JP7106032B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置(1)は、通信部(13)と、ルール管理部(10)と、通知管理部(11)と、機器管理部(12)とを備え、ルール管理部(10)は、複数の機器(ND)のうちの第1の機器(ND1)に対するユーザ操作を示す機器操作情報(D1)を取得し、機器操作情報(D1)に基づいて、複数の機器のうちの第2の機器(ND2)の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、ルールを推定し、通知管理部(11)は、通信部(13)を介して、推定されたルールを含む問合せ(I1)を端末(2)に通知し、端末(2)からルールを登録するか否かの回答(I2)を取得し、ルール管理部(10)は、回答(I2)がルールの登録の承認を示す場合、ルールを登録し、機器管理部(12)は、登録されたルールに含まれるトリガー条件を満たす機器操作情報(D1)が第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて連携機器操作を実行する。

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1は、情報提供サービスを提供する情報提供サーバから所定の情報が提供されたことをトリガーとして、動作実行サービスを提供する動作実行サーバに所定のアクションを実行させることを規定したルールを管理する装置である連携サーバを提案している。この連携サーバは、変更指示の対象のルールと同一の変更が可能な、変更指示の対象でないルール(すなわち、別のルール)を、変更指示の対象のルールとともに変更指示に従って変更する。
特開2017-102643号公報(例えば、請求項1、段落0022)
しかしながら、上記装置は、ユーザの機器操作を示す情報からルールを推定する処理を実行していない。上記装置では、ユーザが手動で対象のルールの変更指示を作成する必要があるため、ルールの変更を容易に行うことができないという課題がある。
本開示は、機器の動作を連携させるルールを容易に変更することを可能にする情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本開示の情報処理装置は、端末を含む外部機器と通信を行う通信部と、複数の機器の連携に関するルールを管理し、前記複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報を取得し、前記機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記ルールを推定するルール管理部と、前記通信部を介して、推定された前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを登録するか否かの回答情報を取得する通知管理部と、前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行する機器管理部と、を備え、前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録し、前記機器管理部は、登録された前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行し、前記通知管理部は、前記機器管理部が実行した前記連携機器操作のキャンセルを示す機器操作情報を取得したときに、登録された前記ルールを破棄するか否かの問合せを前記端末に通知して、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得し、前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄する、ことを特徴とする。
本開示の情報処理方法は、端末を含む外部機器と通信を行い、複数の機器の連携に関するルールを管理する情報処理装置によって実施される方法であって、前記複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報を取得し、前記機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記ルールを推定するステップと、推定された前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを登録するか否かの回答情報を取得するステップと、前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録するステップと、登録された前記ルールに含まれる前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行するステップと、前記連携機器操作を実行し始めた後に、残りの連携機器操作をキャンセルすることを示す機器操作情報を取得したときに、前記連携機器操作を規定する前記ルールの登録を破棄するか否かの問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得するステップと、前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄するステップと、を有することを特徴とする。
本開示によれば、機器の動作を連携させるルールを容易に変更することができる。
実施の形態1に係る情報処理システムの概要を示す図である。 図1に示される情報処理システムが実行するルールの推定とルールの登録の概要を示す図である。 図1に示される情報処理システムが実行するルールの破棄の概要を示す図である。 図1に示される情報処理装置及び端末の構成の例を示すブロック図である。 図4に示される情報処理装置の機器管理部の機器管理情報記憶部に格納される機器管理情報のデータ構造及び具体例を示す図である。 (A)及び(B)は、端末における問合せ情報の表示の例を示す図である。 図1及び図4に示される情報処理装置のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 図1及び図4に示される端末のハードウェア構成の例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報処理システムが実行するルールの登録のための処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る情報処理システムが実行するルールの破棄のための処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報処理システムの概要を示す図である。 図11に示される情報処理システムが実行するルールの推定とルールの登録の概要を示す図である。 図11に示される情報処理装置及び端末の構成の例を示すブロック図である。 図13に示される情報処理装置のセンサ管理部のセンサ管理情報記憶部に格納されるセンサ管理情報のデータ構造及び具体例を示す図である。 実施の形態2に係る情報処理システムが実行するルールの登録のための処理の例を示すフローチャートである。
以下に、実施の形態に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。
実施の形態1.
