JP7099117B2 - 情報端末、端末管理システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、情報端末、端末管理システム及びプログラムに関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗や、倉庫の商品管理などの業務に関する情報の入力を受け付けて管理する情報端末として、ハンディターミナルが知られている。ハンディターミナルは、例えば、管理対象の商品に付された商品識別番号などの情報が含まれるシンボル(バーコード、2次元コード)のスキャンを行うスキャナ部を有する。
工場出荷されたハンディターミナルを店舗などに導入する場合に、業務向けの初期セットアップとしてキッティングをすることが知られている。
キッティングや変更設定は、導入先によっては、数十台から数千台のハンディターミナルに対して行う必要がある。このため、端末の設定の負担を低減する方法が知られている。例えば、POS(Point Of Sales)の複数のスキャナについて、ある変更設定があった1つのスキャナから設定情報を取得し、当該変更設定用の情報を含む一括設定用のバーコードを生成して印刷し、印刷された一括設定用のバーコードを他の各スキャナが読み込むことにより当該各スキャナの変更設定を行うPOSシステムが知られている(特許文献1参照)。
ハンディターミナルの導入時のキッティングの例としては、下記のようなものがある。
・通信設定
・搭載デバイスの設定(スキャナ部の動作パラメータ設定など)
・アプリケーション(アプリケーションプログラム)のインストール
・アプリケーションのサーバ設定/環境設定
ここで、上記のうち「搭載デバイスの設定」や「アプリケーションのインストール」に関しては、通信経路設定後にサーバからの自動インストールなどのキッティング技術により、少ない作業量で設定することが、可能となっている。
特開2000-222643号公報
しかし、上記従来のキッティングにおいて、「通信設定」は、ハンディターミナルを利用する環境にあわせ、最初に設定する必要がある。また一般に、「通信設定」には接続認証のためのパスワードなどを含み、面倒な操作が必要となる。
また、上記従来の印刷したバーコードを用いた変更設定法をキッティングに適用する場合にも、チェーンストアなど多拠点に端末を展開する場合に、拠点毎の設定を印刷/管理する必要があり手間がかかっていた。
これらのキッティング操作は拠点内に複数のハンディターミナルを導入する際に、大きな手間となり、また、初期設定を誤るとシステムが正常に動作しないなどのトラブルにつながっていた。
本発明の課題は、複数の情報端末に対して設定変更する際の設定操作の負担を軽減することである。
上記課題を解決するために、本発明の情報端末は、ユーザにより操作手段を介して入力された設定内容に基づいて自機の設定を行う第1の設定手段と、前記操作手段を介して前記設定内容が入力される際に、前記操作手段に対するユーザ操作に応じた操作音を、他の情報端末での設定用に出力する音声出力手段と、を備える情報端末。
本発明によれば、複数の情報端末に対して設定変更する際の設定操作の負担を軽減できる。
(a)は、本発明の実施の形態の端末管理システムを示すシステム構成図である。(b)は、ハンディターミナルの外観図である。 設定メニューの遷移の一例を示す図である。 ハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。 音声変換テーブルを示す図である。 第1の親機処理を示すフローチャートである。 第1の子機処理を示すフローチャートである。 親機のハンディターミナルと、子機のハンディターミナルとの間の音声信号の入出力を示す概略図である。 親機のハンディターミナルに表示された結果表示画面を示す図である。 第2の親機処理を示すフローチャートである。 第2の子機処理を示すフローチャートである。 子機のハンディターミナルに表示された結果表示画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態及び変形例を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1~図8を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。まず、図1~図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1(a)は、本実施の形態の端末管理システム1を示すシステム構成図である。図1(b)は、ハンディターミナル10の外観図である。図2は、設定メニューの遷移の一例を示す図である。図3は、ハンディターミナル10の機能構成を示すブロック図である。
図1(a)に示す端末管理システム1は、複数の情報端末としてのハンディターミナル10と、PC(Personal Computer)2と、を備える。ハンディターミナル10は、スーパーマーケット、量販店などの店舗や、商品を格納する倉庫などの導入先に導入され、当該導入先の店員、管理担当者などのユーザに操作される情報端末である。ハンディターミナル10は、少なくとも、シンボルのスキャン機能、無線LAN(Local Area Network)通信機能を有する。しかし、ハンディターミナル10は、キッティング前には、通信設定が完了していないため、アクセスポイントを介する無線LAN通信を行うことはできない。
PC(Personal Computer)2は、ハンディターミナル10にキッティングを行うために用いる情報処理装置であり、操作部を介する操作者(ハンディターミナル10を導入する設定者)からの入力などに応じてハンディターミナル10にコピーするための、マスタデータ、各種設定情報、アプリケーションプログラム、個別設定情報などのキッティング用のファイル群を記憶しているものとする。PC2は、サーバなど、他の情報処理装置としてもよい。
