JP7103968B2 - ブルドーザの安全装置 - Google Patents

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本発明はブルドーザの安全装置に関し、特にブルドーザの走行時の作業を安全に進めるために適用して有用なものである。
建設機械の一種であるブルドーザで利用され、実用化されている安全装置の代表的なものとして超音波センサを利用したものがある。これは、ブルドーザの車体に取り付けられた超音波センサの発信器から発射され、人や物に衝突して反射された反射波である超音波を、同様に前記車体に取り付けられた受信器で受信して所定の演算処理を行うことにより障害物との距離を検出し、衝突の回避等の安全を確保するものである。
しかしながら、上述の如き超音波センサを用いた安全装置では、人ばかりでなく、大きい石や岩、材木、塀等も検知してしまう、すなわち、超音波センサを用いた場合には人感センサとしての精度が悪いという大きな問題がある。
かかる問題を解決する安全装置として、超音波センサに焦電型赤外線センサを組み合わせた安全装置が提案されている(特許文献1参照)。これは、超音波を発して人を含む障害物から反射された超音波を検知する超音波センサと、人の発する波長の赤外線を検知する焦電型赤外線センサとを組合わせて人検知センサを構成するとともに、前記人検知センサの焦電型赤外線センサと超音波センサによる両検知出力に基づき所定の論理演算を行うことにより高精度に人の存在を検出するように工夫したものである。
特開平08-0218310号公報
しかしながら、特許文献1においては、所定範囲内の人の存在が検出された場合に、どのような機構により、どのようにして車体を停止させるのかについては、具体的には開示されていない。すなわち、非常時に迅速かつ安全に車体の走行を停止させて、人との衝突を未然に防止するための具体的で、かつ効果的な思想は開示されていない。
本発明は、上記従来技術に鑑み、ブルドーザの周辺の所定領域に存在する人を高精度に検出するとともに、前記所定範囲内における人の存在が検出された場合には、速やかに車体の移動制動を行って円滑かつ安全に車体を停止させるブルドーザの安全装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、第1の本発明は、ブルドーザの周囲の所定範囲内における人の存在を検出するための人感センサと、
前記人感センサが出力する信号を処理して前記人の存在を検出し、前記人の存在が検出された場合に、これを表わす人感信号を送出する情報処理手段と、
前記人感信号に基づきブレーキ機構のブレーキペダルの踏み込み動作または解除動作を行う制動手段と、を含み、
前記制動手段は、前記人感信号に基づき駆動されるギヤドモータと、該ギヤドモータに取り付けられて該ギヤドモータと一体的に回転するプーリと、一端部が前記ブレーキペダルに固定され他端部が前記プーリに固定されているベルトと、を有し、
前記ギヤドモータの一方向への回転により前記ベルトを前記ギヤドモータで巻き取って前記ブレーキペダルの踏み込み動作を行うとともに、前記ギヤドモータの反対方向への回転により前記ベルトを繰り出して前記ブレーキペダルの解放動作を行うように構成し
前記ベルトの巻き取り動作および繰り出し動作に伴う前記ベルトの巻き取り量および繰り出し量が所定量に達した時点で動作し、前記制動手段を介して前記ギヤドモータが停止するように制御するスイッチ手段を有し、
前記スイッチ手段は、アクチュエータがその基端部の支点を中心として一方向および反対方向に所定角度回動した時点でそれぞれ動作するとともに前記アクチュエータの先端部に取り付けられたローラを有するリミットスイッチで構成し、前記ローラを前記ベルトに当接させて前記ベルトの巻き取りおよび繰り出しを行うことにより前記アクチュエータを一方向および反対方向にそれぞれ回動させ、それぞれの回動時に前記アクチュエータがデッドポイントを超えて回動することにより前記リミットスイッチが動作するように構成したことを特徴とするブルドーザの安全装置としたことである。
第2の本発明は、第1の本発明において、前記人感センサは、超音波センサと、焦電型赤外線センサとを組み合わせて構成し、
前記情報処理手段は、前記超音波センサの検出情報と、前記焦電型赤外線センサの検出情報に基づき所定の論理演算を行い、この結果に基づいて前記人感信号を送出するように構成したことを特徴とするブルドーザの安全装置としたことである。
本発明によれば、人感センサによりブルドーザの周囲の所定範囲における人の存在を正確に検出することができ、人が検出された場合には、ブレーキ機構のブレーキペダルの踏み込みにより迅速に車両の走行を停止させることができる。この結果、車両と人との接触ないし衝突を未然に防止して、ブルドーザによる所定の作業を安全かつ良好に追行することできる。
