JP2001216369A - 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法 - Google Patents

商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法

Info

Publication number
JP2001216369A
JP2001216369A JP2000022243A JP2000022243A JP2001216369A JP 2001216369 A JP2001216369 A JP 2001216369A JP 2000022243 A JP2000022243 A JP 2000022243A JP 2000022243 A JP2000022243 A JP 2000022243A JP 2001216369 A JP2001216369 A JP 2001216369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
purchase history
customer
information
merchandise
purchase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000022243A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Neishi
英生 根石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000022243A priority Critical patent/JP2001216369A/ja
Publication of JP2001216369A publication Critical patent/JP2001216369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定顧客の購入履歴を生成し、これを分析す
る。 【解決手段】 購入情報作成装置100は、例えば商品
分類や価格等の商品購入情報を作成し、顧客情報取得装
置200は、顧客を特定する顧客情報を取得する。この
顧客情報は、顧客情報に基づき商品購入履歴が作成され
ることを望まない顧客のため、商品購入履歴作成可否の
情報も含まれている。購入履歴作成装置300は、商品
購入情報と顧客情報を取得し、商品購入情報と顧客情報
とを関連付けて商品購入履歴を作成する。関連付けられ
たことにより、顧客情報の属性から関連付けられた商品
購入情報を引き出すことができる。逆も同様である。作
成された商品購入履歴は、購入履歴記憶装置400に転
送され、分類・整理した後、保存される。購入履歴分析
装置500は、所定の商品購入履歴を読み出し、顧客属
性と商品購入履歴とから分析を行なうとともに、分析結
果を分析の指示を行なった操作者に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品購入データ処理
システム及び商品購入データ処理方法に関し、特に商品
購入履歴を作成し、その履歴を分析する商品購入データ
処理システム及び商品購入データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、POS(Point of Sa
les)システムが普及し、コンビニエンスストアや量
販店の店頭で何時に何が売れたかといった販売情報を品
目毎に管理することができるようになっている。
【0003】このようなPOSシステムでは、主として
商品に付けられたバーコードが利用されている。店頭の
POSレジスタは、バーコードを読み出し、時刻や価格
等とともに販売情報を作成するコンピュータに転送す
る。作成された販売情報は、例えば、在庫管理や消費者
の嗜好に合わせた商品の入れ替え等に用いられる。ま
た、販売情報を蓄積することにより、季節や天候の変動
による商品の購入傾向等を把握することができる等、販
売促進に大いに役立っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のPOS
システムでは、特定顧客の購買履歴を把握することがで
きないという問題がある。
【0005】上記説明のように、店頭のPOSレジスタ
は購入が発生した時点で購買データを生成するのみであ
り、POSにより収集されるデータは、あくまでのワン
ショットの購買データである。また、収集されるデータ
は、商品の品目、購入時刻、購入店舗、購入価格等、商
品に関する情報であり、これらの購買データと特定の顧
客とを結びつけることができなかった。
【0006】このため、特定の顧客の商品購入履歴を把
握することができなかった。近年では、消費者の嗜好が
多様化しており、特定の顧客の購買履歴に基づいて個々
の消費者の消費傾向、あるいは年齢層等、特定の属性毎
の消費傾向等を細かに把握してマーケティング活動を行
なう必要が生じてきている。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、特定顧客の商品購入履歴を生成し、これを分
析する商品購入データ処理システム及び商品購入データ
処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、商品購入履歴を作成し、その履歴を分析
