JP7111667B2 - 扉ロック装置及び環境形成装置 - Google Patents
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Description
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る乾燥装置1(本発明の「環境形成装置」)は、筐体2と、2つの扉3a、3bとを備えている。なお、以下では、図1(a)、(b)に示すように、互いに直交する前後方向(本発明の「第1方向」)、左右方向及び上下方向(本発明の「第3方向」)を定義して説明を行う。また、図1(a)、(b)に示すように、前後方向の前側(本発明の「第1方向の一方側」)及び後側(本発明の「第1方向の他方側」)、左右方向の右側及び左側、並びに、上下方向の上側及び下側を定義して説明を行う。
次に、扉3a、3bの構造について説明する。扉3aは、図2~図5に示すように、第1扉部材11と、第2扉部材12と、扉ロック装置13とを備えている。なお、扉3aは、開閉時の移動により向きが変わるが、以下では、便宜上、扉3aの各構成要素について、扉3aが閉じた状態での方向を用いて説明を行う。すなわち、扉3aの、閉じた状態で前後方向と平行になる方向(本発明の「第2方向」)を扉3aの前後方向とする。また、扉3aの、閉じた状態での前側(内部空間10と反対側、本発明の「第2方向の一方側」)及び後側(本発明の「第2方向の他方側」)を、それぞれ、扉3aの前側及び後側とする。また、扉3aの、閉じた状態で左右方向と平行になる方向を扉3aの左右方向とする。また、扉3aの、閉じた状態での左側及び右側を、それぞれ、扉3aの左側及び右側とする。
次に、扉ロック装置13の動作について説明する。乾燥装置1では、扉3aが閉じた状態で、作業者が、乾燥装置1の外側となる扉3aの前側において、レバー23を操作することで、扉ロック装置13による扉3aのロック及びロックの解除を行うことができる。
乾燥装置1では、上述したようにレバー23を操作することによって、扉3a、3bのロック及びロックの解除を行うことができる。乾燥装置1では、通常、作業者がレバー23を操作することによって扉3a、3bのロックを解除してから扉3a、3bを開き、筐体2の内部空間10において、乾燥させる試料の載置等の作業を行う。上記作業の完了後に、作業者が内部空間10から出て扉3a、3bを閉じ、レバー23を操作することによって、扉3a、3bをロックする。その後、操作パネル4を操作して、内部空間10の温度、乾燥時間等を設定して、内部空間10に載置した試料の乾燥を行う。このように、乾燥装置1では、扉3a、3bをロックした状態で乾燥を行うため、乾燥を行っているときに、扉3a、3bが開いてしまわないようすることができる。
ここで、例えば、本実施形態と異なる、図7に示すような例を考える。図7の例は、上述の実施形態において、スライド部材35を、スライド部材135に置き換えたものである。スライド部材135は、後側の端部が、右側に折れ曲がった折れ曲がり部135aとなっており、折れ曲がり部135aと連結部材24とが前後方向に重ならない。また、これに対応して、図7の例では、シャフト25、押圧用ノブ26及び押し当て板27が、本実施形態の位置から右側にずれており、シャフト25が、折れ曲がり部135aと前後方向に重なっている。そのため、図7の例では、シャフト25と連結部材24とが前後方向に重なっていない。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載の限りにおいて様々な変更が可能である。
2 筐体
3a、3b 扉
13 扉ロック装置
21 リンク機構
22a、22b 昇降部材
23 レバー
24 連結部材
25 シャフト
26 押圧用ノブ
27 押し当て板
35 スライド部材
Claims (4)
- 第1方向の端に開口を有する内部空間、を有する筐体と、
前記筐体に設けられ前記開口の開閉を行う扉と、を備えた装置の前記扉に取り付けられる扉ロック装置であって、
前記扉における、閉じた状態で前記第1方向と平行になる方向を第2方向とし、
前記扉における、閉じた状態での前記第2方向の前記内部空間と反対側を、前記第2方向の一方側として、
前記第2方向と直交する第3方向に、前記筐体と係合するロック位置と、前記筐体との係合が解除されるアンロック位置との間で移動可能な移動部材と、
