JP7102920B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
近年、デジタルサイネージと呼ばれる表示装置の普及に伴い、デジタルサイネージを活用した種々のコンテンツ表示手法が提案されている。例えば、デジタルサイネージを閲覧する人物を撮像し、撮像画像から当該人物の属性を抽出して、属性に応じたコンテンツをデジタルサイネージに表示する技術がある(特許文献1、2参照)。
特開2013-205430号公報 特開2016-61955号公報
しかしながら、特許文献1、2に係る発明は、属性に応じて表示するコンテンツを定めたルールを人手で用意しておき、当該ルールに従ってコンテンツを選択するに過ぎず、表示すべきコンテンツを自動的に決定するに至っていない。
一つの側面では、コンテンツを適切に選択することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
一つの側面では、情報処理装置は、複数の商品夫々に対応付けて、特定の物品の情報及びラベルと、コンテンツを記憶する記憶部と、撮像画像から、前記特定の物品または前記商品と、当該特定の物品または当該商品を所持する人物の属性を示す属性情報とを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記特定の物品に対応付けられている商品または取得した前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎に前記商品の属する分類をラベル付けして所持商品傾向を分類する分類部と、分類結果を参照して、属性情報に応じたコンテンツを選択する選択部とを備えることを特徴とする。
一つの側面では、コンテンツを適切に選択することができる。
コンテンツ配信システムの構成例を示す模式図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 コンテンツDB及び通行人DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 クラスタリング処理に関する説明図である。 コンテンツ配信処理に関する説明図である。 コンテンツ配信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 クラスタリング処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の概要を示す説明図である。 実施の形態2に係るコンテンツ配信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るコンテンツ配信システムの構成例を示す模式図である。 実施の形態3に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 会員DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態3に係るサーバが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 上述した形態のサーバの動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、コンテンツ配信システム(情報処理システム)の構成例を示す模式図である。本実施の形態では、デジタルサイネージの前を通行する通行人の属性に応じて、商品広告等のコンテンツをデジタルサイネージに配信するコンテンツ配信システムについて説明する。コンテンツ配信システムは、情報処理装置1、サイネージ(表示装置)2、及びカメラ(デバイス)3を有する。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
情報処理装置1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバ装置、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態で情報処理装置1はサーバ装置であるものとし、以下の説明では簡潔のためサーバ1と読み替える。サーバ1は、サイネージ2が表示するコンテンツを格納したデータベースを備え、サイネージ2にコンテンツを配信して表示させる。本実施の形態では、百貨店などの大型商業施設に設置されたサイネージ2にコンテンツを配信するシステムを想定し、サーバ1は、商業施設内の各店舗の商品広告をコンテンツとしてサイネージ2に配信する。後述するように、サーバ1は、カメラ3で撮像した画像から通行人の性別、年齢、体型等の複数の属性を推定すると共に、通行人が購入したと推定される商品を特定する。そしてサーバ1は、通行人の属性に基づき商品の購入傾向を分類するクラスタリングを行う。サーバ1は、カメラ3で撮像した画像から新たに通行人を認識した場合、その通行人の属性に応じて、クラスタリング結果を参照して広告すべき商品を選択し、当該商品の広告に相当するコンテンツをサイネージ2に配信して表示させる。
サイネージ2は、外部との通信が可能な表示装置であり、所謂デジタルサイネージである。サイネージ2は、上述の如く百貨店などの商業施設に設置されており、サーバ1からの配信を受けてコンテンツを表示する。
