JP7104176B2 - 瓶に備え付けることができる、衝撃から保護するための装置 - Google Patents

瓶に備え付けることができる、衝撃から保護するための装置 Download PDF

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Description

本出願は、瓶型の容器、より詳細には、ガラス瓶のために使用できる、衝撃から保護するための装置に関する。
好ましい用途は、医薬製品に関連し、好ましくは、獣医学での使用のための医薬製品に関連し、これら製品は有利には液体の形態である。
例えば農場で使用されるものといった獣医学での使用のための製品は、しばしばガラス容器(バイアル、フラスコ、瓶など)に収容されている。それらが使用される条件を考えると、バイアルが作業者(獣医または農業従事者)によって保持されるのを逃れ、製品の取り扱いまたは移動の間に地面にうっかり落とされることは珍しくない。そのため、バイアルが壊れることが起こる。特定の製品の費用を考慮すると、この損失には、実務上の結果(動物への薬物の投与の遅れ)と、経済的な結果(動物を治療するための製品の必要な交換)とがある。
市販されている医薬製品のための現在の保護体は、医薬製品を収容するバイアルを包囲するプラスチックの箱である。それらは高価であり、欠点として、具体的には、バイアルがプラスチック箱によってかなりの広さで隠されるため、バイアルにおける製品の高さを視覚的に制御することができない。そのため、これが原因で利益を失う使用者は、バイアルを保護体から取り外さなければならない。
国際出願WO2014128179A1は、上方シェルと下方シェルとを備える、衝撃から保護するための装置を記載しており、各々のシェルは、衝撃の場合にバイアルを保護することを可能にするカップの内面から突出して延びる円形の体積の形態で補強材を含む。
さらに、米国特許第3698586(A1)号の特許公報は、ガラス容器のための保護装置を開示しており、この装置は、一方が容器の底の高さにおいて適用可能であり、他方が容器の肩部の高さにおいて適用可能である2つのカバー要素を備える。容器の周りで縮められる、熱硬化性要素と同等に記載される熱硬化性材料を用いることで、カバー要素と容器との間の密接な係合が作り出される。さらに、内容物への視覚的なアクセスが、2つのカバー要素の間の中間の高さに位置付けられる容器の領域において可能である。しかしながら、この技術的な解決策によって与えられる衝撃を軽減する能力は、容器の落下が人の取り扱い次第で起こる実際の状況において、ガラス容器を壊す可能性が非常に増加させられるにも拘らず、あまり説得力のあるものではない。さらに、熱硬化性材料の使用は、熱に敏感な薬物を収容する瓶に適応させられない。
国際出願WO2014128179A1 米国特許第3698586(A1)号 国際出願WO2016/166197 国際出願WO2018109215
本技術の目的は、現在の保護技術を向上させることである。本技術の別の目的は、容易に把持可能で、作業者の手において容易に保持される人間工学的な代替品を提案することである。
第1の非限定的な態様は、好ましくはガラス瓶である瓶に備え付けることができる、衝撃から保護するための装置であって、瓶は、完全な回転の円筒形の本体であって、第1の端において底により、第1の端の反対の第2の端において、瓶の長手方向に沿って本体から連続的に成る遠位部分による完全な回転の円筒形の本体と、肩部と、環部と、首部とを有し、前記装置は、瓶の底と係合するように構成される第1のカップと、瓶の肩部と係合するように構成される第2のカップとを備え、第1および第2のカップの各々は、長手方向と垂直である横断平面に沿って、瓶のより大きい直径の領域を越えて、衝撃を減衰するために突出する部分を有する、装置に関する。
有利には、非限定的な様態において、分離可能な態様によれば、第1のカップおよび第2のカップのうちの少なくとも1つの減衰部分から突出する部分は、互いから離間される複数の減衰パッドを備える。
したがって、パッドは、それらパッドを備えるカップに、瓶の周りに不連続な周囲を与える。パッドは、衝撃の間に駆り立てられるとき、互いに対して特定の移動の自由度を有する要素を形成する。この自由は、衝撃の間により良好なエネルギーの吸収を提供する。実際、好ましくは弾性的なパッドの変形は、さらにより大きなエネルギーが吸収され得る場合、瓶の周囲を連続的に渡る緩衝器の場合より大きい。
有利には、非限定的な様態において、別の分離可能な態様によれば、第1のカップおよび第2のカップのうちの少なくとも1つの減衰部分から突出する部分は、エラストマから作られ、好ましくはエラストマシリコーンまたは熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)から作られる。
別の非限定的な態様は、好ましくはガラス瓶である瓶であって、完全な回転の円筒形の本体であって、第1の端において底により、第1の端の反対の第2の端において、瓶の長手方向に沿って本体から連続的に成る遠位部分による完全な回転の円筒形の本体と、肩部と、環部と、首部とを有する瓶と、前述したような装置とを備える耐衝撃性容器に関する。
別の非限定的な態様は、保護装置および瓶を組み立てるための方法であって、第1のカップおよび第2のカップの材料の弾性変形による拡大によって、または、強制的な挿入によって、瓶の周りへの第1のカップおよび第2のカップの実装を好ましくは含む方法に関する。
他の特徴、目的、および利点は、以下の詳細な記載を読むことで、および、非限定的な例として与えられる添付の図面を考慮することで、明らかとなる。
瓶に適用された第1の実施形態の断面図である。 第1の実施形態による装置の斜視図である。 第2の実施形態による装置の斜視図である。 中実の形態でパッドを形成するための可能な代替品の図である。 中空の形態でパッドを形成するための可能な代替品の図である。 くり抜きの形態でパッドを形成するための可能な代替品の図である。
本出願において、「約」という用語は、使用されるとき、値がおおよそ10%異なり得ることを意味する。
任意選択で、関連して使用され得るかまたは代替で使用され得る以下の任意選択の特徴が組み込まれ得る。
- 第1のカップ2および第2のカップ3のうちの少なくとも一方は、横断平面19に沿う円形の断面の内側くり抜き部分を有する基部20、30を備え、内側くり抜き部分は、瓶1の周囲面との接触によって係合することができ、複数の減衰パッド4は基部20、30の外側部分によって担持される。
