フランジ719がミッドソール・プレート40の外面に当接する外部からミッドソール・プレート40内へ延在することを可能にする。ブッシング710は、ブッシング切欠部741の特定の部分、たとえば、上側ブッシング保持隆起部743および下側ブッシング保持隆起部744とスナップフィットを生じる内部保持クリップ711を含む。ブッシング710はまた、ブッシング切欠部741の一部分とインターフェース接続する凹部リップ713を含む。ブッシング710はまた、ブッシング・キー凹部742と整列するブッシング・キー714を含む。ブッシング・キー714およびブッシング・キー凹部742は、ブッシング切欠部741の中でブッシング710を整列させるとともに安定させるために協働する。追加的な図面を参照して以下に議論されることになるように、アクチュエータ720は、ブッシング710の中を主に内外方向に直線的に移動することができる。
図7Cは、例示的な実施形態に係るブッシング710およびアクチュエータ720の外部斜視図である。この例では、ブッシング710は、内部保持クリップ711、外部保持クリップ715、光アパーチャ716、アクチュエータ・ハウジング717、および外側フランジ719を含むことが可能である。アクチュエータ720は、アクチュエータ・ハウジング717の中から(または図7Gに示されているとおりアクチュエータ本体722A、722Bから)外部に延在する外部インターフェースリブ721A、721B(集合的に外部インターフェースリブ721と呼ばれる)を含むとして図示されている。外部インターフェースリブ721は、アウトソール60とアクチュエータ720との間に1次物理的インターフェースを提供する。この例では、外部インターフェースリブ、たとえば、外部インターフェースリブ721Aは、丸みを帯びた外側縁部を備えた共通の中心から半径方向に外へ延在する3つのリブを含んでいる。この例では、正面から見ると(viewed from straight on)(図7Gを参照)、外部インターフェースリブは等辺のY構造を形成する。他の例(図示せず)では、アクチュエータ720は、アウトソール60とインターフェース接続するためにブッシング・ハウジング717から外部に延在する円筒または中実構造を含むことが可能である。この例では、ブッシング710は光アパーチャ716を含み、この光アパーチャ716は、レーシング・エンジン、たとえば、レーシング・エンジン10の中のLEDからの光を伝達するように機能し得る。この例では、光アパーチャ716は、アクチュエータ720の外部インターフェースリブ721A、721B間に中心がある四角形開口部である。光アパーチャ716は、レーシング・エンジンからの光がアウトソール60へと差すことを可能にし、このアウトソール60は、レーシング・エンジンからの光の外部からの視覚化を可能にするよう設計された半透明材料を含むことが可能である。
図7Dは、ブッシング710およびアクチュエータ720の内部斜視図である。この例では、ブッシング710は、内部保持クリップ711、アクチュエータ凹部712、凹部リップ713、ブッシング・キー714、外部保持クリップ715、アクチュエータ・ハウジング717、下側凹部718、および外側フランジ719を含むことが可能である。アクチュエータ720は、2つのアクチュエータ本体722A、722Bを接続するコネクタ724を含むことが可能である。例では、コネクタ724は、アクチュエータ本体722A、722Bのそれぞれが、押されたときに実質的に個別に移動することを可能にするように、寸法決めされる(例えば、十分に小さい断面を有する)。したがって、アクチュエータ本体722A、722Bのうちの一方が外部インターフェースリブ721A、721Bを介して押されると、コネクタ724は、他方のアクチュエータ本体722A、722Bが実質的に固定されたままであり得るように、偏向するか曲がる。この例では、実質的に固定されたとは、アクチュエータ本体が、レーシング・エンジン10の対応するスイッチ122を作動させるのに必要な量より少ない量だけ移動することを意味する。
図7Dは、ブッシング710での外部保持クリップ715および内部保持クリップ711の相対位置を示している。外部保持クリップ715および内部保持クリップ711は、ミッドソール・プレート40のブッシング切欠部741の一部分を捕獲するために協働して作動する。例では、外部保持クリップ715および内部保持クリップ711は、上側ブッシング保持隆起部743および下側ブッシング保持隆起部744の一部分の両側に当接する。いくつかの例では、内部保持クリップ711は、ブッシング710が外側から、たとえば、側方の外側からミッドソール・プレート40内にスナップ式に嵌め込まれることを可能にするように傾斜している。傾斜面は、切欠部741の縁部および/またはブッシング710の一部分の偏向を容易にする。