カメラ3は、サイネージ2の前を通行する通行人を撮像する撮像装置であり、例えば図1に示すように、サイネージ2上部に設置されている。なお、カメラ3は通行人を撮像可能な位置に設置されていればよく、例えばサイネージ2から離れた場所に設置されていてもよい。また、例えばカメラ3はサイネージ2の内部に設けられていてもよい。カメラ3は、通行人を撮像した画像をサーバ1に送信する。サーバ1は、カメラ3から取得した画像に基づいて通行人の年齢、性別等の属性を推定し、通行人の属性に応じたコンテンツを選択してサイネージ2に配信する。
なお、図1では便宜上、サイネージ2及びカメラ3を一台ずつのみ図示しているが、サイネージ2及びカメラ3を複数台設ける構成としてもよいことは勿論である。
図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部14に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、サーバ1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための処理回路等を含み、サイネージ2等と情報の送受信を行う。
補助記憶部14は大容量メモリ、ハードディスク等であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部14は、コンテンツDB141及び通行人DB142を記憶している。コンテンツDB141は、サイネージ2に配信するコンテンツを格納するデータベースである。通行人DB142は、サイネージ2の前を通行した通行人の情報を格納するデータベースである。
なお、補助記憶部14はサーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであってもよく、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を含んでもよい。
図3は、コンテンツDB141及び通行人DB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。コンテンツDB141は、商品ID列、関連画像列、コンテンツ列を含む。商品ID列は、サイネージ2に表示する広告(コンテンツ)に係る商品であって、通行人が購入する商品を識別するための識別情報を記憶している。関連画像列は、商品IDと対応付けて、商品に対応する特定の物品(以下の説明では便宜上、「特定物」と呼ぶ)の画像データを記憶している。特定物は、例えば商業施設内で商品を提供する各店舗の買い物袋などである。後述するように、サーバ1は、各店舗での商品提供時に付与される買い物袋を通行人が所持(所有)しているか否かを特定することで、通行人が購入した商品(店舗)を特定する。コンテンツ列は、商品IDと対応付けて、商品の広告に相当するコンテンツを記憶している。
通行人DB142は、商品ID列、属性列を含む。商品ID列は、通行人が購入したと推定される商品に係る商品IDを記憶している。属性列は、商品IDと対応付けて、商品IDが示す商品を購入した通行人の属性情報を記憶している。図3に示すように、属性列には、性別、年齢、体型など、通行人の複数の属性が記憶されている。
図4は、クラスタリング処理に関する説明図である。図4では、カメラ3で撮像された画像から通行人の属性を推定し、推定した属性から商品のクラスタリングを行う様子を図示している。図4を用いて、サーバ1が実行するクラスタリング処理について説明する。
サーバ1は、サイネージ2に設置されたカメラ3から、通行人を撮像した画像を取得する。図4の右上に、撮像画像の一例を示す。例えばカメラ3はサイネージ2正面を撮像範囲とし、サイネージ2の前を通行する通行人を撮像して、撮像画像をサーバ1に転送する。
サーバ1は当該画像に対する画像認識を行い、商業施設内の各店舗での商品購入により付与される特定物を通行人が所持(所有)しているか否かを判定する。この特定物は、例えば商品を提供する際に付与する買い物袋のように、通行人が購入したと推定される商品を特定可能な所有物である。例えばサーバ1は、各店舗で商品を提供する際に用いられる買い物袋の画像データを予めコンテンツDB141に記憶しておく。サーバ1は、図4において点線矩形枠で示すように、撮像画像内で通行人が所持している物品の画像領域を認識する。そしてサーバ1は、当該画像領域に含まれる物品が、コンテンツDB141に記憶されている特定物の画像データと一致するか否かを判定する。より詳しくは、例えばサーバ1は、物品(買い物袋)の形状、又は物品に付されている標章(不図示)を認識することで、特定物か否かを判定する。なお、サーバ1は物品の形状又は標章だけでなく、例えば物品の色などを判定基準に加えてもよい。このように、サーバ1は、通行人を撮像した画像から通行人が所持(所有)している物品を示す所有物情報を取得し、この情報を元に購入商品を特定する。
なお、サーバ1は商品に対応する特定物を通行人が所持しているか否かを判定可能であればよく、例えば商品がカバンである場合、カバン自体を認識してもよい。すなわちサーバ1は、商品自体を撮像画像から特定するようにしてもよい。
