JP7096027B2 - 蓄電システム - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電システムに関する。
近年、太陽光発電や、家庭用燃料電池(以下、発電装置という)を備える蓄電システムが知られている。蓄電システムは、蓄電装置を備え、例えば、商用電源(商用系統)の停電時に蓄電装置から負荷機器(家電製品)に電力が供給可能となっている。また、蓄電システムは、商用電源の単価の安い時間帯や、発電装置によって発電され余剰となる電力を蓄電装置に蓄電可能になっている。この蓄電システムは、発電装置、商用電源、及び蓄電装置から負荷機器への電力供給を制御するとともに、蓄電装置への蓄電を制御するパワーコンディショナーを備えている。
このような蓄電システムとして、異常発生時に、負荷機器に対して電力を安定供給できるようなシステムが提案されている(例えば、特許文献1~3参照)。
国際特許公開2015/040723号 特開2014-110701号公報 特開2014-93906号公報
ところで、蓄電装置及びパワーコンディショナーは、外部からの接触を遮断すべく、開閉可能な筐体カバーを有する筐体に収容される。蓄電システムの異常発生時及び定期的なメンテナンスは、筐体カバーが開放された後に行われる。筐体カバーが開放されることで、蓄電装置及びパワーコンディショナーの少なくとも一方が外部から接触可能になる。蓄電装置及びパワーコンディショナーには、高電圧及び高電流の部位があり、この部位に留意した作業をする必要がある。
特許文献1~3に記載のシステムは、高電圧及び高電流となる部位に配慮したシステムである。これに対し、他のアプローチで安全を高めることができればこれも好ましい。
本発明は、メンテナンス時の安全性を高めることが可能な蓄電システムを提供することを目的とする。
本発明は、蓄電池を有する蓄電装置と、前記蓄電装置、商用電源、及び発電装置から負荷機器に供給される電力を制御するパワーコンディショナーユニットと、前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットを収容する筐体であって、外部から内部へのアクセスを保護する開閉可能な筐体カバーを有する筐体と、前記筐体カバーをロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能なロック機構と、前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットのそれぞれを制御するとともに、前記ロック機構の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットの運転状況に基づいて、前記ロック機構の状態を切り替える蓄電システムに関する。
また、本発明の蓄電システムは、前記筐体カバーの開放に応じて動作するインターロックスイッチを更に備え、前記制御部は、前記インターロックスイッチが動作した場合に、前記蓄電装置の少なくとも一部の回路と前記パワーコンディショナーユニットの少なくとも一部の回路とを遮断することが好ましい。
また、前記蓄電装置は、前記蓄電池に接続され、前記蓄電池を充放電する蓄電用主回路を備え、前記パワーコンディショナーユニットは、少なくとも前記蓄電用主回路を負荷機器に接続するパワーコンディショナー用主回路を備え、前記制御部は、少なくとも前記蓄電用主回路及び前記パワーコンディショナー用主回路を遮断することが好ましい。
また、前記制御部は、前記インターロックスイッチが動作した場合に、前記蓄電装置を停止させるとともに、前記パワーコンディショナーユニットに、前記商用電源又は前記発電装置から前記負荷機器に電力供給させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記商用電源及び前記発電装置からの電力供給が得られない場合であって、前記蓄電装置から前記負荷機器に電力を供給している場合に、前記ロック機構をロック状態で維持することが好ましい。
また、前記筐体カバーは、前記筐体の外部から前記蓄電装置へのアクセスを保護する開閉可能な第1筐体カバーと、前記筐体の外部から前記パワーコンディショナーユニットへのアクセスを保護する開閉可能な第2筐体カバーと、を備え、前記ロック機構は、前記第1筐体カバーをロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な第1ロック機構と、前記第2筐体カバーをロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な第2ロック機構と、を備え、前記制御部は、前記蓄電装置の運転状況に基づいて、前記第1ロック機構及び前記第2ロック機構の状態を切り替えることが好ましい。
また、本発明に係る蓄電システムは、前記第1筐体カバーの開放に応じて動作する第1インターロックスイッチを更に備え、前記制御部は、前記第1インターロックスイッチが動作した場合に、前記蓄電装置の一部の回路を遮断することが好ましい。
また、前記蓄電装置は、前記蓄電池に接続され、前記蓄電池を充放電する蓄電用主回路を備え、前記制御部は、少なくとも前記蓄電用主回路を遮断することが好ましい。
また、本発明に係る蓄電システムは、前記第2筐体カバーの開放に応じて動作する第2インターロックスイッチを更に備え、前記制御部は、前記第2インターロックスイッチが動作した場合に、前記パワーコンディショナーユニットの一部の回路を遮断することが好ましい。