- 複数のパッド4のうちの少なくとも一部は横断平面19に沿って基部20にわたって規則的に分配される。
- 複数のパッド4のうちの少なくとも一部は横断平面19に沿って環状に配置される。
- 複数のパッド4のパッド4は頂部41を各々備え、頂部41の積算表面積は、基部20、30の外側部分の積算表面積の75%未満であり、好ましくは65%未満である。
- 複数のパッド4のうちの少なくとも1つは中実であり、20から95の間、有利には20から85の間、好ましくは50から85の間から成るショアA硬度を有する材料から作られる。
- 複数のパッド4のうちの少なくとも1つは内部空所を有する。
- 内部空所は基部20、30の内側部分の高さにおいて開放する。
- 内部空所を有する複数のパッド4のうちの少なくとも1つは、80より大きく、有利には90より大きく、好ましくは95より大きいショアA硬度を有する材料から作られ、これらの範囲はおおよそ10%の許容差を含むとして、任意選択で拡張することができる。
- 複数のパッド4は、角錐台などの多面体、円形もしくは正方形の断面の先端、キノコ状、半球形、半楕円体、円錐形、または円錐台から選択される形態の少なくとも1つのパッド4を備える。
- 第1のカップ2および第2のカップ3のうちの少なくとも一方は非熱硬化性材料から作られる。
- 複数のパッド4はエラストマから作られる。
- 保護装置は第1のカップ2および第2のカップ3から成るだけである。
- 第1のカップ2は瓶1の底20を覆うための一部分を備え、前記一部分は吸着カップを備える。
- 第1のカップおよび第2のカップのうちの少なくとも一方は、好ましくは瓶の長手方向において、好ましく破断する領域を備え、実施形態において具体的には、第1のカップ2は、瓶の長手方向において脆弱な領域または好ましい破断の領域を備え、第1のカップ2と瓶との切り離しを容易にし、実施形態において具体的には、第2のカップ3は、瓶の長手方向において、および/または、瓶1の底20を覆うための一部分において、脆弱な領域または好ましい破断の領域を備え、第2のカップ3および瓶の切り離しを容易にする。
- 第1のカップ2および第2のカップ3は、瓶1を形成する材料を再生するための作業と適合する材料から形成される。
- 第1のカップ2および/または第2のカップ3は、バイアルにおいて、有利には、ボトルの長手方向に配置された、第1のカップ2および/または第2のカップ3における1つまたは複数の凹部の形態で、制御要素として同等に記載される、製品高さを視覚的に制御するための手段を有する。
- 第1のカップ2および/または第2のカップ3は、具体的にはバイアルにおける製品高さを視覚的に制御することを可能にするために、透明または半透明の材料から全体または一部で形成される。
- 第1のカップ2および第2のカップ3は生分解性または再生可能な材料から形成される。
- 第1のカップ2および/または第2のカップ3は、留め付け要素として同等に記載される、瓶を支持体に留め付けるための手段を有し得る。
概して、装置は瓶のために使用され、特には、ガラスまたは硬いプラスチック材料といった瓶を構成する材料の所与の固有の脆弱性が容易に破壊可能であると評される瓶のために使用されるように意図されている。瓶は、内容物が医薬錠剤などの脆いかまたは浸食されやすい容器でも使用され得る。容器の落下による衝撃の強さを最小限にする薬容器に収容される錠剤の物理的劣化を低減することが有利に可能とされることが、本出願者によって観察されている。
本出願によれば、「瓶」によって、これは、保管される製品を受け入れることができる任意の容器を意味する。「バイアル」、「フラスコ」、または他の用語は、「瓶」という表現に含まれると見なされている。保管される製品は、具体的には医薬錠剤といった、錠剤などの中実の形態、または、液体の形態であり得る。好ましくは、これは液体の形態の製品である。瓶は、その下方部分を形成し、平坦な支持体に置かれるときに瓶の鉛直位置での保持を可能にするように概して構成される底を含む。
瓶は、本体または胴の第1の端、つまり下方端において置かれる。本体または胴は、円形の断面の円筒形のくり抜き部分であり、その準線は瓶の長手方向に沿って延びる。第2の端、つまり、下方端と反対の上方端において、本体は、本体の直径と、瓶の上方部分、つまり瓶の環部の直径との間の移行領域を形成する肩部が設けられている遠位部分によって継続されている。
したがって、肩部自体は、瓶の遠位端に向けて縮小する円形の断面のものである。環部自体は、瓶の首部の高さにおいて瓶の口部を担持する。環部は、固定された円形の断面を有し得る。
図1は、このような瓶1の純粋に指し示すための例を提供している。長手方向18がそこで定められている。この方向18に沿って、瓶1は、底10から延びており、瓶1の高さの主な部分をここで形成している本体11を備える。底10と本体11とは凸状の形態の瓶10の隅肉によって連結されている。第2の端において、本体11は、凸状の形態の第1の連結部分13の高さにおいて、肩部12とも呼ばれる移行部分に結合している。この場所において、瓶の直径は低下し始める。図示されている状況では、肩部12は、瓶1の環部15によって継続させられる凹状の種類の第2の連結部分14によって途切れる。瓶1の遠位端は、口部17を有する首部16によって形成されており、瓶1に収容される製品の投入および放出を可能にしている。当然ながら、典型的には止め具といった閉止装置が瓶1に備え付けられ得る。首部16がこのような止め具と係合するために捩じ込むことができることは、留意されるものである。瓶に収容される製品が注射器で取り出されなければならないとき、口部には、例えば、Adaptaキャップ式(Baxter社によって市販されている)、国際出願WO2016/166197に記載されているものなどの移送止め具、具体的には、国際出願WO2018109215に記載されているものなどの移送止め具といった、隔膜または移送止め具が備え付けられ得る。有利には、止め具は保護装置とは別であり、好ましくはカップ2、3によって覆われない。好ましくは、第2のカップ3は、止め具と干渉しないように、厳密に環部の下方である容器の領域を覆う。
