JP6738263B2 - 絶縁抵抗検査装置、電力変換装置、および絶縁抵抗の測定方法 - Google Patents

絶縁抵抗検査装置、電力変換装置、および絶縁抵抗の測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、絶縁抵抗検査装置、電力変換装置、および絶縁抵抗の測定方法に関するものである。
近年、太陽光から発電する太陽光発電システムが導入されている。太陽光発電システムでは、太陽電池ストリングが太陽光を電力に変換する。電気保安の観点から、電力を発生する太陽電池ストリングの絶縁抵抗の測定が求められている。太陽電池ストリングの絶縁抵抗の測定には、専用の測定器が用いられていた(特許文献1参照)。
特開2001−345472号公報
しかし、測定器を用いた絶縁抵抗の測定は、例えば発電の停止中または電力変換装置を停止させるなどの作業が必要である。具体的な測定方法としては、日中であれば太陽電池ストリングに遮光布などで覆うなどの付加的な工程、また夜間の測定などの測定者の作業時間を拘束する工程などの、測定者に負担のかかる工程が必要であった。
従って、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、負担のかかる工程を低減して、太陽電池ストリングの絶縁抵抗を測定可能な絶縁抵抗検査装置、電力変換装置、および絶縁抵抗の測定方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による絶縁抵抗検査装置は、
入力端子に入力される直流電力を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路において、前記入力端子に並列に接続される第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサと、
前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサと、
前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得するコントローラと、を備える
ことを特徴とするものである。
また、第2の観点による電力変換装置は、
入力端子に並列に接続される第1のコンデンサを有し、前記入力端子に入力される直流電力を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路と、
前記第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサと、
前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサと、
前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する絶縁抵抗測定コントローラと、
前記入力端子への直流電力の入力中に、該直流電力の電圧値および電流値に基づいて前記直流電力変圧回路を制御する変圧コントローラと、を備える
ことを特徴とするものである。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、第3の観点を方法として実現させた絶縁抵抗の測定方法は、
入力端子に並列に接続される第1のコンデンサ、前記第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサ、および前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサを有し、入力端子に入力される直流電力の電圧を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路の前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する
ことを特徴とするものである。
上記のように構成された本開示に係る絶縁抵抗検査装置、電力変換装置、および絶縁抵抗の測定方法によれば、負担のかかる工程を低減して、太陽電池ストリングの絶縁抵抗を測定可能である。
第1の実施形態に係る絶縁抵抗検査装置を含む電力変換装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の直流電力変圧部の概略構成を示す機能ブロック図である。 図2の変圧コントローラが実行する、準備処理を説明するためのフローチャートである。 図2の絶縁抵抗測定コントローラが実行する、測定処理を説明するための第1のフローチャートである。 図2の絶縁抵抗測定コントローラが実行する、測定処理を説明するための第2のフローチャートである。 図2の絶縁抵抗測定コントローラが実行する、異常判別処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態の直流電力変圧部の概略構成を示す機能ブロック図である。 図7の変圧コントローラが実行する、測定処理を説明するための第1のフローチャートである。 図7の変圧コントローラが実行する、測定処理を説明するための第2のフローチャートである。 図7の絶縁抵抗測定コントローラが実行する、異常判別処理を説明するためのフローチャートである。
以下、第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る絶縁抵抗検査装置を含む電力変換装置10は入力側において第1のスイッチ11を介して電力源に接続されている。本実施形態における電力源は、太陽電池ストリング12であるが、これに限られない。第1のスイッチ11は、直流遮断機で、通常は接点が閉じられているが、太陽電池のメンテナンスや地絡検知検査の際には接点を開いて発電部を分離する。また、電力変換装置10は出力側において商用系統13および負荷機器14に接続されている。
電力変換装置10は、直流電力変圧部15および直交変換部16を含んでいる。直流電力変圧部15は、太陽電池ストリング12が太陽光を変換して発電した直流電力を変圧する。直交変換部16は、直流電力変圧部15に変圧された直流電力を交流電力に変換して、商用系統13および負荷機器14に供給する。
次に、図2を用いて、直流電力変圧部15の詳細な構成について説明する。図2において、各機能ブロックを結ぶ実線は、電力の流れを示す。また、各機能ブロックを結ぶ破線は、制御信号または通信される情報の流れを示す。破線が示す通信は有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
直流電力変圧部15は、入力端子17、出力端子18、直流電力変圧回路19、変圧コントローラ20、および絶縁抵抗検査装置21を含んでいる。
一対の入力端子17は、第1のスイッチ11に接続されている。一対の出力端子18は、直交変換部16に接続されている。
直流電力変圧回路19は、例えば、DC/DCコンバータである。直流電力変圧回路19は、入力端子17に入力される直流電力を変圧する。直流電力変圧回路19は、第1のコンデンサ22、コイル23、スイッチング素子24、ダイオード25、第2のコンデンサ26、第2の電流センサ27、および第2のスイッチ28を含んでいる。直流電力変圧回路19は、スイッチング方式により直流電力の電圧を調整する。
第1のコンデンサ22は、一対の入力端子17に並列に接続されている。第2のコンデンサ26は、一対の出力端子18に並列に接続されている。スイッチング素子24は、第1のコンデンサ22および第2のコンデンサ26の間において、第1のコンデンサ22および第2のコンデンサ26に並列に接続されている。コイル23およびダイオード25は、電力線29上で直列に接続されている。コイル23は、第1のコンデンサ22およびスイッチング素子24の間に設けられている。ダイオード25は、スイッチング素子24と第2のコンデンサ26の間に設けられている。