また、前記パワーコンディショナーユニットは、少なくとも前記蓄電用主回路を負荷機器に接続するパワーコンディショナー用主回路を備え、前記制御部は、少なくとも前記パワーコンディショナー用主回路を遮断することが好ましい。
また、前記制御部は、前記第2インターロックスイッチが動作した場合に、前記蓄電装置を停止させるとともに、前記パワーコンディショナーユニットに、前記商用電源又は前記発電装置から前記負荷機器に電力供給させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記商用電源及び前記発電装置からの電力供給が得られない場合であって、前記蓄電装置から前記負荷機器に電力を供給している場合に、前記第1ロック機構及び第2ロック機構をロック状態で維持することが好ましい。
また、本発明に係る蓄電システムは、前記ロック機構のロック状態を解除可能なリモートコントローラを更に備えることが好ましい。
本発明によれば、メンテナンス時の安全性を高めることが可能な蓄電システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る蓄電システムを示す概略図である。 第1実施形態の蓄電システムの筐体、ロック機構、及びインターロックを示す概略平面図である。 第1実施形態の蓄電システムの蓄電装置を示す回路図である。 第1実施形態の蓄電システムのパワーコンディショナーを示す回路図である。 第1実施形態の蓄電システムの制御部を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る蓄電システムを示す概略図である。 第3実施形態の蓄電システムの筐体、第1ロック機構、第2ロック機構、第1インターロックスイッチ、及び第2インターロックスイッチを示す概略平面図である。 第3実施形態の蓄電システムの蓄電装置を示す回路図である。 第3実施形態の蓄電システムのパワーコンディショナーを示す回路図である。
以下、本発明の各実施形態に係る蓄電システム1ついて、図1~図9を用いて説明する。
まず、蓄電システム1の概要について、図1~図3を用いて説明する。
蓄電システム1は、蓄電池11(図3参照)を有し、蓄電池に電力を蓄えることで、停電時に蓄電池11から家庭内の負荷機器に対して電力を供給可能なシステムである。蓄電システム1は、図1に示すように、発電装置100、分電盤110、特定負荷用分電盤120、及び商用電源130(電力系統)に接続される。蓄電システム1は、発電装置100及び商用電源130から得られた電力を蓄電池11に充電可能に構成される。なお、以下の各実施形態においては、「発電装置」は、一例として太陽光発電モジュール(以下、PV100という)として説明される。
分電盤110には、家庭内の負荷機器141(家電製品)が接続される。分電盤110は、商用電源130及び蓄電システム1の間に接続され、商用電源130及び蓄電システム1から給電可能に構成される。
特定負荷用分電盤120には、停電時においても電力供給の必要な負荷機器142が接続される。例えば、特定負荷用分電盤120には、冷蔵庫、携帯電話の充電器等が接続される。特定負荷用分電盤120は、蓄電システム1に接続され、蓄電システム1から給電可能に構成される。
この蓄電システム1は、通常時において、PV100及び商用電源130から蓄電池11に電力を蓄える。蓄電システム1は、商用電源130の停電時に、少なくとも特定負荷用分電盤120に接続されている負荷機器142に対して、蓄電池11から電力を供給する。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態に係る蓄電システム1について、図1~図6を用いて説明する。
蓄電システム1は、図1~図4に示すように、蓄電装置10と、パワーコンディショナーユニット(以下、PCSユニット20という)と、筐体30と、ロック機構40と、インターロックスイッチ50と、ファン60と、制御部70と、リモートコントローラ80と、を備える。
蓄電装置10は、蓄電池11を有する回路装置である。具体的には、蓄電装置10は、蓄電池11への充放電を行う回路装置である。蓄電装置10の詳細については後述する。
PCSユニット20は、蓄電装置10、商用電源130、及びPV100から負荷機器141,142に供給される電力を制御する装置である。具体的には、PCSユニット20は、蓄電装置10、商用電源130、及びPV100の少なくとも1つから負荷機器141,142へ電力を供給する装置である。また、PCSユニット20は、商用電源130及び発電装置100の少なくとも一方から蓄電装置10に対して充電可能な装置である。PCSユニット20の詳細については後述する。
筐体30は、図1及び図2に示すように、蓄電装置10及びPCSユニット20を収容する箱体である。筐体30は、外部から内部へのアクセスを保護する開閉可能な筐体カバー31を備える。本実施形態において、例えば、筐体30は、1つの筐体カバー31を備える。また、筐体30は、筐体カバー31を開閉する際に用いられる取手34を備える。