また、図1(b)に示すように、ハンディターミナル10は、ユーザの各種情報の入力を受け付ける操作部12と、各種情報を表示する表示部14と、を備える。操作部12は、例えば、スキャンのトリガキーと、カーソルキー(上下左右の4方向)と、数字(0~9)、文字などの入力キー(テンキー)と、ファンクションキー(F1~F8)、Lキー、Rキー、CLR(クリア)キー、リターンキー、Fnキーなどの機能キーと、電源キーとを含む。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで構成される。
ハンディターミナル10は、導入先に応じて、複数台が導入される。ハンディターミナル10の導入時には、(1)通信設定、(2)搭載デバイスの設定、(3)アプリケーション(アプリケーションプログラム)のインストール、(4)アプリケーションのサーバ設定/環境設定、といった一連のキッティングが実行される。本実施の形態では、複数のハンディターミナル10のうち1台を、キッティングの親機として、他の残りを子機として扱い、親機が子機のキッティングを行う構成とする。ただし、各ハンディターミナル10は、親機にも子機にも使用できる構成とする。
キッティングの際には、操作部12を介するユーザからのキー操作入力を受け付け、当該入力された操作入力に応じてキッティングが実行される。例えば、図2に示すように、キッティングにおける設定メニュー画面が表示部14に表示され、操作部12を介するユーザからのキー入力に応じて、「設定メニュー画面」→「システム設定メニュー画面」、「電源設定メニュー画面」、「通信設定メニュー画面」のように、階層的にメニュー画面を遷移させて、各設定情報が操作入力される。また、キッティングにおいて、設定情報の操作入力に応じて、予めPC2から受信されてハンディターミナル10に記憶された設定情報を自機に適用することも行われる。
ついで、図3を参照して、ハンディターミナル10の内部の機能構成を説明する。図3に示すように、ハンディターミナル10は、第1、第2の設定手段、表示制御手段、第1、第2の検出用情報生成手段、第1、第2の結果情報生成手段、表示制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作手段としての操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、無線通信部16と、スキャナ部17と、ROM(Read Only Memory)18と、音声入力手段、第1、第2の受信手段としての音声入力部19と、音声出力手段、第1、第2の送信手段としての音声出力部20と、有線通信部21と、を備える。ハンディターミナル10の各部は、バス22を介して接続されている。
CPU11は、ハンディターミナル10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、当該展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、各種キーを有し、ユーザからのキー入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。表示部14は、CPU11から指示された表示情報に従い、LCDなどの表示画面に各種表示を行う。
記憶部15は、情報を読み出し及び書き込み可能なフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。記憶部15には、各種データ及びプログラムが記憶されている。特に、記憶部15には、後述する第1の親機処理を実行するための第1の親機処理プログラムP1と、第1の子機処理を実行するための第1の子機処理プログラムP2と、音声変換テーブル30と、が記憶されているものとする。
無線通信部16は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有し、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN通信の通信方式の通信部である。CPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイントとの無線送受信を行い、当該アクセスポイントにネットワーク接続された通信先の機器と情報の送受信を行う。
スキャナ部17は、シンボルを読み取るスキャナ部である。スキャナ部17は、例えば、光学系及び撮像素子を有するデジタルカメラ部であり、CPU11の指示に従い、シンボルとしてのバーコード、又はQR(Quick Response)コード(登録商標)などの2次元コードを被写体として撮像してその画像データを生成する。特に、スキャナ部17は、バーコードや2次元コードのシンボルを撮像する。CPU11は、スキャナ部17により撮像されたシンボルの画像データをデコードして当該2次元コードに含まれるデータを取得する。また、スキャナ部17は、シンボルとしてのバーコードにレーザー光を照射しその反射光の入力により得られた信号をデコードしてスキャンデータを得るレーザスキャナとしてもよい。
ROM18は、情報を読み出し可能な不揮発性の記憶部である。ROM18には、自機のハンディターミナル10の製造時に固定的に付与された、個体ごとにユニークなシリアル番号などの情報が記憶されている。
音声入力部19は、マイクなどを有し、音響信号としての音声信号の入力を受け付け、当該音声信号を電気信号に変換してCPU11に出力する。また、音声入力部19は、入力された音声信号の周波数(後述する高群、低群の周波数帯域)を検出し、検出した周波数をCPU11に出力する。
音声出力部20は、アンプ、スピーカなどを有し、CPU11の制御に従い、音声用の電気信号を生成して増幅し音声信号に変換して出力する。また、音声出力部20は、CPU11の周波数(後述する高群、低群の周波数帯域)の制御に従い、当該周波数の音声用の電気信号を生成して増幅し音声信号に変換して出力する。
有線通信部21は、USB(Universal Serial Bus)などの有線通信方式の通信部であり、ケーブル(+クレードル)を介して、外部機器に接続される。CPU11は、有線通信部21を介して、接続されたPC2などの外部機器と情報の送受信を行う。