第1のコンデンサ22および第2のコンデンサ26は、例えば電解コンデンサであるが、これに限られない。また、スイッチング素子24は、例えば、半導体スイッチング素子および還流ダイオードを含むものであるが、これに限られない。スイッチング素子24は、変圧コントローラ20から出力される制御信号のデューティ比で通電と遮断とを切替える。
第2の電流センサ27は、接地線30上で、第1のコンデンサ22およびスイッチング素子24の間に設けられている。第2の電流センサ27は入力端子17に入力される直流電力の電流値を検出する。第2の電流センサ27は検出した電流値を、信号として変圧コントローラ20に通知する。
第2のスイッチ28は、第1のコンデンサ22および第2のコンデンサ26を並列に接続することができる。絶縁抵抗測定に係る動作時以外においてはオフ(開状態)である。本実施形態において、直流電力変圧回路19は、昇圧回路であって、充電状態における第2のコンデンサ26の電圧は、第1のコンデンサ22の電圧より大きい。したがって、第2のスイッチ28をオンにすると、第2のコンデンさ26の高い電圧によって第1のコンデンサ22が充電され、絶縁抵抗検査に用いられる電圧が上昇し得る。なお、一般に第1のコンデンサ22よりも第2のコンデンサ26の方が静電容量が大きいので、電圧の上昇は第2のコンデンサ26の電圧近くまで上昇する。また、第2のスイッチ28は第1のコンデンサ22の電圧上昇が無くなった時点でオフにしておけば、第2のコンデンサ26の電圧が低下する要因があっても、第1のコンデンサ22がその影響を受けにくい。
変圧コントローラ20は、専用のマイクロプロセッサ、または汎用のCPUに特定の機能を実行するプログラムを読み込ませることによって構成される。また、変圧コントローラ20は、情報などを記憶するためのメモリを有する。変圧コントローラ20は、直流電力変圧部15の各構成要素の動作を制御する。
変圧コントローラ20は、太陽電池ストリング12から供給される直流電力によって駆動する。直流電力変圧回路19も同じ直流電力によって駆動するが、変圧コントローラ20は直流電力が低下して直流電力変圧回路19が停止しても駆動を継続し、太陽電池ストリング12の発電が停止する付近まで駆動を維持できる。変圧コントローラ20は、直流電力の供給が停止した後、変圧コントローラ20の電源として第2のコンデンサ26を用いることにより、数分から十数分の駆動継続が可能である。また、変圧コントローラ20は、直流電流がゼロになったことを判定すると、入力が停止している旨の情報を絶縁抵抗検査装置21に通知して、機能を停止する。なお、後述するが、入力が停止している旨の情報は、電流値がゼロであることを以外のことを示す情報であってよい。
変圧コントローラ20は、直流電力の入力中、第2の電流センサ27から電流値を継続的に取得する。変圧コントローラ20は、直流電力の入力中、後述する、絶縁抵抗検査装置21に設けられる電圧センサ31から電圧値を継続的に取得する。
変圧コントローラ20は、取得した電流値および電圧値に基づいて、制御信号のデューティ比を決定する。変圧コントローラ20は、直流電力変圧回路19から出力される直流電力の電圧を所望の電圧にさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に送信する。
例えば、変圧コントローラ20は、例えば、太陽電池ストリング12の発電中、取得した電流値および電圧値に基づいて、太陽電池ストリング12から入力端子17に入力する直流電力の電力値を算出する。さらに、変圧コントローラ20は、太陽電池ストリング12の発電中、当該電力値を最大化するように、最大電力点追従制御を行なう。
また、例えば、変圧コントローラ20は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第1の電力閾値未満となるときに、最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大とさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に送信する。第1の電力閾値は、最大電力点追従制御の実行に必要な電力値以上に定められている。
変圧コントローラ20は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第2の電力閾値未満となるとき、第2の電力閾値未満であることを示す情報を、信号として、絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。第2の電力閾値は、第1の電力閾値と同じ値であっても異なっていてもよく、例えば、日没中であると判別し得る日射量に相当する電力値に定められている。
変圧コントローラ20は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第3の電力閾値未満となるときに、第3の電力閾値未満であることを示す情報を、信号として、絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。第3の電力閾値は、第2の電力閾値と同じ値であっても異なっていてもよく、例えば、日没中であると判別し得る日射量に相当する電力値に定められている。
変圧コントローラ20は、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、第2のスイッチ28をオンに切替える。このとき、第2のスイッチ28は、接点切替の電力を第2のコンデンサ26から取得してよい。
変圧コントローラ20は、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、入力が停止していることを示す情報を、信号として、絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。入力が停止していることを示す情報は、例えば、電力変換ができなくなった電力値、変圧コントローラ20の動作が維持できないと定めた電力値、入力電力の電流値がゼロになった時、最大電力点追従制御を電圧最大に移動させた時を示す情報などが挙げられるが、このいずれかを用いればよい。なお、入力電力の電流値がゼロになったとき以外の情況においては、まだ発電が行われているため、絶縁抵抗検査が実行できない。そのため、絶縁抵抗検査装置21は、取得する情報の種類ごとに入力電力の電流値がゼロになるまでの推定時間を加算して絶縁抵抗検査を行うタイミングを算出・決定すればよい。
絶縁抵抗検査装置21は、電圧センサ31、第1の電流センサ33、絶縁抵抗測定コントローラ32、およびメモリ34を含んでいる。
電圧センサ31は、一対の入力端子17に並列に接続され、第1のコンデンサ22の電圧値を検出する。なお、入力端子17への直流電力の入力中には、第1のコンデンサ22の電圧値は、当該直流電力の電圧に等しい。したがって、入力端子17への直流電力の入力中には、電圧センサ31は、当該直流電力の電圧値を検出している。電圧センサ31は、検出した電圧値を、信号として、変圧コントローラ20および絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。また、変圧コントローラ20および絶縁抵抗測定コントローラ32が、電圧センサ31から入力された電圧を電圧値として取得するのでもよい。