落下の場合に瓶の破壊を防止するために、平凡な解決策は、例えば熱収縮性のポリマ材料から作られた膜または包装材料での被覆といった、瓶の外面のすべてを補強要素で覆うことから成る。有利には、保護装置はこのような被覆を備えておらず、対照的に、瓶の長手方向に沿って離間された別の離れている要素だけから成る保護装置を提案している。好ましくは、装置は、第1のカップおよび第2のカップと以降において呼ばれる2つの要素からのみを備える。
カップの各々は瓶1の外壁との接触面を有し、それによって、このような瓶1に、好ましくは固定的に位置決め可能とされる。「固定的」によって、これは、カップが瓶1において適切な位置にあるとき、カップを取り外そうとする使用者の明確な努力がなければ、通常の使用の条件の下でこの瓶に固定されることを意味する。好ましくは、この接触面はカップ基部によって定められる。この基部は内側部分を有し、内側部分の表面は、それが適用されるように意図されている瓶の壁部分の表面と相補的に設計されている。
図示されている実施形態では、第1のカップ2は、瓶1の底10と係合するように意図されている。これは絶対に必要というわけではないが、このカップ2が、瓶1の底10を覆うための部分22と、本体11を一部覆うための部分21とを備えることは有利である。この構成では、この第1のカップ2は有底の空所を定め、瓶の底10によってスナップ留めされ得る。
第1のカップ2が瓶1の底10を覆うための部分22を含まない場合、このカップ2の固定は、本体を覆う部分21によって主に行われる。この部分21は連続的に有利には円筒形であり、瓶1の本体11の周りで第1のカップ2のスナップ留めを可能にするように構成された直径の円の断面のものである。瓶1の長手方向18に沿ってのスナップ留めの長さは、所望の切り離しへの抵抗の、または、瓶1の所望の覆われない領域の高さの本体11の高さに応じて異なり得る。
第1の可能性によれば、第1のカップ2の材料は、例えば熱可塑性ポリマの形態で、剛性であり、第1のカップ2の直径は、瓶1の本体11の直径に対して締め付けの調整を有する。
別の可能性によれば、第1のカップ2の材料は、天然ゴム、熱可塑性エラストマ(TPE)、またはエラストマシリコーンなどのエラストマである。本出願の意味において、「エラストマ」によって、これは、周囲温度において変形させられる場合、変形の下になる制約が取り除かれたとき、素早くその大きさおよびその元の形態を取り戻す任意のポリマを意味する。
本出願による装置に適する特徴を有するエラストマは市場において入手可能である。一般的な例は、天然ゴムや、熱可塑性エラストマオレフィン(TPE-O)、スチレン熱可塑性エラストマ(TPE-S)、加硫熱可塑性エラストマポリプロピレン(TPE-V)、コポリエステル熱可塑性エラストマ(TPE-E)、熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)、および熱可塑性エラストマポリアミド(TPE-AまたはTPA)などの熱可塑性エラストマや、エラストマシリコーンである。これは、好ましくは熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)およびエラストマシリコーンである。したがって、利点は、瓶における保持、つまり、変形による第1のカップの適用のために、これらの種類の材料の非常に大きな摩擦係数から引き出すことができる。このような状況において、瓶の周りに配置し、その後に解放するために、第1のカップの材料を弾性的に延ばすことが可能である。
別の選択肢は、カップ2と瓶1との間に組立要素を使用することから成り、これは接着剤または任意の他の形態の密封剤であり得る。
カップの生態学的影響を低減する目的で、カップを形成する材料は好ましくは再生可能または生分解性である。したがって、瓶は、その内容物が空にされると、カップは瓶から分離されて、特定の再処理系統へと送られ得る、または、新しい製品を作り出すときに再使用され得る。
「生分解性」という用語は、例えば水、二酸化炭素(CO2)、および/またはメタン(CH4)を放つことで環境に悪い影響を与えることなく、好ましい環境(温度、湿度、光、酸素など)において、および/または、微生物(バクテリア、菌類、藻類)の作用の下で分解できる。生分解性材料は、例えば堆肥にすることができる。
「再生可能」という用語は、カップにおけるその使用の後、同一または異なる製品を作り出すために回収して再使用できる材料に適用される。例えば、エラストマシリコーンの50%が、弾性的に覆われる道路被覆または運動施設グラウンドにおいて現在再使用されている。
可能性によれば、カップ2の基部21は、第1の材料、具体的には前述したものから作られ、カップ2の少なくとも1つの他の部分は、第1の材料とは異なる第2の材料から作られる。任意選択で、第2の材料は第1の材料より小さい硬度を有する。第2の材料の弾性率は、つまりヤング率は、より小さい。したがって、より柔軟またはより柔らかいカップ部分が得られる。これは、具体的には第2の材料が後述する減衰部分に使用されるとき、衝撃の吸収を調節するために有用である。
この部分は、例えばエラストマから作ることができるが、カップの基部は、例えば熱硬化性といったエラストマでないポリマから作ることができる。
好ましくは、上記の制約を満たすが、ガラスの再生ステップの間に瓶1からの取り外しを必要としない材料が使用される。具体的には、使用される材料は、瓶を再生する処理と適合させることができ、例えば、ガラスの溶融の間のか焼であり得る。瓶の材料の再生の間に(例えば、装置からの材料を、容器を再生するための材料と同等の材料へと変換することで)装置からの材料を消滅させることができる任意の処理が、適合と見なされる。
相補的または代替で、カップのうちの少なくとも1つは、カップを瓶1から取り外すことを可能にする好ましい破断の領域を含み得る。この領域は脆弱な領域とでき、この場所においてカップの断面を縮小すること、材料をこの場所でより抵抗のないようにすること、この場所において(刻み目または事前の切断により)破断を開始することにより、機械的な応力を集中させるための領域とでき、例えば、カップの一部分は、缶において見出される缶の破断を容易にするものなど、より細くできる、または、事前に切断した領域とできる。
第1のカップ2および/または第2のカップ3は、瓶を手によって保持しなければならないことを回避するために、瓶を支持体に固定するための要素を備え得る。固定要素として同等に記載されるこの固定手段の存在は、瓶の落下の危険性をさらに低減し、瓶は支持体への固定のための前記要素によって保持される。
