JP7111167B2 - 管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7111167B2
JP7111167B2 JP2020540062A JP2020540062A JP7111167B2 JP 7111167 B2 JP7111167 B2 JP 7111167B2 JP 2020540062 A JP2020540062 A JP 2020540062A JP 2020540062 A JP2020540062 A JP 2020540062A JP 7111167 B2 JP7111167 B2 JP 7111167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
kpi
performance
target
service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020540062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020044676A1 (ja
Inventor
吉則 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2020044676A1 publication Critical patent/JPWO2020044676A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7111167B2 publication Critical patent/JP7111167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/04Arrangements for maintaining operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/50Service provisioning or reconfiguring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/14Network analysis or design
    • H04L41/145Network analysis or design involving simulating, designing, planning or modelling of a network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/08Testing, supervising or monitoring using real traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/0055Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • H04M11/066Telephone sets adapted for data transmision
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本開示は、管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラムに関するものであり、特に、目標とするKPIを満たすサービスを提供することが可能な管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラムに関する。
サービス事業者は、無線リソースを使用し、基地局のような通信装置からリアルタイム系のサービスをIoT(Internet of Things)デバイスに提供する。ここで、リアルタイム系のサービスとは、IoTデバイスの状態やユーザの状態を監視し分析し、その結果に応じて行う対処を、アプリケーションや通信を介してリアルタイムに行うサービスのことである。IoTデバイスの状態とは、例えば、車両の位置や速度などである。ユーザの状態とは、例えば、車両を運転している運転者の覚醒度などである。対処には、運転者への注意喚起、車両制御などが含まれる。リアルタイム系のサービスは、例えば、安全運転支援、自動運転、機器の遠隔制御、入退場ゲート制御、ロボット制御、ドローン制御、カメラ制御を含む映像監視、AR/VR(Augmented Reality/Virtual Reality)などのサービスが挙げられる。リアルタイム系のサービスをIoTデバイスに提供する場合、通信装置からIoTデバイスに提供されるサービスは、目標とするKPI(Key Performance Indicator)を満たすように、管理装置によって制御される。KPIとは、サービスの体感品質を測る定量的な指標である。無線リソースを使用したサービスにおいて、KPIは、IoTデバイスの運用環境に依存する。
特許文献1には、QoEオーケストレーターのようなネットワークノードは、端末装置に関するデータトラフィックを監視し、アプリケーションセッションに関連するデータフローを検出し、ネットワークノードは、アプリケーションセッションに関して端末装置に提供される必要なQoEレベルを定義するリソース要件情報を導出し、ネットワークノードは、アプリケーションセッションに関して端末装置が経験したQoEに関する情報を得るためにQoE測定を実行し、QoE測定値に基づいて、ネットワークノードは、リソース要求を満たすためにアプリケーションセッションのQoEを強化するために1つまたは複数のアクションを実行する、ことが記載されている。特許文献1には、サービスを提供するために必要な構成要素に関する要素データを取得し、要素データに基づいてサービスの予測KPIを算出することは、記載されていない。
特許文献2には、無線通信を行う通信部と、通信部が行う無線通信に関する品質であり、ユーザの体験に応じた品質である体験品質の達成値を取得する達成値取得部と、通信部が行う無線通信に関するセンシング結果を含む観測結果を取得する観測結果取得部と、観測結果を用いて、体験品質の目標とする値である目標値を生成する目標値生成部と、目標値と達成値との差を示す差情報を算出する算出部と、差情報の示す差が小さくなるように、観測結果を用いた無線リソースの割り当て、及び無線ネットワークトポロジーの変更の少なくとも一方の制御を行う制御部と、を備える無線通信制御装置が開示されている。特許文献1には、サービスを提供するために必要な構成要素に関する要素データを取得し、要素データに基づいてサービスの予測KPIを算出することは、記載されていない。
特表2018-506199号公報 特開2014-209701号公報
上記のように、無線リソースを使用したサービスにおいて、KPIは、IoTデバイスなどの運用環境に依存する。このため、目標とするKPIを達成するための通信性能は、IoTデバイスごとに異なる。それにもかかわらず、全てのIoTデバイスに対して、一律に同一の通信性能の回線を提供した場合、通信性能が不足するIoTデバイスが生じる。その結果、目標とするKPIを満たすサービスを提供することが難しいという問題があった。尚、後述する通信端末は、IoTデバイスを含むものとする。
本開示の目的は、上述した課題を解決する管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラムを提供することにある。
本開示に係る管理装置は、
事業者が通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得する運用状態取得手段と、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知する通信性能通知手段と、
を備える。
本開示に係る通信装置は、
通信端末に提供するサービスのための通信性能の目標値を取得する通信性能取得手段と、
前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信を制御する通信制御手段と、
を備える。
本開示に係るシステムは、
通信端末と、前記通信端末にサービスを提供する通信装置と、前記通信装置と前記通信端末とを管理する管理装置と、を備え、
前記管理装置は、
