JP7104498B2 - 建築板 - Google Patents

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Description

本発明は、建築板に関する。詳しくは、建物の外壁材や内壁材などとして使用可能な建築板に関する。
従来、表面に複数の凸状部を有する建築板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような建築板では、複数の凸状部により表面が凹凸に形成されるため、立体感が付与され、表面が平坦な建築板よりも意匠性を向上させることができる。
そして、立体感が強調された建築板を得るためには、凹凸の高低差を大きく形成するようにしている。
特開2008-163675号公報
しかし、建築板の厚みを一定にして凹凸の高低差を大きくすると、凹の部分での建築板の厚みが薄くなり、強度が低下しやすいという問題があった。これに対し、建築板の強度を保つべく、建築板を厚くすることが考えられる。しかし、その場合、建築板の重量が増加するため、施工性等の観点から望ましくない。そこで、建築板の重量増加を抑えつつ、強度の低下が少なくて立体感を感じやすい建築板が望まれていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、重量増加を抑えつつ、立体感を得やすい建築板を提供することを目的とする。
本発明に係る一態様の建築板は、
前記建築板は、帯状部と凹状部とを備え、二つの前記帯状部の間に一つの前記凹状部が設けられており、
前記各帯状部は、隣り合う一対の凸状部を有し、
前記一対の凸状部は、少なくとも一側面が下り傾斜面で形成されて該下り傾斜面が隣の凸状部に一体に連接する凸状部を有し、
前記一対の凸状部のうちの第1の凸状部の一側端の内側に第2の凸状部が位置し、前記第1の凸状部に前記下り傾斜面が形成されており、
前記下り傾斜面の上端縁と下端縁とが、前記第1の凸状部の上面から前記凹状部の底面に向かって延び、前記隣り合う一対の凸状部が並ぶ方向に対して傾斜しており、
前記上端縁は、前記第2の凸状部の上面と前記下り傾斜面との境界よりも前記第2の凸状部側に延びている
ことを特徴とする。
本発明にあっては、
前記第1の凸状部の前記上端縁及び前記下端縁は、前記第2の凸状部の上面と前記下り傾斜面との境界よりも前記第2の凸状部側に延びている
ことが好ましい。
本発明にあっては、
前記第2の凸状部は、前記第1の凸状部との連接側に段差部が設けられている
ことが好ましい。
本発明にあっては、
前記一対の凸状部の境界がV字状の溝である
ことが好ましい。
本発明にあっては、
前記第2の凸状部は、前記第1の凸状部よりも低い
ことが好ましい。
本発明にあっては、
前記建築板の表面には、前記一対の凸状部のペアがランダムに配置されている
ことが好ましい。
本発明にあっては、
前記建築板は、矩形板状をなし、その表面には、複数の矩形凸状部が該建築板の長手方向に帯状に並んで構成される帯状部が、前記建築板の短手方向に複数並列して設けられており、
前記帯状部には、前記ペアが含まれている
ことが好ましい。
本発明では、下り傾斜面とこれに隣接する凸状部との境界よりも、当該凸状部の側面が、深く延びている。その結果、当該側面が相対的に深く見えるため、立体感を得やすい。しかも、建築板を厚くする必要がなく、重量増加を抑えやすい。
図1は、本発明に係る建築板の一実施の形態を示す正面図である。 図2Aは、連接部3を示す上面図、正面図、下面図である。図2Bは、連接部8を示す上面図、正面図、下面図である。 図3Aは、連接部13を示す上面図、正面図、下面図である。図3Bは、連接部9を示す上面図、正面図、下面図である。 図4Aは、連接部1を示す上面図、正面図、下面図である。図4Bは、連接部4を示す上面図、正面図、下面図である。図4Cは、連接部6を示す上面図、正面図、下面図である。 図5Aは、連接部10を示す上面図、正面図、下面図である。図5Bは、連接部11を示す上面図、正面図、下面図である。 図6Aは、連接部7を示す上面図、正面図、下面図である。図6Bは、連接部2を示す上面図、正面図、下面図である。 図7Aは、連接部12を示す上面図、正面図、下面図である。図7Bは、連接部5を示す上面図、正面図、下面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
<建築板の説明>
図1に本実施形態の建築板100が示されている。建築板100はセメントを主成分とする水硬性無機質材料の硬化物(窯業系基板)で形成されるが、材質が特に限定されず、例えば、木質基板、金属基板、プラスチック基板などで形成されていてもよい。
建築板100は板状であって、正面視において矩形に形成されている。建築板100の正面(表面)は凹凸に形成されている。この凹凸は、複数の帯状部101と、複数の凹状部102とを備えている。各帯状部101は建築板100の長手方向に長く形成されている。各凹状部102も建築板100の長手方向に長く形成されている。複数の帯状部101は建築板100の短手方向に並列している。建築板100の短手方向で隣り合う二つの帯状部101の間に一つの凹状部102が設けられている。
各帯状部101は複数の凸状部103を備えている。各凸状部103は、正面視において矩形であり、建築板100の長手方向に長く形成されている。複数の凸状部103は建築板100の長手方向に帯状に並んでおり、これにより、各帯状部101が形成されている。凸状部103の表面には、例えば、木目調、石目調などのデザインが施されていてもよい。