瓶を固定するための要素は、瓶の行われる使用に応じて、カップ2、カップ3、または2つのカップに配置させることができる。
この要素は、例えば、底10の被覆から分離され、固定フックが通過できる開口が設けられ得る瓶1の底10を覆うための部分22に配置される事前の切断の領域とできる。この要素は、例えば、カップを形成する材料に成型される、または、金属から作られ、有利にはカップの成型された本体に適用されるフックまたはスナップフックであり得る。
固定要素は、容器が吊り下げられるときに容器のバランスを取るように、部分22において中心付けられ得る。吸着カップの効果が底において部分22によって作り出される場合、これは、引っ張りが固定要素において実施されるときであっても、瓶におけるカップ2の保持を増加させるために使用できる。
このような固定要素は、例えば、瓶に収容された製品が潅流によって投与されなければならないときに有利である。このような場合には、固定要素は、好ましくは、瓶を潅流基部に懸架させることを可能にする底10の被覆において、カップ2に据え付けられる。
固定要素は、首の周りの紐または使用者のベルトに瓶を取り付けるために使用されてもよい。したがって、固定要素は、使用者の手をその動作のために自由にしたまま、使用者が製品を運ぶことを可能にする。固定要素は、例えば家畜小屋において、製品を注射によって数多くの動物に繰り返し投与しなければならない獣医または農業従事者が、ある量が瓶において抽出され、自身の両手を使用させることを可能にするため、獣医または農業従事者にとって特に有利である。
装置は、長手方向18に沿って第1のカップ2から離間される第2のカップ3をさらに備える。好ましくは、装置は瓶1の肩部12の高さに位置決めされ得る。図示されている状況では、第2のカップ3は、具体的に肩部12の高さにおいて、瓶1の壁と係合する基部30を備える。瓶のこの部分の直径の移行を考えると、第2のカップ3は、有利には同等の輪郭を含み、つまり、第2のカップ3の内径の漸進的な低下を伴う。本体11から凸状の後に環部15に向けて凹状の連結の輪郭の肩部12の最も一般的な場合において、第2のカップ3は、例えば、肩部12の凸状部分と同じ形態に追従することができる。好ましくは、カップのうちの少なくとも1つは、最大の横方向の寸法(つまり、円形の断面の容器については概して最大の直径)を有する容器の部分を覆い、これは、具体的には肩部12の高さにおける場合であり得る。
第2のカップ3の一部分が、本体11の上方端部分においてさらに有利に適用される。したがって、第1のカップ2の場合にあるように、第2のカップ3は、本体11に適用可能である内側円筒部分31と、任意選択で、肩部12の高さにおいて、および、任意選択で環部15の高さにおいてここでは適用可能である追加部分とを備える。そのため、この状況において、第2のカップ3は肩部を構成し、これは、断面が拡大する領域であるため有利であり、断面が拡大する領域は、衝撃を受けやすい領域であるため覆うのが有用であり、さらには、断面の変化のため、機械的な応力を集中させるための領域であり得る。
第1のカップ2を固定するための材料および方法に関する先に提供された記載は、第2のカップ3に適用可能である。材料および固定方法が2つのカップ2および3の間で同一であることは、必要とされはしないが好ましいとされる。
好ましくは、カップ2および3の基部20、30は、それらが適用される瓶の表面の部分を連続的に覆う。
有利には、瓶1の本体11と接触している第1のカップ2および第2のカップ3の円筒部分21、31の積算された高さは、本体11の高さの2分の1未満と表せ、好ましくは3分の1未満と表せる。したがって、本体11が透明または少なくとも半透明である場合、瓶1の内容物への良好な視覚的アクセスが得られる。
変形によれば、瓶の内容物への視覚的なアクセスは、バイアルにおける製品高さを視覚的に制御するための部材が第1のカップ2および/または第2のカップ3に存在することで容易にされる。
このような製品の高さの制御は、製品が例えば注射器で投与されるとき、または、潅流の場合、つまり、瓶が交換されなければならないとき、残りの投与量の数値を評価することを可能にするため、特に有利である。
バイアルにおける製品の高さを制御するための部材は、瓶が底におけるヘッドと共に使用されるように意図されるとき、第1のカップ2に配置され、瓶が上部または2つのカップにおけるヘッドと共に使用されるように意図されるとき、第2のカップ3に配置され得る。
バイアルにおいて、製品の高さを視覚的に制御するため、または、要素を同等に制御するためのこの手段は、異なる形態を有し得る。この手段は、瓶の長手方向において配置される凹部または複数の凹部であり得る。「凹部」によって、これは、瓶の内容物への視覚的なアクセスを可能にする材料を有していないカップの領域を意味する。
代替で、バイアルにおける製品の高さを視覚的に制御するための部材は、カップを製造するための、透明な材料、または、瓶の内容物への視覚的アクセスを有するのに十分な半透明な材料の使用をもたらし得る。透明な材料は、好ましくは瓶の長手方向に配置される線の形態で、カップの全部、または、カップの一部分だけを形成してもよい。
製品を視覚的に制御するための手段、または、同等に制御する要素は、残りの体積または残りの投与量の数の指示など、目盛が伴われてもよい。
好ましい変形によれば、第1のカップ2および第2のカップ3は、瓶の長手方向18において、脆弱な領域または好ましくは破断の領域を各々備える。この好ましい破断の領域は、例えば、カップを形成している材料が生分解性または再生可能である場合といった、瓶およびカップを形成する材料が廃棄物を再処理するための同じ系統において取り外ししてはいけない場合、それを行うのを可能とすること、および/または、カップ2および3と瓶1との切り離しを容易にし、瓶1とカップ2および3とを、廃棄物を再処理するためのそれぞれの系統において廃棄物して取り外すことを、作業者に可能にさせる。これは、環境に配慮するための明確な利点であり、これは医薬分野において特に重要である。
また、別の変形によれば、第1のカップ2および第2のカップ3は、瓶1を形成する材料を再生するための作業と適合する材料から形成される。