ハンディターミナル10には、図示しないが電池などの電源部を備え、他にも、NFC(Near Field Communication)などの近距離通信部、ワイヤレスWAN(Wide Area Network)の無線通信部などを備える構成としてもよい。
つぎに、図4を参照して、ハンディターミナル10の記憶部15に記憶される音声変換テーブル30を説明する。図4は、音声変換テーブル30を示す図である。
音声変換テーブル30は、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)を拡張した音声変換のテーブルであり、音声信号を形成する高群、低群の2つの音声周波数帯域と、操作部12の各キーの種類と、を対応付けるテーブルである。DTMFは、0から9までの数字と、*、#、A、B、C、Dの記号の計16種類の符号を、低群及び高群の2つの音声周波数帯域の合成信号音で送信する方法である。
音声変換テーブル30は、高群の周波数[Hz]31と、低群の周波数[Hz]32と、キーの種類33と、を有する。高群の周波数31は、DTMFの高群以上の高群側の音声周波数帯域を有する。低群の周波数32は、DTMFの低群以下の低群側の音声周波数帯域を有する。キーの種類33は、低群の周波数31及び高群の周波数32に対応する操作部12のキーの種類を示す。
キーの種類33は、DTMFを拡張したものであるため、0から9までの数字の入力キーと、*、#、A、B、C、Dの記号とに加えて、4方向のカーソルキー、Lキー、Rキー、CLRキー、リターンキー、Fnキー、ピリオドの入力キー、トリガキー、電源キー、ファンクションキー(F1~F8)を含む。しかし、操作部12には、*、#、A、B、C、Dに対応する専用のキーがないため、*、#、A、B、C、Dについては、使用されない。なお、キーの種類33は、この構成例に限定されるものではない。
つぎに、図5~図8を参照して、端末管理システム1の動作を説明する。図5は、第1の親機処理を示すフローチャートである。図6は、第1の子機処理を示すフローチャートである。図7は、親機のハンディターミナル10Aと、子機のハンディターミナル10Bとの間の音声信号の入出力を示す概略図である。図8は、親機のハンディターミナル10Aに表示された結果表示画面141を示す図である。
複数のハンディターミナル10を所定の導入先に導入するケースを考える。この複数のハンディターミナル10の1台をキッティングの親機として、他の残りを子機として扱いキッティングを行う。親機は、子機のキッティングを行う。ここでは、簡単のため、親機のハンディターミナル10をハンディターミナル10Aとし、子機のハンディターミナル10をハンディターミナル10B…とする。
予め、PC2において、全てのハンディターミナル10に適用するためのファイル群が用意されて記憶されている。ファイル群は、業務用のマスタデータ、設定情報などを含む各種ファイルと、業務用アプリなどのアプリケーションプログラム(アプリケーションとする)と、を含む。
また、予め、工場出荷されたハンディターミナルの箱から複数のハンディターミナル10が取り出され、キッティングが行われる。ユーザは、複数のハンディターミナル10から親機としてハンディターミナル10Aを選択し、子機としてハンディターミナル10B…を選択したものとする。全てのハンディターミナル10のCPU11は、例えば、有線通信部21、ケーブル(クレードル)を介して、PC2に順に通信接続される。そして、各ハンディターミナル10のCPU11は、有線通信部21を介して、PC2に記憶されたキッティング用のファイル群をPC2から受信して記憶部15に記憶し、ROM18からシリアル番号を読み出し、有線通信部21を介して、当該シリアル番号をPC2に送信するものとする。また、親機のハンディターミナル10AのCPU11は、有線通信部21を介して、全ての子機のハンディターミナル10のシリアル番号をPC2から受信して記憶部15に記憶しているものとする。
図5を参照して、親機のハンディターミナル10Aで実行される第1の親機処理を説明する。ハンディターミナル10Aにおいて、操作部12を介してユーザから、第1の親機処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶された第1の親機処理プログラムP1に従い、第1の親機処理を実行する。親機は、複数のハンディターミナル10から任意に選択されるため、親機処理プログラムP1は、全てのハンディターミナル10の記憶部15に記憶されている。
図5に示すように、まず、親機のハンディターミナル10AのCPU11は、操作部12を介して、ユーザから自機のキッティング用の操作情報の入力を受け付け、自機のキッティング用の操作情報の入力があるか否かを判別する(ステップS11)。操作入力がない場合(ステップS11;NO)、ステップS11に移行される。
操作入力がある場合(ステップS11;YES)、親機のCPU11は、記憶部15に記憶された音声変換テーブル30を用いて、ステップS11で入力された操作情報のキーの種類33に対応する高群の周波数31及び低群の周波数32を取得し、取得した高群及び低群の周波数からなる音声用の電気信号を生成し、音声出力部20から当該電気信号の音声信号を操作音として出力する(ステップS12)。ステップS12では、例えば、図7に示すように、親機のハンディターミナル10Aから出力された操作音は、子機のハンディターミナル10B…に同時に入力される。
そして、親機のCPU11は、ステップS11で入力された操作情報がキッティングの終了入力であるか否かを判別する(ステップS13)。キッティングの終了入力は、例えば、キー操作によるキッティングの終了のメニューの選択入力や、予め特定のキー(例えば、ファンクションキー)にキッティングの終了が設定された場合の当該特定のキーの押下入力である。
キッティングの終了入力でない場合(ステップS13;NO)、親機のCPU11は、ステップS11で入力された操作情報に基づき、記憶部15に記憶されたファイル群を用いて、自機をキッティングし(ステップS14)、ステップS11に移行する。