各帯状部101にはペアが形成されている。ペアは建築板100の長手方向で連接する一対の(二つ)の凸状部103で構成されている。例えば、建築板100の長手方向で連接する二つの凸状部30、31で一つのペアが構成されている。また建築板100の長手方向で連接する二つの凸状部31、32で他の一つのペアが構成されている。他の連接する二つの凸状部103についても同様である。
建築板100には複数のペアが設けられている。一枚の建築板100において、各ペアの位置や個数はランダムに設定することが可能である。例えば、凸状部30、31で構成されるペアは、一枚の建築板100において、一つだけ設けられていても良いし、複数設けられていても良いし、全ペアが凸状部30、31で構成されるペアであっても良い。また一枚の建築板100に複数種のペアが設けられている場合は、各ペアが混在していても良いし、規則正しく並んでいても良い。また、一枚の建築板100には、すべてのペアが一種で構成されていてもよい。
以下、各ペアについて説明する。なお、図1において、建築板100の長手方向と平行な矢印Xが指す方向を右とし、矢印Xが指す方向と反対方向を左とする。また建築板100の短手方向と平行な矢印Yが指す方向を上とし、矢印Yが指す方向と反対方向を下とする。
<凸状部33と凸状部34のペア>
図2Aには第1の凸状部33と第2の凸状部34とからなるペアが示されている。
凸状部33と凸状部34は連接部3において一体に連接されている。凸状部33の一側面である右側面33aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面33aは凸状部33の表面33bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面33aの一側端である上端縁33cの下側に、凸状部34の左側端の上端縁34fが位置し、上端縁34fの上側に位置する右側面33aの上端面331が視認される。また右側面33aの他の一側端である下端縁33dの上側に、凸状部34の左側端の下端縁34gが位置し、下端縁34gの下側に位置する右側面33aの下端面332が視認される。すなわち、右側面33aの上下両端縁33c、33dの内側(間)に、凸状部34の上下両端縁34f、34gが位置している。
また凸状部34は凸状部33よりも低く形成されている。すなわち、凸状部34の表面34bと底面104との間の寸法は、凸状部33の表面33bと底面104との間の寸法よりも小さい。従って、凸状部34には、凸状部33との連接側である左側の端部に段差部34hが形成されている。
連接部3では、右側面33aの上端縁33cと下端縁33dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面33aの上端縁33cと下端縁33dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面33aの上端縁33cと下端縁33dとが長くなり、正面視において、凸状部33の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また、凸状部33の上下端縁33c、33dが両凸状部33、34の境界よりも凸状部34側に延びているため、上記境界部分の上下両端部が補強される。この上下端縁33c、33dにおける底面104から両凸状部33、34の境界までの高さhは、0.3mm以上が好ましい。なお、このような上下の端縁が相手の凸状部側に延びるようなペアは、振り折れ等の観点から、建築板100の長手方向中央部に設けられているのが好ましい。
<凸状部40と凸状部41のペア>
図2Bには第1の凸状部40と第2の凸状部41とからなるペアが示されている。凸状部40と凸状部41の底面104からの突出量の差は、上記凸状部33と凸状部34の突出量の差よりも大きくなっている。
凸状部40と凸状部41は連接部8において一体に連接されている。凸状部40の一側面である右側面40aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面40aは凸状部40の表面40bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面40aの一側端である上端縁40cの下側に、凸状部41の左側端の上端縁41fが位置し、上端縁41fの上側に位置する右側面40aの上端面401が視認される。また右側面40aの他の一側端である下端縁40dの上側に、凸状部41の左側端の下端縁41gが位置し、下端縁41gの下側に位置する右側面40aの下端面402が視認される。すなわち、右側面40aの上下両端縁40c、40dの内側(間)に、凸状部41の上下両端縁41f、41gが位置している。
また凸状部41は凸状部40よりも低く形成されている。すなわち、凸状部41の表面41bと底面104との間の寸法は、凸状部40の表面40bと底面104との間の寸法よりも小さい。従って、凸状部41には、凸状部40との連接側である左側の端部に段差部41hが形成されている。
