JP7101333B2 - 電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統の電圧異常を補償する電圧補償動作及び電力系統に対する需要家設備の消費電力を抑制するピークカット動作を行う電源システムに関するものである。
従来、電力供給インフラが整備されていない場所等においては、発動発電機を電力供給源とする電源装置が用いられている。この発動発電機を用いた電源装置では、発動発電機の動作状態の監視とともに、発動発電機の燃料管理が必要となる。
発動発電機の動作状態の監視とともに燃料管理を行うものとして、特許文献1に示すものが考えられている。
この電源装置では、発動発電機の稼働時間と、稼働中の供給電力を計測し、あらかじめ設定された発動発電機の電力稼働特性に基づいて、発動発電機の燃料消費量を算出し、さらに残燃料量を推定して、その結果を継続的に表示出力している。また、電力供給源として、発動発電機に加えて二次電池を備え、発動発電機の不足の停止などの場合には、停止直後から所定時間の間は二次電池から電力を供給している。
しかしながら、需要家設備に既設されている例えば非常用発電機等の電源装置には、上記の機能を備えていないものが多く、電源装置の動作状態の監視や燃料管理を遠隔で行うことが難しい。また、既設の電源装置の動作状態の監視や燃料管理を行うためには、既設されている電源装置の機種に合わせた様々なインターフェースが必要となり、製造コストが高くなってしまう。
特開2017-11874号公報
そこで本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、需要家設備に既設された電源装置の機種に関わらず電源装置の状態を分析することをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る電源システムは、電力系統から給電される負荷と当該負荷に給電する電源装置とを有する需要家設備に配置され、前記電力系統の電圧異常を補償する電圧補償動作と、前記電力系統に対する前記需要家設備の消費電力を抑制するピークカット動作とを行う電源システムであって、蓄電装置と、前記蓄電装置の直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給する電力変換装置と、前記電源装置及び前記電力変換装置を制御して前記電圧補償動作及び前記ピークカット動作を行わせる動作制御部と、前記電源装置の出力電圧を検出する出力電圧検出部と、前記電源装置の出力電流を検出する出力電流検出部と、前記電源装置の状態を外部から検出する状態検出部と、前記出力電圧、前記出力電流及び前記検出状態を用いて前記電源装置の状態分析を行う装置分析部とを備えることを特徴とする。
このような電源システムであれば、電源装置の状態を外部から検出し、電源装置の出力電圧及び出力電流とともに電源装置の状態分析を行うので、需要家設備に既設された電源装置の機種に合わせたインターフェースが不要となり、需要家設備に既設された電源装置の機種に関わらず電源装置の状態を分析することができる。その結果、電源装置の状態に応じた点検、保守を行うことができる。また、電源装置の安定性及び稼働時間を向上させるとともに、電源装置の故障を防止して電源装置の信頼性を向上させることができる。
前記電源装置が発電機の場合には、前記状態検出部は、前記発電機の燃料メータを含む領域を撮像するカメラであることが考えられる。ここで燃料メータを含む領域とは例えば発電機の制御盤である。
この場合、前記装置分析部は、前記カメラにより得られた画像から前記燃料メータを認識し、認識した前記燃料メータから燃料消費量を算出するものであることが望ましい。
具体的に前記装置分析部は、前記燃料メータの例えば指針やフロート等の指示部の変化量を算出することが望ましい。この指示部の変化量は燃料消費量に対応する。
発電機の状態を分析するうえで発電機の燃料消費量は重要な判断要素である。このため、前記装置分析部は、前記出力電圧及び前記出力電流から前記電源装置の出力電力を算出し、前記指示部の変化量と比較して前記電源装置の状態を分析することが望ましい。
発電機の燃料切れを防止するとともに燃料補充を滞りなくスムーズに行うためには、前記装置分析部は、前記発電装置の燃料の残量を算出し、算出した前記燃料の残量が所定値を下回った場合に報知信号を生成するものであることが望ましい。また、ユーザは燃料の残量を知ることができるので、需要家設備の負荷における消費電力を調整することによって発電機の稼働時間を長くすることができる。