図7Cおよび7Dに示されているように、ブッシング710のアクチュエータ・ハウジング717部分は、アクチュエータ本体722A、722Bのそれぞれ、および光アパーチャ716のための穴を形成するために、外側フランジ719から外へ延在する。この例では、アクチュエータ・ハウジング717の側部分は、アクチュエータ本体722A、722Bの対応する部分に相補的な曲率半径を有するように丸みを帯びている。
図7Eは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ720およびブッシング710組立体の内部または背面図である。この例では、ブッシング710は、内部保持クリップ711、凹部リップ713、ブッシング・キー714、外部保持クリップ715、光アパーチャ716、下側凹部718、および外側フランジ719を含んでいるとして図示されている。この例では、アクチュエータ710は、コネクタ724、アクチュエータ本体722A、722B、およびスイッチ・インターフェース723A、723Bを含み、これらはこの図において見ることができる。スイッチ・インターフェース723A、723Bは、レーシング・エンジン10のスイッチ122と物理的にインターフェース接続するように設計された構造である。この例では、スイッチ・インターフェース723A、723Bは、アクチュエータ本体722A、722Bの下側(interferior)部分からの円筒延在部である。他の例では、スイッチ・インターフェース723A、723Bは、スイッチ122に対応する異なる形または大きさであり得る。
図7Fは、例示的な実施形態に係るブッシング710およびアクチュエータ720組立体の上面図である。この例では、ブッシング710は、内部保持クリップ711、凹部リップ713、外部保持クリップ715、アクチュエータ・ハウジング717、および外側フランジ719を含むことが可能である。図では、アクチュエータ710のアクチュエータ本体722A、722Bおよび外部インターフェースリブ721A、721B部分が示されている。
図7Gは、例示的な実施形態に係るブッシング710およびアクチュエータ720組立体の外観または正面図である。この例では、ブッシング710は、内部保持クリップ711、外部保持クリップ715、光アパーチャ716、アクチュエータ・ハウジング717、下側凹部718、および外側フランジ719を含んでいるとして図示されている。この例では、アクチュエータ720は、外部インターフェースリブ721A、721B、およびアクチュエータ本体722A、722Bを含んでいるとして図示されている。正面図は、アクチュエータ本体722A、722Bの涙滴形を示している。それぞれのアクチュエータ本体722は整列を支援するために角ばった角を含み、ブッシング710に対するアクチュエータ720インターフェースのためのキー構造を形成する。アクチュエータ本体722Aは、それぞれのアクチュエータ本体の上側内部分に角ばった角を備えたアクチュエータ本体722Bの鏡像である。
図7Hは、例示的な実施形態に係るブッシング710およびアクチュエータ720組立体の側面図である。この側面図は、アクチュエータ凹部712、凹部リップ713、アクチュエータ・ハウジング717、およびブッシング710の外側フランジ719部分を示している。この組立体側面図はまた、アクチュエータ720の外部インターフェースリブ721Bおよびアクチュエータ本体722B部分を示している。
図7Iは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ720の正面斜視図である。この例では、アクチュエータ720は、アクチュエータ本体722A、722B、コネクタ724、および外部インターフェースリブ721A、721Bを含む。この正面斜視図は、アクチュエータ本体722A、722Bが、どのようにして、外部インターフェースリブ近くのもう少し狭いフロントから若干先細になり、後ろの部分に向かってより広くなるのかを示している。この図はまた、アクチュエータ720をブッシング710と整列させるためにキーイング特徴を提供する、それぞれのアクチュエータ本体の角ばった角の追加的な図を提供する。先細になっている本体は、アクチュエータ720をブッシング710の中に保持するように作動し、たとえば、アクチュエータが外側に押し出されるのを防ぐ。
図7Jは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ710の背面斜視図である。この例では、アクチュエータ720は、外部インターフェースリブ721A、721B、アクチュエータ本体722A、722B、スイッチ・インターフェース723A、723B、コネクタ724、およびアクチュエータ凹部725A、725Bを含む。アクチュエータ凹部725A、725Bは、感知できる強度または剛性を犠牲にすることなしに、重量を減少させるように作動する。
