JP7099778B1 - 釘打ち機 - Google Patents

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Abstract

【課題】連打可能な電動式の釘打ち機を提供する。【解決手段】打撃位置αに供給された釘Nを打撃する打撃ユニット10は、シリンダ12及びピストン13を有するシリンダユニット11と、ピストン13に連設され、シリンダキャップ12bを摺動可能に貫通する打撃ロッド14と、ピストン13を打撃方向に付勢する打撃ばね15と、打撃ばね15の付勢力に抗してピストン13を反打撃方向に移動させる、ブラシレスモータ17及びブラシレスモータ17の回転運動をピストン13の反打撃方向への直線運動に変換する動力変換手段18を有する移動ユニット16とを備え、動力変換手段18は、ブラシレスモータ17によって回転駆動されるセクタギア21と、セクタギア21に歯合する、ピストン13に取り付けられたラックギア22とを有し、ピストン13が反打撃方向の所定位置まで移動すると、セクタギア21とラックギア22との歯合が解除される。【選択図】 図6

Description

この発明は、電動式の釘打ち機に関する。
この種の釘打ち機としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この釘打ち機50は、図10に示すように、釘を打撃位置に供給する釘供給ユニット51と、打撃位置に供給された釘を打撃する打撃ユニット52とを備えており、打撃ユニット52は、釘の打撃位置に接近離反可能に支持されたプランジャ53と、プランジャ53を釘の打撃位置から離反する方向に付勢するばね(図示せず)と、プランジャ53に取り付けられたラックギア54と、プランジャ53の先端に取り付けられた、打撃位置に供給された釘を打撃するブレード55と、ハンドル部に配設されたトリガスイッチ56によってON/OFF駆動されるモータ57と、モータ57の回転駆動軸57aに取り付けられた駆動ギヤ58と、モータ57の回転駆動軸57aと平行に配設された従動軸(図示せず)と、この従動軸にクラッチ機構(図示せず)を介して回転可能に支持されたフライホイール59と、従動軸に取り付けられた、ラックギアに歯合するピニオン60とを有している。
この釘打ち機50は、図11に示すように、作業者がハンドル部を握ってトリガスイッチ56を引くと、モータ57が駆動され、モータ57の回転駆動力は駆動ギヤ58からフライホイール59に伝達され、フライホイール59が回転駆動される。このとき、クラッチ機構はOFFされているので、フライホイール59と従動軸とは連結されておらず、フライホイール59は従動軸に対して空転し、フライホイール59から従動軸への動力伝達は遮断されているが、所定時間経過すると、クラッチ機構がONされてフライホイール59と従動軸とが連結され、フライホイール59の回転運動が従動軸に伝達されて従動軸が回転駆動される。このように従動軸が回転駆動されると、この従動軸に取り付けられたピニオン60も一体に回転し、これに噛合するラックギア54が取り付けられたプランジャ53がばねの付勢力に抗して打撃位置側に押し出され、プランジャ53の先端に取り付けられたブレード55の先端が打撃位置に供給された釘を打撃し、この打撃力によって釘が木材等の被打込材Wに打ち込まれる。
特開2007-90506号公報
上述した釘打ち機50は、作業者がトリガスイッチ56を引くと、フライホイール59が直ちに回転駆動されるが、所定時間が経過するまでの間、即ち、フライホイール59が定速回転するまでの間はクラッチ機構がONすることがなく、その間はフライホイール59の回転力を従動軸に伝達することができず、プランジャ53を打撃位置側に押し出すことができないので、トリガスイッチ56を引いてから釘を打撃するまでにある程度の時間がかかり、作業者は次々と釘を連打することができないという問題がある。
また、上述した釘打ち機50は、一定の打撃力で釘を打撃することになるので、釘の長さや太さに応じて打撃力を調整することができず、複数種類の釘に対応することができないといった問題もある。