〔情報処理システムの概要〕
図1は、実施の形態1に係る情報処理システム3の概要を示す図である。情報処理システム3は、機器操作を提供するシステムである。情報処理システム3は、複数の機器の連携に関するルールに基づいて機器操作を行う。ルールは、機器を操作する一連の操作手順とトリガー条件とを含む。すなわち、情報処理システム3において、情報処理装置1は、ユーザが機器(例えば、対象機器であるND1)に対するトリガー条件を満たす操作を行ったときに、ルールに基づいて残りの機器(例えば、対象機器と異なる連携機器であるND2)の機器操作を実行する。つまり、トリガー条件は、対象機器の操作に関する条件であり、対象機器の操作を示す機器操作情報D1がトリガー条件を満たす場合に、この対象機器と連携する連携機器が連携機器操作情報D2に基づいてルールに規定された動作を自動的に実行する。これにより、情報処理システム3は、多様な機器操作を組み合わせた機器操作のサービスを提供することができる。
情報処理システム3は、機器管理、ルール管理、及び通知管理を提供する情報処理装置1と、情報処理装置1からルールの状態に関する問合せを行う際の問合せ先である端末2とを含む。情報処理装置1は、例えば、コンピュータである。端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット式端末、パーソナルコンピュータ(PC)などの端末装置である。
複数の機器は、情報処理装置1に機器操作情報D1の送信を行う機器ND1と、情報処理装置1から受け取った連携機器操作情報D2に基づく動作を実行する機器ND2とを含む。機器ND1は、1つの機器でもよいが、複数の機器ND1_1,ND1_2,…,ND1_m(ここで、mは正の整数)であってもよい。また、機器ND2は、1つの機器でもよいが、複数の機器ND2_1,ND2_2,…,ND2_n(ここで、nは正の整数)であってもよい。機器ND1と機器ND2とは、例えば、家庭用電気機器の例であり、機器NDとも表記される。なお、機器NDは、家庭用電気機器以外の電気機器であってもよい。
機器ND1がユーザによって操作されると、機器ND1は、情報処理装置1に機器操作情報D1を送信する。そして、情報処理装置1は、機器ND2に連携機器操作情報を送信して機器ND2の機器操作を実行する。つまり、ユーザが機器ND1の操作を行うと、情報処理装置1による機器ND2の機器操作が自動的に実行され、機器ND2は受け取った連携機器操作情報D2に基づく動作を実行する。
機器NDは、機器操作情報D1を情報処理装置1に送信する機能と情報処理装置1から受け取った連携機器操作情報D2に基づく動作を実行する機能との一方又は両方を備えている。図1の例では、機器ND1が機器操作情報D1を情報処理装置1に送信する機能を有し、機器ND2が受け取った連携機器操作情報D2に基づく動作を実行する機能を有する。
情報処理装置1は、複数の機器NDの連携に関するルールを管理する。情報処理装置1は、複数の機器NDのうちの機器(「第1の機器」ともいう)ND1に対するユーザ操作を示す機器操作情報D1を取得し、機器操作情報D1に基づいて、複数の機器NDのうちの機器(「第2の機器」ともいう)ND2の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、ルールを推定する。情報処理装置1は、推定されたルールを含む問合せI1を端末2に通知し、端末2からルールを登録するか否かの回答I2を取得する。情報処理装置1は、回答I2がルールの登録の承認を示す場合、ルールを登録する。情報処理装置1は、登録されたルールに含まれるトリガー条件を満たす機器操作情報D1が機器ND1に入力されたときに、対応するルールに基づいて連携機器操作を実行する。
図1では、ユーザは、端末2を所持しており、情報処理装置1は、端末2を通してユーザに対するルール(このルールのトリガー条件を含む)の通知を行う。
〔ルールの推定及び登録〕
情報処理装置1は、機器ND1から機器操作情報D1を取得すると、機器操作情報D1に基づいてルール(トリガー条件を含む)の推定を行う。ルール(トリガー条件を含む)の推定が行われると、情報処理装置1は、ユーザの端末2にルール(トリガー条件を含む)についての問合せI1を通知する。ルール(トリガー条件を含む)の問合せI1に対して、ユーザが端末2でルール(トリガー条件を含む)の登録の承認をする回答I2を送信した場合に、情報処理装置1は、当該ルール(トリガー条件を含む)の登録を行う。
図2は、図1に示される情報処理システム3が実行するルールの推定とルールの登録の概要を示す図である。まず、登録されたルールの管理について説明する。情報処理装置1は、ルール管理情報104aを記憶装置(例えば、後述の図3のルール管理情報記憶部104)に保存して管理する。ルール管理情報104aは、情報処理装置1によって作成されたルールであり、情報処理装置1内の記憶装置又は情報処理装置1と通信可能な外部の記憶装置に保存される。ルール管理情報104aは、ユーザごとに作成されることが望ましい。すなわち、ルール管理情報104aは、複数の情報であってもよい。複数のルール管理情報104aは、複数のユーザを識別するための複数のユーザIDにそれぞれ対応付けられている。
図2に示されるルール管理情報104aは、ルールの識別情報であるルールIDと、ルールの登録日時を示す情報と、一連の機器操作手順と、を対応付けて管理するデータベースである。図2の例では、機器操作手順は、機器を識別するための機器IDと、プロパティ情報と、機器操作手順がトリガー条件である(丸印「〇」で示されている。)か否か(「-」で示されている。)を示すトリガー条件情報とを含む。図2には、機器IDが示す機器NDの具体例として、D001とD002とが示されている。以降の説明では、D001が浴室電灯を示し、D002が浴室暖房を示す。ただし、機器NDの例は、浴室電灯及び浴室暖房に限定されず、他の電気機器であってもよい。
情報処理装置1は、ルール管理情報104aを参照することにより、ルール管理情報104aとして登録されたルールに従って機器操作を実行することができる。例えば、ルールIDがR001のルールでは、トリガー条件の機器操作手順は、D001の機器である浴室電灯の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)となっている。また、このルールでは、残りの機器操作手順は、D002の機器である浴室暖房の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)となっている。よって、情報処理装置1は、当該トリガー条件を満たすと判定した場合に、一方の機器NDである浴室暖房(D002)の動作状態をTrue(すなわち、電源オン)にすることができる。