する商品購入データ処理システムにおいて、購入された
商品を特定する情報を含む購入に関する商品購入情報を
作成する商品購入情報作成手段と、前記商品を購入した
顧客を特定する顧客情報を取得する顧客情報取得手段
と、前記商品購入情報と前記顧客情報とを取得し、前記
商品購入情報と前記顧客情報とを関連付けて商品購入履
歴を作成する商品購入履歴作成手段と、前記作成された
商品購入履歴を分類・整理し、データベースとして保存
する商品購入履歴記憶手段と、前記商品購入履歴記憶手
段から所定の商品購入履歴を読み出し、読み出した前記
商品購入履歴を前記商品購入履歴に含まれる所定の属性
に応じて分析し、所定の分析結果を提示する商品購入履
歴分析手段と、を有することを特徴とする商品購入デー
タ処理システム、が提供される。
【0009】このような構成の商品購入データ処理シス
テムでは、商品購入情報作成手段は、例えば商品分類や
価格等の商品購入情報を作成し、顧客情報取得手段は、
顧客を特定する顧客情報を取得する。商品購入情報と顧
客情報とは、商品購入履歴作成手段へ転送される。商品
購入履歴作成手段は、商品購入情報と顧客情報とを関連
付けて商品購入履歴を作成する。関連付けられたことに
より、顧客情報の属性から関連付けられた商品購入情報
を引き出すことができる。逆も同様である。作成された
商品購入履歴は、商品購入履歴記憶手段に転送され、分
類・整理した後、保存される。商品購入履歴分析手段
は、所定の商品購入履歴を読み出し、所定の属性と商品
購入履歴とから分析を行なうとともに、分析結果を分析
の指示を行なった操作者に提示する。
【0010】また、上記課題を解決するために、商品購
入履歴を作成し、その履歴を分析する商品購入データ処
理方法において、購入された商品を特定する情報を含む
購入に関する商品購入情報を作成し、前記商品を購入し
た顧客を特定する顧客情報を取得し、前記商品購入情報
と前記顧客情報とを関連付けて商品購入履歴を作成し、
前記作成された商品購入履歴を分類・整理してデータベ
ースとして保存し、前記データベースから所定の商品購
入履歴を読み出し、読み出した前記商品購入履歴を前記
商品購入履歴に含まれる所定の属性に応じて分析し、前
記分析した結果を提示する手順を有することを特徴とす
る商品購入データ処理方法、が提供される。
【0011】このような手順の商品購入データ処理方法
は、商品が購入されたとき、購入商品に関する商品購入
情報を生成し、その商品を購入した顧客に関する顧客情
報を取得する。商品購入情報と顧客情報とを関連付けて
商品購入履歴が作成される。商品購入履歴は、分類・整
理された後、データベースとして蓄積される。蓄積され
たデータベースから所定の商品購入履歴を読み出して、
所定の属性と商品購入履歴とから所定の分析が行なわれ
る。この分析結果は、分析の指示を行なった操作者に提
示される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある商品購入データ処理システムの構成図である。
【0013】本発明に係る商品購入データ処理システム
は、商品購入情報処理手段である購入情報作成装置10
0、顧客情報取得手段である顧客情報取得装置200、
商品購入履歴作成手段である購入履歴作成装置300、
商品購入履歴記憶手段である購入履歴記憶手段400、
及び商品購入履歴分析手段である購入履歴分析装置50
0とから構成される。各装置間は、ネットワークによっ
て接続している。
【0014】購入情報作成装置100は、例えば、店頭
に設置されたPOSレジスタ等であって、購入された商
品の商品名や商品分類コード、価格等の商品購入情報を
作成し、購入履歴作成装置300へ転送する。複数の商
品を購入した場合は、複数の商品購入情報を一括して送
信する。
【0015】顧客情報取得装置200は、例えば、IC
カードリーダ等であり、ICカード等の記録媒体に記録
された商品を購入した顧客に関する情報を読み出して取
得する。顧客情報には、顧客を特定するための情報が含
まれている。ただし、このような顧客を特定するための
情報は、個人のプライバシーに関わるため、このような
顧客情報が作成されることを望まない顧客もいる。この
ような顧客のため、商品購入履歴作成の拒否ができるよ
うに、ICカードには、商品購入履歴作成の可否を設け
ておくこともできる。また、その場で、店員等が商品購
入履歴作成の可否を確認することもできる。商品購入履
歴作成可否は、該当顧客が重要でない場合等、商品購入
データ処理システムを運用する側で判断して設定するよ
うにしてもよい。また、顧客情報の一部、例えば、年齢
や性別、職業等、顧客の特徴を表す属性のみを顧客情報
とすることも可能である。
【0016】購入履歴作成装置300は、購入情報作成
装置100からは商品購入情報を、顧客情報取得装置か
らは顧客情報と必要に応じて商品購入履歴作成可否とを
取得する。商品購入履歴作成可否が、作成可の場合、商
品購入情報と顧客情報を一意のID等を用いて紐付け
し、商品購入履歴を作成する。また、購入情報作成装置
100から取得した情報が商品名や商品分類コード、価
格等のみであった場合、必要に応じて、店舗情報や時刻
等の情報を付加する。図2は、本発明の一実施の形態で
ある商品購入履歴の構造図である。本発明に係る商品購
入履歴は、ID等のヘッダ部と、時刻や店舗情報等の付