サーバ1は、同じく撮像画像に対する画像認識を行い、通行人の複数の属性を推定する。サーバ1が推定する属性は、例えば通行人の性別、年齢、体型、服装のような情報であるが、その内容は特に限定されない。サーバ1は、図4において点線矩形枠で示す特定物の画像領域以外の画像領域から、上記の各種属性を推定する。サーバ1は、各種属性について、画像から抽出される特徴量毎に属性情報を関連付けた情報を補助記憶部14に記憶しており、撮像画像から抽出された特徴量から補助記憶部14を参照して属性情報を認識(取得)する。例えば性別の場合、サーバ1は、顔画像の特徴量と関連付けて男女の別を記憶しており、撮像画像から抽出した顔画像の特徴量から、男女の別を認識する。年齢、体型等のその他の属性についても同様である。これによりサーバ1は、通行人の複数の属性を示す属性情報を撮像画像から取得する。
サーバ1は、撮像画像から取得した所有物情報及び属性情報に基づき、通行人の所持している特定物から特定される購入商品と、当該通行人の各種属性とを対応付けて通行人DB142に記憶する。サーバ1は、上述の処理を繰り返し、各通行人を撮像した画像から同様に購入商品及び属性の情報を取得して通行人DB142に蓄積する。
サーバ1は、通行人DB142に蓄積したデータに基づき、各通行人による商品の購入傾向を、通行人の属性に応じてクラスタリングする。上述の如く、通行人DB142には、購入商品及び属性が互いに対応付けて記憶されている。すなわち、通行人DB142には、属性情報に対して購入商品がラベル付けされている。サーバ1は、この属性情報を1つのラベル付き多次元特徴量として扱い、通行人の複数の属性(特徴量)に応じて商品の購入傾向を分類(クラスタリング)する。
例えばサーバ1は、撮像画像から抽出した通行人の各属性を変数とした特徴ベクトルを、SOM(Self-Organizing Maps;自己組織化写像)の手法を用いて複数のクラスタに分類する。SOMは、ニューラルネットワークの一種であり、教師なし学習によって入力データを任意の次元へ写像する手法である。
図4下側に、特徴量空間における特徴ベクトル(ハッチングを付した丸印で図示)を自己組織化マップ上の各ユニット(六角形で図示)へと写像する様子を概念的に示す。図4左下には、各通行人の属性情報に係る特徴ベクトルを表した特徴量空間を図示している。図4右下には、特徴ベクトルを写像した2次元の自己組織化マップを図示している。なお、図4左下では便宜的に通行人の属性を3次元で表しているが、実際にはさらに多次元で表される。また、本実施の形態では自己組織化マップが2次元平面であるものとして説明するが、自己組織化マップは1次元又は3次元で表されるものであってもよい。
サーバ1は、通行人の性別、年齢、体型といった各属性で表される特徴ベクトルを入力ベクトルとして、図4右下に示す自己組織化マップ内のいずれかのユニットに写像する。ニューラルネットワークの構成について詳細な図示及び説明は省略するが、サーバ1は、特徴ベクトルを入力する入力層と、いずれのユニットに属するかを出力する競合層(出力層)との2層から成るニューラルネットワークを構築する。入力層は、例えば特徴ベクトルに係る変数の数だけ入力用のニューロンを有する。競合層は、自己組織化マップ内のユニットの数だけ出力用のニューロンを有する。
特徴ベクトルを自己組織化マップに写像するため、自己組織化マップの各ユニットには、特徴量空間と同次元の参照ベクトル(バツ印で図示)が割り与えられている。サーバ1は、特徴ベクトルを参照ベクトルと比較し、特徴量空間において最も座標が近い参照ベクトルのユニットに特徴ベクトルを変換(写像)する。これにより、いわゆる「勝者」となる自己組織化マップのユニットが決定される。この場合にサーバ1は、勝者となったユニット(競合層のニューロン)と、自己組織化マップ内で勝者ユニットの周辺に位置するユニットとに対して重み付けを行う。
サーバ1は、各通行人の属性情報について上記の特徴ベクトルの写像を行い、自己組織化マップの更新を繰り返してニューラルネットワークを構築する。これにより、図4においてハッチングの種類で表すように、属性情報が相互に類似する各通行人の特徴ベクトルは、自己組織化マップにおいて近い位置のユニット群に写像されるようになる。このように、サーバ1は、属性情報を用いた通行人(人物)の相互の類似関係に基づき、属性毎の商品購入傾向を表す自己組織化マップ上の複数のクラスタ(集合)を教師なし学習で生成する。
上述の如く、サーバ1は、属性毎に商品の購入傾向を表す複数のクラスタを生成する。サーバ1は、通行人DB142において各通行人の属性情報に対応付けられた購入商品の情報(商品ID)を参照して、各クラスタがいずれの店舗の商品を購入した通行人の属性を表すか、ラベル付けを行う。例えば図4に示すように、左斜め線のハッチングで示されるクラスタは、店舗Aの買い物袋を持っていた通行人の属性が分類されたクラスタであるため、サーバ1は当該クラスタに対して「店舗A」のラベル付けを行う。同様に、ドットのハッチングで示されるクラスタは、店舗Bの買い物袋を持っていた通行人が分類されたクラスタであるため、サーバ1は、当該クラスタに対して「店舗B」のラベル付けを行う。これによってサーバ1は、教師なし学習で生成したニューラルネットワークを利用し、各属性を有する通行人がどの店舗の商品を購入しやすいか、商品の購入傾向を分類する分類モデルを生成する。
なお、上記では一例としてSOMを挙げて説明したが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、例えばサーバ1は、ディープラーニング、SVM(Support Vector Machine)、ベイジアンネットワーク等のように、他のアルゴリズムを用いて商品購入傾向の分類を学習してもよい。