以下の記載において、円形である本体11の断面に沿う径方向の配向は、横断平面19(瓶の円筒形の本体の長手方向に対して垂直である)によって定められる。この平面19の配向は、具体的には図3において描写されている。
瓶1を効果的に保護することができるように、装置は、概して、瓶の外壁の前で、瓶1が破壊させられ得る表面と接触しなければならないことが理解される。
このような表面が概して地面である、および/または、実質的に平坦であるという原則から始まって、カップは、横断平面に沿って、この方向に沿って瓶の最大寸法を越えて、つまり、本体の直径を越えて延びる部分を有していなければならない。したがって、落下の場合、瓶が破壊され得る表面と接触することは、カップのうちのいずれかの優先事項である。この状況において、カップ2および3は、横断平面に沿って瓶に突出物を形成するように、少なくとも一部分が径方向において本体を越えて延びる減衰部分を備える。この延びる寸法に制限はないが、好ましくは、減衰部分の厚さは、本体の直径の少なくとも5%の突起と表せる。
減衰部分は複数のパッド4を備える。
「パッド」によって、これは、カップの周囲のすべてを覆うことなく、検討されているカップ2または3の表面へと突出する形態を有する要素を意味する。そのため、減衰部分は瓶1を包囲する連続的な突出ではない。これらのパッド4は、瓶1と接触しているカップの部分から径方向に突出することで、カップ2、3の少なくとも一方において、互いのいずれかの側において作られる減衰要素を形成する。「径方向」によって、これは、パッドが横断平面において外向きに方向付けられる構成要素を有することを意味するが、パッドは、例えば長手方向に沿ってといった、横断平面に対して傾斜を有するように、別の構成要素を有してもよく、さらに、横断平面において、パッド4は、瓶の本体の半径に沿って方向付けられる方向を必ずしも有していない。
パッド4の形態および寸法について仮定は行われない。さらに、異なる形態および/または寸法のパッド4が1つの同じカップに共存する可能性がある。
パッドの形態における前記減衰要素は、円錐状、三角状、角錐状、円筒状、多面状、楕円状といった任意の形状を有し得る。
有利には、減衰要素は多面状の形態のものであり、好ましくは平行六面体または立方体の形態のものである。減衰要素は、カップから外向きに延びる方向に沿って軸対称を有し得る。
好ましくは、カップのすべての減衰要素は同じ形態を有し、その形態は、好ましくは平行六面体、立方体、または角錐台である。
実施形態によれば、パッド4のうちの少なくとも一部は、瓶1の周囲のすべてを周期的に包囲するように規則的に離間されている。この状況において、横断平面19では、任意の2つの隣接するパッドの間の隙間が一定である。代替または相補的に、パッド4は、いくつかの段において、長手方向18に沿って規則的に離間され得る。好ましくは、パッドのいくつかの列が(横断平面19に沿って)配置され、これらのパッド4は長手方向18に沿って柱を形成することができる。千鳥状の分配も可能であり、したがって、2つの重なる列のパッド4が横にずれる。適切な数のパッド4は、具体的には、パッドの形態および高さに依存すると共に、パッドの相対位置、および、カップの表面へのパッドの分配に依存する。適切な数は、瓶の重量および寸法にも依存し、特には瓶の高さに依存する。有利には、パッド4は、1列または複数の列にわたって分配され、より明確には、例えば1列、2列、3列、4列、5列、6列、7列、8列、9列、または10列といった、1~10列にわたって分配される。適切な数の列のパッド、パッドの寸法、およびパッドの配置が、例において記載されているものなど、各々の瓶について試験によって決定され得る。
図2の例はこれらの可能性を示している。具体的には、第1のカップ2は、2列で組織化されたパッド4を備える。列のパッド4は、長手方向18に沿って並べられるように、厳密に重ねられている。第2のカップ3自体は3列のパッド4を有する。さらに、これらの列は、パッド4同士の間に同じ間隔を有していないが、パッド4は長手方向18に沿って並べられていない。パッド4の密度が、肩部12の凸状部分の高さにおいて適用されるように意図されている中間の列においてより大きいことは、留意されるものである。
図3は、カップ2および3の代替の構成を有する。カップ2の基部20およびカップ3の基部30は、図2の場合と同じ形態のものである。この部分は、両方の場合で、内側部分が瓶の外壁に適用される包装材料を形成している。しかしながら、パッド4は異なる形態のものである。概して、パッド4は、検討されているカップの基部との連結の高さにおける近位端40と、近位端40から頂部41の方向へと突出する主要部42とを備える。好ましくは、パッドの頂部は、尖らされる、平坦(または、少なくとも1つの空間の方向において直線的な輪郭)にされる、または凸状の形態のものである。したがって、パッドの頂部は高い凹みを形成しない。
図2の場合、パッド4は楕円状の形態であり、具体的には、例えば中実の、半楕円状である。そのため、その近位端40はカップの基部との結合部において楕円を形成しており、頂部41は凸状の輪郭の遠位端である。図示されている場合では、楕円形の長軸が横断平面19において方向付けられているが、長手方向18に沿って、または、他の配向に沿って方向付けられてもよい。他の湾曲形態も可能である。
図4の場合、長手方向18に沿って並べられた2列のパッド4がカップ2および3の各々に形成されている。この例において、パッド4は角錐台であり、パッド4の近位端40は、カップの基部との結合部の高さにおいて長方形または正方形の閉じた輪郭を形成しており、主要部42は、角錐の様相で組織化された4つの辺の形態であり、頂部41は、この形状の角錐の断面の平面に対応している。この例は、多面体の基部において形成される主要部42の他の形態へと一般化され得る。図4は、この図における第2のカップ3についての場合にあるように、パッド4が基部の高さにおいて結合できることをさらに示している。しかしながら、第1のカップ2のパッド4は、主要部42および頂部41の高さにおいてだけでなく、基部の高さにおいてもパッド4同士を完全に離間させるように、離れた近位端40同士を有する。
パッド同士が、地面との接触面を分配するために、延いては、複数のパッドにおいて衝撃の機械的効果を分配するために、等距離で配置されることは、有利である。