加情報部と、取得した顧客情報と、購入した商品に関す
る商品購入情報をまとめた商品購入情報部とから構成さ
れる。
【0017】図1に戻って説明する。このようにして作
成された商品購入履歴は、専用線、あるいは一般のネッ
トワークを経由して購入履歴記憶装置400に転送され
る。ネットワークがインターネット等の場合、商品購入
履歴の盗聴/改鼠防止のため、システム操作者の指定等
に電子署名を付して暗号化する。暗号化の手法は、一般
的な手法のいずれかが適宜選択される。
【0018】購入履歴記憶装置400は、購入履歴作成
装置300から受信した商品購入履歴を分類・整理して
データベースとして保存する。データの分類は、例え
ば、顧客や商品、購入店舗や時間等によって行なわれ
る。また、システム操作者の指定により、データを特定
のファイルに追加したり、新規ファイルを作成して蓄積
したり、情報を複数のファイルに分散保存する。このよ
うにして、管理保存された商品購入履歴は、購入履歴分
析装置500から指定された検索項目等に応じて検索さ
れる。検索された商品購入履歴は、専用線、あるいはネ
ットワークを介して購入履歴分析装置500へ転送され
る。このとき、購入履歴作成装置300と購入履歴記憶
装置400との間と同様、必要に応じて暗号化処理が行
なわれる。
【0019】購入履歴分析装置500は、購入履歴記憶
装置400から取得した商品購入履歴を分析し、その分
析結果を保存する。このような構成の商品購入データ処
理システムの動作及びそのデータ処理方法について説明
する。
【0020】店頭での商品購入時、購入した商品に関す
る商品購入情報が購入情報作成装置100によって作成
されるとともに、購入した顧客に関する顧客情報が顧客
情報取得装置200によって作成され、購入履歴作成装
置300へ転送される。また、必要に応じて、顧客情報
取得装置200から、商品購入履歴作成を許可するか否
かの商品購入履歴作成可否が購入履歴作成装置300へ
転送される。購入履歴作成装置300は、商品購入履歴
作成が拒否されていなければ、取得した商品購入情報と
顧客情報とを紐付け等により結び付けて、商品購入履歴
を作成する。さらに、必要に応じて店舗情報等の情報が
商品購入履歴に付加される。このようにして、作成され
た商品購入履歴は、所定のタイミングで購入履歴記憶装
置400へ転送される。購入履歴作成装置300と購入
履歴記憶装置400間のデータ転送は、必要であれば、
システム操作者の指定により電子署名を付して暗号化す
る。購入履歴記憶装置400は、受け取った商品購入履
歴を分類・整理し、蓄積する。このとき、顧客や商品、
購入店舗等によって、データをフィルタリングする。ま
た、システム操作者の指定により、データを特定のファ
イルに追加したり、新規ファイルを作成して蓄積した
り、情報を複数のファイルに分散保存する。保存された
商品購入履歴は、顧客や商品、購入店舗等の所定の条件
に従って検索することができる。購入履歴分析装置50
0は、購入履歴記憶装置400から所定の商品購入履歴
を読み出し、分析を行なう。分析の結果は、装置内に保
存され、必要に応じて、データ分析者に提示される。
【0021】このように、商品購入時に生成される商品
購入情報と顧客情報を結びつけた商品購入履歴を作成
し、これをデータベースとして蓄積することによって、
特定の顧客の購買履歴を作成することができ、これに基
づいて個々の消費者の消費傾向を把握することができる
ようになる。また、顧客情報の各要素である顧客属性を
用いて、商品購入履歴を分析することにより、例えば、
年齢層毎の消費傾向等を分析することができる。
【0022】次に、購入履歴分析装置500について、
詳しく説明する。図3は、本発明の一実施の形態である
購入履歴分析装置の構成図である。本発明に係る購入履
歴分析装置500は、装置全体を制御するデータ処理手
段510、データ分析者の指示を入力する指示入力手段
520、所定の分析を行なう分析手段530、分析結果
を記憶する分析結果記憶手段540、分析結果を表示す
る表示手段550、及び分析処理プログラムを追加する
アドオン手段560とから構成される。
【0023】データ処理手段510は、装置各部の制御
を行なう。また、指示入力手段520の取得した指示を
入力し、指示に従って購入履歴記憶装置から取得した商
品購入履歴を分析手段530に転送し、分析を実行させ
る。分析結果を受け取ると、分析結果記憶手段540に
記憶するとともに、表示手段550へ結果を送る。
【0024】指示入力手段520は、データ分析者から
の指示を入力し、これをデータ処理手段510へ転送す
る。分析手段530は、所定の分析アルゴリズムを持つ
分析処理プログラムに従って商品購入履歴の分析を行な
う。分析処理プログラムは、全て共通のインターフェー
スを持っており、プラグイン/プラグアウトが可能であ
る。データ分析者あるいは、システム操作者の指定によ
り、アドオン手段560によって新たに分析処理プログ
ラムを追加することができる。さらに、分析アルゴリズ
ムに付随した購入予想機能により、分析結果に基づいた
所定の新規顧客の購入予想が可能な分析処理プログラム
もある。
【0025】分析結果記憶手段540は、分析結果を保
存する。分析結果を保存する場合、システム操作者の指
定により、結果を特定のファイルに追加したり、新規フ
ァイルを作成して蓄積したり、複数のファイルに分散し
