JP7107483B2 - 天井構造 - Google Patents
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請求項4の天井構造は、請求項1に記載の天井構造において、前記受け部材は、上下方向に延設されたウェブの下端部から両側へフランジが延出された断面T字型の部材であり、一方の前記フランジは、前記レールの底部を部分的に被覆し、他方の前記フランジには、前記天井パネルの端部が係止されている。
請求項5の天井構造は、請求項1に記載の天井構造において、前記レールの内部には、短辺の長さが前記溝部の溝幅より小さく、長辺の長さが前記溝幅より大きい支持金具が配置され、前記支持金具には吊りボルトの上端部が固定されている。
請求項6の天井構造は、前記レールは、前記スラブから吊下されたハンガーにねじで固定された固定部と、前記固定部の両端から下向きに延出した一対の側壁部と、前記側壁部の下端から互いに近づく方向へ延出された一対の底部と、前記底部の内側端部から上向きに延出された補剛用のリブと、を備えている。
図1には、本発明の実施形態に係る天井構造が示されている。この天井構造は、建物のスラブ10から吊下された支持構造体20に、天井パネル40を載せて形成したシステム天井である。また、支持構造体20は、振れ止めブレース50によって補強されている。
支持構造体20は、吊りボルト22と、ハンガー24と、チャンネル26と、ハンガーレール28と、Tバー30と、を含んで構成されている。なお、吊りボルト22は本発明における支持部材の一例であり、Tバー30は本発明における受け部材の一例である。
吊りボルト22は、上端部がスラブ10に埋設され下向きに延設されている。吊りボルト22の下端部にはハンガー24がボルト固定されている。スラブ10には図示しないアンカーナット等が埋設され、吊りボルト22を支持している。
ハンガー24は、図2(A)、(B)に示すようにチャンネル形状(断面視で略C型)とされ、上フランジ24A及び下フランジ24Bが横向きに延設されるようにして配置されている。
チャンネル26は、図1に示すようにX方向に沿って、かつ、複数のハンガー24間に亘って延設され、これらのハンガー24を連結している。これにより、チャンネル26は、それぞれがハンガー24に接合された複数のハンガーレール28を連結している。なお、チャンネル26は少なくとも2つのハンガー24を連結するものとする。
ハンガーレール28は、チャンネル26の延設方向(X)方向と略直交する方向(Y方向)に沿って延設された鋼製部材である。図2(B)において、チャンネル26とハンガーレール28とは互いに当接して図示されているが、これらは互いに離間させて(上下方向に隙間を空けて)配置してもよい。
Tバー30は、上下方向に延設されたウェブ30Aの下端部から両側へフランジ30B、30Cが延出された断面T字型の押出し成形部材である。Tバー30は、ハンガーレール28と同様に、規格品を用いて形成されている。Tバー30は、ハンガーレール28の延設方向に沿って配置されたTバー30Y(図2(A)参照)と、チャンネル26の延設方向に沿って配置されたTバー30X(図2(B)参照)と、を含んで構成されている。
天井パネル40は、岩綿吸音板又は石膏ボード(以下、岩綿吸音板等と称す)によって形成された面材であり、Tバー30X、30Yによって形成された矩形状の枠に嵌めこまれて配置されている。具体的には、天井パネル40は、Tバー30X、30Yの上方から落としこんで、フランジ30B、30Cに載置する。
図1に示すように、X方向に互いに隣接する吊りボルト22間には、振れ止めブレース50が設置されている。振れ止めブレース50は、一対の掛け金具52と、一対の羽子板54と、引張材56と、を備えて形成されている。
図5には、本発明の実施形態に係る天井構造の天伏図が示されている。この図に示されるように、本発明の実施形態に係る天井構造においては、Tバー30X、30Yによって形成された矩形状の枠体に、天井パネル40がはめ込まれている。なお、図5においては図示を簡略化するため、ハンガーレール28は省略している。
本発明の実施形態に係る天井構造では、図4(A)、(B)に示すように、ハンガーレール28の下面に、ハンガーレール28の長手方向(Y方向)に沿う溝28Vが形成されている。このため、任意の位置に吊りボルト60を吊下げることができる。つまり、本発明の実施形態に係る天井構造は、天井パネル40を支持する以外の機能を有する。このため、溝28Vが形成されていない構成と比較して汎用性が高い。
22 吊りボルト(支持部材)
28 ハンガーレール(レール)
30 Tバー(受け部材)
30X Tバー(受け部材)
30Y Tバー(受け部材)
40 天井パネル
50 振れ止めブレース
70 ダクトレール(通電レール)
Claims (6)
- スラブから並列に吊下され、下面に長手方向に沿う溝部が形成されたレールと、
前記レールに沿って配置されて前記レールの側面に接合された部分と、前記レールと直交する方向に沿って配置された部分と、を有する受け部材と、
前記受け部材の前記レールに沿って配置された部分と前記レールと直交する方向に沿って配置された部分とで形成された矩形状の枠に架け渡された天井パネルと、
を備え、
前記天井パネルが全て前記スラブと平行に配置された天井構造。 - 前記レールは、ハンガーレールとされ、通電レールが内挿されている、請求項1に記載の天井構造。
- 前記レールを吊下する支持部材には振れ止めブレースが設置されている、請求項1又は請求項2に記載の天井構造。
- スラブから並列に吊下され、下面に長手方向に沿う溝部が形成されたレールと、
前記レールの側面に接合された受け部材と、
前記受け部材間に架け渡された天井パネルと、
を備え、
前記受け部材は、上下方向に延設されたウェブの下端部から両側へフランジが延出された断面T字型の部材であり、一方の前記フランジは、前記レールの底部を部分的に被覆し、他方の前記フランジには、前記天井パネルの端部が係止されている、請求項1に記載の天井構造。 - 前記レールの内部には、短辺の長さが前記溝部の溝幅より小さく、長辺の長さが前記溝幅より大きい支持金具が配置され、前記支持金具には吊りボルトの上端部が固定されている、請求項1に記載の天井構造。
- 前記レールは、
前記スラブから吊下されたハンガーにねじで固定された固定部と、
前記固定部の両端から下向きに延出した一対の側壁部と、
前記側壁部の下端から互いに近づく方向へ延出された一対の底部と、
前記底部の内側端部から上向きに延出された補剛用のリブと、
を備えている、請求項1に記載の天井構造。
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JP2018226658A JP7107483B2 (ja) | 2018-12-03 | 2018-12-03 | 天井構造 |
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