ロック機構40は、図2に示すように、筐体30の開口位置に配置される。ロック機構40は、例えば、ソレノイドであり、筐体カバー31をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な機構である。ここで、ロック状態とは、筐体カバー31が、筐体30に対して開閉不能な状態におかれることをいう。また、アンロック状態とは、筐体カバー31が、筐体30に対して開放可能な状態におかれることをいう。
インターロックスイッチ50は、図2に示すように、筐体30の開口部分に配置される。具体的には、インターロックスイッチ50は、筐体30の開口部分のうち、筐体カバー31との対向位置に配置され、閉じられた筐体カバー31によって押圧可能な位置に配置される。インターロックスイッチ50は、例えば、ボタン式のスイッチであり、押圧が解除されることで電気信号をPCSユニット20に送信可能に構成される。
ファン60は、例えば、ファンモータであり、筐体30に配置される。ファン60は、例えば、筐体30の外部の空気を筐体30の内部に導入可能に配置される。本実施形態において、ファン60は、PCSユニット20に接続され、PCSユニット20からの電力供給により動作する。
制御部70は、蓄電装置10及びPCSユニット20のそれぞれを制御するとともに、ロック機構40の動作を制御する装置である。制御部70は、例えば、CPUを含むバス回路によって構成される。本実施形態において、制御部70は、PCSユニット20及び蓄電装置10に組み込まれて構成されるが、1つの制御部70で構成されてもよい。本実施形態においては、PCSユニット20及び蓄電装置10のそれぞれに組み込まれる制御部は、1つの制御部70として説明される。制御部70の構成については後述する。
リモートコントローラ80は、蓄電装置10及びPCSユニット20とは別体として設けられる。リモートコントローラ80は、ロック機構40のロック状態を解除可能に構成される。具体的には、リモートコントローラ80は、制御部70に対してロックを解除する信号を送信することで、ロック機構40のロック状態を解除可能に構成される。
次に、蓄電装置10について説明する。
蓄電装置10は、図3に示すように、蓄電池11と、蓄電用主回路12と、を備える。
蓄電池11は、例えば、リチウムイオン電池である。蓄電池11は、複数が直並列に接続されて構成される。
蓄電用主回路12は、蓄電池11に接続され、蓄電池11を充放電する回路である。蓄電用主回路12は、一方が蓄電池11に接続され、他方がPCSユニット20に接続される。蓄電用主回路12は、第1コンバータ13と、第1リレースイッチ14と、を備える。
第1コンバータ13は、例えば、DC/DCコンバータである。第1コンバータ13は、蓄電池11に対して並列に接続される。
第1リレースイッチ14は、蓄電池11及びPCSユニット20の間に接続される。具体的には、第1リレースイッチ14は、第1コンバータ13及びPCSユニット20の間に接続される。本実施形態において、第1リレースイッチ14は、一対に設けられ、蓄電池11のアノード側及びカソード側のそれぞれに対応して配置される。第1リレースイッチ14は、蓄電池11からPCSユニット20への電力供給を遮断及び接続可能に構成される。
次に、PCSユニット20について説明する。
PCSユニット20は、図4に示すように、パワーコンディショナー用主回路(以下、PCS用主回路21という)を備える。
PCS用主回路21は、PV100、蓄電池11、及び商用電源130の少なくとも一つから負荷機器141,142に対して電力を供給する回路である。PCS用主回路21の一端は、PV100及び蓄電池11ユニットに接続される。また、PCS用主回路21の他端は、分電盤110及び特定負荷用分電盤120を介して負荷機器141,142に接続される。更には、PCS用主回路21の他端は、分電盤110を介して商用電源130に接続される。PCS用主回路21は、第2コンバータ22と、第3コンバータ23と、第1インバータ24と、第2リレースイッチ25と、制御用電源26と、を備える。
第2コンバータ22は、PV100に接続される一端に配置される。本実施形態において、特に限定されないが、例えば第2コンバータ22は、3つのPV100に対応してそれぞれ配置される。
第3コンバータ23は、蓄電装置10に接続される一端に配置される。本実施形態において、特に限定されないが、例えば第3コンバータ23は、1つの蓄電装置10に対応して1つ配置される。
第1インバータ24は、例えば、AC/DCインバータである。第1インバータ24は、PV100及び蓄電装置10に対して直列に接続される。
第2リレースイッチ25は、PCS用主回路21の他端側に配置される。第2リレースイッチ25は、第1インバータ24と、分電盤110及び特定負荷用分電盤120との間に配置される。本実施形態において、第2リレースイッチ25は一対に配置される。第2リレースイッチ25の一方は、第1インバータ24及び分電盤110の間に配置される。第2リレースイッチ25の他方は、第1インバータ24及び特定負荷用分電盤120の間に配置される。
制御用電源26は、インターロックスイッチ50、ファン60、及び制御部70に電源を供給する装置である。制御用電源26は、PV100及び蓄電装置10若しくは商用電源130に接続される。制御用電源26は、PV100及び蓄電装置10若しくは商用電源130から供給された電力を電圧変換して、インターロックスイッチ50、ファン60、及び制御部70に供給する。