図7Kは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ720の正面図である。この図では、アクチュエータ720は、外部インターフェースリブ721A、721Bおよびアクチュエータ本体722A、722Bを含む。この例では、外部インターフェースリブ721A、721Bのそれぞれのグループは、等辺のY形構造を形成するように中心点で接続された3つの個々のリブを含む。リブのそれぞれは、他の図で示されたとおり、丸みを帯びた、またはアールが形成された外縁を有し得る。
図7Lは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ720の背面図である。この図では、アクチュエータ720は、表示される要素、たとえば、アクチュエータ本体722A、722B、スイッチ・インターフェース723A、723B、およびアクチュエータ凹部725A、725Bを含む。この背面図は、角ばった上側内側角と丸みを帯びた下側外側部分とを備えたアクチュエータ本体722A、722Bの鏡で映し出された涙滴形を示している。背面図はまた、スイッチ・インターフェース723A、723Bの下側方向付けを示している。
図7Mは、例示的な実施形態に係るアクチュエータ720の側面図である。この図では、アクチュエータ720は、表示される要素、たとえば、外部インターフェースリブ721B、アクチュエータ本体722B、およびスイッチ・インターフェース723Bを含む。この図では、スイッチ・インターフェース723Bは、アクチュエータ本体722Bの下側縁に沿って内部に延在する。アクチュエータ凹部725Bの場所もまた図に記されている。外部インターフェースリブ721Bの上側リブは、この例では全てのリブのプロファイルを示す。
図7A~図7Mに示されているアクチュエータ実施形態は、幾分特異であり、図3A~図3Dで示されている実施形態と異なるという点で、上記に議論されている。しかし、アクチュエータ720は、先の実施形態で使用されたものと同様の用語を使用して説明され得る。アクチュエータ720はアクチュエータ本体722A、722Bを含み、これらは、後部アームおよび前部アームに匹敵する。アクチュエータ720はまた、コネクタ724を含み、このコネクタ724は、上記に議論されているブリッジ構造に匹敵する。
図8は、いくつかの例示的な実施形態に係るフットウェアのための電動式レーシング・システムの構成要素を示すブロック図である。システム1000は、電動式レーシング・システムの基本的な構成要素を示しており、たとえば、インターフェース・ボタン、足存在センサー、プロセッサー回路を備えたプリント回路基板組立体(PCA)、バッテリー、充電コイル、エンコーダ、モータ、トランスミッション、およびスプールなどを含む。この例では、インターフェース・ボタンおよび足存在センサーは、回路基板(PCA)と通信しており、また、回路基板(PCA)は、バッテリーおよび充電コイルと通信している。また、エンコーダおよびモータは、回路基板におよび互いに接続されている。トランスミッションは、モータをスプールに連結し、駆動機構を形成する。
例では、プロセッサー回路は、駆動機構の1つまたは複数の態様を制御する。たとえば、プロセッサー回路は、ボタンから、および/または、足存在センサーから、および/または、バッテリーから、および/または、駆動機構から、および/または、エンコーダから、情報を受信するように構成され得、また、たとえば、他の機能のなかでも、フットウェアを締め付けるかもしくは緩めるために、または、センサー情報を取得するかまたは記録するなどのために、コマンドを駆動機構に発行するようにさらに構成され得る。
実施例
本発明者らは、なかでも、くつ紐(shoe laces、シュー・レース)の自動化された、または半自動化された締め付けのための改良されたモジュール式のレーシング・エンジンに対する必要性を認識した。本明細書は、なかでも、フットウェア・プラットフォームの中の自動化されたモジュール式のレーシング・エンジンを制御するためのアクチュエータ組立体の機械設計を説明している。以下の例は、本明細書で説明されているアクチュエータおよびフットウェア組立体の非限定的な例を提供する。
例1は、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのアクチュエータを含む主題を説明している。アクチュエータは、後部アーム、前部アーム、中央アーム、およびブリッジ構造を含むことが可能である。この例では、後部アームは、レーシング・エンジンの第1のスイッチを作動させるための第1のスイッチ端部を含むことが可能である。前部アームは、レーシング・エンジンの第2のスイッチを作動させるための第2のスイッチ端部を含むことが可能である。中央アームは、レーシング・エンジンの中の1つまたは複数のLEDからの光を導くための光導体を含むことが可能である。ブリッジ構造は、後部アーム、前部アーム、および中央アームを接続し得る。
例2では、例1の主題は、任意に、少なくとも後部アームから前部アームへ光導体により導かれた光を分布させるブリッジ構造を含むことが可能である。
例3では、例1および2のいずれか1つの主題は、任意に、前部アームおよび後部アームのそれぞれの接続点を超えて延在する前部および後部フランジを有するブリッジ構造を含むことが可能である。