連接部8では、右側面40aの上端縁40cと下端縁40dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面40aの上端縁40cと下端縁40dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面40aの上端縁40cと下端縁40dとが長くなり、正面視において、凸状部40の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
しかも、凸状部40と凸状部41の底面104からの突出量の差は、上記凸状部33と凸状部34の突出量の差よりも大きくなっているため、連接部8における立体感は連接部3における立体感より大きく感じられる。
<凸状部46と凸状部47のペア>
図3Aには第1の凸状部46と第2の凸状部47とからなるペアが示されている。凸状部46と凸状部47の底面104からの突出量の差は、上記凸状部33と凸状部34の突出量の差及び上記凸状部40と凸状部41の突出量の差よりも大きくなっている。
凸状部46と凸状部47は連接部13において一体に連接されている。凸状部46の一側面である右側面46aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面46aは凸状部46の表面46bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面46aの一側端である上端縁46cの下側に、凸状部47の左側端の上端縁47fが位置し、上端縁47fの上側に位置する右側面46aの上端面461が視認される。また右側面46aの他の一側端である下端縁46dの上側に、凸状部47の左側端の下端縁47gが位置し、下端縁47gの下側に位置する右側面46aの下端面462が視認される。すなわち、右側面46aの上下両端縁46c、46dの内側(間)に、凸状部47の上下両端縁47f、47gが位置している。
また凸状部47は凸状部46よりも低く形成されている。すなわち、凸状部47の表面47bと底面104との間の寸法は、凸状部46の表面46bと底面104との間の寸法よりも小さい。従って、凸状部47には、凸状部46との連接側である左側の端部に段差部47hが形成されている。
連接部13では、右側面46aの上端縁46cと下端縁46dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面46aの上端縁46cと下端縁46dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面46aの上端縁46cと下端縁46dとが長くなり、正面視において、凸状部46の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
しかも、凸状部46と凸状部47の底面104からの突出量の差は、上記凸状部33と凸状部34の突出量の差及び上記凸状部40と凸状部41の突出量の差よりも大きくなっているため、連接部13における立体感は連接部3及び連接部8における立体感より大きく感じられる。
<凸状部42と凸状部41のペア>
図3Bには第1の凸状部42と第2の凸状部41とからなるペアが示されている。凸状部42と凸状部41の底面104からの突出量の差は、上記凸状部40と凸状部41の突出量の差と同じである。
凸状部42と凸状部41は連接部9において一体に連接されている。凸状部42の一側面である左側面42eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面42eは凸状部42の表面42bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
また左側面42eの一側端である上端縁42fの下側に、凸状部41の右側端の上端縁41cが位置し、上端縁41cの上側に位置する左側面42eの上端面423が視認される。また左側面42eの他の一側端である下端縁42gの上側に、凸状部41の右側端の下端縁41dが位置し、下端縁41dの下側に位置する左側面42eの下端面424が視認される。すなわち、左側面42eの上下両端縁42f、42gの内側(間)に、凸状部41の上下両端縁41c、41dが位置している。
また凸状部41は凸状部42よりも低く形成されている。すなわち、凸状部41の表面41bと底面104との間の寸法は、凸状部42の表面42bと底面104との間の寸法よりも小さい。従って、凸状部41には、凸状部42との連接側である右側の端部に段差部41iが形成されている。
連接部9では、左側面42eの上端縁46fと下端縁46gとが底面104に対して傾斜している。従って、左側面42eの上端縁46fと下端縁46gとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面42eの上端縁46fと下端縁46gとが長くなり、正面視において、凸状部46の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
しかも、凸状部42と凸状部41の底面104からの突出量の差は、上記凸状部33と凸状部34の突出量の差よりも大きくなっているため、連接部9における立体感は連接部3における立体感より大きく感じられる。
<凸状部31と凸状部30のペア>
図4Aには第1の凸状部31と第2の凸状部30とからなるペアが示されている。凸状部31と凸状部30は連接部1において一体に連接されている。