図5は、コンテンツ配信処理に関する説明図である。図5上側では、サイネージ2が通行人に対してコンテンツを表示する様子を図示している。図5下側では、表示コンテンツを選択するためのクラスタリングの概念図を図示している。図5に基づき、上述の学習結果を用いて通行人の属性情報に応じたコンテンツを表示する処理について説明する。
サーバ1は、上記の学習時と同様に、カメラ3から撮像画像を取得して画像認識を行う。この場合に、例えばサーバ1は、撮像画像から通行人が特定物を所持していないと認識した場合、つまり通行人が店舗での買物を済ませていない場合、当該通行人をコンテンツ出力対象者として、当該通行人に対して商品広告に相当するコンテンツを提示する。
サーバ1は、撮像画像から通行人の複数の属性を推定する。そしてサーバ1は、上記で生成した分類モデル(分類結果)を参照して、当該通行人の属性情報が、各商品に対応するクラスタのいずれに属するかを判定する。
具体的には、サーバ1は生成済みのニューラルネットワークを用いて、通行人の属性情報を自己組織化マップに写像する。図5下側に、その様子を概念的に図示してある。なお、図5では図示の便宜上、図4とは異なり、自己組織マップ上の各クラスタ(集合)をハッチングではなく太線枠で図示してある。
サーバ1は、通行人の属性をマップ上に写像した写像位置に応じて、サイネージ2に配信するコンテンツを選択する。例えば図5においてバツ印で示す位置に写像されたものとする。この場合、例えばサーバ1は、当該写像位置が店舗Bのクラスタに属するため、店舗Bの商品広告をコンテンツとして選択する。
また、サーバ1は、上記のように写像位置が属するクラスタ(店舗)に対応したコンテンツをそのまま選択するだけでなく、マップ上で写像位置が近い他のクラスタ(店舗)に対応するコンテンツを選択してもよい。例えば図5では、通行人の属性が写像された位置は、店舗A、C、Dのクラスタに隣接している。サーバ1は、店舗Bだけでなく、店舗A、C、Dの商品広告をコンテンツとして選択してもよい。
例えばサーバ1は、自己組織化マップ上での距離を、クラスタ毎の類似度(類似関係)を表す評価値として用いて、通行人の属性を写像した写像位置と各クラスタとの距離からコンテンツを選択する。例えばサーバ1は、通行人の属性の写像位置と各クラスタとの類似度(距離)を算出し、類似度が閾値以上のクラスタを、通行人の商品購入傾向と類似するクラスタと判定する。サーバ1は、類似すると判定したクラスタの商品広告をコンテンツとして選択する。
サーバ1は、上記のようにして選択したクラスタに対応するコンテンツをコンテンツDB141から読み出し、サイネージ2に配信(出力)する。サイネージ2は、サーバ1から配信されたコンテンツを表示する。これによりサイネージ2は、当該通行人と属性が類似する人物が買物をした店舗の商品広告を提示することができ、効果的な販売促進を行うことができる。また、サーバ1は、通行人(コンテンツ出力対象者)と属性が類似する他の通行人(人物)が商品を実際に購入した店舗の広告だけでなく、自己組織化マップによって購入傾向が類似するであろうと予測される他の店舗の広告も提示することができ、さらに効果的な販売促進を行うことができる。
なお、上記では特定物(買い物袋等)を所持していない通行人に対してコンテンツを表示するものとして説明したが、後述する実施の形態3のように、特定物を所持している通行人に対してもコンテンツを表示してもよいことは勿論である。
図6は、コンテンツ配信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図6に基づき、サーバ1が実行するコンテンツ配信処理の処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、通行人を撮像した撮像画像をカメラ3から取得する(ステップS11)。制御部11は撮像画像に対する画像認識を行う(ステップS12)。
制御部11は、画像認識の結果、商品に対応する特定物を通行人が所持(所有)しているか否かを判定する(ステップS13)。例えば制御部11は、上述の如く、商品の提供時に通行人(人物)に付与される買い物袋、あるいは商品自体などを撮像画像から特定する。例えば制御部11は、撮像画像の一部の画像領域から通行人の所有物を認識し、所有物の形状、所有物に付されている標章等を特定することで、通行人が買い物袋を所持しているか否かを判定する。
特定物を所持していないと判定した場合(S13:NO)、制御部11は、撮像画像から、通行人(コンテンツ出力対象者)の性別、年齢、体型等の複数の属性を推定する(ステップS14)。制御部11は、推定した複数の属性に基づき、通行人に提示するコンテンツを選択する(ステップS15)。具体的には上述の如く、制御部11は、特定物を所持していた通行人の属性を自己組織化マップに写像することで、商品の購入傾向を通行人の属性毎に分類した分類モデル(ニューラルネットワーク)を生成しておく。制御部11は、この分類モデルを参照して、特定物を所持していない通行人(コンテンツ出力対象者)の属性を自己組織化マップに写像することで、当該通行人の商品購入傾向を複数のクラスタ(集合)のいずれかに分類する。制御部11は、当該通行人の属性が写像されたマップ上の写像位置と、各クラスタとのマップ上での距離を算出することで、クラスタ毎の類似度(類似関係)を算出する。制御部11は、例えば類似度が閾値以上(距離が閾値以下)のクラスタを選択する等して、類似関係に基づくコンテンツの選択を行う。制御部11は、選択したコンテンツをコンテンツDB141から読み出し、サイネージ2に出力(配信)して表示させる(ステップS16)。制御部11は、一連の処理を終了する。