例4では、例1~3のいずれか1つの主題は、任意に、第1のスイッチ、第2のスイッチ、または第1のスイッチおよび第2のスイッチの両方を同時に選択的に作動させることを可能にするように機能するブリッジ構造、中央アーム、後部アーム、および前部アームを含むことが可能である。
例5では、例1~4のいずれか1つの主題は、任意に、第1のスイッチおよび第2のスイッチの過剰作動を阻止するための停止構造をそれぞれ有する、後部アームと前部アームとを含むことが可能である。
例6では、例1~5のいずれか1つの主題は、任意に、レーシング・エンジンの外面と当接する内側端部を有する中央アームを含むことが可能である。
例7では、例6の主題は、任意に、レーシング・エンジンの外面の少なくとも一部分であって、中央アームの内側端部により当接されるとともに、1つまたは複数のLEDからの光が中央アームに到達することを可能にする半透明部分を有するレーシング・エンジンの外面の少なくとも一部分を含むことが可能である。
例8では、例1~7のいずれか1つの主題は、任意に、ユーザ入力を受信するためのインターフェースを形成して、第1のスイッチ、第2のスイッチ、または第1のスイッチおよび第2のスイッチの両方を作動させるために、フットウェア・プラットフォームのアウトソールの一部分により覆われた外側面を含むブリッジ構造を含むことが可能である。
例9は、自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのボタン組立体を含む主題を説明している。この例では、ボタン組立体は、ブッシングとアクチュエータとを含むことが可能である。ブッシングは、外側フランジにより囲まれたアクチュエータ・ハウジングを含むことが可能である。アクチュエータ・ハウジングは、フットウェア・プラットフォームに対する外側と内側とを含むことが可能である。アクチュエータは、アクチュエータ・ハウジングの中に配置された複数のアクチュエータ本体を含むことが可能である。複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体は、レーシング・エンジンのスイッチと相互作用するように適合されているスイッチ・インターフェースを含むことが可能である。
例10では、例9の主題は、任意に、涙滴形断面形状を有する複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例11では、例9および10のいずれか1つの主題は、任意に、アクチュエータ本体がアクチュエータ・ハウジングの中に据え付けられるとアクチュエータ・ハウジングから外部に延在する外部インターフェースを有する複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例12では、例11の主題は、任意に、Y形構造を形成するために互いから半径方向に外へ延在するインターフェースリブのセットを有する外部インターフェースを含むことが可能である。
例13では、例12の主題は、任意に、丸みを帯びた外側外部縁を有するインターフェースリブのセットのそれぞれのリブを含むことが可能である。
例14では、例9~13のいずれか1つの主題は、任意に、レーシング・エンジンの中のLEDからの光を導くためのアパーチャを有するブッシングを含むことが可能である。
例15では、例14の主題は、任意に、アクチュエータ・ハウジングの中央部分の中に配置されたアパーチャを含むことが可能である。
例16では、例15の主題は、任意に、アパーチャの第1の側に配置された前部アクチュエータ本体とアパーチャの第2の側に配置された後部アクチュエータ本体とを有する複数のアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例17では、例16の主題は、任意に、後部アクチュエータ本体の鏡像である前部アクチュエータ本体を含むことが可能である。
例18では、例9~17のいずれか1つの主題は、任意に、複数のアクチュエータ本体を保持するためのアクチュエータ凹部を形成するために外側フランジの内側から延在する凹部リップを有するアクチュエータ・ハウジングを含むことが可能である。
例19では、例18の主題は、任意に、下側部分から延在するブッシング・キーを有する凹部リップを含むことが可能であり、ブッシング・キーは、フットウェア・プラットフォームのミッドソール・プレート部分におけるブッシング切欠部との整列を提供する。
例20では、例18の主題は、任意に、フットウェア・プラットフォームのミッドソール・プレート部分の内部ブッシング保持隆起部に係合するための内部保持クリップを有する凹部リップを含むことが可能である。
例21では、例20の主題は、任意に、フットウェア・プラットフォームのミッドソール・プレート部分の外部ブッシング保持隆起部に係合するための外部保持クリップを有する外側フランジの上縁を含むことが可能である。