また、図2に示されるように、情報処理装置1には、機器操作情報123aとして、機器NDの機器操作情報が蓄積される。図2に示される機器操作情報123aは、時間情報を示す時刻、機器操作情報の識別情報を示す機器操作情報ID、機器の識別情報を示す機器ID、及びプロパティ情報を含む。図2に示される機器操作情報IDが示す機器NDの機器操作情報の具体例として、DE001が19時00分03秒に発生した浴室電灯の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)を示す機器操作情報と、DE002が19時00分06秒に発生した浴室暖房の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)を示す機器操作情報とが示される。ただし、蓄積される機器操作情報123aは、図2に示されるものに限定されず、他の情報であってもよい。
情報処理装置1は、機器操作情報123aを参照することにより、ルールを推定する。図2に示される例では、情報処理装置1は、DE001で示される機器操作の後にDE002で示される機器操作が行われたという機器操作情報123aから、トリガーが、DE001で示される機器操作(すなわち、浴室電灯の電源オンの操作)、DE002で示される機器操作(すなわち、浴室暖房の電源オンの操作)となるルールR001を推定する。ただし、情報処理装置1によって実行されるルールの推定は、図2に示される例に限定されるものではない。
ルールの推定が行われると、情報処理装置1は、端末2に対して当該ルール(トリガー条件を含む)の通知を端末2に送信する。この通知により、ユーザは、当該ルールが推定されたことを認識し、通知されたルール(トリガー条件を含む)を登録するか否か選択することができる。図2の例では、端末2は、タッチパネルなどのような表示部23にテキストでルールR001の情報を表示する。例えば、端末2は、表示部23に、ルールR001を登録するか否かを質問するために「ルールを登録しますか?」という問合せ(すなわち、質問文)を表示する。ユーザは、端末2の表示部23に表示された、「はい」及び「いいえ」のボタンのいずれかを操作することによって、ルール(トリガー条件を含む)を登録するか否かの回答I2を送信することができる。ただし、端末2の表示部23の表示内容は図2の例に限定されない。
情報処理装置1は、端末2で行われる通知によって、当該ルールの登録承認が行われると、ルール管理情報記憶部104に当該ルールをルール管理情報104aとして登録する。図2の例では、ユーザが端末2上の「はい」ボタンを押下することで、情報処理装置1は、ルールR001の登録を行う。これにより、ユーザは、情報処理装置1によって、日々の生活で発生する機器操作情報D1から連携機器操作のためのルールを推定し、ユーザの承認が得られた場合に、ルールの登録を行うことができる。
〔ルールの破棄〕
以上の説明では、浴室電灯の電源がオンになった場合、浴室暖房の電源をオンにするというルールを例に説明した。しかしながら、例えば、季節が夏である場合に、ユーザは、浴室暖房の電源のオンが不要であると考えるかもしれない。
そのため、情報処理システム3は、ルールに基づいて残りの機器操作を実行し始めてから、ユーザが残りの機器操作をキャンセルする機器操作情報を取得したときは、当該ルールの登録を破棄するか否かについて問合せI1を端末2に通知し、ユーザから当該ルールを破棄することを示す回答I2を取得したときは、当該ルールを破棄する。
図3は、図1に示される情報処理システム3が実行するルールの破棄の概要を示す図である。図3において、図2で説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付されている。図3に示される例では、DE011が19時00分03秒に発生した浴室電灯の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)を示す機器操作情報であり、DE012が19時00分06秒に発生した浴室暖房の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)の機器操作情報であり、DE013が19時00分06秒に発生した浴室暖房の電源がオフの機器操作情報を示す。
情報処理装置1は、機器操作情報123aを参照することにより、既存のトリガー条件に該当する機器操作情報を取得した場合、当該ルールの残りの機器操作を行う。図3の例は、D001の動作状態をTrue(すなわち、電源オン)にする操作が行われたことにより、D002の動作状態がTrue(すなわち、電源オン)にされた後にユーザが手動で浴室暖房の電源をオフとする機器操作を行った例を示す。
ルールをキャンセルする機器操作(図3の例では、ルールR001による浴室暖房の電源オンの後、ユーザによる浴室暖房の電源オフ)が行われた場合、情報処理装置1は、端末2に対して当該ルールの破棄に関する通知を行う。この通知により、ユーザは、当該ルールが不要であることを認識し、該当ルールを破棄するか否かを選択することができる。図3の例では、ルールR001を破棄するか否かを「ルールを破棄しますか?」という問合せに対する回答を、「はい」又は「いいえ」のボタンで確認している。
情報処理装置1は、端末2から送信される回答によって、当該ルールの破棄承認が行われた場合、ルール管理情報104aの当該ルールを破棄する。図3の例では、ユーザが端末2上の「はい」ボタンを押下することで、情報処理装置1は、ルールR001の破棄を行う。このように、情報処理装置1によって、ユーザの日々の生活で発生する機器操作情報からルールのキャンセルが判定され、ユーザの意思に基づいて破棄承認のあったルールが破棄される。
〔情報処理装置と端末の構成〕
図4は、情報処理装置1と端末2との構成の例を示すブロック図である。ここでは、まず情報処理装置1について説明し、その後、端末2について説明する。
〔情報処理装置の構成〕
情報処理装置1は、機器操作のルールを管理するルール管理部10と、端末2に通知を行うための通知管理部11と、機器操作情報の取得及び機器操作を行う機器管理部12と、情報処理装置1が、端末2を含む外部機器と通信を行うための通信部13とを含む。図4には、1つの通信部13にて、端末2、及び機器NDと通信する例が示されている。ただし、情報処理装置1は、通信相手の機器に応じて、異なる通信部(すなわち、通信インターフェース)を介して通信を行ってもよい。