本発明の実施の形態に係る安全装置を有するブルドーザを示す側面図である。 図1に示すブルドーザを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る安全装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る安全装置の人感センサ部分を抽出して示す拡大図である。 本発明の実施形態に係る安全装置のブレーキ解除時におけるブレーキペダルの踏み込み面側から見たブレーキペダル部分を抽出して示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る安全装置のブレーキ解除時における図5の反対面側から見たブレーキペダル部分を抽出して示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る安全装置のブレーキ解除時におけるブレーキペダル部分を抽出して示す側面図である。 本発明の実施形態に係る安全装置のブレーキペダルの解除状態から踏み込み制動時に至る各位置での態様を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る安全装置を有するブルドーザを示す側面図、図2はその平面図である。両図に示すように、ブルドーザIは、クローラ1で走行する車体2の前面に可動式のブレード(排土板)3が装着されており、進行方向に土砂を押し出して盛土や整地を行うための建設機械である。車体2の上面には運転席4が設けられており、運転席4内には、運転手が着席して所定の操作を行うための操作盤とともに、運転手の足で踏み込むことにより車体2の走行を制動するブレーキペダル等が配設してある。
かかるブルドーザIにおいて運転手は、通常前方を見ながら走行を行うこととも相俟って、車体2の周囲、特に後方領域は運転手の死角になる。したがって、後方領域に人がいた場合、接触ないし衝突事故を生起する虞がある。かかる事故を未然に防止すべく本形態では車体2の後方の所定範囲Aにおける人の存在を検出する人感センサ11を車体2の後部に後方に向けて配設してある。かくして所定範囲A内に人の存在を検出した場合には、車体2の走行を制動して停止させるように制御している。
本形態に係る安全装置は図3のブロック図に示すように、人感センサ11、情報処理部12、制動手段13およびブレーキ機構14を有している。さらに詳言すると、人感センサ11は、ブルドーザI(図1参照;以下同じ。)の後方の所定範囲A(図1参照;以下同じ。)内における人の存在を検出するもので、超音波センサ11Aと、焦電型赤外線センサ11Bとを組み合わせて構成してあり、それぞれの出力信号S1,S2を情報処理部12に送出している。焦電型赤外線センサ11Bとは、人体から放射される赤外線を利用し、入射赤外線の変化を検出することにより人体を検出するパッシブ型のセンサである。
ここで、人感センサ11のさらに具体的な構成および測定原理に関し、図4に基づき説明しておく。図4は人感センサ11の部分を抽出して示す拡大図である。同図に示すように、超音波センサ11Aは超音波を発信する超音波発信機11Atおよび人等の物体Mで反射された超音波を受信する超音波受信機11Arの組み合わせからなる。ここで、超音波発信機11Atから発信された超音波は、人等の物体Mに衝突することで反射されて超音波受信器11Arに受信されるが、その人等の物体Mの位置としては、超音波の反射の性質として入射角度θ1が反射角度θ2に等しいので、超音波発信器11Atと超音波受信器11Ar結んだ線分を2分する垂直線上の正面近傍にある時が、検出されやすい。一方、焦電型赤外線センサ11Bに関しては、その正面近傍にある場合が物体Mとして検出されやすい。したがって、図4に示すように、超音波発信機11Atと超音波受信機11Arの間に、望ましくは丁度中間位置にあるように、焦電型赤外線センサ11Bを配置する。かくして、超音波センサ11Aと焦電型赤外線センサ11Bの高感度で検出可能な範囲を略一致させることができ、両者の共通の検知対象としての人を確実に検出することができる。さらに、超音波発信機11At、超音波受信機11Ar、焦電型赤外線センサ11Bは所定範囲Aの物体Mを確実かつ良好に検出し得るよう所定範囲Aに応じた範囲内を走査される。
図3に示す情報処理部12は、超音波センサ11Aの出力信号S1に含まれる超音波検出情報と、焦電型赤外線センサ11Bの出力信号S2に含まれる赤外線検出情報に基づき所定の論理演算を行い、この結果に基づいて検出された物体M(図4参照;以下同じ。)が人であるか否かを検出し、人であると判定された場合には、これを表わす人感信号S3を送出する。ここで、論理演算は、出力信号S1と出力信号S2とのAND論理を採ることにより行う。したがって、出力信号S1に含まれる超音波検出情報が物体Mの存在を検出し、同時に出力信号S2に含まれる赤外線検出情報が物体Mの存在を検出したときのみ物体Mが人であると判断して、これを表わす人感信号S3を制動手段13に送出する。制動手段13は、後に詳細に説明するが、人感信号S3の入力に伴いブレーキ機構14のブレーキペダルを踏み込み、ブルドーザIの走行を停止させる。