たりする。
【0026】表示手段550は、データ処理手段510
に従って分析結果の表示を行なう。データ処理手段51
0は、分析結果を、分析方法や分析時刻、分析対象とな
ったデータを指定することにより検索し、所望のものを
表示する。また、必要であれば、顧客の詳細情報を記録
したデータベースから別途顧客情報を読み込み、分析結
果と合わせて表示手段550へ送り、表示する。
【0027】アドオン手段560は、指令により、分析
用プログラムモジュールを分析手段530に追加する処
理を行なう。このような構成の購入履歴分析装置500
の動作について説明する。データ処理手段510は、指
示入力手段520を経由して取得したデータ分析者の指
示に従って、所定の商品購入履歴の読み出しを行なう。
読み出した商品購入履歴は、分析手段530によって分
析される。さらに、分析結果に基づいて、特定の属性を
備えた新規顧客の購入予想をすることもできる。得られ
た分析結果及び購入予想は、データ処理手段510によ
って、分析結果記憶手段540に記憶されるとともに、
表示手段550に表示される。分析手段530を構成す
る分析処理プログラムは、プラグイン/プラグアウトが
可能であり、アドオン手段560によって、任意にアド
オンすることができる。
【0028】分析手段530により行なわれる分析方法
を、いくつかの例で説明する。第1の分析方法として、
マーケットバスケット分析がある。マーケットバスケッ
ト分析により、商品購入履歴から特定の顧客が商品をど
のような組み合わせて購入したのか、その頻度のランキ
ングを求める。また、購入時刻や、季節別での組み合わ
せ頻度を求める。さらに、組み合わせの頻度が時の経過
につれてどのように変化したかを求める。このようにし
て分析された組み合わせ頻度のランキングは、表示手段
550により表示される。これにより、特定の顧客の消
費傾向を把握することができる。
【0029】第2の分析方法として、クラスタ分析があ
る。顧客属性と商品購入履歴とから、K−means法
を用いて顧客のグループ分けを行なう。分類の結果は、
表示手段550により表示される。これにより、ある属
性を備えた顧客の消費傾向を把握することができる。
【0030】第3に、分析・購入予想方法として、記憶
ベース推論がある。取得した商品購入履歴に基づき、商
品購入履歴に記録された顧客の顧客属性を、顧客属性、
地域、時間帯、季節等といった複数の座標の空間にプロ
ットする。今後購入を行なう新規顧客を想定し、その属
性や地域、季節、時間帯等から、座標の空間にプロット
された最近傍の点をいくつか選び出す。選択された点
は、個々の顧客を表している。さらに、選択された顧客
がかつて購入した購入履歴に基づいて、新規顧客の購入
予想を行なう。
【0031】第4に、分析・購入予想方法として、決定
木を生成する方法がある。顧客属性と商品購入履歴とか
ら、顧客をツリー上に分類する、すなわち、クラスに分
類する。決定木とは、中間ノード(葉以外のノード)が
テストされるべき属性を、枝がその属性値を、葉ノード
がクラスを表している木構造である。例えば、空の決定
木から始まって、すべてのデータが正しく分類できるよ
うな決定木が得られるまでノードを付け加えていくこと
により、徐々に決定木を精密化していく。このとき、葉
ノードに分類された顧客が同じ傾向の商品(あるいは金
額)を購入しているように分類を行なう。ここで、新規
顧客を想定し、この顧客がどの葉ノードに属するかを判
断することによって、この新規顧客に対する購入予想を
行なう。
【0032】第5に、分析・購入予想方法として、ニュ
ーラル・ネットワークを用いる方法がある。まず、顧客
属性及び商品購入履歴の購入商品名/商品分類を数値化
する。数値化された個々の属性値を加重合計し、結果が
購入商品名/商品分類の数値に等しくなるようにモデル
構築する。このモデルの構築は、商品購入履歴情報を学
習することによって行なう。ここで、新規顧客を想定
し、この顧客の属性値からモデルを使用して、購入予想
を行なう。
【0033】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、商品購入デー
タ処理システムが有すべき機能の処理内容は、コンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラム
に記述しておく。そして、このプログラムをコンピュー
タで実行することにより、上記処理がコンピュータで実
現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体とし
ては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流
通させる場合には、CD−ROM(Compact Disc Read O
nly Memory)やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体
にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを
介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納してお
き、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送する