事業者が前記通信端末に提供する前記サービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得する運用状態取得手段と、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する前記通信装置に通知する通信性能通知手段と、を有し、
前記通信装置は、
前記通信端末に提供する前記サービスのための前記通信性能の前記目標値を取得する通信性能取得手段と、
前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信を制御する通信制御手段と、を有する。
本開示に係る方法は、
通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得し、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
を備える。
本開示に係るプログラムは、
通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得し、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、目標とするKPIを満たすサービスを提供することが可能な管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1に係る管理装置を例示するブロック図である。 実施の形態1に係るシステムを例示するブロック図である。 実施の形態1の比較例に係るシステムを例示するブロック図である。 実施の形態2に係るシステムを例示するブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施の形態1]
先ず、実施の形態1に係る管理装置の概要を説明する。
図1は、実施の形態1に係る管理装置を例示するブロック図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る管理装置11は、KPI管理手段111と、運用状態取得手段112と、KPI予測手段113と、通信性能算出手段114と、通信性能通知手段115と、を備える。
KPI管理手段111は、事業者が通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得する。尚、事業者をサービス事業者と称することもある。
KPIとは、サービスの体感品質を測る定量指標である。KPIは、サービスの多様化に伴って、サービスを提供するサーバとサービスの提供を受ける通信端末との間の通信性能だけではなく、通信端末の運用環境にも依存する。尚、目標とするKPIのことを、目標KPIと称する。
例えば、車両の安全運転支援サービスにおいては、KPIとして、車両の衝突余裕時間(TTC:Time To Collision)、車両の車間時間(THW:Time Head Way)、運転の主観リスク(RF:Risk Feeling)などの指標が挙げられる。これらのKPI(指標)は、車両の車間距離や車両の移動速度に依存する。
また、例えば、AR/VRサービスにおいては、KPIとして、ARの合成誤差やVRの反応遅延がある。ARの合成誤差とは、現実世界と仮想世界の幾何学的位置合わせの誤差のことである。VRの反応遅延とは、ユーザの頭の動作が画面に表示される画像に反映されるまでの時間のことである。ARの合成誤差やVRの反応遅延は、AR/VRデバイスの移動速度や、AR/VRデバイスがサーバとの間で送受信する画像のデータ量に依存する。
さらにまた、例えば、映像監視サービスにおいては、KPIとして、監視映像の物体認識率がある。監視映像の物体認識率は、監視対象とする物体の移動速度や映像の解像度に依存する。
さらにまた、例えば、入退場ゲートの遠隔制御サービスにおいては、KPIとして、ゲート開閉の成功率がある。ゲート開閉の成功率は、ゲートを通過する物体の移動速度に依存する。
このように、KPIが通信端末の運用環境に依存する。このため、目標KPIを達成するために必要な通信性能は、通信端末ごとに異なる。それにもかかわらず、全ての通信端末に一律に同一の通信性能の回線を提供した場合、通信性能が足りずに目標KPIを満たせない通信端末が生じる。
そこで、管理装置11は、以下のようにして通信端末やユーザの応答特性に基づいて、通信端末ごとに目標KPIを達成するように制御する。
図1に示すように、管理装置11の運用状態取得手段112は、サービスのために必要な構成要素に関する要素データであってサービスの制御系の特徴を示す要素データを取得する。構成要素は、サービスを提供するために必要なものである。構成要素には、通信端末、及び、通信端末と通信装置との間の通信回線のうちの少なくともいずれかを含む。要素データとは、サービスの品質指標の1つであるKPIの計算に必要なデータである。通信端末に関する要素データとは、例えば、デバイスの識別情報、内部状態、外部状態、制御ソフトウェアのバージョンなどの特徴を示すデータである。ユーザに関する要素データとは、例えば、ユーザの識別情報、ユーザの状態などの特徴を示すデータである。通信回線は、無線技術を使用した無線回線でもよい。
KPI予測手段113は、要素データに基づいてサービスのKPIの予測値である予測KPIの時系列を算出する。
通信性能算出手段114は、予測KPIが目標KPI未満となる構成要素を検出する。通信性能算出手段114は、予測KPIと目標KPIとに基づいて、検出した構成要素の通信性能の目標値を算出する。すなわち、通信性能算出手段114は、予測KPIと目標KPIとに基づいて、予測KPIが目標KPI未満となっている構成要素の通信性能の目標値を算出する。通信性能算出手段114は、例えば、予測KPIが目標KPI以上となるように、通信性能の目標値を算出する。なお、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合には、通信性能算出手段114は、予測KPIが目標KPI以上となる構成要素を検出し、予測KPIが目標KPI未満となるように、通信性能の目標値を算出する。
通信性能通知手段115は、通信端末と通信装置との間の通信回線の通信性能を制御するために、通信性能の目標値を、通信端末と通信を行う通信装置に通知する。具体的には、通信性能通知手段115は、管理装置11と通信装置との間の通信回線を介して、通信性能の目標値を通信装置に通知する。
一方、通信装置は、管理装置11から通信性能の目標値を取得し、通信性能の目標値に基づいて通信端末との間の通信を制御する。
管理装置11は、通信回線を介して通信装置12(図示しない)に通信性能の目標値を通知し、通信端末に提供するサービスが目標KPIを満たすように通信を制御する。管理装置11は、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている、例えば、リスクという指標の場合、予測KPIが目標KPI以上となる構成要素を検出する。管理装置11は、予測KPIが目標KPI未満となるように、通信装置を介して、通信端末等の検出した構成要素を制御する。一方、管理装置11は、性能が良いほど高い値を示すようにKPIが定義されている、例えば、スループットという指標の場合、予測KPIが目標KPI未満となる構成要素を検出する。管理装置11は、予測KPIが目標KPI以上となるように、通信装置を介して、通信端末等の検出した構成要素を制御する。
次に、実施の形態1に係る管理装置を含むシステム全体を説明する。
図2は、実施の形態1に係るシステムを例示するブロック図である。
図2に示すように、実施の形態1に係るシステム10は、通信端末13と、通信端末13にサービスを提供する通信装置12と、通信装置12と通信端末13とを管理する管理装置11と、を備える。
通信装置12は、例えば、LTE(Long Term Evolution)における基地局12aである。通信端末13は、例えば、カメラなどのIoTデバイス13aや車両に設けられたIoTデバイス13bである。この例では、通信装置12をLTE(Long Term Evolution)における基地局12aとし、通信端末13をIoTデバイス13aとして説明する。
尚、図2において、通信性能取得手段121と通信制御手段122とは、基地局12aの外部に設けられているが、基地局12aの内部に設けられていてもよい。
通信装置12は、通信性能取得手段121と通信制御手段122とを有する。通信性能取得手段121は、IoTデバイス13aに提供するサービスのために必要な構成要素の通信性能の目標値を、管理装置11から取得する。通信制御手段122は、通信性能の目標値に基づいてIoTデバイス13aとの間の通信を制御する。