キッティングの終了入力である場合(ステップS13;YES)、親機のCPU11は、ステップS12で操作音として出力された全ての操作情報のハッシュ値を算出する(ステップS15)。誤り検出用情報としてのハッシュ値は、チェックサムのサム値、CRC(Cyclic Redundancy Check)の演算値など、転送する情報の誤り検出を行うための他の誤り検出用情報としてもよい。
そして、親機のCPU11は、音声入力部19を介して、子機のハンディターミナル10から出力された当該子機のシリアル番号及び操作情報のハッシュ値の音声信号の入力を受け付ける(ステップS16)。ステップS16では、例えば、図7に示すように、親機のハンディターミナル10Aは、子機のハンディターミナル10Bのシリアル番号及び操作情報のハッシュ値の音声信号の入力をハンディターミナル10Bから受け付ける。
そして、親機のCPU11は、音声変換テーブル30を用いて、ステップS20で入力された音声信号の高群の周波数31及び低群の周波数32から、当該音声信号のキーの種類33(数字の文字列)を、子機のシリアル番号及び操作情報のハッシュ値として取得し、当該子機の操作情報のハッシュ値をステップS15で算出した自機の操作情報のハッシュ値と比較し、その比較結果に基づく子機への操作情報送信の結果情報を生成して表示部14に表示する(ステップS17)。操作情報送信(キッティング)の結果情報は、例えば、比較対象の子機のハンディターミナル10のシリアル番号と、子機への操作情報送信(キッティング)の成否の結果(成功:ハッシュ値が同じ、失敗:ハッシュ値が異なる)とを含む。例えば、図8に示すように、操作情報受信の結果情報は、親機のハンディターミナル10Aの表示部14に結果情報画面141として表示される。結果情報画面141は、その時点までにステップS16で音声信号が入力された子機のハンディターミナル10のシリアル番号と、当該子機への操作情報(設定内容)送信の成否の結果(正常又はエラー)と、が一覧表示されている。
そして、親機のCPU11は、記憶部15に記憶されている全ての子機のシリアル番号と、ステップS17で取得された子機のシリアル番号とに基づいて、ステップS16で音声によるシリアル番号及び操作情報のハッシュ値の音声信号が、全ての子機のハンディターミナル10から入力されて終了するか否かを判別する(ステップS18)。音声信号の入力を終了しない場合(ステップS18;NO)、ステップS16に移行される。音声信号の入力を終了する場合(ステップS18;YES)、第1の親機処理が終了する。
ついで、図6を参照して、子機のハンディターミナル10で実行される第1の子機処理を説明する。ここでは、子機のハンディターミナル10Bの動作を代表的に説明するが、他の子機のハンディターミナル10でも同様である。ハンディターミナル10Bにおいて、操作部12を介してユーザから、第1の子機処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶された第1の子機処理プログラムP2に従い、第1の子機処理を実行する。
図6に示すように、まず、子機のハンディターミナル10BのCPU11は、図5の第1の親機処理のステップS12に対応して、音声入力部19を介して、親機のハンディターミナル10Aから出力された操作情報の音声信号としての操作音の入力があるか否かを判別する(ステップS31)。操作音の入力がない場合(ステップS31;NO)、ステップS31に移行される。
操作音の入力がある場合(ステップS31;YES)、子機のCPU11は、記憶部15に記憶された音声変換テーブル30を用いて、ステップS31で入力された操作音の高群の周波数31及び低群の周波数32に対応するキーの種類33の操作情報を取得する(ステップS32)。そして、子機のCPU11は、ステップS32で取得された操作情報がキッティングの終了入力であるか否かを判別する(ステップS33)。キッティングの終了入力は、例えば、キー操作によるキッティングの終了のメニューの選択入力や、予め特定のキー(例えば、ファンクションキー)にキッティングの終了が設定された場合の当該特定のキーの押下入力である。
キッティングの終了入力でない場合(ステップS33;NO)、子機のCPU11は、ステップS32で取得された操作情報に基づき、記憶部15に記憶されたファイル群を用いて、自機をキッティングし(ステップS34)、ステップS31に移行する。
キッティングの終了入力である場合(ステップS33;YES)、子機のCPU11は、自機で受信された全ての操作音の操作情報のハッシュ値を算出する(ステップS35)。
そして、子機のCPU11は、音声入力部19を介して、他の子機のハンディターミナル10から出力された音声信号の入力があるか否かを判別する(ステップS36)
。他の子機からのハンディターミナル10から出力された音声信号とは、当該他の子機のハンディターミナル10で実行された第1の子機処理のステップS38で出力された操作情報のハッシュ値の音声信号である。他の子機からの音声信号の入力がある場合(ステップS36;YES)、子機のCPU11は、ランダムの待ち時間を経過し(ステップS37)、ステップS36に移行する。ステップS36では、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)と同様に、ランダムの待ち時間により、他の子機との音声信号送信の衝突を回避する。
他の子機からの音声信号の入力がない場合(ステップS36;NO)、子機のCPU11は、図5のステップS16に対応し、自機のシリアル番号をROM18から読み出し、音声変換テーブル30を用いて、読み出したシリアル番号と、ステップS38で算出された操作情報のハッシュ値との数字のキーの種類33に対応する高群の周波数31及び低群の周波数32を取得し、取得した高群及び低群の周波数からなる音声用の電気信号を音声出力部20に生成させ、音声出力部20から当該電気信号の音声信号を出力し(ステップS38)、第1の子機処理を終了する。
なお、親機のハンディターミナル10でキッティング時に入力される操作情報としては、使用者の社員番号、使用者名、ログインID、パスワードなど、各ハンディターミナル10で異なる個体項目情報も想定される。このため、例えば、第1の親機処理における親機のハンディターミナル10において、操作部12を介するユーザからの音声出力の中断入力と、当該中断の再開入力とを受け付け、親機のCPU11は、中断入力と再開入力との間に入力された操作情報(親機の個体項目情報)に基づいて、自機のキッティングのみを実行し、当該操作情報の操作音の出力を行わない構成とする。