図5~図7は本形態における制御手段13とブレーキ機構14とを示し、図5はブレーキ解除時におけるブレーキペダルの踏み込み面側から見たブレーキペダル部分を抽出して示す斜視図、図6はブレーキ解除時における図5の反対面側から見たブレーキペダル部分を抽出して示す斜視図、図7はこれらの側面図である。なお、図に示すブレーキペダル等は、車両2の運転席4(図1参照;以下同じ。)の足元に配設してある。
図5~図7に示すように、制動手段13は、人感信号S3(図3参照;以下同じ。)に基づき駆動されるギヤドモータ13Aと、該ギヤドモータ13Aに取り付けられて一体的に回転するプーリ13Bと、Vベルトで形成したベルト13Cとを有している。ベルト13Cは、そのブレーキ機構14側の端部がブレーキ機構14のブレーキペダル14Aに、ギヤドモータ側の端部がプーリ13Bにそれぞれ固定されている。ここで、ベルト13Cは、ブレーキペダル14側からプーリ13Bに向かって斜め下方に伸びるようブレーキペダル14とプーリ13B間に展張されるとともに、ギヤドモータ13Aの反時計方向への回転によりプーリ13Bに巻き取られ、時計方向への回転によりプーリ13Bから繰り出される。ここで、ベルト13Cには常に、これをブレーキペダル14A側に繰り出す方向に張力が作用している。この結果、ベルト13Cは、ブレーキペダル14Aとプーリ13B間に弛みなく展張される。
ブレーキペダル14Aは、レバー14Bの先端部に回動可能に取り付けられている。また、レバー14Bの基端部は運転席4の足元にピン2Aを介して回動可能に取り付けられており、図示しないブレーキ機構のばねにより図7中左方向に向かう弾性力が付与され、これによりピン2Aを回動中心とする図中時計方向への回動力が付与されている。
かくして、ギヤドモータ13Aの反時計方向への回転によりベルト13Cをプーリ13Bに巻き取り、ブレーキペダル14Aをギヤドモータ13A側に引き寄せることによりブレーキペダル14Aの踏み込み動作を行うとともに、ギヤドモータ13Aの時計方向への回転によりベルト13Cをプーリ13Bから繰り出してブレーキペダル14Aによるブレーキの解除動作を行わせる。ここで、ギヤドモータ13Aの反時計方向への回転は、人感信号S3の立ち上りのタイミングで開始され、時計方向への回転は、人感信号S3の立ち下がりのタイミングで開始される。ここで、上述の如くベルト13Cには所定の張力が作用している。したがって、ベルト13Cをプーリ13Bに巻き取る際にも人感信号S3の検出からタイムラグを生起することなく所定の巻き取り動作を開始できるので、ブレーキ機構による所定の制動動作を良好な応答速度で実現することが可能となる。
ブレーキペダル14Aの最大繰り出し量および最大巻き取り量はリミットスイッチLSで制御される。さらに詳言すると、スイッチ手段であるリミットスイッチLSは、アクチュエータ13Dがその基端部の支点を中心として時計方向および反時計方向に所定角度回動した時点でそれぞれ動作するとともに、アクチュエータ13Dの先端部に取り付けられたローラ13Eを有している。ここで、ローラ13Eはベルト13Cに当接させてあり、その巻き取りおよび繰り出しに伴い、アクチュエータ13Dを時計方向および反時計方向にそれぞれ回動させ、それぞれの回動時にアクチュエータ13Dがデッドポイントを超えて回動した時点で当該リミットスイッチLSを動作させるように構成してある。
上述の如き制動手段13による制動時の態様を図8に基づき説明する。図8(a)~(c)は本実施形態に係る安全装置のブレーキペダル14Aの解除状態から踏み込み制動時に至る各位置での態様を示す模式図である。図8(a)は所定範囲A内における人の存在が検出されていない通常時の状態、すなわちブレーキが開放されている状態である。この状態においては、ベルト13Cがプーリ13Bの方位角270近傍でローラ13Eに当接してプーリ13Bに巻き取られている。
かかる状態から所定範囲A内での人の存在が検出された場合、人感センサ11が人感信号S3を送出する。この結果、人感信号S3の立ち上り入力によりギヤドモータ―13Aが駆動され、プーリ13Bが、図8中反時計方向に回転されてベルト13Cをプーリ13Bに巻き取ってブレーキペダル14Aをギヤドモータ13A側に引き寄せる。これに伴いベルト13Cがローラ13Eを図中下方に押圧することによりローラ13Eを介してアクチュエータ13Dが時計方向に回動される。プーリ13Cが反時計方向に90度程度回転した時点で、アクチュエータ13Dが図8(b)に示すデッドポイントに至る。この状態からさらにアクチュエータ13Dが時計方向に回動するとアクチュエータ13Dがデッドポイントを超えて時計方向に回動する。この結果、図8(c)に示す状態となり、リミットスイッチLSが投入される。この状態、すなわちプーリ13Cが、図8(b)に示す状態からさらに90度程度回動した状態でブレーキペダル14Aが最大限踏み込まれた状態となる。そこで、リミットスイッチLSの投入によりギヤドモータ13Aの駆動を停止する。かくしてブレーキが動作し、この状態が保持される。