ルール管理部10は、ルールを管理する。具体的には、ルール管理部10は、ルールの登録、判定、推定、及び破棄を行う。ルール管理部10は、ルール登録部100、ルール判定部101、ルール推定部102、ルール破棄部103、及びルール管理情報記憶部104を含む。
ルール登録部100は、通知管理部11から取得したルール情報からルールを登録する。具体的には、通知管理部11から機器操作情報に基づいたルール情報を取得し、ルール管理情報記憶部104に保存する。
ルール判定部101は、機器管理部12が機器NDから機器操作情報を取得する度に、ルール管理情報記憶部104に保存されているトリガー条件に該当する機器操作情報か否かを判定し、トリガー条件に該当する場合は、機器管理部12に当該ルールの残りの機器操作手順を実行するよう指示する。また、ルール判定部101は、当該ルールの残りの機器操作手順を実行し始めてから、機器管理部12が機器NDから機器操作情報を取得する度に、ユーザが残りの機器操作をキャンセルする機器操作情報か否かを判定し、キャンセルする機器操作情報であった場合は、当該ルールの登録を破棄するか否かについて問合せする指示を通知管理部11へ行う。
機器操作をキャンセルする機器操作情報とは、例えば、機器操作部120が予め定められたルールの機器操作手順により機器NDの電源をオンにした後に、ユーザが機器NDの電源をオフにする操作である。また、他の例では、ユーザが機器NDのモードを「モードX」にした後に、ユーザが機器NDのモードを「モードY」にする操作である。
ルール推定部102は、機器管理部12に保存される1つ以上の機器操作情報からユーザの機器を操作する一連の操作手順を示すルール(トリガー条件を含む)を推定する。ルール推定部102は、例えば、ユーザが浴室の電灯をつけた後に、浴室の暖房をつける行動を行った場合を説明する。この一連の行動から、浴室の電灯の電源オンという機器操作情報があった場合、浴室の暖房をオンにする機器操作が次の機器操作として予測されるという操作手順の推定を行う。
ルール推定部102は、このような操作手順の推定に際し、一連の機器操作手順が予め定められた規定回数(すなわち、しきい値)以上現れた場合に、一連の機器操作手順をルールであると推定してもよい。また、ルール推定部102は、正規化された機器操作情報の時系列データに基づいて、再起型ニューラルネットワークの一種であるLSTM(Long Short Term Memory)ネットワークを使用して、機器操作手順を算出してもよい。ルール推定部102は、前記のパターンを、LSTMネットワークによる機器操作学習モデルに限らず、例えば、K近傍法、決定木、Random forest、SVM(Support Vector Machine)などをアンサンブルした、深層学習でない機械学習モデルに基づいて、推定してもよい。また、推定に用いるデータは、日時情報を含んでもよい。日時情報を機器操作手順の推定に用いることで、毎日同時刻、毎週特定の曜日等の情報が、機器操作手順の推定に寄与する。
また、ルール推定部102が機械学習を用いる場合、ルール推定部102は、ユーザによる機器の操作によって発生する機器操作情報を入力とする機械学習装置として動作し、学習済モデルを生成して記憶装置(例えば、ルール管理情報記憶部104)に格納する。機器管理部12は、トリガー条件を満たす機器操作情報D1が対象機器に入力されたときに、ルールに基づいて連携機器の連携機器操作を実行する処理を、学習済モデルを用いて実行してもよい。
ルール破棄部103は、通知管理部11から取得したルール破棄承認情報から、ルール管理情報記憶部104に保存されている当該ルール情報を破棄する。例えば、通知管理部11が端末2から通知結果を受け取り、解析を行った結果が当該ルールの破棄承認を示す情報であった場合、ルール破棄部103は、取得した破棄承認情報から当該ルールを特定しルール管理情報104aから破棄する。
ルール管理情報記憶部104には、ルール管理情報104aとしてルールが保存される。
通知管理部11は、通知を管理する。具体的には、通知の生成、送信、結果取得及び結果解析を行う。通知管理部11は、通知生成部110、通知送信部111、通知結果取得部112、及び通知結果解析部113を含む。
通知生成部110は、ルール管理部10によって推定されたルールから通知(すなわち、問合せ)を生成する。通知は、例えば、ユーザが、推定されたルール(トリガー条件を含む)の登録を承認するか否かの問合せである。
通知送信部111は、通知生成部110によって生成された通知を端末2に通知する。
通知結果取得部112は、通知結果(すなわち、問合せの回答)を取得する。具体的には、通知結果取得部112は、端末2によって通知に対する回答がなされたときに、通知結果として回答を取得する。例えば、通知結果取得部112は、推定されたルールを登録するか否かという通知に対して、端末2上でルールの登録に関する質問文と「はい」及び「いいえ」のボタンとが表示され、その選択結果を「はい」又は「いいえ」の操作に応じて登録承認又は登録不承認として受け取る。
通知は、画面表示を目的とした通知に限らず、音声発話、などの他の種類の通知であってもよい。
通知結果解析部113は、通知結果取得部112が受け取った通知を解析し、必要に応じてルール管理部10へ当該ルールを送信する。例えば、通知結果解析部113は、登録承認通知結果を解析して、当該ルールを登録するか否かを解析し、登録することを示す情報であった場合は、ルール管理部10に送信する。
機器管理部12は、機器を管理する。具体的には、機器管理部12は、機器NDを対象とした機器操作情報の取得及び機器操作を行う。機器管理部12は、機器操作部120、機器管理情報記憶部121、機器操作情報取得部122、及び機器操作情報記憶部123を含む。
機器操作情報取得部122は、機器NDから機器操作情報を取得する。機器操作部120は、機器NDの機器操作を行う。
機器管理情報記憶部121は、機器管理情報121aを記憶する。ここで、機器管理情報121aとは、機器NDに関する情報であり、機器NDごとに生成される。
図5は、図4に示される情報処理装置1の機器管理部12の機器管理情報記憶部121に格納される機器管理情報121aのデータ構造及び具体例を示す図である。図5の機器管理情報記憶部121は、機器NDの識別情報である機器ID、端末2でユーザに提示される機器NDの名称である機器ラベル情報(図5では、「機器ラベル」)、及び機器の状態を説明する変数の定義であるプロパティ情報(図5では、「プロパティ」)が格納されている。
プロパティ情報は、プロパティの名称、及びプロパティのデータ型が紐付けられている。プロパティ情報は、1つの機器IDに対して1つ以上存在する。