前記第2方向に移動可能なスライド部を有し、前記スライド部に前記第2方向の前記一方側から他方側に向かう方向に加えられた力を、前記第3方向の前記アンロック位置から前記ロック位置に向かう方向の力に変換して前記移動部材に伝達し、前記スライド部に前記第2方向の前記他方側から前記一方側に向かう方向に加えられた力を、前記第3方向の前記ロック位置から前記アンロック位置に向かう方向の力に変換して前記移動部材に伝達するリンク機構と、
前記扉の前記第2方向の前記一方側の端面に配置され、前記第2方向と直交する方向に延びた揺動軸を中心に揺動可能なレバーと、
前記第2方向に延びて、前記スライド部と前記レバーとを連結する連結部と、
前記スライド部及び前記連結部よりも前記第2方向の前記他方側に位置し、前記第2方向に移動可能であり、前記扉よりも前記第2方向の前記他方側まで延びたシャフトと、を備え、
前記シャフトが、
前記連結部と前記第2方向に重なっており、
前記第2方向の前記他方側から前記一方側に向かって移動されたときに、前記連結部又は前記スライド部を押圧することを特徴とする扉ロック装置。 - 前記シャフトが、前記連結部及び前記スライド部と連結されていないことを特徴とする請求項1に記載の扉ロック装置。
- 前記シャフトの、前記第2方向における前記一方側の端に、前記第2方向に投影した面積が前記シャフトよりも大きい押し当て板が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉ロック装置。
- 第1方向の端に開口を有する内部空間、を有する筐体と、
前記内部空間の前記開口に設けられ前記開口の開閉を行う扉と、
前記扉に取り付けられた扉ロック装置と、を備え、
前記扉ロック装置は、
前記扉における、閉じた状態で前記第1方向と平行になる方向を第2方向とし、
前記扉における、閉じた状態での前記第2方向の前記内部空間と反対側を、前記第2方向の一方側として、
前記第2方向と直交する第3方向に、前記筐体と係合するロック位置と、前記筐体との係合が解除されるアンロック位置との間で移動可能な移動部材と、
前記第2方向に移動可能なスライド部を有し、前記スライド部に前記第2方向の前記一方側から他方側に向かう方向に加えられた力を、前記第3方向の前記アンロック位置から前記ロック位置に向かう方向の力に変換して前記移動部材に伝達し、前記スライド部に前記第2方向の前記他方側から前記一方側に向かう方向に加えられた力を、前記第3方向の前記ロック位置から前記アンロック位置に向かう方向の力に変換して前記移動部材に伝達するリンク機構と、
前記扉の前記第2方向の前記一方側の端面に配置され、前記第2方向と直交する方向に延びた揺動軸を中心に揺動可能なレバーと、
前記第2方向に延びて、前記スライド部と前記レバーとを連結する連結部と、
前記スライド部及び前記連結部よりも前記第2方向の前記他方側に位置し、前記第2方向に移動可能であり、前記扉よりも前記第2方向の前記他方側まで延びたシャフトと、を備え、
前記シャフトが、
前記連結部と前記第2方向に重なっており、
前記第2方向の前記他方側から前記一方側に向かって移動されたときに、前記連結部又は前記スライド部を押圧することを特徴とする環境形成装置。
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JP2019156329A JP7111667B2 (ja) | 2019-08-29 | 2019-08-29 | 扉ロック装置及び環境形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019156329A JP7111667B2 (ja) | 2019-08-29 | 2019-08-29 | 扉ロック装置及び環境形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021032029A JP2021032029A (ja) | 2021-03-01 |
JP7111667B2 true JP7111667B2 (ja) | 2022-08-02 |
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ID=74675726
Family Applications (1)
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