こともできる。コンピュータで実行する際には、コンピ
ュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納し
ておき、メインメモリにロードして実行する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、商品購
入時、例えば店頭のPOSレジスタ等で商品購入情報と
顧客情報とが生成され、これらの情報を関連付けて商品
購入履歴が作成される。これにより、顧客情報の属性か
ら関連付けられた商品購入情報を引き出すことも、その
逆も可能になる。作成された商品購入履歴は、分類・整
理した後、保存される。さらに、所定の商品購入履歴を
読み出し、所定の属性と商品購入履歴とから分析を行な
う。
【0035】このように顧客情報と商品購入情報とを結
び付けた商品購入履歴を蓄積することにより、特定の顧
客の購買履歴を分析可能になる。このように、特定の属
性を持つ顧客の購買履歴を分析することにより、顧客属
性に応じた購入傾向等を得ることができるようになる。
【0036】また、本発明の商品購入データ処理方法で
は、商品購入時、商品購入情報と顧客情報を取得し、こ
れらを関連付けて商品購入履歴を作成する。商品購入履
歴は、分類・整理された後、データベースとして蓄積さ
れる。蓄積されたデータベースは、所定の属性に基づい
て分析が行なわれる。
【0037】このように顧客情報と商品購入情報とを結
び付けた商品購入履歴を蓄積することにより、特定の顧
客の購買履歴が分析可能になる。このように、特定の属
性を持つ顧客の購買履歴を分析することにより、顧客属
性に応じた購入傾向等を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である商品購入データ処
理システムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である商品購入履歴の構
造図である。
【図3】本発明の一実施の形態である購入履歴分析装置
の構成図である。
【符号の説明】
100…購入情報作成装置、200…顧客情報取得装
置、300…購入履歴作成装置、400…購入履歴記憶
装置、500…購入履歴分析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/401 310D 15/403 340A Fターム(参考) 3E042 BA08 BA18 CD04 EA01 EA07 5B049 AA05 BB11 CC02 CC05 CC08 DD05 EE05 EE12 EE14 EE59 FF03 FF04 GG01 GG04 GG07 GG10 5B075 KK03 KK07 KK13 KK34 KK35 KK37 KK40 KK43 KK54 KK70 MM11 ND03 ND20 ND23 ND36 NK10 NK13 NK24 NK46 NR02 NR12 NS10 PQ02 PQ20 PR03 PR08 UU40 9A001 JJ56 JJ57

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品購入履歴を作成し、その履歴を分析
    する商品購入データ処理システムにおいて、 購入された商品を特定する情報を含む購入に関する商品
    購入情報を作成する商品購入情報作成手段と、 前記商品を購入した顧客を特定する顧客情報を取得する
    顧客情報取得手段と、 前記商品購入情報と前記顧客情報とを取得し、前記商品
    購入情報と前記顧客情報とを関連付けて商品購入履歴を
    作成する商品購入履歴作成手段と、 前記作成された商品購入履歴を分類・整理し、データベ
    ースとして保存する商品購入履歴記憶手段と、 前記商品購入履歴記憶手段から所定の商品購入履歴を読
    み出し、読み出した前記商品購入履歴を前記商品購入履
    歴に含まれる所定の属性に応じて分析し、所定の分析結
    果を提示する商品購入履歴分析手段と、 を有することを特徴とする商品購入データ処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記商品購入履歴作成手段は、前記商品
    購入情報作成手段と前記顧客情報取得手段より入力した
    前記購入された商品の商品購入情報と該商品を購入した
    顧客の顧客情報とを結合し、さらに必要に応じて、前記
    入力した商品購入情報と顧客情報以外の情報を付加して
    商品購入履歴を作成することを特徴とする請求項1記載
    の商品購入データ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記商品購入履歴分析手段は、 前記商品購入履歴の分析を所望するデータ分析者の指示
    を入力する指示入力手段と、 前記分析者の指示に応じて前記商品購入履歴を前記所定
    の属性に応じて分析を行なう分析手段と、 前記分析の結果を保存する分析結果記憶手段と、 前記分析の結果を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の商品購入デー
    タ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記商品購入履歴分析手段は、さらに、