図5の例において、機器IDがD001の機器NDは、機器ラベル情報が「浴室電灯」であり、端末2においては、当該機器NDとして「浴室電灯」という名前でユーザに提示される。また、当該機器NDは、動作状態として、Bool型のデータを持つことができ、その動作状態は、設定可能かつ取得可能である。なお、動作状態におけるBool型では、Trueは電源オン、Falseは電源オフとして扱われる。
機器操作情報記憶部123は、機器操作情報取得部122によって取得された機器操作情報123aが記憶される。この機器操作情報123aには、日付、時間等が含まれていてもよい。
機器操作部120は、機器の操作行う。例えば、操作対象が家庭用電気器具であるエアコンである場合、機器操作部120は、例えば、機器の電源のオン/オフ、又は暖房/冷房等のモードの切り替え、又は温度設定の変更を行う。
〔端末の構成〕
端末2は、端末2の各部を統括して制御する端末制御部20、端末2が他の機器と通信するための端末通信部21、ユーザの入力操作を受け付ける入力部22、端末制御部20の制御に従って画面を表示する表示部23、及び端末2が使用する各種データを記憶する端末記憶部24を含む。
端末制御部20は、情報通知部200、問合せ応答部201、及び情報取得部202を含む。これらは、例えば、アプリケーションソフトウェアを端末2にインストールすることで実現してもよい。
情報通知部200は、問合せ応答部201から取得した各種情報を、端末通信部21を介して情報処理装置に送信する。
問合せ応答部201は、予め定められたユーザインターフェース(UI)画面を表示させて、ルールに関する通知を行う。具体的には、問合せ応答部201は、UI画面の1つとして、ルールの登録又は破棄に関する問合せ画面を表示させて、情報処理装置1のルール推定部102が推定したルールの状態に関する各種指定を受け付ける。
情報取得部202は、情報処理装置1の通知管理部11の通知送信部111から取得した各種情報を取得し、問合せ応答部201に出力する。
図6(A)及び(B)は、端末2における問合せ情報の表示の例を示す図である。問合せ画面は、ルールの登録又は破棄に関する問合せを行う画面であり、例えば、図6(A)及び(B)に示されるようなものである。図6(A)及び(B)の問合せ画面は、ルールR001の状態を承認するか否か問合せするための画面であり、トリガー条件表示部230、機器操作表示部231、「いいえ」ボタン232、「はい」ボタン233、及び登録日時表示部234を含む。問合せ応答部201は、情報取得部202が取得した問合せ情報を出力する。
問合せ応答部201は、問合せ画面データに従って、問合せ画面のトリガー条件表示部230、機器操作表示部231、及び登録日時表示部234にルール情報を表示させる。図6(A)は、新たなルールが推定された場合のルール登録に関する問合せの例であり、ルールR001におけるトリガー条件の「浴室電灯がオン」と、機器操作の「浴室暖房がオン」が表示されている。ここで、ユーザが「いいえ」ボタン232を選択すると、問合せ応答部201は、ルールの登録否認情報を、情報通知部200に出力する。そして、情報通知部200は、取得したルール登録否認情報を情報処理装置1に送信する。一方、ユーザが「はい」ボタン233を選択すると、問合せ応答部201は、ルール登録承認情報を、情報通知部200に出力する。そして、情報通知部200は、取得したルール登録承認情報を情報処理装置1に送信し、情報処理装置1は、ルールを登録する。
また、図6(B)は、ルールがキャンセルされた場合のルールの破棄に関する問合せの例であり、ルールR001におけるトリガー条件の「浴室電灯がオン」と、機器操作の「浴室暖房がオン」が表示されている。ここで、ユーザが「いいえ」ボタン232を選択すると、問合せ応答部201は、ルールの破棄否認情報を、情報通知部200に出力する。そして、情報通知部200は、取得したルール破棄否認情報を情報処理装置1に送信する。一方、ユーザが「はい」ボタン233を選択すると、問合せ応答部201は、ルールの破棄承認情報を、情報通知部200に出力する。そして、情報通知部200は、取得したルール破棄承認情報を情報処理装置1に送信し、情報処理装置1は、ルールを破棄する。
〔ハードウェア構成〕
図7は、図1及び図4に示される情報処理装置1のハードウェア構成の例を示すブロック図である。情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ151と、メモリ152と、記憶装置153とを有している。メモリ152は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの、揮発性の半導体メモリである。記憶装置153は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)などの不揮発性の記憶装置である。また、情報処理装置1は、通信部13と、インタフェース154とを有している。
情報処理装置1の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ152に格納されるプログラムを実行するプロセッサ151であってもよい。プロセッサ151は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、及びDSP(Digital Signal Processor)のいずれであってもよい。
処理回路がプロセッサ151である場合、情報処理プログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ152に格納される。プロセッサ151は、メモリ152に記憶された情報処理プログラムを読み出して実行することにより、図4に示される各部の機能を実現する。
なお、情報処理装置1は、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらのうちのいずれかの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
図8は、図1及び図4に示される端末2のハードウェア構成の例を示すブロック図である。端末2は、CPUなどのプロセッサ251と、メモリ252と、記憶装置253とを有している。メモリ252は、例えば、RAMである。記憶装置253は、例えば、SSDである。また、端末2は、端末通信部21と、タッチパネルなどのユーザインターフェース254とを有している。
端末2の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ252に格納されるプログラムを実行するプロセッサ251であってもよい。プロセッサ251は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、及びDSPのいずれであってもよい。