中断入力とは、親機で子機とは異なる個体項目情報を入力する場合に、親機から子機への再開入力以外の操作情報に対応する音声出力を中断する中断状態へ移行するための入力である。再開入力とは、中断状態から、親機から子機への操作情報に対応する音声出力を再開する通常状態へ移行するための入力である。例えば、中断入力、再開入力は、操作部12の特定のキー(例えば、任意のファンクションキー)に対応づけられているものとする。例えば、予め、ファンクションキーF7,F8に中断入力、再開入力が割り当てられ、ファンクションキーF7,F8の押下入力により、中断入力、再開入力が行われる。ただし、中断入力、再開入力は、キー操作による中断入力、再開入力のメニューの選択入力などとしてもよい。
第1の子機処理における子機のハンディターミナル10において、音声入力部19を介して親機のハンディターミナル10から中断入力の操作音が入力されると、CPU11は、操作部12を介して、ユーザから自機のキッティング用の操作情報(子機の個体項目情報)の入力を受け付け、当該入力された操作情報に基づき、記憶部15に記憶されたファイル群を用いて、自機をキッティングし、音声入力部19を介して親機のハンディターミナル10から再開入力の音声信号が入力されると、通常の入力された音声信号の操作情報に基づくキッティングを実行する。ただし、子機のCPU11は、中断入力の音声信号が入力されて中断入力の状態にある場合にも、音声入力部19を介する再開入力の音声信号の入力については受け付けているものとする。
キッティングが終了したら、親機、子機のハンディターミナル10ともに、リセット起動することで、業務利用可能となる。
以上、本実施の形態によれば、親機のハンディターミナル10Aは、ユーザにより操作部12を介して入力された操作情報の設定内容に基づいて自機の設定を行い、操作部12を介して設定内容が入力される際に、操作部12に対するユーザ操作に応じた操作音を、子機のハンディターミナル10での設定用に音声出力部20により出力する。子機のハンディターミナル10は、音声入力部19により、出力された設定内容の操作音の入力を受け付け、入力された操作音の設定内容に基づいて、自機のキッティングを行う。設定内容は、キッティングにおける設定操作として、アプリケーションのインストールにおける設定操作を含む。
このため、親機のハンディターミナル10Aで設定としてのキッティングに用いた操作情報の設定内容の操作音を自動的に子機のハンディターミナル10に音声入力するため、子機のハンディターミナル10に対してキッティングする際の設定操作の負担を軽減できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、出力された操作音の設定内容のハッシュ値を算出し、子機のハンディターミナル10で算出された設定内容のハッシュ値を当該子機のハンディターミナル10から受信し、自機で算出された設定内容のハッシュ値と受信された設定内容のハッシュ値とを比較して、子機のハンディターミナル10への設定内容の送信の成否を示す結果情報を生成する。親機のハンディターミナル10Aは、子機のハンディターミナル10への設定内容の送信の成否を示す結果情報を表示部14に表示する。子機のハンディターミナル10は、取得された設定内容のハッシュ値を算出し、算出された設定内容のハッシュ値を親機のハンディターミナル10Aに送信する。このため、親機のハンディターミナル10Aで、結果情報を表示することで、ユーザが、子機のハンディターミナル10への設定内容の音声信号の送信(子機のハンディターミナル10の設定内容の音声信号の受信(子機のキッティング))の成否を目視により確実に認識できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、音声入力部19により、子機のハンディターミナル10で算出された操作音の設定内容のハッシュ値の音声信号の入力を受け付け、当該設定内容のハッシュ値を取得する。子機のハンディターミナル10は、自機で算出された設定内容のハッシュ値の音声信号を出力する。このため、無線LAN通信などを用いなくても、親機のハンディターミナル10Aが全ての子機のハンディターミナル10から設定内容のハッシュ値を確実に取得できる。
(変形例)
図9~図11を参照して、上記の実施の形態の変形例を説明する。図9は、第2の親機処理を示すフローチャートである。図10は、第2の子機処理を示すフローチャートである。図11は、子機のハンディターミナル10Bに表示された結果表示画面142を示す図である。
上記実施の形態では、子機のハンディターミナル10が、操作音の入力による操作情報受信の成否の判別のための操作情報のハッシュ値を音声信号として親機のハンディターミナル10Aに送信し、親機側でその成否の判別を行う構成とした。本変形例では、親機のハンディターミナル10Aが、子機の操作音の入力による子機のハンディターミナル10の操作情報受信の成否の判別のための親機側の操作情報のハッシュ値を子機のハンディターミナル10に送信し、子機側で成否の判別を行う構成とする。
本変形例の装置構成は、上記実施の形態と同様に、端末管理システム1を用いる。ただし、ハンディターミナル10において、第1の親機処理プログラムP1、第1の子機処理プログラムP2に代えて、後述する第2の親機処理を実行するための第2の親機処理プログラム、第2の子機処理を実行するための第2の子機処理プログラムが記憶されているものとする。
ついで、図9~図11を参照して、端末管理システム1の動作を説明する。親機のハンディターミナル10Aで、上記実施の形態の第1の親機処理に代えて、図9に示す第2の親機処理が実行され、子機のハンディターミナル10で、上記実施の形態の第1の子機処理に代えて、図10に示す第2の子機処理が実行される。