特定物を所持していると判定した場合(S13:YES)、制御部11は、撮像画像において、ステップS13で特定物を特定した画像領域以外の画像領域から、通行人の複数の属性を推定する(ステップS17)。制御部11は、特定物により通行人が購入したと推定される商品を示す情報(例えば商品ID)と、通行人の複数の属性を示す属性情報とを対応付けて通行人DB142に記憶する(ステップS18)。制御部11は、一連の処理を終了する。
図7は、クラスタリング処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図7に基づき、サーバ1が実行するクラスタリング処理の処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、通行人DB142から、通行人が購入したと推定される商品の情報と、当該通行人の複数の属性を示す属性情報とを読み出す(ステップS31)。例えば制御部11は、上述の如く、通行人が所持していた特定物から特定された商品の商品IDと、当該IDに対応付けて記憶されている通行人の性別、年齢、体型等の属性情報とを読み出す。
制御部11は、ステップS31で取得した商品及び属性に係る情報に基づき、属性毎の商品購入傾向を分類するクラスタリングを行う(ステップS32)。例えば制御部11は、上述の如く、SOMを用いたクラスタリングを行う。制御部11は、各通行人の複数の属性で表される特徴ベクトルを自己組織化マップに写像することで、各通行人の相互の類似関係に基づく複数のクラスタ(集合)を生成する。そして制御部11は、各通行人が所持していた特定物より特定した購入商品を、各クラスタを表す出力値としてラベル付けすることで、通行人による商品の購入傾向を属性毎に分類する分類モデルを生成する。制御部11は、一連の処理を終了する。
なお、上記ではサーバ1がネットワークNを介してサイネージ2にコンテンツを配信するシステムについて説明したが、ローカル装置(例えばパーソナルコンピュータ)が上述の各店舗の商品に係るコンテンツを記憶しておき、サイネージ2にコンテンツを出力するようにしてもよい。
また、上記ではデジタルサイネージにおいてコンテンツを表示する形態について述べたが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、後述の実施の形態3のように、コンテンツ出力対象者が所有する端末装置等にコンテンツを配信してもよい。また、配信コンテンツは画像に限定されず、例えば音声などであってもよい。
以上より、本実施の形態1によれば、サーバ1は、通行人(人物)が所有する特定物(物品)を示す所有物情報と、通行人の複数の属性を示す属性情報とを取得し、属性毎の商品購入傾向を分類(クラスタリング)し、分類結果を参照して通行人(コンテンツ出力対象者)の属性に応じたコンテンツを選択する。サーバ1は、購入品情報及び属性情報からコンテンツ選択の際に用いるクラスタを自動的に生成することから、人手で作成された複雑なルールを予め用意する必要なく、適切なコンテンツを選択して通行人に提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、SOMを用いてクラスタリングを行うことで、教師なし学習で商品の分類を行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、SOMを用いたクラスタリングにより、各クラスタ(集合)の類似関係を算出し、算出した類似関係に応じてコンテンツを選択することができる。従って、サーバ1は、通行人(コンテンツ出力対象者)と属性が類似する他の通行人が商品を実際に購入した商品のコンテンツだけでなく、自己組織化マップによって購入傾向が類似するであろうと予測される他の商品のコンテンツも提示することができる。
また、本実施の形態1によれば、サーバ1は、カメラ3で撮像された画像から商品に対応する特定物(買い物袋、又は商品自体等)を特定すると共に、当該画像から通行人の属性を推定し、クラスタリングを行う。これにより、サーバ1は上記の購入品情報及び属性情報を適切に取得し、クラスタリングを行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、サーバ1は商品を入れる買い物袋を特定物として認識することで、商品の出所(店舗)を適切に判別し、クラスタリングを行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、サーバ1は、カメラ3に対応する位置に設置されたサイネージ2にコンテンツを出力することで、より適切な態様でコンテンツの提示を行うことができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、買い物袋等の特定物を所持している通行人に対し、特定物を所持していない通行人とは異なるコンテンツを提示する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、実施の形態2の概要を示す説明図である。図8では、実施の形態1における図5と対比して、商品を入れた買い物袋等の特定物を所持している通行人、つまり買物を済ませた通行人に対し、買物をしていない通行人とは異なるコンテンツを表示している様子を図示している。