凸状部31の一側面である左側面31eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面31eは凸状部31の表面31bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部30の一側面である右側面30aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面30aは凸状部30の表面30bから凸状部31の左側面31eに至るまで左向きに下り傾斜している。
また左側面31eの一側端である上端縁31fの下側に、凸状部30の右側端の上端縁30cが位置し、上端縁30cの上側に位置する左側面31eの上端面313が視認される。また左側面31eの他の一側端である下端縁31gの上側に、凸状部30の右側端の下端縁30dが位置し、下端縁30dの下側に位置する左側面31eの下端面314が視認される。すなわち、左側面31eの上下両端縁31f、31gの内側(間)に、凸状部30の上下両端縁30c、30dが位置している。
また左側面31eと右側面30aによりV字状の溝が形成され、このV字状の溝が段差部30jとして形成されている。従って、凸状部30には、凸状部31との連接側である右側の端部に段差部30jが形成されている。
連接部1では、左側面31eの上端縁31fと下端縁31gとが底面104に対して傾斜している。従って、左側面31eの上端縁31fと下端縁31gとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面31eの上端縁31fと下端縁31gとが長くなり、正面視において、凸状部31の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また、凸状部31の上下端縁31f、31gが両凸状部30、31の境界(V字状の溝の底)よりも凸状部30側に延びているため、上記境界部分の上下両端部が補強される。この上下端縁31f、31gにおける底面104から両凸状部30、31の境界までの高さhは、0.3mm以上が好ましい。なお、このような上下の端縁が相手の凸状部側に延びるようなペアは、振り折れ等の観点から、建築板100の長手方向中央部に設けられているのが好ましい。
<凸状部35と凸状部34のペア>
図4Bには第1の凸状部35と第2の凸状部34とからなるペアが示されている。凸状部35と凸状部34は連接部4において一体に連接されている。凸状部35と凸状部34の底面104からの突出量の差は、上記凸状部31と凸状部30の突出量の差よりも大きくなっている。
凸状部35の一側面である左側面35eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面35eは凸状部35の表面35bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部34の一側面である右側面34aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面34aは凸状部34の表面34bから凸状部35の左側面35eに至るまで左向きに下り傾斜している。
また左側面35eの一側端である上端縁35fの下側に、凸状部34の右側端の上端縁34cが位置し、上端縁34cの上側に位置する左側面35eの上端面353が視認される。また左側面35eの他の一側端である下端縁35gの上側に、凸状部34の右側端の下端縁34dが位置し、下端縁34dの下側に位置する左側面35eの下端面354が視認される。すなわち、左側面35eの上下両端縁35f、35gの内側(間)に、凸状部34の上下両端縁34c、34dが位置している。
また左側面35eと右側面34aによりV字状の溝が形成され、このV字状の溝が段差部34jとして形成されている。従って、凸状部34には、凸状部35との連接側である右側の端部に段差部34jが形成されている。
連接部4では、左側面35eの上端縁35fと下端縁35gとが底面104に対して傾斜している。従って、左側面35eの上端縁35fと下端縁35gとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面35eの上端縁35fと下端縁35gとが長くなり、正面視において、凸状部35の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部38と凸状部37のペア>
図4Cには第1の凸状部38と第2の凸状部37とからなるペアが示されている。凸状部38と凸状部37は連接部6において一体に連接されている。凸状部38と凸状部37の底面104からの突出量の差は、上記凸状部31と凸状部30の突出量の差と同じである。
凸状部38の一側面である左側面38eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部38の上端において、左側面38eは凸状部38の表面38bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
凸状部37の一側面である右側面37aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部37の下端において、右側面37aは凸状部37の表面37bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