まず、図9を参照して、親機のハンディターミナル10Aで実行される第2の親機処理を説明する。親機のハンディターミナル10Aにおいて、操作部12を介してユーザから、第2の親機処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶された第2の親機処理プログラムに従い、第2の親機処理を実行する。
図9に示すように、ステップS51~S55は、図5の第1の親機処理のステップS11~S15と同様である。そして、親機のCPU11は、音声変換テーブル30を用いて、ステップS55で算出された全ての操作情報のハッシュ値の数字のキーの種類33に対応する高群の周波数31及び低群の周波数32を取得し、取得した高群及び低群の周波数からなる音声用の電気信号を音声出力部20に生成させ、音声出力部20から当該電気信号の音声信号を出力し(ステップS56)、第2の親機処理を終了する。
ついで、図10を参照して、子機のハンディターミナル10で実行される第2の子機処理を説明する。子機のハンディターミナル10において、操作部12を介してユーザから、第2の子機処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶された第2の子機処理プログラムに従い、第2の子機処理を実行する。
図10に示すように、ステップS61~S65は、図6の第1の子機処理のステップS31~S35と同様である。そして、子機のCPU11は、図9の第2の親機処理のステップS56に対応して、音声入力部19を介して、親機のハンディターミナル10Aから出力された操作情報のハッシュ値の音声信号が入力されたか否かを判別する(ステップS66)。音声信号が入力されていない場合(ステップS66;NO)、ステップS66に移行される。
音声信号が入力された場合(ステップS66;YES)、子機のCPU11は、音声変換テーブル30を用いて、ステップS20で入力された音声信号の高群の周波数31及び低群の周波数32から、当該音声信号のキーの種類33(数字の文字列)を、操作情報のハッシュ値として取得し、当該操作情報のハッシュ値をステップS65で算出した自機の操作情報のハッシュ値と比較し、その比較結果に基づく自機の操作情報受信(キッティング)の結果情報を生成して表示部14に表示し(ステップS67)、第2の子機処理を終了する。ステップS67の操作情報受信の結果情報は、例えば、自機(子機)の操作情報受信(キッティング)の結果(成功:ハッシュ値が同じ、失敗:ハッシュ値が異なる)を含む。例えば、図11に示すように、操作情報受信の結果情報は、子機のハンディターミナル10Bの表示部14に結果情報画面142として表示される。結果情報画面142は、自機としての子機の操作情報(設定内容)受信の成否の結果(ここでは正常(又はエラー))が表示されている。
以上、本変形例によれば、親機のハンディターミナル10Aは、操作音として出力された操作情報の設定内容のハッシュ値を算出し、算出された設定内容のハッシュ値を前記子機のハンディターミナル10に送信する。子機のハンディターミナル10は、取得された設定内容のハッシュ値を算出し、親機のハンディターミナル10Aで算出された設定内容のハッシュ値を親機のハンディターミナル10Aから受信し、自機(子機)で算出された設定内容のハッシュ値と受信された設定内容のハッシュ値とを比較して、自機の設定内容の操作音の受信(キッティング)の成否を示す結果情報を生成する。このため、子機のハンディターミナル10で、結果情報を表示することで、ユーザが各子機の設定操作の受信(キッティング)の成否を目視により確実に認識できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、音声出力部20により、自機で算出された設定操作のハッシュ値の音声信号を出力する。子機のハンディターミナル10は、音声入力部19により、親機のハンディターミナル10Aで算出された設定内容のハッシュ値の音声信号の入力を受け付け、当該設定内容のハッシュ値を取得する。このため、無線LAN通信などを用いなくても、子機のハンディターミナル10が親機のハンディターミナル10Aから設定内容のハッシュ値を確実に取得できる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM、メモリカードなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る情報端末、端末管理システム及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態及び変形例では、親機のハンディターミナル10Aと子機のハンディターミナル10との間で、音声信号による通信を行う構成としたが、これに限定されるものではない。上記実施の形態において、図6の第1の子機処理のステップS33でキッティングが終了し、当該キッティングの成功により、アクセスポイントを介する無線LAN通信の設定が成功している場合に、当該子機のハンディターミナル10のCPU11は、ステップS36,S37を実行することなく、ステップS38で、無線通信部16、アクセスポイントを介して、無線LAN通信により、当該子機のシリアル番号、操作情報のハッシュ値を親機のハンディターミナル10Aに送信する構成としてもよい。
より具体的には、例えば、親機及び子機のハンディターミナル10について、それぞれキッティングが終了した場合に、所定のアクセスポイントに通信接続可能な無線LANの通信設定がなされ、当該通信接続をすることにより、各ハンディターミナル10に予め設定されたIPアドレス又はアクセスポイントにより割り当てられたIPアドレスが付与されるものとする。各子機のハンディターミナル10のCPU11は、ステップS38に対応して、無線通信部16を介して、親機のIPアドレスの要求を無線LAN通信によりブロードキャスト送信する。親機のハンディターミナル10AのCPU11は、図5の第1の親機処理のステップS16に対応して、無線通信部16を介して、親機のIPアドレスの要求を受信し、無線LAN通信により、自機(親機)のIPアドレスを問合せ元の子機のハンディターミナル10に送信する。子機のハンディターミナル10のCPU11は、無線通信部16を介して、親機のIPアドレスを親機のハンディターミナル10Aから受信し、無線LAN通信により、当該子機のシリアル番号及び操作情報のハッシュ値を、受信した親機のIPアドレス(親機のハンディターミナル10A)に送信する。そして、親機のハンディターミナル10AのCPU11は、無線通信部16を介して、無線LAN通信により、子機のシリアル番号、操作情報のハッシュ値を当該子機のハンディターミナル10から受信する。