第1の電流センサ33は、接地線30上で、入力端子17および第1のコンデンサ22の間に設けられている。第1の電流センサ33は、第1のコンデンサ22よりも入力端子17側に流れる電流を検出する。第1の電流センサ33は、検出した電流値を信号として絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。なお、絶縁抵抗測定コントローラ32が、第1の電流センサ33から入力される電圧値を電流値に変換して、電流値を取得する。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、専用のマイクロプロセッサ、または汎用のCPUに特定の機能を実行するプログラムを読み込ませることによって構成される。絶縁抵抗測定コントローラ32は、本実施形態において、入力端子17に入力される直流電力および第1のコンデンサ22に充電された電力のいずれかによって駆動する。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、入力が停止していることを示す情報を変圧コントローラ20から取得するとき、入力端子17への直流電力の入力が停止していることを認識する。絶縁抵抗測定コントローラ32は、当該入力が停止していることを認識するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する。なお、入力が停止していることの認識には、取得した情報から入力電力の電流値がゼロになるまでの推定時間を加算して絶縁抵抗検査を行うタイミングを算出・決定することも含む。具体的には、例えば、入力が停止していることを示す情報が電力変換が出来なくなった電力値であれば、電力変換が出来なくなってから日没まで0.5から1時間後に入力電力の電流値が0になるので、絶縁抵抗測定コントローラ32はその時間が経過した後に入力が停止していることを認識する。また、当該情報が変圧コントローラ20の動作を維持できないと定めた電力値であれば、変圧コントローラ20の動作を維持できないときは日没近くなので、当該電力値に達してから20から30分後に、絶縁抵抗測定コントローラ32は入力が停止していることを認識する。このように、情報の取得時から入力電力の電流値がゼロになるまでの実測値をフィードバックさせて決定する。最大電力点追従制御を電圧最大に移動させた時であれば、電力変換が出来なくなるよりも以前に動作させているため、1から2時間後とするとよい。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、取得した電圧値および電流値に基づいて、太陽電池ストリング12の絶縁抵抗値を算出する。絶縁抵抗測定コントローラ32は、算出した絶縁抵抗値を、メモリ34に記憶させる。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、入力端子17への直流電力の入力の再開時に、メモリ34に記憶した絶縁抵抗値を抵抗閾値と比較する。抵抗閾値は、法令などによって定められる基準値以上の値に定められている。絶縁抵抗測定コントローラ32は、絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき、絶縁抵抗値が異常であることを報知する第1の報知信号を生成する。絶縁抵抗測定コントローラ32は、第1の報知信号を、需要家施設の電力供給を管理する電力管理装置などに送信する。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、第2の電力閾値未満であることを示す情報を変圧コントローラ20から取得するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を継続的に取得する。絶縁抵抗測定コントローラ32は、継続的に取得する電圧値に基づいて、電圧値の減少速度の絶対値を算出する。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、算出した減少速度の絶対値が速度閾値を超え、かつ取得した電流値が電流閾値を超えるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第2の報知信号を生成する。速度閾値および電流閾値は、太陽電池ストリング12に設けられるサージ防護素子に電流が流れていることを判別可能な値に定められている。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、第2の報知信号を、需要家施設の電力需給を管理する電力管理装置などに送信する。第2の報知信号は、絶縁抵抗値の算出が出来ない理由として、太陽電池ストリング12に設けられるサージ防護素子が劣化し、漏れ電流が増加しており、機能が低下していることを含む。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、第3の電力閾値未満であることを示す情報を変圧コントローラ20から取得するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、取得した電圧値が電圧閾値未満であり、かつ取得した電流値がゼロであるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第3の報知信号を生成する。電圧閾値は、直交変換部16などにおいて漏れ電流が増加していることを判別可能な値に定められている。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、第3の報知信号を、需要家施設の電力需給を管理する電力管理装置などに送信する。第2の報知信号は、絶縁抵抗値の算出が出来ない理由として、直交変換部16などにおいて漏れ電流が増加しており、部品交換の時期がきていることを含む。
絶縁抵抗測定コントローラ32は、第2の報知信号および第3の報知信号の少なくともいずれかを生成したときには、入力端子17への直流電力の入力停止時の電圧値および電流値の取得、絶縁抵抗値の測定、ならびに絶縁抵抗値と抵抗閾値との比較を停止する。
メモリ34は、絶縁抵抗測定コントローラ32が算出する多様な値を記憶する。第1の実施形態においては、メモリ34は、上述のように、絶縁抵抗値を記憶する。
次に、第1の実施形態において変圧コントローラ20が実行する、絶縁抵抗測定の準備処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。準備処理は、変圧コントローラ20が電圧センサ31および第2の電流センサ27それぞれから電圧値および電流値を取得し、入力端子17に入力する直流電力の電力値を算出する度に開始する。
ステップS100では、変圧コントローラ20は、準備処理の開始時に算出した電力値が第1の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第1の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS101に進む。当該電力値が第1の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS102に進む。
ステップS101では、変圧コントローラ20は、最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大とさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に出力する。スイッチング素子24への出力後、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、変圧コントローラ20は、準備処理の開始時に算出した電力値が第2の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第2の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS103に進む。当該電力値が第2の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS104に進む。