制御部70は、第1コンバータ13、第1リレースイッチ14、第2コンバータ22、第3コンバータ23、第1インバータ24、第2リレースイッチ25、及び制御用電源26の遮断及び接続を制御可能な回路である。制御部70は、例えば、CPUを含むバス回路であり、CPUからの電気信号に基づいて、第1コンバータ13、第1リレースイッチ14、第2コンバータ22、第3コンバータ23、第1インバータ24、第2リレースイッチ25、及び制御用電源26の遮断及び接続を制御する。本実施形態において、蓄電装置10に設けられる制御部70は、第1コンバータ13から給電可能に構成される。また、PCSユニット20に設けられる制御部70は、制御用電源26に接続され、制御用電源26からの電力供給により動作可能に構成される。制御部70は、インターロックスイッチ50の動作に基づいて、PCS用主回路21及び蓄電用主回路12を遮断可能に構成される。制御部70は、図5に示すように、運転状態保持部71と、制御情報格納部72と、ロック動作部73と、運転制御部74と、を備える。
運転状態保持部71は、例えば、メモリ等の二次記憶媒体である。運転状態保持部71は、蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状態を運転情報として保持可能に構成される。
制御情報格納部72は、蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状況に応じた第1リレースイッチ14、第2コンバータ22、第3コンバータ23、第1インバータ24、及び第2リレースイッチ25の遮断及び接続の制御を示す制御情報を格納する。
ロック動作部73は、ロック機構40のロック状態及びアンロック状態を切り換える。ロック動作部73は、例えば、ロック機構40への電力供給の入切を制御する。
運転制御部74は、蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状態を制御可能に構成される。具体的には、運転制御部74は、蓄電装置10、発電装置100、及び商用電源130の充電状態を取得するとともに、充電状態に応じて蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状態を制御可能に構成される。運転制御部74は、制御の結果である蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状態を運転情報として、運転状態保持部71に保持させる。また、運転制御部74は、運転情報に応じて、ロック動作部73を動作可能に構成される。そして、運転制御部74は、インターロックスイッチ50の動作に応じて、蓄電装置10の少なくとも一部の回路と、PCSユニット20の少なくとも一部の回路とを遮断する。具体的には、運転制御部74は、インターロックスイッチ50の動作と、運転情報に応じて制御情報格納部72から読み出した制御情報とに基づいて、蓄電装置10の少なくとも一部の回路と、PCSユニット20の少なくとも一部の回路とを遮断する。
次に、本実施形態に係る蓄電システム1の動作について説明する。
運転制御部74は、運転状態保持部71に保持されている運転情報を参照することで、蓄電装置10及びPCSユニット20の運転状態を取得する。運転制御部74は、制御情報格納部72から、運転状態に対応する制御情報を取得する。以下の説明では、蓄電システム1の動作において、PV100及び商用電源130からの給電が行われておらず、蓄電装置10から負荷機器142に給電されている運転状態を第1状態という。蓄電装置10から負荷機器141,142に給電されており、PV100又は商用電源130から負荷機器141,142に給電可能な運転状態を第2状態という。蓄電装置10から負荷機器141,142に給電されておらず、PV100又は商用電源130から負荷機器141,142に給電可能な運転状態を第3状態という。
(第1状態)
第1状態において、運転制御部74は、ロック機構40をロック状態に維持する。即ち、運転制御部74は、ロック動作部73に対して、ロック機構40をロック状態にする信号を送信する。ロック機構40は、運転制御部74からロック機構40をロック状態にする信号を受けて、ロック機構40をロック状態に維持する。これにより、筐体カバー31は、ロック機構40によりロックされ開閉不能な状態となる。したがって、インターロックスイッチ50は、押下された状態のまま維持される。
(第2状態及び第3状態)
第2状態及び第3状態において、運転制御部74は、ロック機構40をアンロック状態にする。即ち、運転制御部74は、ロック動作部73に対して、ロック機構40をアンロック状態にする信号を送信する。ロック機構40は、運転制御部74からロック機構40をアンロック状態にする信号を受けて、アンロック状態に維持される。運転制御部74は、例えば、ロック機構40であるソレノイドへの通電を遮断することで、ロック機構40は、アンロック状態に維持される。これにより、筐体カバー31は、開閉可能な状態となる。
筐体カバー31が開放されることで、インターロックスイッチ50の押下が解除される。これにより、インターロックスイッチ50は、インターロックスイッチ50の解除を示す信号を運転制御部74に送信する。運転制御部74は、インターロックスイッチ50の解除を示す信号を受けて、蓄電装置10及びPCSユニット20の動作を制御する。具体的には、運転制御部74は、蓄電用主回路12及びPCS用主回路21を遮断する。即ち、運転制御部74は、第1リレースイッチ14、第3コンバータ23、及び第1インバータ24を停止する。また、運転制御部74は、ファン60の動作を停止する。