本実施の形態でサイネージ2は、買い物袋等の特定物を所持していない通行人だけでなく、特定物を所持している通行人に対してもコンテンツを表示する。この場合にサイネージ2は、特定物の所持の有無に基づき、属性が類似する通行人であっても異なるコンテンツを表示する。
例えばサイネージ2は、通行人が買い物袋等を所持しておらず、まだ買物を行っていない状態であると推定される場合、通行人を店舗に誘導するためのコンテンツを表示する(図5参照)。一方で、例えばサイネージ2は、買い物袋等を所持している通行人に対し、再来店を誘導するためのコンテンツを表示する。例えば図8に示すように、サイネージ2は、今後の商品のセール予定などの情報を表示する。なお、コンテンツの内容は特に限定されるものではなく、特定物の所持の有無に応じて異なればよい。
例えばサーバ1は、各商品の商品IDと対応付けて、特定物の所持の有無に応じた2通り以上のコンテンツをコンテンツDB141に用意しておく。サーバ1は、カメラ3から取得した撮像画像によって特定物の所持の有無を判定し、判定結果に応じて異なるコンテンツを選択し、サイネージ2に配信する。このように、本システムでは通行人の属性だけでなく、通行人の状況に応じてコンテンツを変更することで、より適切な販売促進を行うことができる。
なお、上記でサーバ1は特定物の所持の有無に基づきコンテンツを変更したが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えばサーバ1は、時間帯に応じてコンテンツを変更してもよい。このように、コンテンツの選択基準は特定物の所持の有無に限定されず、その他の情報を基準としてもよい。
図9は、実施の形態2に係るコンテンツ配信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図9に基づき、本実施の形態におけるコンテンツ配信処理の処理内容について説明する。
通行人が特定物を所持していると判定し(S13:YES)、ステップS17、S18の処理を実行した後、サーバ1の制御部11は以下の処理を実行する。制御部11は、通行人の属性情報に基づき、特定物を所持していない通行人に対して提示するコンテンツとは異なるコンテンツを選択する(ステップS201)。例えば上述の如く、制御部11は、通行人の再来店を促すコンテンツ(広告)をコンテンツDB141から選択する。制御部11は当該コンテンツをサイネージ2に出力し(ステップS202)、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態によれば、商品に対応する特定物(例えば店舗の買い物袋等)の所持の有無に応じて異なるコンテンツを選択し、通行人に提示する。これにより、すでに商品を購入済みの通行人に対して適切なコンテンツを提示し、さらなる商品の販売促進を図ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、サイネージ2にコンテンツを配信し、不特定多数の通行人に対してコンテンツを提示する形態について述べた。本実施の形態ではサイネージ2ではなく会員顧客が所持する端末4にコンテンツを配信し、実店舗、オンラインストア等の会員顧客向けにコンテンツを提示する形態について述べる。
図10は、実施の形態3に係るコンテンツ配信システムの構成例を示す模式図である。本実施の形態に係るコンテンツ配信システムは、サイネージ2及びカメラ3に代えて、端末(デバイス)4、4、4…を有する。端末4は、実店舗やオンラインストアを利用する所定の会員顧客が所持している端末装置であり、例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等である。本実施の形態でサーバ1は、端末4を介して事前登録された属性情報を含む会員情報と、商品の購入履歴を含む会員の決済情報とに基づいて、各会員の端末4に商品広告などのコンテンツを配信する。
図11は、実施の形態3に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態でサーバ1の補助記憶部14は、通行人DB142に代えて会員DB143を記憶している。会員DB143は、各会員の会員情報及び決済情報を格納するデータベースである。
図12は、会員DB143のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。会員DB143は、会員ID列、氏名列、アドレス列、属性列、決済列を含む。会員IDは、各会員を識別するための識別情報を記憶している。氏名列は、会員IDと対応付けて、会員の氏名を記憶している。アドレス列は、会員IDと対応付けて、会員のメールアドレスを記憶している。属性列は、会員IDと対応付けて、会員の性別、年齢等の属性情報を記憶している。決済列は、会員IDと対応付けて、会員による商品の決済履歴(決済情報)を記憶している。
上述の如く、本実施の形態でサーバ1は、会員の氏名、属性等を含む会員情報と、会員が購入した商品、決済額等を含む決済情報とを、会員IDに対応付けて会員DB143に記憶している。すなわち、サーバ1は、会員が購入により所有する商品(物品)と、当該会員の属性とを対応付けて記憶している。サーバ1は当該情報に基づき、会員の属性に基づく商品購入傾向のクラスタリングを行う。具体的には実施の形態1と同様に、サーバ1は、SOM等の手法を用いて教師なし学習を行う。