ステップS103では、変圧コントローラ20は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第2の電力閾値未満であることを示す情報を絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。当該情報の通知後、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、変圧コントローラ20は、準備処理の開始時に算出した電力値が第3の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第3の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS105に進む。当該電力値が第3の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS106に進む。
ステップS105では、変圧コントローラ20は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第3の電力閾値未満であることを示す情報を絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。当該情報の通知後、プロセスはステップS106に進む。
ステップS106では、変圧コントローラ20は、算出した電力値に基づいて、入力端子17への直流電力の入力が停止しているか否かを判別する。直流電力の入力が停止しているとき、プロセスはステップS107に進む。直流電力の入力が停止していないとき、準備処理は終了する。
ステップ107では、変圧コントローラ20は、第2のスイッチ28をオンに切替える。第2のスイッチ28をオンに切替えると、プロセスはステップS180に進む。
ステップS108では、変圧コントローラ20は、入力端子17への直流電力の入力が停止していることを示す情報を絶縁抵抗測定コントローラ32に通知する。当該情報の通知後、準備処理は終了する。
次に、第1の実施形態において絶縁抵抗測定コントローラ32が実行する、絶縁抵抗の測定処理について、図4、5のフローチャートを用いて説明する。測定処理は、絶縁抵抗測定コントローラ32が、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第2の電力閾値未満であることを示す情報、および当該電力値が第3の電力閾値未満であることを示す情報の少なくともいずれかを受信するとき開始する。
ステップS200では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第2の電力閾値未満であることを示す情報を取得しているか否か判別する。当該情報を取得しているとき、プロセスはステップS201に進む。当該情報を取得していないとき、プロセスはステップS206に進む。
ステップS201では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を継続的に取得する。継続的な取得を開始すると、プロセスはステップS202に進む。
ステップS202では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS201で取得した電圧値の減少速度の絶対値を算出する。算出すると、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS202において算出した絶対値が速度閾値を超え、かつステップS201において取得した電流値が電流閾値を超えるか否かを判別する。当該絶対値が速度閾値を超え、かつ当該電流値が電流閾値を超えるとき、プロセスはステップS204に進む。当該絶対値が速度閾値以下、および当該電流値が電流閾値以下の少なくともいずれかを満たすとき、プロセスはステップS206に進む。
ステップS204では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、絶縁抵抗の測定停止を決定する。決定後、プロセスはステップS205に進む。
ステップS205では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、第2の報知信号を生成する。また、絶縁抵抗測定コントローラ32は、生成した第2の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、プロセスはステップS206に進む。
ステップS206では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第3の電力閾値未満であることを示す情報を取得しているか否か判別する。当該情報を取得しているとき、プロセスはステップS207に進む。当該情報を取得していないとき、プロセスはステップS211に進む。
ステップS207では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を取得する。電圧値および電流値を取得すると、プロセスはステップS208に進む。
ステップS208では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS207において取得した電圧値が電圧閾値未満、かつステップS207において取得した電流値が電流閾値を超えるか否かを判別する。当該電圧値が電圧閾値未満、かつ当該電流値がゼロであるとき、プロセスはステップS209に進む。当該電圧値が電圧閾値以上、および当該電流値がゼロでないことの少なくともいずれかを満たすとき、プロセスはステップS211に進む。
ステップS209では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、絶縁抵抗測定に必要な電圧が確保できない、または電流のリークが所定以上生じており絶縁抵抗測定が正しく行えないと判定して、絶縁抵抗の測定停止を決定する。決定後、プロセスはステップS210に進む。
ステップS210では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、第3の報知信号を生成する。また、絶縁抵抗測定コントローラ32は、生成した第3の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、プロセスはステップS211に進む。
ステップS211では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS204およびS209の少なくともいずれかにおいて絶縁抵抗の測定停止を決定しているか否かを判別する。測定停止が決定されているとき、測定処理は終了する。測定停止が決定されていないとき、プロセスはステップS212に進む。
ステップS212では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、入力端子17への直流電力の入力が停止していることを示す情報を取得しているか否か、すなわち当該直流電力の入力が停止しているか否かを判別する。直流電力の入力が停止していないとき、プロセスはステップS212を繰返し、直流電力の入力停止を待機する。直流電力の入力が停止しているとき、プロセスはステップS213に進む。なお、直流電力の入力が停止していないとき、ステップ212の繰返しに代えて、ステップS200またはS201に戻し、他の環境の変化も逐次確認する構成であってよい。