同様に、上記変形例において、親機のハンディターミナル10AのCPU11は、図9の第2の親機処理のステップS56で、無線通信部16、アクセスポイントを介して、無線LAN通信により、操作情報のハッシュ値を全ての子機のハンディターミナル10に送信する。
より具体的には、例えば、親機及び子機のハンディターミナル10について、それぞれキッティングが終了した場合に、無線LANの通信設定がなされ、通信接続により、各ハンディターミナル10にIPアドレスが付与されているものとする。各子機のハンディターミナル10のCPU11は、ステップS66に対応して、無線通信部16を介して、親機の操作情報のハッシュ値の要求を無線LAN通信によりブロードキャスト送信する。親機のハンディターミナル10AのCPU11は、図9の第2の親機処理のステップS56に対応して、無線通信部16を介して、親機の操作情報のハッシュ値の要求を受信し、自機(親機)の操作情報のハッシュ値を問合せ元の子機のハンディターミナル10に送信する。そして、当該子機のハンディターミナル10のCPU11は、無線通信部16を介して、無線LAN通信により、親機の操作情報のハッシュ値を親機のハンディターミナル10Aから受信する構成としてもよい。
また、親機のハンディターミナル10Aと子機のハンディターミナル10との間の通信設定後の通信は、「Wi-Fi Direct(登録商標) Soft AP」などのダイレクトの無線LAN通信、Bluetooth(登録商標)などの他の無線通信、ケーブルを介するUSBなどの有線通信、SDカード(登録商標)などの着脱式の記録媒体を介する情報送受信など、他の通信を行う構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、親機のハンディターミナル10Aから設定操作の音声信号を子機のハンディターミナル10に出力して、当該子機のハンディターミナル10のキッティングを行う構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、全てのハンディターミナル10のキッティング後に、親機のハンディターミナル10Aの設定変更と同じ設定変更を子機のハンディターミナル10に行う場合に、親機のハンディターミナル10Aから変更設定操作の音声信号を子機のハンディターミナル10に出力して、親機のハンディターミナル10A及び当該子機のハンディターミナル10の設定変更を行う構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、情報端末としてハンディターミナル10をキッティングする構成としたが、これに限定されるものではない。ハンディターミナル以外のスマートフォンなどの情報端末をキッティングする構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例における端末管理システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態及び変形例に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ユーザにより操作手段を介して入力された設定内容に基づいて自機の設定を行う第1の設定手段と、
前記操作手段を介して前記設定内容が入力される際に、前記操作手段に対するユーザ操作に応じた操作音を、他の情報端末での設定用に出力する音声出力手段と、を備える情報端末。
<請求項2>
前記出力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第1の検出用情報生成手段と、
前記他の情報端末で生成された前記設定内容の誤り検出用情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、
前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報と前記受信された誤り検出用情報とを比較して、前記他の情報端末への前記設定内容の送信の成否を示す結果情報を生成する第1の結果情報生成手段と、を備える請求項1に記載の情報端末。
<請求項3>
前記第1の結果情報生成手段で生成された結果情報を表示手段に表示する表示制御手段を備える請求項2に記載の情報端末。
<請求項4>
前記第1の受信手段は、前記他の情報端末で生成された前記設定内容の誤り検出用情報の音声信号の入力を受け付ける請求項2又は3に記載の情報端末。
<請求項5>
前記出力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第1の検出用情報生成手段と、
前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報を前記他の情報端末に送信する第1の送信手段と、を備える請求項1に記載の情報端末。
<請求項6>
前記第1の送信手段は、前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報の音声信号を出力する請求項5に記載の情報端末。
<請求項7>
請求項1に記載の第1の情報端末と、
前記他の情報端末としての第2の情報端末と、を備え、
前記第2の情報端末は、
前記出力された設定内容の操作音の入力を受け付ける音声入力手段と、
前記入力された操作音の設定内容に基づいて、自機の設定を行う第2の設定手段と、を備える端末管理システム。
<請求項8>
前記第2の情報端末は、
前記入力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第2の検出用情報生成手段と、
前記第2の検出用情報生成手段で生成された前記設定内容の誤り検出用情報を前記第1の情報端末に送信する第2の送信手段と、を備える請求項7に記載の端末管理システム。