先ず、管理装置11のKPI管理手段111は、管理対象であるIoTデバイス13aごとに、サービスのKPIに関する情報を、O&M(Operation & Maintenance)から取得する。サービスのKPIに関する情報とは、サービスのKPIとその要件を特定するための情報である。サービスのKPIに関する情報には、例えば、サービスの種別、KPIの定義、該定義を構成する要素データの取得方法、及びKPIの目標値のうちの少なくともいずれかが含まれる。KPIの目標値とは、前述の目標KPIのことである。要素データの取得方法には、例えば、データの種別、データ量、取得先、取得周期が含まれる。
次に、運用状態取得手段112は、サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって、サービスの品質指標の1つであるKPIの計算に必要な要素データを取得する。構成要素には、基地局12aに接続するIoTデバイス13a、IoTデバイス13aと基地局12aとの間の通信回線が含まれる。基地局12aには、通信回線を介して、IoTデバイス13aの他にも、例えば、ユーザが使用する携帯端末が接続される。IoTデバイス13aは、例えば、監視カメラなどであり、ユーザが使用する携帯端末は、例えば、スマートフォンなどである。よって、構成要素には、IoTデバイス13a、ユーザの携帯端末、通信回線が含まれる。
要素データとは、IoTサービスの制御系の特徴を示すデータであって、IoTデバイス13a、ユーザ、アプリケーション、通信回線等のIoTサービスの制御系の構成要素に関するデータである。
IoTデバイス13aに関する要素データとは、例えば、デバイスの識別情報、内部状態、外部状態、制御ソフトウェアのバージョンなどの特徴を示すデータである。内部状態とは、位置、速度、加速度、動作モードを示すデータである。動作モードには、自動動作モードと手動動作モードとがある。外部状態とは、カメラ映像、ミリ波レーダーなどの環境センサ情報を示すデータである。
ユーザに関する要素データとは、例えば、ユーザの識別情報、ユーザの状態などの特徴を示すデータである。ユーザの状態とは、ユーザがデバイスを使用中か否か、ユーザの覚醒度合いを示すデータである。ユーザの覚醒度合いとは、ユーザが運転中、別の作業中、又は睡眠中を示すデータである。
アプリケーションに関する要素データとは、例えば、アプリケーションの通信データ量、通信周期などの特徴を示すデータである。
通信回線に関する要素データとは、例えば、IoTデバイス13aとサービス用サーバとの間の通信品質などの特徴を示すデータである。通信品質には、スループット、遅延時間、信頼性などが含まれる。
尚、運用状態取得手段112は、ユーザが保有するスマートフォンなどの通信端末、又はIoTデバイスを介して、IoTデバイスの識別情報とユーザの識別情報とを取得し、IoTデバイスの識別情報とユーザの識別情報とを紐づけしてもよい。
具体的には、ユーザが保有するスマートフォンのカメラ(図示しない)を使用して、ユーザが使用する車両に貼付された該車両の識別情報を示すQRコード(登録商標)を撮影する。スマートフォンは、該QRコード(登録商標)を、スマートフォンのSIMの識別情報(ユーザの識別情報を示す)と共に管理装置11(サーバ)に送付する。管理装置11の運用状態取得手段112は、QRコード(登録商標)とSIMの識別情報とを取得し、車両の識別情報とユーザの識別情報を紐づけする。QRコード(登録商標)の代わりに、車両の個体番号ラベルを用いてもよい。
別の具体例では、車両のIoTデバイスとユーザが保有するスマートフォンとが、端末間通信を使用して両者の識別情報を交換する。その後、IoTデバイスとスマートフォンのうちの一方が、両者の識別情報を管理装置11に送信する。
また、運用状態取得手段112は、IoTデバイス13aが基地局12aに接続したことをトリガにして、要素データの取得を開始してもよい。
また、運用状態取得手段112は、車両に搭載されたIoTデバイス13bが所定エリア内に位置する場合、要素データの取得を開始するようにしてもよい。具体的には、管理装置11がIoTデバイス13bの位置を管理し、IoTデバイス13bが所定エリア内に入った時、要素データの取得を開始するようにしてもよい。
KPI予測手段113は、運用状態取得手段112が収集した要素データに基づいて、所定期間内におけるIoTデバイス13aのサービスのKPIの予測値である予測KPIの時系列を算出する。
具体的には、KPI予測手段113は、先ず、過去に取得したIoTデバイス13aの要素データに基づいて、IoTデバイス13aの応答特性、及びIoTデバイス13aを使用するユーザの応答特性のうちの少なくとも1つを予測する。
安全運転支援サービスにおいては、例えば、ユーザの応答特性として、ユーザ(運転者)の年齢や性別、総走行距離ごとの反応遅延を予測する。IoTデバイス13aの応答特性として、例えば、車種ごとのブレーキの減速性能、及びアプリケーションの処理遅延などの応答特性を予測する。尚、要素データを運用データと称することもある。運用データを、運用履歴と称することもある。
KPI予測手段113は、管理対象のIoTデバイス13aの動特性を予めモデル化しておく。動特性は、IoTデバイス13aが使用される周辺環境を考慮してモデル化しておく。KPI予測手段113は、IoTデバイス13aの要素データと、IoTデバイス13aの動特性モデルと、に基づいて、IoTデバイス13aの位置などの状態を時系列に予測する。IoTデバイス13aの要素データには、例えば、位置、速度、加速度、状態、及び状態の変化率を示す情報が含まれる。尚、動特性のモデルとは、例えば、運動方程式を使用したモデルである。
また、KPI予測手段113は、IoTデバイス13aの要素データ、IoTデバイス13aの動特性モデル、及びIoTデバイス13aを使用するユーザの応答特性のうちの少なくとも1つに基づいて、予測KPIを算出してもよい。
尚、IoTデバイス13aやユーザの応答特性は、IoTデバイス13aの運用データに基づきエリアに固有のモデルを予測したものを使用するのではなく、予め用意したサービスに共通の一般的な応答特性を使用してもよい。
ここで、安全運転支援サービスにおける運転の主観リスクを予測する場合を例に挙げて、KPI予測手段113の予測方法を具体的に説明する。
先ず、KPI予測手段113は、運用状態取得手段112が取得した車両の位置、速度、加速度を運動方程式に当てはめ、車両の位置と速度の時系列を予測する。
次に、KPI予測手段113は、該予測結果に基づいて、所定期間内での追突リスクが高い車両を選択する。さらに、KPI予測手段113は、車両の通信回線のスループットとアプリケーションの通信データ量から通信遅延を算出する。
続いて、KPI予測手段113は、車両の運用データからアプリケーションの処理遅延、運転者の属性に応じた反応遅延、車種に応じたブレーキ性能を特定する。
最後に、KPI予測手段113は、これらの情報を加味して、追突リスクが高い車両の間の運転の主観リスクを算出する。具体的には、KPI予測手段113は、車両の位置と速度の時系列の予測結果に基づいて、運転者がブレーキを踏むまでの期間の運転の主観リスクを算出する。このとき、各種の遅延時間に基づいて、アプリケーションによる注意喚起が運転者に認知されるまでの遅延時間を加味する。さらに、KPI予測手段113は、運転者がブレーキを踏んだ後の運転の主観リスクを、車両の速度とブレーキ性能に基づいて制動時間を加味して予測する。
ここで、さらに、KPI予測手段113が、ARサービスのKPIを予測する際に、AR(Augmented Reality)の合成誤差を予測する場合を説明する。
先ず、ARの合成誤差を予測する場合、KPI予測手段113は、ARデバイスの位置、速度、加速度を運動方程式に当てはめて、ARデバイスの位置の時系列を予測する。
次に、KPI予測手段113は、ARデバイスの通信回線のスループットとアプリケーションの通信データ量から通信遅延を算出し、運用データ(運用履歴)からアプリの処理遅延を特定する。
最後に、KPI予測手段113は、ARデバイスの位置の時系列の予測結果と、各種の遅延時間と、に基づいてARの合成誤差を算出する。