例えば、本体が64.8mmから67.2mmの間から成る直径を有する瓶が備え付けられ得る。この状況において、パッドの少なくとも2列で、さらには少なくとも3列が、カップによって形成され得る。パッドの各々の列は、横断平面に沿って好ましくは延びる環状の担持体を有する。列は、少なくとも5個のパッドで、可及的には少なくとも10個のパッドを備え得る。パッドを表す突起は、有利には、少なくとも5mm、好ましくは少なくとも7mmのものであり、10mm未満であり得る。
パッド4またはそれらの一部は、中空、くり抜き、または中実であり得る。
- 「中空」によって、これは、減衰パッド4が、例えばエラストマから作られたパッド4を形成する材料によって包囲され、空気を含んでいるポケットを形成する内部空所を有する。しかしながら、このポケットは、材料が多孔質である限りにおいて、または、ポケットの壁のうちの少なくとも1つが通気口を有し得る限りにおいて、体系的に気密とはなっていない。しかしながら、概して、ポケットは、主に連続的な壁によって包囲された閉じた体積を定めている。したがって、空気で満たされた小室または空気小室が定められ、空気圧縮は減衰に寄与する。図5は、好ましくは封止された空気ポケットを形成する閉じた内部空所43を含むパッド4の構成の例を提供しており、内部空所43と瓶の外壁とはカップの基部20によって分離されている(本明細書では、これは第1のカップ2の限定ではない)。
- 「くり抜き」によって、これは、減衰パッド4が瓶1と接触している底によって画定されていないことを意味する。したがって、パッド4の内部空所は瓶1の外壁において開放しており、この構成では、カップ2の基部20およびカップ3の基部30と瓶1の外壁との間の接触は、パッド4の内部空所の口部の右に中断させられるため不連続であり、パッド4の柔軟性はこの手段によって増加させられ得る。図6はこのくり抜きの解決策を有しており、パッド4の内部空所43は、瓶1の外壁の高さにおいて開放している。
- 「中実」によって、これは、減衰パッド4が材料で満たされた中実要素を形成することを意味する。図4はこのような構成を有し、パッド4は全体として材料で満たされている。したがって、パッド4は、ここでは第1のカップ2である検討されているカップの基部20、30の材料の物理的な連続になっている。パッド4の近位端40は、基部20との結合位置としてさらに描写されている。
減衰要素が中実である場合、好ましくは、中空またはくり抜きの緩衝器より小さいショア硬度を有する、例えば熱可塑性物質といったエラストマが使用される。20から95になるショアA硬度を有するエラストマは適切であり得る。有利には、ショアA硬度は20から85になり、好ましくは50から85になり、さらにより好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になる。この場合、衝撃によるエネルギーは材料の変形によって吸収される。好ましい変形によれば、有利には50から85になり、好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になるショアA硬度を有し、特には約80のショアA硬度を有するエラストマシリコーンが使用される。別の好ましい変形によれば、50から85になり、好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になるショアA硬度を有し、特には約85のショアA硬度を有する熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)が使用される。
減衰要素が中空またはくり抜きである場合、エラストマは、少なくとも80の、有利には少なくとも85の、より有利には少なくとも90の、好ましくは少なくとも95または95に等しいショアA硬度を有する、例えば熱可塑性物質とされ得る。
好ましい用途では、エラストマのショアA硬度は、基準ATSM-2240(Standard Test Method for Rubber Property -Durometer Hardness)に従って決定される。
描写されていないが、瓶1の底10を覆うための部分22にパッド4を備え付けることが可能であることは、留意されるものである。概して、パッド4は、カップ2および3のいずれかの任意の有用な場所に設置され得る。別の可能性によれば、部分22には、表面への真空効果によって付着に有利に働くように、部分22の外壁に配置される吸着カップが備え付けられる。
瓶を保護するための装置は、消費者/作業者による瓶の把持を向上させることで瓶の落下を防止するために、落下の場合に瓶を破壊から保護するために、および、瓶の落下から生じる衝撃に続く劣化から瓶の内容物を保護するために、有益に実施および使用され得る。装置は、特には、医薬分野または化粧分野において、瓶の保護および瓶の内容物の保護に適合されるが、農業関連産業または一般商品分野(油、酢、ワイン、危険製品など)における瓶を保護するためにも適合される。
カップは射出によって形成でき、好ましくは、1つだけの材料での射出、オーバーモールド、2つの射出、三次元印刷、熱成形、熱圧縮、または射出成型によって形成できる。
三次元印刷は、中空の減衰パッドを備えるカップ、および/または、凹部または複数の凹部が例えば瓶の長手方向において配置される形態での読み取り窓を有するカップを製造するために有利に使用され得る。さらに、三次元印刷は、(透明な表面を形成するように適合された特性を有する三次元印刷技術の材料を使用することで)透明または半透明の材料から形成されるカップを製造するためにも使用できる。
熱圧縮および射出成型は、中実またはくり抜きのパッドを備えるカップの製造に有利に使用される。使用される材料がエラストマシリコーンである場合、カップは、例えば加硫プレスにおいて、熱圧縮によって好ましくは製造される。
別の変形では、本技術は、瓶1に備え付けることができる、衝撃から保護するための装置であって、瓶1は、完全な回転の円筒形の本体11であって、第1の端において底10により、第1の端の反対の第2の端において、瓶1の長手方向に沿って本体11から連続的に成る遠位部分による完全な回転の円筒形の本体11と、肩部12と、環部15と、首部16とを有し、前記装置は、瓶1の底10と固定的に係合するように構成される第1のカップ2と、瓶1の肩部12と固定的に係合するように構成される第2のカップ3とを備え、第1および第2のカップ2、3の各々は、長手方向18と垂直である横断平面19に沿って、瓶1のより大きい直径の領域を越えて突出できる衝撃を減衰するための部分を有し、第1のカップ2および第2のカップ3のうちの少なくとも1つの減衰部分から突出する部分は、エラストマから作られ、好ましくはエラストマシリコーンまたは熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)から作られる、装置に関する。この態様は、本出願から分離可能な態様を形成しており、具体的には図示されている場合を参照して、先に検討された実施形態と別に実施され得る。