サーバ1はクラスタリング結果に基づき、各会員の属性に応じたコンテンツを端末4に配信する。このように、サーバ1はデジタルサイネージにおいて通行人にコンテンツを提示するだけでなく、各会員に直接的にコンテンツを提示し、商品の販売促進を行うことができる。
図13は、実施の形態3に係るサーバ1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図13に基づき、本実施の形態においてサーバ1が実行する処理内容について説明する。
サーバ1の制御部11は、各会員の会員情報及び決済情報を会員DB143から読み出す(ステップS301)。会員情報は、各会員が登録してある情報であって、会員の複数の属性を示す属性情報を含む。決済情報は、各会員による商品購入の決済履歴であって、会員が購入により所有する商品(物品)を示す情報(所有物情報)を含む。制御部11は、会員情報及び決済情報に基づき、会員に提供する商品の購入傾向を属性毎に分類(クラスタリング)する(ステップS302)。具体的には、制御部11は実施の形態1と同様に、SOM等によるクラスタリングを行う。制御部11は、会員情報に含まれる会員の属性情報を特徴ベクトルとして自己組織化マップに写像する機械学習を行い、会員が購入により所有する商品(物品)を各クラスタに係る出力値としてラベル付けすることで、会員の属性毎に商品の購入傾向に分類するニューラルネットワークを構築する。
制御部11は、ステップS302の分類結果を参照して、各会員の属性情報に基づき、各会員の端末4に配信するコンテンツを選択する(ステップS303)。制御部11は、選択したコンテンツを各会員の端末4に出力(配信)し(ステップS304)、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態3によれば、実施の形態1のように撮像画像から抽出した情報に基づくクラスタリングだけでなく、会員の会員情報及び決済情報から同様にクラスタリングを行い、適切なコンテンツを選択して出力することができる。
また、本実施の形態3によれば、会員が所有する端末4にコンテンツを出力(配信)することで、個々の会員に向けて適切にコンテンツを提示することができる。
(実施の形態4)
図14は、上述した形態のサーバ1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムPを実行することにより、サーバ1は以下のように動作する。
記憶部1401は、複数の商品夫々に対応するコンテンツを記憶する。取得部1402は、人物が所有する物品を示す所有物情報と、前記人物の属性を示す属性情報とを取得する。分類部1403は、前記物品に対応する前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎の商品購入傾向を分類する。選択部1404は、分類結果を参照して、前記属性情報に応じた前記コンテンツを選択する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 サーバ(情報処理装置)
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 補助記憶部
P プログラム
141 コンテンツDB
142 通行人DB
143 会員DB
2 サイネージ(表示装置)
3 カメラ(デバイス)
4 端末(デバイス)

Claims (16)

  1. 複数の商品夫々に対応付けて、特定の物品の情報及びラベルと、コンテンツを記憶する記憶部と、
    撮像画像から、前記特定の物品または前記商品と、当該特定の物品または当該商品を所持する人物の属性を示す属性情報とを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記特定の物品に対応付けられている商品または取得した前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎に前記商品の属する分類をラベル付けして所持商品傾向を分類する分類部と、
    分類結果を参照して、属性情報に応じたコンテンツを選択する選択部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. コンテンツ出力対象者の属性情報を取得する属性取得部と、
    前記コンテンツ出力対象者の属性情報に応じて、前記選択部が選択した前記コンテンツを出力する出力部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    所定位置に設置された撮像装置から、前記人物を撮像した画像を取得し、
    該画像から前記特定の物品または前記商品と、前記属性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、特徴量毎に前記属性情報を関連付けた情報を有し、
    前記取得部は、前記画像から抽出する前記人物の特徴量に応じて、前記記憶部から前記属性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記分類部は、
    前記属性情報を用いた前記人物の相互の類似関係と、取得した前記特定の物品または前記商品とから、前記所持商品傾向を複数の集合に分類し、