〔ルールの登録に関する処理〕
図9は、実施の形態1に係る情報処理システム3が実行するルールの登録のための処理の例を示すフローチャートである。ルールの登録に関する処理をするにあたり、まず、機器管理部12の機器操作情報取得部122は、機器NDから機器操作情報を取得する(ステップS101)。取得した機器操作情報は、機器管理部12の機器操作情報記憶部123に機器操作情報123aとして保存される。
次に、ルール管理部10のルール推定部102は、機器操作情報に基づいてルール(トリガー条件を含む)の推定を行う(ステップS102)。ルール推定部102は、ルール(トリガー条件を含む)の推定ができた場合(ステップS102においてYES)、推定したルール情報を通知管理部11に送信する。一方、ルール推定部102は、ルール(トリガー条件を含む)の推定ができなかった場合(ステップS103においてNO)、ルール推定処理を終了する。
通知管理部11の通知生成部110は、推定したルール情報を取得すると、ルール登録通知(すなわち、登録を承認するか否かの問合せ)を生成し、通知送信部111によって、通信部13を介して、端末2に送信する(ステップS103)。
端末2の情報取得部202は、前記ルール登録通知を、端末通信部21を介して受信する(ステップS111)。次に、端末2の問合せ応答部201は、前記ルール登録通知に従い、問合せ画面(例えば、図6(A))を表示部23に表示させる(ステップS112)。これにより、ユーザは、端末2を操作して、ルールの登録を承認するか否かを回答することができる。問合せ応答部201は、ユーザの操作に応じたルール登録承認結果を生成し、情報通知部200に出力する。情報通知部200は、取得したルール登録承認結果を、端末通信部21を介して情報処理装置1に通知する(ステップS113)。そして、情報処理装置1の通知管理部11は、通信部13を介して、ルール登録承認結果を取得する(ステップS104)。
次に、情報処理装置1の通知管理部11の通知結果取得部112は、通知結果解析部113にルール登録承認結果を出力する。通知結果解析部113は、ルール登録承認結果を解析する。通知結果解析部113は、ルール登録承認結果を解析し、登録を示す情報であった場合(ステップS105においてYES)は、ルール情報をルール登録部100に出力する。登録を示す情報ではなかった場合(ステップS105においてNO)は、情報処理装置1及び端末2が実行するルール登録のための処理は終了する。
ルール登録部100は、ルール情報を取得すると、ルールをルール管理情報104aとしてルール管理情報記憶部104に登録する(ステップS106)。以上で、情報処理装置1及び端末2が実行するルールの登録のための処理は終了する。
〔ルールの破棄に関する処理〕
図10は、情報処理システム3が実行するルールの破棄のための処理の例を示すフローチャートである。
ルールの破棄に関する処理をするにあたり、まず情報処理装置1の機器操作情報取得部122は、機器NDから機器操作情報を取得する(ステップS201)。取得した機器操作情報は、機器操作情報記憶部123に保存される。次に、ルール判定部101は、機器操作情報に基づいて、ルール管理情報記憶部104に登録されているルール管理情報104aに基づいて、トリガー条件に一致するか否か判定をする(ステップS202)。トリガー条件に一致する場合(ステップS202においてYES)、ルール判定部101は、機器管理部12の機器操作部120に、ルールの残りの機器操作手順を実行する指示を出して、機器操作を実行する(ステップS203)。一方、トリガー条件に一致しない場合(ステップS202においてNO)、情報処理装置1は、ルールの破棄のための処理を終了する。
ルール判定部101は、残りの機器操作手順を実行し始めてから、残りの機器操作をキャンセルする機器操作情報を取得した場合(ステップS204においてYES)は、ルールの登録を破棄するか否かについて問合せする指示を通知管理部11の通知生成部110へ行う。一方、キャンセルする機器操作情報を取得しなかった場合(ステップS204においてNO)は、情報処理装置1は、処理を終了する。
通知管理部11の通知生成部110は、キャンセルされたルール情報を取得すると、ルール破棄通知を生成し、通知送信部111によって、通信部13を介して、端末2に通知する(ステップS205)。
端末2の情報取得部202は、前記ルール破棄通知を、端末通信部21を介して受信する(ステップS211)。次に、端末2の問合せ応答部201は、前記ルール破棄通知に従い、問合せ画面(例えば、図6(B))を表示部23に表示させる(ステップS212)。これにより、ユーザは、端末2を操作して、ルールの破棄をするか否かを回答することができる。問合せ応答部201は、ユーザの操作に応じたルール破棄承認結果を生成し、情報通知部200に出力する。情報通知部200は、取得したルール破棄承認結果を、端末通信部21を介して情報処理装置1に通知する(ステップS213)。そして、情報処理装置1の通知管理部11は、通信部13を介して、ルール破棄承認結果を取得する(ステップS206)。
次に、情報処理装置1の通知管理部11の通知結果取得部112は、通知結果解析部113にルール破棄承認結果を出力する。通知結果解析部113は、ルール破棄承認結果を解析する。通知結果解析部113は、ルール破棄承認結果を解析し、破棄を示す情報であった場合(ステップS207においてYES)は、ルール情報をルール破棄部103に出力する。破棄を示す情報ではなかった場合(ステップS207においてNO)は、情報処理装置1及び端末2が実行する処理は終了する。
ルール破棄部103は、ルール情報を取得すると、ルール情報をルール管理情報104aから破棄する(ステップS208)。以上で、情報処理装置1及び端末2が実行するルール破棄のための処理は終了する。
以上に説明したように、実施の形態1に係る情報処理装置1によれば、ユーザの日々の生活で発生する機器操作情報からルール(ルールのトリガー条件を含む)を推定し、ユーザへルール(ルールのトリガー条件を含む)を通知し、ユーザからルールを登録するか否かの登録承認情報を取得することで、ユーザの意思によるルールの登録ができる。
また、実施の形態1に係る情報処理装置1によれば、ルールの機器操作を実行し始めてから、ユーザが残りの機器操作をキャンセルする機器操作情報を取得したときは、ユーザへルールを破棄するかについて問合せを行い、ユーザから破棄承認情報を取得した場合は、ルールを破棄することで、日々変化するルールの更新を容易にできる。
実施の形態2.