前述の国際出願WO2014128179A1は、上方シェルと下方シェルとを備える、衝撃から保護するための装置を記載しており、各々のシェルは、衝撃の場合にバイアルを保護することを可能にするカップの内面から突出して延びる円形の体積の形態で剛体を含む。前記剛体は、バイアルに関して長手方法でも配向され得る。カップは、衝撃の吸収に寄与する空気で満たされた環状の体積をバイアルの壁と定める形態を有する。カップは射出可能な樹脂から形成される。本出願において記載されているカップを製造するために使用されるポリマは低密度ポリエチレンである。このような材料の硬度はショアDの尺度で概して測定され、60の程度のものである。
本出願の発明者は、この変形による装置が、等しい形状の構成を伴うがエラストマから形成されて、落下の間の瓶の耐性を相当に向上させることを可能にすることを強調している。装置は、熱収縮性のスリーブを回避することで、延いては、材料の節約になり、瓶に含まれる製品を熱に曝すことを回避することを可能にもする。
この変形によれば、減衰部分は、有利には、前述したものなどの複数のパッド、または、中実、中空、もしくはくり抜きの環状の体積であり得る。好ましくは、環状の体積は中空である。環状の体積は、好ましくは、瓶の周囲の全体にわたって延び、有利には、例えば環状体の形態で、または、突起の別の形態で、一定の厚さの突起を形成する。
カップ、パッド、材料の形態に関する特徴、およびすべての有利な特徴は、技術的に不適合ではないという支配の下で、この変形にも有効である。
したがって、有利には、減衰要素が中空またはくり抜きである場合、エラストマは、少なくとも80の、有利には少なくとも85の、より有利には少なくとも90の、好ましくは少なくとも95または95に等しいショアA硬度を有するとされ得る。減衰要素が中実である場合、有利には、20から95になるショアA硬度を有するエラストマが使用される。より有利には、ショアA硬度は20から85になり、有利には50から85になり、さらにより好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になる。好ましい変形によれば、有利には50から85になり、好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になるショアA硬度を有し、特には約80のショアA硬度を有するエラストマシリコーンが使用される。別の好ましい変形によれば、有利には50から85になり、好ましくは、例えば75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、または85といった75から85になるショアA硬度を有し、特には約85のショアA硬度を有する熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)が使用される。この場合、衝撃によるエネルギーは材料の変形によって吸収される。
異なる保護装置の効果を試験するために使用される手順が以下に記載されている。
水が満たされた250mlのバイアルに、熱可塑性エラストマポリウレタン(TPE-UまたはTPU)(ショア硬度85A)から形成された装置が装着されている。下方カップはバイアルの下方部分の約30%を覆い(底が含まれる)、上方のカップ自体もバイアルの外面の約30%を覆う。突出する部分および基部の全体の厚さは7mmであり、バイアルは66mmの直径を有する。
バイアルは、極端な場合と考えられるが、コンクリート床を模すために建築用ブロックに落とされ、異なる高さ(80cmまたは120cm)から、および、バイアルが被覆されている状況で落とされた。
バイアルが耐えたときは、2回目が落とされた。バイアルが再び耐えた場合は、同じ条件で3回目が落とされた。
衝撃から保護するための各々の装置は、10回試験された。
結果は、以下のような無傷のバイアルの数の百分率として表される。
- 1回目の投下: 10個のうち8個のバイアルが耐える=80%
- 2回目の投下: 10個のうち4個のバイアルが耐える=40%
- 3回目の投下: 10個のうち2個のバイアルが耐える=20%
結果は次の通りであった。
Figure 0007104176000001
緩衝器が等価の形態(中空の減衰体積)のものであるとき、衝撃への抵抗は、装置が低密度ポリエチレンの代わりにエラストマ材料(ショアA硬度85)から形成されることで非常に明確に向上させられる。
同等の材料であれば、不連続な減衰表面を形成するパッドの存在は、連続的減衰表面に対して衝撃に対する耐性を非常に明確に向上させることは、留意されるものである。
装置が備え付けられた瓶の把持が特に良好であることが観察されている(装置のない瓶の把持より良好であり、中空の環状の突起を各々が備える2つのカップが備え付けられた瓶の把持より良好である)。カップにわたって分配されたパッドは、向上した人間工学性に能動的に寄与し、瓶に収容された水の高さの視認性が優れている。
前述したのと同じ手順を実施することで、試験は以下のカップで実行される。
a) パッドが中実であり、三次元印刷によって得られた2つの熱可塑性エラストマポリウレタン(ショアA硬度85)を伴う、図3に対応する構成。
Figure 0007104176000002
b) パッドが中実であり、射出によって得られる60のショアA硬度を有する2つのSEBSに基づく熱可塑性エラストマ(ポリスチレン-b-ポリ(エチレン-ブチレン)-b-ポリスチレン)を伴う、図3に対応する構成。
Figure 0007104176000003
c) パッドが中実であり、熱圧縮によって得られる2つのエラストマシリコンカップ(ショア硬度80A、Wacker Chemie社によって市販されているCenusil(登録商標) R)を伴う、図3に対応する構成。
Figure 0007104176000004