図2に戻り、通信性能算出手段114は、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、所定期間内における予測KPIが、目標とする水準を示す目標KPI以上となるIoTデバイス13aを検出する。
通信性能算出手段114は、予測KPIと目標KPIとに基づいて(予測KPIが目標KPI未満となるように)、検出したIoTデバイス13aに対する通信性能の目標値を算出する。
具体的には、通信性能算出手段114は、KPIの時系列に基づいて、予測KPIが目標KPI未満となるために許容できる許容通信遅延時間を算出する。許容通信遅延時間とは、許容できる許容通信遅延時間の上限値のことである。許容通信遅延時間は、基地局12aとIoTデバイス13aとの間の通信に要する時間である。通信性能の目標値には、例えば、所定の遅延時間範囲内で所定の通信データ量の送受信を完了することなどが含まれる。
予測KPIが目標KPIを満たさない状態とは、予測KPIの値が目標KPIの値を下回ることを示す場合と、上回ることを示す場合と、がある。例えば、KPIが車両の事故リスクを示す場合、予測KPIが目標KPIを満たさない状態とは、予測KPIの値が目標KPIの値を上回る状態、すなわち、事故リスクの確率が高い状態のことである。また例えば、KPIが通信回線のスループットを示す場合、予測KPIが目標KPIを満たさない状態とは、予測KPIの値が目標KPIの値を下回る状態、すなわち、スループットが低い状態のことである。
尚、安全運転支援サービスにおける運転の主観リスクの場合、通信性能算出手段114は、運転の主観リスクの予測値が目標値を超える前に、車両の制動が開始されるように、アプリケーションの処理遅延や運転者の反応時間を加味して通信遅延の上限値を算出する。
また、ARの合成誤差の場合には、通信性能算出手段114は、ARデバイスの位置の変化量が目標値を超えないように、アプリケーションの処理遅延を加味して通信遅延の上限値を算出する。
このとき、通信性能算出手段114は、該通信遅延が実現可能な範囲に収まるように、アプリケーションのデータ量を調整してもよい。すなわち、通信性能算出手段114は、基地局12aからIoTデバイス13aに送信するデータ量が許容通信遅延時間内に送信完了となるようにデータ量を調整する。その後、通信性能通知手段115は、該データ量に関する情報を基地局12aに通知する。
また、通信性能算出手段114は、通信遅延が実現可能な範囲に収まるか否かの実現性を、通信性能の仕様上の上限から判断してもよい。
具体的には、通信性能算出手段114は、実現可能な範囲の上限として通信性能の仕様上の上限を使用する。例えば、通信性能算出手段114は、遅延時間を許容通信遅延時間の範囲内に抑えるために必要なスループットを仕様上のスループットの上限値よりも低くすることが実現できる場合には、所定データ量を送信する。一方、通信性能算出手段114は、遅延時間を許容通信遅延時間の範囲内に抑えるために必要なスループットを仕様上のスループットの上限値よりも低くすることが実現できない場合には、所定データ量よりも小さな量のデータを送信する。具体的には、画像データの解像度を低減させる、又は、画像データからテキストデータにデータ種別を変更することで、データの量を減少させる。
また、通信性能算出手段114は、予測KPIが、基地局12aと複数のIoTデバイス13aとの間の複数の通信回線に依存する場合、予測KPIが目標KPI未満となるように、複数のIoTデバイス13aの間で通信性能の目標値を調整してもよい。
具体的には、管理装置11は、通信回線の無線品質が良いIoTデバイス13aの通信性能の目標値を厳しく(高く)し、無線品質が悪いIoTデバイス13aの目標値を緩和(低く)するなどの通信制御を行ってもよい。
また、管理装置11の通信性能通知手段115は、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合であって、このような通信制御を行っても、予測KPIが目標KPI以上になると予測した場合、予測KPIが目標KPI以上となる(すなわち、目標を満たせない)旨を、IoTデバイス13aに通知してもよい。
具体的には、通信性能算出手段114は、通信回線の無線品質に基づいて最大スループットを予測し、アプリケーションのデータ量を加味して通信遅延の最短値を算出する。そして、通信性能算出手段114は、算出した遅延時間では目標値を満たせない場合には、通信制御では解決できないと判断し、その旨をIoTデバイス13aに通知する。
通信性能通知手段115は、通信性能算出手段114が算出した通信性能の目標値を基地局12aに通知する。
基地局12aの通信性能取得手段121は、通信端末13に提供するサービスのための通信回線の通信性能の目標値を、管理装置11から取得する。通信制御手段122は、取得した目標値に基づいて通信端末13との間の通信を制御する。
すなわち、通信制御手段122は、通信性能の目標値を達成するのに有効な通信の制御を行う。通信性能には、例えば、所定の遅延時間の範囲内で所定の通信データ量の送受信を完了することなどが含まれる。通信制御の方法は、例えば、所定データ量の送受信を所定遅延時間内に完了するように、通信バッファのデータ残量に応じてスケジューリングの優先度を調整する方法、を備える。
実施の形態1においては、管理装置11が、基地局12aとIoTデバイス13aとの間の通信回線に対して通信性能の目標値を設定する。このとき、管理装置11がIoTデバイス13aやユーザの応答特性に基づいてIoTデバイス13aへ提供するサービスの予測KPIを算出する。そして、管理装置11が算出した予測KPIと目標KPIとに基づいて必要な通信性能の目標値を算出し、基地局12aに通知する。基地局12aが目標値に基づいて、IoTデバイス13aとの間の通信を制御する。
実施の形態1においては、このように制御することにより、目標KPIの達成に必要な通信性能がIoTデバイス13aごとに異なる場合でも、IoTデバイス13aごとに通信性能の目標値を設定できる。これにより、目標KPIを達成できないIoTデバイス13aの数を少なくすることができる。
その結果、実施の形態1によれば、目標とするKPIを満たすサービスを提供することが可能な管理装置、通信装置及びシステムを提供することができる。
尚、実施の形態1においては、LTE(Long Term Evolution)へ適用する場合を1つの例として記載したが、これには限定されない。実施の形態1に係る管理装置11は、通信装置12を備えた3G(3rd Generation)ネットワークや5G(5th Generation)ネットワーク等の他のネットワークにも適用できる。また、管理装置11は、通信端末13の近傍(エッジ)に設けられたMEC(Mobile Edge Computing/Multi-access Edge Computing)におけるプラットフォームに適用されてもよい。
また、実施の形態1に係る管理装置11は、AR/VR(Augmented Reality/Virtual Reality)サービス、自動車の安全運転支援サービス、自動運転技術のなどの社会システムの様々な領域に適用することができる。さらにまた、実施の形態1に係る管理装置11は、工場や倉庫における自動搬送、警備ロボット、災害時の調査ロボット、検査や宅配用のドローンの自動運転などの社会システムの様々な領域に適用することができる。特に、自動運転等の技術においては、モバイルネットワークを活用し、周辺情報をリアルタイムに共有することで、車両の衝突を回避し、車両をより安全に運行することができる。
[比較例]
図3は、実施の形態1の比較例に係るシステムを例示するブロック図である。
図3に示すように、比較例に係るシステム50においては、サービス事業者54aとサービス事業者54bという異なるサービスのトラフィックを同一のネットワークへ収容して無線リソースを共有する。この場合、サービスごとに定型的なQoS(Quality of Service)要件であるQCI(QoS Class Identifier)を一律に設定し、PCRF(Policy and Charging Rules Function)が通信のQoSの制御を行う。PCRFは、QCIが同じサービスに対しては、公平性やシステム効率を規範とするQoS制御を行う。比較例では、ベストエフォート型(BE: Best Effort type)サービスを提供するサービス事業者54aのQCIは9であり、ミッションクリティカル型(MC:Mission Critical type)サービスを提供するサービス事業者54bのQCIは70である。