そこで、この発明の第1の課題は、連打可能な電動式の釘打ち機を提供することにあり、さらに、第2の課題は、複数種類の釘に対応可能な釘打ち機を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、釘を打撃位置に供給する釘供給ユニットと、打撃位置に供給された釘を打撃する打撃ユニットとを備え、前記打撃ユニットは、打撃位置側の端部に弾性部材によって形成されたシリンダキャップを有するシリンダ及び前記シリンダ内を摺動するピストンを有するシリンダユニットと、前記ピストンに連設され、前記シリンダキャップを摺動可能に貫通する打撃ロッドと、前記ピストンを打撃方向に付勢する打撃ばねと、前記打撃ばねの付勢力に抗して前記ピストンを反打撃方向に移動させる移動ユニットとを備えており、前記移動ユニットは、電動モータと、前記電動モータの回転運動を前記ピストンの反打撃方向への直線運動に変換する動力変換手段とを有しており、前記動力変換手段は、前記電動モータによって回転駆動されるセクタギアと、前記セクタギアに歯合する、前記ピストンに取り付けられたラックギアとを有し、前記ラックギアに歯合している前記セクタギアの回転に伴って前記ピストンが打撃位置から反打撃方向の所定位置まで移動すると、前記セクタギアと前記ラックギアとの歯合が解除され、それに起因して前記ピストンが打撃方向に移動可能な状態になるように設定されていることを特徴とする釘打ち機を提供するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の釘打ち機において、前記打撃ロッドが釘を打撃する際に、前記シリンダと前記ピストンとによって区画される、前記シリンダキャップ側の空間内の空気が前記ピストンによって前記シリンダから押し出されるようになっており、その空気の押出抵抗を調整することで、前記打撃ロッドの打撃力を調整する打撃力調整ユニットを備えていることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明の釘打ち機において、前記釘供給ユニットは、多数の釘がロール状に巻回されたロール釘を収容する釘収容マガジンを有し、前記ロール釘の巻回部の接線方向にロール釘を送出して打撃位置に供給するようになっている
以上のように、請求項1に係る発明の釘打ち機は、打撃ロッドが連設されたピストンを有するシリンダユニットと、ピストンを打撃方向に付勢する打撃ばねと、打撃ばねの付勢力に抗してピストンを反打撃方向に移動させる、電動モータの回転運動をピストンの反打撃方向への直線運動に変換する動力変換手段を有する移動ユニットとを備えており、動力変換手段は、電動モータによって回転駆動されるセクタギアと、セクタギアに歯合する、ピストンに取り付けられたラックギアとを有し、ラックギアに歯合しているセクタギアの回転に伴ってピストンが打撃位置から反打撃方向の所定位置まで移動すると、セクタギアとラックギアとの歯合が解除され、前記ピストンが打撃方向に移動可能な状態になるように設定されているので、電動モータによってセクタギアを回転させると、ピストンに取り付けられたラックギアにセクタギアが歯合することで、ピストンが反打撃方向に移動し、これに伴って打撃ばねに付勢力が蓄積され、ピストンが反打撃方向の所定位置まで移動した時点、即ち、セクタギアとラックギアとの歯合が解除され、それに起因してピストンが打撃方向に移動可能な状態になった時点で、打撃ばねに蓄積された付勢力が開放され、その付勢力によってピストンが打撃方向に移動して打撃ロッドが打撃位置に供給された釘を打撃する。
以上のように、この釘打ち機は、セクタギアが1回転する間に釘を1本打ち込むことができるので、作業者がトリガスイッチを引いてからフライホイールが定速回転するまでの間は釘を打撃することができない従来の釘打ち機とは異なり、釘を連打することができるという効果が得られる。
また、この釘打ち機は、シリンダキャップが弾性部材によって形成されているので、ピストンがシリンダキャップに衝突する際の衝撃を吸収することができ、部品が破損しにくく、釘の打込み操作性もよい。
また、請求項2に係る発明の釘打ち機は、打撃ロッドが釘を打撃する際に、シリンダとピストンとによって区画される、シリンダキャップ側の空間内の空気がピストンによってシリンダから押し出されるようになっており、その空気の押出抵抗を調整することで、打撃ロッドの打撃力を調整する打撃力調整ユニットを備えているので、打ち込もうとする釘の長さや太さ等に応じて打撃力を調整することが可能となり、複数種類の釘に対応することができる。