1 瓶
10 底
11 本体
12 肩部
13 第1の連結部
14 第2の連結部
15 環部
16 首部
17 口部
18 長手方向
19 横断平面
2 第1のカップ
20 基部
21 円筒部分
22 底を覆う部分
3 第2のカップ
30 基部
31 円筒部分
32 肩部を覆う部分
4 パッド
40 近位端
41 頂部
42 主要部
43 内部空所

Claims (18)

  1. 瓶(1)に備え付けることができる、衝撃から保護するための装置であって、前記瓶(1)は、円筒形の本体(11)と、肩部(12)と、環部(15)と、首部(16)とを有し、前記本体(11)は、第1の端において底(10)によって途切れ、前記第1の端の反対の第2の端において、前記瓶(1)の長手方向に沿って遠位部分によって途切れ、前記遠位部分において前記肩部(12)と連続的に結合し、前記装置は、前記瓶(1)の前記底(10)と係合するように構成される第1のカップ(2)と、前記瓶(1)の前記肩部(12)と係合するように構成される第2のカップ(3)とを備え、前記第1および第2のカップ(2、3)の各々は、前記長手方向(18)と垂直である横断平面(19)に沿って、衝撃の減衰部分であって、前記瓶(1)の前記衝撃の減衰部分が設けられた箇所より大きい前記瓶(1)の直径の領域を越えて突出できる前記衝撃の減衰部分を有し、
    少なくとも前記第1のカップ(2)前記減衰部分から突出する部分は、互いから離間される複数の減衰パッド(4)を備え、前記複数のパッド(4)は前記横断平面(19)に沿って規則的に分配され、前記複数のパッド(4)はエラストマから作られ、前記第1のカップ(2)の前記減衰部分が、前記本体(11)の前記第1の端のレベルに位置するように構成されたパッド(4)を備え、前記複数のパッド(4)のうちの少なくとも1つは中実であり、20から95の間のショアA硬度を有する材料から作られることを特徴とする装置。
  2. 前記第1のカップ(2)および前記第2のカップ(3)のそれぞれの前記減衰部分は複数のパッド(4)を備え、前記第2のカップ(3)の前記減衰部分は前記本体(11)の前記第2の端のレベルに位置するように構成された、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数のパッド(4)のうちの少なくともいくつかは前記横断平面(19)に沿って前記瓶(1)を取り囲む円周状に配置される、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第1のカップ(2)および前記第2のカップ(3)のうちの少なくとも一方は、前記横断平面(19)に沿う円形の断面の内側くり抜き部分を有する基部(20、30)を備え、前記内側くり抜き部分は、前記瓶(1)の周囲面との接触によって係合することができ、前記複数の減衰パッド(4)は前記基部(20、30)の外側部分によって担持される、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記複数のパッド(4)の前記パッド(4)は頂部(41)を各々備え、前記頂部(41)の積算表面積は、前記基部(20、30)の前記外側部分の積算表面積の75%未満である、請求項4に記載の装置。
  6. エラストマが、天然ゴム、熱可塑性エラストマ(TPE)、およびエラストマシリコーンから選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記複数のパッド(4)のうちの少なくとも1つは20から85の間から成るショアA硬度を有する材料から作られる、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記材料は、75から85になるショアA硬度を有するエラストマシリコーン、または、75から85になるショアA硬度を有するエラストマポリウレタンである、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記複数のパッド(4)のうちの少なくとも1つは内部空所(43)を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記内部空所(43)は基部(20、30)の内側部分において開放する、請求項9に記載の装置。
  11. 内部空所(43)を有する前記複数のパッド(4)のうちの少なくとも1つは80より大きいショアA硬度を有する材料から作られる、請求項9または10に記載の装置。
  12. 前記複数のパッド(4)は、角錐台などの多面体キノコ状、半球形、円錐形円錐台、及び半楕円体から選択される形態の少なくとも1つのパッド(4)を備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記第1のカップ(2)および前記第2のカップ(3)のうちの少なくとも一方は非熱硬化性材料から作られる、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記第1のカップ(2)および前記第2のカップ(3)のうちの少なくとも一方は前記瓶の前記長手方向において破断可能な領域を備える、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 瓶(1)であって、回転の円筒形の本体(11)であって、前記本体(11)の第1の端において底(10)によって途切れ、前記第1の端の反対の前記本体(11)の第2の端において、前記瓶(1)の長手方向(18)に沿って前記本体(11)から連続的に成る遠位部分によって途切れる回転の円筒形の本体(11)と、肩部(12)と、環部(15)と、首部(16)とを有する瓶(1)と、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の装置と
    を備える耐衝撃性容器。
  16. 前記瓶(1)は医薬製品を含む、請求項15に記載の容器。
  17. 前記第1のカップ(2)と前記第2のカップ(3)とは分離され、前記長手方向(18)に沿って離間される、請求項15または16に記載の容器。
  18. 前記第2のカップ(3)は前記肩部(12)を覆う、請求項15から17のいずれか一項に記載の容器。
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