    所望の前記分析手段を新たに追加するアドオン手段を備
    えていることを特徴とする請求項3記載の商品購入デー
    タ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記商品購入履歴分析手段は、さらに、
    前記分析結果に基づき、前記所定の属性を備えた新規顧
    客の購入予想を行なうことを特徴とする請求項1記載の
    商品購入データ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記商品購入履歴分析手段は、前記商品
    購入履歴から特定の顧客が購入した商品の組み合わせと
    その組み合わせの発生した頻度を算出するマーケットバ
    スケット分析によって前記商品購入履歴を分析すること
    を特徴とする請求項1記載の商品購入データ処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記商品購入履歴分析手段は、前記顧客
    に関する所定の属性である顧客属性と前記商品購入履歴
    とをクラスタ分析して前記顧客のグループ分けを行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の商品購入データ処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記商品購入履歴分析手段は、前記商品
    購入履歴が生成された顧客の顧客属性を所定の座標空間
    にプロットし、前記所定の座標空間において想定される
    新規顧客の座標近傍に存在する前記顧客についての前記
    商品購入履歴に基づき前記新規顧客の購入予想を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の商品購入データ処理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記商品購入履歴分析手段は、前記顧客
    属性と前記商品購入履歴とからそれぞれの顧客をクラス
    に分類した決定木を生成し、想定される新規顧客の属す
    るクラスを判定して前記新規顧客の購入予想を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の商品購入データ処理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記商品購入履歴分析手段は、ニュー
    ラル・ネットワークを用いて前記顧客属性及び前記商品
    購入履歴に含まれる購入商品名と商品分類とを数値化
    し、前記数値化された個々の属性値を加重合計した結果
    が前記購入商品名と商品分類値の数値に等しくなるよう
    にモデルを構築するとともに、前記モデルを用いて想定
    される新規顧客の属性値に基づき前記新規顧客の購入予
    想を行なうことを特徴とする請求項1記載の商品購入デ
    ータ処理システム。
  11. 【請求項11】 前記商品購入情報作成手段は、前記商
    品購入履歴作成手段と通信を行なう通信手段を備えてお
    り、販売品目を含む商品購入情報を作成し前記商品購入
    履歴作成手段へ送信するPOSレジスタであることを特
    徴とする請求項1記載の商品購入データ処理システム。
  12. 【請求項12】 前記顧客情報取得手段は、さらに、前
    記商品購入履歴の作成を行なうか否かの商品購入履歴作
    成可否指定を取得し、 前記商品購入履歴作成手段は、前記商品購入履歴作成可
    否指定に従って商品購入履歴作成が可能である場合のみ
    前記商品購入履歴を作成することを特徴とする請求項1
    記載の商品購入データ処理システム。
  13. 【請求項13】 前記顧客情報取得手段は、前記商品購
    入履歴作成手段と通信を行なう通信手段を備えており、
    携帯可能な記録媒体に記録された顧客情報を読み出して
    前記商品購入履歴作成手段へ送信することを特徴とする
    請求項1記載の商品購入データ処理システム。
  14. 【請求項14】 商品購入履歴を作成し、その履歴を分
    析する商品購入データ処理方法において、 購入された商品を特定する情報を含む購入に関する商品
    購入情報を作成し、 前記商品を購入した顧客を特定する顧客情報を取得し、 前記商品購入情報と前記顧客情報とを関連付けて商品購
    入履歴を作成し、 前記作成された商品購入履歴を分類・整理してデータベ
    ースとして保存し、 前記データベースから所定の商品購入履歴を読み出し、 読み出した前記商品購入履歴を前記商品購入履歴に含ま
    れる所定の属性に応じて分析し、 前記分析した結果を提示する手順を有することを特徴と
    する商品購入データ処理方法。