例22は、フットウェア組立体を含む主題を説明している。この例では、フットウェア組立体は、アッパー部分、ミッドソール部分、およびアウトソール部分を含むことが可能である。アッパー部分は、フットウェア組立体の中で足を固定するように構成され得る。ミッドソール部分は、アッパー部分に連結され得るとともに、レーシング・エンジンを収納するためのミッドソール・プレートを受けるように適合され得る。ミッドソール・プレートは、レーシング・エンジンの機能を制御するためのボタン組立体を受けるために切欠部を含むことが可能である。アウトソール部分は、ミッドソール部分の少なくとも下側部分に連結され得る。
例23では、例22の主題は、任意に、ブッシングとアクチュエータとを有するボタン組立体を含むことが可能である。この例では、ブッシングは切欠部の中に受け入れられ得、アクチュエータは、アウトソールとレーシング・エンジンの1つまたは複数のスイッチとの間に可動インターフェースを提供するために、ブッシングの中に配置され得る。
例24では、例23の主題は、任意に、外側フランジにより囲まれたアクチュエータ・ハウジングを有するブッシングを含むことが可能であり、外側フランジの少なくとも一部分はミッドソール・プレートの外部部分に当接する。
例25では、例24の主題は、任意に、アクチュエータを保持するためのアクチュエータ凹部を形成するために、外側フランジの内側から延在する凹部リップを有するアクチュエータ・ハウジングを含むことが可能である。
例26で、例25の主題は、任意に、凹部リップの下側部分から延在するブッシング・キーを有する凹部リップを含むことが可能であり、ブッシング・キーは、ミッドソール・プレートにおける切欠部における対応するブッシング切欠部と嵌合するように適合されている。
例27では、例25および26のいずれか1つの主題は、任意に、ミッドソール・プレートにおける切欠部に隣接する内部ブッシング保持隆起部に係合するための内部保持クリップを有する凹部リップを含むことが可能である。
例28では、例27の主題は、任意に、ミッドソール・プレートにおける切欠部に隣接する外部ブッシング保持隆起部に係合するための、外部保持クリップを有する外側フランジの上縁を含むことが可能である。
例29では、例24~28のいずれか1つの主題は、任意に、アクチュエータ・ハウジングの中に配置された複数のアクチュエータ本体を有するアクチュエータを含むことが可能であり、複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体は、レーシング・エンジンの1つまたは複数のスイッチのうちの1つと相互作用するように適合されているスイッチ・インターフェースを含む。
例30では、例29の主題は、任意に、涙滴形断面形状を形成する複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例31では、例29および30のいずれか1つの主題は、任意に、アクチュエータ本体がアクチュエータ・ハウジングの中に据え付けられるとアクチュエータ・ハウジングから外部に延在する外部インターフェースを有する複数のアクチュエータ本体のそれぞれのアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例32で、例31の主題は、任意に、Y形構造を形成するために互いから半径方向に外へ延在するインターフェースリブのセットを有する外部インターフェースを含むことが可能である。
例33では、例32の主題は、任意に、丸みを帯びた外側外部縁を有するインターフェースリブのセットのそれぞれのリブを含むことが可能である。
例34で、例23~33のいずれか1つの主題は、任意に、レーシング・エンジンの中のLEDからの光を導くためのアパーチャを有するブッシングを含むことが可能である。
例35では、例34の主題は、任意に、アクチュエータ・ハウジングの中央部分の中に配置されたアパーチャを含むことが可能である。
例36で、例34および35のいずれか1つの主題は、任意に、アパーチャの第1の側に配置された前部アクチュエータ本体とアパーチャの第2の側に配置された後部アクチュエータ本体とを有する複数のアクチュエータ本体を含むことが可能である。
例37では、例36の主題は、任意に、後部アクチュエータ本体の鏡像である前部アクチュエータ本体を含むことが可能である。
その他の注意事項
本明細書を通して、複数の事例は、単一の事例として記述される構成要素、操作、または構造を実装することができる。1つ以上の方法の個々の操作が別々の操作として図示され説明されているが、1つ以上の個々の操作が同時に実行されてもよく、操作が図示の順序で実行される必要はない。例示的な構成において別々の構成要素として提示される構造および機能は、結合された構造または構成要素として実装されてもよい。同様に、単一の構成要素として提示される構造および機能は、別個の構成要素として実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、本明細書の主題の範囲内に入る。
