JP7105684B2 - ブラインドの操作装置及びクラッチ装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態について説明する。まず、ブラインド100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のブラインド100の全体構成を示す正面図である。図2は、ブラインド100の平面図である。
ヘッドボックス110は、図1に示したように、ブラケット111を介して図示していない窓枠や天井等に固定される。ヘッドボックス110内には、図2に示したように、ボトムレール150を移動させる第1駆動軸180と、第1駆動軸180の前方に平行に配置され、中間バー130を移動させる第2駆動軸190と、が設けられる。ヘッドボックス110の右端部には、第1駆動軸180と第2駆動軸190とを操作可能な操作装置200が配置される。
操作装置200について、図3~図6を参照しながら説明する。図3は、操作装置200の分解斜視図である。図4は、操作装置200の分解平面図である。図5は、入力軸230を説明するための図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA-A断面図である。図6は、入力軸とクラッチの構成を説明するための図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のB-B断面図であり、(c)は(a)のB-B断面図において、クラッチ240が若干回転した状態である。
操作コード210は、ブラインド100を操作するものである。操作コード210は、図3及び図4に示したように、無端状であり、プーリ220に巻き掛けられている。操作コード210は、プーリ220から垂下する一方を引き下げることによって中間バー130の昇降を操作し、他方を引き下げることによってボトムレール150の昇降を操作するものである。
プーリ220は、操作コード210によって回転し入力軸230に回転を伝達するものである。プーリ220は、図3及び図4に示したように、中間ギア222を介して入力ギア224に回転を伝達可能である。入力ギア224は、入力軸230と一体に回転するように連結されている。
入力軸230は、プーリ220からの回転が伝達されるものである。入力軸230は、図3及び図4に示したように、入力ギア224に一体回転するように連結されている。入力軸230には、入力ギア224側から順番に、第2クラッチ受け260、クラッチ240、第1クラッチ受け250が配設される。入力軸230は、第2クラッチ受け260及び第1クラッチ受け250に対して相対回転可能に貫通しているのに対して、クラッチ240に対して相対回転不能に貫通する。
クラッチ240は、入力軸230を第1位置と第2位置との間で摺動して、第1クラッチ受け250と第2クラッチ受け260と係合するものである。クラッチ240は、第1位置において第1規制部230bによって移動が規制され、第2位置において第2規制部230cによって移動が規制される。クラッチ240は、図3及び図4に示したように、軸方向両側面に、それぞれ円周方向に等間隔を空けて3個所に軸方向に突出する突起240b及び240cが形成される。各突起240b及び各突起240cは、それぞれ軸方向に直交する面に垂直な平面240d及び240eと、軸方向に直交する面に対して傾斜するテーパ面240f及び240gとを有している。
第1クラッチ受け250は、第1駆動軸180に動力を伝達するものである。第1クラッチ受け250は、図3及び図4に示したように、クラッチ240との対向面に、軸方向に突出する突起250aが円周方向に等間隔を空けて3個所に形成されている。突起250aは、クラッチ240の回転方向に対応してクラッチ240の突起240bとそれぞれ係合する。各突起250aは、それぞれ軸方向に直交する面に垂直な平面250bと、軸方向に直交する面に対して傾斜するテーパ面250cとを有している。
第2クラッチ受け260は、第2駆動軸190に動力を伝達するものである。第2クラッチ受け260は、図3及び図4に示したように、クラッチ240との対向面に、軸方向に突出する突起260aが円周方向に等間隔を空けて3個所に形成されている。突起260aは、クラッチ240の回転方向に対応してクラッチ240の突起240cとそれぞれ係合する。各突起260aは、それぞれ軸方向に直交する面に垂直な平面260bと、軸方向に直交する面に対して傾斜するテーパ面260cとを有している。
以上説明したように、本実施形態によれば、入力軸230に、クラッチ240が第1クラッチ受け250及び第2クラッチ受け260のいずれか一方と係合しているときに、軸方向への離間を規制する第1規制部230b及び第2規制部230cを設けることで、クラッチ240と第1、第2クラッチ受け250、260が離間するのを防ぐことができる。よって、クラッチ240と第1、第2クラッチ受け250、260とが係合する位置でクラッチ240を確実に保持することができる。
本発明の第2の実施形態について説明する。まず、ブラインド300について、図10を参照しながら説明する。図10は、第2の実施形態のブラインド300を説明するための図であり、(a)はクラッチ340が第1クラッチ受け350に係合している状態を示し、(b)は案内溝340aと第1規制部330bが係合している状態を示す。本実施形態は、第1、第2規制部330b、330cの構成が第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1、第2規制部330b、330cは、誘導片330aの軸方向に直交するように形成されている。このため、クラッチ340の案内溝340aが第1、第2規制部330b、330cに面で接触するため、軸方向への移動を確実に規制できる。