JP2000022243A 2000-01-31 2000-01-31 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法 Pending JP2001216369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000022243A JP2001216369A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000022243A JP2001216369A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001216369A true JP2001216369A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18548569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000022243A Pending JP2001216369A (ja) 2000-01-31 2000-01-31 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001216369A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004246800A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Teraoka Seiko Co Ltd Posシステム
JP2005085230A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Toshiba Corp 顧客情報管理システム、顧客情報管理方法、顧客情報管理プログラム
JP2011164998A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Tokyo Metropolitan Univ 情報管理システム
WO2013081186A1 (ja) * 2011-12-01 2013-06-06 日本電気株式会社 情報収集装置、システム、方法、及び、プログラム
JP2013182538A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Culture Convenience Club Co Ltd 購買動向分析システム
JP2015041121A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社日立製作所 販売予測システム及び販売予測方法
JP2015069551A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士通株式会社 顧客分析プログラム、方法及び装置
JP2016207170A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 昭和シェル石油株式会社 電子決済ツール発行処理システム
JP6158464B1 (ja) * 2016-02-19 2017-07-05 株式会社アイズファクトリー 予測システム
JP2019197430A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
JP2020160710A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社True Data データ処理装置及びデータ処理方法
CN112971266A (zh) * 2016-02-26 2021-06-18 耐克创新有限合伙公司 定制鞋类制品中的前足缓冲的方法
JP6968355B1 (ja) * 2020-11-04 2021-11-17 株式会社True Data 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004246800A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Teraoka Seiko Co Ltd Posシステム
JP2005085230A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Toshiba Corp 顧客情報管理システム、顧客情報管理方法、顧客情報管理プログラム
JP2011164998A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Tokyo Metropolitan Univ 情報管理システム
WO2013081186A1 (ja) * 2011-12-01 2013-06-06 日本電気株式会社 情報収集装置、システム、方法、及び、プログラム
JP2013182538A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Culture Convenience Club Co Ltd 購買動向分析システム
JP2015041121A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社日立製作所 販売予測システム及び販売予測方法
JP2015069551A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 富士通株式会社 顧客分析プログラム、方法及び装置
JP2016207170A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 昭和シェル石油株式会社 電子決済ツール発行処理システム