実施の形態1に係る情報処理装置1は、ユーザが機器操作を行うことで生成される機器操作情報に基づいて、連携機器操作を規定するルールの推定及び登録、並びにルールの破棄を行う。これに対し、実施の形態2に係る情報処理装置1aは、ユーザが機器操作を行うことで発生する機器操作情報及びセンサから取得したセンサ情報に基づいて、連携機器操作を規定するルールの推定及び登録、並びにルールの破棄を行う。
図11は、実施の形態2に係る情報処理システム3aの概要を示す図である。図11において、図1で説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付されている。
情報処理システム3aにおいて、情報処理装置1aは、機器操作は、ルールに基づいて行われる。ルールは、ユーザの機器を操作する一連の操作手順とトリガー条件で構成される。すなわち、情報処理システム3aでは、予め定められたトリガー条件を満たす予め定められたセンサ情報の取得が行われたときに、ルールに基づいて残りの機器操作を実行する。これにより、多様なセンサ情報と機器操作情報を組み合わせた機器操作のサービスを提供することができる。
図11の情報処理システム3aは、機器管理、センサ管理及びルール管理を提供する情報処理装置1、機器操作情報の送信又は機器操作を実行する機器ND、センサ情報の送信を実行するセンサNS、及び情報処理装置1からルールの状態に関する問合せを行う端末2を含む。
センサNSは、例えば、ユーザを検知すると情報処理装置1aにセンサ情報を送信する。そして、情報処理装置1aは、機器NDの機器操作を実行する。これにより、センサNSの情報を取得すると、機器NDの機器操作を実行することができる。また、センサNSは、1つ以上のセンサであればよい。
機器NDは、機器操作情報を送信する機能を備えていればよい。また、実施の形態2では、センサNSが人感センサである例を説明する。
図12は、図11に示される情報処理システム3aが実行するルールの推定とルールの登録の概要を示す図である。
まず、浴室にセンサ、具体的には、人感センサが設置されていた例を説明する。図12のように、センサ情報142aには、人感センサのセンサ情報が蓄積される。図12のセンサ情報142aは、時間情報を示す時刻、センサ情報の識別情報を示すセンサ情報ID、センサの識別情報を示すセンサID、及びプロパティ情報を含む。また、図12のセンサ情報142aが示すセンサのセンサ情報の具体例として、以降、SE021が19時00分03秒に発生した浴室の人感センサの人検知状態がTrue(すなわち、人検知あり)を示すセンサ情報として説明するが、本実施の形態は、この例に限定されるものではない。また、図12の機器操作情報123aの具体例として、DE021が19時00分06秒に発生した浴室暖房の動作状態がTrue(すなわち、電源がオン)の機器操作情報として説明する。
図12の例では、SE021のセンサ情報の後にDE021が行われたという機器操作情報があることから、トリガー条件がSE021のセンサ情報、すなわち浴室人感センサの人検知反応、機器操作がDE021の機器操作情報、すなわち浴室暖房の電源オンとなるルールR002を、センサ情報142aと機器操作情報123aから推定する。
ルール推定部102が機械学習を用いる場合、ルール推定部102は、ユーザによる機器の操作によって発生する機器操作情報とセンサ情報とを入力とする機械学習装置として動作し、学習済モデルを生成して記憶装置(例えば、ルール管理情報記憶部104)に格納する。機器管理部12は、トリガー条件を満たす機器操作情報D1が対象機器に入力されたときに、ルールに基づいて連携機器の連携機器操作を実行する処理を、学習済モデルを用いて実行してもよい。
ルールの推定以降のルールの登録は、図2のものと同様である。これにより、ユーザは、情報処理装置1aによって、日々の生活で発生するセンサ情報及び機器操作情報から機器操作のためのルールを推定し、ユーザの意思に基づいてルールの登録をすることができる。
〔情報処理装置の構成〕
図13は、図11に示される情報処理システム3aに含まれる情報処理装置1a及び端末2の構成の例を示すブロック図である。図13において、図4で説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素には、図4に示される符号と同じ符号が付されている。図13に示されるように、情報処理装置1aは、センサ管理部14を含んでいる。情報処理装置1aの通信部13は、センサNSと通信可能である。
図13では、1つの通信部13にて、端末2、機器ND、及びセンサNSと通信する例を示しているが、通信相手の機器に応じて異なる通信部(通信インターフェース)を介して通信してもよい。
センサ管理部14は、センサを管理する。具体的には、センサNSを対象としたセンサ情報の取得を行う。センサ管理部14は、センサ管理情報記憶部140、センサ情報取得部141、及びセンサ情報記憶部142を含む。センサ情報取得部141は、センサNSからセンサ情報を取得する。
図14は、センサ管理情報記憶部140に記憶されたセンサ管理情報140aのデータ構造及び具体例を示す図である。センサ管理情報140aとは、センサNSに関する情報であり、センサNSごとに生成される。
図14のセンサ管理情報141aは、センサNSの識別情報であるセンサID、端末2でユーザに提示されるセンサNSの名称であるセンサラベル情報(図14では、「センサラベル」)、及びセンサの状態を説明する変数の定義であるプロパティ情報(図14では、「プロパティ」)が格納されている。
プロパティ情報は、プロパティの名称、及びプロパティのデータ型が紐付けられている。プロパティ情報は、1つのセンサIDに対して1つ以上存在する。
図14の例において、センサIDがS001のセンサNSは、センサラベル情報が「浴室人感センサ」であり、端末2においては、当該センサNSとして「浴室人感センサ」という名前でユーザに提示される。また、当該センサNSは、人検知状態として、Bool型のデータを持つことができ、その人検知状態は、取得可能である。なお、人検知状態におけるBool型は、Trueであれば人検知、Falseであれば人未検知として扱う。
センサ情報記憶部142は、センサ情報取得部141によって取得されたセンサ情報を記憶する。このセンサ情報には、日付、時間等が含まれていてもよい。
〔ルールの登録に関する処理〕
図15は、実施の形態2に係る情報処理システム3aが実行するルールの登録のための処理の例を示すフローチャートである。図15において、図9で説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素には、図9に示される符号と同じ符号が付されている。
ステップS121では、センサ情報、及び機器操作情報に基づいてルールを推定する。具体的には、ルール推定部102は、センサ情報記憶部142、及び機器操作情報記憶部123に保存された情報に基づいて、ルール(トリガー条件を含む)を推定する。推定できた場合(ステップS121においてYES)は、ルール(トリガー条件を含む)を通知管理部11に送信し、ステップS103へ進む。推定できなかった場合(ステップS121においてNO)は、情報処理装置1aは、処理を終了する。ステップS103以降の処理は、図9におけるものと同じである。
以上に説明したように、実施の形態2に係る情報処理装置1aによれば、ユーザの日々の生活で発生する機器操作情報及びセンサ情報からルール(ルールのトリガー条件を含む)を推定し、ユーザへルールを通知し、ユーザからルールを登録するか否かの登録承認情報を取得することで、ユーザの意思によるルールの登録ができる。
また、実施の形態2に係る情報処理装置1aによれば、ユーザが残りの機器操作をキャンセルする機器操作情報を取得したときは、ユーザへルールを破棄するかについて問合せを行い、ユーザから破棄承認情報を取得した場合は、ルールを破棄することで、日々変化するルールの更新を容易にできる。
また、実施の形態2による情報処理装置の構成及びルールの登録に関する処理によると、温度・湿度センサの情報、及び人感センサのうちの1つ以上の情報を入力とすることで、ある温度、湿度の条件に当てはまる季節をトリガー条件の一つとして、機器を操作することもできる。
また、入浴中の暖房機器の動作と、衣類乾燥中の暖房機器の動作とを、異なる動作にすることができる。