110 ヘッドボックス
111 ブラケット
112 第1巻取ドラム
113 第2巻取ドラム
114 第1ストッパ
115 第2ストッパ
116 第1ブレーキ
117 第2ブレーキ
118 下限リミット
120 第1プリーツスクリーン
130 中間バー
140 第2プリーツスクリーン
150 ボトムレール
160 調光コード
170 昇降コード
180 第1駆動軸
190 第2駆動軸
200 操作装置
210 操作コード
220 プーリ
222 中間ギア
224 入力ギア
230、330 入力軸
230a、330a 誘導片
230b、330b 第1規制部
230c、330c 第2規制部
240、340 クラッチ
240a、340a 案内溝(溝部)
240b、240c 突起
240d、240e 平面
240f、240g テーパ面
250、350 第1クラッチ受け
250a 突起
250b 平面
250c テーパ面
260、360 第2クラッチ受け
260a 突起
260b 平面
260c テーパ面
260d ギヤ
270 ばね
280 第1出力軸
290 第2出力軸
290a ギヤ
Claims (6)
- ブラインドの第1の動力伝達系と第2の動力伝達系を操作するための操作コードが巻き掛けられるプーリと、
前記プーリから回転が伝達される入力軸と、
前記入力軸と一体回転可能かつ前記入力軸の回転方向によって前記入力軸上を第1位置と第2位置との間で軸方向に摺動可能なクラッチと、
前記第1位置において前記クラッチと係合し、前記第1の動力伝達系に動力を伝達する第1クラッチ受けと、
前記第2位置において前記クラッチと係合し、前記第2の動力伝達系に動力を伝達する第2クラッチ受けと、
を備え、
前記入力軸には、前記クラッチが一方の前記クラッチ受けと係合しているときに、軸方向への離間を規制する規制部を設けたことを特徴とする、ブラインドの操作装置。 - 前記クラッチは、前記規制部と係合する溝部を有しており、
前記規制部には、
前記クラッチと前記第1クラッチ受けとの離間を規制するために前記溝部と係合する第1規制部と、
前記クラッチと前記第2クラッチ受けとの離間を規制するために前記溝部と係合する第2規制部と、
を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のブラインドの操作装置。 - 前記入力軸は、前記入力軸と前記クラッチが一体回転を可能にするとともに前記入力軸の軸方向への移動を誘導する誘導片を有しており、
前記誘導片に前記第1、第2規制部を設けたことを特徴とする、請求項2に記載のブラインドの操作装置。 - 前記第1、第2規制部は、前記誘導片の軸方向の端部に向かって傾斜していることを特徴とする、請求項3に記載のブラインドの操作装置。
- 前記第1、第2規制部は、前記誘導片の軸方向に直交する方向に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のブラインドの操作装置。
- 動力源から第1、第2の動力伝達系に伝達される動力を切り替えるクラッチ装置であって、
前記動力源から回転が伝達される入力軸と、
前記入力軸と一体回転可能かつ前記入力軸の回転方向によって前記入力軸上を第1位置と第2位置との間で軸方向に摺動可能なクラッチと、
前記第1位置において前記クラッチと係合し、前記第1の動力伝達系に動力を伝達する第1クラッチ受けと、
前記第2位置において前記クラッチと係合し、前記第2の動力伝達系に動力を伝達する第2クラッチ受けと、
を備え、
前記入力軸には、前記クラッチが一方のクラッチ受けと係合しているときに、軸方向への離間を規制する規制部を設けたことを特徴とする、クラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018231758A JP7105684B2 (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ブラインドの操作装置及びクラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018231758A JP7105684B2 (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ブラインドの操作装置及びクラッチ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020094360A JP2020094360A (ja) | 2020-06-18 |
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Family
ID=71085557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018231758A Active JP7105684B2 (ja) | 2018-12-11 | 2018-12-11 | ブラインドの操作装置及びクラッチ装置 |
Country Status (1)
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JP2009297801A (ja) | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Makita Corp | 動力工具 |
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2018
- 2018-12-11 JP JP2018231758A patent/JP7105684B2/ja active Active
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