JP6158464B1 (ja) * 2016-02-19 2017-07-05 株式会社アイズファクトリー 予測システム
WO2017141439A1 (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 株式会社アイズファクトリー 予測システム
CN112971266A (zh) * 2016-02-26 2021-06-18 耐克创新有限合伙公司 定制鞋类制品中的前足缓冲的方法
CN112971266B (zh) * 2016-02-26 2022-07-12 耐克创新有限合伙公司 定制鞋类制品中的前足缓冲的方法
JP2019197430A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
JP7102920B2 (ja) 2018-05-10 2022-07-20 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
JP2020160710A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社True Data データ処理装置及びデータ処理方法
JP6968355B1 (ja) * 2020-11-04 2021-11-17 株式会社True Data 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7908159B1 (en) Method, data structure, and systems for customer segmentation models
JP4971894B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2001216369A (ja) 商品購入データ処理システム及び商品購入データ処理方法
JP6837411B2 (ja) 販売促進装置、販売促進方法及び販売促進プログラム
Gangurde et al. Building prediction model using market basket analysis
Alawadh et al. A survey on methods and applications of intelligent market basket analysis based on association rule.
CN103597485A (zh) 模式提取装置及其方法
Anusha et al. Segmentation of retail mobile market using HMS algorithm
JP2020201819A (ja) ビジネスマッチング支援装置、及びビジネスマッチング支援方法
JP2010277571A (ja) 商品選択システムとその方法、及び、商品選択コンピュータプログラム
Nodeh et al. Analyzing and processing of supplier database based on the cross-industry standard process for data mining (CRISP-DM) algorithm
Jain et al. Application of association rule mining in a clothing retail store
Adalı et al. A Dynamic Application of Market Basket Analysis with R and Shiny in The Electric Materials Sector
JP2000251001A (ja) 訪問スケジュールと連動した最適商品抽出方法
JP6102224B2 (ja) 分析プログラム、分析方法、および分析装置
JP2005149489A (ja) プログラム及び営業活動支援システム並びに方法
Istrat et al. Creating a decision-making model using association rules
Kadiyala et al. Data mining for customer relationship management
JP2005092721A (ja) マーケット情報分析装置、マーケット情報分析システム、マーケット情報分析方法及びプログラム
Kadyan et al. An overview of data mining
Abd Wahab et al. A Brief Review on the Knowledge Management and Data Mining for Marketing Decision
Malik et al. Applying data mining for clustering shoppers based on store loyalty
Hasugian Testing the C45 Algorithm with Rapid Miner for Stock Selection (Case Study: Toko Usaha Muda)
Ansari Market basket analysis
Amadi et al. Analysis of online discount sales and price optimization using cognitive learning