電源装置の状態を分析するうえでは電源装置の温度、電源装置の振動又は電源装置が発する騒音も重要な判断要素となる。このため、前記状態検出部は、前記電源装置の温度を検出する温度センサ、前記電源装置の振動を検出する振動センサ又は前記電源装置が発する騒音を測定する音センサを有し、前記装置分析部は、前記出力電圧及び前記出力電流から前記電源装置の出力電力を算出し、算出した前記出力電力と前記温度センサ、前記振動センサ又は前記音センサの検出信号とを用いて、前記電源装置の状態分析を行うことが望ましい。
このような本発明であれば、電源装置の状態を外部から検出し、電源装置の出力電圧及び出力電流とともに電源装置の状態分析を行うので、需要家設備に既設された電源装置の機種に関わらず電源装置の状態を分析することができる。
このように構成した本発明によれば、需要家設備に既設された電源装置とともに電圧補償動作及びピークカット動作を行うとともに、電源装置の状態を分析することができる。
本実施形態の電源システムの構成を示す模式図である。 同実施形態の電源システムの電圧補償動作を示す模式図である。 同実施形態の電源システムのピークカット動作を示す模式図である。 発電機の制御盤の一例を示す図である。 同実施形態の燃料メータを認識するフローチャートである。 同実施形態の目盛認識のフローチャートである。 燃料メータの指示部の変化前後の状態及び経過面積を示す図である。
以下に、本発明に係る電源システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の電源システム100は、図1に示すように、電力系統200から給電される負荷301と当該負荷301に給電する電源装置302とを有する需要家設備300に配置されるものである。そして、この電源システム100は、需要家設備300に既設の電源装置302とともに電力系統10の電圧異常を補償する電圧補償動作と、電力系統200に対する需要家設備300の消費電力を抑制するピークカット動作とを行うものである。なお、以下では電源装置302として発電機を例に挙げて説明する。
<基本構成>
具体的に電源システム100は、例えば蓄電池等の蓄電装置2と、蓄電装置2の直流電力を交流電力に変換して負荷301に供給する例えば双方向型の電力変換装置3と、発電機302及び電力変換装置3を制御して電圧補償動作及びピークカット動作を行わせる制御装置4とを備えている。
以下に制御装置4の基本機能とともに電源システム100の動作について説明する。
<電圧補償動作:図2参照>
電力系統側の系統電圧が整定値以下となった場合に、制御装置4の動作制御部41は、電力変換装置3を起動して蓄電装置2の直流電力を交流電力に変換して負荷301に供給する。
また、動作制御部41は、発電機302を起動させて、発電機302の出力電圧が安定した場合に、蓄電装置2に代えて発電機302からの交流電力を負荷301に供給する。この切り替えの前において動作制御部41は、電力変換装置3を制御して、電力変換装置3から出力される交流電力を発電機302から出力される交流電力と同期させる。
蓄電装置2から発電機302に切り替えた後、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して発電機302からの交流電力を直流電力に変換して蓄電装置2に充電する。
電力系統側の系統電圧が正常に戻った場合、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して蓄電装置2の直流電力を交流電力に変換して負荷301に供給する。この時、発電機302は無負荷運転となる。
そして、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して、電力変換装置3から出力される交流電力を電力系統200からの交流電力と同期させる。
その後、動作制御部41は、発電機302を停止させるとともに電力変換装置3を停止させる。これにより、負荷301には電力系統200から交流電力が供給される。
<ピークカット動作:図3参照>
電力需要のピーク時間帯に、制御装置4の動作制御部41は、電力変換装置3を起動して蓄電装置2の直流電力を交流電力に変換して負荷301に供給する。
また、動作制御部41は、発電機302を起動させて、発電機302の出力電圧が安定した場合に、蓄電装置2に代えて発電機302からの交流電力を負荷301に供給する。この切り替えの前において動作制御部41は、電力変換装置3を制御して、電力変換装置3から出力される交流電力を発電機302から出力される交流電力と同期させる。
蓄電装置2から発電機302に切り替えた後、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して発電機302からの交流電力を直流電力に変換して蓄電装置2に充電する。