ステップS213では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を取得する。取得後、プロセスはステップS214に進む。
ステップS214では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS213において取得した電圧値および電流値に基づいて、絶縁抵抗値を算出する。算出後、プロセスはステップS215に進む。
ステップS215では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS214において算出した絶縁抵抗値をメモリ34に記憶させる。記憶後、測定処理は終了する。
次に、第1の実施形態において絶縁抵抗測定コントローラ32が実行する、異常判別処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。異常判別処理は、直流電力の供給の再開により、絶縁抵抗測定コントローラ32が起動するとき開始する。
ステップS300において、絶縁抵抗測定コントローラ32は、メモリ34から絶縁抵抗値を読出す。読出し後、プロセスはステップS301に進む。
ステップS301では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、ステップS300において読出した絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるか否かを判別する。絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき、プロセスはステップS302に進む。絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えないとき、異常判別処理は終了する。
ステップS302では、絶縁抵抗測定コントローラ32は、第1の報知信号を生成する。また、絶縁抵抗測定コントローラ32は、生成した第1の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、異常判定処理は終了する。
以上のような構成の第1の実施形態の絶縁抵抗検査装置21では、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得している。このような構成により、絶縁抵抗検査装置21は、発電の停止中である直流電力の入力の停止時に自動的に、絶縁抵抗値の算出に必要な電圧値および電流値を絶縁抵抗測定コントローラ32に取得させ得る。したがって、絶縁抵抗検査装置21は、負担のかかる工程を要すること無く、太陽電池ストリング12の絶縁抵抗を測定させ得る。
また、第1の実施形態の絶縁抵抗検査装置21では、第1のコンデンサ22に充電された電力を電源として、太陽電池ストリング12に電流を流し、絶縁抵抗測定コントローラ32を駆動している。通常、電力変換装置10に設けられるコントローラは、太陽電池ストリング12が発電する直流電力を電源として駆動するため、太陽電池ストリング12の発電停止時には、絶縁抵抗測定用の電圧値および電流値を取得できない。しかし、上述のような構成により、絶縁抵抗検査装置21では、太陽電池ストリング12が発電した直流電力を用いずに、電圧値および電流値を取得し得る。
また、第1の実施形態の絶縁抵抗検査装置21では、絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき第1の報知信号を生成させている。このような構成により、絶縁抵抗検査装置21は、単に、絶縁抵抗値を算出するだけでなく、異常状態であることを、太陽電池ストリング12の保守管理者に容易に認識させ得る。
また、第1の実施形態の絶縁抵抗検査装置21では、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値が特定の条件を満たすとき、第2の報知信号または第3の報知信号を生成している。このような構成により、第1の実施形態の絶縁抵抗検査装置21は、太陽電池ストリング12および電力変換装置10の少なくとも一方に、絶縁抵抗値の測定精度を低下させ得る状況を判断させ、報知信号を生成させている。したがって、絶縁抵抗検査装置21は、絶縁抵抗値の測定が困難であること、およびその原因を、太陽電池ストリング12の保守管理者に容易に認識させ得る。
また、第1の実施形態の電力変換装置10では、変圧の制御は行なわず絶縁抵抗の測定の制御のみを行なう絶縁抵抗測定コントローラ32を有するので、消費電力が小さく、第1のコンデンサ22に充電された電力で、絶縁抵抗値の算出まで実行し得る。
また、第1の実施形態の電力変換装置10では、入力する直流電力の電力値が第1の閾値未満となるとき、最大電力点追従制御の動作電圧を電圧最大となるように、直流電力変圧回路19を制御している。このような構成により、電力変換装置10は、太陽電池ストリング12の発電停止直前に第1のコンデンサ22の電圧を上昇させることにより、絶縁抵抗値の測定精度を向上し得る。
また、第1の実施形態の電力変換装置10では、直流電力の入力が停止するとき、第2のスイッチ28をオンにしている。このような構成により、電力変換装置10は、絶縁抵抗算出のための電圧値および電流値を取得するときに、第1のコンデンサ22の電圧を上昇させるので、絶縁抵抗値の測定精度を向上し得る。
次に、本発明の第2の実施形態に係る絶縁抵抗検査装置について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態における絶縁抵抗測定コントローラが変圧コントローラに一体化されている点において、第1の実施形態と異なっている。以下に、第1の実施形態と異なる点を中心に第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成を有する部位には同じ符号を付す。
図7に示すように、第2の実施形態にかかる絶縁抵抗検査装置を含む直流電力変圧部150は、入力端子17、出力端子18、直流電力変圧回路19、および絶縁抵抗検査装置210を含んでいる。第1の実施形態と異なり、第2の実施形態では、変圧コントローラ200は、絶縁抵抗検査装置210に含まれ、直流電力変圧回路19および絶縁抵抗検査の制御の両方の機能を有している。入力端子17、出力端子18、および直流電力変圧回路19の構成および機能は、第1の実施形態と同様である。
絶縁抵抗検査装置210は、電圧センサ31、第1の電流センサ33、変圧コントローラ200、およびメモリ340を含んでいる。電圧センサ31および第1の電流センサ33の構成および機能は第1の実施形態と同様である。ただし、第1の電流センサ33は、検出した電流値を信号として変圧コントローラ200に通知する。絶縁抵抗検査装置210は入力端子17に入力される直流電力および第1のコンデンサ22に充電された電力のいずれかによって駆動する。