筐体カバー31が再び閉じられることで、インターロックスイッチ50は、再び押下された状態になる。インターロックスイッチ50は、押下されることで、再度設定される。インターロックスイッチ50は、設定されることで、設定されたことを示す信号を運転制御部74に送信する。運転制御部74は、第1リレースイッチ14、第3コンバータ23、及び第1インバータ24を動作させる。これにより、運転制御部74は、蓄電装置10及びPCSユニット20を再度動作させる。
以上説明した第1実施形態の蓄電システム1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)蓄電システム1を、蓄電池11を有する蓄電装置10と、蓄電装置10、商用電源130、及び発電装置100から負荷機器141,142に供給される電力を制御するパワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)と、蓄電装置10及びパワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)を収容する筐体30であって、外部から内部へのアクセスを保護する開閉可能な筐体カバー31を有する筐体30と、筐体カバー31をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能なロック機構40と、蓄電装置10及びパワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)のそれぞれを制御するとともに、ロック機構40の動作を制御する制御部70と、を含み構成した。そして、制御部70が、蓄電装置10及びパワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)の運転状況に基づいて、ロック機構40の状態を切り替えるようにした。ロック機構40をロック状態とすることで、筐体カバー31を開放不能とすることができる。これにより、蓄電装置10及びPCSユニット20が所定の状況で運転されている場合に、蓄電装置10及びPCSユニット20に対して、外部から物理的にアクセス不能とすることができる。したがって、蓄電システム1のメンテナンス時における安全性を向上することができる。また、ロック機構を設けることにより、蓄電システム1が屋外に設置されている場合であっても、筐体がいたずら等で開放されてしまうことを防止できる。
(2)蓄電システム1を更に、筐体カバー31の開放に応じて動作するインターロックスイッチ50を更に含んで構成した。また、インターロックスイッチ50が動作した場合に、制御部70は、蓄電装置10の少なくとも一部の回路とパワーコンディショナーユニットの少なくとも一部の回路とを遮断するようにした。これにより、筐体カバー31の開放により、蓄電装置10及びPCSユニット20の一部の回路が遮断する。したがって、筐体30の外部から蓄電装置10及びPCSユニット20にアクセスしてメンテナンスする際に、安全性を向上することができる。
(3)蓄電装置10を、蓄電池11に接続され、蓄電池11を充放電する蓄電用主回路12を含んで構成した。また、パワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)を、少なくとも蓄電用主回路12に接続されるパワーコンディショナー用主回路(PCS用主回路21)を含んで構成した。また、制御部70が、少なくとも蓄電用主回路12及びパワーコンディショナー用主回路(PCS用主回路21)を遮断するようにした。これにより、メンテナンス時において、蓄電池11ユニット及びPCSユニット20において、蓄電池11によって充電されている回路を減少させることができる。したがって、メンテナンス時における安定性をより向上することができる。
(4)制御部70が、商用電源130及び発電装置100からの電力供給が得られない場合であって、蓄電装置10から負荷機器142に電力を供給している場合に、ロック機構40をロック状態で維持するようにした。これにより、蓄電装置10から負荷機器142への電力供給を維持することができるので、電力を安定供給することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る蓄電システム1について説明する。
第2実施形態に係る蓄電システム1において、運転制御部74が、インターロックスイッチ50が動作した場合に、蓄電装置10を停止させるとともに、PCSユニット20に、商用電源130又は発電装置100から負荷機器141,142に電力供給させる点で第1実施形態と異なる。
運転制御部74は、第1コンバータ13及び第1リレースイッチ14を停止させる。具体的には、運転制御部74は、第1リレースイッチ14を停止させた後、第1コンバータ13を停止させる。これにより、運転制御部74は、蓄電装置10からPCSユニット20への給電を停止する。また、運転制御部74は、第2コンバータ22、第1インバータ24、及び第2リレースイッチ25を接続した状態に維持する。
以上説明した第2実施形態の蓄電システム1によれば、以下のような効果を奏する。