また、請求項3に係る発明の釘打ち機の釘供給ユニットは、釘収容マガジンに収容されたロール釘の巻回部の接線方向にロール釘を送出して打撃位置に供給するようになっているので、ロール釘の送出抵抗が小さく、小さな力で円滑かつ確実に釘を打撃位置に供給することができる。
この発明に係る釘打ち機の一実施形態を示す平面図である。 同上の釘打ち機を示す正面図である。 同上の釘打ち機を示す左側面図である。 同上の釘打ち機を示す右側面図である。 (a)は同上の釘打ち機の本体部におけるケーシングの左上半部を取り外した、打撃後の状態(初期状態)を示す部分左側面図、(b)は同上の釘打ち機の本体部におけるケーシングの左上半部を取り外した、打撃直前の状態を示す部分左側面図である。 (a)~(c)は同上の釘打ち機の釘打ち動作を示す、ピストンの軸芯に沿った部分縦断面図である。 同上の釘打ち機における図2のA-A線に沿った断面図である。 同上の釘打ち機における図4のA-A線に沿った断面図である。 (a)~(c)は同上の釘打ち機における釘の供給動作を示す、図4のA-A線に沿った断面図である。 従来の電動式釘打ち機の内部構造を示す破断右側面図である。 同上の電動式釘打ち機を用いた釘打作業を示す側面図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1~図6に示すように、この釘打ち機1は、打撃位置αに供給された釘を打撃する打撃ユニット10がケーシング2a内に収容された本体部2と、釘を打撃位置αに供給する釘供給部3と、本体部2に着脱自在に装着される電源部4とから構成されており、本体部2と釘供給部3とは相互に連結されている。
前記打撃ユニット10は、図5及び図6に示すように、筒状のシリンダ本体12aの一端に弾性部材によって形成されたシリンダキャップ12bが嵌着されたシリンダ12及びシリンダ本体12aの内周面に摺接するピストンヘッド13aに筒状のピストンロッド13bが連設されたピストン13を有するシリンダユニット11と、ピストンヘッド13aから打撃方向に伸び出す、シリンダキャップ12bを摺動可能に貫通する打撃ロッド14と、ピストン13を打撃方向に付勢する、筒状のピストンロッド13bに内装された打撃ばね15と、打撃ばね15の付勢力に抗してピストン13を反打撃方向に移動させる移動ユニット16と、移動ユニット16を操作可能なトリガスイッチ23とを備えており、移動ユニット16は、ブラシレスモータ17と、ブラシレスモータ17の回転運動をピストン13の反打撃方向への直線運動に変換する動力変換手段18とから構成されている。
前記動力変換手段18は、図5に示すように、一対のベベルギヤ19及び複数のスパーギヤ20を介して、ブラシレスモータ17によって回転駆動されるセクタギア21と、セクタギア21に歯合する、ピストン13のピストンロッド13bに取り付けられたラックギア22とを有しており、同図(b)に示すように、ラックギヤ22に歯合しているセクタギヤ21が反時計方向に回転することによってピストン13が反打撃方向に移動し、ピストン13が反打撃方向の所定位置まで移動すると、セクタギヤ21とラックギヤ22との歯合が解除されるように設定されている。
前記シリンダユニット11のシリンダキャップ12bには、図7に示すように、シリンダ12の内外を連通する連通穴CHが形成されており、打撃ロッド14が釘を打撃する際に、シリンダ12とピストンヘッド13aとによって区画される空間S内の空気がシリンダ12から連通穴CHを通って押し出されるようになっている。
前記釘供給部3は、図1~図5及び図7に示すように、釘を打撃位置αに供給する釘供給ユニット30と、打撃ユニット10による釘Nの打撃力を調整する打撃力調整ユニット41とを備えており、打撃力調整ユニット41は、ピストン13によって押し出されるシリンダ12内の空気の押出抵抗を調整することで、打撃ロッド14の打撃力を調整するようになっている。
前記釘供給ユニット30は、図1~図8に示すように、ワイヤを介して順次連結された多数の釘Nがロール状に巻回されたロール釘RNを収容する釘収容マガジン31と、釘収容マガジン31に収容されたロール釘RNの各釘Nを順次打撃位置αに送出する釘送出手段32と、釘収容マガジン31から引き出したロール釘RNを打撃位置αに案内する搬送路を有する案内部36と、案内部36の搬送路から送出されたロール釘RNを打撃位置αの手前で挟持する挟持部37とを備えており、図2に示すように、巻回された状態で釘収容マガジン31に収容されたロール釘RNがその巻回部の接線方向に引き出されるように、前記案内部36が配設されている。