変圧コントローラ200は、第1の実施形態と異なり、入力端子17に入力される直流電力および第1のコンデンサ22に充電された電力のいずれかによって駆動する。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、直流電力の入力中、第2の電流センサ27および電圧センサ31それぞれから電流値および電圧値を継続的に取得する。変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、取得した電流値および電圧値に基づいて、直流電力変圧回路19から出力される直流電力の電圧を所望の電圧にさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に送信する。また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、取得した電流値および電圧値に基づいて、太陽電池ストリング12から入力端子17に入力する直流電力の電力値を算出する。変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、算出した電力値に基づいて、入力端子17への直流電力の入力が停止しているか否かを判別する。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、入力端子17に入力する直流電力の電力値が第1の電力閾値未満となるときに、最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大とさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に送信する。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と異なり、入力端子17に入力する直流電力が第2の電力閾値未満となるとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を継続的に取得する。変圧コントローラ200は、継続的に取得する電圧値に基づいて、電圧値の減少速度の絶対値を算出する。さらに、変圧コントローラ200は、算出した減少速度の絶対値が速度閾値を超え、かつ取得した電流値が電流閾値を超えるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第2の報知信号を生成する。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と異なり、入力端子17に入力する直流電力が第3の電力閾値未満となるとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する。さらに、変圧コントローラ200は、取得した電圧値が電圧閾値未満であり、かつ取得した電流値がゼロであるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第3の報知信号を生成する。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と同様に、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、第2のスイッチ28をオンに切替える。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と異なり、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する。さらに、変圧コントローラ200は、取得した電圧値および電流値をメモリ340に記憶させる。
また、変圧コントローラ200は、第1の実施形態と異なり、入力端子17への直流電力の入力の再開時に、メモリ340に記憶した電圧値および電流値に基づいて、太陽電池ストリング12の絶縁抵抗値を算出する。さらに、変圧コントローラ200は、算出した絶縁抵抗値を抵抗閾値と比較する。また、変圧コントローラ200は、絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき、絶縁抵抗値が以上であることを報知する第1の報知信号を生成する。
メモリ340は、変圧コントローラ200が算出する多様な値を記憶する。第2の実施形態においては、メモリ340は、上述のように、電圧値および電流値を記憶する。
次に、第2の実施形態において変圧コントローラ200が実行する、絶縁抵抗の測定処理について、図8、9のフローチャートを用いて説明する。測定処理は、変圧コントローラ200が電圧センサ31および第2の電流センサ27それぞれから電圧値および電流値を取得し、入力端子17に入力する直流電力の電圧値を算出する度に開始する。
ステップS400では、変圧コントローラ200は、測定処理の開始時に算出した電力値が第1の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第1の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS401に進む。当該電力値が第1の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS402に進む。
ステップS401では、変圧コントローラ200は、最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大とさせるデューティ比の制御信号を生成し、スイッチング素子24に出力する。スイッチング素子24への出力後、プロセスはステップS402に進む。
ステップS402では、変圧コントローラ200は、測定処理の開始時に算出した電力値が第2の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第2の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS403に進む。当該電力値が第2の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS408に進む。
ステップS403では、変圧コントローラ200は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を継続的に取得する。継続的な取得を開始すると、プロセスはステップS404に進む。
ステップS404では、変圧コントローラ200は、ステップS403で取得した電圧値の減少速度の絶対値を算出する。算出すると、プロセスはステップS405に進む。
ステップS405では、変圧コントローラ200は、ステップS404において算出した絶対値が速度閾値を超え、かつステップS403において取得した電流値が電流閾値を超えるか否かを判別する。当該絶対値が速度閾値を超え、かつ当該電流値が電流閾値を超えるとき、プロセスはステップS406に進む。当該絶対値が速度閾値以下、および当該電流値が電流閾値以下の少なくともいずれかを満たすとき、プロセスはステップS408に進む。
ステップS406では、変圧コントローラ200は、絶縁抵抗の測定停止を決定する。決定後、プロセスはステップS407に進む。
ステップS407では、変圧コントローラ200は、第2の報知信号を生成する。また、変圧コントローラ200は、生成した第2の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、プロセスはステップS408に進む。
ステップS408では、変圧コントローラ200は、測定処理の開始時に算出した電力値が第3の電力閾値未満であるか否かを判別する。当該電力値が第3の電力閾値未満であるとき、プロセスはステップS409に進む。当該電力値が第3の電力閾値未満でないとき、プロセスはステップS413に進む。
ステップS409では、変圧コントローラ200は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を取得する。電圧値および電流値を取得すると、プロセスはステップS410に進む。