比較例に係るシステム50においては、サービスごとに定型的なQoS要件であるQCIを一律に設定するので、QCIに対応する通信性能では不十分なIoTデバイス53a又はIoTデバイス53bが生じる場合がある。通信性能が不足するIoTデバイス53a又はIoTデバイス53bは、目標KPIを満たすことができなくなる。
比較例では、目標KPIを満たすことができないIoTデバイスが生じる場合があるので、目標とするKPIを満たすサービスを提供することが可能な管理装置、通信装置及びシステムを提供することは難しい。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2に係るシステムを例示するブロック図である。
図4に示すように、実施の形態2に係るシステム20は、実施の形態1に係るシステム10と比べて、課金管理手段116がさらに設けられている点が異なる。
基地局12aは、IoTデバイス13aとの間の通信を制御する。KPI管理手段111は、通信性能算出手段114が検出したIoTデバイス13a、すなわち、所定期間内にサービスの予測KPIが目標KPI未満となったIoTデバイス13aを対象に、通信の制御の効果に関する情報を取得する。
管理装置11のKPI管理手段111は、取得した通信の制御の効果に関する情報を、O&Mの課金管理手段116に通知する。図4においては、課金管理手段116は、管理装置11の外部に設けられているが、これには限定されない。管理装置11がO&Mの一部機能を含み、その中に課金管理手段116が含まれてもよい。
ここで、通信性能算出手段114が検出したIoTデバイス13aに対して通信制御手段122が通信制御を適用した事象のうち、通信制御の適用から所定期間内にサービスのKPIの実績値が目標を継続的に満たした事象を、通信制御が有効な事象とする。すなわち、目標未達成の状態から目標達成の状態への転換した事象を、通信制御が有効な事象とする。転換を、コンバージョンと称する。
KPI管理手段111は、通信制御を適用した事象の総数、コンバージョンを達成した事象の総数、コンバージョンの達成に要した無線リソースの総量、サービスの予測KPIの予測値、サービスのKPIの実績値など、通信制御の効果に関する情報を収集する。KPI管理手段111は、通信制御の効果に関する情報とIoTデバイス13aの識別情報とを、課金管理手段116に通知する。
課金管理手段116は、KPI管理手段111から通信制御の効果に関する情報を取得する。課金管理手段116は、通信制御の効果に関する情報に基づいて、IoTデバイス13aに対する課金額を決定する。
課金管理手段116は、例えば、コンバージョンを達成した事象の単位で所定ルールに従い、課金を行ってもよい。
また、課金管理手段116は、予測KPIが目標KPI以上となった目標達成の継続時間を計測し、目標達成の継続時間に基づいて課金してもよい。
また、課金管理手段116は、IoTデバイス13aに対するサービスの種類や目的に応じて、それぞれ異なる独自の課金を行ってもよい。すなわち、課金管理手段116は、IoTデバイス13aに対するサービスの種類及び目的のうちの少なくとも1つに基づいて課金用の演算方法を選択し、該演算方法を使用して課金する金額を算出し、IoTデバイス13aに対して課金を行う。
また、課金管理手段116は、例えば、IoTデバイス13aが契約するIoTサービスの管理サーバ(図示しない)に、IoTデバイス13aの識別情報と通信制御の効果に関する情報を通知する。IoTサービスの管理サーバは、所定ルールに従い、IoTデバイス13aの通信サービスのために払い出す金額を課金管理手段116に通知してもよい。このとき、課金管理手段116は、通知された金額に基づいてIoTデバイス13aの通信料を割引してもよい。
また、IoTサービスの管理サーバは、課金管理手段116からIoTデバイス13aの識別情報と通信制御の効果の情報を取得したとき、所定ルールに従い、IoTデバイス13aに対して通信料を割引してもよい。
具体的には、安全運転支援サービスにおいて、実施の形態2に係る通信制御により運転の主観リスクのKPIが目標KPIを満たせるようになった事象ごとに、課金管理手段116から管理サーバに通信制御の効果に関する情報を通知する。この場合の管理サーバは、安全運転支援サービスの対象の車両が契約する自動車保険サービスの管理サーバである。そして、課金管理手段116は、所定ルールに従い、安全運転支援サービスの対象の車両が契約する保険サービスの保険料を割引してもよい。
尚、所定ルールとは、通信制御の効果に関する情報に基づいて、通信サービス又はその他のサービスの料金を決定するためのルールである。所定ルールは、例えば、コンバージョン数がXX以上の場合、YYの金額を払い出すなどである。また、所定ルールは、サービスの管理者がO&M又はサービスの管理サーバに、事前に登録しておく。尚、「XX」は、1以上の任意の数を示し、「YY」は、任意の金額を示す。
このように、実施の形態2によれば、IoTデバイス13aの通信回線に対する通信制御の実績に基づいて、柔軟なサービス課金を実現できる。
尚、上記の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、各構成要素の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上記の実施の形態において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実態のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(具体的にはフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(具体的には光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(具体的には、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM))、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
事業者が通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得する運用状態取得手段と、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知する通信性能通知手段と、
を備える管理装置。
(付記2)
通信性能通知手段は、自管理装置と前記通信装置との間の通信回線を介して、前記通信性能の前記目標値を通信装置に通知する、
付記1に記載の管理装置。
(付記3)
前記構成要素は、前記通信端末、及び、前記通信端末と前記通信装置との間の通信回線のうちの少なくともいずれかを含む、
付記1又は2に記載の管理装置。
(付記4)
前記KPI予測手段は、前記要素データに基づいて、前記通信端末の応答特性、及び前記通信端末を使用するユーザの応答特性のうちの少なくともいずれか1つを予測する、
付記1乃至3のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記5)
前記KPI予測手段は、前記通信端末の前記要素データ、前記通信端末の動特性のモデル、及び前記ユーザの応答特性のうちの少なくとも1つに基づいて、前記予測KPIを算出する、
付記4に記載の管理装置。
(付記6)
前記KPI管理手段は、前記目標KPIをO&M(Operation & Maintenance)から取得する、
付記1乃至5のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記7)
前記通信性能算出手段は、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、所定期間内における前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出する、
付記1乃至6のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記8)
前記通信性能算出手段は、前記予測KPIが前記目標KPI未満となるために許容できる許容通信遅延時間であって、前記通信装置と前記通信端末との間の通信に要する時間である前記許容通信遅延時間を算出する、