また左側面38eの一側端である上端縁38fの下側に、凸状部37の右側端の上端縁37cが位置し、上端縁37cの上側に位置する左側面38eの上端面383が視認される。また右側面37aの一側端である下端縁37dの上側に、凸状部38の左側端の下端縁38gが位置し、下端縁38gの下側に位置する右側面37aの下端面372が視認される。すなわち、左側面38eの上端縁38fの内側に、凸状部37の上端縁37cが位置している。
また左側面38eと右側面37aによりV字状の溝が形成され、このV字状の溝が段差部37iとして形成されている。従って、凸状部37には、凸状部38との連接側である右側の端部に段差部37iが形成されている。
連接部6では、左側面38eの上端縁38fが底面104に対して傾斜している。従って、左側面38eの上端縁38fが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面38eの上端縁38fが長くなり、正面視において、凸状部38の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部6では、右側面37aの下端縁37dが底面104に対して傾斜している。従って、右側面37aの下端縁37dが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面37aの下端縁37dが長くなり、正面視において、凸状部37の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部43と凸状部42のペア>
図5Aには第1の凸状部43と第2の凸状部42とからなるペアが示されている。凸状部43と凸状部42は連接部10において一体に連接されている。凸状部43は上記凸状部31と同様に形成されている。凸状部42は上記凸状部30と同様に形成されている。また連接部10は上記連接部1と同様に形成されている。
凸状部43の一側面である左側面43eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面43eは凸状部43の表面43bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
凸状部42の一側面である右側面42aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面42aは凸状部42の表面42bから凸状部43の左側面43eに至るまで右向きに下り傾斜している。
また左側面43eの一側端である上端縁43fの下側に、凸状部42の右側端の上端縁42cが位置し、上端縁42cの上側に位置する左側面43eの上端面433が視認される。また左側面43eの他の一側端である下端縁43gの上側に、凸状部42の右側端の下端縁42dが位置し、下端縁42dの下側に位置する左側面43eの下端面434が視認される。すなわち、左側面43eの上下両端縁43f、43gの内側(間)に、凸状部42の上下両端縁42c、42dが位置している。
また左側面43eと右側面42aによりV字状の溝が形成され、このV字状の溝が段差部42jとして形成されている。従って、凸状部42には、凸状部43との連接側である右側の端部に段差部42jが形成されている。
連接部10では、左側面43eの上端縁43fと下端縁43gとが底面104に対して傾斜している。従って、左側面43eの上端縁43fと下端縁43gとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面43eの上端縁43fと下端縁43gとが長くなり、正面視において、凸状部43の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部45と凸状部44のペア>
図5Bには第1の凸状部45と第2の凸状部44とからなるペアが示されている。凸状部45と凸状部44は連接部11において一体に連接されている。凸状部45と凸状部44の底面104からの突出量の差は、上記凸状部31と凸状部30の突出量の差と同じである。
凸状部45の一側面である左側面45eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面45eは凸状部45の表面45bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
凸状部44の一側面である右側面44aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面44aは凸状部44の表面44bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
また右側面44aの一側端である上端縁44cの下側に、凸状部45の左側端の上端縁45fが位置し、上端縁45fの上側に位置する右側面44aの上端面441が視認される。また左側面45eの一側端である下端縁45gの上側に、凸状部44の右側端の下端縁44dが位置し、下端縁44dの下側に位置する左側面45eの下端面454が視認される。すなわち、左側面45eの下端縁45gの内側に、凸状部44の下端縁44dが位置している。
また左側面45eと右側面44aによりV字状の溝が形成され、このV字状の溝が段差部44jとして形成されている。従って、凸状部44には、凸状部45との連接側である右側の端部に段差部44jが形成されている。
