JP7113668B2 - 状態監視システム - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態に係る、風力発電装置10の状態監視システムの全体構成を概略的に示した図である。図1を参照して、状態監視システムは、モニタ装置80と、データサーバ(監視側制御装置)330と監視用端末340とを備える。
図2は、風力発電装置10の概略的な構成図である。図2を参照して、風力発電装置10は、主軸20と、ブレード30と、増速機40と、発電機50と、主軸受60とを備える。増速機40、発電機50、主軸受60、センサ70A~70Hおよびモニタ装置80は、ナセル90に格納されている。ナセル90は、タワー100によって支持されている。
図3は、実施の形態において状態が監視される機器と、当該機器に発生する異常に対応する故障モードと、当該機器に設けられたセンサと、診断パラメータとの対応関係を説明するための図である。図3には、風力発電装置10の異常が発生した各機器と当該異常に対応する故障モードとの関係が示されている。
実施の形態の状態監視システムの処理について以下に説明する。状態監視システムの処理は、基礎データ収集期間の処理(図4参照)、学習期間での処理(図5~図8参照)、および運用期間での処理(図12参照)に分けられる。基礎データ収集期間においては、風力発電装置10の診断運転条件が設定される。基礎データ収集期間経過後の学習期間においては、診断運転条件を満たす測定データが異常か否かを判定するために必要なしきい値を生成する。学習期間経過後の運用期間においては、風力発電装置10が実際に運用され、学習期間に生成されたしきい値を用いて風力発電装置10の各機器の状態が監視される。
基礎データ収集期間とは、風力発電装置10の診断運転条件を決定するために必要な基礎データ収集する期間である。図4は、基礎データ収集期間に状態監視システムによって行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。以下ではステップを単にSと記載する。
学習期間とは、上述した風力発電装置10の診断運転条件を決定するために必要な基礎データ収集期間経過後に、風力発電装置10の各機器の状態を判断するためのしきい値を生成する期間である。
しきい値WN=3(μ0+3σ0)…(4)
しきい値CT,WNを用いて後述する運用期間の診断パラメータを用いて、データサーバ330が風力発電装置10の各機器の状態が異常か否かを判定し、その結果が監視用端末340に表示される。たとえば、しきい値CTを越える場合には、監視用端末340に、機器の状態が異常であることを示すたとえば「注意」のメッセージが表示される。しきい値WNを越える場合には、監視用端末340に、機器の状態の異常の程度がより大きいことを示すたとえば「警告」のメッセージが表示される。
運転期間とは、学習期間経過後、風力発電装置10が実際に運用される期間である。運転期間においては、学習期間に生成されたしきい値を用いて風力発電装置10の状態が監視される。
図13は、監視用端末340のモニタに表示される診断パラメータの値の経時的な変化を示す図である。図13を参照して、縦軸に実効値が示され、横軸に過去60日間の月日が示されている。また、波形W1は、診断パラメータの一例の経時的な変化を示し、実線Th1,Th2は、それぞれ機器の状態が第1の状態(上述した「注意」状態)、第2の状態(上述した「警告」状態)であるしきい値を示し、波形W1と合わせて表示されている。
Fi=(Fr/2)×(1+(d/D)×cosα)×z…(6)
Fb=(Fr/2)×(D/d)(1-(d/D)2×cos2α)…(7)
式(5)~(7)において、「Fr」は回転周波数(Hz)、「d」は転動体の直径(mm)、「D」はピッチ円直径(mm)、「α」は接触角度、「z」は転動体数を示す。また、第n次(nは自然数)の欠陥周波数は、それぞれn×Fo,n×Fi,n×Fbと表すことができる。
Claims (11)
- 風力発電装置に設けられた機器の異常を診断する状態監視システムであって、
前記機器に設けられるセンサを含むモニタ装置と、
前記機器の異常を診断するためのしきい値を設定し、前記しきい値に基づいて前記機器の異常を診断する監視側制御装置と、
前記機器の状態に関する情報を表示する監視用端末とを備え、
前記モニタ装置は、前記機器の診断前の第1の期間に生成したN個のしきい値生成用データを前記監視側制御装置へ送信し、
前記N個のしきい値生成用データの各々は、前記第1の期間に前記モニタ装置によって測定された測定データ、および当該測定データから変換された診断パラメータを含み、
前記監視側制御装置は、前記N個のしきい値生成用データのうち、前記N個のしきい値生成用データの各々に含まれる測定データに関する所定の条件を満たすM個のしきい値生成用データに含まれる診断パラメータを用いる統計的手法によって前記しきい値を生成し、
前記所定の条件は、前記N個のしきい値生成用データ各々に含まれる測定データの振幅の分布に関する条件を含み、
前記モニタ装置は、前記第1の期間経過後の第2の期間に測定した測定データを前記監視側制御装置に送信し、
前記監視側制御装置は、前記第2の期間に測定した測定データから変換された診断パラメータと前記しきい値との比較に基づいて前記機器が異常か否かを診断し、
前記監視用端末に診断の結果を送信する、状態監視システム。 - 前記所定の条件は、前記N個のしきい値生成用データ各々に含まれる測定データの尖度に関する条件を含む、請求項1に記載の状態監視システム。
- 前記所定の条件は、前記N個のしきい値生成用データ各々に含まれる測定データのパワースペクトル密度に関する条件を含む、請求項1または2に記載の状態監視システム。
- 前記N個のしきい値生成用データは、前記風力発電装置の運転条件ごとに生成され、
前記しきい値は、前記運転条件ごとに決定され、
前記運転条件は、風速、主軸の回転速度、発電機軸の回転速度、発電量、および発電機軸のトルクを示す物理量の少なくともいずれか1つによって規定される、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。 - 前記測定データは、前記機器の振動、前記機器から発生するアコーステックエミッション、および前記機器の動作音のいずれか1つに関するデータを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。
- 前記診断パラメータは、実効値、ピーク値、平均値、クレストファクター、エンベロープ処理後の実効値、およびエンベロープ処理後のピーク値のいずれか1つを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。
- 前記モニタ装置は、インターネットと接続可能な送信部を含み、
前記送信部は、前記N個のしきい値生成用データを送信する、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。 - 前記監視用端末から前記しきい値を変更することができる、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。
- 前記監視用端末は、前記第2の期間において、同一運転条件の下で測定された測定データを経時的に表示する、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。
- 前記N個のしきい値生成用データは、前記風力発電装置の運転条件ごとに測定され、
前記しきい値は、前記運転条件ごとに決定され、
前記監視用端末は、
前記第2の期間に測定された測定データのうち最新のデータの周波数スペクトルを、前記データの前記運転条件と同一であって前記監視側制御装置に格納され、現在まで前記しきい値を用いて正常と判断された測定データの周波数スペクトルとともに表示する、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。 - 前記N個のしきい値生成用データは、前記風力発電装置の運転条件ごとに測定され、
前記しきい値は、前記運転条件ごとに決定され、
前記監視用端末は、
前記測定データのうち最新のデータのエンベロープ処理後の周波数スペクトルを、前記測定データの前記運転条件と同一であって前記監視側制御装置に格納され、現在まで前記しきい値を用いて正常と判断された測定データのエンベロープ処理後の周波数スペクトルとともに表示する、請求項1~3のいずれか1項に記載の状態監視システム。
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