(5)制御部70が、インターロックスイッチ50が動作した場合に、蓄電装置10を停止させるとともに、PCSユニット20に、商用電源130又は発電装置100から負荷機器141,142に電力供給させるようにした。これにより、蓄電装置10を停止しつつも、発電装置100又は商用電源130から負荷機器141,142に電力を供給できる。したがって、メンテナンス時の安全性を向上しつつ、負荷機器141,142への電力の安定供給もすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る蓄電システム1について、図6~9を用いて説明する。第2実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略若しくは簡略化する。
第3実施形態に係る蓄電システム1は、図6及び図7に示すように、筐体カバー31が、第1筐体カバー32と、第2筐体カバー33と、を備える点で第1及び第2実施形態と異なる。また、第3実施形態に係る蓄電システム1は、ロック機構40が、第1ロック機構41と、第2ロック機構42と、を備える点で第1及び第2実施形態と異なる。また、第3実施形態に係る蓄電システム1は、第1インターロックスイッチ51と、第2インターロックスイッチ52と、を備える点で第1及び第2実施形態と異なる。そして、第3実施形態に係る蓄電システム1は、図8及び図9に示すように、制御部70が、第1ロック機構41と、第2ロック機構42と、第1インターロックスイッチ51と、第2インターロックスイッチ52とを制御する点で、第1及び第2実施形態と異なる。
第1筐体カバー32は、開閉可能であり、外部から蓄電装置10へのアクセスを保護する。本実施形態において、第1筐体カバー32は、図7に示すように、蓄電装置10を収容する筐体30に取り付けられて設けられる。
第2筐体カバー33は、開閉可能であり、外部から蓄電装置10へのアクセスを保護する。本実施形態において、第2筐体カバー33は、図7に示すように、PCSユニット20を収容する筐体30に取り付けられて設けられる。
第1ロック機構41は、第1筐体カバー32が接触する筐体30の開口位置に配置される。第1ロック機構41は、例えば、ソレノイドであり、第1筐体カバー32をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な機構である。
第2ロック機構42は、第2筐体カバー33が接触する筐体30の開口位置に配置される。第2ロック機構42は、例えば、ソレノイドであり、第2筐体カバー33をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な機構である。
第1インターロックスイッチ51は、第1筐体カバー32が接触する筐体30の開口部分に配置される。具体的には、第1インターロックスイッチ51は、筐体30の開口部分のうち、第1筐体カバー32との対向位置に配置され、第1筐体カバー32によって押圧可能な位置に配置される。第1インターロックスイッチ51は、例えば、ボタン式のスイッチであり、押圧が解除されることで電気信号を蓄電装置10に送信可能に構成される。
第2インターロックスイッチ52は、第2筐体カバー33が接触する筐体30の開口部分に配置される。具体的には、第2インターロックスイッチ52は、筐体30の開口部分のうち、第2筐体カバー33との対向位置に配置され、第2筐体カバー33によって押圧可能な位置に配置される。第2インターロックスイッチ52は、例えば、ボタン式のスイッチであり、押圧が解除されることで電気信号をPCSユニット20に送信可能に構成される。
次に、本実施形態に係る蓄電システム1の動作について説明する。
(第1状態)
第1状態において、運転制御部74は、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をロック状態にする。即ち、運転制御部74は、ロック動作部73に対して、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をロック状態にする信号を送信する。ロック動作部73は、運転制御部74から第1ロック機構41及び第2ロック機構42をロック状態にする信号を受けて、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をロック状態に維持する。これにより、第1筐体カバー32及び第2筐体カバー33のそれぞれは、第1ロック機構41及び第2ロック機構42によりロックされ開閉不能な状態となる。したがって、第1インターロックスイッチ51及び第2インターロックスイッチ52は、押下された状態のまま維持される。
(第2状態及び第3状態)
第2状態及び第3状態において、運転制御部74は、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をアンロック状態にする。即ち、運転制御部74は、ロック動作部73に対して、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をアンロック状態にする信号を送信する。ロック動作部73は、運転制御部74から第1ロック機構41及び第2ロック機構42をアンロック状態にする信号を受けて、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をアンロック状態に維持する。これにより、第1筐体カバー32及び第2筐体カバー33は、開閉可能な状態となる。