付記1乃至7のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記9)
前記通信性能算出手段は、前記通信装置から前記通信端末に送信するデータ量が前記許容通信遅延時間内に送信完了となるように前記データ量を調整し、
前記通信性能通知手段は、前記データ量に関する情報を前記通信装置に通知する、
付記8に記載の管理装置。
(付記10)
前記通信性能算出手段は、前記予測KPIが、前記通信装置と複数の前記通信端末のそれぞれとの間の複数の前記通信回線に依存する場合、前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記複数の前記通信端末の間で前記通信性能の前記目標値を調整する、
付記3に記載の管理装置。
(付記11)
前記通信性能通知手段は、性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合であって、前記予測KPIが前記目標KPI以上になると予測した場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる旨を、前記通信端末に通知する、
付記1乃至10のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記12)
前記通信装置は、前記通信端末との間の通信を制御し、
前記KPI管理手段は、前記通信性能算出手段が検出した前記通信端末を対象に、前記通信の制御の効果に関する情報を、課金管理手段に通知し、
前記課金管理手段は、前記通信の制御の効果に関する情報に基づいて、前記通信端末に対する課金額を決定する、
付記1乃至11のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記13)
前記管理装置は、前記通信装置に含まれる、
付記1乃至12のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記14)
前記管理装置は、前記通信端末の近傍に設けられる、
付記1乃至13のいずれか1つに記載の管理装置。
(付記15)
通信端末に提供するサービスのための通信性能の目標値を取得する通信性能取得手段と、
前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信を制御する通信制御手段と、
を備える通信装置。
(付記16)
通信端末と、前記通信端末にサービスを提供する通信装置と、前記通信装置と前記通信端末とを管理する管理装置と、を備え、
前記管理装置は、
事業者が前記通信端末に提供する前記サービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得する運用状態取得手段と、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する前記通信装置に通知する通信性能通知手段と、を有し、
前記通信装置は、
前記通信端末に提供する前記サービスのための前記通信性能の前記目標値を取得する通信性能取得手段と、
前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信を制御する通信制御手段と、を有する、
通信システム。
(付記17)
通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得し、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
を備える方法。
(付記18)
通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データであって前記サービスの制御系の特徴を示す前記要素データを取得し、
前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
性能が良いほど低い値を示すようにKPIが定義されている場合、前記予測KPIが前記目標KPI以上となる前記構成要素を検出し、前記予測KPIと前記目標KPIとに基づいて前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記検出した前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
をコンピュータに実行させるプログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年8月28日に出願された日本出願特願2018-159041を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20、50…システム
11…管理装置
111…KPI管理手段
112…運用状態取得手段
113…KPI予測手段
114…通信性能算出手段
115…通信性能通知手段
116…課金管理手段
12…通信装置
12a、52a…基地局
121…通信性能取得手段
122…通信制御手段
13…通信端末
13a、13b、53a、53b…IoTデバイス
54a、54b…サービス事業者

Claims (11)

  1. 事業者が通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
    前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データを取得する運用状態取得手段と、
    前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
    記予測KPIと前記目標KPIとの比較に基づいて前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
    前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知する通信性能通知手段と、
    を備える管理装置。
  2. 前記構成要素は、前記通信端末、及び、前記通信端末と前記通信装置との間の通信回線のうちの少なくともいずれかを含む、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記通信性能算出手段は、前記予測KPIが前記目標KPI未満となるために許容できる許容通信遅延時間であって、前記通信装置と前記通信端末との間の通信に要する時間である前記許容通信遅延時間を算出する、
    請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記通信性能算出手段は、前記通信装置から前記通信端末に送信するデータ量が前記許容通信遅延時間内に送信完了となるように前記データ量を調整し、
    前記通信性能通知手段は、前記データ量に関する情報を前記通信装置に通知する、
    請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記通信性能算出手段は、前記予測KPIが、前記通信装置と複数の前記通信端末のそれぞれとの間の複数の前記通信回線に依存する場合、前記予測KPIが前記目標KPI未満となるように、前記複数の前記通信端末の間で前記通信性能の前記目標値を調整する、
    請求項2に記載の管理装置。
  6. 前記通信装置は、前記通信端末との間の通信を制御し、
    前記KPI管理手段は、前記通信性能算出手段が検出した前記通信端末を対象に、前記通信の制御の効果に関する情報を、課金管理手段に通知し、
    前記課金管理手段は、前記通信の制御の効果に関する情報に基づいて、前記通信端末に対する課金額を決定する、
    請求項1乃至5のいずれか1つに記載の管理装置。
  7. 通信端末に提供するサービスのための通信性能の目標値を取得する通信性能取得手段と、
    前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信の優先度を調整する通信制御手段と、
    を備える通信装置。
  8. 前記通信性能取得手段は、
    前記通信端末に提供するサービスのための通信性能の前記目標値を管理装置から取得する、
    請求項7に記載の通信装置。
  9. 通信端末と、前記通信端末にサービスを提供する通信装置と、前記通信装置と前記通信端末とを管理する管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、