ステップS410では、変圧コントローラ200は、ステップS409において取得した電圧値が電圧閾値未満、かつステップS409において取得した電流値が電流閾値を超えるか否かを判別する。当該電圧値が電圧閾値未満、かつ当該電流値がゼロであるとき、プロセスはステップS411に進む。当該電圧値が電圧閾値以上、および当該電流値がゼロでないことの少なくともいずれかを満たすとき、プロセスはステップS413に進む。
ステップS411では、変圧コントローラ200は、絶縁抵抗の測定停止を決定する。決定後、プロセスはステップS412に進む。
ステップS412では、変圧コントローラ200は、第3の報知信号を生成する。また、変圧コントローラ200は、生成した第3の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、プロセスはステップS413に進む。
ステップS413では、変圧コントローラ200は、算出した電力値に基づいて、入力端子17への直流電力の入力が停止しているか否かを判別する。直流電力の入力が停止しているとき、プロセスはステップS414に進む。直流電力の入力が停止していないとき、測定処理は終了する。
ステップ414では、変圧コントローラ200は、第2のスイッチ28をオンに切替える。第2のスイッチ28をオンに切替えると、プロセスはステップS415に進む。
ステップS415では、変圧コントローラ200は、ステップS406およびS411の少なくともいずれかにおいて絶縁抵抗の測定停止を決定しているか否かを判別する。測定停止が決定されているとき、測定処理は終了する。測定停止が決定されていないとき、プロセスはステップS416に進む。
ステップS416では、変圧コントローラ200は、電圧センサ31および第1の電流センサ33それぞれから電圧値および電流値を取得する。取得後、プロセスはステップS417に進む。
ステップS417では、変圧コントローラ200は、ステップS418において算出した絶縁抵抗値をメモリ340に記憶させる。記憶後、測定処理は終了する。
次に、第2の実施形態において変圧コントローラ200が実行する、異常判別処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。異常判別処理は、直流電力の供給の再開により、変圧コントローラ200が起動するとき開始する。
ステップS500において、変圧コントローラ200は、メモリ340から電圧値および電流値を読出す。読出し後、プロセスはステップS501に進む。
ステップS501では、変圧コントローラ200は、ステップS500において読出した電圧値および電流値に基づいて、絶縁抵抗値を算出する。算出後、プロセスはステップS502に進む。
ステップS502では、変圧コントローラ200は、ステップS501において算出した絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるか否かを判別する。絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき、プロセスはステップS503に進む。絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えないとき、異常判別処理は終了する。
ステップS503では、変圧コントローラ200は、第1の報知信号を生成する。また、変圧コントローラ200は、生成した第1の報知信号を電力管理装置などに送信する。生成および送信後、異常判定処理は終了する。
以上のような構成の第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210でも、入力端子17への直流電力の入力が停止するとき、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得している。したがって、絶縁抵抗検査装置210も、負担のかかる工程を要すること無く、太陽電池ストリング12の絶縁抵抗を測定させ得る。また、第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210でも、絶縁抵抗値が抵抗閾値を超えるとき第1の報知信号を生成させている。このような構成により、絶縁抵抗検査装置210も、単に、絶縁抵抗値を算出するだけでなく、異常状態であることを、太陽電池ストリング12の保守管理者に容易に認識させ得る。また、第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210でも、電圧センサ31および第1の電流センサ33がそれぞれ検出する電圧値および電流値が特定の条件を満たすとき、第2の報知信号または第3の報知信号を生成している。したがって、絶縁抵抗検査装置210も、絶縁抵抗値の測定が困難であること、およびその原因を、太陽電池ストリング12の保守管理者に容易に認識させ得る。また、第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210でも、入力する直流電力の電力値が第1の閾値未満となるとき、最大電力点追従制御の動作電圧を電圧最大となるように、直流電力変圧回路19を制御している。このような構成により、絶縁抵抗検査装置210も、太陽電池ストリング12の発電停止直前に第1のコンデンサ22の電圧を上昇させることにより、絶縁抵抗値の測定精度を向上し得る。また、第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210でも、直流電力の入力が停止するとき、第2のスイッチ28をオンにしている。このような構成により、絶縁抵抗検査装置210も、絶縁抵抗算出のための電圧値および電流値を取得するときに、第1のコンデンサ22の電圧を上昇させるので、絶縁抵抗値の測定精度を向上し得る。
また、第2の実施形態の絶縁抵抗検査装置210では、直流電力の入力が停止するときに取得する電圧値および電流値をメモリ340に記憶させている。このような構成により、絶縁抵抗検査装置210は、消費電力が比較的大きな絶縁抵抗値の演算を直流電力の供給の再開後に行うようにでき、省電力化によって第1のコンデンサ22の電圧低下への影響を最小限に抑えた電圧値および電流値をメモリ340に記憶し、再起動後に絶縁抵抗値を算出し得る。よって、絶縁抵抗検査装置210は、より正確な絶縁抵抗値を算出し得る。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、第1の実施形態および第2の実施形態において、入力端子17に入力する直流電力の電力値がゼロになるときに、入力が停止したと判断されるが、他の条件で、入力が停止したと判断してもよい。例えば、入力する直流電力の電力値が第4の電力閾値まで低下してから、例えば30分などの所定時間の経過時に入力が停止したと判断してもよい。また、例えば、日没後と想定される所定の時刻になるときによって、入力が停止したと判断してもよい。また、例えば、電力変換装置10を含む、需要家施設の電力機器を管理する電力管理装置から取得する情報に基づいて、入力が停止したと判断してもよい。
また、第1の実施形態における絶縁抵抗測定コントローラ32、および第2の実施形態における変圧コントローラ200は、入力端子17に入力される直流電力および第1のコンデンサ22に充電された電力のいずれかによって駆動するが、電源はこれらに限定されない。例えば、電力変換装置10が、太陽電池ストリング12、および、例えば蓄電装置などの他の種類の分散電源装置の直流電力を変換する機能を有する構成において、他の分散電源装置から供給される電力を電源として用いて、第1の実施形態における絶縁抵抗測定コントローラ32、および第2の実施形態における変圧コントローラ200が駆動されてもよい。この場合、絶縁抵抗測定コントローラ32、および変圧コントローラ20または変圧コントローラ200へは低圧(例えば24V)で電源が供給され、第1のコンデンサ22は各コントローラの消費電力による影響を受けずに高い電圧を維持し得るので、より正確な絶縁抵抗値を算出し得る。