ピークカット時間帯を経過した等のピークカットが不要となった場合に、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して蓄電装置2の直流電力を交流電力に変換して負荷301に供給する。この時、発電機302は無負荷運転となる。
そして、動作制御部41は、電力変換装置3を制御して、電力変換装置3から出力される交流電力を電力系統200からの交流電力と同期させる。
その後、動作制御部41は、発電機302を停止させるとともに電力変換装置3を停止させる。これにより、負荷301には電力系統200から交流電力が供給される。
<発電機302の状態分析>
そして、本実施形態の電源システム100は、発電機302の出力電圧を検出する出力電圧検出部5と、発電機302の出力電流を検出する出力電流検出部6と発電機302の状態を外部から検出する状態検出部7と、発電機302の出力電圧、出力電流及び検出状態を用いて発電機302の状態分析を行う装置分析部42とをさらに備えている。なお、装置分析部42は、制御装置4によりその機能が発揮される。
状態検出部7は、発電機302の燃料メータが設けられた制御盤302a(図4参照)を撮像するカメラである。カメラ7としては、通常のCCDカメラやCMOSカメラの他、赤外線カメラ、紫外線カメラなどであっても良い。また、カメラ7は、動画像を撮像するものであっても良いし、静止画像を撮像するものであっても良い。静止画像を撮像するものであれば、所定の時間間隔で周期的に制御盤302aを撮像する。このカメラ7により撮像された画像データは制御装置4の装置分析部42に送信される。ここで、カメラ7と制御装置4とは、有線又は無線で通信可能に接続されている。
装置分析部42は、カメラ7から送信される画像データを取得して、当該画像データから燃料メータM1を認識して、燃料消費量や燃料残量などを算出する。
具体的に装置分析部42は、図5に示すフローチャートに基づいて燃料メータM1を認識する。この燃料メータM1の認識は、電源システム100を需要家設備300に配置した初期の段階に行うことが考えられる。
(S1-1:発電機制御盤監視)
装置分析部42は、カメラ7から送信される画像データを所定時間t1に亘って取得する。
(S1-2:発電機電流電圧監視)
装置分析部42は、出力電圧検出部5から発電機302の出力電圧(検出電圧)を所定時間t1に亘って取得し、出力電流検出部6から発電機302の出力電流(検出電流)を所定時間t1に亘って取得する。
(S1-3:メータ輪郭線がある?)
カメラ7で撮影した発電機制御盤の画像データを装置分析部42に送信する。装置分析部42は画像データの輝度(明暗差)に基づくエッジから対象物(発電機302の燃料メータM1)の輪郭線を特定する。特定された輪郭線の形状を抽出して、装置分析部42に保存しているメータの形状情報と比較し、一致しているかどうか判定する。一致度の指標は、パターン認識等に用いられている指標(例えば相互相関)等を用いる。
(S1-4:センサ補正)
S1-3により各種メータM1~M3の輪郭線が認識できない場合には、装置分析部42は、S1-1により取得した画像データを補正する。なお、画像データの補正としては、明るさ補正、歪み補正、ブレ補正、二値化、各種の画像処理フィルタなどが考えられる。この補正後に、装置分析部42は、再度S1-3を行う。
(S1-5:メータ変化が電圧・電流と一致?)
電圧検出を例に説明する。装置分析部42は画像データを元に、メータとして認識した輪郭内部で、時間t1の間に輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS1を計測する(ΔS1はメータ針等の移動量に相当する)。これと同時に、発電機302出力の電圧変化量ΔV1を計測する。電圧変化量ΔV1と面積ΔS1との関係である単位変化量G1(ΔV1/ΔS1)を算出する。同じように、時間t2を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS2を計測し、同時に、電圧変化量ΔV2を計測する。電圧変化量ΔV2と面積ΔS2との関係である単位変化量G2(ΔV2/ΔS2)を算出する。G1とG2の差は、事前に設置された閾値を超えない場合、メータ変化が電圧(電流)と一致を判定することで、電圧メータの認識ができる。
(S1-6:燃料メータ・目盛認識)
S1-5により認識した各種メータM1~M3の輪郭線の内部の変化が検出電圧及び検出電流と対応している場合には、装置分析部42は、対応しているメータM1を燃料メータであると認識するとともに、指針やフロート等の指示部Xを認識する。
(S1-7:認識が正確?)