    事業者が前記通信端末に提供する前記サービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得するKPI管理手段と、
    前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データを取得する運用状態取得手段と、
    前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出するKPI予測手段と、
    記予測KPIと前記目標KPIとの比較に基づいて前記構成要素の通信性能の目標値を算出する通信性能算出手段と、
    前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する前記通信装置に通知する通信性能通知手段と、を有し、
    前記通信装置は、
    前記通信端末に提供する前記サービスのための前記通信性能の前記目標値を取得する通信性能取得手段と、
    前記目標値に基づいて前記通信端末との間の通信を制御する通信制御手段と、を有する、
    通信システム。
  10. 通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
    前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データを取得し、
    前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
    記予測KPIと前記目標KPIとの比較に基づいて前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
    前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
    を備える方法。
  11. 通信端末に提供するサービスの目標KPI(Key Performance Indicator)を取得し、
    前記サービスのために必要な構成要素に関する要素データを取得し、
    前記要素データに基づいて前記サービスのKPIの予測値である予測KPIを算出し、
    記予測KPIと前記目標KPIとの比較に基づいて前記構成要素の通信性能の目標値を算出し、
    前記通信性能の前記目標値を前記通信端末が接続する通信装置に通知すること、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2020540062A 2018-08-28 2019-05-23 管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラム Active JP7111167B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018159041 2018-08-28
JP2018159041 2018-08-28
PCT/JP2019/020483 WO2020044676A1 (ja) 2018-08-28 2019-05-23 管理装置、通信装置、システム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020044676A1 JPWO2020044676A1 (ja) 2021-08-10
JP7111167B2 true JP7111167B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=69643196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020540062A Active JP7111167B2 (ja) 2018-08-28 2019-05-23 管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11558722B2 (ja)
EP (1) EP3846525A4 (ja)
JP (1) JP7111167B2 (ja)
WO (1) WO2020044676A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3130487A1 (fr) * 2021-12-10 2023-06-16 Orange Procédé de prédiction d’une variation de qualité de service dans un réseau de communication V2X, dispositif de prédiction et programme d’ordinateur correspondants.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150289149A1 (en) 2014-04-08 2015-10-08 Cellco Partnership D/B/A Verizon Wireless Estimating long term evolution network capacity and performance

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5379078B2 (ja) * 2010-05-28 2013-12-25 日本電信電話株式会社 ユーザ体感品質監視装置、方法および情報通信システム
JP5320358B2 (ja) 2010-08-24 2013-10-23 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム、基地局および無線リソース割当方法
EP2815603B1 (en) 2012-02-17 2019-09-25 Interdigital Patent Holdings, Inc. Hierarchical traffic differentiation to handle congestion and/or manage user quality of experience
EP2750432A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-02 Telefónica, S.A. Method and system for predicting the channel usage
JP6127827B2 (ja) 2013-03-27 2017-05-17 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 無線通信制御装置、無線通信制御方法、及びプログラム
US9401851B2 (en) * 2014-03-28 2016-07-26 Verizon Patent And Licensing Inc. Network management system
CN107079179B (zh) * 2014-10-20 2019-10-18 瑞典爱立信有限公司 用于处理控制与视频流传输服务的视频数据相关的数据传送的过程的网络节点和方法
CN107210926A (zh) 2014-12-10 2017-09-26 诺基亚通信公司 通信中的体验质量实施
US9456362B2 (en) * 2015-01-19 2016-09-27 Viavi Solutions Uk Limited Techniques for dynamic network optimization using geolocation and network modeling
JP6276206B2 (ja) * 2015-01-30 2018-02-07 日本電信電話株式会社 帯域割り当て制御装置及び帯域割り当て制御方法
US10349240B2 (en) * 2015-06-01 2019-07-09 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for dynamically controlling customer traffic in a network under demand-based charging