本発明の主題の概要は、特定の例示的な実施形態を参照して記載されているが、本開示のより広い範囲から逸脱することなく、これらの実施形態に対して様々な修正および変更を行うことができる。本発明の主題のそのような実施形態は、便宜上のためだけに、そして本出願の範囲を任意の単一の開示または発明の概念に自発的に限定しようとするものではなく、実際に開示されている。
本明細書に示す実施形態は、当業者が開示された教示を実施することを可能にするために十分詳細に記載されている。本開示の範囲から逸脱することなく、構造的および論理的な置換および変更を行うことができるように、他の実施形態を使用し、そこから誘導することができる。従って、開示は限定的な意味で解釈されるべきではなく、様々な実施形態の範囲は、開示される主題が権利を与えられる均等物の全範囲を含む。
本明細書中で使用される場合、用語「または」は、包括的または排他的な意味で解釈され得る。さらに、複数の例が、本明細書で説明されるリソース、動作、または構造に対して単一の例として提供されてもよい。さらに、様々なリソース、操作、モジュール、エンジン、およびデータストア間の境界は、いくぶん恣意的であり、特定の動作は、特定の例示的な構成の状況で示されている。機能の他の割り当てが想定されており、本開示の様々な実施形態の範囲内に入る可能性がある。一般に、構成例において別個のリソースとして提示される構造および機能は、結合された構造またはリソースとして実装されてもよい。同様に、単一のリソースとして提示される構造および機能性は、別個のリソースとして実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、添付の特許請求の範囲によって表される本開示の実施形態の範囲内に含まれる。したがって、明細書および図面は、限定的ではなく例示的なものとみなされるべきである。
これらの非限定的な例の各々は、それ自体でも有効であるし、1つ以上の他の例との様々な順列または組み合わせで組み合わせることもできる。
上記の詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付の図面の参照を含む。図面は、例示として、本発明を実施することができる特定の実施形態を示す。これらの実施形態は、本明細書では「実施例」または「例」とも呼ばれる。そのような実施例は、図示または説明されたものに加えて要素を含むことができる。しかしながら、本発明者らは、図示または記載された要素のみが提供される実施例も企図する。さらに、本発明者らは、特定の例(またはその1つまたは複数の態様)に関して、または示されたまたは記載された要素(またはその1つまたは複数の態様)の任意の組み合わせまたは置換を使用する例を企図するか、または他の例(またはその1つまたは複数の態様)を示す。
この文書とこれに参照として組み入れられた文書との間に一貫性のない使用があった場合、この文書の使用が制御される。
本明細書では、特許文献において一般的であるように、構成要素等を単数で記載する場合、「少なくとも1つの」または「1以上の」という他の記載または使用とは別に、1つまたは複数を含む。本明細書において、特に断りのない限り、「または」は非排他的に用いられ、例えば「AまたはB」というときには、「AではあるがBではない」、「BではあるがAではない」、および「AおよびB」を含む。本明細書では、「含む(including)」という用語は、「備える(comprising)」と同義で使用される。以下の請求項において、「含む」「備える」の後に構成を列挙する場合、その他の構成が加えられてもよい。システム、装置、物品、組成物、配合物、またはプロセスにおいて、列挙された構成に他の構成が追加されたとしても、それらは依然としてその請求の範囲内にある。
さらに、以下の特許請求の範囲において、「第1」、「第2」および「第3」などの用語は単に区別のために使用され、それらが付されたものに順番に係る要件を課すことを意図しない。
モータ制御の例のような本明細書に記載の方法の例は、少なくとも部分的に機械的にまたはコンピュータで実施することができる。いくつかの例は、上記の例で説明した方法を実行するように電子デバイスを構成するように動作可能な命令でコード化された、コンピュータが読み取り可能な媒体または機械で読み取り可能な媒体を含むことができる。そのような方法の実装には、マイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コードなどのコードを含めることができる。そのようなコードは、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令を含むことができる。コードは、コンピュータプログラム製品の一部を形成することができる。さらに、一例では、コードは、実行中または他の時など、1つまたは複数の揮発性、非一時的、または不揮発性の有形のコンピュータで読み取り可能な媒体に有形に格納することができる。これらの具体的なコンピュータで読み取り可能な媒体の例には、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、取り外し可能な光ディスク(例えば、コンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードまたはスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)などが含まれる。