第1筐体カバー32が開放されることで、第1インターロックスイッチ51の押下が解除される。これにより、第1インターロックスイッチ51は、インターロックの解除を示す信号を運転制御部74に送信する。運転制御部74は、第1インターロックスイッチ51の解除を示す信号を受けて、蓄電装置10の動作を制御する。具体的には、運転制御部74は、蓄電用主回路12を遮断する。即ち、運転制御部74は、第1リレースイッチ14を遮断する。
第2筐体カバー33が開放されることで、第2インターロックスイッチ52の押下が解除される。これにより、第2インターロックスイッチ52は、インターロックの解除を示す信号を運転制御部74に送信する。運転制御部74は、第2インターロックスイッチ52の解除を示す信号を受けて、PCSユニット20の動作を制御する。具体的には、運転制御部74は、PCS用主回路21を遮断する。即ち、運転制御部74は、第2コンバータ22、第1インバータ24、及び第1リレースイッチ14を停止する。また、運転制御部74は、ファン60の動作を停止する。
以上の第3実施形態に係る発電システムによれば、上記(1)の効果に加え、以下の効果を奏する。
(6)筐体カバー31について、蓄電装置に外部からアクセス可能な第1筐体カバー32と、パワーコンディショナーユニットに外部からアクセス可能な第2筐体カバー33と、を含み構成した。また、ロック機構40について、第1筐体カバー32をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な第1ロック機構41と、第2筐体カバー33をロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能な第2ロック機構42と、を含み構成した。そして、制御部70が、蓄電装置10の運転状況に基づいて、第1ロック機構41及び第2ロック機構42の状態を切り替えるようにした。これにより、第1筐体カバー32及び第2筐体カバー33の開放により、蓄電装置10及びPCSユニット20の一部の回路が遮断する。したがって、筐体30の外部から蓄電装置10及びPCSユニット20にアクセスしてメンテナンスする際に、安全性を向上することができる。
(7)蓄電システム1が、第1筐体カバー32の開放に応じて動作する第1インターロックスイッチ51を更に含み、制御部70が、第1インターロックスイッチ51が動作した場合に、蓄電装置10の一部の回路を遮断するようにした。これにより、第1筐体カバー32の開放により、蓄電装置10の一部の回路が遮断する。したがって、筐体30の外部から蓄電装置10にアクセスしてメンテナンスする際に、安全性を向上することができる。
(8)蓄電装置10について、蓄電池11に接続され、蓄電池11を充放電する蓄電用主回路12を含んで構成し、制御部70が、少なくとも蓄電用主回路12を遮断するようにした。これにより、メンテナンス時において、蓄電装置10において、蓄電池11によって充電されている回路を減少させることができる。したがって、メンテナンス時における安定性をより向上することができる。
(9)蓄電システム1について、第2筐体カバー33の開放に応じて動作する第2インターロックスイッチ52を更に含み構成した。また、制御部70が、第2インターロックスイッチ52が動作した場合に、パワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)の一部の回路を遮断するようにした。これにより、第2筐体カバー33の開放により、PCSユニット20の一部の回路が遮断する。したがって、筐体30の外部からPCSユニット20にアクセスしてメンテナンスする際に、安全性を向上することができる。
(10)制御部70が、商用電源130及び発電装置100からの電力供給が得られない場合であって、蓄電装置10から負荷機器142に電力を供給している場合に、第1ロック機構41及び第2ロック機構42をロック状態で維持するようにした。これにより、蓄電装置10から負荷機器142への電力供給を維持することができるので、電力を安定供給することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る蓄電システム1について説明する。
第4実施形態に係る蓄電システム1では、運転制御部74が、第2インターロックスイッチ52が動作した場合に、蓄電装置10を停止させるとともに、PCSユニット20に、商用電源130又は発電装置100から負荷機器141,142に電力供給させる点で、第3実施形態と異なる。
運転制御部74は、第1コンバータ13及び第1リレースイッチ14を停止させる。具体的には、運転制御部74は、第1リレースイッチ14を停止させた後、第1コンバータ13を停止させる。これにより、運転制御部74は、蓄電装置10からPCSユニット20への給電を停止する。また、運転制御部74は、第2コンバータ22、第1インバータ24、及び第2リレースイッチ25を接続した状態に維持する。
以上説明した第4実施形態の蓄電システム1によれば、上記(7)の効果に加え、以下のような効果を奏する。