連接部11では、右側面44aの上端縁44cが底面104に対して傾斜している。従って、右側面44aの上端縁44cが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面44aの上端縁44cが長くなり、正面視において、凸状部44の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部11では、左側面45eの下端縁45gが底面104に対して傾斜している。従って、左側面45eの下端縁45gが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面45eの下端縁45gが長くなり、正面視において、凸状部45の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部38と凸状部39のペア>
図6Aには第1の凸状部38と第2の凸状部39とからなるペアが示されている。凸状部38と凸状部39は連接部7において一体に連接されている。
凸状部38の一側面である右側面38aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面38aは凸状部38の表面38bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部39の一側面である左側面39eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、左側面39eは凸状部39の表面39bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面38aと左側面39eとにより箱目地状の溝が形成され、この箱目地状の溝が段差部39hとして形成されている。従って、凸状部39には、凸状部38との連接側である左側の端部に段差部39hが形成されている。
また右側面38aの一側端である上端縁38cの下側に、段差部39hの上端縁39jが位置し、上端縁39jの上側に位置する右側面38aの上端面381が視認される。また右側面38aの他の一側端である下端縁38dの上側に、段差部39hの下端縁39kが位置し、下端縁39kの下側に位置する右側面38aの下端面382が視認される。すなわち、右側面38aの上下両端縁38c、38dの内側(間)に、段差部39hの上端縁39jと下端縁39kが位置している。
また左側面39eの一側端である上端縁39fの下側に、段差部39hの上端縁39jが位置し、上端縁39jの上側に位置する左側面39eの上端面393が視認される。また左側面39eの他の一側端である下端縁39gの上側に、段差部39hの下端縁39kが位置し、下端縁39kの下側に位置する左側面39eの下端面394が視認される。すなわち、左側面39eの上下両端縁39f、39gの内側(間)に、段差部39hの上端縁39jと下端縁39kが位置している。
連接部7では、右側面38aの上端縁38cと下端縁38dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面38aの上端縁38cと下端縁38dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面38aの上端縁38cと下端縁38dとが長くなり、正面視において、凸状部38の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部7では、左側面39eの上端縁39fと下端縁39gとが底面104に対して傾斜している。従って、左側面39eの上端縁39fと下端縁39gとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面39eの上端縁39fと下端縁39gとが長くなり、正面視において、凸状部39の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また、凸状部38の上下端縁38c、38d及び凸状部39の上下端縁39f、39gが段差部39hの上面よりも相手の凸状部側に延びているため、両凸状部38、39の境界部が補強される。この上下端縁38c、38d、39f、39gにおける底面104から段差部39hの上面(上端縁39j又は下端縁39kの位置)までの高さhは、0.3mm以上が好ましい。なお、このような上下の端縁が相手の凸状部側に延びるようなペアは、振り折れ等の観点から、建築板100の長手方向中央部に設けられているのが好ましい。
<凸状部31と凸状部32のペア>
図6Bには第1の凸状部31と第2の凸状部32とからなるペアが示されている。凸状部31と凸状部32は連接部2において一体に連接されている。