1、1a 情報処理装置、 2 端末、 3、3a 情報処理システム、 ND 機器、 ND1 機器、 ND2 機器、 NS センサ、 10 ルール管理部、 11 通知管理部、 12 機器管理部、 13 通信部、 14 センサ管理部、 20 端末制御部、 21 端末通信部、 22 入力部、 23 表示部、 24 端末記憶部、 100 ルール登録部、 101 ルール判定部、 102 ルール推定部、 103 ルール破棄部、 104 ルール管理情報記憶部、 104a ルール管理情報、 110 通知生成部、 111 通知送信部、 112 通知結果取得部、 113 通知結果解析部、 120 機器操作部、 121 機器管理情報記憶部、 121a 機器管理情報、 122 機器操作情報取得部、 123 機器操作情報記憶部、 123a 機器操作情報、 140 センサ管理情報記憶部、 140a センサ管理情報、 141 センサ情報取得部、 142 センサ情報記憶部、 142a センサ情報、 200 情報通知部、 201 問合せ応答部、 202 情報取得部、 230 トリガー条件表示部、 231 機器操作表示部、 232 「いいえ」ボタン、 233 「はい」ボタン、 234 登録日時表示部。

Claims (8)

  1. 端末を含む外部機器と通信を行う通信部と、
    複数の機器の連携に関するルールを管理し、前記複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報を取得し、前記機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記ルールを推定するルール管理部と、
    前記通信部を介して、推定された前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを登録するか否かの回答情報を取得する 通知管理部と、
    前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行する 機器管理部と、
    を備え、
    前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録し、
    前記機器管理部は、登録された前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行し、
    前記通知管理部は、前記機器管理部が実行した前記連携機器操作のキャンセルを示す機器操作情報を取得したときに、登録された前記ルールを破棄するか否かの問合せを前記端末に通知して、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得し、
    前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄する、
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 端末を含む外部機器と通信を行う通信部と、
    複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記複数の機器の連携に関するルールを管理するルール管理部と、
    前記通信部を介して、前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から回答情報を取得する通知管理部と、
    前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行する機器管理部と、
    を備え、
    前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録し、
    前記機器管理部は、登録された前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行し、
    前記通知管理部は、前記機器管理部が実行した前記連携機器操作とは異なるユーザ操作を示す機器操作情報を取得したときに、登録された前記ルールを破棄するか否かの問合せを前記端末に通知して、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得し、
    前記ルール管理部は、前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. センサによって検出された情報であるセンサ情報を取得するセンサ管理部をさらに備え、
    前記ルール管理部は、前記機器操作情報と前記センサ情報とに基づいて、前記ルールを推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ルール管理部は、ユーザによる前記複数の機器の操作によって発生する前記機器操作情報を入力とする機械学習によって前記ルールを推定して学習済モデルを生成し、
    前記機器管理部は、前記学習済モデルを用いて、前記ルールに基づく前記連携機器操作を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記ルール管理部は、ユーザによる前記複数の機器の操作によって発生する前記機器操作情報及び前記センサ情報を入力とする機械学習によって前記ルールを推定して学習済モデルを生成し、
    前記機器管理部は、前記学習済モデルを用いて、前記ルールに基づく前記連携機器操作を実行する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記端末と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  7. 端末を含む外部機器と通信を行い、複数の機器の連携に関するルールを管理する情報処理装置によって実施される情報処理方法であって、
    前記複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報を取得し、前記機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記ルールを推定するステップと、
    推定された前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを登録するか否かの回答情報を取得するステップと、
    前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録するステップと、
    登録された前記ルールに含まれる前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行するステップと
    前記連携機器操作を実行し始めた後に、残りの連携機器操作をキャンセルすることを示す機器操作情報を取得したときに、前記連携機器操作を規定する前記ルールの登録を破棄するか否かの問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得するステップと、
    前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 端末を含む外部機器と通信を行い、複数の機器の連携に関するルールを管理するコンピュータに、
    前記複数の機器のうちの第1の機器に対するユーザ操作を示す機器操作情報を取得し、前記機器操作情報に基づいて、前記複数の機器のうちの第2の機器の連携機器操作を開始させる条件であるトリガー条件を含む、前記ルールを推定するステップと、
    推定された前記ルールを含む問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを登録するか否かの回答情報を取得するステップと、
    前記回答情報が前記ルールの登録の承認を示す場合、前記ルールを登録するステップと、
    登録された前記ルールに含まれる前記トリガー条件を満たす前記機器操作情報が前記第1の機器に入力されたときに、前記ルールに基づいて前記連携機器操作を実行するステップと
    前記連携機器操作を実行し始めた後に、残りの連携機器操作をキャンセルすることを示す機器操作情報を取得したときに、前記連携機器操作を規定する前記ルールの登録を破棄するか否かの問合せを前記端末に通知し、前記端末から前記ルールを破棄するか否かの回答情報を取得するステップと、
    前記回答情報が前記ルールの破棄の承認を示す場合、前記破棄の承認があった前記ルールを破棄するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2022510185A 2021-06-24 2021-06-24 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Active JP7106032B1 (ja)

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