<請求項9>
前記第2の送信手段は、前記第2の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報の音声信号を出力する請求項8に記載の端末管理システム。
<請求項10>
前記第2の情報端末は、
前記入力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第2の検出用情報生成手段と、
前記第1の情報端末で生成された前記操作音の設定内容の誤り検出用情報を当該第1の情報端末から受信する第2の受信手段と、
前記第2の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報と前記受信された誤り検出用情報とを比較して、自機の前記設定内容の受信の成否を示す結果情報を生成する第2の結果情報生成手段と、を備える請求項7に記載の端末管理システム。
<請求項11>
前記第2の受信手段は、前記第1の情報端末で生成された誤り検出用情報の音声信号の入力を受け付ける請求項10に記載の端末管理システム。
<請求項12>
情報端末のコンピュータを、
ユーザにより操作手段を介して入力された設定内容に基づいて自機の設定を行う第1の設定手段、
前記操作手段を介して前記設定内容が入力される際に、前記操作手段に対するユーザ操作に応じた操作音を、他の情報端末での設定用に出力する音声出力手段
として機能させるためのプログラム。
1 端末管理システム
2 PC
10,10A,10B ハンディターミナル
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 無線通信部
17 スキャナ部
18 ROM
19 音声入力部
20 音声出力部
21 有線通信部
22 バス

Claims (12)

  1. ユーザにより操作手段を介して入力された設定内容に基づいて自機の設定を行う第1の設定手段と、
    前記操作手段を介して前記設定内容が入力される際に、前記操作手段に対するユーザ操作に応じた操作音を、他の情報端末での設定用に出力する音声出力手段と、を備える情報端末。
  2. 前記出力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第1の検出用情報生成手段と、
    前記他の情報端末で生成された前記設定内容の誤り検出用情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、
    前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報と前記受信された誤り検出用情報とを比較して、前記他の情報端末への前記設定内容の送信の成否を示す結果情報を生成する第1の結果情報生成手段と、を備える請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記第1の結果情報生成手段で生成された結果情報を表示手段に表示する表示制御手段を備える請求項2に記載の情報端末。
  4. 前記第1の受信手段は、前記他の情報端末で生成された前記設定内容の誤り検出用情報の音声信号の入力を受け付ける請求項2又は3に記載の情報端末。
  5. 前記出力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第1の検出用情報生成手段と、
    前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報を前記他の情報端末に送信する第1の送信手段と、を備える請求項1に記載の情報端末。
  6. 前記第1の送信手段は、前記第1の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報の音声信号を出力する請求項5に記載の情報端末。
  7. 請求項1に記載の第1の情報端末と、
    前記他の情報端末としての第2の情報端末と、を備え、
    前記第2の情報端末は、
    前記出力された設定内容の操作音の入力を受け付ける音声入力手段と、
    前記入力された操作音の設定内容に基づいて、自機の設定を行う第2の設定手段と、を備える端末管理システム。
  8. 前記第2の情報端末は、
    前記入力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第2の検出用情報生成手段と、
    前記第2の検出用情報生成手段で生成された前記設定内容の誤り検出用情報を前記第1の情報端末に送信する第2の送信手段と、を備える請求項7に記載の端末管理システム。
  9. 前記第2の送信手段は、前記第2の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報の音声信号を出力する請求項8に記載の端末管理システム。
  10. 前記第2の情報端末は、
    前記入力された操作音の設定内容の誤り検出用情報を生成する第2の検出用情報生成手段と、
    前記第1の情報端末で生成された前記操作音の設定内容の誤り検出用情報を当該第1の情報端末から受信する第2の受信手段と、
    前記第2の検出用情報生成手段で生成された誤り検出用情報と前記受信された誤り検出用情報とを比較して、自機の前記設定内容の受信の成否を示す結果情報を生成する第2の結果情報生成手段と、を備える請求項7に記載の端末管理システム。
  11. 前記第2の受信手段は、前記第1の情報端末で生成された誤り検出用情報の音声信号の入力を受け付ける請求項10に記載の端末管理システム。
  12. 情報端末のコンピュータを、
    ユーザにより操作手段を介して入力された設定内容に基づいて自機の設定を行う第1の設定手段、
    前記操作手段を介して前記設定内容が入力される際に、前記操作手段に対するユーザ操作に応じた操作音を、他の情報端末での設定用に出力する音声出力手段
    として機能させるためのプログラム。
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