凸状部31の一側面である右側面31aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面31aは凸状部31の表面31bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部32の一側面である左側面32eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部32の下端において、左側面32eは凸状部32の表面32bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面31aと左側面32eとにより箱目地状の溝が形成され、この箱目地状の溝が段差部32hとして形成されている。従って、凸状部32には、凸状部31との連接側である左側の端部に段差部32hが形成されている。凸状部32の上端において、左側面32eは凸状部32の表面32bから段差部32hの上端縁32jに至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面31aの一側端である上端縁31cの下側に、段差部32hの上端縁32jと左側面32eの上端縁32fとが位置し、上端縁32jの上側に位置する右側面31aの上端面311が視認される。また右側面31aの他の一側端である下端縁31dの上側に、段差部32hの下端縁32kが位置し、下端縁32kの下側に位置する右側面31aの下端面312が視認される。すなわち、右側面31aの上下両端縁31c、31dの内側(間)に、段差部32hの上端縁32jと下側端32kが位置している。
また左側面32eの一側端である上端縁32fと同じ位置に、段差部32hの上側端32jが位置している。また左側面32eの他の一側端である下端縁32gの上側に、段差部32hの下端縁32kが位置し、下端縁32kの下側に位置する左側面32eの下端面324が視認される。すなわち、左側面32eの下端縁32gの内側に、段差部32hの下端縁32kが位置している。
連接部2では、右側面31aの上端縁31cと下端縁31dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面31aの上端縁31cと下端縁31dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面31aの上端縁31cと下端縁31dとが長くなり、正面視において、凸状部31の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部2では、左側面32eの下端縁39gが底面104に対して傾斜している。従って、左側面32eの下端縁32gが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面32eの下端縁32gが長くなり、正面視において、凸状部32の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部45と凸状部46のペア>
図7Aには第1の凸状部45と第2の凸状部46とからなるペアが示されている。凸状部45と凸状部46は連接部12において一体に連接されている。連接部12における短手方向の寸法は連接部2の短手方向の寸法より大きいが、連接部12は連接部2と同様の構造を有する。
凸状部45の一側面である右側面45aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、右側面45aは凸状部45の表面45bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部46の一側面である左側面46eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部46の下端において、左側面46eは凸状部46の表面46bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面45aと左側面46eとにより箱目地状の溝が形成され、この箱目地状の溝が段差部46hとして形成されている。従って、凸状部46には、凸状部45との連接側である左側の端部に段差部46hが形成されている。凸状部46の上端において、左側面46eは凸状部46の表面46bから段差部46hの上端縁46jに至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面45aの一側端である上端縁45cの下側に、段差部46hの上端縁46jと左側面46eの上端縁46fとが位置し、上端縁46jの上側に位置する右側面45aの上端面451が視認される。また右側面45aの他の一側端である下端縁45dの上側に、段差部46hの下側端46kが位置し、下端縁46kの下側に位置する右側面45aの下端面452が視認される。すなわち、右側面45aの上下両端縁45c、45dの内側(間)に、段差部46hの上端縁46jと下側端46kが位置している。
また左側面46eの一側端である上端縁46fと同じ位置に、段差部46hの上端縁46jが位置している。また左側面46eの他の一側端である下端縁46gの上側に、段差部46hの下側端46kが位置し、下端縁46kの下側に位置する左側面46eの下端面464が視認される。すなわち、左側面46eの下端縁46gの内側に、段差部46hの下側端46kが位置している。
連接部12では、右側面45aの上端縁45cと下端縁45dとが底面104に対して傾斜している。従って、右側面45aの上端縁45cと下端縁45dとが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面45aの上端縁45cと下端縁45dとが長くなり、正面視において、凸状部45の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部12では、左側面46eの下端縁46gが底面104に対して傾斜している。従って、左側面46eの下端縁46gが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面46eの下端縁46gが長くなり、正面視において、凸状部46の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