    分類した前記集合毎の類似関係を算出する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記選択部は、前記集合毎の類似関係に基づいて前記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、前記物品の形状、又は前記物品に付された標章から前記特定の物品または前記商品を取得する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力部は、前記撮像装置に対応する位置に設置された表示装置に前記コンテンツを出力する
    ことを特徴とする請求項3~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記選択部は、前記人物による前記物品の所持の有無に応じて、異なる前記コンテンツを選択する
    ことを特徴とする請求項3~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記取得部は、予め登録してある前記人物の会員情報と、前記人物による商品の決済情報とを取得し、
    前記分類部は、前記決済情報が示す前記人物の購入商品と、前記会員情報が示す前記人物の属性情報とに基づき、属性毎の前記所持商品傾向を分類する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 前記出力部は、前記コンテンツ出力対象者が所有する端末装置に前記コンテンツを出力する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 撮像画像から、特定の物品または商品と、当該特定の物品または当該商品を所持する人物の属性を示す属性情報とを取得し、
    取得した前記特定の物品に対応付けられている商品または取得した前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎に前記商品の属する分類をラベル付けして所持商品傾向を分類し、
    分類結果を参照して、複数の前記商品夫々に対応するコンテンツを記憶する記憶部から、属性情報に応じたコンテンツを選択する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  13. 撮像画像から、特定の物品または商品と、当該特定の物品または当該商品を所持する人物の属性を示す属性情報とを取得し、
    取得した前記特定の物品に対応付けられている商品または取得した前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎に前記商品の属する分類をラベル付けして所持商品傾向を分類し、
    分類結果を参照して、複数の前記商品夫々に対応するコンテンツを記憶する記憶部から、属性情報に応じたコンテンツを選択する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. コンテンツ出力対象者の情報を取得するデバイスと、コンテンツを出力する情報処理装置とを有するシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数の商品夫々に対応付けて、特定の物品の情報及びラベルと、コンテンツを記憶する記憶部と、
    撮像画像から、前記特定の物品または前記商品と、当該特定の物品または当該商品を所持する人物の属性を示す属性情報とを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記特定の物品に対応付けられている商品または取得した前記商品と、前記属性情報とに基づき、前記属性毎に前記商品の属する分類をラベル付けして所持商品傾向を分類する分類部と、
    前記デバイスから、前記コンテンツ出力対象者の属性情報を取得する対象者属性取得部と、
    前記分類部による分類結果を参照して、前記コンテンツ出力対象者の属性情報に応じた前記コンテンツを選択する選択部と、
    選択した前記コンテンツを出力する出力部と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  15. 前記デバイスは、所定位置に設置された撮像装置、又は前記コンテンツ出力対象者が所持する端末装置であり、
    前記対象者属性取得部は、前記撮像装置が前記コンテンツ出力対象者を撮像した画像、又は前記端末装置を介して予め登録してある前記コンテンツ出力対象者の会員情報から、前記属性情報を取得する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 所定位置に設置された撮像装置から、人物を撮像した画像を取得する取得部と、
    前記画像における一部の画像領域から、商品の提供時に前記人物に付与される特定の物品または前記商品であって、前記人物が所持する該特定の物品または商品を特定する特定部と、
    前記画像における前記一部の画像領域以外の画像領域から、前記人物の複数の属性を推定する推定部と、
    特定した前記特定の物品から特定される商品または特定した前記商品の属する分類を前記属性毎にラベル付けして、推定した前記複数の属性に基づいて所持商品の傾向を分類する分類部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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