10 電力変換装置
11 第1のスイッチ
12 太陽電池ストリング
13 商用系統
14 負荷機器
15、150 直流電力変圧部
16 直交変換部
17 入力端子
18 出力端子
19 直流電力変圧回路
20、200 変圧コントローラ
21、210 絶縁抵抗検査装置
22 第1のコンデンサ
23 コイル
24 スイッチング素子
25 ダイオード
26 第2のコンデンサ
27 第2の電流センサ
28 第2のスイッチ
29 電力線
30 接地線
31 電圧センサ
32 絶縁抵抗測定コントローラ
33 第1の電流センサ
34、340 メモリ

Claims (13)

  1. 入力端子に入力される直流電力を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路において、前記入力端子に並列に接続される第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサと、
    前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサと、
    前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得するコントローラと、を備える
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  2. 請求項1に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記入力端子への直流電力の入力が停止するときに取得する前記電圧値および前記電流値をメモリに記憶させ、
    前記入力端子への直流電力の入力が再開するとき、前記メモリから前記電圧値および前記電流値を読出し、該電圧値および該電流値に基づいて、絶縁抵抗値を算出する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  3. 請求項1に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記入力端子への直流電力の入力が停止するときに取得する前記電圧値および前記電流値に基づいて、絶縁抵抗値を算出する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記入力端子に入力する直流電力の電力値が第1の電力閾値未満となるとき、前記直流電力変圧回路における最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大となるように、前記直流電力変圧回路を制御する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記入力端子に入力する直流電力の電力値が第2の電力閾値未満であるとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を継続的に取得し、
    該電圧値の減少速度の絶対値が速度閾値を超え、かつ該電流値が電流閾値を超えるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第2の報知信号を生成する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記入力端子に入力する直流電力の電力値が第3の電力閾値未満であるとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を継続的に取得し、
    該電圧値が電圧閾値未満、かつ該電流値がゼロであるとき、絶縁抵抗値を算出できないことを報知する第3の報知信号を生成する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記直流電力変圧回路の出力端子に並列に接続される第2のコンデンサおよび前記第1のコンデンサを並列に接続する第2のスイッチをオンにする
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、
    前記第1のコンデンサおよびスイッチング素子の間に設けられ且つ前記第1のコンデンサよりも出力側の電流を検出する第2の電流センサ、および前記電圧センサがそれぞれ検出する電流値および電圧値を継続的に取得し、
    該電流値および該電圧値に基づき、前記入力端子に入力する直流電力の電力値を算出し、
    該電力値に基づいて、前記入力端子への直流電力の入力が停止しているか否かを判別す
    とを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の絶縁抵抗検査装置において、
    前記コントローラは、前記入力端子への直流電力の入力が停止していることを示す情報の取得により、該停止を認識する
    ことを特徴とする絶縁抵抗検査装置。
  10. 入力端子に並列に接続される第1のコンデンサを有し、前記入力端子に入力される直流電力を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路と、
    前記第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサと、
    前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサと、
    前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する絶縁抵抗測定コントローラと、
    前記入力端子への直流電力の入力中に、該直流電力の電圧値および電流値に基づいて前記直流電力変圧回路を制御する変圧コントローラと、を備える
    ことを特徴とする電力変換装置。
  11. 請求項10に記載の電力変換装置において、
    前記変圧コントローラは、前記入力端子に入力する直流電力の電力値が第1の電力閾値未満となるとき、前記直流電力変圧回路における最大電力点追従制御の動作電圧点を電圧最大となるように、前記直流電力変圧回路を制御する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  12. 請求項10または11に記載の電力変換装置において、
    前記変圧コントローラは、前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記直流電力変圧回路の出力端子に並列に接続される第2のコンデンサおよび前記第1のコンデンサを並列に接続する第2のスイッチをオンにする
    ことを特徴とする電力変換装置。
  13. 入力端子に並列に接続される第1のコンデンサ、前記第1のコンデンサの電圧を検出する電圧センサ、および前記第1のコンデンサよりも前記入力端子側の電流を検出する第1の電流センサを有し、入力端子に入力される直流電力の電圧を変圧する、スイッチング方式の直流電力変圧回路の前記入力端子への直流電力の入力が停止するとき、前記電圧センサおよび前記第1の電流センサがそれぞれ検出する電圧値および電流値を取得する
    ことを特徴とする絶縁抵抗の測定方法。
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