<凸状部36と凸状部37のペア>
図7Bには第1の凸状部36と第2の凸状部37とからなるペアが示されている。凸状部36と凸状部37は連接部5において一体に連接されている。
凸状部36の一側面である右側面36aが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部36の上端において、右側面36aは凸状部36の表面36bから凹状部102の底面104に至るまで右向きに下り傾斜している。
凸状部37の一側面である左側面37eが下り傾斜面で形成されている。すなわち、凸状部37の下端において、左側面37eは凸状部37の表面37bから凹状部102の底面104に至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面36aと左側面37eとにより箱目地状の溝が形成され、この箱目地状の溝が段差部37hとして形成されている。従って、凸状部37には、凸状部36との連接側である左側の端部に段差部37hが形成されている。凸状部36の下端において、右側面36aは凸状部36の表面36bから段差部37hの下端縁37kに至るまで右向きに下り傾斜している。また凸状部37の上端において、左側面37eは凸状部37の表面37bから段差部37hの上端縁37jに至るまで左向きに下り傾斜している。
また右側面36aの一側端である上端縁36cの下側に、段差部37hの上端縁37jと左側面37eの上端縁37fとが位置し、上端縁37jの上側に位置する右側面36aの上端面361が視認される。すなわち、右側面36aの上端縁36cの内側に、段差部37hの上端縁37jが位置している。
また左側面37eの他の一側端である下端縁37gの上側に、段差部37hの下端縁37kが位置し、下端縁37kの下側に位置する左側面37eの下端面374が視認される。すなわち、左側面37eの下端縁37gの内側に、段差部37hの下端縁37kが位置している。
連接部5では、右側面36aの上端縁36cが底面104に対して傾斜している。従って、右側面36aの上端縁36cが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、右側面36aの上端縁36cが長くなり、正面視において、凸状部36の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
また連接部5では、左側面37eの下端縁37gが底面104に対して傾斜している。従って、左側面37eの下端縁37gが底面104に対して垂直に形成される場合に比べて、左側面37eの下端縁37gが長くなり、正面視において、凸状部37の底面104からの突出量が大きく視認される。よって、建築板100は凹凸の立体感が得やすくなる。
100 建築板
101 帯状部
103 凸状部

Claims (7)

  1. 表面に凹凸が形成された建築板であって、
    前記建築板は、帯状部と凹状部とを備え、二つの前記帯状部の間に一つの前記凹状部が設けられており、
    前記各帯状部は、隣り合う一対の凸状部を有し、
    前記一対の凸状部は、少なくとも一側面が下り傾斜面で形成されて該下り傾斜面が隣の凸状部に一体に連接する凸状部を有し、
    前記一対の凸状部のうちの第1の凸状部の一側端の内側に第2の凸状部が位置し、前記第1の凸状部に前記下り傾斜面が形成されており、
    前記下り傾斜面の上端縁と下端縁とが、前記第1の凸状部の上面から前記凹状部の底面に向かって延び、前記隣り合う一対の凸状部が並ぶ方向に対して傾斜しており、
    前記上端縁は、前記第2の凸状部の上面と前記下り傾斜面との境界よりも前記第2の凸状部側に延びている
    ことを特徴とする建築板。
  2. 請求項1に記載の建築板において、
    前記第1の凸状部の前記上端縁及び前記下端縁は、前記第2の凸状部の上面と前記下り傾斜面との境界よりも前記第2の凸状部側に延びている
    ことを特徴とする建築板。
  3. 請求項1又は2に記載の建築板において、
    前記第2の凸状部は、前記第1の凸状部との連接側に段差部が設けられている
    ことを特徴とする建築板。
  4. 請求項1又は2に記載の建築板において、
    前記一対の凸状部の境界がV字状の溝である
    ことを特徴とする建築板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建築板において、
    前記第2の凸状部は、前記第1の凸状部よりも低い
    ことを特徴とする建築板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建築板において、
    前記建築板の表面には、前記一対の凸状部のペアがランダムに配置されている
    ことを特徴とする建築板。
  7. 請求項6に記載の建築板において、
    前記建築板は、矩形板状をなし、その表面には、複数の矩形凸状部が該建築板の長手方向に帯状に並んで構成される帯状部が、前記建築板の短手方向に複数並列して設けられており、
    前記帯状部には、前記ペアが含まれている
    ことを特徴とする建築板。
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