US10374882B2 (en) * 2016-03-16 2019-08-06 Futurewei Technologies, Inc. Systems and methods for identifying causes of quality degradation in wireless networks
US9705751B1 (en) * 2016-03-31 2017-07-11 Sas Institute Inc. System for calibrating and validating parameters for optimization
US9955488B2 (en) * 2016-03-31 2018-04-24 Verizon Patent And Licensing Inc. Modeling network performance and service quality in wireless networks
US10708795B2 (en) 2016-06-07 2020-07-07 TUPL, Inc. Artificial intelligence-based network advisor
JP6763330B2 (ja) 2017-03-23 2020-09-30 シヤチハタ株式会社 水性インキ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150289149A1 (en) 2014-04-08 2015-10-08 Cellco Partnership D/B/A Verizon Wireless Estimating long term evolution network capacity and performance

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020044676A1 (ja) 2021-08-10
EP3846525A4 (en) 2021-12-01
US11558722B2 (en) 2023-01-17
EP3846525A1 (en) 2021-07-07
US20210352454A1 (en) 2021-11-11
WO2020044676A1 (ja) 2020-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110430079B (zh) 车路协同系统
JP7208155B2 (ja) 自律車両のネットワークのための高速発見、サービス主導、およびコンテキスト・ベースの接続
Xu et al. ilocus: Incentivizing vehicle mobility to optimize sensing distribution in crowd sensing
US10595175B2 (en) Methods and systems for detecting anomalies and forecasting optimizations to improve smart city or region infrastructure management using networks of autonomous vehicles
US11038769B2 (en) Method and system for virtual network emulation and self-organizing network control using deep generative models
US11343327B2 (en) Systems and methods for managing vehicle OBD data in a network of moving things, for example including autonomous vehicle data
US10708823B2 (en) Systems and methods for cooperative, dynamic, and balanced access to the infrastructure supporting the network of moving things, for example including autonomous vehicles
US20190026796A1 (en) Systems and methods for trading data in a network of moving things, for example including a network of autonomous vehicles
EP3618023A1 (en) Fleet control method, device, and internet of vehicles system
EP3023961B1 (en) Methods and devices for controlling vehicular wireless communications
Dharmaraja et al. Reliability and survivability of vehicular ad hoc networks: An analytical approach
US20180122234A1 (en) Systems and methods for achieving road action consensus, for example among autonomous vehicles, in a network of moving things
US20180316764A1 (en) Captive portal-related control and management in a network of moving things
US10813074B2 (en) Systems and methods for managing resource utilization in a network of moving things, for example including autonomous vehicles
WO2017139344A1 (en) Systems and methods to allocate unmanned aircraft systems
US11176503B2 (en) Managing vehicles using mobility agent
US20180006905A1 (en) Systems and methods for the context-aware calculation of the quality of a service provided by a transportation fleet in a network of moving things
JP7111167B2 (ja) 管理装置、通信装置、システム、方法及びプログラム
CN115100623A (zh) 一种基于端-边-云协同的无人机辅助车联网盲区行人检测系统
US11516032B2 (en) Methods and systems for billing of metadata in a network of moving things
WO2022168286A1 (ja) 通信管理装置、通信管理方法、通信管理プログラム、運転支援装置、運転支援方法及び運転支援プログラム
Farooq et al. Resource management for on-demand mission-critical internet of things applications
Bouchemal et al. Traffic modeling and performance evaluation in vehicle to infrastructure 802.11 p network
de Mendonça Junior et al. FogWise: On the limits of the coexistence of heterogeneous applications on fog computing and internet of vehicles
CN114787010A (zh) 驾驶安全性系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7111167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151