一方、ブレーキの解除時には逆の動作となる。すなわち、図8(c)に示す状態から所定範囲A内での人の存在が検出されなくなった場合、人感センサS3から送出される人感信号S3が立ち下がる。この結果、人感信号S3の立ち下がり入力によりギヤドモータ―13Aが駆動され、プーリ13Bが、図8中時計方向に回転されてベルト13Cをプーリ13Bから繰り出す。これに伴いブレーキペダル14Aはブレーキ機構のばね力によりピン2Aを回動中心として時計方向に回動してベルト13Cをブレーキペダル14A側に引っ張る。これに伴いローラ13Eを介してアクチュエータ13Dが反時計方向に回動され、図8(b)に示すデッドポイントに至る。このデッドポイントを超えた時点でローラ13Eを介してアクチュエータ13Dがさらに反時計方向に回動することにより図8(a)に示す初期状態となり、リミットスイッチLSが投入される。この状態でブレーキペダル14Aが制動状態から解放された状態となる。そこで、リミットスイッチLSの投入によりギヤドモータ13Aの駆動を停止する。
以上、詳述したように本形態に係る安全装置では、ブルドーザIの周囲(後方)の所定範囲Aに存在する人を人感センサ11で検出し、その出力である人感信号S3を所定の論理処理をしてブレーキ機構を制動する制動信号を生成し、この制動信号でブレーキペダルの踏み込みを制御するようにしたので、緊急時に容易かつ確実にブルドーザIを停止させることができる。また、ブレーキペダル14Aの踏み込みおよび解除は、人感信号S3に基づき駆動制御されるギヤドモータ13Aを利用してベルト13Cをプーリ13Bに巻き取るか、または繰り出すことで容易に可能となる。
I ブルドーザ
A 所定範囲
LS リミットスイッチ
11 人感センサ
11A 超音波センサ
11B 焦電型赤外線センサ
12 情報処理部
13 制動手段
13A ギヤドモータ
13B プーリ
13C ベルト
13D アクチュエータ
13E ローラ
14 ブレーキ機構
14A ブレーキペダル

Claims (2)

  1. ブルドーザの周囲の所定範囲内における人の存在を検出するための人感センサと、
    前記人感センサが出力する信号を処理して前記人の存在を検出し、前記人の存在が検出された場合に、これを表わす人感信号を送出する情報処理手段と、
    前記人感信号に基づきブレーキ機構のブレーキペダルの踏み込み動作または解除動作を行う制動手段と、を含み、
    前記制動手段は、前記人感信号に基づき駆動されるギヤドモータと、該ギヤドモータに取り付けられて該ギヤドモータと一体的に回転するプーリと、一端部が前記ブレーキペダルに固定され他端部が前記プーリに固定されているベルトと、を有し、
    前記ギヤドモータの一方向への回転により前記ベルトを前記ギヤドモータで巻き取って前記ブレーキペダルの踏み込み動作を行うとともに、前記ギヤドモータの反対方向への回転により前記ベルトを繰り出して前記ブレーキペダルの解放動作を行うように構成し
    前記ベルトの巻き取り動作および繰り出し動作に伴う前記ベルトの巻き取り量および繰り出し量が所定量に達した時点で動作し、前記制動手段を介して前記ギヤドモータが停止するように制御するスイッチ手段を有し、
    前記スイッチ手段は、アクチュエータがその基端部の支点を中心として一方向および反対方向に所定角度回動した時点でそれぞれ動作するとともに前記アクチュエータの先端部に取り付けられたローラを有するリミットスイッチで構成し、
    前記ローラを前記ベルトに当接させて前記ベルトの巻き取りおよび繰り出しを行うことにより前記アクチュエータを一方向および反対方向にそれぞれ回動させ、それぞれの回動時に前記アクチュエータがデッドポイントを超えて回動することにより前記リミットスイッチが動作するように構成したことを特徴とするブルドーザの安全装置。
  2. 前記人感センサは、超音波センサと、焦電型赤外線センサとを組み合わせて構成し、
    前記情報処理手段は、前記超音波センサの検出情報と、前記焦電型赤外線センサの検出情報に基づき所定の論理演算を行い、この結果に基づいて前記人感信号を送出するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のブルドーザの安全装置。
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