(11)制御部70が、第2インターロックスイッチ52が動作した場合に、蓄電装置10を停止させるとともに、パワーコンディショナーユニット(PCSユニット20)に、商用電源130又は発電装置100から負荷機器141,142に電力供給させるように構成した。これにより、蓄電装置10を停止しつつも、発電装置100又は商用電源130から負荷機器141,142に電力を供給できる。したがって、メンテナンス時の安全性を向上しつつ、負荷機器141,142への電力の安定供給もすることができる。
次に、本発明の第5実施形態に係る蓄電システム1について説明する。
第5実施形態に係る蓄電システム1では、運転制御部74が、第1インターロックスイッチ51が動作した場合に、PCSユニット20を停止させる点で、第3及び第4実施形態と異なる。
運転制御部74は、第2コンバータ22、第3コンバータ23、及び第2リレースイッチ25を停止させる。具体的には、運転制御部74は、第2コンバータ22、第3コンバータ23、及び第2リレースイッチ25を停止させた後、制御用電源26を停止させる。これにより、運転制御部74は、PCSユニット20を停止させる。
以上の第5実施形態に係る蓄電システム1によれば、以下の効果を奏する。
(12)運転制御部74が、第1インターロックスイッチ51が動作した場合に、PCSユニット20を停止させるようにした。これにより、PCSユニット20をメンテナンスする際の安全性を確保することができる。また、制御用電源26を最後に停止させるようにしたので、第2コンバータ22、第3コンバータ23、及び第2リレースイッチ25の停止動作を開始させた上で、制御部70の電源を停止することができる。したがって、PCSユニット20の停止動作の確実性を向上することができる。
以上、本発明の蓄電システムの好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、発電装置100は、PV100を一例として説明されたが、これに制限されない。例えば、発電装置100は、燃料電池等であってもよい。
また、上記実施形態において、制御部70は、蓄電装置10及びPCSユニット20のそれぞれに配置されたが、これに制限されない。制御部70は、PCSユニット20のみに配置され、蓄電装置10及びPCSユニット20のそれぞれを制御するように構成されてもよい。
また、上記実施形態において、運転制御部74は、第3コンバータ23を停止するとして説明されたが、これに制限されない。運転制御部74は、制御部70を停止することで、PV100からの給電を停止するように制御してもよい。
また、上記実施形態において、取手34が、筐体カバーを開閉する際に用いられるとして例示されたが、これに制限されない。筐体カバーは、例えば、ビス止めで筐体に固定されていてもよい。筐体カバーは、ビスの取り外しによって、物理的に開閉可能な状態となってもよい。
1 蓄電システム
10 蓄電装置
11 蓄電池
12 蓄電用主回路
20 PCSユニット(パワーコンディショナーユニット)
21 PCS用主回路(パワーコンディショナー用主回路)
30 筐体
31 筐体カバー
32 第1筐体カバー
33 第2筐体カバー
40 ロック機構
41 第1ロック機構
42 第2ロック機構
50 インターロックスイッチ
51 第1インターロックスイッチ
52 第2インターロックスイッチ
70 制御部
80 リモートコントローラ
100 発電装置(PV)
130 商用電源
141,142 負荷機器

Claims (3)

  1. 蓄電池を有する蓄電装置と、
    前記蓄電装置、商用電源、及び発電装置から負荷機器に供給される電力を制御するパワーコンディショナーユニットと、
    前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットを収容する筐体であって、外部から内部へのアクセスを保護する開閉可能な筐体カバーを有する筐体と、
    前記筐体カバーをロック状態及びアンロック状態のいずれか一方に切替可能なロック機構と、
    前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットのそれぞれを制御するとともに、前記ロック機構の動作を制御する制御部であって、前記蓄電装置及び前記パワーコンディショナーユニットの運転状況に基づいて、前記ロック機構の状態を切り替える制御部と、
    前記筐体カバーの開放に応じて動作するインターロックスイッチと、
    を備え、
    前記制御部は、前記インターロックスイッチが動作した場合に、前記蓄電装置の少なくとも一部の回路と前記パワーコンディショナーユニットの少なくとも一部の回路とを遮断して前記蓄電装置を停止させるとともに、前記パワーコンディショナーユニットに、前記商用電源又は前記発電装置から前記負荷機器に電力供給させる蓄電システム。
  2. 前記蓄電装置は、
    前記蓄電池に接続され、前記蓄電池を充放電する蓄電用主回路を備え、
    前記パワーコンディショナーユニットは、少なくとも前記蓄電用主回路を負荷機器に接続するパワーコンディショナー用主回路を備え、
    前記制御部は、少なくとも前記蓄電用主回路及び前記パワーコンディショナー用主回路を遮断する請求項に記載の蓄電システム。
  3. 前記ロック機構のロック状態を解除可能なリモートコントローラを更に備える請求項1又は2に記載の蓄電システム。
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