前記釘送出手段32は、ロール釘RNの送出方向に往復運動する可動子33aを有する直動型電磁アクチュエータ33と、直動型電磁アクチュエータ33の可動子33aに先端側がロール釘RNに対して接近離反するように揺動可能に支持された揺動部材34と、揺動部材34の先端側をロール釘RN側に付勢する図示しないばねと、揺動部材34の先端に取り付けられた、ロール釘RNの釘Nを掛止する掛止爪35とを備えており、直動型電磁アクチュエータ33の可動子33aの延出動作によって、掛止爪35がロール釘RNの釘Nを掛止した状態で打撃位置α側に押し出すことで、ロール釘RNが釘打撃位置α側に移動するようになっている。
前記掛止爪35は、図8に示すように、釘Nを掛止する掛止面と、この掛止面の上端から反対側(ロール釘NRの反送出方向側)に湾曲しながら傾斜する案内面とを有しており、図9(a)に示すように、直動型電磁アクチュエータ33の可動子33aの延出動作によって、掛止面に掛止されている先端から2本目の釘Nを掛止爪35が打撃位置α側に押し出すことで、先端の釘Nを打撃位置αに移動させる。その後、直動型電磁アクチュエータ33の可動子33aの引込動作によって、掛止爪35がロール釘RNの反送出方向に後退するが、その際、同図(b)に示すように、先端から3本目の釘Nが掛止爪35の案内面に沿うように、ロール釘RN側に付勢しているばねの付勢力に抗して揺動部材34の先端側がロール釘RNから離反しながら、掛止爪35が先端から3本目の釘Nを乗り越えて、同図(c)に示すように、その釘Nが掛止爪35の掛止面に掛止される。そして、打撃位置αに位置している釘Nが打撃された後、同様の釘供給動作を繰り返すことで、先端の釘Nが順次打撃位置αに供給される。
前記挟持部37は、ロール釘RNを沿わせるベース板38と、このベース板38に沿わせたロール釘RNを、ベース板38との間に挟み込む、先端側がロール釘RNに対して接近離反するように揺動可能に支持された挟持片39と、挟持片39の先端側をロール釘RN側に付勢するばね40とを備えており、挟持片39の先端が、掛止爪35の移動範囲の反送出側付近のロール釘RNを挟持するようになっている。
前記ベース板38は、図6及び図8に示すように、その先端側が釘打撃位置αを取り囲むように半円弧状に湾曲した円弧部38aを有していると共に、掛止爪35が進入可能な窓38bが形成されており、直動型電磁アクチュエータ33の可動子33aが進退することで、掛止爪35がベース板38の窓38b内を進退するようになっている。
前記打撃力調整ユニット41は、図7に示すように、シリンダキャップ12bに形成された連通穴CHに空気流路42を介して接続される、手動操作によって開度調整可能なバルブ43を備えており、バルブ43の開度を調整することで、ピストン13によって押し出されるシリンダ12内の空気の押出抵抗を調整することができる。従って、バルブ43の開度を調整してシリンダ12内の空気の押出抵抗を調整することで、釘Nの長さや太さ等に応じて、打撃ロッド14の打撃力を調整することが可能となり、複数種類の釘に対応することができる。
また、詳細な説明は省略するが、この釘打ち機1には、意図しない釘Nの打ち出しを防止するための安全装置が搭載されており、釘供給部3に設けられた釘Nの打出口を壁面等の釘Nの打ち込み面に押し当てなければ、トリガスイッチ23を引いてもブラシレスモータ17や直動型電磁アクチュエータ33が作動せず、前回の打撃動作によって打撃位置αに進入した打撃ロッド14が打撃位置αから反打撃方向に後退することがなく、釘Nが打撃位置αに供給されないようになっている。
以上のように構成された釘打ち機1は、図6(a)に示すように、釘供給部3に設けられた釘Nの打出口を壁面等の釘Nの打ち込み面DSに押し当てて安全装置の作動を解除した状態でトリガスイッチ23を引くと、ブラシレスモータ17が作動し、セクタギア21が反時計方向に回転してピストンロッド13bに取り付けられたラックギア22に歯合して、同図(b)に示すように、打撃ばね15を圧縮させながら、ピストン13が反打撃方向に引き込まれるので、打撃位置αに位置していた打撃ロッド14も打撃位置αから反打撃方向に待避し、釘送出手段32によって打撃位置αに釘Nが供給される。