装置分析部42は画像データを分析して、認識されたメータの輪郭の内部に、時間t11を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS11を計測し、同時に、出力電力量W1を計測する。出力電力量W1と経過面積ΔS11との関係である単位変化量H1(W1/S11)を算出する。同じように、時間t22を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS22を計測し、同時に、出力電力量W2を計測する。出力電力量W2と経過面積ΔS22との関係である単位変化量H2(W2/S22)を算出する。H1とH2の差は、事前に設置された閾値を超えない場合、燃料メータ認識が正確と判定する。なお、電圧・電流の変化は燃料変化より早いので、センサ補正のために、電圧・電流メータの認識が優先である。
次に、装置分析部42による燃料メータM1の目盛の算出について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この目盛の算出は、発電機2の燃料タンクに所定量の燃料が入っている状態(例えば満タン状態)で発電機2を起動させることにより行われる。
(S2-1:出力電力の算出W=V×I×t1)
装置分析部42は、S2により所定時間t1において得られた検出電圧Vと検出電流Aとから出力電力W(=V×I×t1)を算出する。
(S2-2:経過面積Sの算出)
また、装置分析部42は、所定時間t1において例えば指針やフロート等の指示部Xが経過した面積Sを算出する(図7参照)。
(S2-3:目盛算出H=W/S)
上記S2-1及びS2-2により得られた値を用いて、装置分析部42は、出力電力Wと経過面積Sとの関係である目盛H(=W/S)を算出する。
(S2-4:WとSはリニア関係?)
装置分析部42は画像データを分析して、認識されたメータの輪郭の内部に、時間t11を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS11を計測し、同時に、出力電力量W1を計測する。出力電力量W1と経過面積ΔS11との関係である単位変化量H1(W1/ΔS11)を算出する。同じように、時間t22を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS22を計測し、同時に、出力電力量W2を計測する。出力電力量W2と経過面積ΔS22との関係である単位変化量H2(W2/ΔS22)を算出する。H1とH2の差は、事前に設置された閾値を超えない場合、WとΔSはリニア関係と判定する。
装置分析部42は、上記のように算出した目盛Hを用いて、装置分析部42は発電機302の状態分析を行う。装置分析部42による状態分析は、常時行うものであっても良いし、定期的に行うものであっても良い。また、状態分析は、発電機2が起動した状態だけでなく停止した状態にも行われる。
具体的に装置分析部42は、算出した目盛Hにより発電機302の燃料消費量及び燃料残量を算出する。
例えば、燃料メータを認識後、メータの輪郭の内部に、輝度(明暗差)が変わる範囲の最大面積をSMAXとして、発電機の出力(W>0)を検出する時から、ある時間Tが経って、輝度(明暗差)が変わった範囲ΔSを計測して、燃料消費量Oc=ΔS/SMAX(%)を算出する。燃料残量Olは、Ol=100-Oc(%)により算出する。なお、SMAXを計測するために、燃料残量が100%から0%までの過程にて、燃料メータの輪郭の内部の輝度の最大変化面積を記録する。
また、装置分析部42は、発電機302の出力電力と目盛の変化とを比較して、発電機302の故障を判断する。例えば、発電機302の出力電力に対する目盛Hの変化パターンが正常時の変化パターンとは異なる場合に、発電機302が故障であると判断することが考えられる。
その他、燃料消費量を例とした場合、以下も考えられる。
燃料メータM1を認識後、標準燃料消費単位変化量はH(W/ΔS)とする。発電機の出力(W>0)を検出する時から、認識された燃料メータM1の輪郭の内部に、時間t0を経って、輝度(明暗差)が変わる範囲の面積ΔS0を計測し、同時に、出力電力量W0を計測する。単位変化量H0(W0/ΔS0)とHの差が事前に設置された閾値を超える場合、燃料消費異常と判断する。
そして、装置分析部42は、発電機302の燃料残量が所定値を下回った場合には、そのことを示す報知信号を生成して、例えば携帯端末やラップトップなどのユーザ端末8に送信する。また、装置分析部42は、発電機302が故障であると判断した場合には、そのことを示す報知信号を生成して、ユーザ端末8に送信する。報知信号を取得したユーザ端末8は、警告メッセージや警告音を発する。その他、ユーザ端末8は、装置分析部42から各種データを取得して、それらデータを記録するとともに、例えば出力電力や燃料状態などの状態情報を表示しても良い。また、装置分析部42又はユーザ端末8は、発電機302の運営・点検計画を作成するものであっても良い。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態の電源システム100によれば、発電機302の状態を外部から検出し、発電機302の出力電圧及び出力電流とともに発電機302の状態分析を行うので、需要家設備300に既設された発電機302の機種に合わせたインターフェースが不要となり、需要家設備300に既設された発電機302の機種に関わらず発電機302の状態を分析することができる。その結果、発電機302の状態に応じた点検、保守を行うことができる。また、発電機302の安定性及び稼働時間を向上させるとともに、発電機302の故障を防止して発電機302の信頼性を向上させることができる。