上記の説明は例示的なものであり、限定的なものではない。例えば、上記の例(またはその1つまたは複数の態様)は、互いに組み合わせて使用されてもよい。上記の説明を検討することにより、当業者によって、他の実施形態を使用することができる。要約は、米国特許法施行規則第1.72条(b)項に準拠して、読者が技術的開示の性質を迅速に確認できるように提供されている。請求の範囲または意味を解釈または制限するために使用しないように理解されたい。また、上記の説明では、様々な特徴をグループ化して、開示を合理化することができる。これは、クレームされていない開示された特徴がクレームに不可欠であることを意図していると解釈されるべきではない。むしろ、本発明の主題は、開示された特定の実施形態のすべての特徴よりも少なくてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲は、実施形態または実施形態としての詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、別個の実施形態として独立して立証され、そのような実施形態は、様々な組み合わせまたは順列で互いに組み合わせることができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる等価物の全範囲とともに決定されるべきである。

Claims (7)

  1. 自動化されたフットウェア・プラットフォームの中のレーシング・エンジンを制御するためのアクチュエータであって、前記アクチュエータは、
    前記レーシング・エンジンの第1のスイッチを作動させるための第1のスイッチ端部を含む後部アームと、
    前記レーシング・エンジンの第2のスイッチを作動させるための第2のスイッチ端部を含む前部アームと、
    前記レーシング・エンジンの中の1つまたは複数のLEDからの光を導くための光導体を含む中央アームと、
    前記後部アーム、前記前部アームおよび前記中央アームを接続するブリッジと
    を含み、
    前記前部アームは、前記後部アームに対して、フットウェアの前側に配置されるように構成されており、
    前記中央アームは、前記レーシング・エンジンの外面と当接する内側端部を含み、
    前記中央アームの前記内側端部は、前記レーシング・エンジンの前記外面を介して前記1つまたは複数のLEDと対向している、アクチュエータ。
  2. 前記ブリッジは、前記後部アーム及び前記前部アームへ前記光導体により導かれた光を分布させる、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記ブリッジは、前記前部アームおよび前記後部アームのそれぞれの接続点を、前記ブリッジのうち各前記接続点どうしの間に位置する部分とは反対側に向かって超えて延在する、前部フランジおよび後部フランジを含む、請求項1に記載のアクチュエータ。
  4. 前記ブリッジ、前記中央アーム、前記後部アーム、および前記前部アームは、前記第1のスイッチを、前記第2のスイッチを、または、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの両方を同時に、選択的に作動させることを可能にするように機能する、請求項1に記載のアクチュエータ。
  5. 前記後部アームおよび前記前部アームはそれぞれ、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの過剰押圧を阻止するための停止構造を含む、請求項1に記載のアクチュエータ。
  6. 前記中央アームの内側端部により当接された前記レーシング・エンジンの外面の少なくとも一部分は、前記1つまたは複数のLEDからの光が前記中央アームに到達することを可能にする半透明部分を含む、請求項に記載のアクチュエータ。
  7. 前記ブリッジは、ユーザ入力を受信するためのインターフェースを形成して、前記第1のスイッチを、前記第2のスイッチを、または、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチの両方を、作動させるために、前記フットウェア・プラットフォームのアウトソールの一部分により覆われた外側面を含む、請求項1~のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
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