ピストン13が反打撃方向の所定位置まで引き込まれると、セクタギヤ21とラックギヤ22との歯合が解除されるので、同図(c)に示すように、圧縮されることによって蓄積された打撃ばね15の付勢力によって、ピストン13が打撃方向に打ち出され、これに伴って、打撃ロッド14によって、打撃位置αに供給された釘Nが打ち込み面DSに打ち込まれる。
以上のように、この釘打ち機1は、セクタギア21が1回転する間に釘Nを1本打ち込むことができるので、作業者がトリガスイッチを引いてからフライホイールが定速回転するまでの間は釘を打撃することができない従来の釘打ち機とは異なり、釘Nを連打することができる。
また、この釘打ち機1は、シリンダキャップ12bが弾性部材によって形成されているので、ピストンヘッド13aがシリンダキャップ12bに衝突する際の衝撃を吸収することができ、部品が破損しにくく、釘Nの打込み操作性もよい。
また、この釘打ち機1の釘供給ユニット30は、釘収容マガジン31に収容されたロール釘RNの巻回部の接線方向にロール釘RNを送出して打撃位置αに供給するようになっているので、ロール釘RNの送出抵抗が小さく、小さな力で円滑かつ確実に釘Nを打撃位置αに供給することができる。
本発明は、電動式の釘打ち機に利用することができる。
1 釘打ち機
2 本体部
3 釘供給部
4 電源部
10 打撃ユニット
11 シリンダユニット
12 シリンダ
12a シリンダ本体
12b シリンダキャップ
13 ピストン
13a ピストンヘッド
13b ピストンロッド
14 打撃ロッド
15 打撃ばね
16 移動ユニット
17 ブラシレスモータ
18 動力変換手段
19 ベベルギヤ
20 スパーギヤ
21 セクタギア
22 ラックギア
30 釘供給ユニット
31 釘収容マガジン
32 釘送出手段
33 直動型電磁アクチュエータ
33a 可動子
34 揺動部材
35 掛止爪
36 案内部
37 挟持部
38 ベース板
38a 円弧部
38b 窓
39 挟持片
40 ばね
41 打撃力調整ユニット
42 空気流路
43 バルブ
CH 連通穴
DS 打ち込み面
N 釘
RN ロール釘
S 空間
α 打撃位置

Claims (3)

  1. 釘を打撃位置に供給する釘供給ユニットと、
    打撃位置に供給された釘を打撃する打撃ユニットと
    を備え、
    前記打撃ユニットは、
    打撃位置側の端部に弾性部材によって形成されたシリンダキャップを有するシリンダ及び前記シリンダ内を摺動するピストンを有するシリンダユニットと、
    前記ピストンに連設され、前記シリンダキャップを摺動可能に貫通する打撃ロッドと、
    前記ピストンを打撃方向に付勢する打撃ばねと、
    前記打撃ばねの付勢力に抗して前記ピストンを反打撃方向に移動させる移動ユニットと
    を備えており、
    前記移動ユニットは、
    電動モータと、
    前記電動モータの回転運動を前記ピストンの反打撃方向への直線運動に変換する動力変換手段とを有しており、
    前記動力変換手段は、前記電動モータによって回転駆動されるセクタギアと、前記セクタギアに歯合する、前記ピストンに取り付けられたラックギアとを有し、前記ラックギアに歯合している前記セクタギアの回転に伴って前記ピストンが打撃位置から反打撃方向の所定位置まで移動すると、前記セクタギアと前記ラックギアとの歯合が解除され、それに起因して前記ピストンが打撃方向に移動可能な状態になるように設定されている
    ことを特徴とする釘打ち機。
  2. 前記打撃ロッドが釘を打撃する際に、前記シリンダと前記ピストンとによって区画される、前記シリンダキャップ側の空間内の空気が前記ピストンによって前記シリンダから押し出されるようになっており、その空気の押出抵抗を調整することで、前記打撃ロッドの打撃力を調整する打撃力調整ユニットを備えている請求項1に記載の釘打ち機。
  3. 前記釘供給ユニットは、多数の釘がロール状に巻回されたロール釘を収容する釘収容マガジンを有し、前記ロール釘の巻回部の接線方向にロール釘を送出して打撃位置に供給するようになっている請求項1または2に記載の釘打ち機。
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