具体的に本実施形態によれば、発電機302の燃料切れを防止するとともに燃料補充を滞りなくスムーズに行うことができる。ユーザは燃料の残量を知ることができるので、需要家設備の負荷301における消費電力を調整することによって発電機302の稼働時間を長くすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
前記実施形態の状態検出部7としてはカメラ7の他に、電源装置302の温度を検出する温度センサ、電源装置302の振動を検出する振動センサ、又は、電源装置302が発する騒音を測定する音センサであっても良い。この場合、装置分析部42は、出力電圧及び出力電流から電源装置302の出力電力を算出し、算出した出力電力と温度センサ、振動センサ又は音センサの検出信号とを用いて、電源装置302の状態分析を行う。
例えば、電源装置302の出力電力に対して想定される温度に比べて検出温度が大きい場合に故障と判断することができる。電源装置302の出力電力に対して想定される振動に比べて検出振動が大きい場合に故障と判断することができる。電源装置302の出力電力に対して想定される騒音に比べて検出音が大きい場合に故障と判断することができる。
前記実施形態では、燃料メータM1を用いて発電機の診断等を行っているが、例えば出力メータ等の他のメータを用いて発電機の診断等を行うものであっても良い。
また、前記実施形態では電源装置302として発電機を例に挙げているが、その他、コジェネ、電動機、風力発電機、太陽光発電システム又は蓄電池であっても良い。
さらに、前記実施形態では、既設された電源装置302の状態を分析、監視するものであったが、需要家設備の負荷301の状態を分析、監視するものであっても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・電源システム
200・・・電力系統
300・・・需要家設備
301・・・負荷
302・・・電源装置
2 ・・・蓄電装置
3 ・・・電力変換装置
4 ・・・制御装置
41 ・・・動作制御部
42 ・・・装置分析部
5 ・・・出力電圧検出部
6 ・・・出力電流検出部
7 ・・・状態検出部
M1 ・・・燃料メータ
X ・・・指示部

Claims (3)

  1. 電力系統から給電される負荷と当該負荷に給電する電源装置とを有する需要家設備に配置され、前記電力系統の電圧異常を補償する電圧補償動作と、前記電力系統に対する前記需要家設備の消費電力を抑制するピークカット動作とを行う電源システムであって、
    蓄電装置と、
    前記蓄電装置の直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給する電力変換装置と、
    前記電源装置及び前記電力変換装置を制御して前記電圧補償動作及び前記ピークカット動作を行わせる動作制御部と、
    前記電源装置の出力電圧を検出する出力電圧検出部と、
    前記電源装置の出力電流を検出する出力電流検出部と、
    前記電源装置の状態を外部から検出する状態検出部と、
    前記出力電圧、前記出力電流及び前記検出状態を用いて前記電源装置の状態分析を行う装置分析部とを備え
    前記電源装置は発電機であり、
    前記状態検出部は、前記発電機の燃料メータを含む領域を撮像するカメラを有し、
    前記装置分析部は、前記カメラにより得られた画像から前記燃料メータを認識し、前記燃料メータの指示部の変化量を算出し、前記出力電圧及び前記出力電流から前記発電機の出力電力を算出し、前記指示部の変化量と比較して前記発電機の状態を分析する、電源システム。
  2. 前記装置分析部は、前記発電機の燃料の残量を算出し、算出した前記燃料の残量が所定値を下回った場合に報知信号を生成するものである、請求項に記載の電源システム。
  3. 前記状態検出部は、前記電源装置の温度を検出する温度センサ、前記電源装置の振動を検出する振動センサ又は前記電源装置が発する騒音を測定する音センサを有し、
    前記装置分析部は、前記出力電圧及び前記出力電流から前記電源装置の出力電力を算出し、算出した前記出力電力と前記温度センサ、前記振動センサ又は前記音センサの検出信号とを用いて、前記電源装置の状態分析を行う、請求項1又は2に記載の電源システム。
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